JPH11231854A - 画像表示方法及び装置 - Google Patents

画像表示方法及び装置

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JPH11231854A
JPH11231854A JP10028592A JP2859298A JPH11231854A JP H11231854 A JPH11231854 A JP H11231854A JP 10028592 A JP10028592 A JP 10028592A JP 2859298 A JP2859298 A JP 2859298A JP H11231854 A JPH11231854 A JP H11231854A
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Japan
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refresh rate
time
display
screen
image display
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JP10028592A
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Atsuko Ando
敦子 安藤
Morihito Rokuta
守人 六田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 描画する画像の描画処理性能にあわせて、デ
ィスプレイのリフレッシュレート値が最適な値に自動的
に設定されるようにする。 【解決手段】 グラフィックス制御部126でフレーム
メモリ124への書き込みに要した時間(描画処理時
間)を算出する。この結果をリフレッシュレート修正要
否の判定に用いる。リフレッシュレート処理部127で
リフレッシュレートの変更が必要な状態を複数回検出し
たか否かを判定する。検出した場合、リフレッシュレー
ト処理部127ではリフレッシュレートを下方修正また
は上方修正する。これにより、ディスプレイ描画性能が
最適になるようにリフレッシュレートが設定されるの
で、ディスプレイ131の描画性能の劣化が防止され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像表示方法及び
装置に関し、特に、リフレッシュレートの変更が可能な
ラスタスキャン形ディスプレイに画像表示を行うための
画像表示方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータのラスタスキャン形ディス
プレイ端末(ディスプレイ部。以下、単にディスプレイ
と称す)においては、画面のちらつきを防止する手段と
して主にノンインターレース方式が用いられ、1秒間に
数十回の単位で画面の書き換え(リフレッシュ)が行わ
れる。リフレッシュの頻度(リフレッシュレート)は、
ヘルツ(Hz)で表され、数値が高いほど目にちらつき
を感じさせない。リフレッシュレートは、ディスプレイ
(CRT等)の性能やコンピュータに搭載されているビ
デオチップの性能と密接な関係がある。このリフレッシ
ュレートの変更は、コンピュータのディスプレイドライ
バのユーティリティ・プログラムによって設定(変更)
することができる。
【0003】従来、リフレッシュレートの設定は、コン
ピュータのOS(オペレーティング・システム)が、例
えば、マイクロソフト社の「Windows NT」(登録商標)
の場合、ユーザーがコントロールパネルを開き、“画
面”アイコンから設定メニューを起動し、表示されたリ
フレッシュレートの一覧(例えば、60Hz、70H
z、75Hz等)の中から任意の値を選択するという手
順で行われていた。ディスプレイに画像を表示する場
合、画像データをフレームメモリの表面及び裏面に順番
に書き込みを行い、このフレームメモリから画像データ
を順番に読み出してディスプレイに転送する。フレーム
メモリの表面と裏面の切替は、その裏面にデータ書き込
みが終了したあと、フレームメモリの表面のデータをデ
ィスプレイに送信し終わったタイミングで同期をとって
行われる。例えば、ディスプレイのリフレッシュレート
を70Hzに設定し、70Hz未満、すなわち1/70
秒未満の間隔で表示画像のフレームメモリへの書き込み
が完了する程度のデータを描画する場合、画像表示は7
0Hzの性能で行われる。
【0004】従来の画像表示方式として、特開昭59−
7396号公報があり、ストローク情報を表示するのに
要する時間が最小リフレッシュ時間々隔を越えるとき、
ストローク情報に対する最小リフレッシュ時間々隔を延
長し、ストロークベクトルディスプレイのリフレッシュ
レートを可変し、ディスプレイ表示の欠落を防止してい
る。また、他の従来の画像表示方式として、特開平5−
122683号公報があり、符号化器での情報発生量に
より、蓄積媒体への書き込み速度に応じた情報発生量を
得、これを周期リフレッシュ制御部にフィードバック
し、周期リフレッシュの周期を可変にし、可変長符号化
器における情報発生量を平均化する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
において、表示する画像によっては、ユーザー設定値が
表示性能に悪影響を及ぼす場合がある。つまり、複雑な
3次元画像など、描画に際して多数の演算処理を必要と
するデータの表示の場合、1画面分のデータ生成には相
応の時間がかかる。このため、フレームメモリへの書き
込みが完了するまでの時間が1/70秒を若干超えるデ
ータの場合、フレームメモリのデータ送信終了のタイミ
ングでは裏面の書き込みが終了しておらず、切替ができ
ないという現象が2回に1度の割合で発生する。このた
め、実際には70Hz弱の描画性能を出せるにもかかわ
らず、ディスプレイへ同じフレームメモリの内容を2回
表示してから切替が行われるため、見かけ上の表示性能
が70Hzの半分の35Hzになる。このような現象
は、リアルタイムで3次元画像表示を行う場合、描画性
能の劣化という形で現れるが、従来、コンピュータ側及
びディスプレイにおける有効な解決策は存在しなかっ
た。このため、ユーザーが、動作させるアプリケーショ
ン毎に最適なリフレッシュレートを探し出して設定する
という方法で対処していた。なお、特開昭59−739
6号公報は、ストロークベクトルディスプレイを対象に
しており、ラスタースキャンには適用できない。また、
特開平5−122683号公報は、符号化のためのリフ
レッシュ通信量を少なくすることを目的としており、画
像表示を対象にしたものではない。
【0006】本発明は、上記した従来の問題を解決する
もので、画像の表示性能を常に最適な値に保つことので
きる画像表示方法及び装置を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定のリフレ
ッシュレート値により表示動作を行うラスタスキャン形
ディスプレイの画像表示方法において、出力中の画像の
描画処理時間と、リフレッシュレート値から算出した1
画面の出力時間とに基づいて前記リフレッシュレート値
を修正することを特徴とする画像表示方法を開示する。
【0008】更に本発明は、前記修正が、下方修正か上
方修正かのいずれかとし、前記描画処理時間が前記1画
面の出力時間を越えるときに下方修正を行い、前記1画
面の出力時間が前記描画処理時間以上のときに上方修正
を行うことを特徴とする請求項1記載の画像表示方法を
開示する。
【0009】更に本発明は、所定のリフレッシュレート
値により表示動作を行うラスタスキャン形ディスプレイ
部と、出力中の画像の描画処理時間とリフレッシュレー
ト値に基づいて算出した1画面の出力時間とに基づいて
前記ディスプレイ装置リフレッシュレート値を下方修正
または上方修正する処理手段を有することを特徴とする
画像表示装置を開示する。
【0010】更に本発明は、前記描画処理時間が前記1
画面の出力時間を超えるときに下方修正を行い、前記1
画面の出力時間が前記描画処理時間以上のときに上方修
正を行う上記処理手段を備えたことを特徴とする請求項
3記載の画像表示装置を開示する。
【0011】更に本発明は、前記描画処理時間が複数回
の判定にわたって連続して減少或いは増加したことをも
って前記リフレッシュレートの修正を開始する前記処理
手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の画像表示
装置を開示する。
【0012】更に本発明は、前記描画処理時間の増加傾
向の判定は、前記減少傾向の判定よりも判定回数を多く
することを特徴とする請求項5記載の画像表示装置を開
示する。
【0013】この構成によれば、リフレッシュレートの
変更の要否が、出力中の画像の描画処理時間とリフレッ
シュレート値から算出した1画面の出力時間を比較した
結果に基づいてディスプレイの描画性能が最良にするリ
フレッシュレートが自動的に設定される。この結果、画
像の表示性能を常に最適な値に保つことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明に係る画像表示方式
の構成を示すブロック図である。図1において、101
はCPU、111はCPU101に接続された主メモ
リ、121はシステムバス161を介してCPU101
に接続されたグラフィックス処理部、141はシステム
バス161に接続されたハードディスク装置や光磁気デ
ィスク(MO)装置等を用いた外部記憶装置、151は
システムバス161に接続された入力コントローラであ
る。グラフィックス処理部121にはラスタスキャン形
ディスプレイ131が接続され、入力コントローラ15
1にはキーボード152及びマウス153が接続されて
いる。グラフィックス処理部121は、大別して、描画
処理部122と、表示処理部128から構成される。描
画処理部122は、制御回路123、フレームメモリ1
24、プライベートメモリ125、グラフィックス制御
部126、及びリフレッシュレート処理部127を備え
て構成されている。また、表示処理部128はレジスタ
129を備えている。
【0015】CPU101は、主メモリ111に格納さ
れているアプリケーション112を実行する。アプリケ
ーション112は、CPU101に描画処理要求を出す
ことにより、グラフィックス処理部121に画像表示を
指示することができる。グラフィックス処理部121の
制御回路123は、プライベートメモリ125に格納さ
れたプログラムを起動させ、グラフィックス制御部12
6およびリフレッシュレート処理部127を実行させ
る。制御回路123はアプリケーション112からの画
像表示要求に応じて描画処理を実行し、その結果をフレ
ームメモリ124に書き込む。ディスプレイ131で表
示を行うとき、画像データはフレームメモリ124から
読み出され、表示処理部128でD/A変換された後、
ディスプレイ131に出力される。
【0016】図2は本発明の画像表示における画像表示
処理を示す機能ブロック図である。アプリケーション1
12が描画要求201を発行すると、この描画要求20
1はグラフィックス処理部121に送られる。グラフィ
ックス処理部121の制御回路123は、描画する画像
の座標変換、シェーディング処理、テクスチャ処理等の
演算処理211を実行する。その後、処理結果をフレー
ムメモリ124に書き込む書込み処理212を実行し、
アプリケーション112に制御の実行を戻す。ついで、
アプリケーション112が出力要求202を発行する
と、描画処理部122によるフレームメモリ124の表
/裏を切り替えるためのフレームメモリ表/裏切替処理
213が行われ、ディスプレイタイミングと同期をとり
ながら、描画したフレームメモリ124を表側にする設
定が行われる。このフレームメモリ124の表側から、
表示処理部128により画像データが取り出される。表
示処理部128はD/A変換処理221を実行し、変換
して得たアナログ画像データをディスプレイ131へ送
信する。アナログ画像データを受信したディスプレイ1
31は、表示を実行する。
【0017】図3は表示処理部128のレジスタ129
に格納された設定情報のテーブル内容を示す。レジスタ
129には、グラフィックス処理部121で設定可能な
解像度301、リフレッシュレート302からなる一
覧、および、現在の設定値303が格納されている(図
中の640×480〜1200×1600は、解像度を
示す縦×横のドット数である)。解像度を決定すること
により、設定可能なリフレッシュレートの範囲が決定
し、その範囲でリフレッシュレートの変更を行うことが
できる。例えば、図3の例では、解像度「1024×7
68」が決定されたことにより、60Hz〜100Hz
の9種類の中からリフレッシュレートを選ぶことができ
る。ちなみに、解像度「1200×1600」が選択さ
れた場合、リフレッシュレートは60Hzのみとなる。
【0018】図4はリフレッシュレートの修正処理の基
本を示す機能ブロック図である。グラフィックス制御部
126の演算処理211の実行前に開始時間設定処理4
01を実施し、また、書き込み関数212の実行後に終
了時間設定処理402を実施する。そして、両処理の結
果をもとに描画処理時間算出処理403を行い、この算
出結果をリフレッシュレート処理部127へ出力する。
リフレッシュレート処理部127は、受け取った描画処
理時間からカウント処理404によりリフレッシュレー
ト変更要否の判定を行う。この判定で変更要が判定され
た場合、リフレッシュレート下方修正処理405または
リフレッシュレート上方修正処理406が実施され、表
示処理部128のレジスタ129に設定変更が行われ
る。
【0019】図5はカウント処理部404の実行手順を
示すフローチャートである。本例では、〔現在のリフレ
ッシュレート値から算出された1画面の出力時間<描画
処理時間〕、という事象が2回連続して発生した場合に
は、リフレッシュレートの下方修正を行う。また、〔現
在値より1段階上のリフレッシュレート値から算出され
た1画面の出力時間>描画処理時間〕、という事象が4
回連続して発生した場合には、リフレッシュレートの上
方修正を行う。ここでは、上記判定のため、下方修正用
カウンタフラグFLAG(フラグ)1、上方修正用カウ
ンタフラグFLAG2、下方修正用描画時間カウンタT
IME1、上方修正用描画時間カウンタTIME2を設
定する。FLAG1、FLAG2、TIME1、TIM
E2は、それぞれ処理開始時点で初期値“0”が設定さ
れるものとする。まず、テーブル(T)に描画処理時間
算出処理がセットされ、テーブル(RATE)に現在の
1画面表示時間がセットされる(ステップ501)。描
画処理時間算出処理によって算出された描画処理時間と
現在設定された1画面の出力に要する時間とが比較(T
>RATE)される(ステップ502)。描画処理時間
の方が大きい(T>RATE)場合、図4の下方修正処
理405のためのカウントが開始される。初回は、フラ
グに初期値を設定(FLAG1=1)し(ステップ51
1,515)、次回の測定結果で描画処理時間の方が大
きかった場合に下方修正処理405を行う。2回連続で
描画処理時間の方が1画面出力時間より大きかった場合
は、2回分の描画処理時間のうち、大きい方の値を基に
(ステップ512,513)リフレッシュレートの下方
修正処理405を行い(ステップ514)、フラグをリ
セット(FLAG1=0、TIME1=0)する(ステ
ップ514)。
【0020】ステップ502で1画面表示時間より描画
処理時間の方が小さいこと(RATE>T)が判定され
た場合、図4の上方修正処理406のためのカウントを
開始する。ついで、リフレッシュレートを現在の設定値
より上げることがハードウェア的に可能か否かを判定す
る(ステップ521)。可能である場合、リフレッシュ
レートを現在の設定値より1段階上げたときの1画面出
力時間をセットし(ステップ522、523)、描画処
理時間との比較(T<RATE H)を行う(ステップ
524)。リフレッシュレートを上げたときの出力時間
よりも描画処理時間の方が大きかった場合(RATE
H<T)、フラグをリセット(FLAG2=0、TIM
E2=0、FLAG1=0、TIME1=0)して終了
する(ステップ530)。描画処理時間の方が小さかっ
た場合(T<RATE H)は、初回はフラグに初期値
を設定してFLAG2=1、TIME2=T、FLAG
1=0、TIME1=0とする(ステップ525、53
1)。そして、複数回の描画処理で同一条件が連続した
場合(FLAG2>1)、フラグのカウントアップ(F
LAG2+1)を行う(ステップ526)。また、描画
処理時間にはカウントしている中での最大値を設定する
(ステップ527,528)。4回連続で描画処理時間
の方が小さかった場合(ステップ529)、リフレッシ
ュレート上方修正処理406を行い、フラグをリセット
(FLAG2=0、TIME2=0)する(ステップ5
32)。
【0021】図6はリフレッシュレート下方修正処理4
05の実行手順を示すフローチャートである。まず、図
3の設定テーブル301から、現在の解像度で設定可能
なリフレッシュレートの値を取り出し、現在のリフレッ
シュレート値よりも低い値を設定可能か否かを判定する
(ステップ601)。既に最低値に設定されている場合
は、処理を終了する。現在のリフレッシュレートよりも
低い値を設定可能な場合は、設定テーブル301から現
在設定値の1段階低い値を取り出し(ステップ60
2)、1画面の出力時間と現在の描画処理時間を比較
(RATE L>TIME1)する(ステップ603,
604)。1画面の出力時間の方が大きければ、そのリ
フレッシュレート値を設定する(ステップ608)。ス
テップ604で(TIME1>RATE L)が判定さ
れた場合(描画処理時間の方が大きい場合)、条件に合
うまでリフレッシュレートの値を下げられるか否かを判
定する。下げることが可能な場合、リフレッシュレート
の参照先を移動した後(ステップ606)、一画面の出
力時間をRATE Lに設定する(ステップ607)。
この後、ステップ604へリターンする。なお、ステッ
プ605で条件に合うリフレッシュレートが存在しなか
った時、そのまま処理を終了する。
【0022】図7はリフレッシュレート上方修正処理4
06の実行手順を示すフローチャートである。まず、描
画処理時間より1画面の出力時間の方が小さくなるリフ
レッシュレート(RATE H<TIME2)を検出す
る(ステップ701)。(RATE H>TIME2)が
検出された場合、リフレッシュレートの値を上げられる
か否かを判定する(ステップ702)。上げられる場
合、リフレッシュレートの参照先を移動した後(ステッ
プ703)、一画面の出力時間をRATE Hにセット
する(ステップ704)。この後、ステップ701へリ
ターンする。一方、ステップ701で(RATE H<
TIME2)が判定された場合、リフレッシュレートの
参照先を移動した後(ステップ705)、一画面の出力
時間をRATE Hにセットする(ステップ706)。
更に、ステップ706またはステップ702の処理の
後、ステップ701の条件を満たすリフレッシュレート
値より1段階大きな値をリフレッシュレートとして設定
(ステップ707)し、処理を終了する。なお、ステッ
プ701の条件を満たさない場合でも、図5のステップ
523の条件は満たしているため、現在設定値より1段
階高いリフレッシュレート値を設定する(ステップ70
7)。
【0023】図8はリフレッシュレート下方修正処理の
効果を示す説明図である。図8において、801はアプ
リケーション描画処理時間(t1)、802はアプリケ
ーション112がフレームメモリ124を専有する時
間、803はリフレッシュレート値によって定まる1画
面の出力時間(t2)、804はリフレッシュレート下
方修正処理405によるリフレッシュレート切替発生
点、805はリフレッシュレート変更後の1画面の出力
時間(t3)、806はリフレッシュレート切替前の1
画面の出力時間である。アプリケーションの描画処理時
間(t1)と1画面の出力時間(t2)の関係が、t1
>t2のとき、見かけ上の1画面の出力時間が実際の1
画面の出力時間(t1)の2倍になる。この現象を2回
検出した後、リフレッシュレート切替発生点804のタ
イミングでリフレッシュレートが修正され、 アプリケーション112の描画処理時間(t1)<1画
面の出力時間(t3)<1画面の出力時間(t2)×2 となり、描画性能は自動的に向上する。
【0024】図9はリフレッシュレート上方修正処理の
効果を示す説明図である。図9において、901はアプ
リケーション描画処理時間(t4)、902はアプリケ
ーション112がフレームメモリ124を専有する時
間、903はリフレッシュレートによって定まる1画面
の出力時間(t5)、904はリフレッシュレート上方
修正処理406によるリフレッシュレート切替発生点、
905はリフレッシュレート変更後の1画面の出力時間
(t6)である。アプリケーション112の描画処理時
間(t4)<1画面の出力時間(t5)であり、1画面
の出力時間(t5)−アプリケーションの描画処理時間
(t4)の出力同期待ちが発生している。リフレッシュ
レートを現在設定値より上げたと仮定し、1画面の出力
時間(t5)−アプリケーションの描画処理時間(t
4)>リフレッシュレート変更後の1画面の出力時間
(t6)−アプリケーション描画処理時間(t4)>0
となる判定が4回連続した時(図5のステップ521〜
529)、リフレッショレート切替発生点904のタイ
ミングでリフレッシュレートを修正する。この場合アプ
リケーションの描画処理時間(t4)に最も近い周期で
出力処理が行われるため、描画性能を自動的に向上させ
ることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の画像表示方
式によれば、出力中の画像の描画処理時間と1画面の出
力時間との比較結果及びグラフィックス処理部で設定可
能なリフレッシュレート値に基づいて、ディスプレイの
描画性能が最良になるリフレッシュレート値が自動的に
設定されるので、画像の表示性能を常に最適な値に保つ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像表示装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の画像表示方式における画像表示処理を
示す機能ブロック図である。
【図3】表示処理部のレジスタに格納された設定情報の
テーブル内容を示す説明図である。
【図4】リフレッシュレートの修正処理の基本を示す機
能ブロック図である。
【図5】図1のカウント処理部の実行手順を示すフロー
チャートである。
【図6】本発明に係るリフレッシュレート下方修正処理
の実行手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係るリフレッシュレート上方修正処理
の実行手順を示すフローチャートである。
【図8】図6のリフレッシュレート下方修正処理の効果
を示す説明図である。
【図9】図7のリフレッシュレート上方修正処理の効果
を示す説明図である。
【符号の説明】
101 CPU 112 アプリケーション 121 グラフィックス処理部 123 制御回路 124 フレームメモリ 125 プライベートメモリ 126 グラフィックス制御部 127 リフレッシュレート処理部 131 ディスプレイ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のリフレッシュレート値により表示
    動作を行うラスタスキャン形ディスプレイの画像表示方
    法において、出力中の画像の描画処理時間とリフレッシ
    ュレート値に基づいて算出した1画面の出力時間とに基
    づいて前記リフレッシュレート値を修正することを特徴
    とする画像表示方法。
  2. 【請求項2】 前記修正は、下方修正か上方修正かのい
    ずれかとし、前記描画処理時間が前記1画面の出力時間
    を超えるときに下方修正を行い、前記1画面の出力時間
    が前記描画処理時間以上のときに上方修正を行うことを
    特徴とする請求項1記載の画像表示方法。
  3. 【請求項3】 所定のリフレッシュレート値により表示
    動作を行うラスタスキャン形ディスプレイ部と、出力中
    の画像の描画処理時間とリフレッシュレート値に基づい
    て算出した1画面の出力時間とに基づいて前記ディスプ
    レイ装置リフレッシュレート値を下方修正または上方修
    正する処理手段を有することを特徴とする画像表示装
    置。
  4. 【請求項4】 上記処理手段は、前記描画処理時間が前
    記1画面の出力時間を超えるときに下方修正を行い、前
    記1画面の出力時間が前記描画処理時間以上のときに上
    方修正を行う手段を備えたことを特徴とする請求項3記
    載の画像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記処理手段は、前記描画処理時間が複
    数回の判定にわたって連続して減少或いは増加したこと
    をもって前記リフレッシュレートの修正を開始すること
    を特徴とする請求項3記載の画像表示装置。
  6. 【請求項6】 前記描画処理時間の増加傾向の判定回数
    より、前記減少傾向の判定回数を多くすることを特徴と
    する請求項5記載の画像表示装置。
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