JPH11231070A - 回転表示板付き時計 - Google Patents

回転表示板付き時計

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Publication number
JPH11231070A
JPH11231070A JP3262598A JP3262598A JPH11231070A JP H11231070 A JPH11231070 A JP H11231070A JP 3262598 A JP3262598 A JP 3262598A JP 3262598 A JP3262598 A JP 3262598A JP H11231070 A JPH11231070 A JP H11231070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
intermittent
hour
feed
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3262598A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Kamiyama
泰夫 神山
Takeo Muto
健男 武藤
Michiko Yagi
八木  道子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP3262598A priority Critical patent/JPH11231070A/ja
Publication of JPH11231070A publication Critical patent/JPH11231070A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 時刻表示を印刷した回転表示板をその時間に
対応して間欠的に回転させることで、回転表示板を使用
するにも関わらず、見やすく且つファッション性に富ん
だ時計を提供する。 【解決手段】 分板9を取り付ける中心車13に固着さ
れた中間車14と噛合する歯車15aと送り爪歯部15
bを有する間欠送り車15を設け、この間欠送り車の送
り爪歯部15bに噛合し間欠回転する間欠車16によ
り、時円板10を間欠的に駆動して時表示をする。ま
た、間欠送り車の送り爪歯部の歯数を複数歯設けたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時計の時刻表示に
関するもので、回転表示板にて時刻表示をする回転表示
板付き時計の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より時計の時刻表示の時針、分針、
秒針等の各指針の代わりに、時板、分板、秒板の各回転
板を各指針軸に取り付けた回転表示板付きの時計は周知
であった。このような回転表示板付きの時計は、従来の
指針による時刻表示時計と違って、動きの目新しさから
ファッション性を狙った時計に主に用いられており、各
種の製品が生産されている。
【0003】図4は従来の回転表示板付き時計の完成外
観図であり、図5はその要部断面図を示す。従来の回転
表示板付き時計は、時刻用の時針、分針、秒針の各指針
に代えて、時板1、分板2、秒板3の各回転表示板を、
秒カナ4、中心車5、筒車6の各指針軸に取り付けたも
のである。
【0004】文字板7には、時刻の時を表示をするため
の時板1の一部、分表示をするための分板2の一部、及
び秒表示をするための秒板3の一部を覗かせるための開
口部7aを設けている。そして図4に示すように、時板
1には1、2、3、・・、12時等の時表示用の目盛
を、分板2には10、20、30、・・、等の分目盛を
印刷してあり、秒板3には矢印が印刷されている。
【0005】この時板1、分板2、秒板3に印刷された
表示時刻は、図示しないモーターからの輪列の伝達によ
り秒カナ4、中心車5、筒車6へと伝わり、各回転表示
板を回転させるものである。この構成において時刻を見
るときは、開口部7aの中心を通る線上にある時刻を、
例えば図4においては、1時30分と読み、秒は矢印の
角度から5秒(即ち1時30分5秒)と読むことができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記の各回転
表示板は、従来の指針で示される時針、分針等の回転と
同じように、通常の輪列による伝達駆動のため時々刻々
と回転しているので、各回転表示板に指針に代わる指針
印刷等の表示をした場合は、従来の指針表示時計とほぼ
同様に時刻を読みとることができる。しかし時板や分板
に図4のような数字の時刻表示を印刷した場合は、回転
表示板は常に回転しているので、デジタル的表示である
のに関わらず結局はアナログ的にしか見えず、目新しさ
やファッション性に欠けてしまう欠点を有する。
【0007】また図4に示すように、例えば時刻が1時
30分の場合は、文字板7の開口部7aより見える時刻
表示の印刷位置が、時は1時位置と2時位置の中間位置
となり、ちょっと見には1時30分か2時30分かの判
断がつき難い。同様に分の場合も27分等の場合は、2
5分と30分の中間となり、27分なのか33分なのか
をちょっと見には判断が付きにくく、非常に読み難く、
場合によっては時刻を読み間違う等の問題点も持ってい
た。
【0008】本発明は上記の様な問題点を解決するため
に成されたもので、回転表示板に時刻表示を印刷した場
合、回転表示板をその時間に対応して間欠的に回転させ
ることで、回転表示板を使用するにも関わらず、見やす
く且つファッション性にも富んだ時計を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め本発明は、分板を取り付ける中心車に固着された中間
車、該中間車と係合する歯車と送り爪歯部を有する間欠
送り車、該間欠送り車の送り爪歯部に係合し間欠回転す
る間欠車、該間欠車に係合し間欠的に時表示をする時円
板から構成したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳述する。図1、図2、図3は本発明の実施の
形態の一例を示すもので、図1は完成時計の表面外観
図、図2は図1の時計ムーブメントの要部断面図、図3
は図1より文字板と各円板を取り去った平面図である。
【0011】図1に示す時計は、1〜12の時数字が印
刷された時円板10と、分と秒表示の矢印の印刷された
分板9、同様に矢印の印刷された秒板11が、文字板8
の下方に配置されている。そして文字板8には、時円板
10の一部を覗かせる開口部8a、分板9と秒板11を
覗かせる開口部8bを設けたものである。この構成にお
いて、時刻を1時30分5秒のように読みとることがで
きる。
【0012】すなわち、時刻が1時30分の場合、文字
板8の開口部8aより見える時刻表示の印刷位置が、1
と2の中間ではなく、1時そのものを示すようにするこ
とで時表示を見易くし、同様に文字板8の開口部8bよ
り見える分表示の矢印印刷を30分の位置に固定するこ
とで分表示を見易くするものである。
【0013】以下、図2、図3に基づいてムーブメント
の詳細を説明する。秒板11は秒カナ12に、分板9は
中心車13にそれぞれ従来通りに取り付けられる。一方
時表示構造は、時表示の筒車6と時板1の代わりに、時
計の外周側にドーナツ状の時円板10を配置する。
【0014】そして図2に図示するように、時円板10
を駆動する輪列構成は、分板9を取り付ける中心車13
に圧入嵌合にて固着させた中間車14、該中間車14と
係合する歯車部15aと送り爪歯部15b(1〜3の3
枚あり)を有する間欠送り車15、そして該間欠送り車
15の送り爪歯部15bに係合する歯部16aと時円板
10の歯部10aと係合する歯部16bより成り時円板
10を間欠回転させる間欠車16、及び該間欠車16に
て間欠的に回転し時表示をする時円板10より形成され
ている。
【0015】尚本実施の形態では、間欠車16の歯部1
6aと歯部16bは同じ歯数6歯づつを有する共に、各
々は30゜ずれた状態で成形されている。
【0016】次に作動を説明する。図示しないモーター
からの減速回転により秒カナ12、中心車13までの回
転は従来と同じであり説明を省略する。中心車13に圧
入固着された中間車14は1時間に1回転の早さで時計
方向に回転している。該中間者14と係合している間欠
送り車15の歯車部15aは前記中間車14と同じ歯数
に設定してあり、反時計方向に1時間に1回転の早さで
回転する。
【0017】該間欠送り車15には、歯車部15aと同
軸に3個の送り爪歯部15bとそれに続く円周部15c
が設けてある。この円周部は間欠車16の歯部16aの
隣り合う2歯の歯先と相い接し、時円板10を送らない
状態時つまり通常回転時に間欠車16は回転せずに固定
された状態で停止し、時円板10の位置決めを行ってい
る。
【0018】次に間欠送り車15が反時計方向に回転
し、送り爪歯部15bの1歯15b1が間欠車16の歯
部16aと噛み合う位置に来ると、間欠車16は時計方
向に回転を開始する。前記送り爪歯部15bには、歯部
15b1、歯部15b2、歯部15b3の3歯が設けら
れており、3歯の噛み合いが終了したとき時円板10は
1時間(例えば12時から1時へ)時間が進むようにな
っている。
【0019】間欠車16の歯部16aは、まず間欠送り
車15の送り爪歯部15b1、15b2に噛み合い各々
1歯づつ送られると、時円板の歯部10aも2歯送られ
る。最後に送り爪歯部15bの3歯目15b3では4歯
目がないため1歯以上(約1.5歯)送られ、送り爪歯
部15bでは約3.5歯分送られる事となる。間欠送り
車15は更に回転して円周部15cの立ち上がり部15
c1と歯部16aは噛み合い、この噛み合いによって約
0.5歯送られ間欠車16の歯部16aは合計で4歯送
られる。
【0020】時円板の歯部10aは、間欠車の歯部16
aの送り歯数に同期し、やはり4歯送られる。本実施の
形態では歯部10aは48枚の歯が切ってあるので、時
円板10の4歯で回転する角度は4/48×360°=
30°づつ回転し、1時間づつ間欠的に時円板を回転す
る事になる。その後間欠送り車15は更に回転し、図3
に示す状態の様な、間欠車の歯部16aの2歯は間欠送
り車15の円周部15cに接し回転不能の固定された状
態になる。
【0021】ここで本実施の形態では、間欠送り車15
の送り爪歯部15bは3歯にて構成してあるが、1歯で
も間欠送り機構は可能である。しかし1歯の場合、間欠
車の歯部16aは2歯送られることになり、時円板が1
時間(すなわち30°)毎の間欠回転をさせるには、歯
部10aの歯数は2×360°/30°=24となり2
4歯にする必要がある。
【0022】歯数を48歯から24歯にすることは歯の
大きさ(モジュール)が2倍になり、それにともない間
欠車16の歯部16b、16aも2倍の大きさになる。
さらに間欠送り車15の送り爪歯部15bも2倍にな
り、平面サイズが大きくなり時計全体が大きくなり、小
型、薄型は難しくなるが、仕様によっては可能である。
【0023】このように、上記間欠送り車の送り爪歯を
複数にすることで、時円板の歯数、歯の大きさを適宣に
設定することが可能になり小型の構成を可能にすること
が出来る。更に、中間車を中心車に圧入固着すること
で、直接中心車の1時間1回転の回転を間欠送り車に伝
えることが可能であり部品点数の少ない時円板の間欠送
り機構が出来る。ところで、本実施の形態では、時円板
のみ間欠駆動するようにしたが、秒カナと中心車との間
に同様な構成を使用すすことにより、分板と時板を間欠
駆動させることもできる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
中心車に固着された中間車の回転を間欠送りとなるよう
間欠車に伝達し、回転表示板を間欠的に回転させること
で、通常は停止し、時刻の変わる時間帯のみ急速回転す
るので、時刻表示を見易くするすることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転表示板付き時計の完成外観平
面図を示す。
【図2】図1に示す本発明による回転表示板付き時計の
要部断面図を示す。
【図3】図1に示す本発明による回転表示板付き時計の
要部平面図を示す。
【図4】従来の回転表示板付き時計の完成外観平面図を
示す。
【図5】図4に示す従来の回転表示板付き時計の要部断
面図を示す。
【符号の説明】
1 時板 2 分板 3 秒板 4 秒カナ 5 中心車 6 筒車 7 文字板 8 文字板 9 分板 10 時円板 11 秒板 12 秒カナ 13 中心車 14 中間車 15 間欠送り車 16 間欠車

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分円板を取り付ける中心車に固着された
    中間車、該中間車と噛合する歯車と送り爪歯部を有する
    間欠送り車、該間欠送り車の送り爪歯部に噛合し間欠回
    転する間欠車、該間欠車に噛合し間欠的に時表示をする
    時円板から構成されたことを特徴とする回転表示板付き
    時計。
  2. 【請求項2】 上記間欠送り車の送り爪歯部の歯数を複
    数歯にしたことを特徴とする請求項1に記載の回転表示
    板付き時計。
  3. 【請求項3】 上記中間車は分円板を取り付ける中心車
    に圧入嵌合にて固着されていることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の回転表示板付き時計。
JP3262598A 1998-02-16 1998-02-16 回転表示板付き時計 Pending JPH11231070A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3262598A JPH11231070A (ja) 1998-02-16 1998-02-16 回転表示板付き時計

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JP3262598A JPH11231070A (ja) 1998-02-16 1998-02-16 回転表示板付き時計

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JPH11231070A true JPH11231070A (ja) 1999-08-27

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JP3262598A Pending JPH11231070A (ja) 1998-02-16 1998-02-16 回転表示板付き時計

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107490949A (zh) * 2017-09-08 2017-12-19 深圳市飞亚达精密计时制造有限公司 一种时间显示结构及使用该结构的手表

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107490949A (zh) * 2017-09-08 2017-12-19 深圳市飞亚达精密计时制造有限公司 一种时间显示结构及使用该结构的手表
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