JPH11232151A - アプリケーション処理装置 - Google Patents

アプリケーション処理装置

Info

Publication number
JPH11232151A
JPH11232151A JP3501498A JP3501498A JPH11232151A JP H11232151 A JPH11232151 A JP H11232151A JP 3501498 A JP3501498 A JP 3501498A JP 3501498 A JP3501498 A JP 3501498A JP H11232151 A JPH11232151 A JP H11232151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
processing
event
application
job
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3501498A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenori Enokido
重則 榎戸
Hiroshi Yoshihama
博 吉浜
Yumiko Kawade
弓子 川出
Motoyuki Osugi
基之 大杉
Kazufumi Maemura
和史 前村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP3501498A priority Critical patent/JPH11232151A/ja
Publication of JPH11232151A publication Critical patent/JPH11232151A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 C/Sシステムに於けるトランザクション処
理に際し、SQL操作による分散RDBのレスポンスタ
イムがRDA方式の採用を含め極めて遅い上、一旦障害
など異常が発生した場合、各レイア間のインターフェー
スが不明のためフィールドでの原因追求が困難であると
いう問題があった。 【解決手段】 クライアント・サーバシステムによるア
プリケーション処理装置に於いて、利用者との会話処理
を行う画面処理手段による画面操作イベントの発生を受
け、各画面対応のイベント処理を行うジョブエレメント
のイベント処理手段と、画面切替を伴う前記イベントの
条件に基づき、次に実行するジョブエレメント名と次に
表示する画面名を記憶する次処理記憶手段と、前記イベ
ントを次処理記憶手段により解析し、選択されたジョブ
エレメントを起動状態にすると共に前記画面処理手段に
次画面の表示指示を行う次画面表示指示手段とを備える
ことにより課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクライアント・サー
バシステムに於ける利用者ソフトの配置とその制御技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のパソコンに代表されるワークステ
ーションの高性能化に伴い、現在、ネットワークシステ
ムの構成は従来のホスト集中型処理からクライアント・
サーバシステム(以降C/Sシステムと呼称する)に見
られる様な分散型処理に移行しつつある。
【0003】また、各種データを格納するデータベース
(DB)に関しても、ネットワーク型のNDB(DB言
語はNDL)から関係型のRDB(DB言語はSQL)
に主流が移りつつある現況と言える。
【0004】企業などに於ける一般の業務処理システム
を構築する場合、前記のいずれの処理形態を採用するに
してもアプリケーションシステムは、次のような3層の
処理が必要となり、これ等各レイア間のアプリケーショ
ン・インターフェースを明確に確立して置くことが重要
である。即ち、アプリケーションは プレゼンテーション層(画面制御・処理層)・・ヒュ
ーマンインターフェースを実現する処理 アプリケーション層・・業務処理のロジック(処理手
順)を実現する処理 データベース層・・各種データを記憶管理する処理 により構成され、従来のホスト集中型処理では、これ等
をすべてホストで集中的に処理・管理しているため、例
えば画面(FORM) などもその都度ホストからワーク
ステーション(端末)へ通信回線を介して送信してい
た。
【0005】これがC/Sシステムの出現により、前記
の画面(FORM) データの記憶・管理などの制御を含
め、プレゼンテーション層の処理をクライアント側に受
け持たせるなど、クライアントとサーバに前記3層のレ
イアを如何に分担させるのが効率的か、最適なアプリケ
ーション・パーティショニングについて現在課題となっ
ている。
【0006】図6は、これ等の課題に対し現在主流とな
っているC/Sシステムの概念を図示したものである。
即ち、アプリケーションの全体を前記3層のレイアに分
けて表現した場合、クライアント側にはクライアントア
プリとしてプレゼンテーション層60とアプリケーショ
ン層61を分散配置し、サーバ側にはRDB62を中心
とするDBMS(DB Management System)63を各クライ
アントの共通資源として配置し、その間をISO、JI
S両規格のRDA(Remoto Database Access)64により
論理接続したものである。
【0007】尚、RDAはRDBを遠隔からSQLにて
操作するためのサービスとプロトコルであり、分散DB
の実現を可能とするものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】然るに、現在主流の前
記C/Sシステムに於いては、クライアント側のアプリ
ケーション開発に際し、4GLなどのツールを利用する
ことにより容易に作成することは可能であるが、運用上
のトランザクション処理に際し、SQL操作によるDB
MSからのレスポンスタイムがRDA方式の採用を含め
極めて遅い上、一旦障害など異常が発生した場合、各レ
イア間のインターフェースが不明のためフィールドでの
原因追求が困難であるという問題があった。
【0009】本発明はこのような点にかんがみて、C/
Sシステムに於ける各レイア間のアプリケーション・プ
ロトコル(アプリケーション・インターフェース)を単
純化することによりアプリケーション開発の生産性を向
上し、メンテナンスを容易にすると共にアプリケーショ
ンの特性に応じてアプリケーション・パーティショニン
グを最適化し、SQL操作によるレスポンス性能の向上
を図る手段を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題は下記の如く
に構成されたアプリケーション処理装置によって解決さ
れる。
【0011】図2は、本発明の構成図である。即ち、ク
ライアント・サーバシステムによるアプリケーション処
理装置に於いて、利用者との会話処理を行う画面処理手
段による画面操作イベントの発生を受け、各画面対応の
イベント処理を行うジョブエレメントのイベント処理手
段と、画面切替を伴う前記イベントの条件に基づき、次
に実行するジョブエレメント名と次に表示する画面名を
記憶する次処理記憶手段と、前記イベントを次処理記憶
手段により解析し、選択されたジョブエレメントを起動
状態にすると共に前記画面処理手段に次画面の表示指示
を行う次画面表示指示手段とを備えることにより、アプ
リケーション(ジョブ)の利用者画面処理とジョブエレ
メント処理が1対1に対応、単純化され、プログラムの
開発が容易となる上、ジョブエレメントの外部に次処理
記憶手段(ジョブの処理手順構成を予め登録したアプリ
構成ファイル)を設けることにより、アプリケーション
開発の共通部品化が可能となる。
【0012】また、C/Sシステムに於いて、ジョブエ
レメントからSQL操作によるRDBアクセスが直接ア
クセスモードで実現されるため、処理性能を大幅に向上
させることが出来る。
【0013】
【発明の実施の形態】先ず図1により本発明によるアプ
リケーション処理装置の概略構成を説明する。
【0014】クライアント・サーバシステムに於けるク
ライアントには、ソフト資源としてクライアントのハー
ドウエア及び配下の利用者処理プログラムを基本制御す
る、画面制御部などを含むOS(Operating System)
と、処理プログラムとして画面を通じて利用者との間で
会話処理を実現する画面処理プログラムが主に存在す
る。(その他磁気ディスクなどに記憶保存される画面デ
ータなども含む) 又サーバには、前記クライアントと同様にジョブ制御部
などを含むOSの他、各画面対応のイベント処理を行う
イベント処理手段と、画面切替を伴うイベントを後述の
次処理記憶手段により解析し、選択されたジョブエレメ
ントを起動状態にすると共に前記画面処理手段に次画面
の表示指示を行う次画面表示指示手段とを含むジョブエ
レメントと、画面切替を伴うイベントの条件に基づき、
次に実行するジョブエレメント名と次に表示する画面名
を記憶する次処理記憶手段としてのアプリ構成ファイ
ル、及び各種アプリケーションデータを格納するRDB
が主に存在する。尚、ジョブエレメントからのRDBア
クセス要求に対しては、OS機能の一部であるDBMS
経由で必要なRDBの直接アクセスが行われ、ジョブエ
レメント(以降、単にエレメントとも呼ぶ)とはジョブ
を構成する最小単位のプログラムの呼称である。
【0015】次にアプリケーション・ジョブを設計・構
築する場合のクライアントの画面構成とサーバのプログ
ラム構成の関係を図2を基に説明する。例えばアプリケ
ーション・ジョブとしてJOB−AとJOB−Bを想定
し、JOB−Aを開発する場合、クライアントの画面構
成としてFORM−1、FORM−2、FORM−3に
分けて画面展開する場合には、サーバのプログラム構成
として、これ等各画面に対応させてJOB−Aをエレメ
ント−1、エレメント−2、エレメント−3に分割して
開発するもので、開発に当たっては各FORM/エレメ
ント単位でテストまで行うことが可能で極めて効率的に
開発出来る。そしてJOB−Aの実行に際しては、これ
等FORMとエレメントを同期させて実行する様にコン
トロールするものである。
【0016】同様にJOB−Bが前記のFORM−1と
FORM−3を使用した画面展開のジョブの場合には、
これ等各画面に対応したサーバのプログラムは前記JO
B−Aで開発したエレメント−1とエレメント−3を流
用することが可能である。
【0017】この場合プログラムの修正を全く伴わず流
用化するため、画面展開順序(エレメントの起動順序)
を後述のアプリ構成ファイル上に外部パラメータ化し、
エレメントの流用に当たっては、このアプリ構成ファイ
ル上にパラメータを追加登録するだけで良く、画面及び
エレメント(プログラム)の部品化、共用化を極めて容
易に行うことが出来る。
【0018】図3は、この画面展開順序(エレメントの
起動順序)を外部パラメータ化したアプリ構成ファイル
の内容を示したもので、ジョブ名、エレメント名、条件
1、条件2、次エレメント名、次FORM名から構成さ
れている。
【0019】そして、現在起動しているジョブエレメン
トは、自己のジョブ名、エレメント名、及びイベントの
識別子、即ちイベント番号(後述の条件1、条件2の内
容に対応する)をキーとして当アプリ構成ファイルを読
み込み、次エレメント名と次FORM名を認知し、当該
エレメントを起動状態にすると共に、当該FORM名の
表示指示をクライアントの画面処理プログラムに対して
行うものである。
【0020】尚、イベント番号はアプリケーション上で
発生するイベントに対し任意に設定して良い。図3の
、は図2に例示したJOB−A、はJOB−Bに
ついてのアプリ構成ファイルの内容を例示したもので、
は現在起動しているジョブエレメント、即ち、JOB
−Aのレメント−1がクライアントの画面処理プログラ
ムからイベント番号「E012」を受信し、これを画面
切替(エレメント切替でもある)のイベントと判断した
場合には、ジョブ名「JOB−A」、エレメント名「エ
レメント−1」、及び前記条件1「E012」をキーと
してアプリ構成ファイルの内容を読み込み、次のエレメ
ント−2を起動状態にすると共に、FORM−2の表示
指示を前述クライアントの画面処理プログラムに対して
行うことを意味している。
【0021】同様にはJOB−Aのエレメント−2が
画面切替のイベント番号「E013」を受信した場合、
JOB−A、エレメント−2、及び「E013」をキー
としてアプリ構成ファイルの内容を読み込み、次のエレ
メント−3を起動状態にすると共に、FORM−3の表
示指示をクライアントの画面処理プログラムに行うもの
である。
【0022】又、はJOB−Bのエレメント−1が画
面切替のイベント番号「E012」を受信した場合、J
OB−B、エレメント−1、及び「E012」をキーと
してアプリ構成ファイルの内容を読み込み、次のエレメ
ント−3を起動状態にすると共に、FORM−3の表示
指示をクライアントの画面処理プログラムに行うもので
ある。
【0023】尚、アプリ構成ファイルの条件1、条件2
欄の内容は、クライアントの画面処理プログラムから利
用者による各種イベント発生を通知する識別子、即ちイ
ベント番号を条件として予めセットして置くもので、キ
ーとして与えられたイベント番号が条件1、条件2に一
致した場合、次欄以降に予め記述されたアクション、即
ち本例の場合には「次エレメント名」、「次FORM
名」に作用するものである。
【0024】従って、本例では条件1を画面切替(エレ
メント切替)を伴うイベントに対応させ、条件2は未使
用であるが、条件2を画面切替など伴わないイベント種
に対応させて、例えばアプリ構成ファイルの「次エレメ
ント名」と「次FORM名」を「DB名」と「検索キ
ー」に替えるなど、条件1、条件2欄は、利用者により
発せられる各種イベントに対応した識別子に対し、何れ
の意味づけ(アクション)に利用しても良い。また、イ
ベントの発生は、キーボード上のファンクションキー操
作或いはマウスのクリック操作など何れであっても差し
支えない。
【0025】続いて画面切替(エレメント切替)に於け
るクライアントとサーバ間のアプリケーション・プロト
コルついて図4(1)をもとに説明する。先ず、利用者
の画面操作によるイベント発生によりクライアントの画
面処理プログラムからイベント情報(データが存在す
る場合はデータも含む)がサーバへ送信され、サーバの
ジョブエレメントはこのイベント情報が何れの端末から
のものであるかを認識し、当該端末からのイベント情
報を受信する。
【0026】次に当該ジョブ名、エレメント名、イベ
ント番号をキーとしてアプリ構成ファイルを読み込み、
当イベント番号に対応する次エレメント名のプログラ
ムを起動状態にすると共に、当該端末への表示指示とし
て次FORM名をクライアントの画面処理プログラムへ
送信する。
【0027】クライアントの画面処理プログラムは次
FORM名を受信した後、指定の次FORMへ画面切
替を行い、その画面切替の完了情報をサーバへ送信
し、サーバの前記起動状態にあるジョブエレメントは
この画面切替の完了情報を受信し、始めてクライアント
とサーバの両アプリケーションプログラム間の同期が取
れたことになり、ジョブエレメントの起動が開始され
る。
【0028】尚、この時の両プログラム間での情報授受
形式及びその主な内容は図4(2)の如くである。即ち
授受される情報は、端末IDを始め、ジョブID、イベ
ント番号、FORM名(ID)及び指示/完了などの制
御情報を含む制御部と、入力データ、表示データなどの
データ部とから成っており、必要な項目がセットされデ
ータ授受が行われる。
【0029】次にこれ等アプリケーション・プロトコル
に従って画面展開がジョブエレメントと同期を取りなが
ら如何に行われるか、受注業務処理を例に図5により説
明する。尚、説明に当たっては、受注業務処理の初期画
面は既に立ち上がっており、又、アプリ構成ファイルの
内容は予め画面展開に沿ってセットされているものとす
る。
【0030】先ず、クライアントの受注業務処理の初期
画面(FM−1)に於いて各種のジョブの中から、例え
ば「受注照会ジョブ」をマウスクリックなどで選択する
と、そのイベントに対応するイベント番号「E02」が
クライアントの画面処理プログラムからサーバの初期画
面処理を行うエレメント−1(以降エレメントをELと
も記す)へ送信される。「E02」を受信したEL−1
はジョブ名「受注照会」、エレメント名「EL−1」、
条件1「E02」をキーとして、アプリ構成ファイルを
検索し、の内容を読み込み、次エレメントであるEL
−2を起動状態にすると共に、次FORM名の識別子で
ある「FM−2」を画面切替指示としてクライアントへ
送信する。
【0031】「FM−2」を受信した画面処理プログラ
ムは受注照会画面(FM−2)に画面切替を行い、表示
完了情報を受注照会処理を行うEL−2に送信する。表
示完了情報を受信したEL−2は、本例の場合、クライ
アントへの画面表示データが無いため、その旨の制御情
報のみをクライアントへ送信し、サーバのEL−2は次
のイベント待ちとなる。
【0032】次に受注照会画面に於いて、「受注番号」
による照会をクリックなどで選択すると、そのイベント
に対応するイベント番号「E01」がクライアントの画
面処理プログラムからサーバの受注照会処理を行うEL
−2へ送信される。「E01」を受信したEL−2は前
記の場合と同様にジョブ名「受注照会」、エレメント名
「EL−2」、条件1「E01」をキーとして、アプリ
構成ファイルを検索し、の内容を読み込み、次エレメ
ントであるEL−3を起動状態にすると共に、次FOR
M名の識別子である「FM−3」を画面切替指示として
クライアントへ送信する。
【0033】「FM−3」を受信した画面処理プログラ
ムは受注番号照会画面(FM−3)に画面切替を行い、
表示完了情報を受注番号照会処理を行うEL−3に送信
する。表示完了情報を受信したEL−3は、前記同様、
画面表示データが無いため、その旨の制御情報のみをク
ライアントへ送信し、サーバのEL−3は次のイベント
待ちとなる。
【0034】次に受注番号照会画面に於いて、必要な受
注番号をキーボードなりから入力した後、当該受注番号
の明細を照会したい場合には、下段の「明細」をクリッ
クなどで選択すると、そのイベントに対応するイベント
番号「E01」と、先に入力された受注番号データがク
ライアントの画面処理プログラムからサーバの受注番号
照会処理を行うEL−3へ送信される。「E01」を受
信したEL−3は前記の場合と同様にジョブ名「受注照
会」、エレメント名「EL−3」、条件1「E01」を
キーとして、アプリ構成ファイルを検索し、の内容を
読み込み、次エレメントであるEL−4を起動状態にす
ると共に、次FORM名の識別子である「FM−4」を
画面切替指示としてクライアントへ送信する。
【0035】「FM−4」を受信した画面処理プログラ
ムは受注明細画面(FM−4)に画面切替を行い、表示
完了情報を受注明細処理を行うEL−4に送信する。表
示完了情報を受信したEL−4は、当該受注番号の明細
データをDBMS経由で該当するRDBを検索し、その
検索結果を画面表示データとしてクライアントへ送信
し、サーバのEL−4は次のイベント待ちとなる。
【0036】画面表示データを受信した画面処理プログ
ラムは、例えば得意先別の商品コード、数量などの受注
データを表示フォーマットに従って表示し、後に下段の
「戻る」をクリックなどで選択すると、そのイベントに
対応するイベント番号「E01」がクライアントの画面
処理プログラムからサーバの受注明細処理を行うEL−
4へ送信される。「E01」を受信したEL−4は前記
の場合と同様にジョブ名「受注照会」、エレメント名
「EL−4」、条件1「E01」をキーとして、アプリ
構成ファイルを検索し、の内容を読み込み、次エレメ
ントであるEL−2を起動状態にすると共に、次FOR
M名の識別子である「FM−2」を画面切替指示として
クライアントへ送信し、前記受注照会画面へ画面切替さ
れる。
【0037】この様にジョブの各画面処理と、その画面
に対応するジョブエレメント処理が1対1で同期しなが
ら処理が遂行されるものであり、本実施例では、前記受
注業務処理の例の様に、複数のクライアントからの受注
データをサーバ側のRDBで共有し、集中管理するよう
な場合を前提に、クライアント側でジョブの各画面処理
を、またサーバ側でジョブのロジック処理を伴う各エレ
メント処理(RDBの直接アクセスを含む)を行うこと
で記述したが、各クライアント間でデータの共有化を必
要としないジョブにあっては、本アプリケーション・プ
ロトコルをその儘適用し、サーバ側のジョブエレメント
処理をクライアント側へ配置し、クライアント側でジョ
ブ画面処理とジョブエレメント処理とを動作させること
も可能である。この事により、アプリケーションの特性
に応じてアプリケーション・パーティショニングを最適
化し、SQL操作によるRDBの直接アクセスによりレ
スポンス性能の大幅な向上を図ることが出来る。
【0038】尚、本発明に於けるコンピュータ処理は、
コンピュータプログラムにより当該コンピュータの主記
憶装置上で実行されるが、このコンピュータプログラム
の提供形態は、当該コンピュータに接続された補助記憶
装置をはじめ、フロッピーディスクやCD−ROM等の
可搬型記憶装置やネットワーク接続された他のコンピュ
ータの主記憶装置及び補助記憶装置等の各記録媒体に格
納されて提供されるもので、このコンピュータプログラ
ムの実行に際しては、当該コンピュータの主記憶装置上
にローディングされ実行されるものである。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、アプリケーションの各レイア間のアプリケーシ
ョン・プロトコル(アプリケーション・インターフェー
ス)を画面とエレメント間で1対1に対応付けシンプル
にすることにより、容易なアプリケーション開発とその
資産流用、メンテナンスを可能とすると同時に、アプリ
ケーション毎のRDB特性、即ち当該RDBが各クライ
アントの共通資源として利用されるアプリケーションで
は、アプリケーション層とデータベース層をサーバ側に
配置、また当該RDBがクライアントに固有なアプリケ
ーションであれば同一プロトコルで、アプリケーション
層とデータベース層を当該クライアント側に配置するな
ど、アプリケーションの特性に応じてアプリケーション
・パーティショニングを最適化することにより、大幅な
レスポンス性能の向上が図れるという著しい工業的効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるアプリケーション処理装置の構
成図
【図2】 アプリケーションのクライアント画面構成と
サーバプログラム構成の関係説明図
【図3】 アプリ構成ファイルの内容
【図4】 画面切替(エレメント切替)のアプリケーシ
ョン・プロトコル説明図
【図5】 受注業務処理に於ける画面展開例
【図6】 従来のC/Sに於けるアプリケーション・パ
ーティショニング概念図
【符号の説明】
60 プレゼンテーション層 61 アプリケーション層 62 RDB 63 DBMS 64 RDA
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川出 弓子 東京都港区西新橋三丁目25番33号 株式会 社富士通東京システムズ内 (72)発明者 大杉 基之 東京都港区西新橋三丁目25番33号 株式会 社富士通東京システムズ内 (72)発明者 前村 和史 東京都港区西新橋三丁目25番33号 株式会 社富士通東京システムズ内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアント・サーバシステムによるア
    プリケーション処理装置に於いて、 利用者との会話処理を行う画面処理手段による画面操作
    イベントの発生を受け、各画面対応のイベント処理を行
    うジョブエレメントのイベント処理手段と、 画面切替を伴う前記イベントの条件に基づき、次に実行
    するジョブエレメント名と次に表示する画面名を記憶す
    る次処理記憶手段と、 前記イベントを次処理記憶手段により解析し、選択され
    たジョブエレメントを起動状態にすると共に前記画面処
    理手段に次画面の表示指示を行う次画面表示指示手段
    と、を備えたことを特徴とするアプリケーション処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記画面処理手段をクライアントで実現
    し、イベント処理手段、次処理記憶手段及び次画面表示
    指示手段をサーバで実現することを特徴とする請求項1
    記載のアプリケーション処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2のサーバに於けるイベント処理
    手段、次処理記憶手段及び次画面表示指示手段の一部を
    ジョブ単位でクライアントで実現することを特徴とする
    アプリケーション処理装置。
  4. 【請求項4】 クライアント・サーバシステムにアプリ
    ケーション処理を行わせるプログラムを記録した記録媒
    体であって、 利用者との会話処理を行う画面処理手段による画面操作
    イベントの発生を受け、各画面対応のイベント処理を行
    うジョブエレメントのイベント処理手段と、 画面切替を伴う前記イベントの条件に基づき、次に実行
    するジョブエレメント名と次に表示する画面名を記憶さ
    せる次処理記憶手段と、 前記イベントを次処理記憶手段により解析し、選択され
    たジョブエレメントを起動状態にすると共に前記画面処
    理手段に次画面の表示指示を行う次画面表示指示手段
    と、を実現させることを特徴とするプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP3501498A 1998-02-17 1998-02-17 アプリケーション処理装置 Pending JPH11232151A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3501498A JPH11232151A (ja) 1998-02-17 1998-02-17 アプリケーション処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3501498A JPH11232151A (ja) 1998-02-17 1998-02-17 アプリケーション処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11232151A true JPH11232151A (ja) 1999-08-27

Family

ID=12430227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3501498A Pending JPH11232151A (ja) 1998-02-17 1998-02-17 アプリケーション処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11232151A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010073093A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Toshiba Corp リッチクライアント型Webアプリケーションシステム、構築用フレームワークおよび構築方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010073093A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Toshiba Corp リッチクライアント型Webアプリケーションシステム、構築用フレームワークおよび構築方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8046701B2 (en) Peer to peer gesture based modular presentation system
JPH01259447A (ja) データ処理方法
JPH0434172B2 (ja)
JPH11143883A (ja) データアイテム表示方法及び表示装置、データアイテムの表示を制御するプログラムを格納した記憶媒体
JPH0225919A (ja) ウインドー表示装置
US6611877B2 (en) System and method for aggregating registration of entities for notifications of events
US11860832B2 (en) Custom columns for static logical models
US9727624B2 (en) Active replication with generic conflict detection and resolution (CDR)
JPH0227421A (ja) データ入力方法
Wu et al. On scheduling inclined jobs on multiple two-stage flowshops
JPS60258667A (ja) 対話型計算機システムの制御方法
JPH11232151A (ja) アプリケーション処理装置
JP3449256B2 (ja) クライアント/サーバアプリケーション作成方法及びその装置並びに情報記録媒体
JPH09190412A (ja) 複数の情報処理装置によるプログラム共有処理方法およびシステム
JPS62123539A (ja) ワ−クステ−シヨンからのホストキヤビネツトアクセス方式
WO2023053483A1 (ja) Vr空間管理装置及びvr空間管理方法
US5819253A (en) Database retrieval system having a plurality of independent input modes for database retrieval conditions
JP2002117195A (ja) スケジュール管理装置,及びスケジュール管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP3534359B2 (ja) 複数のディスプレイ・セッションをサポートする装置、方法およびコンピュータ・システム
JPH10301692A (ja) データ処理装置および方法、情報記憶媒体
JPH01140261A (ja) オンラインシステム
JPH09134267A (ja) グラフィカル・ユーザ・インタフェース装置
JPH03220658A (ja) 利用者支援情報表示装置
JPH01187632A (ja) 分散データベース管理システムの問合せ処理方式
JPH11212699A (ja) データ入力処理システム、方法及び記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050726

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051122