JPH11229665A - 免震構造物の浮き上がり防止装置及びこの装置が設けられてなる軽重量構造物の免震構造 - Google Patents

免震構造物の浮き上がり防止装置及びこの装置が設けられてなる軽重量構造物の免震構造

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JPH11229665A
JPH11229665A JP5154098A JP5154098A JPH11229665A JP H11229665 A JPH11229665 A JP H11229665A JP 5154098 A JP5154098 A JP 5154098A JP 5154098 A JP5154098 A JP 5154098A JP H11229665 A JPH11229665 A JP H11229665A
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JP
Japan
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fixed
base
fixing
seismic isolation
upright
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Application number
JP5154098A
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English (en)
Inventor
Shigeru Hirano
茂 平野
Makoto Kanchiku
信 寒竹
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Ichijo Co Ltd
Original Assignee
Ichijo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 免震構造として、滑り支承等を用いる場合に
は、台風等の風圧が構造物に作用すると浮き上がってし
まうおそれがある。 【解決手段】 一方の固定部23と他方の固定部24と
上側水平部25とを有してなる上側固定金具21と、一
方の起立部26と他方の起立部27と上記上側水平部2
5を跨いで上記土台1と直交する方向に又は上記土台と
平行に位置してなる下側水平部28とを有してなる下側
固定金具22と、を備え、上記一方及び他方の固定部2
3,24は、それぞれ土台1の一側面に固定される一方
の固定片23a,24aと他側面に固定される他方の固
定片23b,24bとを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地震による振動から建
物を保護する免震構造が採用された免震構造物の浮き上
がりを防止するための免震構造物の浮き上がり防止装置
及びこの装置が設けられてなる軽重量構造物の免震構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、従来から地震による振動か
ら建物を保護するための免震装置として、(1)ゴムと
鉄板を交互に重ね合わせた積層ゴムにより上部構造物を
下方から支持するもの(2)地震による振動をダンパー
装置により吸収するもの(3)地盤又は基礎と上部構造
物との間を絶縁するもの,等が提案されている。そし
て、例えばこの(3)の絶縁方法としては、液体や磁気
で構造物を浮上させるものや、地盤又は基礎と上部構造
物とを滑らせるもの(滑り支承)、或いはロールベアリ
ング等の球体を転動させるもの等が種々提案されてい
る。また、従来の免震装置又は免震構造では、上述した
(1)の装置又は構造と(2)の装置又は構造とを併用
させたり(1)の装置又は構造と(3)の装置又は構造
とを併用させたものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうした免
震装置又は構造の研究開発は、各大手の建設会社により
近年急速に進められており一部では実用化されているも
のもあるが、その殆どはビルディング等の高重量物に対
するものであり、戸建住宅等の軽重量構造物に対する免
震を考慮したものは極めて少ない。そこで、戸建住宅等
の軽重量構造物に対する免震装置又は構造を考慮した場
合、前述した(1)の積層ゴムによることも考えられる
が、軽重量建築物である場合にも十分な免震性能を確保
することは現在では困難である。このことからすれば、
前記(3)の絶縁方法,特に滑り支承や、上下の支承板
の間に球体を介在させる免震装置を用いることが、軽重
量建築物に対する免震としては現実的である。しかしな
がら、こうした滑り支承や球体を介在させることにより
免震させる場合には、基礎コンクリートに固定された下
部支承板により、軽重量構造物を構成する土台に固定さ
れた上部支承板を介して支持させるか、或いは該下部支
承板と上部支承板との間に球体を介在させた状態で支持
させるものであることから、台風等の強い風圧が構造物
に作用した場合には、該構造物が浮き上がってしまう危
険性がある。特に、3階建の構造物のように地上からの
高さが高い程こうした風圧により浮き上がってしまう可
能性があり、さらに大きな風圧が構造物に作用した場合
には転倒する可能性もある。また、こうした風圧による
浮き上がりの可能性は、前記(1)積層ゴムにより上部
構造物を下方から支持する免震構造を採用した場合であ
っても同じである。
【0004】そこで、本発明は、上述した従来の免震装
置,特に滑り支承に係る免震装置又は上下の支承板の間
に球体を介在させる免震装置が用いられた免震構造物が
有する課題を解決するために提案されたものであって、
台風等による風圧が構造物に作用した場合であっても該
構造物が浮き上がってしまうことを有効に防止すること
ができる免震構造物の浮き上がり防止装置及びその免震
構造を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために提案されたものであり、第1の発明(請求
項1記載の発明)は、免震構造物の転倒防止装置に係る
ものであって、軽重量構造物の土台に上端側が固定され
てなり基礎コンクリート方向に垂下してなる一方の固定
部と、この一方の固定部からやや離間された位置であっ
て該一方の固定部が固定されてなる土台又はこの土台と
平行となされた他の土台に上端側が固定されてなり基礎
コンクリート方向に垂下してなる他方の固定部と、一端
が上記一方の固定部の下端に連続してなり他端は上記他
方の固定部の下端に連続してなるとともに上記土台と平
行に又は該土台と直交する方向に位置してなる上側水平
部と、を有してなる上側固定金具と、基礎コンクリート
の上面に下端が固定されてなる一方の起立部と、この一
方の起立部とやや離間した位置であって上記基礎コンク
リートの上面に下端が固定されてなる他方の起立部と、
一端が上記一方の起立部の上端と連続してなり他端は上
記他方の起立部の上端と連続してなるとともに上記上側
水平部を跨いで上記土台と直交する方向に又は上記土台
と平行に位置してなる下側水平部と、を有してなる下側
固定金具と、を備え、上記一方及び他方の固定部は、そ
れぞれ土台の一側面に固定される一方の固定片と他側面
に固定される他方の固定片とを備えてなることを特徴と
するものである。
【0006】また、第2の発明(請求項2記載の発明)
は、上記第1の発明において、前記上側固定金具を構成
する一方の固定部の内側面と、この一方の固定部の内側
面と対向してなる他方の固定部の内側面との双方、又は
前記下側固定金具を構成する下側水平部の両側面、の何
れかには、緩衝材が固定されてなることを特徴とするも
のである。
【0007】また、第3の発明(請求項3記載の発明)
は、上記第1の発明又は第2の発明において、下側固定
金具を構成する一方の起立部の内側面と、この一方の起
立部と対向してなる他方の起立部の内側面との双方、又
は前記上側固定金具を構成する上側水平部の両側面、の
何れかには緩衝材が固定されてなることを特徴とするも
のである。
【0008】また、第4の発明(請求項4記載の発明)
は、軽重量構造物の土台にそれぞれ上端側が固定されて
なり基礎コンクリート方向に垂下してなる一方及び他方
の固定部と、一端がこの一方の固定部の下端に連続して
なり他端は上記他方の固定部の下端に連続してなるとと
もに上記土台と平行に又は該土台と直交する方向に位置
してなる上側水平部と、を有してなる上側固定金具と、
基礎コンクリートの上面に下端が固定されてなる一方及
び他方の起立部と、一端が上記一方の起立部の上端と連
続してなり他端は上記他方の起立部の上端と連続してな
るとともに上記上側水平部を跨いで上記土台と直交する
方向に又は上記土台と平行に位置してなる下側水平部
と、を有してなる下側固定金具と、を備え、上記上側水
平部又は下側水平部の何れか一方には、下側水平部又は
上側水平部方向に昇降する昇降軸が設けられてなるとと
もに、該下側水平部又は上側水平部には、この昇降軸の
下端側又は上端側が挿入される透孔が形成されてなり、
この透孔内に上記昇降軸が挿入されることによる風揺れ
が防止されてなることを特徴とするものである。
【0009】また、第5の発明(請求項5記載の発明)
は、軽重量構造物の免震構造に係るものであって、前記
第1,第2,第3又は第4の発明に係る免震構造物の転
倒防止装置を構成する上側固定金具が、軽重量構造物を
構成する1の土台又は複数の土台に設けられているとと
もに、前記下側固定金具は、基礎コンクリート内に埋設
されたアンカーボルトにより固定されてなることを特徴
とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る免震構造物の
浮き上がり防止装置(以下、浮き上がり防止装置と言
う。)及びこの装置が設けられた軽重量構造物の免震構
造の一実施の形態について、図面を参照しながら詳細に
説明する。
【0011】先ず、本発明に係る浮き上がり防止装置が
用いられる免震構造物について、簡単に説明し、次い
で、浮き上がり防止装置について説明する。この免震構
造物は、図1に示すように、基礎コンクリート1上に複
数のベース板2が固定されている。これらの各ベース板
2は、鉄等が略正方形状に成形されたものであり、基礎
コンクリート1内に埋設された図示しないアンカーボル
トにより固定されたものである。そして、これらの各ベ
ース板2の上面には、該ベース板2と略同じ形状となさ
れた下部支承板3が図示しないボルトにより固定されて
おり、この下部支承板3の上方には上部支承板4が位置
している。なお、本実施の形態においては、この下部支
承板3の上面にはすり鉢状の図示しない凹面が形成さ
れ、同様に上記上部支承板4の下面にも同じ形状となさ
れた凹面が形成され、さらにこの下部支承板3と上部支
承板4との間には、凹面となされた下部支承板3の上面
から凹面となされた上部支承板4の下面までの長さより
も長い直径となされた図示しない球体が配設されてい
る。すなわち、本実施の形態においては、軽重量構造物
の免震構造としては、この下部支承板3と上部支承板4
と図示しない球体からなる免震装置が使用されている。
【0012】そして、上記上部支承板4の上面には、連
結金物5の下面が固定され、この連結金物5の上面に
は、木造の枠組みとなされた土台6が固定されている。
なお、これらの連結金物5と連結金物5とは、水平ブレ
ース7により連結され、地震による振動によりこの軽重
量構造物が捩じれることが防止されている。さらに、こ
の軽重量構造物には、復元装置8が設けられている。こ
の復元装置8は、土台6に固定され中心には基礎コンク
リート1方向に垂下してなる垂下部9aを有する上部固
定金具9と、土台6の下方であって基礎コンクリート1
の上面には互いに離間された状態で図示しないアンカー
ボルトにより固定されてなる一方及び他方の下部固定金
具10,11と、一端は上記一方の下部固定金具10に
固定され他端は上記垂下部9aの一端に固定されてなる
第1の引っ張りバネ12と、一端は上記垂下部9aの他
端に固定され他端は上記他方の下部固定金具11に固定
されてなる他方の引っ張りバネ13とから構成されてな
るものである。こうした構成に係る復元装置8により、
地震が終息した場合には、上記一方及び他方の引っ張り
バネ12,13の弾性力により、上記下部支承板3上に
支持された軽重量構造物は、元の位置に復元される。
【0013】そして、上述のように構成された軽重量構
造物には、図1又は図2に示すように、浮き上がり防止
装置20が設けられている。この浮き上がり防止装置2
0は、土台6に固定された上側固定金具21と、基礎コ
ンクリート1の上面に固定された下側固定金具22とか
ら構成されている。上記上側固定金具21は、鉄等によ
り正面形状が略凹字状に成形されてなるものであって、
上端側が土台6に固定されてなり下方(基礎コンクリー
ト1方向)に垂下してなる一方の固定部23と、この一
方の固定部23からやや離間された位置であって該一方
の固定部23が固定されてなる土台6に上端側が固定さ
れてなり基礎コンクリート方向に垂下してなる他方の固
定部24と、一端が上記一方の固定部23の下端に連続
してなり他端は上記他方の固定部24の下端に連続して
なるとともに上記土台6と平行に位置してなる上側水平
部25とから構成されている。そして、上記一方及び他
方の固定部23,24の上端には、それぞれ土台6の一
側面に固定される一方の固定片23a,24aと、該土
台6の他側面に固定される他方の固定片23b,24b
とが形成されており、これら一方及び他方の固定片23
a,23b,24a,24bにより土台6を両側から挾
持するとともに図示しないボルトを介して該土台6に固
定されている。
【0014】一方、上記下側固定金具22は、図1又は
図3に示すように、基礎コンクリート1の上面に下端が
固定されてなる一方の脚部(本発明を構成する一方の起
立部)26と、この一方の脚部26とやや離間した位置
であって上記基礎コンクリート1の上面に下端が固定さ
れてなる他方の脚部(本発明を構成する他方の起立部)
27と、一端が上記一方の脚部26の上端と連続してな
り他端は上記他方の脚部27の上端と連続してなるとと
もに上記上側固定金具22を構成する上側水平部25を
跨いで上記土台6と直交する方向に位置してなる下側水
平部28とから構成されている。なお、一方及び他方の
脚部26,27は、図3に示すように、下面が基礎コン
クリート1の上面に当接してなる底板部26a,27a
と、これらの底板部26a,27aの右端又は左端から
上方に起立してなる起立板部26b,27bと、上記底
板26aの左右両側から起立され側部は上記起立板部2
6b,27bに連続してなり上端は傾斜されてなる2つ
の側板部26c,27cとから構成されている。そし
て、上記一方及び他方の脚部26,27は、それぞれ基
礎コンクリート1内に埋設されるアンカーボルト29に
より該基礎コンクリート1に固定されている。
【0015】そして、前述した構成に係る上側固定金具
21を構成する一方の固定部23の内側面と、この一方
の固定部23の内側面に対向してなる他方の固定部24
の内側面とには、図2に示すように、それぞれゴムから
なる緩衝材30,31が固定されており、また、上記下
側固定金具22の一方の脚部26を構成する起立板部2
6dの内側面と、この起立板部26dに対向してなる他
方の脚部27を構成する起立板部27bの内側面とに
は、それぞれゴムからなる緩衝材32,33が固定され
ている。なお、本実施の形態においては、上記一方の固
定部23の内側面から他方の固定部24の内側面との距
離と、上記下側固定金具22の一方の脚部26を構成す
る起立板部26bの内側面から他方の脚部27を構成す
る起立板部27bの内側面までの距離は、通常想定され
る地震の振幅長さに対応した距離とされている。
【0016】上述した本実施の形態に係る浮き上がり防
止装置20によれば、例えば台風等により大きな風圧
が、この浮き上がり防止装置20が使用された軽重量構
造物に作用した場合であっても、基礎コンクリート1に
一方及び他方の脚部26,27が固定された下側水平部
28は、一方及び他方の固定部23,24により土台6
に固定された上側固定金具21を構成する上側水平部2
5の上方を跨いでなることから、該下側水平部28と上
側水平部25とが互いに当接され、これによって、構造
物が浮き上がることがない。また、地震による振動時に
は、上側固定金具21の長さ方向に振動が発生した場合
でも、下側固定金具22の長さ方向に振動が発生した場
合であっても、該上側固定金具21と下側固定金具22
とが衝突する可能性は少ない。そして、若し該上側固定
金具21と下側固定金具22とが衝突する場合であって
も、前述したように、前記一方の固定部23の内側面に
は緩衝材30が、他方の固定部24の内側面には緩衝材
31がそれぞれ固定され、さらに、上記一方の脚部26
を構成する起立板部26bの内側面には緩衝材32が、
また他方の脚部27を構成する起立板部27bの内側面
には緩衝材33がそれぞれ固定されてなることから、大
きな衝突音が発生することを防止することができる。さ
らに、この浮き上がり防止装置20によれば、免震装置
を構成する下部支承板3と上部支承板4とが、図示しな
い球体が該下部支承板3と上部支承板4との間から脱落
する位に大きく移動するような振動が生じた場合でも、
この上側固定金具21と下側固定金具22との衝突によ
り、こうした球体が脱落することがない。
【0017】なお、上述した緩衝材30,31,32,
33は、上記実施の形態では、ゴムからなるものを使用
したが、これらの緩衝材30,31,32,33の材料
は、必ずしもゴムからなるものばかりではなく、少なく
とも緩衝機能を有する材料であれば他の材料を使用して
も良い。また、上記実施の形態においては、本発明(請
求項2又は3記載の発明)を構成する緩衝材を、一方の
固定部23や他方の固定部24のそれぞれ内側面に固定
したものを図示して説明したが、本発明は、必ずしもこ
うした部位に固定するばかりではなく、例えば、上側固
定金具21を構成する水平部の中心の左右両側(一方及
び他方の脚部26,27と対向する部位)に固定したも
のでも良く、また、下側固定金具22を構成する下側水
平部28の中心の左右両側(一方及び他方の固定部2
3,24と対向する部位)に固定したものであっても良
い。
【0018】また、上記実施の形態においては、上側固
定金具21を1つの土台6に固定したものを図示して説
明したが、本発明を構成する上側固定金具は、上側固定
金具を構成する一方の固定部を特定の土台に固定し、他
方の固定部を該特定の土台と平行に位置する他の土台に
固定した(土台の長さ方向と直交する方向に固定した)
ものであっても良い。
【0019】次に、本発明の第2の実施の形態に係る浮
き上がり防止装置50について説明する。この浮き上が
り防止装置50は、図示しない土台に固定される上側固
定金具51と、基礎コンクリートの上面に固定される下
側固定金具52とから構成されており、本実施の形態に
おいては、図4に示すように、この下側固定金具52に
は、後述する昇降軸が設けられており、この昇降軸は上
側固定金具51に形成された後述する透孔に挿入できる
ように構成されている。なお、上記上側固定金具51
は、前記第1の実施の形態に係る浮き上がり防止装置2
0を構成する上側固定金具21と同じであり、上端側が
図示しない土台に固定されてなる一方及び他方の固定部
53,54と、一端が上記一方の固定部53の下端に連
続してなり他端は上記他方の固定部54の下端に連続し
てなる上側水平部55とから構成されている。また、上
記下側固定金具52は、基礎コンクリート1の上面に下
端が固定されてなる一方及び他方の脚部56(他方の脚
部は図示しない。)と、一端が上記一方の脚部56の上
端と連続し他端は図示しない他方の脚部の上端と連続し
てなるとともに上記上側固定金具51を構成する上側水
平部55を跨いで上記土台と直交する方向に位置してな
る下側水平部58とから構成されている。また、一方及
び他方の脚部56も、下面が基礎コンクリート1の上面
に当接してなる底板部56aと、この底板部56aの右
端又は左端から上方に起立してなる起立板部56bと、
上記底板56aの左右両側から起立され側部は上記起立
板部56bに連続してなり上端は傾斜されてなる2つの
側板部56cとから構成されている。そして、上記一方
及び図示しない他方の脚部56は、それぞれ基礎コンク
リート内に埋設されるアンカーボルト59により該基礎
コンクリートに固定されている。
【0020】なお、上記上側固定金具51を構成する一
方の固定部53の内側面と、他方の固定部54の内側面
とには、それぞれゴムからなる緩衝材60,61が固定
されており、また、上記下側固定金具52を構成する一
方及び図示しない他方の脚部56にも図示しない緩衝材
が固定されている。そして、この実施の形態に係る浮き
上がり防止装置50では、上記下側固定金具52には、
先端側は前記図示しない他方の脚部を構成する起立板部
に回動可能に支持され、基端側中途部は上記一方の脚部
56を構成する起立板部56bに回動可能に支持されさ
らに基端側は軸受部材63に支持されてなる回動軸64
が設けられている。この回動軸64は、先端側から基端
側中途部までは、上記下側水平部58内に位置してなる
ものであり、基端には、該回動軸64を回動操作するた
めの回動操作部64aが形成されており、略中央には、
図4及び図5に示すように、ピニオンギア64bが形成
されている。また、この下側水平部58内には、図5に
示すように、上記ピニオンギア64bに噛合するピニオ
ンホイール65が配設されており、このピニオンホイー
ル65の中心には、本発明を構成する昇降軸66が挿通
されている。この昇降軸66は、下側水平部58の高さ
よりもやや長尺となされ、略中央の両側には一方及び他
方のキー66a,66bが固定され下端側中途部の外周
面には一方のネジ66cが螺刻されている。
【0021】また、上記ピニオンホイール65の中心に
は、上記昇降軸66が挿通される円形状の透孔(符号は
省略する。)と、上記一方及び他方のキー66a,66
bが挿通される一方及び他方のキー溝65a,65bが
形成されている。なお、この下側水平部58内には、該
下側水平部58を構成する上板部58aの下面とピニオ
ンホイール65との間には、円盤状に成形された一方の
カラー67が配設され、該下側水平部58を構成する下
板部58bの上面とピニオンホイール65との間には、
円盤状に成形された他方のカラー68が配設され、該ピ
ニオンホイール65の位置がずれることを防止してい
る。なお、上記下側水平部58を構成する上板部58a
には、上記昇降軸66の上端側が挿入される透孔(符号
は省略する。)が形成され、この透孔の内周には該昇降
軸66を回動可能に支持するベアリング70が配設され
ている。また、上記下側水平部58を構成する下板部5
8bには、上記昇降軸66に形成された一方のネジ66
cと螺合する他方のネジ58cが内周面に螺刻された透
孔(符号は省略する。)が形成されている。そして、上
記昇降軸66の下方に位置している前記上側固定金具2
1を構成する上側水平部55には、該昇降軸66の下端
側が挿入される挿通孔55aが穿設されている。この挿
通孔55aは、少なくとも上記昇降軸66の外径よりも
太径の内径を有するとともに該挿通孔55aの上端側は
皿状となされ、後述するように、挿入される昇降軸66
とこの挿通孔55aが僅かにずれた場合であっても、確
実に挿入するようにされている。
【0022】したがって、この第2の実施の形態に係る
浮き上がり防止装置50では、前述した第1の実施の形
態に係る浮き上がり防止装置20と同様の作用効果を実
現することができるばかりではなく、上記回動操作部6
4aにより回動軸64を時計回り方向又はその逆方向に
回転させることにより、ピニオンホイール65が回動
し、このピニオンホイール65の回動により、昇降軸6
6が昇降する。すなわち、図5に示すように、この昇降
軸66が下降して、先端側が上記上側固定金具21に穿
設された挿通孔55a内に挿入されることにより、台風
等による風圧が構造物に作用した場合であっても、浮き
上がることがないばかりか、がつたきをも有効に防止す
ることができる。なお、図5に示すように、昇降軸66
の先端側が上記挿通孔55a内に挿入されている場合に
は、免震効果が期待できないことから、予め上記回転軸
64の回動操作により、該昇降軸66を挿通孔55aか
ら抜いておき、台風等の強風が吹いている場合又は強風
が予想される場合にのみ、図5に示すように挿入させて
おく。
【0023】なお、上記第2の実施の形態においては、
本発明(請求項4記載の発明)を構成する昇降軸を、回
動軸64の中途部に形成されたピニオンギア64bと噛
合するピニオンホイール65により昇降させる構造を図
示して説明したが、本発明は、必ずしもこうした構成に
限定されるものではなく、図6及び図7に示す第3の実
施の形態に係る浮き上がり防止装置70のように、下側
固定金具71内にジャッキ80を配設し、このジャッキ
80に固定された昇降軸90を、上側固定金具100を
構成する上側水平部101に形成された挿通孔101a
内に挿入させる構成を採用しても良い。すなわち、この
第3の実施の形態に係る浮き上がり防止装置70では、
図6に示すように、下側固定金具71の下側水平部72
内にジャッキ80が配設され、このジャッキ80に本発
明を構成する昇降軸90が固定されている。このジャッ
キ80は、下側水平部72を構成する上板部72aの下
面に固定された固定板81と、この固定板81の一端に
支軸82aを介して一端が回動可能に取り付けられた第
1のリンク82と、この第1のリンク82と一端が支軸
83aを介して回動可能に取り付けられてなる第2のリ
ンク83と、上記固定板81の他端に支軸84aを介し
て一端が回動可能に取り付けられた第3のリンク84
と、この第3のリンク84と一端が支軸85aを介して
回動可能に取り付けられてなる第4のリンク85とを有
している。また、上記第2のリンク83の他端は、支軸
83bを介して昇降板86の一端に回動可能に連結さ
れ、この昇降板86の他端には、第4のリンク85の他
端が支軸85bを介して回動可能に連結されている。ま
た、上記第3のリンク84と第4のリンク85とを回動
可能に連結してなる支軸85aの近傍には、回動軸87
の先端が回動可能に支持されており、上記第1のリンク
82と第2のリンク83とを連結している支軸83aの
近傍には回動軸87の中途部に螺刻されているネジ87
aに螺着されている図示しないナットが固定されてい
る。そして、上記昇降板86の下端の中央には、前記昇
降軸90が固定されている。また、下側水平部72を構
成する下板部72bには、図7に示すように、上記昇降
軸90が挿通される透孔72cが穿設され、上側水平部
101にも該昇降軸90が挿入される挿通孔101aが
穿設されている。なお、上記下側固定金具71を構成す
る下板部72bの下面及びこの下板部72bに面対向し
てなる上側固定金具101の上面には、それぞれテフロ
ン等からなる滑り板72d,101bが形成され、それ
ぞれの面が接触している場合であっても、大きな抵抗が
生じないようにされている。
【0024】したがって、この第3の実施の形態に係る
浮き上がり防止装置70による場合であっても、前記第
2の実施の形態に係る浮き上がり防止装置50と同じよ
うに、台風等の風圧により構造物が浮き上がることがな
いばかりか、がつたきをも有効に防止することができ
る。なお、上記第2及び第3の実施の形態においては、
本発明を構成する昇降軸が何れも下側固定金具52,7
1に設けられたものを図示して説明したが、この昇降軸
は、上側固定金具に設けたものであっても良い。
【0025】
【発明の効果】上述した本発明の各実施の形態に係る免
震構造物の浮き上がり防止装置及びこの装置が設けられ
た軽重量構造物の免震構造の説明からも明らかなよう
に、本発明(請求項1又は4記載の発明)によれば、台
風等の風圧が軽重量構造物に作用した場合であっても、
上側固定金具を構成する上側水平部を跨いで上記土台と
直交する方向に又は上記土台と平行に位置してなる下側
水平部が下側固定金具に形成されていることから、該軽
重量構造物が風圧により浮き上がってしまうことを有効
に防止することができる。また、上記上側固定金具を構
成する一方の固定部と他方の固定部とは、互いにやや離
間されており、下側固定金具を構成する一方の起立部と
他方の起立部も互いにやや離間されていることから、地
震の振動により上側固定金具と下側固定金具とが衝突し
又はこの衝突により免震性能が低減されることがない。
特に、この発明では、一方の固定金具は、一方及び他方
の固定片を介して土台に固定されるものであることか
ら、木造による軽重量構造物の土台に対して簡単に固定
することができる。したがって、こうした浮き上がり防
止装置を多数固定する場合であっても、工期を大幅に延
長されてしまうことを防止することができる。
【0026】また、第2の発明又は第3の発明によれ
ば、地震の振幅が大きく、上側固定金具を構成する上側
水平部と下側固定金具を構成する一方及び他方の垂下部
とが衝突したり、或いは下側固定金具を構成する下側水
平部と上側固定金具を構成する一方及び他方の固定部と
の衝突により、大きな衝撃音が発生することを有効に防
止することができる。
【0027】さらに、第4の発明では、上側水平部又は
下側水平部の何れか一方には、下側水平部又は上側水平
部方向に昇降する昇降軸が設けられてなるとともに、該
下側水平部又は上側水平部には、この昇降軸の下端側又
は上端側が挿入される透孔が形成されてなることから、
台風等のように強風が構造物に作用した場合、上記昇降
軸を透孔内に挿入させておくことにより、該風圧により
構造物ががたつくことを有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る免震
構造物の浮き上がり防止装置を用いた免震構造を示す斜
視図である。
【図2】図2は、図1に示す浮き上がり防止装置を示す
正面断面図である。
【図3】図3は、図1に示す浮き上がり防止装置を示す
側面断面図である。
【図4】図4は、本発明の第2の実施の形態に係る浮き
上がり防止装置の要部を示す斜視図である。
【図5】図5は、本発明の第2の実施の形態に係る浮き
上がり防止装置の要部を示す断面図である。
【図6】図6は、本発明の第3の実施の形態に係る浮き
上がり防止装置の要部を示す断面図である。
【図7】図7は、本発明の第3の実施の形態に係る浮き
上がり防止装置の要部を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
1 基礎コンクリート 20 免震構造物の浮き上がり防止装置 21 上側固定金具 22 下側固定金具 23 一方の固定部 23a 一方の固定片 23b 他方の固定片 24 他方の固定部 24a,一方の固定片 24b 他方の固定片 25 上側水平部 26 一方の脚部 27 他方の脚部 28 下側水平部 30 緩衝材 31 緩衝材 32 緩衝材 33 緩衝材 50 免震構造物の浮き上がり防止装置 51 上側固定金具 52 下側固定金具 53 一方の固定部 55 上側水平部 55a 挿通孔 56 一方の脚部 58 下側水平部 60 緩衝材 66 昇降軸 70 免震構造物の浮き上がり防止装置 71 下側固定金具 72 下側水平部 90 昇降軸 100 上側固定金具 101a 挿通孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軽重量構造物の土台に上端側が固定
    されてなり基礎コンクリート方向に垂下してなる一方の
    固定部と、この一方の固定部からやや離間された位置で
    あって該一方の固定部が固定されてなる土台又はこの土
    台と平行となされた他の土台に上端側が固定されてなり
    基礎コンクリート方向に垂下してなる他方の固定部と、
    一端が上記一方の固定部の下端に連続してなり他端は上
    記他方の固定部の下端に連続してなるとともに上記土台
    と平行に又は該土台と直交する方向に位置してなる上側
    水平部と、を有してなる上側固定金具と、 基礎コンクリートの上面に下端が固定されてなる一方の
    起立部と、この一方の起立部とやや離間した位置であっ
    て上記基礎コンクリートの上面に下端が固定されてなる
    他方の起立部と、一端が上記一方の起立部の上端と連続
    してなり他端は上記他方の起立部の上端と連続してなる
    とともに上記上側水平部を跨いで上記土台と直交する方
    向に又は上記土台と平行に位置してなる下側水平部と、
    を有してなる下側固定金具と、 を備え、 上記一方及び他方の固定部は、それぞれ土台の一側面に
    固定される一方の固定片と他側面に固定される他方の固
    定片とを備えてなることを特徴とする免震構造物の浮き
    上がり防止装置。
  2. 【請求項2】 前記上側固定金具を構成する一方の
    固定部の内側面と、この一方の固定部の内側面と対向し
    てなる他方の固定部の内側面との双方又は前記下側固定
    金具を構成する下側水平部の両側面の何れかには、緩衝
    材が固定されてなることを特徴とする請求項1記載の免
    震構造物の浮き上がり防止装置。
  3. 【請求項3】 前記下側固定金具を構成する一方の
    起立部の内側面と、この一方の起立部と対向してなる他
    方の起立部の内側面との双方、又は前記上側固定金具を
    構成する上側水平部の両側面の何れかには緩衝材が固定
    されてなることを特徴とする請求項1又は2記載の免震
    構造物の浮き上がり防止装置。
  4. 【請求項4】 軽重量構造物の土台にそれぞれ上端
    側が固定されてなり基礎コンクリート方向に垂下してな
    る一方及び他方の固定部と、一端がこの一方の固定部の
    下端に連続してなり他端は上記他方の固定部の下端に連
    続してなるとともに上記土台と平行に又は該土台と直交
    する方向に位置してなる上側水平部と、を有してなる上
    側固定金具と、 基礎コンクリートの上面に下端が固定されてなる一方及
    び他方の起立部と、一端が上記一方の起立部の上端と連
    続してなり他端は上記他方の起立部の上端と連続してな
    るとともに上記上側水平部を跨いで上記土台と直交する
    方向に又は上記土台と平行に位置してなる下側水平部
    と、を有してなる下側固定金具と、 を備え、 上記上側水平部又は下側水平部の何れか一方には、下側
    水平部又は上側水平部方向に昇降する昇降軸が設けられ
    てなるとともに、該下側水平部又は上側水平部には、こ
    の昇降軸の下端側又は上端側が挿入される透孔が形成さ
    れてなり、この透孔内に上記昇降軸が挿入されることに
    よる風揺れが防止されてなることを特徴とする免震構造
    物の浮き上がり防止装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1,2,3又は4記載の
    免震構造物の風揺れ防止装置を構成する上側固定金具
    が、軽重量構造物を構成する1の土台又は複数の土台に
    設けられているとともに、前記下側固定金具は、基礎コ
    ンクリート内に埋設されたアンカーボルトにより固定さ
    れてなることを特徴とする軽重量構造物の免震構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008297854A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Atsuyoshi Mantani 被免震物浮き上り防止装置
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