JPH11227837A - 被梱包用機器の梱包装置 - Google Patents

被梱包用機器の梱包装置

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JPH11227837A
JPH11227837A JP10041373A JP4137398A JPH11227837A JP H11227837 A JPH11227837 A JP H11227837A JP 10041373 A JP10041373 A JP 10041373A JP 4137398 A JP4137398 A JP 4137398A JP H11227837 A JPH11227837 A JP H11227837A
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Shigemitsu Fukuyama
重光 福山
Tetsuo Wada
哲男 和田
Ryoichi Endo
良一 遠藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衝撃緩衝部材の外面に設けた緩衝突起部がそ
の衝撃を吸収緩和するようになって、被梱包用機器への
衝撃を確実に緩和することができる被梱包用機器の梱包
装置を提供する。 【解決手段】 被梱包用機器の両側を衝撃緩衝部材4、
42に嵌合し、パッキングケース5内に収納して梱包さ
れる被梱包用機器の梱包装置であって、衝撃緩衝部材
4、42の外面部に前後左右側及び外面側緩衝突起部2
6〜36、9、37〜41を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子式キャッシュ
レジスタのような端末電子機器である被梱包用機器の梱
包装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】被梱包物として電子式キャッシュレジス
タは、装置本体に衝撃に弱いディスプレイを備え、ま
た、装置本体の内部には電子機器が搭載してあり、この
電子機器は、衝撃に弱いハードディスクを有している。
【0003】このような電子式キャッシュレジスタの梱
包は、電子式キャッシュレジスタの左右に発泡スチロー
ル製の緩衝部材を沿わせて、パッキングケース内に挿入
されて、閉蓋後にテープで密閉されることで行なわれて
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように梱包が行なわれた電子式キャッシュレジスタに
は、そのパッキングケースの6面側において約1mの高
さからの落下試験が実施される。この場合、電子式キャ
ッシュレジスタのディスプレイには衝撃が緩衝部材を介
して加わるために、ディスプレイが破損する場合が生じ
るし、また、ハードディスクの左、右方に位置する装置
本体には衝撃が緩衝部材を介して加わるために、ハード
ディスクのが破損する場合が生じるという問題点があっ
た。
【0005】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、衝撃緩衝部
材の外面に設けた緩衝突起部がその衝撃を吸収緩和する
ようになって、被梱包用機器への衝撃を確実に緩和する
ことができる被梱包用機器の梱包装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明に係る被梱包用機器の梱包装置
は、被梱包用機器の両側を衝撃緩衝部材に嵌合し、パッ
キングケース内に収納して梱包される被梱包用機器の梱
包装置であって、前記衝撃緩衝部材の外面部に複数の緩
衝用突起部を設けたことを特徴とする。
【0007】また、上記の課題を解決するために、請求
項2の発明に係る被梱包用機器の梱包装置は、請求項1
に記載の被梱包用機器の梱包装置において、衝撃緩衝部
材の被梱包用機器の衝撃に弱い部分に対応する箇所に緩
衝用突起部を集めた。
【0008】また、上記の課題を解決するために、請求
項3の発明に係る被梱包用機器の梱包装置は、請求項1
又は請求項2に記載の被梱包用機器の梱包装置におい
て、衝撃緩衝部材に縦リブ部と横リブ部とを形成して、
縦リブ部にの延長上に縦方向に向けた緩衝用突起部を配
置し、横リブ部の延長上に横方向に向けた緩衝用突起部
を配置するようにした。
【0009】また、上記の課題を解決するために、請求
項4の発明に係る被梱包用機器の梱包装置は、請求項1
又は請求項2又は請求項3に記載の被梱包用機器の梱包
装置において、両衝撃緩衝部材の間に緩衝用部材を介在
させた。
【0010】また、上記の課題を解決するために、請求
項5の発明に係る被梱包用機器の梱包装置は、請求項1
又は請求項2又は請求項3又は請求項4に記載の被梱包
用機器の梱包装置において、衝撃緩衝部材の材質に発泡
プラスチックを用いた。
【0011】また、上記の課題を解決するために、請求
項6の発明に係る被梱包用機器の梱包装置は、請求項1
又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5に
記載の被梱包用機器の梱包装置において、被梱包用機器
が、装置本体に衝撃に弱いディスプレイを備え且つ装置
本体の内部に電子部品を搭載した端末電子機器であり、
衝撃緩衝部材が装置本体の側部が嵌合する嵌合部とディ
スプレイの側部が挿入される貫通孔部とを有している。
【0012】したがって、本発明に係る被梱包用機器の
梱包装置にあっては、被梱包用機器の左、右側部は左右
(両方)の衝撃緩衝部材に挿入されていて、左右の衝撃
緩衝部材の外面に設けた緩衝突起部がその衝撃を吸収緩
和するので、被梱包用機器への衝撃を確実に緩和するこ
とができる。特に、端末電子機器のディスプレイの左、
右側部は左右(両方)の衝撃緩衝部材の貫通孔部に挿入
されていて、左右方向からの支えは無い状態であり、左
右の衝撃緩衝部材の外面に設けた緩衝突起部がその衝撃
を吸収緩和するので、ディスプレイへの衝撃を緩和する
し、また、装置本体の内部の電子部品のうち特に衝撃に
弱いハードディスクのような電子部品の左、右方に位置
する装置本体では、左右の衝撃緩衝部材の緩衝突起部が
特に衝撃を吸収緩和して、ハードディスクへの衝撃を緩
和することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0014】請求項1の発明に係る被梱包用機器の梱包
装置は、被梱包用機器の両側を衝撃緩衝部材に嵌合し、
パッキングケース内に収納して梱包される被梱包用機器
の梱包装置であって、前記衝撃緩衝部材の外面部に複数
の緩衝用突起部を設けたことを特徴とする。
【0015】かかる構成により、被梱包用機器の左、右
側部は左右(両方)の衝撃緩衝部材に挿入されていて、
左右の衝撃緩衝部材の外面に設けた緩衝突起部がその衝
撃を吸収緩和するので、被梱包用機器への衝撃を確実に
緩和することができる。
【0016】また、上記の課題を解決するために、請求
項2の発明に係る被梱包用機器の梱包装置は、請求項1
に記載の被梱包用機器の梱包装置において、衝撃緩衝部
材の被梱包用機器の衝撃に弱い部分に対応する箇所に緩
衝用突起部を集めた。
【0017】かかる構成により、被梱包用機器の左、右
側部は左右(両方)の衝撃緩衝部材に挿入されていて、
左右の衝撃緩衝部材の外面に設けた緩衝突起部がその衝
撃を吸収緩和するので、被梱包用機器への衝撃を緩和す
ることができるし、特に、衝撃緩衝部材の被梱包用機器
の衝撃に弱い部分に対応する箇所に緩衝用突起部を集め
てあるために、これらの緩衝突起部が特に衝撃を吸収緩
和して、衝撃に弱い部分への衝撃を緩和する。
【0018】また、上記の課題を解決するために、請求
項3の発明に係る被梱包用機器の梱包装置は、請求項1
又は請求項2に記載の被梱包用機器の梱包装置におい
て、衝撃緩衝部材に縦リブ部と横リブ部とを形成して、
縦リブ部にの延長上に縦方向に向けた緩衝用突起部を配
置し、横リブ部の延長上に横方向に向けた緩衝用突起部
を配置するようにした。
【0019】かかる構成により、縦方向に向けた緩衝用
突起部に加わる衝撃は縦リブ部でも受けることができ、
また、横方向に向けた緩衝用突起部に加わる衝撃は横リ
ブ部でも受けることができて、衝撃緩衝部材に保持され
た被梱包用機器側への衝撃の伝達を無くすことができて
被梱包用機器への衝撃を緩和することができる。
【0020】また、上記の課題を解決するために、請求
項4の発明に係る被梱包用機器の梱包装置は、請求項1
又は請求項2又は請求項3に記載の被梱包用機器の梱包
装置において、両衝撃緩衝部材の間に緩衝用部材を介在
させた。
【0021】かかる構成により、左右の衝撃緩衝部材の
外面に設けた緩衝突起部がその衝撃を吸収緩和するの
で、被梱包用機器への衝撃を緩和することができるばか
りか、両衝撃緩衝部材の間に介在させた緩衝用部材でも
衝撃を緩衝することができる。
【0022】また、上記の課題を解決するために、請求
項5の発明に係る被梱包用機器の梱包装置は、請求項1
又は請求項2又は請求項3又は請求項4に記載の被梱包
用機器の梱包装置において、衝撃緩衝部材の材質に発泡
プラスチックを用いた。
【0023】かかる構成により、請求項1の発明の作用
効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、耐衝撃性を
向上させることができる。
【0024】請求項6の発明に係る被梱包用機器の梱包
装置は、請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項
4又は請求項5に記載の被梱包用機器の梱包装置におい
て、被梱包用機器が、装置本体に衝撃に弱いディスプレ
イを備え且つ装置本体の内部に電子部品を搭載した端末
電子機器であり、衝撃緩衝部材が装置本体の側部が嵌合
する嵌合部とディスプレイの側部が挿入される貫通孔部
とを有している。
【0025】かかる構成により、端末電子機器のディス
プレイの左、右側部は左右(両方)の衝撃緩衝部材の貫
通孔部に挿入されていて、左右方向からの支えは無い状
態であり、左右の衝撃緩衝部材の外面に設けた緩衝突起
部がその衝撃を吸収緩和するので、ディスプレイへの衝
撃を緩和するし、また、装置本体の内部の電子部品のう
ち特に衝撃に弱いハードディスクのような電子部品の
左、右方に位置する装置本体では、左右の衝撃緩衝部材
の緩衝突起部が特に衝撃を吸収緩和して、ハードディス
クへのへの衝撃を緩和する。
【0026】図1は本発明に係る被梱包用機器の梱包装
置の分解状態の斜視図である。
【0027】被梱包用機器としての電子式キャッシュレ
ジスタ1は装置本体2を備えており、この装置本体2に
は衝撃に弱いディスプレイ3が傾動可能に取り付けてあ
る。そして、装置本体2の内部には電子機器(図示せ
ず)が搭載してあり、この電子機器は、衝撃に弱いハー
ドディスク4を備えていて、このハードディスク4はベ
ース2の前側に配置してある。
【0028】本発明に係る梱包装置は、パッキングケー
ス5と、左右の衝撃緩衝部材6、42と付属品収納部材
43とから構成してある。
【0029】左の衝撃緩衝部材6の材質は発泡ポリプロ
ピレン(発泡プラスチック)である。そして、この左の
衝撃緩衝部材6は、図2乃至図6に示すように長方形状
で厚板状の部材本体6Aを備えており、この部材本体6
Aの内面6aには、その下半分に位置させてその深さが
順次深くなる第1の凹部7が、また、上半分に位置させ
て第2の凹部10が形成してあり、第1の凹部7には略
水平に、電子式キャッシュレジスタ1の装置本体2の左
側部2aが挿入される被梱包用機器の嵌合部である装置
本体嵌合凹部11が形成してあり、また、第2の凹部1
0には前傾状態の電子式キャッシュレジスタ1のディス
プレイ3の左側部3aが挿入される被梱包用機器の貫通
孔部であるディスプレイ用貫通孔部12が設けてある。
【0030】また、部材本体6Aの内面6aの前側部に
は付属品収納部材装着部である凹部から成る部材装着部
13と、この部材装着部13の下方に位置する第5の凹
部14とが形成してあり、後側部には第4の凹部15が
形成してある。部材装着部13の上面に部材本体6Aの
上面部16cに開口していて、この開口部20の後部に
は係合部21が形成してある。
【0031】そして、部材本体6Aには、これの前端面
部16aと部材装着孔部13、第3の凹部14及び第1
の凹部7との間に位置する第1の縦リブ部16と、部材
装着孔部13、第3の凹部14と第2の凹部10との間
に位置する第2の縦リブ部17と、第2の凹部10と第
4の凹部15との間に位置する第3の縦リブ部18と、
第6の凹部15と部材本体6Aの後端面部16bとの間
に位置する第4の縦リブ部19と、装置本体嵌合凹部1
1と部材本体6Aの後端面部16bとの間に位置する第
5の縦リブ部26とが形成してある。そして、第3、第
4の縦リブ部18、19は第5の縦リブ部8に連なって
いる。
【0032】また、部材本体6Aには、これの上面部1
6cと第2の凹部10との間に位置する第1の横リブ部
22と、部材装着部13と第5の凹部14との間に位置
する第2の横リブ部23と、第3の凹部14と装置本体
嵌合凹部11との間に位置する第3の横リブ部24と、
第1の凹部7と部材本体6Aの下面部16dとの間に位
置する第4の横リブ部25とが形成してある。
【0033】そして、第1の横リブ部22は第2、第
3、第4の縦リブ部17、18、19に連なっており、
第4の横リブ部25は第1、第4の縦リブ部16、19
に連なっている。
【0034】そして、部材本体6Aの前面部16aには
第1の横リブ部22の延長上に位置させて第1の前側緩
衝突起部26が、また、装置本体嵌合凹部11の延長上
に位置させて第2の前側緩衝突起部27がそれぞれ突設
してあり、部材本体6Aの後面部16bには第1の横リ
ブ部22の延長上に位置させて第1の後側緩衝突起部2
8が、また、装置本体嵌合凹部11の延長上に位置させ
て第2の後側緩衝突起部29がそれぞれ突設してある。
【0035】また、部材本体6Aの上面部16cには第
1、第2、第4の縦リブ部16、17、19の略延長上
に位置させて第1、第2、第3の上側緩衝突起部30、
31、32が突設してあり、部材本体6Aの下面部16
dには第1、第4の縦リブ部16、19の略延長上に位
置させて第1、第4の下側緩衝突起部33、36が、装
置本体嵌合凹部11の下面部に対応した第2、第3の下
側緩衝突起部34、35がそれぞれ突設してある。
【0036】また、部材本体6Aの外側面部16eに
は、その上側で且つ第1、第2、第4の縦リブ部16、
17、19に重なるようにして第1、第2、第3の外側
緩衝突起部36、37、38が突設してあり、また、部
材本体6Aの外側面部16eには、その下側で且つ第
1、第4の縦リブ部16、19に重なるようにして第
4、第6の外側緩衝突起部39、41が、装置本体嵌合
凹部11に重なるようにして第5の外側緩衝突起部40
がそれぞれ突設してある。
【0037】右の衝撃緩衝部材42の材質は発泡ポリプ
ロピレン(発泡プラスチック)でである。そして、この
右の衝撃緩衝部材46は、図7及び図8に示すように左
の衝撃緩衝部材6と面対称に成されていて、左の衝撃緩
衝部材6に対応する部位は同じ符号を付して説明を省略
する。
【0038】付属品収納部材43はボール紙製であっ
て、中空な四角柱形状である。そして、この付属品収納
部材43の展開形状は、図9に示すように長方形状のボ
ール紙から成る部材43Aに4つの折り目44を形成し
たものである。そして、折り目44で直角に折り曲げて
中空な四角柱形状の付属品収納部材43が形成される。
【0039】次に、被梱包用機器としての電子式キャッ
シュレジスタ1の梱包について説明する。
【0040】まづ、被梱包用機器としての電子式キャッ
シュレジスタ1は合成樹脂フイルム製の袋45に収納さ
れた後に、電子式キャッシュレジスタ1の左側に左の衝
撃緩衝部材6が装着される。この装着は、電子式キャッ
シュレジスタ1の装置本体2の左側部2aが装置本体嵌
合凹部11に嵌合され、また、電子式キャッシュレジス
タ1のディスプレイ3の左側部3aがディスプレイ用貫
通孔部12に挿入されて行われる。
【0041】また、電子式キャッシュレジスタ1の右側
に右の衝撃緩衝部材42が装着される。この装着は、電
子式キャッシュレジスタ1の装置本体2の右側部2bが
装置本体嵌合凹部11に嵌合され、また、電子式キャッ
シュレジスタ1のディスプレイ3の右側部3bがディス
プレイ用貫通孔部12に挿入されて行われる。
【0042】次に、内部に付属品を収納した付属品収納
部材43の左、右端部を、左右の衝撃緩衝部材6、42
の部材装着部13に、その開口部20から挿入され装着
される。この場合、係合部21が付属品収納部材43の
左、右端部に引っ掛かり抜けが防止される。
【0043】次に、左右に衝撃緩衝部材6、42を装着
した電子式キャッシュレジスタ1はパッキングケース5
内に挿入されて、閉蓋後にテープ46で密閉される。
【0044】上記したように、左右に衝撃緩衝部材6、
42を装着した電子式キャッシュレジスタ1はパッキン
グケース5内に収納された状態では、左右の衝撃緩衝部
材6、42の第1、第2の前側緩衝突起部26、27は
パッキングケース5の前面部5Aの内面に当接し、左右
の衝撃緩衝部材6、42の第1、第2の後側緩衝突起部
28、29はパッキングケース5の後面部5Bの内面に
当接し、左右の衝撃緩衝部材6、42の第1〜第3の上
側緩衝突起部30、31、32はパッキングケース5の
上面部5Cの内面に当接し、第1〜第4の下側緩衝突起
部33、34、35、36はパッキングケース5の下面
部5Dの内面に当接し、左の衝撃緩衝部材6の第1〜第
6の外側緩衝突起部9、37、38、39、40、41
はパッキングケース5の左面部5Eの内面に当接し、右
の衝撃緩衝部材42の第1〜第6の外側緩衝突起部9、
37、38、39、40、41はパッキングケース5の
右面部5Fの内面に当接する。
【0045】また、付属品収納部材43の左、右端面部
は左右の衝撃緩衝部材6、42の部材装着部13の端面
部に当接していて、一種の内部の緩衝部材を構成する。
【0046】このように梱包を行った状態では、電子式
キャッシュレジスタ1のディスプレイ3の左、右側部3
a、3bは左右の衝撃緩衝部材6、42のディスプレイ
用貫通孔部12に挿入されていて、左右方向からの支え
は無い状態である。また、電子式キャッシュレジスタ1
の装置本体2の内部前側に配置されている電子部品のハ
ードディスク4は、このハードディスク4の左、右方に
位置する装置本体2が左右の衝撃緩衝部材6、42の第
1、第2の下側緩衝突起部33、34、第2の前、後側
緩衝突起部27、29及び第1、第2、第4、第5の外
側緩衝突起部9、37、39、40で囲まれた状態であ
る。
【0047】上記のように梱包が行なわれた電子式キャ
ッシュレジスタ1には、そのパッキングケース5の6面
側において約1mの高さからの落下試験が実施される。
この場合、電子式キャッシュレジスタ1のディスプレイ
3の左、右側部3a、3bは左右の衝撃緩衝部材6、4
2のディスプレイ用貫通孔部12に挿入されていて、左
右方向からの支えは無い状態であり、左右の衝撃緩衝部
材6、42の前後左右側及び外面側緩衝突起部26〜3
6、9、37〜41がその衝撃を吸収緩和するので、デ
ィスプレイ3への衝撃は弱いものになるし、また、ハー
ドディスク4の左、右方に位置する装置本体2が左右の
衝撃緩衝部材6、42の第1、第2の下側緩衝突起部3
3、34、第2の前、後側緩衝突起部27、29及び第
1、第2、第4、第5の外側緩衝突起部9、37、3
9、40で囲まれた状態であるために、これらの緩衝突
起部が特に衝撃を吸収緩和して、ハードディスク4への
衝撃は弱いものになる。
【0048】また、左右の衝撃緩衝部材6、42に縦リ
ブ部16〜19と横リブ部22〜25とを形成して、縦
リブ部16〜19の延長上に縦方向に向けた緩衝用突起
部30、31、32を配置し、横リブ部22の延長上に
横方向に向けた緩衝用突起部26、28を配置するよう
にしてあるために、縦方向に向けた緩衝用突起部30、
31、32に加わる衝撃は縦リブ部16〜19でも受け
ることができ、また、横方向に向けた緩衝用突起部2
6、28に加わる衝撃は横リブ部22でも受けることが
できて、衝撃緩衝部材6、42に保持された電子式キャ
ッシュレジスタ1側への衝撃の伝達を無くすことができ
て電子式キャッシュレジスタ1への衝撃を緩和すること
ができる。
【0049】また、左右の衝撃緩衝部材6、42の外面
に設けた左右の衝撃緩衝部材6、42の前後左右側及び
外面側緩衝突起部26〜36、9、37〜41がその衝
撃を吸収緩和するので、電子式キャッシュレジスタ1へ
の衝撃を緩和することができるばかりか、両衝撃緩衝部
材6、42の間に介在させた付属品収納部材43でも衝
撃を緩衝することができる。
【0050】また、左右の衝撃緩衝部材6、42の材質
に発泡ポリプロピレン(発泡プラスチック)を用いたた
めに、耐衝撃性を向上させることができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る被梱
包用機器の梱包装置にあっては、被梱包用機器の左、右
側部は左右(両方)の衝撃緩衝部材に挿入されていて、
左右の衝撃緩衝部材の外面に設けた緩衝突起部がその衝
撃を吸収緩和するので、被梱包用機器への衝撃を確実に
緩和することができる。特に、端末電子機器のディスプ
レイの左、右側部は左右(両方)の衝撃緩衝部材の貫通
孔部に挿入されていて、左右方向からの支えは無い状態
であり、左右の衝撃緩衝部材の外面に設けた緩衝突起部
がその衝撃を吸収緩和するので、ディスプレイへの衝撃
を緩和するし、また、装置本体の内部の電子部品のうち
特に衝撃に弱いハードディスクのような電子部品の左、
右方に位置する装置本体では、左右の衝撃緩衝部材の緩
衝突起部が特に衝撃を吸収緩和して、ハードディスクへ
の衝撃を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る被梱包用機器の梱包装置の分解状
態の斜視図情報端末機器としての電子式キャッシュレジ
スタの斜視図
【図2】左側の衝撃緩衝部材の内面を示す平面図
【図3】左側の衝撃緩衝部材の外側面を示す平面図
【図4】図2のA−A線に沿う断面図
【図5】図2のB−B線に沿う断面図
【図6】図2のC−C線に沿う断面図
【図7】右側の衝撃緩衝部材の内面を示す平面図
【図8】右側の衝撃緩衝部材の外側面を示す平面図
【図9】付属品収納部材の展開図
【符号の説明】
1 電子式キャッシュレジスタ(被梱包用機器) 2 装置本体 3 ディスプレイ 4 ハードディスク 5 パッキングケース 26、27 前側緩衝突起部 28、29 後側緩衝突起部 30〜32 上側緩衝突起部 33〜36 下側緩衝突起部 9、37〜41 外面側緩衝突起部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被梱包用機器の両側を衝撃緩衝部材に嵌
    合し、パッキングケース内に収納して梱包される被梱包
    用機器の梱包装置であって、前記衝撃緩衝部材の外面部
    に複数の緩衝用突起部を設けたことを特徴とする被梱包
    用機器の梱包装置。
  2. 【請求項2】 衝撃緩衝部材の被梱包用機器の衝撃に弱
    い部分に対応する箇所に緩衝用突起部を集めた請求項1
    に記載の被梱包用機器の梱包装置。
  3. 【請求項3】 衝撃緩衝部材に縦リブ部と横リブ部とを
    形成して、縦リブ部にの延長上に縦方向に向けた緩衝用
    突起部を配置し、横リブ部の延長上に横方向に向けた緩
    衝用突起部を配置するようにした請求項1又は請求項2
    に記載の被梱包用機器の梱包装置。
  4. 【請求項4】 両衝撃緩衝部材の間に緩衝用部材を介在
    させた請求項1又は請求項2又は請求項3に記載の被梱
    包用機器の梱包装置。
  5. 【請求項5】 衝撃緩衝部材の材質に発泡プラスチック
    を用いた請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項
    4に記載の被梱包用機器の梱包装置。
  6. 【請求項6】 被梱包用機器が、装置本体に衝撃に弱い
    ディスプレイを備え且つ装置本体の内部に電子部品を搭
    載した端末電子機器であり、衝撃緩衝部材が装置本体の
    側部が嵌合する嵌合部とディスプレイの側部が挿入され
    る貫通孔部とを有している請求項1又は請求項2又は請
    求項3又は請求項4又は請求項5に記載の被梱包用機器
    の梱包装置。
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