JPH11229604A - すのこ - Google Patents

すのこ

Info

Publication number
JPH11229604A
JPH11229604A JP7479698A JP7479698A JPH11229604A JP H11229604 A JPH11229604 A JP H11229604A JP 7479698 A JP7479698 A JP 7479698A JP 7479698 A JP7479698 A JP 7479698A JP H11229604 A JPH11229604 A JP H11229604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charcoal
girder
charcoal container
spar
drain board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7479698A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Kanamaru
良明 金丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GATE RIVER KK
Original Assignee
GATE RIVER KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GATE RIVER KK filed Critical GATE RIVER KK
Priority to JP7479698A priority Critical patent/JPH11229604A/ja
Publication of JPH11229604A publication Critical patent/JPH11229604A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 すのこが従来から持つ通気機能をさらに高
め、且つその通気機能と炭の持つ除湿機能とを相乗化さ
せると共に、効果的な消臭作用を併せ持つすのこを提供
する。 【解決手段】 下部すのこ2の枠体22内に炭容器3を
収納する。上部すのこ1内に下部すのこ2を引出し状で
収納する。桁12の底面に側部通気孔14を形成する。
枠体22の前面に前部通気孔23を形成する。下部すの
こ2が上部すのこ1内に収納された際、下部桟木21の
底面が桁12の最下部より高い位置になるように設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、押入れなどの収納
空間内に配置または形成し、その収納空間内の通気およ
び除湿を行うすのこ(簀の子)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、布団などを収納した押入れ内の通
気をする目的で、押入れ棚の上部または内側面にすのこ
を配置している。このすのこは、桐などの木製にあって
は桁の上に複数の桟木を隔置しで配置固定されたもの
や、樹脂製のものにあっては複数の通気孔を有するとと
もに、隣接するすのこと組み立てて使用できるように設
けたものなどがある。ところが、すのこ単体では通気機
能しかなく、梅雨時などの長期間にわたる高湿度の環境
下では何らかの除湿手段を併用することが望ましい。こ
の押入れ内の除湿については、乾燥剤を収納した容器を
布団の狭い隙間でも挿入できるように棒状に形成した押
入れ除湿剤や、容器内に潮解作用などを有する薬剤を収
納した除湿容器を押入れ内に置いて除湿する方法があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た押入れ除湿剤や除湿容器は、布団の隙間や開いている
部分に置くだけでその周辺の除湿はするものの押入れ全
体の除湿は十分になされない。また、これらの除湿手段
は殆どが使い捨てである上、化学薬品を用いているた
め、廃棄する際において環境上の問題が残る。さらに、
除湿効果を得られても消臭効果は十分とはいえず、カビ
臭さなどを消すことはできなかった。本発明は、上記問
題に鑑みなされたもので、すのこが従来から持つ通気機
能をさらに高め、且つその通気機能と炭の持つ除湿機能
とを相乗化させると共に、効果的な消臭作用を併せ持つ
すのこを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、少
なくとも上面に間隙を有する上部すのこと、少なくとも
底面に間隙を有する下部すのこと、該上下部すのこの間
に収納された通気性ある炭容器とからなり、前記上下部
すのこおよび該炭容器をそれぞれ着脱可能に設けるよう
にしたものである。
【0005】また、桁に桟木を隔置して固定したすのこ
であって、上部すのこと、下部すのこと、内部に炭を収
納し、該上下部すのこの間に収納された通気性ある炭容
器とからなり、前記下部すのこの下部桟木の上に該炭容
器を収納できるように設け、前記下部すのこを前記上部
すのこの上部桟木の下に引出し状に収納できるように形
成し、前記下部すのこを前記上部すのこ内に収納した
際、前記下部桟木の底面が前記上部すのこの桁の最低部
より高い位置に配置されるようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明では、すのこの通気機能
と、炭の持つ除湿および消臭機能を併用し、これらの機
能が相乗効果を奏するように設けたものである。すなわ
ち、すのこを上部すのこと、下部すのことから形成し、
上下方向および側方からの通気性を高め、さらにはこの
上下部すのこの間に、内部に炭を収納し通気性を有する
炭容器を配置し、すのこ内を流れる空気がこの炭に触れ
ることにより除湿および消臭が同時になされるように設
けたものである。
【0007】炭容器に収納される炭としては特に限定さ
れるものではなく、従来から消臭効果が高いとされる椰
子柄活性炭や、高級品とされる備長炭でもよい。しかし
ながら、費用対効果を考慮すると比較的安価に取得で
き、しかも硬さや消臭性が備長炭に近いとされる竹炭な
どが好適である。また、炭を使用する利点は環境に優し
いという点である。除湿、消臭効果が低下した炭は、天
日で乾燥させるだけで再生することができ、廃棄におい
ては焼却することにより灰になるだけで、上記した薬品
等のように環境汚染を引き起こすことはない。
【0008】尚、下記実施例においては、押入れ棚など
の上に配置して使用する単体のすのこを説明している
が、これにかぎらず同じ構成のすのこを予め収納空間に
組み入れて建築することも可能である。さらに、押入れ
だけではなく家具やクローゼットといった各種収納空
間、またはベッドの床板、畳の下板やフローリング用の
床板などとしても利用できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係るすのこの一実施例を示す分解
斜視図、図2は本実施例のすのこにおける通気ルートを
示す斜視図である。図1に示すように、本実施例のすの
こは、上部すのこ1と、下部すのこ2と、これらの間に
配置される炭容器3とからなる。
【0010】上部すのこ1は、2本の桁12の上に複数
の上部桟木11を隔置して固定したものであり、2本の
桁12にはその間に下部すのこ2を引出し状で収納する
レール13が形成されている。また、桁12の底面の一
部を切り欠いて形成された側部通気孔14が形成されて
いる。
【0011】下部すのこ2は、炭容器3を収納するため
の枠体22と、その下部に隔置して固定された複数の下
部桟木21とからなり、枠体22の側部が上記レール1
3に嵌合するように設けられている。また、この下部す
のこ2が上部すのこ1内に収納された際、下部桟木21
の底面は桁12の最下部より高い位置になるように設け
られている。
【0012】枠体22の内枠部分22aはその外側より
一段低く形成されており、その中に収納される炭容器3
の上面と面一になり、上部桟木11との間で空間を形成
する。この空間は枠体22の前面に形成された前部通気
孔23により外気を取り込めるように設けられている。
【0013】炭容器3はその一部または全体が通気性を
有する紙、たとえば和紙により形成したものであり、高
通気性に加え、廃棄における環境問題にも配慮されてい
る。また、その内部には竹炭(図示せず)を砕いたもの
が入れられている。竹炭はその高密度、多孔質な構造に
より、除湿性および消臭性が高いことが近年評価され、
しかも比較的安価に入手できることから、高価な備長炭
に変わるものとして注目を集めているものである。
【0014】次に、本実施例のすのこの機能について説
明する。図2に示すように、下部すのこ2を上部すのこ
1内に収納した状態での通気を説明すると、通気ルート
は次のようになる。 (1)下部桟木21の底面と棚板(図示せず)との間隙
(矢印A) (2)側部通気孔14(矢印B) (3)前部通気孔23(矢印C) (4)上部桟木11の隔置空間(矢印D) (5)下部桟木21の隔置空間(矢印E) したがってこれらの通気ルートを経由して空気が流れる
際、炭容器3内を経由するため、竹炭(図示せず)によ
り除湿および消臭され収納空間内を好適な環境に維持す
ることができる。
【0015】
【発明の効果】本発明では以上のように構成したので、
炭の持つ優れた除湿機能および消臭機能を、すのこの持
つ高通気機能により相乗的に高め、密閉空間となる押入
れなどの収納空間の除湿および消臭をより効果的に行う
ことができる。また、薬品とは異なり炭をその除湿、消
臭のために使用しているため、再生による再使用を可能
とし、経済的に安価にその効果を維持でき、しかも廃棄
においては環境汚染の問題を伴わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るすのこの一実施例を示す分解斜視
図である。
【図2】本実施例のすのこにおける通気ルートを示す斜
視図である。
【符号の説明】
1‥‥‥上部すのこ 11‥‥上部桟木 12‥‥桁 13‥‥レール 14‥‥側部通気孔 2‥‥‥下部すのこ 21‥‥下部桟木 22‥‥枠体 22a‥内枠部分 23‥‥前部通気孔 3‥‥‥炭容器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも上面に間隙を有する上部すの
    こと、少なくとも底面に間隙を有する下部すのこと、該
    上下部すのこの間に収納された通気性ある炭容器とから
    なり、前記上下部すのこおよび該炭容器をそれぞれ着脱
    可能に設けたことを特徴とするすのこ。
  2. 【請求項2】 桁に桟木を隔置して固定したすのこであ
    って、上部すのこと、下部すのこと、内部に炭を収納
    し、該上下部すのこの間に収納された通気性ある炭容器
    とからなり、前記下部すのこの下部桟木の上に該炭容器
    を収納できるように設け、前記下部すのこを前記上部す
    のこの上部桟木の下に引出し状に収納できるように形成
    し、前記下部すのこを前記上部すのこ内に収納した際、
    前記下部桟木の底面が前記上部すのこの桁の最低部より
    高い位置に配置されるように設けたことを特徴とするす
    のこ。
  3. 【請求項3】 炭容器を収納した空間に連通した通気孔
    をすのこの前部に形成したことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のすのこ。
JP7479698A 1998-02-17 1998-02-17 すのこ Pending JPH11229604A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7479698A JPH11229604A (ja) 1998-02-17 1998-02-17 すのこ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7479698A JPH11229604A (ja) 1998-02-17 1998-02-17 すのこ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11229604A true JPH11229604A (ja) 1999-08-24

Family

ID=13557638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7479698A Pending JPH11229604A (ja) 1998-02-17 1998-02-17 すのこ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11229604A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005110742A1 (en) * 2004-04-29 2005-11-24 The Industry & Academic Cooperation In Chungnam National University(Iac) Air drain of wood-charcoal-different material composite for humanbody-favored building material
JP2011042942A (ja) * 2009-08-19 2011-03-03 Seiki Hanbai Co Ltd 竹炭パネル
JP2012000382A (ja) * 2010-06-21 2012-01-05 Seiki Hanbai Co Ltd 消臭機能を付与した棚板

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005110742A1 (en) * 2004-04-29 2005-11-24 The Industry & Academic Cooperation In Chungnam National University(Iac) Air drain of wood-charcoal-different material composite for humanbody-favored building material
JP2008500910A (ja) * 2004-04-29 2008-01-17 ザ インダストリー アンド アカデミック クーパレイション イン チュンナン ナショナル ユニバーシティー(アイエーシー) 人体親和形住居用炭木質異種材料複合構造の空気流入口
JP2011042942A (ja) * 2009-08-19 2011-03-03 Seiki Hanbai Co Ltd 竹炭パネル
JP2012000382A (ja) * 2010-06-21 2012-01-05 Seiki Hanbai Co Ltd 消臭機能を付与した棚板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9085933B1 (en) Hollow core door with scrubbers for cleaning inner air flow
JPH11229604A (ja) すのこ
JP2009142356A (ja) 空気清浄機
JP5037029B2 (ja) 板状建材
CN2821449Y (zh) 家具储物柜的气味滤清装置
JP2002177374A (ja) 靴箱消臭材及び靴箱
JP2003116652A (ja) 棚 板
JPH05124707A (ja) ごみ収納器
KR100682588B1 (ko) 공기정화용 오존발생기
JP2008220436A (ja) 脱臭用組成物
KR20090069474A (ko) 실내용 도어
CN212088694U (zh) 一种具备除湿功能的衣柜
KR200433641Y1 (ko) 암염을 이용한 탈취장치
KR200399657Y1 (ko) 공기정화용 오존발생기
KR200423265Y1 (ko) 통풍 수납가구
JP3216331U (ja) 無機質調湿・吸湿材を嵌め込んだ木質板スノコ
JP4438686B2 (ja) 収納部調湿構造
KR100753392B1 (ko) 농산물의 신선도 유지용 숨쉬는 황토판넬
JP2007063771A (ja) 建具
KR101462585B1 (ko) 유골함 안치단
JP3211295U (ja) 無機質調湿・吸湿材を使用した木質板スノコ
JP2008036332A (ja) 動物用の脱臭装置
JP2000167033A (ja) 室内吊り下げ用脱臭剤及び日除けカーテン
KR200400583Y1 (ko) 환기장치가 설치된 장식장
KR200412943Y1 (ko) 방향제를 구비한 제습용기