JPH1122877A - 管継手 - Google Patents
管継手Info
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- JPH1122877A JPH1122877A JP19654797A JP19654797A JPH1122877A JP H1122877 A JPH1122877 A JP H1122877A JP 19654797 A JP19654797 A JP 19654797A JP 19654797 A JP19654797 A JP 19654797A JP H1122877 A JPH1122877 A JP H1122877A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- pipe joint
- divided
- pair
- split pieces
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 固定された配管どうしを容易に接続できると
ともに、強度も充分に大きい管継手を提供する。 【解決手段】 両端側に配管差込部12が形成された管
継手1において、管軸Lを含む面で2分割された分割ピ
ース10に、この分割ピース10を重ね合わせて結合す
るフランジ部13を形成した。分割ピース10の配管差
込部12を、固定された2本の配管の端部側に当てた状
態で、一対の分割ピース10を重ね合せ、ボルト等によ
り、この一対の分割ピース10のフランジ部13を加圧
することにより、この一対の分割ピース10は結合され
て、2本の配管が隙間なく接続される。
ともに、強度も充分に大きい管継手を提供する。 【解決手段】 両端側に配管差込部12が形成された管
継手1において、管軸Lを含む面で2分割された分割ピ
ース10に、この分割ピース10を重ね合わせて結合す
るフランジ部13を形成した。分割ピース10の配管差
込部12を、固定された2本の配管の端部側に当てた状
態で、一対の分割ピース10を重ね合せ、ボルト等によ
り、この一対の分割ピース10のフランジ部13を加圧
することにより、この一対の分割ピース10は結合され
て、2本の配管が隙間なく接続される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、固定された配管
どうしを接続するのに用いられる管継手に関するもので
ある。
どうしを接続するのに用いられる管継手に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近時、ライニングユニット工法により、
例えば、建物内にトイレを形成する場合も多い。この工
法は、便器周りの配管と、この配管等を支持するケーシ
ングと、このケーシング等を覆う仕上材とを工場で所定
形状に形成するとともに、これらと陶器製の便器とを、
ライニングユニットとして工場で一体に組み立て、この
ライニングユニットを現場に据え付けることにより、現
場工期の短縮と高品質なトイレの供給を図ろうとするも
のである。
例えば、建物内にトイレを形成する場合も多い。この工
法は、便器周りの配管と、この配管等を支持するケーシ
ングと、このケーシング等を覆う仕上材とを工場で所定
形状に形成するとともに、これらと陶器製の便器とを、
ライニングユニットとして工場で一体に組み立て、この
ライニングユニットを現場に据え付けることにより、現
場工期の短縮と高品質なトイレの供給を図ろうとするも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ライニ
ングユニット工法でトイレを形成する場合、図4で示さ
れるように、ライニングユニット側のユニット配管10
0と、このユニット配管100が接続される建物側の連
絡配管101の双方が固定されているため、これらの配
管100,101を接続配管103を介して接続する管
継手は、一般の差込型のものは使用できず、例えば、変
形容易な合成ゴム製の管継手104を使用せざるを得な
かった。ところが、この合成ゴム製の管継手104は強
度的に弱いとともに、接続配管103を用いて、管継手
104を変形させつつ、両配管100,101を接続す
る作業も容易でないという問題があった。
ングユニット工法でトイレを形成する場合、図4で示さ
れるように、ライニングユニット側のユニット配管10
0と、このユニット配管100が接続される建物側の連
絡配管101の双方が固定されているため、これらの配
管100,101を接続配管103を介して接続する管
継手は、一般の差込型のものは使用できず、例えば、変
形容易な合成ゴム製の管継手104を使用せざるを得な
かった。ところが、この合成ゴム製の管継手104は強
度的に弱いとともに、接続配管103を用いて、管継手
104を変形させつつ、両配管100,101を接続す
る作業も容易でないという問題があった。
【0004】また、建物側の連絡配管101が階下R1
との境界壁(防火区画)Wを貫通して、トイレ形成室R
2側に施工されている場合、この合成ゴム製の管継手1
04は、変形容易な可燃材から形成されているため、法
上、防火区画貫通部W1より1m以内では使用できない
という問題があった。このため、境界壁Wの貫通部W1
を、連絡配管101の端部側がある程度動ける程度に大
きくし、例えば、外面に耐火被服層が形成された硬質塩
化ビニル製の差込型の管継手で、これらの配管100,
101を接続した後、連絡配管101の貫通部W1周り
の埋め戻しを行なう必要があった。
との境界壁(防火区画)Wを貫通して、トイレ形成室R
2側に施工されている場合、この合成ゴム製の管継手1
04は、変形容易な可燃材から形成されているため、法
上、防火区画貫通部W1より1m以内では使用できない
という問題があった。このため、境界壁Wの貫通部W1
を、連絡配管101の端部側がある程度動ける程度に大
きくし、例えば、外面に耐火被服層が形成された硬質塩
化ビニル製の差込型の管継手で、これらの配管100,
101を接続した後、連絡配管101の貫通部W1周り
の埋め戻しを行なう必要があった。
【0005】この発明は、以上の点に鑑み、固定された
配管どうしを容易に接続できるとともに、強度も充分に
大きい管継手を提供することを目的とする。また、この
発明は、上記目的とともに、防火区画貫通部より1m以
内での使用が可能な管継手を提供することを目的とす
る。
配管どうしを容易に接続できるとともに、強度も充分に
大きい管継手を提供することを目的とする。また、この
発明は、上記目的とともに、防火区画貫通部より1m以
内での使用が可能な管継手を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、両端側に配管の差込部が形成された管継手に
おいて、管軸を含む面で2分割された分割ピースの外周
部に、この分割ピースを重ね合せて結合するためのフラ
ンジ部を形成していることである。
の発明は、両端側に配管の差込部が形成された管継手に
おいて、管軸を含む面で2分割された分割ピースの外周
部に、この分割ピースを重ね合せて結合するためのフラ
ンジ部を形成していることである。
【0007】この発明では、分割ピースの配管の差込部
を、固定された2本の配管の端部側に当てた状態で、一
対の分割ピースを重ね合せ、ボルト等により、この一対
の分割ピースのフランジ部を加圧することにより、この
一対の分割ピースは結合されて、2本の配管が隙間なく
接続される。
を、固定された2本の配管の端部側に当てた状態で、一
対の分割ピースを重ね合せ、ボルト等により、この一対
の分割ピースのフランジ部を加圧することにより、この
一対の分割ピースは結合されて、2本の配管が隙間なく
接続される。
【0008】この発明の請求項2記載の発明は、請求項
1記載の発明の場合において、分割ピースが、外面側に
耐火被覆層を形成できる硬質材から形成されていること
である。
1記載の発明の場合において、分割ピースが、外面側に
耐火被覆層を形成できる硬質材から形成されていること
である。
【0009】この発明では、この管継手の外面側に耐火
被覆層を形成することにより、防火区画貫通部より1m
以内の場所においても、この管継手の使用が可能にな
る。この場合、耐火被覆層は、予め分割ピース側に形成
しておいてもよいし、現場で、形成するようにしてもよ
い。
被覆層を形成することにより、防火区画貫通部より1m
以内の場所においても、この管継手の使用が可能にな
る。この場合、耐火被覆層は、予め分割ピース側に形成
しておいてもよいし、現場で、形成するようにしてもよ
い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照しつつ説明する。図1はこの発明の一実施の形
態に係る管継手の分解斜視図である。
面を参照しつつ説明する。図1はこの発明の一実施の形
態に係る管継手の分解斜視図である。
【0011】この管継手1は、図1で示されるように、
差込型の90度エルボに関するものであり、管軸Lを含
む面(以下合わせ面11という)で、2つの対称な分割
ピース10に分割されている。この分割ピース10は、
硬質の樹脂材、例えば硬質の塩化ビニルによって一体的
に形成されている。
差込型の90度エルボに関するものであり、管軸Lを含
む面(以下合わせ面11という)で、2つの対称な分割
ピース10に分割されている。この分割ピース10は、
硬質の樹脂材、例えば硬質の塩化ビニルによって一体的
に形成されている。
【0012】分割ピース10には、図1及び図2で示さ
れるように、両端側に接続配管Pの肉厚分だけ内径の大
きくなった、配管差込部12が形成されているととも
に、合わせ面11側には、一対のものを結合して一体化
するためのフランジ部13が、外方に突出するように形
成されている。そして、このフランジ部13には、締付
ボルト(図示せず)差込用のボルト孔13aが複数形成
されている。また、分割ピース10には、図2で示され
るように、フランジ部13の合わせ面11側に、シール
材の充填溝14が形成され、この充填溝14内に盛り上
がるように充填されたシール剤によって、一対の分割ピ
ース10が重ね合わされた場合に、内部流体が合わせ面
11側から漏れ出すのが防止されている。
れるように、両端側に接続配管Pの肉厚分だけ内径の大
きくなった、配管差込部12が形成されているととも
に、合わせ面11側には、一対のものを結合して一体化
するためのフランジ部13が、外方に突出するように形
成されている。そして、このフランジ部13には、締付
ボルト(図示せず)差込用のボルト孔13aが複数形成
されている。また、分割ピース10には、図2で示され
るように、フランジ部13の合わせ面11側に、シール
材の充填溝14が形成され、この充填溝14内に盛り上
がるように充填されたシール剤によって、一対の分割ピ
ース10が重ね合わされた場合に、内部流体が合わせ面
11側から漏れ出すのが防止されている。
【0013】なお、この分割ピース10の外面側には、
可燃材等から形成された管継手1を火災から保護するた
めに、図2で示されるように、繊維補強したモルタルを
所定厚さだけ塗布することにより、耐火被覆層2が形成
される。
可燃材等から形成された管継手1を火災から保護するた
めに、図2で示されるように、繊維補強したモルタルを
所定厚さだけ塗布することにより、耐火被覆層2が形成
される。
【0014】つぎに、この管継手1を用いて、トイレ形
成用のライニングユニットの配管と建物側の配管とを接
続する場合の手順を説明する。図3で示されるように、
トイレ形成室R2の床面側には、ライニングユニット
の、例えば排水用ユニット配管102が固定されている
とともに、このトイレ形成室R2の床面側には、階下R
1側から防火区画をなす床壁101を貫通して、建物側
の連絡配管101の上端101aが突出している。そし
て、このユニット配管102と連絡配管101とを接続
するには、まず、外面に耐火被覆が施された接続配管1
03の差込部103aに、ユニット配管102の端部を
差込み、接着剤等を介して、この現場配管103とユニ
ット配管102とを接続し、管継手1により、連絡配管
101側とユニット配管102側とが、接続できる状態
とする。
成用のライニングユニットの配管と建物側の配管とを接
続する場合の手順を説明する。図3で示されるように、
トイレ形成室R2の床面側には、ライニングユニット
の、例えば排水用ユニット配管102が固定されている
とともに、このトイレ形成室R2の床面側には、階下R
1側から防火区画をなす床壁101を貫通して、建物側
の連絡配管101の上端101aが突出している。そし
て、このユニット配管102と連絡配管101とを接続
するには、まず、外面に耐火被覆が施された接続配管1
03の差込部103aに、ユニット配管102の端部を
差込み、接着剤等を介して、この現場配管103とユニ
ット配管102とを接続し、管継手1により、連絡配管
101側とユニット配管102側とが、接続できる状態
とする。
【0015】つぎに、分割ピース10の充填溝14や配
管差込部12にシール材を充分に塗布した後、この分割
ピース10の配管差込部12に連絡配管101の一端側
101aと、現場配管103の一端側103bとを当て
た状態で、一対の分割ピース10を重ね合わせ、ボルト
を使用して、この分割ピース10を加圧して一体化す
る。このことにより、連絡配管101の一端側101a
と現場配管103の一端側103bとは、一対の分割ピ
ース10により挟み付けられた状態となって接続され、
この連絡配管101とユニット配管102とは、接続配
管103と管継手1とより、隙間なく接続される。
管差込部12にシール材を充分に塗布した後、この分割
ピース10の配管差込部12に連絡配管101の一端側
101aと、現場配管103の一端側103bとを当て
た状態で、一対の分割ピース10を重ね合わせ、ボルト
を使用して、この分割ピース10を加圧して一体化す
る。このことにより、連絡配管101の一端側101a
と現場配管103の一端側103bとは、一対の分割ピ
ース10により挟み付けられた状態となって接続され、
この連絡配管101とユニット配管102とは、接続配
管103と管継手1とより、隙間なく接続される。
【0016】つぎに、管継手1の外面や分割ピース10
結合用のボルトの露出端等を、繊維強化モルタルで覆っ
て、これらの外面に、所定厚さの耐火被覆層2を形成す
れば、2つの配管101,102の接続工事は終了す
る。
結合用のボルトの露出端等を、繊維強化モルタルで覆っ
て、これらの外面に、所定厚さの耐火被覆層2を形成す
れば、2つの配管101,102の接続工事は終了す
る。
【0017】以上のように、この管継手1では、両端部
に配管差込部12が形成された管継手1を、管軸Lを含
む面で一対の分割ピース10に2分割するとともに、こ
の分割ピース10の外周部に、これらを重ね合せて結合
するためのフランジ部15を形成しているため、固定さ
れた2本の配管101,103を接続する場合に、これ
らの端部101a,103bを、この配管差込部12に
当てた状態で、この一対の分割ピース10を重ね合わせ
た後、フランジ部13をボルトで締め付けることによ
り、これらの配管101,103を簡単に接続すること
ができる。
に配管差込部12が形成された管継手1を、管軸Lを含
む面で一対の分割ピース10に2分割するとともに、こ
の分割ピース10の外周部に、これらを重ね合せて結合
するためのフランジ部15を形成しているため、固定さ
れた2本の配管101,103を接続する場合に、これ
らの端部101a,103bを、この配管差込部12に
当てた状態で、この一対の分割ピース10を重ね合わせ
た後、フランジ部13をボルトで締め付けることによ
り、これらの配管101,103を簡単に接続すること
ができる。
【0018】したがって、この管継手1では、従来の合
成ゴム製の管継手104のように、配管101,103
の接続に当たり、これを弾性変形させる必要がなく、固
定された2つの配管101,103の接続を簡単に行な
うことができるとともに、合成ゴム製の管継手104に
比べて、強度の大きい材料から形成できるため、施工時
や使用時の破損が少なく、これを安心して長時間使用す
ることができる。
成ゴム製の管継手104のように、配管101,103
の接続に当たり、これを弾性変形させる必要がなく、固
定された2つの配管101,103の接続を簡単に行な
うことができるとともに、合成ゴム製の管継手104に
比べて、強度の大きい材料から形成できるため、施工時
や使用時の破損が少なく、これを安心して長時間使用す
ることができる。
【0019】また、この管継手1では、配管差込部12
や合わせ面11側の充填部に非接着性のシール材を使用
すれば、ボルトを外すことにより、配管101,103
側からこの管継手1を簡単に取り外すことができ、配管
101,103内部の洗浄や配管101,103等の破
損時の補修作業を簡単に行なうことができる。もちろ
ん、接着性のあるシール剤を使用して、この管継手1を
配管101,103側から取り外せないようにしてもよ
い。
や合わせ面11側の充填部に非接着性のシール材を使用
すれば、ボルトを外すことにより、配管101,103
側からこの管継手1を簡単に取り外すことができ、配管
101,103内部の洗浄や配管101,103等の破
損時の補修作業を簡単に行なうことができる。もちろ
ん、接着性のあるシール剤を使用して、この管継手1を
配管101,103側から取り外せないようにしてもよ
い。
【0020】さらに、この管継手1では、分割ピース1
0を硬質の材料から形成しているため、管継手1の外面
側に耐火被覆層2を形成することができ、この実施の形
態のように、この管継手1を防火区画貫通部W1より1
m以内でも使用することができる。したがって、この管
継手1では、従来の管継手を用いた場合のように、防火
区画貫通部W1を大きめに形成し、連絡配管101の端
部側101aをある程度動くようにして、配管工事を行
なう必要がなく、配管工事の容易化を図ることができる
とともに、配管工事に当り、防火区画貫通部W1の連絡
配管101周りの埋め戻し作業も不要となる。
0を硬質の材料から形成しているため、管継手1の外面
側に耐火被覆層2を形成することができ、この実施の形
態のように、この管継手1を防火区画貫通部W1より1
m以内でも使用することができる。したがって、この管
継手1では、従来の管継手を用いた場合のように、防火
区画貫通部W1を大きめに形成し、連絡配管101の端
部側101aをある程度動くようにして、配管工事を行
なう必要がなく、配管工事の容易化を図ることができる
とともに、配管工事に当り、防火区画貫通部W1の連絡
配管101周りの埋め戻し作業も不要となる。
【0021】なお、この実施の形態では、管継手1とし
て、90度エルボを例にとって説明したが、この管継手
1は、90度エルボに限らず、他のエルボ、T型、Y
型、十字型、ソケット型といった種々のタイプの管継手
に適用できる。
て、90度エルボを例にとって説明したが、この管継手
1は、90度エルボに限らず、他のエルボ、T型、Y
型、十字型、ソケット型といった種々のタイプの管継手
に適用できる。
【0022】また、この実施の形態では、管継手1の分
割ピース10を一対の対称な形ものから形成したが、こ
の分割ピース10は、管軸Lを含む面で2分割されたも
のであれば、互いに対称な形状のものでなくてもよい。
割ピース10を一対の対称な形ものから形成したが、こ
の分割ピース10は、管軸Lを含む面で2分割されたも
のであれば、互いに対称な形状のものでなくてもよい。
【0023】さらに、この管継手1において、分割ピー
ス10の材質を、金属材としてもよいし、分割ピース1
0の合わせ面にシール材を用いず、シート状のパッキン
を用いてもよい。
ス10の材質を、金属材としてもよいし、分割ピース1
0の合わせ面にシール材を用いず、シート状のパッキン
を用いてもよい。
【0024】また、分割ピース10の外面に、繊維強化
モルタルを塗布して、管継手1の外面側に、予め、耐火
被覆層2を形成しておいてもよい。この場合、耐火被覆
層2側にも、分割ピース10のボルト孔13aに連通す
るボルト孔を形成しておく必要がある。また、この場合
には、配管工事の最終段階において、分割ピース10の
接合部や分割ピース10を結合したボルトの露出端等
を、耐火モルタル等によって覆う必要がある。
モルタルを塗布して、管継手1の外面側に、予め、耐火
被覆層2を形成しておいてもよい。この場合、耐火被覆
層2側にも、分割ピース10のボルト孔13aに連通す
るボルト孔を形成しておく必要がある。また、この場合
には、配管工事の最終段階において、分割ピース10の
接合部や分割ピース10を結合したボルトの露出端等
を、耐火モルタル等によって覆う必要がある。
【0025】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0026】この発明の請求項1記載の発明によれば、
両端側に配管の差込部が形成された管継手において、管
軸を含む面で2分割された分割ピースの外周部に、この
分割ピースを重ね合せて結合するためのフランジ部を形
成しているので、固定された配管どうしを容易に接続す
ることができるとともに、管継手の材質も種々のものを
使用できるため、管継手の強度も充分に大きいものとす
ることができる。
両端側に配管の差込部が形成された管継手において、管
軸を含む面で2分割された分割ピースの外周部に、この
分割ピースを重ね合せて結合するためのフランジ部を形
成しているので、固定された配管どうしを容易に接続す
ることができるとともに、管継手の材質も種々のものを
使用できるため、管継手の強度も充分に大きいものとす
ることができる。
【0027】この発明の請求項2記載の発明によれば、
請求項1記載の発明の場合において、分割ピースが、外
面側に耐火被覆層を形成できる硬質材から形成されてい
るので、防火区画貫通部より1m以内の場所において
も、外面に耐火被覆層を形成することにより、この管継
手を使用することができる。
請求項1記載の発明の場合において、分割ピースが、外
面側に耐火被覆層を形成できる硬質材から形成されてい
るので、防火区画貫通部より1m以内の場所において
も、外面に耐火被覆層を形成することにより、この管継
手を使用することができる。
【図1】この発明の一実施の形態に係る管継手の分解斜
視図である。
視図である。
【図2】図1で示される管継手の分割ピースの内面側の
平面図である。
平面図である。
【図3】図1で示される管継手を用いてなされた、配管
の接続状態を示す図である。
の接続状態を示す図である。
【図4】従来の管継手を用いてなされた、配管の接続状
態を示す図である。
態を示す図である。
1 管継手 2 耐火被覆層 10 分割ピース 12 配管差込部 13 フランジ部 L 管軸 W 床壁(防火区画) W1 貫通部
Claims (2)
- 【請求項1】 両端側に配管の差込部が形成された管継
手において、管軸を含む面で2分割された分割ピースの
外周部に、この分割ピースを重ね合わせて結合するため
のフランジ部を形成していることを特徴とする管継手。 - 【請求項2】 前記分割ピースが、外面側に耐火被覆層
を形成できる硬質材から形成されていることを特徴とす
る請求項1記載の管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19654797A JPH1122877A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19654797A JPH1122877A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 管継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1122877A true JPH1122877A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16359563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19654797A Pending JPH1122877A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1122877A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012246993A (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-13 | Bld Oriental Co Ltd | パイプユニットの連結構造及び分割管継手 |
-
1997
- 1997-07-07 JP JP19654797A patent/JPH1122877A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012246993A (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-13 | Bld Oriental Co Ltd | パイプユニットの連結構造及び分割管継手 |
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