JPH1123003A - 空調装置のアース構造 - Google Patents

空調装置のアース構造

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Publication number
JPH1123003A
JPH1123003A JP9187630A JP18763097A JPH1123003A JP H1123003 A JPH1123003 A JP H1123003A JP 9187630 A JP9187630 A JP 9187630A JP 18763097 A JP18763097 A JP 18763097A JP H1123003 A JPH1123003 A JP H1123003A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
main body
body frame
bracket
air conditioner
Prior art date
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Pending
Application number
JP9187630A
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English (en)
Inventor
Michiyuki Kitajima
理行 北島
薫 ▲濱▼岡
Kaoru Hamaoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
Priority to JP9187630A priority Critical patent/JPH1123003A/ja
Publication of JPH1123003A publication Critical patent/JPH1123003A/ja
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アース線を用いずに簡単に熱交換器をアース
する。 【解決手段】 本体フレーム1内に収容した熱交換器2
を断熱材5、6を介して本体フレームから浮かせた状態
で支持した空調装置において、熱交換器の端板4より外
部に延び出した冷媒配管21に金属製のブラケット23
をろう付けして設け、このブラケットを本体フレームに
ネジ12で止めることにより、熱交換器を本体フレーム
にアースした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調装置のアース
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】空調装置の熱交換器として広く用いられ
ているプレートフィン・アンド・チューブ式の熱交換器
は、狭い間隔で多数並べたプレート状のフィン群を管列
が貫通する構造をなしており、例えば一般の住宅に設置
した場合、電磁波を受けるアンテナの役を果たし、周囲
の電子機器にノイズをのせてしまうことがある。そのた
め、上記の影響が出ないように、通常は熱交換器をアー
スしている。
【0003】実開昭55−176198号公報や実開平
4−29725号公報には、熱交換器の端板にブラケッ
トを設け、そのブラケットを介して熱交換器をアースに
落とす例が示されている。しかし、熱交換器の両端を完
全に断熱材で保持する形式の空調装置に適用する場合、
ブラケットの扱いが面倒になる。
【0004】そこで、その形式の空調装置においては、
アース線を直に端板にネジ止めする構造を採用してい
る。図2は同形式の空調装置の例を示し、図3はそのア
ース部分の構造を示している。図2において、本体フレ
ーム1内には、熱交換器2やロータリーファン8等が収
容されている。熱交換器2は、両端に配した断熱材5、
6を介してチューブ端3が保持されることにより、本体
フレーム1から浮かせた状態で支持されている。従っ
て、本体フレーム1とは絶縁状態にある。ここで、一方
の断熱材5はチューブ端3を差し込める方式になってお
り、他方の断熱材6は上下に半割りされ、下半部6Aと
上半部6Bとでチューブ端3を挟める方式になってい
る。これは、熱交換器2の端板4より延び出した冷媒配
管21、22を断熱材6の外側に取り出すためである。
【0005】この空調装置では、図3に示すように、熱
交換器2の端板4にアース線10の端子11をネジ12
で止めることにより熱交換器2をアースしている。そし
て、アース線10を半割り式の断熱材6に設けた溝(図
示略)に通して外に引き出している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の構造の
場合、組立時にアース線10を組付けなければならず、
手間がかかる。また、熱交換器2に付着した結露水が、
アース線10を辿って外部に漏れる可能性がある等の問
題があった。
【0007】本発明は、上記事情を考慮し、アース線を
用いずに簡単に熱交換器をアースすることができ、結露
水の漏れの問題も解消し得る空調装置のアース構造を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、本体
フレーム内に収容した熱交換器を断熱材を介して本体フ
レームから浮かせた状態で支持してなる空調装置におい
て、前記熱交換器の端部より外部に延び出した冷媒配管
に金属製のブラケットを設け、該ブラケットを本体フレ
ームにネジ止めすることにより、熱交換器を本体フレー
ムにアースしたことを特徴とする。また、請求項2の発
明は、前記ブラケットを冷媒配管にろう付けしたことを
特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1に
基づいて説明する。この空調装置では、図1(a)に示
すように、熱交換器2の端板4より延び出した冷媒配管
21に、小片状の金属製のブラケット23をろう付けし
て設け、このブラケット23のネジ通し孔23aにネジ
12の先端を通し、本体フレーム1の支持板15上のネ
ジ孔16に締め込むことにより、冷媒配管21を介して
熱交換器2を本体フレーム1にアースしている。
【0010】この場合、ブラケット23は、図1(b)
に示すように、熱交換器2をその両端部を断熱材5、6
で支持しながら本体フレーム1に組付けた際に、断熱材
6の外側に位置するように配置されており、断熱材6で
熱交換器2を保持する場合の邪魔にならない。従って、
端板4にブラケットを設ける場合と違って、何の面倒も
なく実施することができる。また、アース線が不要であ
るから、その取付け手間がかからなくなる上、アース線
を辿って結露水が外部に漏れる問題も解消できる。さら
に、冷媒配管21を本体フレーム1に固定することにな
るので、断熱材5、6のみで支持していた熱交換器2の
固定力の強化にもなる。
【0011】しかも、本実施形態ではブラケット23を
冷媒配管21にろう付けしているので、別にクリップ式
のブラケットを巻き付けてネジ止めする場合と比べて、
余計な部品が増えない上、接触不良を起こす心配や、が
たつき発生の心配もない。
【0012】なお、ブラケット23は、一番作業しやす
い冷媒配管に取り付ければよいのであるが、どの冷媒配
管に取り付けるかは適宜選択可能である。また、ブラケ
ットは、必ずしもろう付けして設けなくてもよく、前述
したようなクリップ式のものを採用してもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、熱交換器から延び出した冷媒配管にブラケット
を設けたので、本体フレームにブラケットをネジ止めす
るだけで、熱交換器を本体フレームにアースすることが
できる。従って、アース線を用いる必要がなく、簡単に
熱交換器のアースを落とすことができ、組立ての容易化
と、部品点数及び組立工数の減少が図れる。また、アー
ス線を用いないから、アース線を辿っての結露水の外部
への漏れの問題も解消できる。さらに、冷媒配管の固定
により熱交換器の支持力が高まるので、輸送中の落下等
により強い衝撃が加わった場合にも、熱交換器を支持す
る断熱材の破損やガタツキの発生を防止することができ
る。また、熱交換器の端板にブラケットを設けるのでは
なく、冷媒配管にブラケットを設けているので、熱交換
器の両端部を断熱材で完全に覆う形式にも、特別な工夫
を施すことなく簡単に適用することができる。
【0014】また、請求項2の発明にように、ブラケッ
トを冷媒配管に直接ろう付けした場合は、ブラケットが
冷媒配管に一体の部品となるので、余計な部品が増え
ず、接触不良やがたつき発生の心配もなくなり、熱交換
器のアースを一層確実なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成図で、(a)は冷媒配
管に設けたブラケットを本体フレームにネジ止めしよう
としている状態を示す斜視図、(b)は熱交換器を本体
フレームに取り付けた状態を概略的に示す正面図であ
る。
【図2】従来の断熱材を介して熱交換器を支持する形式
の空調装置の構成を示す分解斜視図である。
【図3】従来のアースのとり方の例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 本体フレーム 2 熱交換器 5,6 断熱材 12 ネジ 21 冷媒配管 23 ブラケット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体フレーム内に収容した熱交換器を断
    熱材を介して本体フレームから浮かせた状態で支持して
    なる空調装置において、 前記熱交換器の端部より外部に延び出した冷媒配管に金
    属製のブラケットを設け、該ブラケットを本体フレーム
    にネジ止めすることにより、熱交換器を本体フレームに
    アースしたことを特徴とする空調装置のアース構造。
  2. 【請求項2】 前記ブラケットが冷媒配管にろう付けさ
    れていることを特徴とする請求項1記載の空調装置のア
    ース構造。
JP9187630A 1997-06-27 1997-06-27 空調装置のアース構造 Pending JPH1123003A (ja)

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JP9187630A JPH1123003A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 空調装置のアース構造

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JP9187630A JPH1123003A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 空調装置のアース構造

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JPH1123003A true JPH1123003A (ja) 1999-01-26

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ID=16209481

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JP9187630A Pending JPH1123003A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 空調装置のアース構造

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JP (1) JPH1123003A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011220606A (ja) * 2010-04-09 2011-11-04 Daikin Industries Ltd アース接続部材及びこれを備えた熱交換器
WO2018137417A1 (zh) * 2017-01-25 2018-08-02 珠海格力电器股份有限公司 一种空调器

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JP2011220606A (ja) * 2010-04-09 2011-11-04 Daikin Industries Ltd アース接続部材及びこれを備えた熱交換器
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