JPH11229659A - 駐車装置 - Google Patents

駐車装置

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JPH11229659A
JPH11229659A JP5020998A JP5020998A JPH11229659A JP H11229659 A JPH11229659 A JP H11229659A JP 5020998 A JP5020998 A JP 5020998A JP 5020998 A JP5020998 A JP 5020998A JP H11229659 A JPH11229659 A JP H11229659A
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JP
Japan
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car
stick
vehicle
parking device
sticks
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JP5020998A
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English (en)
Inventor
Seiichi Okada
誠一 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車底の高低を問わず広範な車種を確実に係止
させることができ、車底を損傷させることもなく、且
つ、無料乗り逃げを防止できる駐車装置を提供する。 【解決手段】 車の前後方向に配設され弾性部材2によ
り垂直面内を回動し得る車底係止用スティック1と、前
記車底係止用スティックの下方部を覆い該スティックを
押圧しながら水平状態からほぼ垂直状態になるまで回動
し得るスティックカバー7とから成る車底係止手段13を
有する駐車装置。好ましくは、車底係止手段が車の幅方
向に2個設けられ、それらの車底係止手段の間隔が駐車
予定の車の最大タイヤ幅よりも広く且つ最小車輪間隔よ
りも狭くなっている。また、車底係止用スティックの断
面形状は逆U字形を成しているのが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車装置に関し、
特に、有料の駐車場で車を係止させて料金管理を行うの
に用いられる駐車装置(車固定装置)に関する。
【0002】
【従来の技術】有料の駐車場において車の料金管理を行
うには、料金精算装置に連結させた駐車装置により車を
1台ずつ係止(ロック)させる。このような駐車装置と
して現在最も多用されているのは、車の幅方向に延びる
細長い翼状の単一の板部材(フラップ板)が上下方向
(垂直方向)に回動し得るようになったものである。す
なわち、この駐車装置においては、通常は水平に収設さ
れていたフラップ板が、使用時にモータの駆動により上
方向に回動し車の底に当接して車を係止させ、そして、
不使用時にはモータの駆動により下方向に回動して再び
水平に収設されるようになっている。
【0003】しかしながら、この種の駐車装置は、車底
の高い車や大型車に対してはフラップ板が届かないので
本来の機能が果たせず、車底の低い一般車に使用が限定
される。車高のある車ではフラップ板を強引に乗り越え
ることによる無料乗り逃げも可能であり、駐車場経営の
収益率を悪化させている。
【0004】さらに、従来から見られるこの駐車装置に
おいては、フラップ板の上下動に因る車の損傷を防ぐた
めフラップ板に一定圧力が負荷されるとセンサーが機能
してフラップ板が停止するようになっているのが一般的
であるが、このセンサー機能が悪用されることがある。
すなわち、悪質なドライバーは、車底とフラップ板との
間に適当な固形物(空き缶など)を挟む等の手段でフラ
ップ板を充分に上昇していない状態で停止させ、停止後
に該固形物を取り除くことによりフラップ板と車体の間
に空間を形成させてフラップ板上を乗り逃げできるよう
にし、車高の低い一般乗用車でさえ無料化を可能にして
いる。また、フラップ板が正常に上昇していてもフラッ
プ板上にタイヤを強引に乗り上げさせ車体重量を架ける
ことにより無料乗り逃げするような悪質なドライバーも
いる。
【0005】以上のような無料乗り逃げを防止するため
に、料金未払いのまま立ち去る場合にはタイヤを損傷さ
せる機種も見受けられるが、交通安全上危険であり好ま
しくない。さらに、上記の従来の駐車装置においては、
フラップ板がモータの駆動力により車底に直接働くの
で、圧力センサーが機能してもある程度の強い圧力が車
底に架かり、また、フラップ板が車の幅方向に長く延び
ているのでデリケートな車底側部にもフラップが当接す
るので車底の塗装や部品を損傷するおそれが大きい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の駐車装置における上述したような欠点を解消し、車底
の高低を問わず広範な車種を確実に係止させることがで
き、しかも、車底を損傷させることもなく、且つ、無料
乗り逃げを防止できるような新しいタイプの駐車装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、上記の
目的を達成するものとして、車の前後方向に配設され弾
性部材により垂直面内を回動し得る車底係止用スティッ
クと、前記車底係止用スティックの下方部を覆い該ステ
ィックを押圧しながら水平状態からほぼ垂直状態になる
まで回動し得るスティックカバーとから成る車底係止手
段を有することを特徴とする駐車装置が提供される(請
求項1)。
【0008】本発明の駐車装置は、好ましい態様とし
て、車底係止用スティックとスティックカバーとから成
る車底係止手段が車の幅方向に2個設けられ、それらの
車底係止手段の間隔が駐車予定の車の最大タイヤ幅より
も広く且つ最小車輪間隔よりも狭くなっている(請求項
2)。本発明の駐車装置は、さらに好ましい態様とし
て、車底係止用スティックの断面形状が逆U字形を成し
ている(請求項3)。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例に沿って
本発明の特徴を詳述する。本発明の駐車装置は、車底係
止用スティックと、該スティックを覆うスティックカバ
ーとから成る車底係止手段を有する。このような本発明
の駐車装置における車底係止手段の構成と作用は、添付
図面のうち特に図1(a〜c)を参照することによって
理解されるであろう。
【0010】図1に示すように、本発明の駐車装置にお
いては、車底係止用スティック1が車の前後方向(すな
わち、車の幅方向に直角な方向)に配設されており、こ
のスティック1は弾性部材により垂直面内(上下方向)
を回動し得るようになっている。すなわち、図1に示す
例では、弾性部材はコイルバネ2であり、このコイルバ
ネの支点部3が軸4の周りに取り付けられ、その一方の
端部5がスティック1内に固定または当接し、他方の端
部6がボックス7内の底に固定または当接しており、か
くして、スティック1は垂直方向の力が加えられること
により(後述するようにスティックカバーがこの力を及
ぼす)、垂直面内を回動し得るようになっている。
【0011】図1の例では弾性部材はコイルバネである
が、これに限られず他の弾性部材、例えば、ゴムや空気
圧式または油圧式の弾性手段を車底係止用スティックに
取り付けて使用することも可能である。要は、後述する
ように、スティックカバーの押圧力によって制御され該
押圧力が解除されると弾性部材の弾性力で車底係止用ス
ティックが車底10に向かって上昇するような機構であれ
ばよい。
【0012】本発明の駐車装置は、さらに、図1の7で
示されるようなスティックカバーを備える。このスティ
ックカバー7は、車底係止用スティック1の下方部を覆
い、スティック1を押圧しながら水平状態(地面と平行
状態)(図1のa参照)からほぼ垂直状態(図1のc参
照)になるまで回動し得るようになっている。すなわ
ち、スティックカバー7は軸4に枢着されて、モーター
(図示せず)の駆動力により車底係止用スティック1と
同一垂直面内を回動し得るようになっている。
【0013】このように本発明の駐車装置の特徴は、そ
れぞれ別個の動力によって作動される車底係止用スティ
ックとスティックカバーとから車底係止手段が構成され
ていることにある。すなわち、車底係止用スティックに
は弾性部材の弾性力により垂直面内を跳ね上がるような
力が作用し、また、スティックカバーはモーターの駆動
力により該垂直面内をゆっくりと回動し得るようになっ
ており、この際、スティックカバーは弾性部材によるス
ティックの跳ね上げ移動を押圧制御するようになってい
る。
【0014】以上の構成の駐車装置は、不使用時にはス
ティック1とその上を覆うスティックカバー7とが水平
状態に折りたたまれてグランド11に配置されている(図
1のa)が、使用時には一般に前輪と後輪の間に本発明
駐車装置が位置するように車を停止させ、スティックカ
バー7のモーターを駆動させる。これによって、スティ
ックカバー7がゆっくりと上昇し、それとともに、ステ
ィック1もスティックカバー7により押圧されながら、
弾性部材(図1ではコイルバネ)2の弾力で上昇する
(図1のb)。スティック1の後端が車底8に接触した
後、スティックカバー7がさらに回動を続ける(ほぼ垂
直になるまで)と、スティック1は、スティックカバー
7により押圧力が解除され、弾性部材による一定の圧力
で車底に当接し車を係止する(図1のcおよび図3参
照)。この際、スティック1の先端にゴム9のような柔
らかいクッション部材を取り付けておくことが好まし
い。
【0015】駐車終了後は、スティックカバー7のモー
ターを再び駆動させスティックカバー7を下向作動させ
ると、該カバーがスティック1を押圧しながら水平状態
になるまで下向きに回動させて元の状態(図1のa)に
戻る。
【0016】本発明の駐車装置は、従来のような単一寸
法のフラップ板ではなく、スティックカバーと組み合わ
せることにより、垂直方向の寸法(高さ)が随意に変化
し得る長いスティックにより車底ロック(係止)を行っ
ているので広範な車種に適用することができる。スティ
ックの長さは一般に30cm〜70cm程度であるが、必要に応
じてこれより長くすることにより、車底の高低に拘わら
ず現存する全ての車種に対応できる。
【0017】また、車の底面はデリケート且つ重要な部
位であり、係止手段をモーターの動力で直接加圧して接
触させると車を損傷する恐れがあり交通安全上危険であ
るが、本発明の装置を用いればバネ(弾性部材)の弾力
とスティックカバーのゆっくりとした開閉作動で車にス
ティックをそっとあてがうように常にやさしく接触させ
るのでこのような問題は生じない。さらに、自動車の幅
方向全体にわたって車底と接触する従来の装置とは異な
り、本発明の駐車装置では細いスティックの先端のみが
車底と接触するので、この点からも、車塗装や部品の損
傷の可能性がなくなる。
【0018】本発明は、以上のようなスティックとステ
ィックカバーとから成る車底係止手段を単一個有する場
合でも、基本的には、車の損傷がなく車高の高低を問わ
ずいろいろな車種に適用できる新しいタイプの駐車装置
を提供するものであるが、特に好ましいのは、車の幅方
向にそのような車底係止手段が2個設けられているもの
である。図2は、そのような好ましい態様の1例を示す
ものであり、スティック1とスティックカバー7とから
成る車底係止手段13が左右に(車の幅方向に)2個設け
られ、それらの車底係止手段の間隔(D)が、駐車予定
の車の最大タイヤ幅(例えば、大型トラックのタイヤ
幅)よりも広く、且つ、駐車予定の車の最小車輪間隔
(例えば、軽四輪車の車輪間の間隔)よりも狭くなって
いる。
【0019】左右2個のスティックはそれぞれ別個の弾
性部材(例えば、コイルバネ)によって作動されるよう
にしておく。また、左右2個のスティックカバーは、同
一または別個のモーター(一般に中央のボックスに収容
されている)によって作動される。このような態様の駐
車装置を用いれば、2個のスティックの各々が複雑な車
の底部に適合してやさしく且つ確実に当接して車を係止
する。さらに、2個の車底係止手段の間隔(D)が車の
最大タイヤ幅よりも広く且つ最小車輪間隔よりも狭くな
っているので、悪質ドライバーが駐車装置の上に乗り上
げても、左右の両輪共を2本のスティックに乗せること
はできず、どちらか一方のスティックが(弾性部材によ
るはね上げ力により)常に車をロック状態(係止状態)
にし、全車種に対して乗り逃げ駐車を完全に防止でき
る。
【0020】本発明の駐車装置におけるスティックは、
その断面形状が逆U字形(上半円形)を成すことが好ま
しい。このような形状にすれば、従来のフラップ板とは
異なり空き缶等の異物を乗せにくくなり、前述したよう
な問題はなくなる。逆U字形の空洞とすることは、ステ
ィックの内包、装着が容易となり、また、軽量化、した
がってコストの面からも好ましい。
【0021】本発明の駐車装置は、上述したような構成
と作用を有する限り、必要に応じて各種の変形や追加を
行うことができる。例えば、図2に示すように、両側に
補助ボックス12を設けて、スティックカバー等を軸支す
る軸受を該ボックス内にも収容することにより、本発明
の駐車装置が大型車種の使用にも耐え得るように強化す
ることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明の駐車装置は、駐車場経営におい
て、その利用車種を選ばず全ての車種を適用できるの
で、車種に応じてドライバーが駐車場の使用を断られる
ようなこともない。本発明装置は車にやさしく接触する
ので車への損傷がなく、安心感が得られ喜ばれる。本発
明の装置を用いれば、あらゆる方向から乗り逃げを防止
でき、駐車場経営の営業ロスがなくなり、安定した収益
の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の駐車装置における車底係止手段が作動
する様子を示す側部断面図である。
【図2】車底係止手段を2個有する本発明の駐車装置を
示す斜視図である。
【図3】本発明の駐車装置を用いて車が係止されている
様子を全体的に示す側面図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車の前後方向に配設され弾性部材により
    垂直面内を回動し得る車底係止用スティックと、前記車
    底係止用スティックの下方部を覆い該スティックを押圧
    しながら水平状態からほぼ垂直状態になるまで回動し得
    るスティックカバーとから成る車底係止手段を有するこ
    とを特徴とする駐車装置。
  2. 【請求項2】 車底係止用スティックとスティックカバ
    ーとから成る車底係止手段が車の幅方向に2個設けら
    れ、それらの車底係止手段の間隔が駐車予定の車の最大
    タイヤ幅よりも広く且つ最小車輪間隔よりも狭くなって
    いることを特徴とする請求項1の駐車装置。
  3. 【請求項3】 車底係止用スティックの断面形状が逆U
    字形を成すことを特徴とする請求項1または請求項2の
    駐車装置。
JP5020998A 1998-02-16 1998-02-16 駐車装置 Pending JPH11229659A (ja)

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JP5020998A JPH11229659A (ja) 1998-02-16 1998-02-16 駐車装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010126931A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Amano Corp 車両検知装置およびフラップ式駐車装置
CN111648633A (zh) * 2020-07-06 2020-09-11 邓国山 一种柔性复合材料及制得的仿真车位锁及其应用技术

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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