JP2003116652A - 棚 板 - Google Patents

棚 板

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JP2003116652A
JP2003116652A JP2001316024A JP2001316024A JP2003116652A JP 2003116652 A JP2003116652 A JP 2003116652A JP 2001316024 A JP2001316024 A JP 2001316024A JP 2001316024 A JP2001316024 A JP 2001316024A JP 2003116652 A JP2003116652 A JP 2003116652A
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shelf
opening
filling
ventilation
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Takeyuki Nakada
雄之 中田
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Noda Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】空気浄化剤や湿気吸着剤等の薬剤による作用が
収納体内の全般に行き渡り、且つその作用を長期間に亘
って持続させることができ、しかも劣化したときには簡
単な作業で交換を可能とする新規な構成の棚板を提供す
る。 【構成】所定方向に延長する中空孔2の少なくとも一端
が棚板木口面において開口しており、該中空孔には薬剤
充填物4が該開口端より交換可能に充填されており、且
つ、棚板の裏面には該中空孔と連通する裏面側通気口6
が設けられることを特徴とする棚板1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、玄関収納、下駄
箱、洗面収納、キッチンキャビネット、クローゼット等
の収納体の内部に用いられる、主として合成樹脂製の棚
板に関する。
【0002】
【従来の技術】玄関収納、下駄箱、洗面収納、キッチン
キャビネット、クローゼット等の収納体においては、そ
の収納物によって湿気や臭気が内部にこもりがちとなる
ため、収納体内の空気浄化のために、脱臭剤・有害物質
除去剤等の空気浄化剤や湿気吸着剤、防虫剤、芳香剤等
(以下これらを総称して薬剤と言う)が充填された箱物
を収納体内部の隅に置いたり、薬剤が塗着されたシート
を収納体内部の棚板裏面等に貼着することが行われてい
る。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、薬剤
が充填された箱物を収納体内部の隅に置くことは、収納
体の収納スペースを減少させるので好ましくない。ま
た、該箱物の設置場所付近でしか十分な薬剤の作用が発
揮されず、特に収納体内が棚板等で多数の収納スペース
に区画される場合は棚板間の空気停滞によって薬剤の作
用が収納体内の全般に行き渡らないという問題があっ
た。
【0004】また、薬剤シートを収納体内部の棚板裏面
等に貼着するという手法は見栄えが悪くなるだけでな
く、薄いシート状であるため劣化が早く、その交換作業
も、古いシートを剥がした後に新しいシートを貼着しな
ければならないため面倒であり、さらには古いシートを
剥がす際に棚板等の化粧を損傷させることがあった。シ
ートが棚板等の部品に剥離不能に貼着されている場合に
はシート単独の交換が不可能であるため、シートを貼着
した棚板等の部品ごと交換せざるを得ず、不経済であ
り、また、交換する棚板等の上に載置されている収納物
をすべて一旦取り出した後に棚板等を交換して再度その
上に収納物を載置しなければならないため、きわめて面
倒な作業を余儀なくされるものであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
の問題点を解消することを目的とし、より具体的には空
気浄化剤や湿気吸着剤等の薬剤による作用が収納体内の
全般に行き渡り、且つその作用を長期間に亘って持続さ
せることができ、しかも劣化したときには簡単な作業で
交換を可能とする新規な構成の棚板を提供することを目
的としている。
【0006】この目的を達成するため、請求項1にかか
る本発明は、所定方向に延長する中空孔の少なくとも一
端が棚板木口面において開口しており、該中空孔には薬
剤充填物が該開口端より交換可能に充填されており、且
つ、棚板の裏面には該中空孔と連通する裏面側通気口が
設けられることを特徴とする棚板である。
【0007】請求項2にかかる本発明は、棚板裏面側に
開口する開口溝および該開口溝の下面両側より内方に突
出する支持片が所定方向に延長し、該開口溝の少なくと
も一端が棚板木口面において開口しており、薬剤充填物
が該開口端より交換可能に該開口溝内に収容且つ該支持
片上に載置されていることを特徴とする棚板である。
【0008】請求項3にかかる本発明は、棚板裏面側に
部分的に開口する開口部に薬剤充填物が収容され、通気
性を損なわずに該開口部を閉塞するカバーが着脱可能ま
たは開閉可能に設けられることによって該開口部内の充
填物が交換可能とされることを特徴とする棚板である。
【0009】請求項4は、請求項1ないし3記載の棚板
において、充填物を収容する中空孔または開口溝または
開口部の上方に表面側通気口を介して連通する上方通気
路が形成されるとともに、該上方通気路の側方に連続し
て側方通気路が形成され、該側方通気路の棚板裏面側に
第二の裏面側通気口が形成され、棚板裏面側からの空気
流が充填物を通過して該充填物の薬物成分による作用を
受けた後、表面側通気口から上方通気路、側方通気路お
よび第二の裏面側通気口を経由して棚板裏面側に流出す
る通気経路を形成していることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態による
棚板1の基本構成を示す斜視図であり、合成樹脂の押し
出し成形によって、長手方向に延長する複数の中空孔
2,2...が形成されている。この棚板1の裏面側に
形成される一対の凹部3,3は、収納体の側板(図示せ
ず)に棚板1を取り付けるためのダボ受けとして用いら
れる。
【0011】棚板1の中空孔2,2...のうちの任意
の中空孔に、空気浄化作用または湿気吸着作用等を発揮
する薬剤充填物4が充填されており、この実施形態では
中央の同一断面形状を有する5つの中空孔に各々充填物
4が充填されている(図2)。
【0012】充填物4が充填される中空孔を含む各中空
孔2は、少なくともその一端において、棚板木口面にお
いて開口している。したがって、図3に示すように、こ
の開口端から充填物4を挿入し、あるいは長期使用後に
劣化した場合には該劣化した充填物をこの開口端から取
り外し、新しい充填物を挿入することによって簡単な作
業で交換を行うことができる。中空孔2が開口する棚板
木口面には、必要に応じて木口キャップ5が着脱可能ま
たは開閉可能に設けられる。
【0013】棚板1の裏面には、充填物4が収容された
各中空孔2と連通する通気口6,6...が設けられて
いる(図3)。通気口の形状、配列、個数は任意であ
る。図3に示すように比較的広い開口の通気口を設ける
場合は、それによる意匠性の低下を防ぐために、メッシ
ュ等の通気性のあるカバー(図示せず)を被着してもよ
い。また、図6に示すように、棚板1の表面側にも、充
填物4が収容された各中空孔2と連通する通気口6a,
6a...を設けることができる。
【0014】充填物4としては、脱臭や有害物質除去等
により収納体内部の空気を浄化する作用を発揮するもの
(活性炭繊維のフィルタ、備長炭、竹炭等の炭類や、珪
藻土を使用したもの等)、湿気吸着作用を発揮する吸湿
剤(珪藻土を使用したもの、シリカゲル等)、防虫剤
(ピレスロイド系、ナフタレン系、パラジクロルベンガ
ン系等)、芳香剤、殺菌剤等の薬剤であって、充填物収
容用の中空孔2の形状に合わせて長尺棒状に成形し、あ
るいは該中空孔形状に合わせた長尺の袋や容器に収容し
て用いる。あるいは、図7に示すように、充填物4の形
状やその袋・容器等の形状を中空孔2よりも容積が小さ
くなるような形状とし、充填物4を充填した状態におい
て中空孔2との間に隙間16が形成されるようにしても
よい。方形断面形状の中空孔2に対して充填物4を異な
る断面形状、たとえば円形断面形状にして充填すること
によって隙間16を形成するようにしてもよい。このよ
うな構成にすると、充填物4交換の際の取り外しや挿入
作業が容易になるだけでなく、隙間16を通じて空気の
流れができ、薬剤の効能が促進される。充填物4として
使用される薬剤は棚板1が設置される収納体の収納物に
応じて適宜選択することができ、一つの棚板1の複数の
中空孔2に同一薬剤の充填物4を充填しても、異なる薬
剤の充填物を充填してもよい。
【0015】中空孔2に充填された充填物4からは、棚
板1裏面に設けられた通気口6,6...を介して、そ
の薬剤成分が徐々に放散され、空気浄化、湿気吸着、防
虫、芳香等の作用を発揮する。
【0016】図4は本発明の異なる実施形態による棚板
11を示し、合成樹脂の押し出し成形によって、棚板1
1の裏面側に開口する開口溝12と、この開口溝の下面
両側より内方に突出する支持片13,13とが棚板11
の長手方向に延長するものとして形成されている。この
棚板11の裏面側に形成される一対の凹部14,14
は、収納体の側板(図示せず)に棚板11を取り付ける
ためのダボ受けとして用いられる。
【0017】開口溝12の少なくとも一端は棚板11の
木口面において開口しており、薬剤充填物15が開口溝
12内に収容され且つ支持片13,13上に載置されて
いる。薬剤充填物15は前述の実施形態における充填物
4と同様であり、脱臭剤、有害物質除去剤、吸湿剤、防
虫剤、芳香剤等の薬剤であって、開口溝12および支持
片13,13によって規定される充填物収容スペースの
形状に合わせて長尺棒状に成形され、あるいは該スペー
スに合わせた長尺の袋や容器に収容して用いられる。該
スペースに収容された充填物15は、棚板11木口面に
おける開口端から挿入し、あるいは長期使用後に劣化し
た場合には該劣化した充填物15をこの開口端から取り
外し、新しい充填物を挿入することによって簡単な作業
で交換を行うことができる。開口溝12が開口する棚板
木口面には、必要に応じて木口キャップ(図示せず)が
着脱可能または開閉可能に設けられる。
【0018】この実施形態によると、開口溝12内に収
容され且つ支持片13,13上に載置された充填物15
の下面が広く棚板11の裏面側に開口しているので、そ
の薬剤成分の放散が効率的に行われる利点がある。
【0019】図5は本発明のさらに異なる実施形態を示
し、合成樹脂の押し出し成形によって製造された棚板2
1の裏面側に部分的に開口する一または複数の開口部2
2に、前述の実施形態における充填物4,15と同様の
充填物23が収容され、通気性を損なわずに開口部22
を閉塞するカバー24が着脱可能または開閉可能に設け
られることによって開口部22内の充填物23が交換可
能とされている。棚板21の裏面側に形成される一対の
凹部25,25は、収納体の側板(図示せず)に棚板2
1を取り付けるためのダボ受けとして用いられる。
【0020】この実施形態によると、カバー24を外し
または開いて充填物23を取り外し/挿入可能であるの
で、収納物が載置された棚板21を設置したままの状態
で充填物23の交換が可能となる。
【0021】図8は、図1〜図3の実施形態の変形例と
して、各中空孔2に充填した充填物4からの薬剤成分の
放散をより効率的に行うために、該薬剤成分の放散のた
めの通気路を確保するように構成した実施形態を示して
いる。図6を参照して既述したように、棚板1の表面側
にも、充填物4が収容された各中空孔2と連通する通気
口6a,6a...を設けることができるが、棚板1上
に多くの収納物が載置された状態であると、表面側の通
気口6a,6a...が収納物によって閉塞されていま
い、充填物4からの薬剤成分の放散のための通気路が確
保されず、空気対流によって該薬剤成分放散による初期
の作用が十分に発揮されないことになる。
【0022】このことを考慮して、図8の実施形態で
は、充填物4を収容する各中空孔2の表裏に通気口6,
6’を設け、裏面側の通気口6は棚板1の裏面側に直接
開口させるとともに、充填物4を収容する中空孔2,
2...を取り囲むようにこれらの上方および側方に通
気路7、8,9を連続して設け、側方通気路8,9の棚
板裏面側に通気口8a,9aを設けている。この構成に
より、中空孔2,2...の裏面側の通気口6,
6...〜表面側の通気口6’、6’〜上方通気路7〜
側方通気路8,9〜側方通気路の裏面側通気口8a,9
aという空気経路が形成される。したがって、棚板裏面
側からの空気が中空孔2,2...に収容された各充填
物4を通過するときに該充填物からの薬剤成分による空
気浄化、湿気吸着等の作用を受け、その後、表面側通気
口6’から上方通気路7および側方通気路8,9を順次
経由してこれら側方通気路の裏面側通気口8a,9aか
ら棚板裏面側に流出することになり、棚板間で滞留せず
に円滑な空気の流れが確保されるため、充填物4の薬剤
成分による初期の作用を効率的に発揮させることができ
る。
【0023】図9は図8の実施形態の変形例を示し、複
数の中空孔2,2...に充填物4が充填される図8の
実施形態に対して、幅広の一つの中空部2’にその形状
にあった幅広長尺の充填物4’が充填されている点で相
違する他は、図8の実施形態と略同様の構成を有してい
る。
【0024】本発明の棚板は、主に木質材で形成される
家具等の収納体の内部に用いられる。木質材は合板、L
VL、繊維板等からなるため大量の接着剤が用いられて
おり、この接着剤から遊離ホルムアルデヒド等の有害物
質が放散されることがある。この場合、収納体の外側に
露出する木質材の面は一般に化粧シート等で被覆されて
おり、該露出面からの有害物質の放出量は少ないが、木
質材の内面には化粧が施されていないため、有害物質が
主として収納体の内部に向けて放出されることになる。
しかしながら、収納体内部に本発明の棚板を用いること
によって、充填物の薬効で収納体内部に浮遊する有害物
質を吸着する効果が得られるものである。本発明の棚板
を合成樹脂製とした場合には、該棚板自体からの有害物
質の放出がないので、好ましい実施形態となる。
【0025】以上に本発明の幾つかの実施形態について
添付図面を参照して詳述したが、本発明はこれら実施形
態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に規定さ
れる発明の範囲内において幅広い実施形態を取ることが
できる。たとえば、棚板はその製造上合成樹脂材料を用
いて押し出し成形することが好適であるが、合成樹脂を
その他の成形方法によって成型してもよく、あるいは金
属や木質材料等の他の材質を用いて本発明に適合する形
状に成型してもよい。
【0026】棚板における中空孔や開口溝は長手方向に
延長するものとして説明したが、これらを棚板短手方向
に延長するものとして形成してもよい。一般に棚板はそ
の長手方向を収納体の幅方向として用いられることが多
いので、短手方向に延長する中空孔や開口溝に充填物を
収容させた場合は、必要に応じて取り付けられる木口キ
ャップを取り外しまたは開くだけで充填物の出し入れが
できるので、収納物が載置された棚板を設置したままの
状態で充填物の交換が可能となる。
【0027】棚板にはダボ受け凹部、充填物収容用の中
空孔または開口溝ないし開口部等が形成されるため、そ
れによる強度低下を防止するべく、任意補強手段を用い
ることができる。たとえば、中空孔2内にアルミ、スチ
ール、ステンレス等の金属材料による補強桟を介在させ
ることができる(特開平8−103340号公報参
照)。
【0028】
【発明の効果】本発明の棚板によれば、中空孔や開口溝
等に収容された空気浄化作用や湿気吸着作用を有する充
填物から放散される薬剤成分が収納体内の全般に行き渡
るので、その作用を有効に発揮させることができる。
【0029】また、充填物が劣化したときには簡単な作
業で充填物を交換することができるという効果がある。
【0030】充填物は、棚板内部の中空孔や棚板裏面側
の開口溝等に収容されるので、収納スペースを減少させ
ることがなく、見栄えを損なうこともない。また、中空
孔や開口溝等の寸法や形状に合わせた比較的大容量の充
填物として用いることができるので、シート状のものを
貼着する場合に比べて薬剤量が多く、その作用を長期間
に亘って持続させることができる。
【0031】さらに、充填物を収容した中空孔や開口溝
等を囲むように通気路を設けることにより空気の円滑な
流れを確保し、充填物からの薬剤成分の放散効果をより
増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による棚板の基本構成を示
す斜視図である。
【図2】図1の実施形態において中空孔に薬剤充填物を
充填した状態を示す棚板の短手方向側面図である。
【図3】図1の実施形態において木口キャップを用いた
場合の部分分解斜視図である。
【図4】本発明の異なる実施形態による棚板を示す部分
分解斜視図である。
【図5】本発明のさらに異なる実施形態による棚板を斜
め下方より見たときの部分分解斜視図である。
【図6】図1〜図3の実施形態の変形例として棚板の表
面側にも通気口を設けた実施形態を示す部分斜視図であ
る。
【図7】本発明のさらに異なる実施形態による棚板を斜
め下方より見たときの部分分解斜視図である。
【図8】図1〜図3の実施形態の変形例として充填物か
ら棚板表面側に向けて放散される薬剤成分のための通気
路を確保するように構成した棚板の短手方向断面図であ
る。
【図9】図7の実施形態の変形例として、幅広の単一の
中空部に薬剤充填物を充填したものにおいて図8と同様
に充填物から棚板表面側に向けて放散される薬剤成分の
ための通気路を確保するように構成した棚板の短手方向
断面図である。
【符号の説明】
1 棚板 2 中空孔 4 充填物 5 木口キャップ 6 棚板裏面側の開口(裏面側通気口) 7 上方通気路 8,9 側方通気路 8a,9a 側方通気路の裏面側開口(第二の裏面側通
気口) 11 棚板 12 開口溝 13 支持片 15 充填物 16 隙間 21 棚板 22 開口部 23 充填物 24 カバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定方向に延長する中空孔の少なくとも一
    端が棚板木口面において開口しており、該中空孔には薬
    剤充填物が該開口端より交換可能に充填されており、且
    つ、棚板の裏面には該中空孔と連通する裏面側通気口が
    設けられることを特徴とする棚板。
  2. 【請求項2】棚板裏面側に開口する開口溝および該開口
    溝の下面両側より内方に突出する支持片が所定方向に延
    長し、該開口溝の少なくとも一端が棚板木口面において
    開口しており、薬剤充填物が該開口端より交換可能に該
    開口溝内に収容且つ該支持片上に載置されていることを
    特徴とする棚板。
  3. 【請求項3】棚板裏面側に部分的に開口する開口部に薬
    剤充填物が収容され、通気性を損なわずに該開口部を閉
    塞するカバーが着脱可能または開閉可能に設けられるこ
    とによって該開口部内の充填物が交換可能とされること
    を特徴とする棚板。
  4. 【請求項4】充填物を収容する中空孔または開口溝また
    は開口部の上方に表面側通気口を介して連通する上方通
    気路が形成されるとともに、該上方通気路の側方に連続
    して側方通気路が形成され、該側方通気路の棚板裏面側
    に第二の裏面側通気口が形成され、棚板裏面側からの空
    気流が充填物を通過して該充填物の薬物成分による作用
    を受けた後、表面側通気口から上方通気路、側方通気路
    および第二の裏面側通気口を経由して棚板裏面側に流出
    する通気経路を形成していることを特徴とする請求項1
    ないし3記載の棚板。
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