JPH11228255A - 軽量気泡コンクリートパネルの塗装方法 - Google Patents

軽量気泡コンクリートパネルの塗装方法

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JPH11228255A
JPH11228255A JP4108498A JP4108498A JPH11228255A JP H11228255 A JPH11228255 A JP H11228255A JP 4108498 A JP4108498 A JP 4108498A JP 4108498 A JP4108498 A JP 4108498A JP H11228255 A JPH11228255 A JP H11228255A
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water
concrete panel
coating
cellular concrete
resin
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JP4108498A
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English (en)
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Takahisa Hattori
貴久 服部
Masashi Nagai
昌志 永井
Osamu Yamada
修 山田
Masaru Morioka
優 盛岡
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KENZAI TECHNO KENKYUSHO KK
Clion Co Ltd
Original Assignee
KENZAI TECHNO KENKYUSHO KK
Onoda ALC Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面層に内部気泡を露出させた不規則な凹
凸面を形成した軽量気泡コンクリートパネルに対し、す
ぐれた防水性と共に、前記凹凸面の形状を良好に保持し
た状態の塗装面を効率的に形成する塗装方法を提供す
る。 【解決手段】 本発明の軽量気泡コンクリートパネル
の表面塗装方法は、パネル1の表面に、内部気泡を露出
させた不規則な凹凸面2を形成し、この凹凸面2に吸水
防止剤3を塗布した後、さらに乾燥固形分量が40重量
%以上の水系塗料4を塗布し、この水系塗料4が固化す
る前に、スリット状エア吹き出し口5を有するエアノズ
ル6から前記水系塗料4にエアを吹き付けて仕上げるこ
とにより、前記凹凸面2の形状を保持した塗装面を形成
することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として建物の内
外壁に使用される軽量気泡コンクリートパネルの塗装方
法に関するものであり、さらに詳しくは、特に表面層側
にショットブラストなどにより内部気泡を露出させた不
規則な凹凸面を形成した軽量気泡コンクリートパネルに
対し、すぐれた防水性と共に、前記凹凸面の形状を良好
に保持した状態の塗装面を効率的に形成する方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】軽量気泡コンクリートパネル(オートク
レイブド・ライト・ウェイト・コンクリート・パネル…
以下、ALCパネルと呼ぶ)は、コンクリートに比べて
多孔質であるため、軽量性および断熱性がすぐれてお
り、これらの特性を生かして建築材料、例えば建物の内
外壁などの用途に広く使用されている。そして、ALC
パネルは上記したように種々の建築材の表面材として使
用されることから、その装飾効果を高めるために、表面
層にショットブラストなどによって内部気泡を露出させ
た不規則な凹凸面を形成し、さらにその上に所望の塗装
を施して実用に供される場合が多い。
【0003】また、このような内部気泡を露出させて不
規則な凹凸面を形成したALCパネルに対する塗装方法
としては、例えば特開平5−74553号公報に記載さ
れているように、ALCパネルの表面に防水剤としての
シラン系下塗り剤を塗布し、その上に塗料を塗布する方
法が知られている。しかしながら、上記の従来方法で
は、下塗り剤の溶剤として有機溶媒を使用しているため
に、基材ALCパネルの含水率が高い場合には下塗り剤
の浸透性が悪く、十分な防水効果が得られないばかり
か、下塗り剤を十分に硬化させてから塗料を塗布しなけ
ればならず、加工時間が長くなるという問題を包含して
いた。さらには、塗料を従来のALCパネルの塗装法に
準じたスプレー法やローラー法などにより塗布した場合
には、ALCパネルの表面に形成した凹凸面の凹部に塗
料溜まりを生じて、ブラスト法などにより形成した不規
則な凹凸面の形状が失われ、装飾効果が低下してしまう
という問題をも包含していた。
【0004】したがって、すぐれた防水性を有すると共
に、表面に内部気泡を露出させた不規則な凹凸面の形状
を保持し、しかも塗装による装飾効果を高めたALCパ
ネルの実現がしきりに望まれていたのが実情である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来技術における問題点の解決を課題として検討した結果
達成されたものである。
【0006】したがって、本発明の目的は、表面層に内
部気泡を露出させた不規則な凹凸面を形成したALCパ
ネルに対し、すぐれた防水性と共に、前記凹凸面の形状
を良好に保持した状態の塗装面を効率的に形成する方法
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のALCパネルの塗装方法は、ALCパネ
ルの表面に、内部気泡を露出させた不規則な凹凸面を形
成し、この凹凸面に吸水防止剤を塗布した後、さらに乾
燥固形分量が40重量%以上の水系塗料を塗布し、この
水系塗料が固化する前に、スリット状エア吹き出し口を
有するエアノズルから前記水系塗料にエアを吹き付けて
仕上げることにより、前記凹凸面の形状を保持した塗装
面を形成することを特徴とする。
【0008】なお、本発明の表面塗装方法においては、
ALCパネルの表面への内部気泡を露出させた不規則な
凹凸面の形成を、ショットブラストにより行うこと、吸
水防止剤として水系樹脂エマルジョンを用いること、水
系エマルジョン樹脂の樹脂成分がシラン系樹脂、シリコ
ーン系樹脂、ウレタン系樹脂およびアクリル系樹脂から
選ばれた少なくとも1種であること、エアノズルのスリ
ット状エア吹き出し口がALCパネルの幅よりも大きい
長さを有し、ALCパネルの凹凸面を上に向けて、その
長さ方向にエアノズルを水平移動させながらスリット状
エア吹き出し口から水系塗料に対しエアを吹き付けるこ
と、およびALCパネルの表面に水系塗料を塗布し乾燥
した後、さらにその表面にトップコートを0.3Kg/
2 以下の厚みで塗布することが、それぞれ望ましい条
件であり、これらの条件を適用した場合には一層すぐれ
た効果の取得を期待することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、図面にしたがって、本発
明の構成・効果を詳述する。
【0010】図1(A)〜(D)は、本発明のALCパ
ネルの表面塗装方法を工程順に示した説明図である。
【0011】本発明においては、まずALCパネルを用
意する。ここで、本発明で使用するALCパネルとは、
コンクリートに公知の発泡剤と適量の水を添加し、混練
・成形・脱水して得られるパネル状成型品であって、一
般に20重量%前後の水分を含み、その絶乾かさ比重が
0.6以下の範囲にあるものである。
【0012】本発明においては、まず図1(A)に示し
たように、ピアノ線などによる平坦で規則的な切断跡か
らなる表面形状を有するALCパネル1の表面に対し、
ショットブラスト加工を施す。
【0013】これによって、ALCパネル1の表面に
は、図1(B)に示したように、表面層に内部気泡を露
出させた不規則な凹凸面2が形成される。
【0014】次いで、図1(C)に示したように、形成
した凹凸面2上に吸水防止剤3を塗布する。
【0015】本発明において使用する吸水防止剤3とし
ては、シラン系樹脂、シリコーン系樹脂、ウレタン系樹
脂およびアクリル系樹脂などから選ばれた少なくとも一
種を樹脂成分とする水系樹脂エマルジョンを用いること
が好ましい。
【0016】ここでいう水系樹脂エマルジョンとは、上
記樹脂成分を適宜の分散剤を使用して水に分散させた分
散液を意味し、なかでも粘度が10dpa.s以下、樹
脂固形分濃度が3〜20重量%の範囲にあるものが好ま
しく使用される。水系樹脂エマルジョンからなる吸水防
止剤3のALCパネル1表面に対する塗布方法として
は、従来公知の刷毛塗り塗装、吹き付け塗装および浸漬
塗装などを採用することができ、吸水防止剤3の塗布量
は、樹脂固形分換算で0.1〜5Kg/m2 の範囲とす
ることが望ましい。
【0017】ここで、ALCパネル1は水分を吸収しや
すいものであるため、吸水防止剤3として水系樹脂エマ
ルジョンを使用する場合には、ALCパネル1自体の水
分調整を行う必要がなく、しかも樹脂成分を短時間で塗
布浸透することができ、以降の塗装工程における上塗り
までの作業時間を著しく短縮することができる。すなわ
ち、ALCパネル1は20重量%前後の水分を含んでい
るため、水系樹脂エマルジョンとの相溶性にすぐれてお
り、水系樹脂エマルジョンがすばやくALCパネル1中
に浸透するばかりか、例えその塗布部分に水が残存して
いたとしても、塗装工程で使用する塗料が水系塗料であ
ることから、防水性能や塗膜の密着性能に悪影響を与え
ることなく、水系塗料4の乾燥と同時に吸水防止剤3の
乾燥を行うことができるのである。
【0018】一方、水系樹脂エマルジョンの代わりに有
機溶剤で希釈した樹脂溶液を吸水防止剤3として使用す
る場合には、溶剤が予めパネルに含まれている水分と反
発して外側に蒸発するため、十分に乾燥する必要があっ
て、乾燥に時間がかかるばかりか、パネル表面を硬化さ
せる効果がないことから、上記と同様の効果を期待する
ことができない。
【0019】続いて、図1(D)に示したように、塗布
浸透した吸水防止剤3の上に、従来公知の刷毛塗り塗装
および吹き付け塗装などの手段で水系塗料4を塗布す
る。
【0020】ここで使用する水系塗料4とは、水で混合
希釈可能な性能を有し、水を溶媒とする塗料であり、具
体的には各種合成樹脂エマルジョンに代表される水中に
樹脂粒子を分散させた水分散型塗料および親水性の強い
極性基を持つ樹脂を水に溶解させた水溶解型塗料などが
挙げられる。
【0021】ただし、水系塗料4の乾燥固形分量は40
重量%以上であることが望ましい。すなわち、水系塗料
4の乾燥固形分量を40重量%以上とすることにより、
この水系塗料4を凹凸面2の気泡内部まで充填した後の
乾燥で、塗料の収縮(ヤセ)が少ないため充填効率が高
められ、防水性が向上するばかりか、凹凸性意匠を損な
うことが少ないという効果が得られるが、乾燥固形分量
が40重量%未満の場合には、前記の効果が得られない
傾向となる。
【0022】本発明においては、前記吸水防止剤と共に
水系塗料を組合わせて使用することにより、吸水防止剤
を塗布後乾燥することなく水系塗料を塗布可能で、防水
膜の防水性能および塗膜の密着性能に悪影響を与えるこ
となく、水系塗料と吸水防止剤の乾燥を同時に行うこと
ができるため、塗装時間の短縮を図ることができ、きわ
めて効率的である。
【0023】なお、水系塗料4を塗布した後では、図1
(D)に示したように、水系塗料4が固化する前に、ス
リット状エア吹き出し口5を有するエアノズル6から水
系塗料4にエアを吹き付けて仕上げることが重要であ
り、これにより内部気泡が露出された凹凸面2の形状を
良好に保持した塗装面41の形成が可能となる。
【0024】すなわち、ALCパネル1の幅よりも大き
い長さを有するスリット状エア吹き出し口5を備えたエ
アノズル6を用い、図1(D)に示したように、凹凸面
2を上に向けたALCパネル1の長さ方向に、エアノズ
ル6を矢印A方向へ水平移動させながら、スリット状エ
ア吹き出し口5から水系塗料4に対しエア7を吹き付け
ることによって、吹出されたエアが水系塗料4を押え並
べるように移動するから、凹凸面2の凹部に溜まってい
た水系塗料4が掃き出されるようにして移動し、同時に
エア7の風圧で乾燥固化することになるため、水系塗料
4が凹凸面2に溜まることなく、凹凸面2上にほぼ均一
な膜厚の塗装面41を形成することになる。
【0025】したがって、形成された塗装面41は膜厚
が均一で、その下部に存在する凹凸面2の形状をそのま
ま反映したものであり、得られるALCパネル塗装品
は、凹凸面2の形状を良好に保持し、すぐれた装飾効果
を発現することになる。このエア吹き付け工程において
は、ALCパネル1の表面とエアノズル6のスリット状
エア吹出し口5との距離が5〜50mmであること、お
よびエアノズル6のスリット状エア吹出し口5からのエ
ア圧力が200mmAq以上であることが望ましい。
【0026】さらには、水系塗料4を塗布し、エアノズ
ル6によりエア7を吹き付け、乾燥した後、得られた塗
装面41上にトップコートを0.3Kg/m2 以下の厚
みで塗布することにより、凹凸面2の形状を良好に保持
したまま、塗装面41の保護を図ることができる。
【0027】トップコートとしては、アクリル樹脂系塗
料、ウレタン樹脂系塗料、シリコーン樹脂系塗料、アク
リルシリコーン樹脂系塗料、フッ素樹脂系塗料および無
機系塗料などの公知の透明塗料が用いられる。
【0028】ただし、トップコートは、厚みが0.3K
g/m2 以下の薄塗りとすることが望ましく、その厚み
が0.3Kg/m2 を越えると、凹凸面2の形状を外部
から視認しにくくなり、装飾効果の低下を招くことにな
るため好ましくない。
【0029】かくして、本発明の方法により得られたA
LCパネルの塗装品は、吸水防止剤により付与されたす
ぐれた防水性を有すると共に、その表面に形成された内
部気泡を露出させた凹凸面の形状を良好に保持した塗装
面を有する新規な装飾効果を発揮するものであり、各種
建築材料などの用途に広く適用することができる。
【0030】
【実施例】以下に、実施例により本発明の構成および効
果についてさらに説明する。
【0031】水分含量20重量%のALCパネルの表面
に、ショットブラスト加工を施すことにより、ピアノ線
を用いた規則的な切断跡を有する表面形状に代えて、内
部気泡を外部へ露出した不規則な凹凸面を有する表面形
状を形成した。
【0032】次に、ALCパネルの凹凸面上に、吸水防
止剤として住友精化社製“アクアシール1100W”を
刷毛塗り塗装により0.3Kg/m2 の厚さで塗布し
た。次いで、塗布した吸水防止剤を乾燥することなく、
その上に水系塗料として大
【0033】日本塗料社製商品名“ALCフィラー”
(乾燥固形分量:56重量%)をスプレー塗り塗装によ
り1.0Kg/m2 の厚さで塗布した。
【0034】続いて、塗布した水系塗料が固化してその
流動性を失う前に、凹凸面を上に向けたALCパネルの
長さ方向に対し、ALCパネルの幅よりも大きい長さを
有するスリット状エア吹き出し口を備えたエアノズルを
移動させながら、エアを吹き付けて、水系塗料の塗布厚
みを均一化させた後、ALCパネルを十分に乾燥した。
この場合にエアノズルのスリット状エア吹き出し口から
吹き出されるエアの圧力は1,000mmAq、スリッ
ト状エア吹き出し口とALCパネル表面の距離は40m
mとした。
【0035】このエア吹き付け時に、ALCパネルの凹
凸面の凹部に溜まっていた水系塗料は掃き出されるよう
にして移動し、凹凸面の表面上に膜厚が0.9Kg/m
2 のほぼ均一な塗装面を形成することができた。
【0036】さらに、形成した塗装面上に、トップコー
トとして大日本塗料社製“DNTウレタン品”を0.1
5Kg/m2 の厚さで塗布し、乾燥仕上げした。
【0037】このようにして得られたALCパネルの塗
装品は、すぐれた防水性を有すると共に、その表面に形
成された内部気泡を露出させた不規則な凹凸面の形状を
良好に保持した塗装面を有する新規な装飾効果を発揮す
るものであった。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のALCパ
ネルの表面塗装方法によれば、吸水防止剤により付与さ
れたすぐれた防水性を有すると共に、その表面に形成さ
れた内部気泡を露出させた凹凸面の形状を良好に保持し
た塗装面を有するALCパネル塗装品を得ることがで
き、得られた塗装品は新規な装飾効果を発揮することか
ら、各種建築材料などの用途に広く適用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)〜(D)は本発明のALCパネルの
表面塗装方法を工程順に示した説明図である。
【符号の説明】
1 ALCパネル 2 凹凸面 3 吸水防止剤 4 水系塗料 41 塗装面 5 スリット状エア吹き出し口 6 エアノズル 7 エア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 修 愛知県尾張旭市下井町下井2035番地 小野 田エー・エル・シー株式会社内 (72)発明者 盛岡 優 愛知県名古屋市中区錦一丁目13番26号 小 野田エー・エル・シー株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軽量気泡コンクリートパネルの表面
    に、内部気泡を露出させた不規則な凹凸面を形成し、こ
    の凹凸面に吸水防止剤を塗布した後、さらに乾燥固形分
    量が40重量%以上の水系塗料を塗布し、この水系塗料
    が固化する前に、スリット状エア吹き出し口を有するエ
    アノズルから前記水系塗料にエアを吹き付けて仕上げる
    ことにより、前記凹凸面の形状を保持した塗装面を形成
    することを特徴とする軽量気泡コンクリートパネルの塗
    装方法。
  2. 【請求項2】 前記軽量気泡コンクリートパネルの表
    面への内部気泡を露出させた不規則な凹凸面の形成を、
    ショットブラストにより行うことを特徴とする請求項1
    に記載の軽量気泡コンクリートパネルの塗装方法。
  3. 【請求項3】 前記吸水防止剤として、水系樹脂エマ
    ルジョンを用いることを特徴とする請求項1または2に
    記載の軽量気泡コンクリートパネルの塗装方法。
  4. 【請求項4】 前記水系エマルジョン樹脂の樹脂成分
    が、シラン系樹脂、シリコーン系樹脂、ウレタン系樹脂
    およびアクリル系樹脂から選ばれた少なくとも1種であ
    ることを特徴とする請求項3に記載の軽量気泡コンクリ
    ートパネルの塗装方法。
  5. 【請求項5】 前記エアノズルのスリット状エア吹き
    出し口が、前記軽量気泡コンクリート製パネルの幅より
    も大きい長さを有し、前記軽量気泡コンクリート製パネ
    ルの前記凹凸面を上に向けて、その長さ方向に前記エア
    ノズルを水平移動させながら、前記スリット状エア吹き
    出し口から前記水系塗料に対しエアを吹き付けることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の軽量気
    泡コンクリートパネルの塗装方法。
  6. 【請求項6】 前記軽量気泡コンクリートパネルの表
    面に、前記水系塗料を塗布し、乾燥した後、さらにその
    表面にトップコートを0.3Kg/m2 以下の厚みで塗
    布することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に
    記載の軽量気泡コンクリートパネルの表面方法。
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