JP3109892B2 - 表示制御装置及び方法 - Google Patents

表示制御装置及び方法

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JP3109892B2 JP04043358A JP4335892A JP3109892B2 JP 3109892 B2 JP3109892 B2 JP 3109892B2 JP 04043358 A JP04043358 A JP 04043358A JP 4335892 A JP4335892 A JP 4335892A JP 3109892 B2 JP3109892 B2 JP 3109892B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示制御装置及び方法
に関し、詳しくは、例えば強誘電性液晶を表示の更新の
ための動作媒体として用い電界の印加等によって更新さ
れた表示状態を保持可能な表示素子を備えた表示装置の
ための表示制御装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、情報処理システムなどには、情
報の視覚的表現機能を果たす情報表示手段として表示装
置が用いられており、このような表示装置としてはCR
T表示装置が広く知られている。
【0003】CRT表示装置における表示制御では、C
RT側が有する表示データバッファとしてのビデオメモ
リに対するシステム側CPUの書き込み動作と、CRT
側が有する例えばCRTコントローラによるビデオメモ
リからの表示データの読み出し、表示の動作がそれぞれ
独立して実行される。
【0004】上述したようなCRTの表示制御の場合、
表示情報を変更するなどのためのビデオメモリに対する
表示データの書き込みと、そのビデオメモリから表示デ
ータを読み出して表示する動作が独立しているため、情
報処理システム側のプログラムでは表示タイミング等を
一切考慮する必要がなく、任意のタイミングで所望の表
示データを書き込むことができるという利点を有してい
る。
【0005】ところが一方で、CRTは特に表示画面の
厚み方向の長さをある程度必要とするため全体としてそ
の容積が大きくなり、表示装置全体の小型化を図り難
い。また、これにより、このようなCRTを表示器とし
て用いた情報処理システムの使用にあたっての自由度、
すなわち設置場所、携帯性等の自由度が損なわれる。
【0006】この点を補うものとして液晶表示器(以
下、LCDという)を用いることができる。すなわち、
LCDによれば、表示装置全体の小型化(特に薄型化)
を図ることができる。このようなLCDの中には、上述
した強誘電性液晶(以下、FLC:Ferroelec
tric Liquid Crystalという)の液
晶セルを用いた表示器(以下、FLCD:FLCディス
プレイという)があり、その特徴の1つは、その液晶セ
ルが電界の印加に対して表示状態の保存性を有すること
にある。すなわち、FLCDは、その液晶セルが充分に
薄いものであり、その中の細長いFLCの分子は、電界
の印加方向に応じて第1の安定状態または第2の安定状
態に配向し、電界を除いてもそれぞれの配向状態を維持
する。このようなFLC分子の双安定性により、FLC
Dは記憶性を有する。このようなFLCおよびFLCD
の詳細は、例えば特願昭62−76357号に記載され
ている。
【0007】この結果、FLCDを駆動する場合には、
CRTや他の液晶表示器と異なり、表示画面の連続的な
リフレッシュ駆動の周期に時間的な余裕ができ、また、
その連続的なリフレッシュ駆動とは別に、表示画面上の
変更に当たる部分の表示状態を更新する部分書換駆動が
可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】FLCDにおいて、C
RTと同様の表示制御により情報処理システムの表示装
置として用いる場合、FLCの表示更新動作にかかる時
間が比較的遅いため、例えば、カーソル、文字入力、ス
クロール等、即座にその表示が書き換えられなければな
らないような表示情報の変化に追従できないことがあっ
た。従って、FLCDの特長の一つである部分書換駆動
を行なって見かけ上の表示速度を向上させる必要があ
る。
【0009】また、情報処理システムの表示装置として
このようなFLCDをCRTと互換性を有して用いるこ
とができれば、システムの柔軟性が増しその価値を高め
ることができる。
【0010】ところが、上述のカーソル、文字入力、ス
クロール等、部分書換駆動が必要な表示状態の変更であ
ると言う識別情報を付加して処理しようとすると、情報
処理システムにおけるソフトウェアに大幅な変更が生
じ、プログラムの互換性がとれなくなってしまう。
【0011】本発明は上述の観点に基づいてなされたも
のであり、ソフトウェアからみて相異なる表示体それぞ
れの互換性を保証しながら適切且つ時機を得た部分書換
駆動を行なうことが可能となる表示装置を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の表示制
御装置は、外部から供給される表示データを記憶するデ
ータ記憶手段と、前記データ記憶手段から表示データを
読み出す読出手段と、前記読出手段で読み出した表示デ
ータが表示される表示手段と、前記表示手段の表示画面
の表示ラインに対応した複数のフラグを有するフラグ手
段と、前記データ記憶手段に外部から表示データが供給
されたとき、供給された表示データが記憶される前記デ
ータ記憶手段の記憶位置に基づいて、前記フラグ手段の
対応するフラグをセットするセット手段と、前記読出手
段により前記データ記憶手段から表示データが読み出さ
れたとき、読み出された表示データが記憶されていた前
記データ記憶手段の記憶位置に基づいて、前記フラグ手
段の対応するフラグをリセットするリセット手段と、セ
ットされているフラグの数を記憶したフラグ数記憶手段
と、前記セット手段によりフラグがセットされた場合、
前記フラグ数記憶手段に記憶されているフラグの数に1
を加え、前記リセット手段によりフラグがリセットされ
た場合、前記フラグ数記憶手段に記憶されているフラグ
の数から1を引くフラグ数更新手段と、前記フラグ数記
憶手段に記憶されているフラグの数に基づき、前記表示
画面の表示ラインを所定の順番で更新するリフレッシュ
モードと、前記表示画面の部分画面の表示ラインを更新
する部分書き換えモードとを切換える切換手段とを有す
る。
【0013】また、本発明の表示制御方法は、外部から
供給される表示データをデータ記憶手段に記憶し、前記
データ記憶手段から表示データを読み出し、読み出した
表示データを表示手段の表示画面に表示する表示制御方
法であって、前記データ記憶手段に外部から表示データ
が供給されたとき、供給された表示データが記憶される
前記データ記憶手段の記憶位置に基づいて、前記表示手
段の表示画面の表示ラインに対応した複数のフラグによ
り構成されるフラグ手段の対応するフラグをセットし、
前記データ記憶手段から表示データが読み出されたと
き、読み出された表示データが記憶されていた前記デー
タ記憶手段の記憶位置に基づいて、前記フラグ手段の対
応するフラグをリセットし、フラグがセットされた場
合、フラグ数記憶手段に記憶されているフラグの数に1
を加え、フラグがリセットされた場合、前記フラグ数記
憶手段に記憶されているフラグの数から1を引き、前記
フラグ数記憶手段に記憶されているフラグの数が0又は
所定の数より多い場合、前記表示画面の表示ラインを所
定の順番で更新するリフレッシュモードで表示ラインを
更新し、前記フラグ数記憶手段に記憶されているフラグ
の数が1以上で所定の数より小さい場合、前記表示画面
の部分画面の表示ラインを更新する部分書き換えモード
で表示ラインを更新する。
【0014】以上の構成により、本願発明は、セットさ
れているフラグの数を効率よく数え、セットされている
フラグの数に応じて、表示モードを最適に切換えること
ができる。
【0015】
【0016】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る表示制御装置
を組み込んだ情報処理システム全体のブロック構成図で
ある。
【0017】図において、1は情報処理システム全体を
制御するCPU、2はアドレスバス、コントロールバ
ス、データバスからなるシステムバス、3はプログラム
を記憶したり、ワーク領域として使われるメインメモ
リ、4はCPUを介さずにメモリとI/O機器間でデー
タの転送を行うDMAコントローラ(Direct M
emory Access Controller、以
下DMACという)、5はイーサネット(XEROX社
による)等のLAN(ローカルエリアネットワーク)6
との間のLANインターフェース、7はROM、SRA
M、RS232C仕様のインターフェース等からなるI
/O機器接続用のI/O装置、8はハードディスク装
置、9はフロッピーディスク装置、10はハードディス
ク装置8やフロッピーディスク装置9のためのディスク
インターフェース、11は例えばレーザービームプリン
タ、インクジェットプリンタ等高解像度のプリンタ、1
2は画像読み取り装置としてのスキャナ、13はプリン
タ11およびスキャナ12のためのインターフェース、
14は文字、数字等のキャラクタその他の入力を行なう
ためのキーボード、15はカーソル位置を移動させる為
のポインティングデバイスであるマウス、16はキーボ
ード14やマウス15のためのインターフェース、17
は例えば本出願人により特開昭63−243993号等
において開示された表示器を用いて構成できるFLCD
(FLCディスプレイ)、18はFLCD17のための
FLCDインターフェースである。
【0018】以上説明した各種機器等を接続してなる情
報処理システムでは、一般にシステムのユーザーは、F
LCD17の表示画面に表示される各種情報に対応しな
がら操作を行う。すなわち、LAN 6、I/O 7に
接続される外部機器、ハードディスク8、フロッピーデ
ィスク9、スキャナ12、キーボード14、マウス15
から供給される文字、画像情報等、また、メインメモリ
3に格納されユーザーのシステム操作にかかる操作情報
等がFLCD17の表示画面に表示され、ユーザーはこ
の表示を見ながら情報の編集、システムに対する指示操
作を行なう。ここで、上記各種機器等は、それぞれFL
CD17に対して表示情報供給手段を構成する。
【0019】図2は本発明表示制御装置の一実施例とし
てのFLCDインターフェース18の構成例を示すブロ
ック図である。
【0020】図において、19はアドレスバスドライ
バ、20はコントロールバスドライバ、21はデータバ
スドライバである。CPU 1からのアドレスは、アド
レスバスドライバ19から、ラインアドレス変換回路2
2およびアドレスセレクタ23の一方の入力部に与えら
れる。
【0021】CPU 1からのコントロール信号は、コ
ントロールバスドライバ20からメモリコントローラ2
4に与えられ、そのメモリコントローラ24は、アドレ
スセレクタ23の制御信号、及び後述するビデオメモリ
25の制御信号を発生する。また、アドレスセレクタ2
3は、メモリコントローラ24からの制御信号に基づい
て、当該アドレスセレクタ23の入力部に与えられる2
つのアドレスの一方を選択してビデオメモリ25に与え
る。
【0022】ビデオメモリ25は表示データを記憶する
ものであり、デュアルポートのDRAM(ダイナミック
RAM)で構成されていて、前記データバスドライバ2
1を介して表示データの書き込みと読み出しを行なう。
ビデオメモリ25に書き込まれた表示データは、ドライ
バレシーバ26を介してFLCD17に転送されて表示
される。また、そのドライバレシーバ26は、FLCD
17からの同期信号を表示モード制御回路に27に与え
る。表示モード制御回路は27は、フラグカウンタ28
からの情報に従って、後述の全面リフレッシュを行なう
か部分書換を行なうかを決定する。その詳細は図4に示
す。
【0023】ここで、全面リフレッシュとは、表示画面
全体をある一定の順番に従って、更新するもので、前記
順番に従ってビデオメモリ25からデータが読み出さ
れ、FLCD 17へ転送される。また、部分書換と
は、CPU 1が表示内容を変更した場所を優先的に表
示更新するもので、前記一定の順番でリフレッシュして
いるなかに割り込む形となる。全面リフレッシュと部分
書換の関係に関する詳細は後述する。
【0024】全面リフレッシュを行なう場合は、リフレ
ッシュカウンタ29に制御信号を与え、カウンタ値を進
める。リフレッシュカウンタ29からのカウンタ値は、
リフレッシュアドレス発生回路30へ与えられ、実際に
画面リフレッシュするラインアドレスへと変換されてラ
インアドレスセレクタ31の一方の入力部に与えられ
る。この時、ラインアドレスセレクタ31は、表示モー
ド制御回路27からの制御信号で、上記リフレッシュア
ドレス発生回路30からのラインアドレスを選択出力す
る。
【0025】ところで、CPU 1からビデオメモリ2
5への書き込みや読み出しが発生すると、ラインアドレ
ス変換回路22では、そのアクセスのうち表示領域内へ
の書き込みを検出し、FLCD17の表示ラインアドレ
スに変換してフラグメモリ32へ与える。フラグメモリ
32は、表示ラインアドレス分の記憶容量を持ってお
り、部分書換表示すべきラインの候補であるかどうかの
フラグを示す。例えば、フラグメモリ32では、表示領
域内への書き込み、すなわち、表示内容の変更が生じた
ラインアドレスに相当する記憶場所を”1”にする。こ
れは、部分書換の候補であることを意味する。また、ラ
インアドレスセレクタ31からのラインアドレスをモニ
タしてFLCD 17へ出力されたラインアドレスに相
当する記憶場所を”0”にする。これは、全面リフレッ
シュまたは部分書換により、該ラインアドレスが、FL
CD 17へ出力され、表示変更が行なわれたことにな
り、部分書換の候補からはずれたことを意味する。この
ようにフラグメモリ32では、CPU 1からデータの
書き込みが生じたラインアドレスにフラグを立て、その
ラインが出力されるとフラグを落とす動作が行なわれ
る。これに対応して、例えば、フラグカウンタ28で、
フラグメモリ32においてフラグが立つ(0→1への変
化)場合にカウントアップし、フラグが落ちる(1→0
への変化)場合にカウントダウンすれば、フラグメモリ
32内で立っているフラグの数を示すことになる。他に
も手段は考えられるが、フラグカウンタ28で、フラグ
メモリ32において立っているフラグの数を計数するこ
とが、部分書換の必要の度合いを示すことになり、この
フラグカウンタ28の出力を表示モード制御回路27に
与える。表示モード制御回路27では、このフラグカウ
ンタ28からのカウンタ値に基づいて全面リフレッシュ
モードにするか部分書換モードにするかを決定する。
【0026】ところで、フラグアドレス発生回路33で
は、フラグメモリ32を参照し、フラグの立っている、
すなわち、部分書換するラインアドレスを決定し、ライ
ンアドレスセレクタ31の入力部の一方へ与える。表示
モード制御回路27で部分書換を行なうと決定された場
合には、ラインアドレスセレクタ31のフラグアドレス
発生回路33に接続されたラインアドレスを選択し出力
する。フラグメモリ32を構成した例を図7に示す。
FLCD 17に出力されたラインアドレスセレクタ3
1からのラインアドレスとCPU 1からの書き込みの
アドレスであるCPUラインアドレスとフラグアドレス
発生回路33からのフラグアドレスを受け、この3種類
のアクセスの調停をアービター101で行い、その結果
であるアクセス種別信号102をセレクタ103に印加
し、セレクタ103の出力をメモリ104のアドレスと
して印加する。 優先順位をCPUアクセス、ラインア
クセス、フラグアドレスアクセスの順に設定した例をと
り、図10にフラグメモリ32のタイミング例を示す。
【0027】CPUアクセスにおいて、CPUラインア
ドレスをメモリ104に印加し、CPUラインアドレス
とラインアドレスの比較器105の結果とアクセス種別
信号102によりメモリアクセス制御回路106によっ
て、最初にフラグを読み込み、 読み出した直後にCP
U/ ライン信号107で決定するフラグデータをメモ
リ104へ書き込むように制御される。 CPU/ ラ
イン信号107はアービター101でCPUアクセスか
ラインアクセスかの判別により決定し、メモリアクセス
制御回路106のフラグライト信号108でゲート出力
してフラグデータとする。 本実施例ではCPUアクセ
スの時、CPU/ ライン信号107=”1”、ライン
アクセスの時、CPU/ ライン信号107=”0”と
した。
【0028】ラインアクセスにおいては、ラインアドレ
スをメモリ104に印加し、CPUアクセスと同様な操
作を行う。 ラインアクセスはFLCD 17へ出力し
たラインに対応するフラグを落とす(”0”)点がCP
Uアクセスと異なる。 CPUアクセスとラインアクセ
スが競合した場合、CPUラインアドレスとラインアド
レスが一致した時は、図10のタイミング例のCPU=
ラインのアクセス状況に示す様に、CPUアクセスを優
先してCPUアクセスのフラグの処理だけを行う。 C
PUラインアドレスとラインアドレスが不一致の時は、
図10のタイミング例のCPU≠ラインのアクセス状況
に示す様に、CPUアクセスを優先してフラグの処理を
し、その次にラインアクセスに対するフラグの処理を行
う。 フラグの処理は単一アクセスの時と全く同様であ
る。 上記の様に、CPUアクセスではフラグを優先的
にフラグを立て、ラインアクセスの優先順位を下げてフ
ラグを落とすことにより、CPUアクセスとラインアク
セスの競合において、常に新たなCPUアクセスに対し
てフラグを立て、FLCD 17へ出力済のラインのフ
ラグを落とすことが確実にできる。
【0029】フラグアドレスアクセスにおいてはフラグ
アドレスをメモリ104に印加し、メモリアクセス制御
回路106によって、メモリ104からフラグを読み込
むだけで書き込みは行わないように制御される。 フラ
グアクセスと他のアクセスが競合した場合、図10のタ
イミング例のCPU≠ラインとフラグのアクセス状況に
示す様に、フラグアクセスのフラグの処理は最後に行
う。本実施例にてフラグカウンタ28は通常のアップダ
ウンカウンタで構成し、フラグメモリ32へのデータの
更新を監視して、フラグメモリ32に格納されているフ
ラグの数をカウントする。 前述した様に、図10のフ
ラグメモリ32のタイミング例において、CPUアクセ
スの時はメモリアクセス制御回路106により最初にメ
モリ104からフラグを読み出し、そのフラグデータを
フラグリード信号111にてフリップフロップD−FF
でラッチし、ラッチデータの負論理出力をフラグカウン
タ28のフラグカウンタUp/Down信号として出力
する。 さらに、ラッチデータとフラグの書き込みデー
タの一致か不一致かを判定するのに排他的論理和を取
る。 一致している時はフラグデータの更新がないので
フラグカウンタは動作させず、不一致の時はフラグデー
タが更新したのでフラグカウンタを動作させる様に構成
する。 本実施例では排他的論理和の負論理をフラグカ
ウンタイネーブル信号として出力する。 フラグカウン
タ28において、フラグカウンタUp/Down信号と
フラグカウンタイネーブル信号とフラグライト信号10
8でカウンタを制御する。 ラインアクセスの時も同様
である。
【0030】フラグアドレス発生回路33にてFIFO
を使用した例を図8に示す。 図8のフラグアドレス発
生回路のタイミング例を図11に示す。 図8のフラグ
アドレス発生回路例にて、FIFO 120への入力デ
ータはCPUラインアドレスであり、出力はフラグアド
レスである。 CPUアクセスが発生するとFIFO制
御回路121によりCPUラインアドレスがFIFO
120に入力される。CPUラインアドレスが重複して
FIFO 120に格納されることを避けるため、フラ
グON判定回路112にてアービター101から出力す
るアクセス種別信号102と前述したフラグカウンタU
p/Down信号からフラグが立っていれば”1”と
し、フラグが落ちていれば”0”とするフラグON信号
を作成する。 FIFO制御回路121にて、CPUア
クセスが発生してフラグON信号が”1”の時、すでに
そのラインアドレスはFIFO 120に格納済である
ため入力せず、フラグON信号が”0”の時、ラインア
ドレスがFIFO 120に格納されていないため入力
する様に構成する。 また、表示モード制御回路27か
らのフラグアドレス出力要求により、FIFO制御回路
121にてFIFO120に格納されているラインアド
レスをフラグアドレスとして順次発生する。 この時、
FIFO制御回路121からフラグアドレスアクセス信
号が同時に発生し、フラグメモリ32のアービター10
1にてアクセスの調停に使用される。 フラグアドレス
がアクセス権を取ると、メモリ104にフラグアドレス
が印加される。 この時、アービター101から出力す
るフラグアドレスサイクル信号109と読み出したフラ
グデータから、フラグチェック回路110にてフラグが
有るか無いかを判定するフラグチェック信号を作る。
読み出したフラグが落ちている時フラグチェック信号
=”0”とし、フラグが立っている時フラグチェック信
号=”1”とする。 フラグチェック信号=”0”の
時、FIFO制御回路121はFIFO 120に格納
されていたラインアドレスはすでにFLCD17に出力
済と判断し、再度FIFO 120からフラグアドレス
を読み出す。 フラグチェック信号=”1”の時はまだ
ラインアドレスとして出力されていないと判断し、フラ
グアドレスと共にFIFO制御回路121はフラグアド
レス確定信号を出力する。 表示モード制御回路27は
このフラグアドレス確定信号を受けて、フラグアドレス
をラインアドレスとして出力する様にラインアドレスセ
レクタ31を切り替える。
【0031】フラグアドレス発生回路33の他の構成手
段としてカウンタを使用した例を図9に示す。 図9の
フラグアドレス発生回路のタイミング例を図12に示
す。図9のフラグアドレス発生回路例ではカウンタ13
0の出力をフラグアドレスとして使用する。 表示モー
ド制御回路27からのフラグアドレス出力要求により、
カウンタ制御回路131にてカウンタ 130に格納さ
れているラインアドレスをフラグアドレスとして順次発
生する。 この時、カウンタ制御回路131からフラグ
アドレスアクセス信号が同時に発生し、前記FIFOの
時と同様にフラグメモリ32内のフラグをチェックし、
フラグチェック回路110にてフラグが有るか無いかを
判定する。 フラグチェック信号=”0”の時、カウン
タ制御回路131はカウンタ 130に格納されていた
ラインアドレスはすでにFLCD17に出力済と判断
し、カウンタ 130はカウントを続ける。 フラグチ
ェック信号=”1”の時はまだラインアドレスとして出
力されていないと判断し、カウンタ制御回路131はカ
ウントを止め、カウンタ 130の出力をフラグアドレ
スとして、フラグアドレス確定信号を出力する。 表示
モード制御回路27はこのフラグアドレス確定信号を受
けて、フラグアドレスをラインアドレスとして出力する
様にラインアドレスセレクタ31を切り替える。 本カ
ウンタの例ではカウンタ値のロードの仕方により、フラ
グメモリ32内のフラグをチェックする手順を変えるこ
とができる。カウンタ130を初期化後再ロードせずに
使用すると、部分書き換えは直前に書き換えたライン以
降のラインから順次書き換える様に動作する。 また、
カウンタ値をあるラインの値に設定すると、その設定ラ
インとカウンタ130のターミナルカウント値の間の領
域を部分書換する様に動作できる。 カウンタ値を変更
することにより、部分書換の領域を逐次変更することも
可能である。 カウンタ130の代わりにシーケンサを
使用し、フラグのチェックする手順をプログラムするこ
とも可能である。
【0032】ところで、全面リフレッシュ、及び、部分
書換によってラインアドレスセレクタ31から出力され
たラインアドレスは、アドレス変換回路34、アドレス
/データ合成回路35、及び、フラグメモリ32へ与え
られる。
【0033】アドレス変換回路34では、表示ラインア
ドレスをビデオメモリ25内のDRAMへのアドレスへ
変換する。この変換されたアドレスは、表示モード制御
回路27からメモリコントローラ24へのデータトラン
スファ要求36によって、アドレスセレクタ23で選択
出力される。この時、ビデオメモリ25では、メモリコ
ントローラ24によってデータトランスファサイクルが
発生し、上記アドレスセレクタ23で選択出力されたア
ドレスに相当するデータがDRAMから読み出され、ア
ドレス/データ合成回路35へ与えられる。
【0034】アドレス/データ合成回路35では、ライ
ンアドレスセレクタ31からのラインアドレスとビデオ
メモリ25からのデータを合成して、ドライバレシーバ
26を介してFLCD17へ転送され、表示が行なわれ
る。
【0035】図3は、全面リフレッシュと部分書換の関
係について一例を示したものである。
【0036】ここで、CPUの書き込みライン37は、
CPU 1がアドレスドライバ19を介してビデオメモ
リ25の表示領域へデータを書き込むことを表してお
り、数値はラインアドレス変換回路22において変換さ
れたラインアドレスである。フラグカウンタ値38は、
フラグカウンタ28が示す値で、メモリの内容変更が生
じた後未更新であるライン数を表す。出力ラインアドレ
ス39は、ラインアドレスセレクタ31から出力された
ラインアドレス値に従ってFLCD 17へ転送される
ラインデータのラインアドレスを示している。全面リフ
レッシュ/部分書き換え40は、”1”で全面リフレッ
シュサイクル、”0”で部分書換サイクルであることを
示している。この図に示すようなタイミングでデータが
書き込まれた場合の動作について以下に述べる。
【0037】なお、表示モード制御回路27における、
全面リフレッシュサイクルと部分書換サイクルの決定を
表1に従って実行すると仮定する。
【0038】
【表1】
【0039】ここで、温度状態とはFLCD 17の周
囲温度を示しており、FLCD 17上のセンサー等か
ら知ることができる。温度状態が”0”の場合で説明す
る。
【0040】まず、全面リフレッシュサイクルでFLC
D 17へ1ライン目が出力される。出力中に5ライン
目と6ライン目に書き込みが発生し、フラグカウンタ値
38は0→1→2と変化する。表1より、フラグカウン
タ値37が”2”なので、部分書換サイクルになり、フ
ラグメモリ32に入っている”5”というラインアドレ
スがフラグアドレス発生回路33から出力され、5ライ
ン目のデータがFLCD 17へ送出される。この間
に、7ライン目、8ライン目が書き込まれるが、一度フ
ラグメモリ32のフラグが立つと出力されるまで落ちな
いので、重複書き込みではフラグカウンタ値38はカウ
ントアップしない。つまり、2回目の7ライン目、8ラ
イン目の書き込みでは、カウントアップしていない。ま
た、CPU1からの書き込みが多数発生し、フラグカウ
ンタ値38が ”5”を越えると、全面リフレッシュサ
イクルになる。
【0041】以上、説明の都合で簡単な例で示したが、
表示モード制御回路27で、CPU1のアクセス頻度と
FLCD 17の表示速度に合わせて最適な表示モード
を選択することで、表示品位の高い表示画像を得ること
ができる。表1に示すように、温度状態毎に表示モード
決定の条件を変えることも容易に可能である。
【0042】図4に、この表1の機能を実行するための
表示モード制御回路27の一例を示す。
【0043】図4において、fはフラグカウンタ28か
らのカウンタ値であり、図3におけるフラグカウンタ値
38に相当する。このカウンタ値を複数の比較器41で
比較を行ない、どの程度のラインが表示更新されずにい
るかをいくつかの段階として知ることができる。この例
では、比較器41を3個有し、4段階中どの段階にある
かを示す信号を比較回路42から出力することができ
る。出力信号43は f<a を、出力信号44は a
≦f<b を、出力信号45は b≦f<c を、出力
信号46は f≧c をそれぞれ示している。
【0044】次に、表示モードテーブル47では、各段
階の時にどの表示モードを実行するかをあらかじめ定め
ておく。ここで、表示モードとは、部分書換か全面リフ
レッシュであり、更に全面リフレッシュにおけるインタ
ーレースモードも含む。
【0045】全面リフレッシュの方法としては、一番上
のラインから下に順番に、連続的に更新を行なうノンイ
ンターレース、CRT等にみられる1ライン飛ばしの2
ラインインターレース、更に、FLCD 17特有の様
々なランダム的インターレース等がある。画面のフリッ
カーを押さえるためにランダム的インターレースを行な
ったり、連続的な表示更新を行なうためにノンインター
レースを実行するといった使い分けが行なわれる。
【0046】表1に示した温度状態”0”の例では、
a=2、b=c=5とし、出力信号43、出力信号45
と出力信号46の時に全面リフレッシュで、出力信号4
4の時に部分書換としている。ここで、CPU 1の描
画方法や、CPU 1のビデオメモリ25への書き込み
速度とFLCD 17の表示速度の関係からa、b、c
の値を決定することで、良好な表示画像を得ることにな
る。例えば、マウスカーソルが24ラインで、CPU
1が24ライン分の書き込みをする間にFLCD 17
は2〜3ライン程度の表示しかできないとすると、マウ
スカーソルをきちんと表示するために a=1、b=2
5 とし、 a≦f<b で部分書換を行なうようにし
ておけば、マウスカーソルが部分書換できちんと表示さ
れることになる。また、 c=1000 として、 f
≧c でノンインターレースリフレッシュとしておけ
ば、画面が1000ライン以上書き変わる時、例えば、
画面スクロールのような場合であるが、連続的に更新さ
れるため、文字が乱れることなく表示することができ
る。
【0047】パラメータ決定回路48では、上記パラメ
ータa、b、cが最適になるように動的に変化させる。
すなわち、リフレッシュモードや部分書換モードを決定
する条件をFLCD 17の状態やCPU 1のアクセ
ス状況に応じて適応させることになる。
【0048】パラメータ決定の要因としては、FLCD
17の温度状態や、現在実行中の表示モード等が考え
られる。FLCD 17は周囲温度によって、書き換え
速度が変化するため、1ラインの更新時間、すなわち、
HSYNCの周期が変わる。一方、CPU 1のアクセ
ス速度は温度によって変化しない。従って、FLCD1
7の周囲温度によって表示モードの決定条件を変化させ
ることは、より繊細な表示制御を行なうことになり、表
示品位の向上につながる。
【0049】例えば、表1に示すようにフラグカウンタ
の値と表示モードの関係を温度状態毎に設定すること
で、容易に実現出来る。
【0050】また、部分書換モードが連続し続けると、
リフレッシュされないラインが生じる可能性がある。そ
こで、部分書換がある一定回数連続すると部分書き換え
に移行するパラメータを変化させて、部分書換の回数を
制限することが考えられる。例えば、表1の例で、部分
書換が連続すると b=cを5→4→3と減少させてい
き、部分書換に移行しにくくする。全面リフレッシュモ
ードが実行されると、再び、 b=c=5に戻し、初期
の条件で表示モードを決定するといったことも有効であ
ると考えられる。これは、全面リフレッシュモードが連
続する場合にも、適用出来る。
【0051】図5に、このパラメータ決定回路の一実施
例を示す。パラメータテーブル49では、FLCD 1
7から知らされる温度状態によって、各パラメータの基
準値a´、b´、c´が選択出力される。モードカウン
タ51では、全面リフレッシュモード、または、部分書
換モードが連続する回数をHSYNCを単位として計数
し、ある一定回数以上連続するとモードフラグ52に対
して通知する。モードフラグ52では、この通知を受け
取ると a´、b´、c´に対して各々”+”または”
−”の指示を行なう補正信号53を値補正回路50に与
える。値補正回路50では、この指示に従って、a´、
b´、c´の値を補正して a、b、c として図4の
比較回路42へ出力する。
【0052】ここで、モードが変わると、モードフラグ
52は、復帰信号54を値補正回路50へ与え、値補正
回路50で a、b、c を a´、b´、c´に戻
す。
【0053】以上、図5で示したような回路により、部
分書換モードだけが実行されリフレッシュされない、リ
フレッシュばかりで部分書換が実行されないといった弊
害をなくすことが出来る。
【0054】図6は、表示動作における、表示モード制
御回路27を中心としたFLCDインターフェース18
の動作フローチャートを示したものである。表示の開始
が指示されると、一番最初の表示は全面リフレッシュを
先頭ラインから実行することが望ましいため、201で
リフレッシュカウンタ29をクリアし、202でライン
アドレスセレクタ31のリフレッシュ側を選択する。2
03でHSYNCを検出すると、204でデータトラン
スファ要求36をメモリコントローラ24に対して送出
する。ビデオメモリ25に対して、データトランスファ
サイクルが実行され、該当ラインのデータが準備出来た
という応答を205で検出するとFLCD 17に対し
て、206でアドレス/データの識別信号とアドレスを
送出する。アドレスに引き続き、207でデータも送出
する。尚、206と207の動作はアドレス/データ合
成回路で行なわれる。データが送られ始めると、表示モ
ード制御回路では、208で次ラインの表示モードを前
述のようにして決定する。209では、決定結果が、部
分書換なら210へ移行し、そうでなければ、すなわ
ち、全面リフレッシュならば213へ移行する。部分書
換の時は、210でフラグアドレス発生回路33に対し
て、フラグアドレスの要求を行なう。フラグアドレス発
生回路33から応答が有ったのを211で確認すると、
212でラインアドレスセレクタ31においてフラグア
ドレス発生回路33と接続されている方を選択し、次の
HSYNCが来るのを待つ。全面リフレッシュの時は、
213でリフレッシュカウンタ29をカウントアップ
し、214でラインアドレスセレクタ31においてリフ
レッシュアドレス発生回路30と接続されている方を選
択し、次のHSYNCが来るのを待つ。
【0055】以下、表示が終了されるまで、この動作を
繰り返す。
【0056】[他の実施例]フラグアドレス発生回路3
3に関する他の実施例について、以下に述べる。
【0057】(1)フラグアドレス発生回路33の構成
において、FIFOやカウンタを使用した例について説
明したが、プライオリティーエンコード回路を用いて簡
単に構成することが可能である。 フラグメモリ32の
メモリ104の出力データをエンコードし、その出力を
フラグアドレスとすることで簡単にラインアドレスを得
ることができる。
【0058】(2)カウンタを使用した例である図9に
おいて、カウンタ130の出力にアドレス変換回路を追
加することにより、フラグカウンタ28のカウント数に
より部分書換するモードを変更することが可能である。
例えば、フラグがある数以下の時にはノンインターと
し、つまり、部分書換すべきラインのみを上から下へ順
番に出力し、それ以上のフラグが立つと数に応じて部分
書換時のインターレースモードを変える、つまり、部分
書換すべきラインをとびとびに出力するといった機能を
簡単に追加できる。
【0059】このように、本発明を実現するに当たり、
様々な方法が考えられ、ここで示した実施例に限定する
ものではない。
【0060】以上説明したように、本実施例によれば、
画面全体を順番に書き換えるサイクルを実行する手段
と、CPU等ホスト側から表示内容に変更のあった部分
を表示更新するサイクルを実行する手段を設け、且つ前
記表示内容に変更のあった部分が、真に表示更新されて
いないことを示す手段を持ち、さらに、このサイクルに
移行する条件を、前記表示内容に変更のあった部分でま
だ表示更新されていない部分の数によって決定する手段
を有し、この表示モード決定条件を動的に変化させる手
段を有することで、部分書換するデータかどうかの認識
をCPU等からのコマンドで行う必要がなく、またリフ
レッシュレートを低下することなく、書き換えられたデ
ータを的確に選択して直ちに表示することが可能とな
る。従って、FLCディスプレイを用いるシステムのソ
フトウェア等の仕様を一切変更せずに、画面表示を図形
やカーソルの移動にも応答性高く追従させる事ができる
ようにもなり、さらにFLCの特性を十二分に活用した
良好な表示を行うこともできる。また、システムからみ
た相異なる表示体の互換性も保たれる。しかも単純な回
路構成で実現されるので、廉価にして高速の表示制御を
行う事が可能となる。
【0061】
【発明の効果】以上説明のように本発明によれば、リフ
レッシュモードと部分書き換えモードとの切換えを、セ
ットされているフラグの数により行うので、効率よく処
理することができる。また、セットされているフラグの
数の増減を、フラグのセット/リセットに応じて行うの
で、フラグの数を数えるための時間を考慮する必要がな
く、構成が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の表示制御装置を組み込んだ
情報処理装置全体のブロック構成図、
【図2】本発明の一実施例としてのFLCDインターフ
ェースの構成を示すブロック図、
【図3】上記FLCDインターフェースの基本的動作を
説明するためのタイミングチャート、
【図4】表示モード制御回路の一例を示すブロック図、
【図5】パラメータ決定回路の一例を示すブロック図、
【図6】FLCDインターフェースの動作を説明するた
めのフローチャート、
【図7】フラグメモリの構成例を示すブロック図、
【図8】フラグアドレス発生回路をFIFOで実施した
例を示すブロック図、
【図9】フラグアドレス発生回路をカウンタで実施した
例を示すブロック図、
【図10】フラグメモリの構成例におけるタイミングチ
ャート、
【図11】フラグアドレス発生回路をFIFOで実施し
た時のタイミングチャート、
【図12】フラグアドレス発生回路をカウンタで実施し
た時のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1CPU 2 システムバス 3 メインメモリ 4DMAC 5LANインターフェース 6LAN 7I/O 8 ハードディスク 9 フロッピーディスク 10 ディスクインターフェース 11 プリンタ 12 スキャナ 13 スキャナ/プリンタインターフェース 14 キーボード 15 マウス 16 キーインターフェース 17 FLCD 18 FLCDインターフェース 19 アドレスバスドライバ 20 コントロールバスドライバ 21 データバスドライバ 22 ラインアドレス変換回路 23 アドレスセレクタ 24 ビデオメモリ 26 ドライバレシーバ 27 表示モード制御回路 28 フラグカウンタ 29 リフレッシュカウンタ 30 リフレッシュアドレス発生回路 31 ラインアドレスセレクタ 32 フラグメモリ 33 フラグアドレス発生回路 34 アドレス変換回路 35 アドレス/データ合成回路 36 データトランスファ要求 37 CPUの書き込みライン 38 フラグカウンタ値 39 出力ラインアドレス 40 全面リフレッシュ/部分書換指示信号 41 比較器 42 比較回路 43〜46 フラグカウンタ値の段階信号 47 表示モードテーブル 48 パラメータ決定回路 49 パラメータテーブル 50 値補正回路 51 モードカウンタ 52 モードフラグ 53 補正信号 54 復帰信号 101 アービター 102 アクセス種別信号 103 セレクタ 104 メモリ 105 比較器 106 メモリアクセス制御回路 107 CPU/ライン信号 108 フラグライト信号 109 フラグアドレスサイクル信号 110 フラグチェック回路 111 フラグリード信号 112 フラグON判定回路 120 FIFO 121 FIFO制御回路 130 カウンター 131 カウンター制御回路 132 カウンター設定値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山梨 能嗣 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−55890(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/20 G02F 1/133 G06F 3/153 G09G 3/36

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から供給される表示データを記憶す
    るデータ記憶手段と、 前記データ記憶手段から表示データを読み出す読出手段
    と、 前記読出手段で読み出した表示データが表示される表示
    手段と、 前記表示手段の表示画面の表示ラインに対応した複数の
    フラグを有するフラグ手段と、 前記データ記憶手段に外部から表示データが供給された
    とき、供給された表示データが記憶される前記データ記
    憶手段の記憶位置に基づいて、前記フラグ手段の対応す
    るフラグをセットするセット手段と、 前記読出手段により前記データ記憶手段から表示データ
    が読み出されたとき、 読み出された表示データが記憶されていた前記データ記
    憶手段の記憶位置に基づいて、前記フラグ手段の対応す
    るフラグをリセットするリセット手段と、 セットされているフラグの数を記憶したフラグ数記憶手
    段と、 前記セット手段によりフラグがセットされた場合、前記
    フラグ数記憶手段に記憶されているフラグの数に1を加
    え、前記リセット手段によりフラグがリセットされた場
    合、前記フラグ数記憶手段に記憶されているフラグの数
    から1を引くフラグ数更新手段と、 前記フラグ数記憶手段に記憶されているフラグの数に基
    づき、前記表示画面の表示ラインを所定の順番で更新す
    るリフレッシュモードと、前記表示画面の部分画面の表
    示ラインを更新する部分書き換えモードとを切換える切
    換手段とを有することを特徴とする表示制御装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段の温度を計測する計測手段
    を更に有し、 前記切換手段は、前記フラグ数記憶手段に記憶されてい
    るフラグの数と前記計測手段により計測された温度とに
    基づき、前記リフレッシュモードと前記部分書き換えモ
    ードとを切換えることを特徴とする請求項1に記載の表
    示制御装置。
  3. 【請求項3】 前記切換手段は、前記部分書き換えモー
    ドによる前記表示装置の表示ラインの更新が所定回数に
    達した場合、前記部分書き換えモードから前記リフレッ
    シュモードに切換えることを特徴とする請求項1に記載
    の表示制御装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、強誘電性液晶表示パネ
    ルにより構成されることを特徴とする請求項1に記載の
    表示制御装置。
  5. 【請求項5】 外部から供給される表示データをデータ
    記憶手段に記憶し、 前記データ記憶手段から表示データを読み出し、読み出
    した表示データを表示手段の表示画面に表示する表示制
    御方法であって、 前記データ記憶手段に外部から表示データが供給された
    とき、供給された表示データが記憶される前記データ記
    憶手段の記憶位置に基づいて、前記表示手段の表示画面
    の表示ラインに対応した複数のフラグにより構成される
    フラグ手段の対応するフラグをセットし、 前記データ記憶手段から表示データが読み出されたと
    き、読み出された表示データが記憶されていた前記デー
    タ記憶手段の記憶位置に基づいて、前記フラグ手段の対
    応するフラグをリセットし、 フラグがセットされた場合、フラグ数記憶手段に記憶さ
    れているフラグの数に1を加え、フラグがリセットされ
    た場合、前記フラグ数記憶手段に記憶されているフラグ
    の数から1を引き、 前記フラグ数記憶手段に記憶されているフラグの数が0
    又は所定の数より多い場合、前記表示画面の表示ライン
    を所定の順番で更新するリフレッシュモードで表示ライ
    ンを更新し、前記フラグ数記憶手段に記憶されているフ
    ラグの数が1以上で所定の数より小さい場合、前記表示
    画面の部分画面の表示ラインを更新する部分書き換えモ
    ードで表示ラインを更新することを特徴とする表示制御
    方法。
  6. 【請求項6】 前記表示手段の温度を計測し、 計測された温度に基づき、前記所定の数が変わることを
    特徴とする請求項5に記載の表示制御方法。
  7. 【請求項7】 前記表示手段は、強誘電性液晶表示パネ
    ルにより構成されることを特徴とする請求項5に記載の
    表示制御方法。
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