JPH11229572A - 軒樋曲り継手 - Google Patents

軒樋曲り継手

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Publication number
JPH11229572A
JPH11229572A JP3457098A JP3457098A JPH11229572A JP H11229572 A JPH11229572 A JP H11229572A JP 3457098 A JP3457098 A JP 3457098A JP 3457098 A JP3457098 A JP 3457098A JP H11229572 A JPH11229572 A JP H11229572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
intersection
curved
bent
eaves
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3457098A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Hozumi
勝 保積
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Inc filed Critical Mitsubishi Plastics Inc
Priority to JP3457098A priority Critical patent/JPH11229572A/ja
Publication of JPH11229572A publication Critical patent/JPH11229572A/ja
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 家屋軒先のコーナー部で軒樋同士を接続する
継手において、軒樋の伸縮に伴なう曲り交差部の破損防
止を図った軒樋曲り継手を提供する。 【解決手段】 両側壁11,12と底壁13とにより断
面が略U字状をなす短尺体1−1の略中央部に曲り交差
部14を有し、両端部に軒樋接続部15を具えた軒樋曲
り継手1において、曲り交差部14の上部のみに、内側
側壁12を継ぎ手内部側に略円弧状に膨出形成してなる
屈曲部16を設けたことを特徴とする軒樋曲り継手。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は軒樋曲り継手に係
り、特に、家屋軒先のコーナー部で軒樋同士を接続する
継手において、軒樋の伸縮に伴なう曲り交差部の破損防
止を図った軒樋曲り継手に関するものである。
【0002】
【従来技術とその課題】従来、家屋軒先で直角に交差す
る軒樋同士を接続する曲り継手のうち、夏冬、昼夜の如
く、寒暖温度差に因る軒樋の伸縮力による曲り継手の破
損を防止するものとして、例えば、特開平8−2185
72号公報や特開平8−277612号公報等に開示さ
れているものがある。
【0003】前者、即ち、特開平8−218572号公
報に開示されている軒樋曲り継手は、図3に斜視図で示
す如く、両側壁32、33と、底壁34とから成る溝形
短尺体のほぼ中央部に曲り交差部35を有し、両端部に
軒樋接続部36、37を有する軒樋曲り継手において、
両側壁32、33の内面には、曲り交差部35の角部を
挟んで一方の側壁から他方の側壁に差し渡された湾曲し
た補強板37a、37bと38a、38bが設けられて
いることを特徴とするものである。
【0004】しかしながら、上記軒樋曲り継手は、両側
壁32、33の内面に曲り交差部35の角部を挟んで湾
曲した補強板37a、37bと38a、38bが設けら
れているので、曲り継手の破損を防止するための補強効
果は期待されるものの、複雑な二重構造であるので、成
形加工性や製造コストの面において課題を有する。
【0005】また、後者、即ち、特開平8−27761
2号公報に開示されている軒樋用曲りは、図4に斜視図
で示す如く、略L字に形成され、軒樋を嵌合可能な軒樋
嵌合部42が両端に設けられている継手本体41におい
て、その継手本体41の人隅部45側の曲り交差壁の上
部が切欠された切欠部46が形成されているものであ
る。
【0006】しかしながら、上記軒樋用曲りは、気温の
上昇、下降の繰り返しに伴なって軒樋も伸縮を繰り返す
ので、継手本体41に両側から押したり引いたりする力
が作用したとき、曲り交差壁に形成された切欠部46が
ノッチとなり、ここから亀裂が伝播して水漏れ破損を招
くことになると云う課題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためのものであって、その要旨は、両側壁と底壁と
により断面が略U字状をなす短尺体の略中央部に曲り交
差部を有し、両端部に軒樋接続部を具えた軒樋曲り継手
において、曲り交差部の上部のみに、内側側壁を継ぎ手
内部側に略円弧状に膨出形成してなる屈曲部を設けたこ
とを特徴とする軒樋曲り継手である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づき具体的に説明する。
【0009】図1は、本発明を斜視図で示し、図2は、
本発明を軒先の出隅に取付けた状態を平面略図で示す。
【0010】本発明は、図1に斜視図で示す如く、内外
両側壁11,12と底壁13とにより断面が略U字状を
なす短尺体1−1の略中央部に曲り交差部14を有し、
両端部に軒樋接続部15を具えた軒樋曲り継手1におい
て、曲り交差部14の上部のみに、内側側壁12を継ぎ
手内部側に略円弧状に膨出形成してなる屈曲部16を設
けたことを特徴とする軒樋曲り継手である。
【0011】本発明を用いて軒樋2−1,2−2を接続
すれば、図2に平面略図で示す如く、寒暖温度差に基づ
く軒樋2−1,2−2の伸縮力が曲り継手1の交差部1
4に作用しても、内方へ略円弧状に膨出形成した屈曲部
16のバネ弾発性によって応力が吸収されるので、特
に、割れや亀裂を起し易いとされている継手1の内側側
壁12の曲り交差部14上端における破損を防止するこ
とができると共に、軒樋の耐用年数を向上させることが
でき、さらに曲り交差部14の上部のみに屈曲部16を
設け、曲り交差部14の下部には設けていないので取り
付け後に下から見上げても屈曲部16が目立たず、外観
に優れるものである。
【0012】
【実施例】本発明の軒樋曲り継手1は、図1に示す如
く、外側側壁11と内側側壁12と底壁13とによって
横断面が略U字状をなしている短尺体1−1の略中央部
を、平面より見て直角に折曲して曲り交差部14を形成
し、且つ、短尺体1−1の両側端部に軒樋接続部15,
15を形成してある曲り継手1であって、上記曲り交差
部14の上部のみに、内側側壁12を継ぎ手内部側に略
円弧状に膨出形成した屈曲部16を設けることによって
バネ弾発性が付与されているものである。
【0013】上記曲り継手1の曲り交差部14に形成す
る屈曲部16の円弧径や形状は必要に応じて適宜設定す
ることができ、要するに、弾発性を発揮する略円弧状で
あれば良い。
【0014】図2に示す如く、屋根Aの軒先出隅におい
て、本発明を介し軒樋2−1,2−2同士を接続すれ
ば、寒暖温度差に基づく軒樋2−1,2−2の伸縮力が
矢印で示す方向に作用しても、曲り継手1に形成した屈
曲部16のバネ弾発性によって、曲り継手1の内側側壁
12の曲り交差部14の上端に加わりやすい応力集中が
緩和されるので、曲り交差部14が破損することがなく
なり、また、それによって漏水を防止することができ
る。
【0015】本発明を用い、軒先出隅において軒樋2−
1,2−2同士を接続すれば、寒暖温度差に基づく軒樋
2−1,2−2の伸縮力が曲り継手1の交差部14の上
端に作用しても、膨出形成された屈曲部16のバネ弾発
性により応力集中が避けられ、特に、割れや亀裂を起し
易いとされている内側側壁12の曲り交差部14上端の
破損や、それによる漏水を防ぐことができると共に、軒
樋の耐用年数の向上に寄与でき、しかも曲り交差部14
下部には屈曲部16を形成していないので、取り付け後
に下から見上げても屈曲部16が目立たず、外観に優れ
るものである。
【0016】
【発明の効果】本発明は上記構成よりなるので下記効果
を奏する。即ち、本発明を用いて軒樋を接続すれば、寒
暖温度差に基づく軒樋の伸縮力が曲り継手の交差部に作
用しても、屈曲部のバネ弾発性によって応力が分散され
て曲り交差部上端の破損が回避され、軒樋の耐用年数の
向上に寄与できると共に、取り付け後に下から見上げて
も屈曲部が目立たず、外観に優れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を斜視図で示す。
【図2】本発明を軒先の出隅に取付けた状態を平面略図
で示す。
【図3】従来技術の一例を斜視図で示す。
【図4】従来技術の他の例を斜視図で示す。
【符号の説明】
1 曲り継手 1−1 短尺体 11 外側側壁 12 内側側壁 13 底壁 14 交差部 15 軒樋接続部 16 屈曲部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側壁と底壁とにより断面が略U字状を
    なす短尺体の略中央部に曲り交差部を有し、両端部に軒
    樋接続部を具えた軒樋曲り継手において、曲り交差部の
    上部のみに、内側側壁を継ぎ手内部側に略円弧状に膨出
    形成してなる屈曲部を設けたことを特徴とする軒樋曲り
    継手。
JP3457098A 1998-02-17 1998-02-17 軒樋曲り継手 Pending JPH11229572A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3457098A JPH11229572A (ja) 1998-02-17 1998-02-17 軒樋曲り継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3457098A JPH11229572A (ja) 1998-02-17 1998-02-17 軒樋曲り継手

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11229572A true JPH11229572A (ja) 1999-08-24

Family

ID=12417997

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3457098A Pending JPH11229572A (ja) 1998-02-17 1998-02-17 軒樋曲り継手

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JP (1) JPH11229572A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7771375B2 (en) 2003-09-29 2010-08-10 Ein Co. Ltd. Technical Center Cushion and acoustic system with the cushion

Cited By (1)

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