JPH11228072A - 横行トロリー位置検出方法及びその装置 - Google Patents
横行トロリー位置検出方法及びその装置Info
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- JPH11228072A JPH11228072A JP2969098A JP2969098A JPH11228072A JP H11228072 A JPH11228072 A JP H11228072A JP 2969098 A JP2969098 A JP 2969098A JP 2969098 A JP2969098 A JP 2969098A JP H11228072 A JPH11228072 A JP H11228072A
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Abstract
っても横行トロリーが正確な位置に制御出来る横行トロ
リーの位置検出方法および装置を提供すること。 【解決手段】 GPSアンテナを横行トロリー及びケー
ブルクレン操作制御室に設け、横行トロリーで受信した
衛星データを無線で前記操作制御室に送信し、横行トロ
リーの位置座標を求め、その位置座標を操作制御室に設
けられた自動運転制御装置に入力している。
Description
用いてコンクリート打設する場合の横行トロリーの位置
を検出する位置検出方法及びその装置に関する。
エンドレスウインチが用いられており、そのウインチの
従動ドラムとワイヤロープとの間にスリップが生じてい
ることは知られている。そして、そのスリップを修正す
る装置としては、例えば、特開平1−33432号公報
の技術が開示されており、位置ずれの自動修正装置で大
掛かりな装置であるが、その修正精度はあまり期待出来
ないのが実情である。
動運転で、横行トロリー位置が運転操作盤の表示と異な
り、正確にバケットをコンクリート打設位置に移動させ
ることが出来ない。
ば、特開平7−206398号公報の技術で示すように
バケット位置を直接検出する方法が知られている。
技術が開示されているが、主索の傾斜角と横行索及び吊
索の繰り出し量とを検出し、計算で位置を出している。
技術はいずれも、レーザ又は赤外線を用いた光学式測距
・測角器を使用しているため、降雨や霧の発生時に障害
があり、各システムが正常に作動しない場合がある。
は横行トロリーに設けたターゲットの補足操作が必要で
あり、面倒で厄介な作業である。
市販されていないため、風雨にさらされると絶縁不良を
起こし使用不能となることがあり、レンズの清掃等のメ
ンテナンスを要する等の問題点を有する。
て提案されるもので、グローバル・ポジショニング・シ
ステム(以下、GPSと記載)を用いて、簡単な構成で
容易に操作でき、精度が高い横行トロリーの位置検出方
法及びその装置を提供すること目的としている。
タを用いてケーブルクレンを自動運転する装置を提供す
ることを目的としている。
ルクレンを用いてコンクリート打設する場合の横行トロ
リーの位置を検出する位置検出方法において、あらかじ
め定められた地図上の位置においてGPSの衛星からの
データ信号をそれぞれ受信してGPS装置で処理し、そ
れらのデータを突き合わせて横行トロリーの位置座標を
演算し、前記ケーブルクレン操作制御室に設置されてい
るケーブルクレンの自動運転制御装置は予め入力されて
いる三次元目標位置座標と前記横行トロリーの三次元位
置座標とのそれぞれの方向の差異を求め、横行トロリー
を目標位置座標の位置に誘導するよう構成されているこ
とを特徴とする横行トロリー位置検出方法を提供してい
る。
PSの衛星からのデータ信号を受信する第1のGPS・
アンテナと、受信したそのデータ信号を処理するGPS
装置と、そのGPS装置で処理したデータをケーブルク
レン操作制御室に送信する送信制御装置とをそれぞれ設
け、ケーブルクレン操作制御室に横行トロリーからの送
信データを受信する受信アンテナ及び受信制御装置と、
GPSの衛星からのデータ信号を受信する第2のGPS
アンテナとがGPS装置にそれぞれ接続されており、そ
のGPS装置はケーブルクレン制御操作室に設けられた
パソコンを介してケーブルクレン自動運転制御装置に接
続されている。
位置は地図上の定められた位置でよいが、横行トロリー
やケーブルクレンの操作室に設けるのが好ましい。
実施の形態を説明する。
現場の俯瞰図を示し、図の左の地山2にはケーブルクレ
ンの固定塔4が設けられ、右の地山3には走行レール5
に走行自在な走行塔6が設けられ、それらの固定塔4と
走行塔6との間には横行トロリー7がケーブル11で固
定塔4と走行塔6との間を走行自在に懸張されており、
その横行トロリー7には第1のGPSアンテナ8と無線
用の送信アンテナ9とが設けられている。また、横行ト
ロリー7にはコンクリートバケット10がウインチのケ
ーブル12で懸吊されている。
御室20が設けられ、その操作制御室20の屋上には第
2のGPSアンテナ21と受信アンテナ22とが設けら
れている。なお、符号25はトランスファーカ、26は
バンカー線、SはGPSの衛星をそれぞれ示している。
図であり、横行トロリー7では第1のGPSアンテナ8
は電気回路でGPS装置7aに接続され、そのGPS装
置7は電気回路で送信制御装置7bを介して送信アンテ
ナ9に接続されている。
第2のGPSアンテナ21は電気回路でGPS装置20
aに接続されており、受信アンテナ22は電気回路で受
信制御装置20bを介してGPS装置20aに接続さ
れ、そのGPS装置20aは電気回路でパソコン30を
介してケーブルクレンの自動運転制御装置31に接続さ
れている。
明する。
ロリー7の目標位置を3次元(X、Y、Z)で入力して
おく(ステップS1)。ここで、バンカ−線26に基点
を設け、コンクリートバケット10の移動範囲には、予
め格子状に座標位置を設けてパソコン30に入力してお
き、GPS信号により横行トロリー7の位置が検出出来
るようにしておくことが好ましい。なお、X方向はバン
カー線から打設位置方向、Y方向はX方向に直交する方
向、Z方向は垂直方向を示す。
ンテナ8が受信したGPSデータをGPS装置7aで処
理し、送信制御装置7bを介して送信アンテナ9で操作
制御室20に送信し、操作制御室20ではこの送信され
たデータを受信アンテナ22で受信し、受信制御装置2
0bを介してGPS装置20aで第2のGPSアンテナ
21からのGPSデータと突き合わせ、横行トロリー7
の位置座標に変換してパソコン30に送る。
より多段階加速制御によりバンカー線26からコンクリ
ートバケット10をスタートさせて目標地点に向かわせ
る。横行ウインチのワイヤ繰り出し量からコンクリート
打設位置に近ずいたことを検知し、多段階減速が終了に
近ずいたら、図3を参照して、GPSデータによるアプ
ローチ制御フローを割り込み制御させる。
の位置座標はパソコンに入力されているか否か判断する
(ステップS2)。NOの場合は戻り、YESだった
ら、先ずX方向について目標座標との差異を演算し、制
御装置31からトロリー7に指示し(ステップS3)、
横行トロリー7を目標位置に停止させる(ステップS
4)。ついで、確認のため、X方向の位置がOKか否か
判断する(ステップS5)。NOの場合は戻り、YES
だったら、Y方向、Z方向につても同様にしてトロリー
7を制御して停止させる(ステップS6)。トロリー7
の停止位置はOKか否か判断し(ステップS7)、トロ
リー7の位置がOKであれば割り込み制御を終わり、従
来の制御に戻ってコンクリートバケット10を所定位置
まで降下させてコンクリート打設する。
位置ずれが生じても、確実にケーブルクレンを自動運転
することができる。トロリー7のバンカー線への戻りの
場合も同様に上記の逆にバンカー線側でGPS制御の割
り込み制御をすればよい。
トロリー7の座標位置のパソコン画面表示により安全確
実に目標位置にコンクリート運搬ができる。
GPSの衛星からの位置データにより横行トロリーの停
止位置を制御しているため、横行ワイヤのスリップの影
響を受けることなく精度よく横行トロリーを制御出来、
自動運転、手動運転共に安全に且つ正確にコンクリート
を運搬出来、工期短縮にも寄与出来る。
図。
Claims (2)
- 【請求項1】 ケーブルクレンを用いてコンクリート打
設する場合の横行トロリーの位置を検出する位置検出方
法において、あらかじめ定められた地図上の位置におい
てグローバル・ポジショニング・システムの衛星からの
データ信号をそれぞれ受信してグローバル・ポジショニ
ング・システム装置で処理し、それらのデータを突き合
わせて横行トロリーの位置座標を演算し、前記ケーブル
クレン操作制御室に設置されているケーブルクレンの自
動運転制御装置は予め入力されている三次元目標位置座
標と前記横行トロリーの三次元位置座標とのそれぞれの
方向の差異を求め、横行トロリーを目標位置座標の位置
に誘導するよう構成されていることを特徴とする横行ト
ロリー位置検出方法。 - 【請求項2】 ケーブルクレンを用いてコンクリート打
設する場合の横行トロリーの位置を検出する位置検出装
置において、横行トロリーにグローバル・ポジショニン
グ・システムの衛星からのデータ信号を受信する第1の
グローバル・ポジショニング・システム・アンテナと、
受信したそのデータ信号を処理するグローバル・ポジシ
ョニング・システム装置と、そのグローバル・ポジショ
ニング・システム装置で処理したデータをケーブルクレ
ン操作制御室に送信する送信制御装置とをそれぞれ設
け、ケーブルクレン操作制御室に横行トロリーからの送
信データを受信する受信アンテナ及び受信制御装置と、
グローバル・ポジショニング・システムの衛星からのデ
ータ信号を受信する第2のグローバル・ポジショニング
・システム・アンテナとがグローバル・ポジショニング
・システム装置にそれぞれ接続されており、そのグロー
バル・ポジショニング・システム装置はケーブルクレン
制御操作室に設けられたパソコンを介してケーブルクレ
ン自動運転制御装置に接続されていることを特徴とする
横行トロリー位置検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2969098A JPH11228072A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 横行トロリー位置検出方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2969098A JPH11228072A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 横行トロリー位置検出方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11228072A true JPH11228072A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12283113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2969098A Pending JPH11228072A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 横行トロリー位置検出方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11228072A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011075985A1 (zh) * | 2009-12-25 | 2011-06-30 | 湖南三一智能控制设备有限公司 | 臂架系统的定位方法、定位装置及混凝土泵车 |
CN102502411A (zh) * | 2011-08-19 | 2012-06-20 | 河南卫华重型机械股份有限公司 | 起重机精确自动定位控制系统及方法 |
CN102505857A (zh) * | 2011-11-18 | 2012-06-20 | 河海大学 | 基于gps实时定位振捣棒在混凝土中振捣轨迹的方法 |
CN106353724A (zh) * | 2016-08-19 | 2017-01-25 | 北京安易康科技有限公司 | 一种基于无线传感器网络的精确室内定位方法 |
-
1998
- 1998-02-12 JP JP2969098A patent/JPH11228072A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN106353724A (zh) * | 2016-08-19 | 2017-01-25 | 北京安易康科技有限公司 | 一种基于无线传感器网络的精确室内定位方法 |
CN106353724B (zh) * | 2016-08-19 | 2019-04-12 | 北京安易康科技有限公司 | 一种基于无线传感器网络的精确室内定位方法 |
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