JPH11227787A - バッグインボックスの内袋 - Google Patents

バッグインボックスの内袋

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JPH11227787A
JPH11227787A JP5268298A JP5268298A JPH11227787A JP H11227787 A JPH11227787 A JP H11227787A JP 5268298 A JP5268298 A JP 5268298A JP 5268298 A JP5268298 A JP 5268298A JP H11227787 A JPH11227787 A JP H11227787A
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JP
Japan
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layer
bag
ethylene
film
density polyethylene
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Application number
JP5268298A
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English (en)
Inventor
Hiroko Nozaki
浩子 野崎
Toshihiro Fukuda
利弘 福田
Etsuko Hamano
悦子 濱野
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製袋、及び内容物の充填が容易で、充填され
た内容物の香りや味を損なうこともないという官能的に
も優れたバッグインボックスの内袋を提供する。 【解決手段】 積層フィルムで形成されるバッグインボ
ックスの内袋において、内袋の最内層を、シングルサイ
ト触媒を用いて重合したエチレン・α−オレフィン共重
合体と中密度ポリエチレン及び/又は高密度ポリエチレ
ンとの混合樹脂の層で形成して内袋を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料などの液体を
収納し流通するために用いられるバッグインボックスの
内袋に関し、特に清酒、焼酎、その他アルコール飲料、
ミネラルウォーターなどのように、他材料からの臭気成
分の移行などに敏感な内容物に対しても、安全に使用す
ることのできる無味無臭性に優れたバッグインボックス
の内袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、飲料などの液体を収納し、流通す
るために用いるバッグインボックスの内袋には、ガスバ
リヤー性、耐擦傷性、耐ピンホール性などを付与するた
めに積層フィルムが用いられており、更に、内容量が5
L、10L、20Lのように多い場合は、内袋の損傷に
よる内容物の洩れを防ぐためにフィルムを適宜二重ない
し三重に重ね合わせて製袋し、多重袋形式の内袋とする
方法が採られてきた。このようなバッグインボックスの
内袋に用いる積層フィルムの最内層、即ち、接液面とな
るシーラント層には、ヒートシール強度のほか、低温ヒ
ートシール性、耐ピンホール性などに優れたエチレン−
酢酸ビニル共重合体、或いは、線状低密度ポリエチレン
などが用いられてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記エ
チレン−酢酸ビニル共重合体や、線状低密度ポリエチレ
ンを積層フィルムの最内層に用いて内袋を作製した場
合、そのヒートシール性については良好であり問題はな
いが、製袋された内袋に例えば清酒や焼酎、ミネラルウ
ォーターなどを充填、密封した場合、いずれも僅かでは
あるが、内容物への所謂フィルム臭の移行、或いは、内
容物の味の変化があり、厳しい条件での香り、味に対す
る官能試験では問題があった。
【0004】このような問題を解決すべく鋭意研究した
結果、ポリオレフィン系樹脂の中でも、エチレン・α−
オレフィンの共重合体でシングルサイト触媒を用いて重
合したものは、分子量分布の幅が狭く、共重合比も安定
しているため、低温ヒートシール性、熱間シール性に優
れており、また、低分子量物の含有量も少ないことか
ら、熱分解生成物も生じ難く、香りや味に対する影響も
少なくできると考えられた。
【0005】そこで、上記のエチレン・α−オレフィン
共重合体を積層シートの最内層に用いてバッグインボッ
クスの内袋を作製し、清酒、焼酎、ミネラルウォーター
について、香り、味に関する官能試験を行ったところ、
従来の高圧法低密度ポリエチレンやエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、線状低密度ポリエチレンを最内層に用いた
内袋と比較して、明らかに異臭や味の変化がなく良好な
結果が得られた。しかし、この場合でも、内袋の最内層
に用いた前記エチレン・α−オレフィン共重合体層が軟
らかく、内袋の内面同士が密着し易いため、製袋の作業
性や内容物の充填適性が悪くなる問題があった。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、バ
ッグインボックスの内袋において、ガスバリヤー性や、
耐擦傷性、耐ピンホール性のほか、低温ヒートシール性
などのヒートシール適性に優れると共に、内容物の香り
や味を損なうことがなく、且つ、内袋の内面同士が密着
することもなく、充填適性にも優れたバッグインボック
スの内袋を生産性よく提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、以下の本
発明により解決することができる。即ち、請求項1に記
載した発明は、積層フィルムで形成されたバッグインボ
ックスの内袋であって、該積層フィルムの少なくとも最
内層が、シングルサイト触媒を用いて重合したエチレン
・α−オレフィン共重合体と、中密度ポリエチレン及び
/又は高密度ポリエチレンとの混合樹脂で形成されてい
ることを特徴とするバッグインボックスの内袋からな
る。
【0008】このような構成を採ることにより、内袋を
形成する積層フィルムの最内層の混合樹脂中のシングル
サイト触媒を用いて重合したエチレン・α−オレフィン
共重合体は、共重合比が安定しており、分子量分布の幅
が狭く、低分子量物の含有量も極めて少ないため、積層
フィルムは、優れた低温ヒートシール性、熱間シール性
を備えたものとなり、製袋を容易に行えるほか、内袋に
充填された内容物への移行成分も殆どないため、内容物
の香りや味を変化させることも防止できる。また、前記
混合樹脂において、シングルサイト触媒を用いて重合し
たエチレン・α−オレフィン共重合体に混合する中密度
ポリエチレン及び/又は高密度ポリエチレンは、前記エ
チレン・α−オレフィン共重合体の自己密着性を低下さ
せ、内袋の内面同士の密着を防止するために混合するも
のである。このような目的で使用される添加剤として
は、一般的には公知のブロッキング防止剤や滑剤などが
あるが、これらの添加剤は、いずれも最内層の表面から
溶出、或いは脱落などにより、内容物に移行し、内容物
の香りや味を劣化させる欠点があるため使用できない。
【0009】この点、中密度ポリエチレンや高密度ポリ
エチレンは、エチレン・α−オレフィン共重合体と同系
統のポリオレフィンであり、エチレン・α−オレフィン
共重合体に強固に固定されるため、脱落することもな
く、また、溶出などで移行することもない。しかも、エ
チレン・α−オレフィン共重合体よりも高融点であり、
且つ、臭気も殆どないため、内容物の香りや味を変化さ
せることもなく、内袋の内面同士の密着を防止すること
ができる。従って、製袋の作業性を向上させると共に、
内袋の内容物充填適性も向上させることができる。
【0010】請求項2に記載した発明は、前記シングル
サイト触媒を用いて重合したエチレン・α−オレフィン
共重合体と、中密度ポリエチレン及び/又は高密度ポリ
エチレンとの混合樹脂における中密度ポリエチレン及び
/又は高密度ポリエチレンの含有量が、2〜50重量%
であることを特徴とする請求項1記載のバッグインボッ
クスの内袋からなる。
【0011】上記バッグインボックスの内袋の最内層の
混合樹脂における中密度ポリエチレン及び/又は高密度
ポリエチレンの含有量は、2〜50重量%が好ましく、
例えば、中密度ポリエチレン及び/又は高密度ポリエチ
レンの含有量が、2重量%未満の場合は、内袋の内面同
士の密着防止効果が不足し、また、50重量%を超える
場合は、最内層の低温ヒートシール性が損なわれるため
好ましくない。従って、上記のような構成を採ることに
より、前記請求項1に記載した発明のバッグインボック
スの内袋で説明した作用、効果を一層確実に得られるよ
うになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明のバッグインボック
スの内袋の実施の形態について説明する。バッグインボ
ックスの内袋は、通常、先に説明したように、内部に収
納される内容物の容量により、一重袋、二重袋、三重袋
などの形式で製袋され、必要に応じてその一部に注出口
が取り付けられる。そして、本発明の内袋は、これを形
成する積層フィルムの少なくとも最内層を、シングルサ
イト触媒を用いて重合したエチレン・α−オレフィン共
重合体と、中密度ポリエチレン及び/又は高密度ポリエ
チレンとの混合樹脂で形成したものである。
【0013】ここで、本発明のバッグインボックスの内
袋の最内層の主要樹脂であるシングルサイト触媒を用い
て重合したエチレン・α−オレフィン共重合体につい
て、先ず説明する。シングルサイト触媒(メタロセン触
媒、所謂カミンスキー触媒を含む)は、重合活性が高
く、活性点が均一(シングルサイト)であるという特徴
をもち、このシングルサイト触媒は、メタロセン系遷移
金属化合物と有機アルミニウム化合物とからなる触媒で
あり、無機物に担持されて使用されることもある。
【0014】そして、メタロセン系遷移金属化合物とし
ては、例えば、IVB族から選ばれる遷移金属〔チタニ
ウム(Ti )、ジルコニウム(Zr )、ハフニウム(H
f )〕に、シクロペンタジエニル基、置換シクロペンタ
ジエニル基、インデニル基、置換インデニル基、テトラ
ヒドロインデニル基、置換テトラヒドロインデニル基、
フルオニル基または置換フルオニル基が1乃至2結合し
ているか、或いは、これらの中の二つの基が共有結合で
架橋したものが結合しており、他に水素原子、酸素原
子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、アリー
ル基、アセチルアセトナート基、カルボニル基、窒素分
子、酸素分子、ルイス塩基、珪素原子を含む置換基、不
飽和炭化水素等の配位子を有するものが挙げられる。
【0015】また、有機アルミニウム化合物としては、
アルキルアルミニウム、または鎖状或いは環状アルミノ
キサンなどが挙げられる。ここで、アルキルアルミニウ
ムとしては、トリエチルアルミニウム、トリイソブチル
アルミニウム、ジメチルアルミニウムクロリド、ジエチ
ルアルミニウムクロリド、メチルアルミニウムジクロリ
ド、エチルアルミニウムジクロリド、ジメチルアルミニ
ウムフルオリド、ジイソブチルアルミニウムハイドライ
ド、ジエチルアルミニウムハイドライド、エチルアルミ
ニウムセスキクロリドなどが挙げられる。
【0016】また、鎖状或いは環状アルミノキサンは、
アルキルアルミニウムと水を接触させて生成される。例
えば、重合時にアルキルアルミニウムを加えておき、後
に水を添加するか、或いは、錯塩の結晶水または有機・
無機化合物の吸着水とアルキルアルミニウムとを反応さ
せることで得られる。
【0017】上記シングルサイト触媒を担持させる無機
物としては、シリカゲル、ゼオライト、珪藻土などが挙
げられる。重合方法としては、塊状重合、溶液重合、懸
濁重合、気相重合などが挙げられ、また、これらの重合
はバッチ法であっても連続法であってもよい。重合条件
は、通常、重合温度 −100〜250℃、重合時間
5分〜10時間、反応圧力 常圧〜300kg/cm2
である。
【0018】エチレンと共重合させるコモノマーのα−
オレフィンとしては、プロピレン、1−ブテン、3−メ
チル−1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘ
キセン、1−オクテン、デセンなどが挙げられる。これ
らのα−オレフィンは、単独で使用してもよく、2種以
上を組み合わせて使用してもよい。
【0019】α−オレフィンの混合比率は、1〜50モ
ル%とすることが好ましい。尚、エチレン・α−オレフ
ィン共重合体には、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防
止剤、無機および有機充填剤などを必要に応じて適宜添
加することもできる。上記シングルサイト触媒を用いて
重合したエチレン・α−オレフィン共重合体の物性は、
例えば、分子量 5×103 〜5×106 、密度 0.
89〜0.95g/cm3 、メルトインデックス〔M
I〕0.1〜50である。
【0020】次に、上記シングルサイト触媒によるエチ
レン・α−オレフィン共重合体に混合して用いる中密度
ポリエチレンと高密度ポリエチレンとは、内容物の香り
や味に対する影響をできるだけ少なくする点で、添加物
を使用していない無添加、或いは、少量の酸化防止剤の
みを添加した中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン
であることが好ましい。中密度ポリエチレンは、密度
0.930〜0.940g/cm3 、〔MI〕0.01
〜30が好ましく、〔MI〕は0.8〜10が更に好ま
しい。また、高密度ポリエチレンは、密度0.940〜
0.960g/cm3 、〔MI〕0.01〜30が好ま
しく、〔MI〕は0.8〜10が更に好ましい。
【0021】以上のように本発明のバッグインボックス
の内袋は、その最内層の材質に特徴を有するものであ
り、外側層については特に制限はなく、内部に収納され
る内容物(ガスバリヤー性の要否)や、使用条件(加熱
の有無、外箱とのセッティング方法)などにより、適宜
選定することができる。従って、内袋のフィルム構成の
具体例を、その代表的な一部の例で示すと下記のような
構成が挙げられる。
【0022】但し、下記の各構成において、ONフィル
ムは2軸延伸ナイロンフィルム、L・LDPEは線状低
密度ポリエチレン、MDPEは中密度ポリエチレン、H
DPEは高密度ポリエチレン、EVOHはエチレン−酢
酸ビニル共重合体ケン化物をそれぞれ示し、シングルサ
イト触媒によるエチレン・α−オレフィン共重合体は、
シングルサイト触媒を用いて重合したエチレンとα−オ
レフィンとの共重合体を示す。また、接着層と表示した
部分は、その部分の積層が例えば多層インフレーション
成形法で行われる場合は熱接着性樹脂層であり、ドライ
ラミネーション法で行われる場合は2液硬化型ポリウレ
タン系接着剤などの接着剤層である。
【0023】(1)内袋を一重袋形式、即ち、単独の積
層フィルムで形成する場合 ONフィルム/接着層/L・LDPEフィルム/接着
層/EVOHフィルム/接着層/MDPE層/シングル
サイト触媒によるエチレン・α−オレフィン共重合体と
MDPE及び/又はHDPEとの混合樹脂層〔最内層〕 ONフィルム/接着層/L・LDPEフィルム/接着
層/EVOHフィルム/接着層/MDPE層/シングル
サイト触媒によるエチレン・α−オレフィン共重合体層
/シングルサイト触媒によるエチレン・α−オレフィン
共重合体とMDPE及び/又はHDPEとの混合樹脂層
〔最内層〕 ONフィルム/接着層/MDPE層/シングルサイト
触媒によるエチレン・α−オレフィン共重合体とMDP
E及び/又はHDPEとの混合樹脂層〔最内層〕
【0024】(2)内袋を二重袋形式で形成する場合 (外側フィルム)L・LDPE層/接着層/EVOH
層/接着層/L・LDPE層//(内側フィルム)MDP
E層/シングルサイト触媒によるエチレン・α−オレフ
ィン共重合体とMDPE及び/又はHDPEとの混合樹
脂層〔最内層〕 (外側フィルム)L・LDPE層/接着層/EVOH
層/接着層/L・LDPE層//(内側フィルム)MDP
E層/シングルサイト触媒によるエチレン・α−オレフ
ィン共重合体層/シングルサイト触媒によるエチレン・
α−オレフィン共重合体とMDPE及び/又はHDPE
との混合樹脂層〔最内層〕 (外側フィルム)L・LDPE層//(内側フィルム)
MDPE層/シングルサイト触媒によるエチレン・α−
オレフィン共重合体とMDPE及び/又はHDPEとの
混合樹脂層〔最内層〕
【0025】上記(1)、(2)の各、はガスバリ
ヤー性を必要とする場合の構成であり、はガスバリヤ
ー性を必要としない場合の構成である。また、それぞれ
のとの構成の相違点は、はシーラントとして作用
する最内層の厚さ全体を、シングルサイト触媒によるエ
チレン・α−オレフィン共重合体とMDPE及び/又は
HDPEとの混合樹脂層で構成しているのに対して、
はシーラントとして作用する最内層を更に2層に分割
し、その積層面側の層にはシングルサイト触媒によるエ
チレン・α−オレフィン共重合体を単独で用い、内袋の
内面(接液面)側の層(薄くした層)のみにシングルサ
イト触媒によるエチレン・α−オレフィン共重合体とM
DPE及び/又はHDPEとの混合樹脂を用いて構成し
たものである。
【0026】シーラント層をのように分割して構成す
ることにより、より少ない量のMDPE及び/又はHD
PEで内袋の内面密着を効果的に防止できるため、ヒー
トシール性および無味無臭性に対する影響も少なくで
き、一層優れた性能の内袋を得ることができる。
【0027】前記構成において、シーラント層に用いる
シングルサイト触媒を用いて重合したエチレン・α−オ
レフィン共重合体は、従来のチーグラー触媒などマルチ
サイト触媒を用いて重合したポリマーと比較して、分子
量分布の幅が狭く、共重合比も安定しているため、均一
なポリマーが得られ、低分子量物の含有量も少ない。例
えば、平均分子量105 のポリマーでは、分子量400
0以下のものは殆ど含有されない。
【0028】従って、低温ヒートシール性や、熱間シー
ル性、熱安定性などに優れており、ピロー形式のパウチ
やガセットパウチなどヒートシール部にフィルムの重な
りの差による段差のあるパウチでもシール抜けによるピ
ンホールの発生がなく、良好なヒートシールを行うこと
ができると同時に、内容物の香りや味に対する影響も少
なくすることができる。
【0029】尚、本発明において、内袋の形態は、特に
限定はされず、例えば従来公知の三方シール形式、四方
シール形式、ピロー形式などの平パウチのほか、ガセッ
トパウチ、或いは、それらの変形タイプなど、いずれの
形態も採ることができる。このような内袋の製袋には、
その形態に応じて、それぞれ従来公知の製袋機を利用す
ることができ、これに必要に応じて注出口の取り付け装
置などを組み込むことにより、製袋とインラインで注出
口の取り付けを行うこともできる。
【0030】
【実施例】以下に、図面および実施例により本発明を更
に具体的に説明する。但し、本発明はこれらの図面およ
び実施例に限定されるものではない。また、図面に付し
た符号は、異なる図面においても同じ名称の部分には同
じ符号を用いた。
【0031】図1、図2、図3、図4は、それぞれ本発
明のバッグインボックスの内袋の製袋に用いる積層フィ
ルムの一実施例の構成を示す模式断面図である。図1に
示したバッグインボックスの内袋用積層フィルム50
は、外側(図では上側)から、ONフィルム1、接着層
7a 、L・LDPEフィルム2、接着層7b 、EVOH
フィルム3、接着層7c 、MDPE層4、シングルサイ
ト触媒によるエチレン・α−オレフィン共重合体とMD
PE及び/又はHDPEとの混合樹脂層5が順に積層さ
れた構成である。
【0032】この構成は、前記(1)のに記載した構
成であり、一重袋形式の内袋でガスバリヤー性を必要と
する場合に用いられる。この場合、ガスバリヤー層とし
て、EVOHフィルム3を用いているが、他に、アルミ
ニウムや酸化珪素などを蒸着したONフィルムまたはP
ETフィルム(2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフ
ィルム)、或いはアルミニウム箔などをこれに代えて使
用することもできる。この点は、EVOHフィルムを用
いた他の構成においても同様である。
【0033】このような積層フィルム50は、例えば、
ONフィルム1、L・LDPEフィルム2、EVOHフ
ィルム3を、それぞれ公知のドライラミネーション法に
より、接着層7a 、接着層7b として2液硬化型のポリ
ウレタン系接着剤を用いて貼り合わせ、そのEVOHフ
ィルム3面に、別途、多層インフレーション成形法で製
膜したMDPE層4と、シングルサイト触媒によるエチ
レン・α−オレフィン共重合体とMDPE及び/又はH
DPEとの混合樹脂層5との積層フィルムを、接着層7
c として同じく2液硬化型のポリウレタン系接着剤を用
いて、ドライラミネーション法で貼り合わせることによ
り容易に製造することができる。
【0034】この場合、シングルサイト触媒によるエチ
レン・α−オレフィン共重合体とMDPE及び/又はH
DPEとの混合樹脂を単独で製膜すると軟質で伸びやす
く扱い難いため、補強の目的を兼ねてMDPE層4を加
え、積層フィルムとして製膜したものである。従って、
前記EVOHフィルム3面に、押し出しコーティング法
でシングルサイト触媒によるエチレン・α−オレフィン
共重合体とMDPE及び/又はHDPEとの混合樹脂層
5を積層する場合は、MDPE層4を除くこともでき
る。
【0035】前記積層フィルム50の構成において、各
層の厚さは、ONフィルム1は15〜30μm、L・L
DPEフィルム2は20〜60μm、EVOHフィルム
3は20〜40μm、MDPE層4は10〜30μm、
シングルサイト触媒によるエチレン・α−オレフィン共
重合体とMDPE及び/又はHDPEとの混合樹脂層5
は30〜60μmの範囲が適当である。また、接着層7
a 、7b 、7c として用いる2液硬化型ポリウレタン系
接着剤の塗布量は、乾燥時の厚さで2〜4μmが適当で
ある。
【0036】図2に示したバッグインボックスの内袋用
積層フィルム60は、前記(1)のに記載した構成で
あり、外側(図では上側)から、ONフィルム1、接着
層7a 、L・LDPEフィルム2、接着層7b 、EVO
Hフィルム3、接着層7c 、MDPE層4、シングルサ
イト触媒によるエチレン・α−オレフィン共重合体層
6、シングルサイト触媒によるエチレン・α−オレフィ
ン共重合体とMDPE及び/又はHDPEとの混合樹脂
層5が順に積層された構成である。
【0037】この構成は、先に説明したように、前記図
1に示した内袋用積層フィルム50の構成に対して、最
内層のシーラント層を更に2層に分割し、その積層面側
の層をシングルサイト触媒によるエチレン・α−オレフ
ィン共重合体層6とし、接液面側の層をシングルサイト
触媒によるエチレン・α−オレフィン共重合体とMDP
E及び/又はHDPEとの混合樹脂層5で構成したもの
である。
【0038】このような積層フィルム60は、例えば内
面側のMDPE層4、シングルサイト触媒によるエチレ
ン・α−オレフィン共重合体層6、シングルサイト触媒
によるエチレン・α−オレフィン共重合体とMDPE及
び/又はHDPEとの混合樹脂層5の3層の積層フィル
ムを多層インフレーション成形法で製膜することによ
り、特に工程を増やすことなく前記図1の積層フィルム
と同様に製造することができる。
【0039】各層の厚さは、上記の3層以外は図1の場
合と同じでよく、内側のMDPE層4以下の上記3層
は、仮にこれを多層インフレーション成形法で製膜する
場合、MDPE層4は10〜30μm、そして、シーラ
ント層のシングルサイト触媒によるエチレン・α−オレ
フィン共重合体層6と、シングルサイト触媒によるエチ
レン・α−オレフィン共重合体とMDPE及び/又はH
DPEとの混合樹脂層5とは、総厚で30〜60μmが
適当であるが、最内層となるシングルサイト触媒による
エチレン・α−オレフィン共重合体とMDPE及び/又
はHDPEとの混合樹脂層5は、生産上支障のない範囲
で薄いことが好ましく、10μm程度を下限として両者
の厚さを適宜配分して構成することが好ましい。これに
より、シーラント層に含まれるMDPE及び/又はHD
PEの量を少なくでき、且つ、内面同士の密着防止効果
は充分に得られるようになる。
【0040】図3に示したバッグインボックスの内袋用
積層フィルム70は、前記(2)のに記載した構成で
あり、外側フィルムと内側フィルムによる二重袋形式の
内袋でガスバリヤー性を必要とする場合に用いる構成で
ある。即ち、外側フィルムは、ガスバリヤー層としての
EVOH層3a を中心層として、その両面にそれぞれ接
着層7d 、7e を介して防湿性と熱接着性とを有するL
・LDPE層2a 、2b を積層して構成され、内側フィ
ルムは、適度の強度と防湿性、熱接着性を有するMDP
E層4と、シングルサイト触媒によるエチレン・α−オ
レフィン共重合体とMDPE及び/又はHDPEとの混
合樹脂層5との積層フィルムで構成されている。
【0041】上記構成の外側フィルムは、接着層7d 、
7e に、例えばアドマー(三井石油化学工業(株)製
商品名)のような熱接着性樹脂を用いることにより、多
層インフレーション成形法でL・LDPE層2a /接着
層7d /EVOH層3a /接着層7e /L・LDPE層
2b の順に樹脂を配列し、溶融押し出しして一工程で製
造することができる。また、内側フィルムについても、
同様に多層インフレーション成形法により、MDPE層
4と、シングルサイト触媒によるエチレン・α−オレフ
ィン共重合体とMDPE及び/又はHDPEとの混合樹
脂層5との積層フィルムを製膜することにより一工程で
製造することができる。この場合、MDPE層4と、シ
ングルサイト触媒によるエチレン・α−オレフィン共重
合体とMDPE及び/又はHDPEとの混合樹脂層5と
は、熱接着性がよく、中間に接着層を必要としない。
【0042】このような構成の外側フィルムと内側フィ
ルムとで二重袋形式の内袋を作製する場合には、図示し
たように外側フィルムと内側フィルムとを重ね合わせて
壁面フィルムとし、更にこれをその最内層のシングルサ
イト触媒によるエチレン・α−オレフィン共重合体とM
DPE及び/又はHDPEとの混合樹脂層5面同士が対
向するように重ねて、周囲をヒートシールすることによ
り、外側フィルムと内側フィルムとは、そのL・LDP
E層2b とMDPE層4との間で、また、内袋の内面同
士は、内側フィルムのシングルサイト触媒によるエチレ
ン・α−オレフィン共重合体とMDPE及び/又はHD
PEとの混合樹脂層5面同士の間で同時に熱接着され、
製袋することができる。
【0043】図4に示したバッグインボックスの内袋用
積層フィルム80は、前記(2)のに記載した構成で
あり、前記図3に示した内袋用積層フィルム70の構成
において、内側フィルムのシーラント層、即ち、シング
ルサイト触媒によるエチレン・α−オレフィン共重合体
とMDPE及び/又はHDPEとの混合樹脂層5のみ
を、更に2層に分割し、その積層面側の層をシングルサ
イト触媒によるエチレン・α−オレフィン共重合体層6
とし、接液面側の層をシングルサイト触媒によるエチレ
ン・α−オレフィン共重合体とMDPE及び/又はHD
PEとの混合樹脂層5で構成したものである。
【0044】この構成の場合も、外側および内側の各積
層フィルムは、前記図3の場合と同様、多層インフレー
ション成形法により、それぞれ一工程で製造することが
できる。即ち、外側フィルムは前記図3に示したものと
同一構成であり、全く同じ樹脂層の配列で製膜し製造す
ることができ、また、内側フィルムは、層数が1層増え
るものの、MDPE層4/シングルサイト触媒によるエ
チレン・α−オレフィン共重合体層6/シングルサイト
触媒によるエチレン・α−オレフィン共重合体とMDP
E及び/又はHDPEとの混合樹脂層5の順に、各樹脂
を配列し、溶融押し出しして製膜することにより製造す
ることができる。
【0045】このような構成を採ることにより、前記図
3に示した積層フィルムと同様に製袋することができ、
且つ、シーラント層全体でみれば、MDPE及び/又は
HDPEの混合量を少なくできるため、良好なヒートシ
ール性を維持しつつ、内容物の香りや味に対する影響も
少なく、また、内面同士の密着も生じない内袋を得るこ
とができる。
【0046】以上、図3、図4に示したような構成の積
層フィルムで形成される二重袋形式の内袋は、外側フィ
ルムと内側フィルムの両方が比較的柔軟な材質で形成さ
れ、屈曲強度、耐ピンホール性などにも優れているた
め、適切な厚さの設定により、内容量が2L以上などの
大型のバッグインボックスの内袋に適している。
【0047】〔実施例1〕図1に示した構成の積層フィ
ルムでバッグインボックスの内袋を作製することとし、
厚さ15μmのONフィルムと厚さ30μmのL・LD
PEフィルムと厚さ25μmのEVOHフィルムとを、
この順にそれぞれドライラミネーション法で2液硬化型
ポリウレタン系接着剤(乾燥時塗布量2.5g/m2
を用いて貼り合わせて第1の積層フィルム(総厚略75
μm)を作製した。
【0048】一方、多層インフレーション成形法によ
り、MDPE層(厚さ10μm)と、シングルサイト触
媒(メタロセン触媒)によるエチレン・1−ヘキセン共
重合体(密度0.915、MI:1.8)とMDPE
(密度0.935、MI:1.3)との混合樹脂層〔混
合比(重量比)80:20、厚さ40μm〕との積層フ
ィルム(総厚50μm)を作製し、第2の積層フィルム
とした。
【0049】次に、前記第1の積層フィルムのEVOH
フィルム面に、第2の積層フィルムのMDPE層面を合
わせて、ドライラミネーション法により2液硬化型ポリ
ウレタン系接着剤(乾燥時塗布量2.5g/m2 )を用
いて貼り合わせ、内袋用積層フィルム(総厚略127μ
m)を作製した。この積層フィルムを用いて内容量2L
の長方形の内袋を製袋し、実施例1のバッグインボック
スの内袋とした。
【0050】〔実施例2〕図4に示した構成の積層フィ
ルムで二重袋形式のバッグインボックスの内袋を作製す
ることとし、外側フィルムを多層インフレーション成形
法により、L・LDPE層(厚さ22μm)/熱接着性
樹脂層(厚さ10μm)/EVOH層(厚さ26μm)
/熱接着性樹脂層(厚さ10μm)/L・LDPE層
(厚さ22μm)の積層構成(総厚90μm)で作製し
た。
【0051】また、内側フィルムは、同じく多層インフ
レーション成形法により、MDPE層(密度0.935
g/cm3 、厚さ10μm)/シングルサイト触媒(メ
タロセン触媒)によるエチレン・1−ヘキセン共重合体
層(密度0.910g/cm3 、MI:2.2、厚さ3
0μm)/シングルサイト触媒(メタロセン触媒)によ
るエチレン・1−ヘキセン共重合体(密度0.910g
/cm3 、MI:2.2)とHDPE(密度0.945
g/cm3 、MI:1.0)との混合樹脂層〔混合比
(重量比)85:15、厚さ10μm〕の積層構成(総
厚50μm)で作製した。上記で得た外側フィルムと内
側フィルムとを図4に示すように重ねて、内容量2Lの
長方形の二重袋形式の内袋を製袋し、実施例2のバッグ
インボックスの内袋とした。
【0052】〔比較例1〕実施例1の内袋の構成におい
て、最内層に用いたシングルサイト触媒(メタロセン触
媒)によるエチレン・1−ヘキセン共重合体とMDPE
との混合樹脂のみを、高圧法低密度ポリエチレン(密度
0.923g/cm3 )単独樹脂に換えた他は、総て実
施例1と同様に加工して比較例1のバッグインボックス
の内袋を作製した。
【0053】〔比較例2〕実施例2の内袋の構成におい
て、内側フィルムを、その内面側の2層を、従来のマル
チサイト触媒を用いて重合したL・LDPE(密度0.
925g/cm3)の単独の層(厚さ40μm)に換え
た構成、即ち、MDPE層(厚さ10μm)/マルチサ
イト触媒によるL・LDPE層(密度0.925g/c
3 、厚さ40μm)の積層構成(総厚50μm)で作
製した他は、総て実施例2と同様に加工して比較例2の
バッグインボックスの内袋を作製した。
【0054】〔評価試験〕実施例1、2および比較例
1、2で作製したバッグインボックスの内袋、各10個
にミネラルウォーター1.8Lを80℃で充填、密封
し、40℃の恒温室で2週間保存した後、10名のパネ
ルで臭気、味に関する官能試験を実施した。この結果、
実施例1、2の内袋に充填されたミネラルウォーター
は、異臭および味の変化がなく良好であった。これに対
して、比較例1、2の内袋に充填されたミネラルウォー
ターは、僅かではあるが異臭および味の変化があり好ま
しくなかった。尚、内容物の充填の際、実施例1、2の
内袋も内面同士の密着はなく、スムーズに充填すること
ができた。
【0055】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明のバ
ッグインボックスの内袋は、積層フィルムで形成され、
少なくともその最内層を、シングルサイト触媒を用いて
重合したエチレン・α−オレフィン共重合体とMDPE
及び/又はHDPEとの混合樹脂の層で形成した構成と
してある。このような構成を採ることにより、最内層
(シーラント層)の主要樹脂であるシングルサイト触媒
を用いて重合したエチレン・α−オレフィン共重合体
は、共重合比が安定しており、分子量分布の幅が狭く、
低分子量物の含有量が極めて少ないため、低温ヒートシ
ール性、熱間シール性に優れ、安定したシールを高速で
行えると共に、内部に充填される内容物の香りや味を損
なうことがなく、官能的にも良好なバッグインボックス
の内袋が得られる。
【0056】また、最内層の樹脂には融点が高く、臭気
などの官能面でも比較的良好なMDPE及び/又はHD
PEが混合されているので、内袋の内面同士が密着する
こともなく、製袋の作業性の他、内容物の充填適性にも
優れたバッグインボックスの内袋が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバッグインボックスの内袋の製袋に用
いる積層フィルムの一実施例の構成を示す模式断面図で
ある。
【図2】本発明のバッグインボックスの内袋の製袋に用
いる積層フィルムの別の一実施例の構成を示す模式断面
図である。
【図3】本発明のバッグインボックスの内袋の製袋に用
いる積層フィルムの更に別の一実施例の構成を示す模式
断面図である。
【図4】本発明のバッグインボックスの内袋の製袋に用
いる積層フィルムの更に異なる一実施例の構成を示す模
式断面図である。
【符号の説明】
1 ONフィルム 2 L・LDPEフィルム 2a 、2b L・LDPE層 3 EVOHフィルム 3a EVOH層 4 MDPE層 5 シングルサイト触媒によるエチレン・α−オレフィ
ン共重合体と、MDPE及び/又はHDPEとの混合樹
脂層 6 シングルサイト触媒によるエチレン・α−オレフィ
ン共重合体層 7a 、7b 、7c 、7d 、7e 接着層 50、60、70、80 バッグインボックスの内袋用
積層フィルム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】積層フィルムで形成されたバッグインボッ
    クスの内袋であって、該積層フィルムの少なくとも最内
    層が、シングルサイト触媒を用いて重合したエチレン・
    α−オレフィン共重合体と、中密度ポリエチレン及び/
    又は高密度ポリエチレンとの混合樹脂で形成されている
    ことを特徴とするバッグインボックスの内袋。
  2. 【請求項2】前記シングルサイト触媒を用いて重合した
    エチレン・α−オレフィン共重合体と、中密度ポリエチ
    レン及び/又は高密度ポリエチレンとの混合樹脂におけ
    る中密度ポリエチレン及び/又は高密度ポリエチレンの
    含有量が、2〜50重量%であることを特徴とする請求
    項1記載のバッグインボックスの内袋。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006219179A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Asahi Kasei Life & Living Corp 可撓性包袋容器及びこれからなる包装体
JP2020169035A (ja) * 2019-04-03 2020-10-15 凸版印刷株式会社 口栓付き二重包装袋、およびそれを使用したバッグインボックス

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