JPH11229718A - 開口部枠材の調整構造 - Google Patents

開口部枠材の調整構造

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Publication number
JPH11229718A
JPH11229718A JP4900598A JP4900598A JPH11229718A JP H11229718 A JPH11229718 A JP H11229718A JP 4900598 A JP4900598 A JP 4900598A JP 4900598 A JP4900598 A JP 4900598A JP H11229718 A JPH11229718 A JP H11229718A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
wood
gap
frame material
opening frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4900598A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Wada
理 和田
Takashi Hyodo
孝史 兵頭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dantani Plywood Co Ltd
Original Assignee
Dantani Plywood Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dantani Plywood Co Ltd filed Critical Dantani Plywood Co Ltd
Priority to JP4900598A priority Critical patent/JPH11229718A/ja
Publication of JPH11229718A publication Critical patent/JPH11229718A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な作業で、しかも熟練者を必要とせず、
ドアやクロゼット扉などの施工を簡単に行う事の出来る
木ネジや調整構造を提案する事にある。 【解決手段】 請求項1記載の開口部の調整構造は、ネ
ジ頭部とネジ部の間に非ネジ部を形成し、ネジ部と非ネ
ジ部の境目に逆止部を形成した木ネジを用いて、木製の
開口部枠材を構造用部材に螺着後、ネジ頭部を回転させ
て突出量を調節し、枠材と構造部材の間隔を調整後、隙
間の所々に発泡合成樹脂を注入発泡硬化させた開口部枠
の調整構造に関る。請求項2は、非ネジ部の長さが、開
口部枠材の厚さと同一か又は短く、かつ木ネジ部の長さ
が、開口部枠材と構造部材が構成する間隙幅よりも長い
木ネジを用いた請求項1記載の開口部枠の調整構造であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は住宅等の開口部にド
アやクロゼット扉などを容易に取付ける為の、開口部枠
材の調整構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、開口部に扉を取付けるには、扉枠
材の直角を正確に出さねば扉と枠材の間に隙間や歪みを
生じ、扉の機能を充分に果たさなくなる為、枠材に扉を
取り付けたままの状態で扉枠材をバンドなどで固定し、
そのまま開口部の構造材の間に入れ込み、枠材と構造材
との隙間に補助材などを差込み、固定しなければ成らな
いなど、扉の施工においては最も手間のかかる仕事であ
った。
【0003】そこで、扉枠材の構造材に対面する部分に
雌ネジを埋め込み、その雌ネジと螺合する雄ネジを予め
取付けておき、枠材と構造材の隙間を雄ネジを回転させ
た移動量で調節するなどの方法も提案されているが、施
工手間が掛かったり、価格の上昇を招くなど、好ましい
物ではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、このよ
うな従来の課題に鑑みてなされたものであり、その目的
は簡単な作業で、しかも熟練者を必要とせず、ドアやク
ロゼット扉などの施工を簡単に行う事の出来る木ネジを
用いた調整構造を提案する事にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
開口部枠材の調整構造は、ネジ頭部とネジ部の間に非ネ
ジ部を形成し、ネジ部と非ネジ部の境目に逆止部を形成
した木ネジを用いて、木製の開口部枠材を構造用部材に
螺着後、ネジ頭部を回転させて突出量を調節し、枠材と
構造部材の間隔を調整後、隙間の所々に発泡合成樹脂を
注入発泡硬化させた開口部枠の調整構造である。
【0006】本発明の請求項2は、非ネジ部の長さが、
開口部枠材の厚さと同一又は短く、かつ開口部枠材と構
造部材が構成する間隙幅よりも長い木ネジを用いた開口
部枠の調整構造である。
【0007】
【作用】この発明においては、木ネジに逆止部を設けて
いるのは、ネジを廻して逆止部まで一旦枠材を貫通させ
ると、ネジ頭部を逆回転させてもネジは抜け落ちる事無
く、枠材と構造部材との間隔を調整出来るようにする為
である。また、間隙に発泡樹脂を注入して硬化させるの
は、枠材と構造材の間隔の保持が容易で、施工が常に簡
単になるようにする為である。
【0008】
【発明の実施の形態】開口部枠材は、ドアやクロゼット
扉などと一体的に用いられる枠材で、合板、MDF,パ
ーティクルボード、製材などで作られており、扉とは蝶
番やピボットで開閉自在に固定されている。
【0009】構造材は、建物の開口部に扉などを取付け
る為に設置される柱である。通常は厚さ5cm、幅が1
0cm程度の柱材が用いられる。
【0010】本発明の木ネジは、ネジ頭部とネジ部の間
に非ネジ部を形成し、ネジ部と非ネジ部の境目に逆止部
を形成した木ネジである。逆止部はネジの進行方向に対
してテーパー状に形成され、非ネジ部の径よりも僅かに
大きく形成される。その為、一旦木ネジの逆止部が木製
の開口部枠材を貫通すると、ネジ頭部を逆回転させても
ネジは抜けること無く回転する事が出来る。そして、ネ
ジ部が回転すると構造部材内にねじ込まれた部分の突出
量を調整でき、枠材と構造部材の間隔を調節できる。
【0011】なお、非ネジ部の長さは、開口部枠材の厚
さと同一かそれより短く、ネジ部は枠材と構造部材との
間隔を調整でき、かつ構造部材に枠材を固定できるだけ
の長さが必要である。通常、非ネジ部の長さは30mm
以下、好ましくは20mm〜12mmの範囲で、ネジ部
の長さは100mm〜50mm程度の長さが有れば良
い。
【0012】枠材と構造部材の間隔を調整後は、隙間の
所々に注入発泡硬化させる発泡合成樹脂は、ウレタン発
泡樹脂やフェノール発泡樹脂などの常温で硬化、接着
し、硬化後はある程度の強度を有する合成樹脂が用いら
れる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例になる図面を参照して
説明する。
【0014】図1は、本発明の1実施例に係る開口部枠
の調整構造を示し、図2はそれに用いる木ネジを示して
いる。
【0015】木ネジ5は、ネジ頭部1と、ネジ部2と、
非ネジ部3と逆止部4を備えている。ネジ頭部1及びネ
ジ部2は、それぞれ木ネジ5の端部に形成されている。
非ネジ部3は、ネジ頭部1とネジ部2との間に形成され
る。また、この非ネジ部3は、少なくとも取付ける枠材
6の厚さと同一又は少し短めの長さに形成されている。
ネジ部2と非ネジ部3の境界に形成された逆止部4は、
木ネジ5の外周に環状に形成され、木ネジ5の進行方向
に対してテーパー状を呈している。
【0016】この、逆止部4は、前記木ネジ5が取付け
る枠材6から脱落したり、木ネジ5を逆転させても枠材
6から抜け上がることを防止するものである。
【0017】上記の木ネジ5を用いて開口部枠材6を構
造材に取付ける場合、枠材6を構造部材7の内側に仮置
きした後、枠材6の所定の位置に設けた複数の導き穴か
ら木ネジ5をネジ込んだ。この時、木ネジ5は逆止部4
が枠材6を貫通する位置までネジ込んで構造部材7に螺
着した。
【0018】その後、枠材6の直角を保持する様に木ネ
ジ5を更に回転させることで、構造部材7内に螺着され
たネジ部2の突出量を調整し、枠材6と構造部材7の間
隙を調整して枠材を正確な位置に仮固定した。
【0019】枠材6と構造部材7の間隙調整が全て完了
した後、木ネジ5の出ている間隙にウレタン樹脂の常温
硬化型合成樹脂8を注入して発泡硬化させ、枠材6と構
造部材7の間隔を固定し、施工を完了した。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、木ネジの非ネジ部とネ
ジ部の境目に逆止部を有している為、木ネジを逆回転さ
せても枠材側に抜け無いので、枠材と構造材の間隔調整
が非常に容易である。また、間隔調整が完了後にその隙
間に発泡性合成樹脂を注入して硬化させるので、一旦形
成された間隔は確実、かつ容易に固定する事が出来て開
口部枠材の施工は極めて容易で迅速に行う事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る開口枠材の調整構造を
示す部分拡大図である。
【図2】本発明の一実施例に係る開口枠材の調整構造に
用いる木ネジを示す側面図である。
【符号の説明】
1 ネジ頭部 2 ネジ部 3 非ネジ部 4 逆止部 5 木ネジ 6 枠材 7 構造部材 8 合成樹脂発泡体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネジ頭部(1)とネジ部(2)の間に非
    ネジ部(3)を形成し、ネジ部(2)と非ネジ部(3)
    の境目に逆止部(4)を形成した木ネジ(5)を用い
    て、木製の開口部枠材(6)を構造用部材(7)に螺着
    後、ネジ頭部(1)を回転させて突出量を調節し、枠材
    (6)と構造部材(7)の間隔を調整後、隙間の所々に
    発泡合成樹脂(8)を注入発泡硬化させたことを特徴と
    した開口部枠の調整構造。
  2. 【請求項2】 非ネジ部(3)の長さが、開口部枠材
    (6)の厚さと同一又は短く、かつネジ部(2)の長さ
    が開口部枠材(6)と構造部材(7)が構成する間隙幅
    よりも長い木ネジ(5)を用いたことを特徴とした請求
    項1記載の開口部枠の調整構造。
JP4900598A 1998-02-13 1998-02-13 開口部枠材の調整構造 Pending JPH11229718A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4900598A JPH11229718A (ja) 1998-02-13 1998-02-13 開口部枠材の調整構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4900598A JPH11229718A (ja) 1998-02-13 1998-02-13 開口部枠材の調整構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11229718A true JPH11229718A (ja) 1999-08-24

Family

ID=12819069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4900598A Pending JPH11229718A (ja) 1998-02-13 1998-02-13 開口部枠材の調整構造

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JP (1) JPH11229718A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009264395A (ja) * 2008-04-22 2009-11-12 Dandori Vis Kk 木枠調整用木ねじ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20041122