JPH1122990A - 暖房装置 - Google Patents
暖房装置Info
- Publication number
- JPH1122990A JPH1122990A JP17355897A JP17355897A JPH1122990A JP H1122990 A JPH1122990 A JP H1122990A JP 17355897 A JP17355897 A JP 17355897A JP 17355897 A JP17355897 A JP 17355897A JP H1122990 A JPH1122990 A JP H1122990A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- burner
- heat exchanger
- hot water
- refrigerant
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、冷媒熱搬送エアコンのバーナ熱交
換器に第２の暖房回路を設け温風暖房と輻射暖房の併用
により速暖性・快適性を向上するもの。 【解決手段】 バーナ熱交換器に第２の暖房回路を設
け、温水循環ポンプと輻射放熱板により輻射暖房の併用
を行う。
換器に第２の暖房回路を設け温風暖房と輻射暖房の併用
により速暖性・快適性を向上するもの。 【解決手段】 バーナ熱交換器に第２の暖房回路を設
け、温水循環ポンプと輻射放熱板により輻射暖房の併用
を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃焼ガスを熱交換
して熱媒に熱を伝える暖房装置に関するものである。
して熱媒に熱を伝える暖房装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、ガスや石油の燃焼熱を利用した冷
媒加熱式エアコンが実用化されている。以下図面を参照
しながら、上述した冷媒加熱式エアコンの一例について
説明する。
媒加熱式エアコンが実用化されている。以下図面を参照
しながら、上述した冷媒加熱式エアコンの一例について
説明する。
【０００３】図３は従来の冷媒加熱式エアコンの冷凍サ
イクル図である。同図において５は圧縮機、６は四方
弁、７は室外熱交換器、８は室内熱交換器で配管により
連結されている。３はバーナ、１はバーナ熱交換器であ
り、押し出し成形されたアルミ製で内部にはバーナ３の
燃焼ガスから熱を吸熱するフィンを備えている。バーナ
熱交換器１の外周部には冷媒を流すための銅管２が巻き
付けられ、フィン部から吸熱された熱を、銅管内を流れ
る冷媒に伝達するものである。
イクル図である。同図において５は圧縮機、６は四方
弁、７は室外熱交換器、８は室内熱交換器で配管により
連結されている。３はバーナ、１はバーナ熱交換器であ
り、押し出し成形されたアルミ製で内部にはバーナ３の
燃焼ガスから熱を吸熱するフィンを備えている。バーナ
熱交換器１の外周部には冷媒を流すための銅管２が巻き
付けられ、フィン部から吸熱された熱を、銅管内を流れ
る冷媒に伝達するものである。
【０００４】暖房時には、二方弁４が開となり、図中の
矢印に示すようにバーナ熱交換器１で熱をもらった冷媒
は圧縮機５、四方弁６を経て、室内熱交換器８で放熱
し、二方弁４を経て再びバーナ熱交換器１へ戻る。
矢印に示すようにバーナ熱交換器１で熱をもらった冷媒
は圧縮機５、四方弁６を経て、室内熱交換器８で放熱
し、二方弁４を経て再びバーナ熱交換器１へ戻る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、寒冷地や天井高さが高い住宅の場合に
は、室内機の温風が床面まで十分到達せず、足下が寒い
という課題がある。
うな構成では、寒冷地や天井高さが高い住宅の場合に
は、室内機の温風が床面まで十分到達せず、足下が寒い
という課題がある。
【０００６】本発明は、上記問題点に鑑み、従来の室内
機による温風暖房に加え、温水による床暖房などの輻射
暖房を併用し、暖房の立ち上がり時間の短縮と快適性の
向上を図るものである。
機による温風暖房に加え、温水による床暖房などの輻射
暖房を併用し、暖房の立ち上がり時間の短縮と快適性の
向上を図るものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、熱源となるバーナとバーナの燃焼ガスから受
熱するためのフィンを内部に有した円筒形のアルミ本体
の外周部に密着させ金属管を巻き付けたバーナ熱交換器
を搭載した、冷媒加熱式エアコンにおいて、バーナ熱交
換器のアルミ本体外周部に第２の金属管を巻き付けると
ともに温水循環ポンプと輻射放熱板を接続し第２の暖房
回路を設け、暖房運転時に冷媒加熱による温風暖房と温
水による輻射暖房の２系統暖房を行うことにより、従来
の課題を解消することができる。
本発明は、熱源となるバーナとバーナの燃焼ガスから受
熱するためのフィンを内部に有した円筒形のアルミ本体
の外周部に密着させ金属管を巻き付けたバーナ熱交換器
を搭載した、冷媒加熱式エアコンにおいて、バーナ熱交
換器のアルミ本体外周部に第２の金属管を巻き付けると
ともに温水循環ポンプと輻射放熱板を接続し第２の暖房
回路を設け、暖房運転時に冷媒加熱による温風暖房と温
水による輻射暖房の２系統暖房を行うことにより、従来
の課題を解消することができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】上記課題を解決するため本発明
は、熱源となるバーナとバーナの燃焼ガスから受熱する
ためのフィンを内部に有した円筒形のアルミ本体の外周
部に密着させ金属管を巻き付けたバーナ熱交換器を搭載
した、冷媒加熱式エアコンにおいて、バーナ熱交換器の
アルミ本体外周部に第２の金属管を巻き付けるとともに
温水循環ポンプと輻射放熱板を接続し第２の暖房回路を
設けたものである。
は、熱源となるバーナとバーナの燃焼ガスから受熱する
ためのフィンを内部に有した円筒形のアルミ本体の外周
部に密着させ金属管を巻き付けたバーナ熱交換器を搭載
した、冷媒加熱式エアコンにおいて、バーナ熱交換器の
アルミ本体外周部に第２の金属管を巻き付けるとともに
温水循環ポンプと輻射放熱板を接続し第２の暖房回路を
設けたものである。
【０００９】
【実施例】以下本発明の実施例のについて図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【００１０】図１は本発明の一実施例を示すサイクル図
であり、従来例と同一のものは同一番号を付与し、説明
を省略する。
であり、従来例と同一のものは同一番号を付与し、説明
を省略する。
【００１１】同図において、従来の冷媒加熱式冷凍サイ
クルに加え、バーナ熱交換器１には、温水加熱用銅管２
ｂが巻き付けられ、この銅管２ｂには温水循環ポンプ９
と輻射放熱板１０が環状に接続されている。
クルに加え、バーナ熱交換器１には、温水加熱用銅管２
ｂが巻き付けられ、この銅管２ｂには温水循環ポンプ９
と輻射放熱板１０が環状に接続されている。
【００１２】上記構成において、暖房時にはバーナ３で
発生した燃焼ガスは、バーナ熱交換器１内部に流入し、
燃焼熱はバーナ熱交換器１に伝熱される。銅管２ａには
冷媒が流れ、吸熱し圧縮機５、四方弁６を経て室内機内
の室内熱交換器８で室内空気中に放熱し、二方弁４を経
てバーナ熱交換器１に戻る。バーナ熱交換器１に巻き付
けられた、銅管２ｂ内には、温水（熱媒）が流れ、燃焼
ガスで加熱され、高温になった温水は温水循環ポンプ９
を経て、床面に設けられた床暖房パネル１０で放熱後再
び、バーナ熱交換器１に戻る。
発生した燃焼ガスは、バーナ熱交換器１内部に流入し、
燃焼熱はバーナ熱交換器１に伝熱される。銅管２ａには
冷媒が流れ、吸熱し圧縮機５、四方弁６を経て室内機内
の室内熱交換器８で室内空気中に放熱し、二方弁４を経
てバーナ熱交換器１に戻る。バーナ熱交換器１に巻き付
けられた、銅管２ｂ内には、温水（熱媒）が流れ、燃焼
ガスで加熱され、高温になった温水は温水循環ポンプ９
を経て、床面に設けられた床暖房パネル１０で放熱後再
び、バーナ熱交換器１に戻る。
【００１３】図２に、冷媒加熱式エアコンと本発明の暖
房装置（バーナの燃焼量は同じ、輻射暖房板は床暖房パ
ネルを使用）との暖房立ち上がり性能の比較実験データ
を示す。実験は１０畳の部屋を１２時間０℃に放置後、
それぞれ運転開始からの床面の温度を測定したものであ
る。床面が２０℃に達するまでの時間を比較すると、従
来の冷媒加熱式では約２時間かかるのに対して、本発明
の暖房装置では、０．６時間で立ち上がっており、立ち
上がり時間が大幅に改善されている。
房装置（バーナの燃焼量は同じ、輻射暖房板は床暖房パ
ネルを使用）との暖房立ち上がり性能の比較実験データ
を示す。実験は１０畳の部屋を１２時間０℃に放置後、
それぞれ運転開始からの床面の温度を測定したものであ
る。床面が２０℃に達するまでの時間を比較すると、従
来の冷媒加熱式では約２時間かかるのに対して、本発明
の暖房装置では、０．６時間で立ち上がっており、立ち
上がり時間が大幅に改善されている。
【００１４】上記実施例から明らかなように、本暖房装
置は、冷媒熱搬送による温風暖房と輻射暖房を併用可能
とすることにより、寒冷地や室内機からの温風がとどき
にくい天井高さの大きい住宅でも、暖房の立ち上がりが
早くかつ床面温度も高く快適性に優れた暖房を提供する
ことができる。
置は、冷媒熱搬送による温風暖房と輻射暖房を併用可能
とすることにより、寒冷地や室内機からの温風がとどき
にくい天井高さの大きい住宅でも、暖房の立ち上がりが
早くかつ床面温度も高く快適性に優れた暖房を提供する
ことができる。
【００１５】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように本発明に
よれば、熱源となるバーナとバーナの燃焼ガスから受熱
するためのフィンを内部に有した円筒形のアルミ本体の
外周部に密着させ金属管を巻き付けたバーナ熱交換器を
搭載した、冷媒加熱式エアコンにおいて、バーナ熱交換
器のアルミ本体外周部に第２の金属管を巻き付けるとと
もに温水循環ポンプと輻射放熱板を接続し第２の暖房回
路を設け、暖房運転時に冷媒熱搬送による温風暖房と温
水（熱媒）による輻射暖房の２系統暖房を併用すること
により、寒冷地や住宅の天井高さが大きい住宅でも、暖
房立ち上がり性と快適性を大幅に改善することができ
る。
よれば、熱源となるバーナとバーナの燃焼ガスから受熱
するためのフィンを内部に有した円筒形のアルミ本体の
外周部に密着させ金属管を巻き付けたバーナ熱交換器を
搭載した、冷媒加熱式エアコンにおいて、バーナ熱交換
器のアルミ本体外周部に第２の金属管を巻き付けるとと
もに温水循環ポンプと輻射放熱板を接続し第２の暖房回
路を設け、暖房運転時に冷媒熱搬送による温風暖房と温
水（熱媒）による輻射暖房の２系統暖房を併用すること
により、寒冷地や住宅の天井高さが大きい住宅でも、暖
房立ち上がり性と快適性を大幅に改善することができ
る。
【図１】本発明の実施例を示す冷凍サイクル図
【図２】同暖房立ち上がり特性の比較図
【図３】従来の冷媒加熱式エアコンの冷凍サイクル図
１ バーナ熱交換器 ２ 銅管 ９ 温水循環ポンプ １０ 輻射放熱板
Claims (1)
- 【請求項１】 熱源となるバーナとバーナの燃焼ガスか
ら受熱するためのフィンを内部に有した円筒形のアルミ
本体の外周部に密着させ金属管を巻き付けたバーナ熱交
換器を搭載した、冷媒加熱式エアコンにおいて、バーナ
熱交換器のアルミ本体外周部に第２の金属管を巻き付け
るとともに温水循環ポンプと輻射放熱板を接続し第２の
暖房回路を設け、暖房運転時に冷媒熱搬送による温風暖
房と温水（熱媒）による輻射暖房の２系統暖房を行う暖
房装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17355897A JPH1122990A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17355897A JPH1122990A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 暖房装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1122990A true JPH1122990A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=15962783
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17355897A Pending JPH1122990A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 暖房装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1122990A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011027387A (ja) * | 2008-11-27 | 2011-02-10 | Eidai Co Ltd | 床暖房用のコントローラを備えた家具および電気式床暖房構造 |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP17355897A patent/JPH1122990A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011027387A (ja) * | 2008-11-27 | 2011-02-10 | Eidai Co Ltd | 床暖房用のコントローラを備えた家具および電気式床暖房構造 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040511 |