JPH11228324A - シダーの芳香成分を含有する繊維及びその繊維製品 - Google Patents

シダーの芳香成分を含有する繊維及びその繊維製品

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JPH11228324A
JPH11228324A JP2972698A JP2972698A JPH11228324A JP H11228324 A JPH11228324 A JP H11228324A JP 2972698 A JP2972698 A JP 2972698A JP 2972698 A JP2972698 A JP 2972698A JP H11228324 A JPH11228324 A JP H11228324A
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敏之 増田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い防虫作用と、森林浴に相当するアロマテ
ラピー作用とを、製造廉価ながら有効に発揮する繊維及
びその繊維製品を提供すること。 【解決手段】 シダーを精製して得たシダーの芳香成分
を含有する精油に、天然繊維、または、天然繊維を少な
くとも部分的に用いて編織した繊維製品を浸漬する。合
成繊維、または、合成繊維を少なくとも部分的に用いて
編織した繊維製品には、精油を練り込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高い防虫作用を発
揮すると共に、森林浴に相当するアロマテラピー作用を
もたらす繊維及びその繊維製品に関する。
【0002】
【従来の技術】繊維製品に防虫作用を付帯させる従来の
手段としては、繊維製品に防虫剤を直接塗布する方法、
防虫剤を接着剤等に添加させた後にこれを繊維製品に添
着する方法、合成繊維の製糸工程で予め防虫剤を添加し
ておく方法などが挙げられる。例えば、特願平5−21
8060号「防虫性立毛またはパイル繊維製品」は、パ
イル布の裏面に防虫剤を塗布する方法を開示している。
このような手段によると、繊維製品に添加された防虫剤
によって、その防虫剤相応の防虫効果を得ることができ
る。しかし、従来公知の防虫剤は、その防虫効果に起因
して不健康であったり、異臭を放つ弊害を伴っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の有する問題点に鑑みて創出されたものであり、その
目的は、高い防虫作用と、森林浴に相当するアロマテラ
ピー作用とを、製造廉価ながら有効に発揮する繊維及び
その繊維製品を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、上記従来技術とは異なり、従来公知の
防虫剤ではなくシダーを利用する。繊維またはその繊維
製品に、シダーの芳香成分を含有させることによって対
処する。すなわち、本発明の天然繊維及びその繊維製品
は、シダーを精製して得たシダーの芳香成分を含有する
精油に、天然繊維、または、天然繊維を少なくとも部分
的に用いて編織した繊維製品を浸漬することによって、
天然繊維に前記精油を含浸させたことを特徴とする。
【0005】合成繊維の場合は、シダーを精製して得た
シダーの芳香成分を含有する精油を、合成繊維、また
は、合成繊維を少なくとも部分的に用いて編織した繊維
製品に練り込むことによって、合成繊維に前記精油を練
り込ませる。
【0006】また、天然繊維の製糸工程、または、天然
繊維を少なくとも部分的に用いて編織する繊維製品の編
織工程において、シダーを粉砕して得たシダーの芳香成
分を含有する細片を、天然繊維、または、複数の天然繊
維の間に交絡させてもよい。
【0007】更に、合成繊維、または、合成繊維を少な
くとも部分的に用いて編織する繊維製品において、その
合成繊維の製糸工程で、シダーを精製して得たシダーの
芳香成分を含有する精油、または、その精油を粉粒化し
て得たシダーの芳香成分を含有する粉体、または、シダ
ーを粉砕して得たシダーの芳香成分を含有する粒体を、
合成繊維の原料に添加して合成繊維を合成してもよい。
【0008】繊維製品の加工時に、シダーの芳香成分を
含有させる手段としては、次の2手段が簡便ながら有効
である。すなわち、シダーを粉砕して得たシダーの芳香
成分を含有する細片を、熱可塑性成分を含有する繊維製
品の表面に坦持させた後、加熱処理して、少なくとも熱
可塑性成分の表面を軟化することによって、繊維製品に
前記細片を固着させる。
【0009】または、シダーを精製して得たシダーの芳
香成分を含有する精油を、樹脂バインダーに添加した後
に、これを繊維製品に塗布する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
に示した実施例を部分的に参照して説明する。ここで
は、シダーの芳香成分を含有させる対象として、繊維、
及び、その繊維を編織した繊維製品である布地を挙げる
が、本発明を有効に適用できる繊維製品としては、寝具
や衣服等の身装品、カーペットやカーテン等のインテリ
ア備品などがある。なお、実施形態は、本発明の主旨か
ら逸脱しない限り適宜設計変更可能なものである。
【0011】本発明では、繊維またはその繊維製品に、
シダーの芳香成分を含有させることによって、防虫作用
を付帯させる。シダーには、従来公知の防虫剤に伴って
いた防虫効果に起因する不健康さや異臭はないので、前
記従来技術の問題点を解消することができる。そして、
シダーには、防虫作用の他に、森林浴に相当するアロマ
テラピー作用があるので、これに伴う利点を享受するこ
とができる。
【0012】このようなシダーとしては、アパラチアン
・オザーク地方に生育するイースタン・レッド・シダー
が最も有用である。この香木は、人の気持ちを落ち着か
せるアロマテラピー作用の高い森林の芳香を放散すると
共に、優れた防ダニ作用がある。そのため、アトピー性
疾患や喘息の一因であるダニ類の繁殖を抑止することが
できる。防ダニ効果については、ガラス管法を用いたダ
ニの忌避試験によると、100.0%の忌避効果が確認
されている。従って、このようなシダーの芳香成分を各
種繊維製品に添加すれば、ダニ等に対する防虫作用やア
ロマテラピー作用が容易に得られる。例えば、シダーの
芳香成分を含有する繊維で寝具を編織すれば、森林浴の
気分を味わいながら、気持ちを落ち着かせて快眠を得
て、疲労回復や循環器系の安定といった生理的効果を得
ることも可能である。
【0013】以下に、シダーの芳香成分を繊維類に含有
させる手段について説述する。まず、シダーの芳香成分
を得る手段は、シダーを精製してシダーの芳香成分を含
有する精油を調達するか、シダーを粉砕してシダーの芳
香成分を含有する細片を調達するかの2通りに大別され
る。
【0014】精油を繊維類に含有させるには、繊維類の
種類によって方法が異なる。天然繊維に精油を含有させ
るのであれば、天然繊維を精油に浸漬するのが最も簡便
であり、しかも有効である。天然繊維には、細かな枝糸
部分や微細孔があるので、毛細管現象によって、精油が
容易に浸透し安定保持される。
【0015】一方、合成繊維には、天然繊維のような枝
糸部分や微細孔がないので、単に浸漬してだけでは、精
油を繊維に含有させるのは困難である。そこで、合成繊
維に精油を含有させる場合は、合成繊維に精油を練り込
む方法を採るのが簡便ながら効果的である。
【0016】図1は、精油(L)を含浸した合成繊維
(10)の断面を示す斜視模式図である。合成繊維(1
0)は、中空管形状であり、その長尺方向に沿ってスリ
ット(11)が形成されている。この合成繊維(10)
を精油(L)に浸して混練すると、スリット(11)を
介して、中空部分(12)に精油(L)が練り込まれ
る。逆に、中空部分(12)の精油(L)は、スリット
(11)を介して、外部へ放散するので、芳香作用は十
分保たれる。なお、合成繊維(10)の形状はこの例に
限らず、精油(L)を保持及び放散できる部位を備える
ものが適宜利用できる。例えば、合成繊維(10)の表
面に細かな凹凸があれば、その凹部に精油(L)が保持
される。また、吸湿性材料に合成繊維(10)の被膜を
設けた構造の合成繊維(10)を用いて、これに精油
(L)を練り込むことによって、吸湿性材料に精油
(L)を含有させてもよい。
【0017】他方、シダーを粉砕してシダーの芳香成分
を含有する細片を用いる場合は、天然繊維の製糸工程、
または、天然繊維を少なくとも部分的に用いて編織する
繊維製品の編織工程において、シダーの細片が天然繊維
に添加される。図2は、シダーの細片(S)が絡んだ天
然繊維(20)の縫製部分を示す正面図である。細片
(S1)は、天然繊維(20)の製糸工程において、そ
の繊維の細糸間(21)に挟まれたものである。細片
(S2)は、天然繊維(20)を編織して繊維製品を作
る編織工程において、天然繊維(20)(20)の交差
部位(22)に挟まれたものである。細片(S3)は、
天然繊維(20)を編織して繊維製品を作る編織工程に
おいて、天然繊維(20)(20)の間隙(23)に絡
まったものである。天然繊維には細かな枝糸部分がある
ので、その製糸工程や繊維製品の編織工程で細片(S)
を添加するのみで、容易に細片(S)を天然繊維(2
0)に交絡させることができ、しかも、これは安定保持
される。
【0018】合成繊維においては、その製糸工程で、シ
ダーを精製して得たシダーの芳香成分を含有する精油、
または、そのシダーの精油を粉粒化して得たシダーの芳
香成分を含有する粉体、または、シダーを細かく粉砕し
て得たシダーの芳香成分を含有する粒体を、合成繊維の
原料に添加して合成繊維を合成してもよい。例えば、シ
ダーの精油を合成繊維の原料に添加して合成すれば、精
油を内部に含有した合成繊維を得ることができる。
【0019】繊維製品の加工時に、シダーの芳香成分を
含有させる手段としては、次の2手段が簡便ながら有効
である。 1) シダーを粉砕して得たシダーの芳香成分を含有す
る細片を、熱可塑性成分を含有する繊維製品の表面に坦
持させた後、加熱処理して少なくとも熱可塑性成分の表
面を軟化することによって、繊維製品に前記細片を固着
させる。この手段は、繊維製品が不織布である場合に特
に有益である。図3は、繊維製品の加工時に、シダーの
細片(S)を布地(30)に固着させる装置の一例を示
す説明図である。
【0020】布地(30)には、熱可塑性成分が所定量
含有されるが、その熱可塑性成分ととしては、熱可塑性
の高分子繊維が好適に用いられる。そのような熱可塑性
高分子繊維の例には、ポリエチレンやポリプロピレン等
のポリオレフィン系繊維、6,6−ナイロン等のポリア
ミド系繊維、ビニル系繊維、アクリル系繊維、ポリウレ
タン系繊維、ポリエステル系繊維などが挙げられる。他
の原料繊維としては、木綿や羊毛等の天然繊維、レーヨ
ン等の合成繊維、或いはこれらの混合物が挙げられる。
このような原料から合成された布地(30)を搬送しな
がら、その表面にシダーの細片(S)を坦持させる。
【0021】シダーの細片(S)を、繊維製品の表面に
坦持させるには、乾式法が有用である。搬送される布地
(30)の表面上には、ホッパー(41)からシダー細
片(S)が落下する。その後、ブレード(42)によっ
て、シダー細片(S)が布地(30)の表面上に均一に
分布するように調整され、加振器(43)及び押圧ロー
ル(44)によって、シダー細片(S)が布地(30)
の繊維間に入り込まされせる。
【0022】次いで、布地(30)は、加熱器(45)
によって、シダー細片(S)を坦持した表面を熱せられ
る。これによって、布地(30)中の熱可塑性成分が軟
化して、シダー細片(S)が固着される。加熱処理のた
めの加熱手段には、熱ロール加熱、熱風加熱、乾熱加熱
などが挙げられる。使用した熱可塑性成分の種類や重合
度などによってその軟化点が異なるが、加熱する温度及
び時間の設定は、熱可塑性成分の少なくとも表面が軟化
する程度を指標にすればよい。複数種類の熱可塑性成分
を含む場合には、配合した分布や割合にもよるが、軟化
点の最も低い熱可塑性成分の表面が軟化する程度を指標
にするのが好ましい。
【0023】次の手段は、いずれの繊維製品にも簡便な
がら有効に用いられる。 2) シダーを精製して得たシダーの芳香成分を含有す
る精油を、樹脂バインダーに添加した後に、これを繊維
製品に塗布する。
【0024】樹脂バインダーには、酢酸ビニル系、アク
リル系、ウレタン系、シリコン系などのものが利用でき
る。これらのバインダーとシダーの精油との量比は、お
よそ、2〜20:1程度が好ましい。バインダーの割合
が高すぎると、精油の放散作用が損なわれ、バインダー
の割合が低すぎると、塗布の付着性が低下する。精油を
含有する樹脂バインダーを繊維製品に塗布するには、パ
ディング法、スプレイ法、コーティング法、プリント法
などが利用できる。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上の構成を備えるので以下の
効果を奏する。請求項3に記載の天然繊維及びその繊維
製品によると、シダーの精油が簡便かつ容易に天然繊維
に含浸されるので、シダーの芳香によって、高い防虫作
用と、森林浴に相当するアロマテラピー作用とを、製造
廉価ながら有効に発揮することができる。請求項1に記
載の製造方法によると、効果的にこの天然繊維及びその
繊維製品を製造することができる。請求項4に記載の合
成繊維及びその繊維製品によると、シダーの精油が簡便
かつ容易に合成繊維に練り込まれるので、シダーの芳香
によって、高い防虫作用と、森林浴に相当するアロマテ
ラピー作用とを、製造廉価ながら有効に発揮することが
できる。請求項2に記載の製造方法によると、効果的に
この合成繊維及びその繊維製品を製造することができ
る。請求項5に記載の天然繊維及びその繊維製品による
と、シダーの細片が簡便かつ有効に天然繊維に交絡する
ので、シダーの芳香によって、高い防虫作用と、森林浴
に相当するアロマテラピー作用とを、製造廉価ながら有
効に発揮することができる。請求項6に記載の合成繊維
及びその繊維製品によると、合成繊維がシダーの精油ま
たは粉粒体を添加されて合成されるので、合成繊維に確
実にシダーの芳香成分が含有し、上記と同様の効果を得
られる。請求項7に記載の繊維製品によると、シダーの
細片が繊維製品の表面に熱可塑性成分を介して着実に固
着されるので、上記と同様の効果を得られる。特に、不
織布に有効に適用できる。請求項8に記載の繊維製品に
よると、シダーの精油が樹脂バインダーを介して着実に
添付されるので、上記と同様の効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】精油を含浸した合成繊維の断面を示す斜視模式
【図2】シダーの細片が絡んだ天然繊維の縫製部分を示
す正面図
【図3】シダーの細片を布地に固着させる装置を示す説
明図
【符号の説明】
L 精油 S、S1〜3 細片 10 合成繊維 11 合成繊維のスリット 12 合成繊維の中空部分 20 天然繊維 21 天然繊維の細糸間部位 22 天然繊維の交差部位 23 天然繊維の間隙 30 布地 41 ホッパー 42 ブレード 43 加振器 44 押圧ロール 45 加熱器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シダーを精製して得たシダーの芳香成分を
    含有する精油に、 天然繊維、または、天然繊維を少なくとも部分的に用い
    て編織した繊維製品を浸漬することによって、 天然繊維、または、天然繊維を少なくとも部分的に用い
    て編織した繊維製品の天然繊維部分に、 前記精油を含浸させることを特徴とするシダーの芳香成
    分を含有する天然繊維及びその繊維製品の製造方法。
  2. 【請求項2】シダーを精製して得たシダーの芳香成分を
    含有する精油を、 合成繊維、または、合成繊維を少なくとも部分的に用い
    て編織した繊維製品に練り込むことによって、 合成繊維、または、合成繊維を少なくとも部分的に用い
    て編織した繊維製品の合成繊維部分に、 前記精油を練り込ませることを特徴とするシダーの芳香
    成分を含有する合成繊維及びその繊維製品の製造方法。
  3. 【請求項3】シダーを精製して得たシダーの芳香成分を
    含有する精油に、 天然繊維、または、天然繊維を少なくとも部分的に用い
    て編織した繊維製品を浸漬することによって、 天然繊維に前記精油を含浸させたことを特徴とするシダ
    ーの芳香成分を含有する天然繊維及びその繊維製品。
  4. 【請求項4】シダーを精製して得たシダーの芳香成分を
    含有する精油を、 合成繊維、または、合成繊維を少なくとも部分的に用い
    て編織した繊維製品に練り込むことによって、 合成繊維に前記精油を練り込ませたことを特徴とするシ
    ダーの芳香成分を含有する合成繊維及びその繊維製品。
  5. 【請求項5】天然繊維の製糸工程、または、天然繊維を
    少なくとも部分的に用いて編織する繊維製品の編織工程
    において、 シダーを粉砕して得たシダーの芳香成分を含有する細片
    を、 天然繊維、または、複数の天然繊維の間に交絡させて製
    造したことを特徴とするシダーの芳香成分を含有する天
    然繊維及びその繊維製品。
  6. 【請求項6】合成繊維、または、合成繊維を少なくとも
    部分的に用いて編織する繊維製品において、 その合成繊維の製糸工程で、 シダーを精製して得たシダーの芳香成分を含有する精
    油、または、 その精油を粉粒化して得たシダーの芳香成分を含有する
    粉体、または、 シダーを粉砕して得たシダーの芳香成分を含有する粒体
    を、 合成繊維の原料に添加して合成繊維を合成したことを特
    徴とするシダーの芳香成分を含有する合成繊維及びその
    繊維製品。
  7. 【請求項7】シダーを粉砕して得たシダーの芳香成分を
    含有する細片を、 熱可塑性成分を含有する繊維製品の表面に坦持させた
    後、 加熱処理して、少なくとも熱可塑性成分の表面を軟化す
    ることによって、 繊維製品に前記細片を固着させたことを特徴とするシダ
    ーの芳香成分を含有する繊維製品。
  8. 【請求項8】シダーを精製して得たシダーの芳香成分を
    含有する精油を、 樹脂バインダーに添加した後に、 これを繊維製品に塗布したことを特徴とするシダーの芳
    香成分を含有する繊維製品。
JP2972698A 1998-02-12 1998-02-12 シダーの芳香成分を含有する繊維及びその繊維製品 Withdrawn JPH11228324A (ja)

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