JPH11226556A - 廃棄電気製品の受入れ、保管・仕分け方法 - Google Patents
廃棄電気製品の受入れ、保管・仕分け方法Info
- Publication number
- JPH11226556A JPH11226556A JP10034693A JP3469398A JPH11226556A JP H11226556 A JPH11226556 A JP H11226556A JP 10034693 A JP10034693 A JP 10034693A JP 3469398 A JP3469398 A JP 3469398A JP H11226556 A JPH11226556 A JP H11226556A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- products
- classification
- line
- dismantling
- waste electric
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- Pending
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 メーカ、形状、大きさ、重量、年代や型式等
が多種の分類にわたる廃棄電気製品を効率良く仕分け処
理する。 【解決手段】 廃棄電気製品の受入れ口１、多段の保管
棚を備える保管・仕分け装置３、および、解体ライン４
を設ける。保管・仕分け装置３で定義した廃棄電気製品
の分類情報を受入れ口１に入力し、入力した分類情報に
よって廃棄電気製品を保管・仕分け装置３で仕分けて多
段の保管棚に保管する。解体ライン４からの出庫要求に
応じて保管・仕分け装置３の保管棚から解体ライン４ま
で分類別に搬送する。解体ライン４は分類別および解体
処理量に応じて複数配設されており、搬送された廃棄電
気製品を解体する。
が多種の分類にわたる廃棄電気製品を効率良く仕分け処
理する。 【解決手段】 廃棄電気製品の受入れ口１、多段の保管
棚を備える保管・仕分け装置３、および、解体ライン４
を設ける。保管・仕分け装置３で定義した廃棄電気製品
の分類情報を受入れ口１に入力し、入力した分類情報に
よって廃棄電気製品を保管・仕分け装置３で仕分けて多
段の保管棚に保管する。解体ライン４からの出庫要求に
応じて保管・仕分け装置３の保管棚から解体ライン４ま
で分類別に搬送する。解体ライン４は分類別および解体
処理量に応じて複数配設されており、搬送された廃棄電
気製品を解体する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、廃棄物の再資源
化、特に、廃棄電気製品、即ち、テレビ、冷蔵庫、洗濯
機、複写機およびパソコン等を解体し、再資源化工場で
効率的に処理するための、廃棄電気製品の受入れ、保管
・仕分け方法に関するものである。
化、特に、廃棄電気製品、即ち、テレビ、冷蔵庫、洗濯
機、複写機およびパソコン等を解体し、再資源化工場で
効率的に処理するための、廃棄電気製品の受入れ、保管
・仕分け方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】物品の受入れ、保管・仕分けのための方
法および装置は、従来、主に物流機器の分野において多
数のアイデアが考案されている。しかし、廃棄電気製品
のように、形状、大きさ、重量および型式等が多種にわ
たる物品を、効率良く受入れ、保管し、そして、下流側
の解体工程に仕分ける方法および装置は存在しなかっ
た。
法および装置は、従来、主に物流機器の分野において多
数のアイデアが考案されている。しかし、廃棄電気製品
のように、形状、大きさ、重量および型式等が多種にわ
たる物品を、効率良く受入れ、保管し、そして、下流側
の解体工程に仕分ける方法および装置は存在しなかっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従って、この発明の目
的は、廃棄電気製品のように、形状、大きさ、重量およ
び型式等が多種にわたる物品を、効率良く受入れ、保管
し、そして、下流側の解体工程に仕分けることができる
方法を提供することにある。
的は、廃棄電気製品のように、形状、大きさ、重量およ
び型式等が多種にわたる物品を、効率良く受入れ、保管
し、そして、下流側の解体工程に仕分けることができる
方法を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
廃棄電気製品の受入れ口、多段の保管棚を備える保管・
仕分け装置、および、解体ラインを設け、前記保管・仕
分け装置で定義した廃棄電気製品の分類情報を前記受入
れ口に入力し、入力した分類情報によって廃棄電気製品
を前記保管・仕分け装置において仕分けして前記多段の
保管棚に保管し、次いで、前記分類別および解体処理量
に応じて複数配設されている前記解体ラインまで搬送し
て前記解体ラインよって分類別に解体することに特徴を
有するものである。
廃棄電気製品の受入れ口、多段の保管棚を備える保管・
仕分け装置、および、解体ラインを設け、前記保管・仕
分け装置で定義した廃棄電気製品の分類情報を前記受入
れ口に入力し、入力した分類情報によって廃棄電気製品
を前記保管・仕分け装置において仕分けして前記多段の
保管棚に保管し、次いで、前記分類別および解体処理量
に応じて複数配設されている前記解体ラインまで搬送し
て前記解体ラインよって分類別に解体することに特徴を
有するものである。
【０００５】廃棄電気製品の受入れ口で保管・仕分け装
置で定義した分類、例えば、製品名、メーカ名、年代お
よび型式等を入力し、その情報に従い、複数列に配置さ
れた多段の保管棚に搬送し保管して解体ラインからの出
庫要求に備え、定義した分類別および解体処理量に応じ
て解体ラインを複数に配設することにより、保管棚から
解体ラインへ迅速に搬送することができ、解体ラインで
は分類に応じた効率のよい解体が行なわれる。
置で定義した分類、例えば、製品名、メーカ名、年代お
よび型式等を入力し、その情報に従い、複数列に配置さ
れた多段の保管棚に搬送し保管して解体ラインからの出
庫要求に備え、定義した分類別および解体処理量に応じ
て解体ラインを複数に配設することにより、保管棚から
解体ラインへ迅速に搬送することができ、解体ラインで
は分類に応じた効率のよい解体が行なわれる。
【０００６】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面を参照しながら説明する。図１は、この発明の実施の
形態に係る廃棄電気製品の処理フローを示す工程図であ
る。図１に示すように、本発明の処理工程は、受入れ口
１、搬送コンベア２、自動多段保管棚３および解体ライ
ン４を備えている。受入れ口１で、入庫する廃棄電気製
品の分類情報、即ち、製品名（冷蔵庫、エアコンや洗濯
機等）、メーカ名、年代および型式等を入力する。その
分類情報に従い、廃棄電気製品を自動多段保管棚３の指
定の区域に搬送し保管する。保管棚３の下流工程には、
分類別および解体処理量に応じた複数のライン４ａ〜４
ｈを備える解体ライン４が設けられている。冷媒フロン
を用いている廃棄電気製品の解体ライン４ａ〜４ｄの上
流には、フロン回収工程５が設けられている。解体ライ
ン４からの出庫要求に応じて、保管棚３から廃棄電気製
品が各ライン４ａ〜４ｈに仕分けられて出庫される。
面を参照しながら説明する。図１は、この発明の実施の
形態に係る廃棄電気製品の処理フローを示す工程図であ
る。図１に示すように、本発明の処理工程は、受入れ口
１、搬送コンベア２、自動多段保管棚３および解体ライ
ン４を備えている。受入れ口１で、入庫する廃棄電気製
品の分類情報、即ち、製品名（冷蔵庫、エアコンや洗濯
機等）、メーカ名、年代および型式等を入力する。その
分類情報に従い、廃棄電気製品を自動多段保管棚３の指
定の区域に搬送し保管する。保管棚３の下流工程には、
分類別および解体処理量に応じた複数のライン４ａ〜４
ｈを備える解体ライン４が設けられている。冷媒フロン
を用いている廃棄電気製品の解体ライン４ａ〜４ｄの上
流には、フロン回収工程５が設けられている。解体ライ
ン４からの出庫要求に応じて、保管棚３から廃棄電気製
品が各ライン４ａ〜４ｈに仕分けられて出庫される。
【０００７】図２は、自動多段保管棚の実施例を示す斜
視図である。図２に示すように、自動多段保管棚３は、
複数段の保管・搬送棚３ａ〜３ｅを有し、左右両側に振
り分けコンベア６を備える。そして、一方側に受入れ側
３１、他方側に出庫側３２を配した構造となっている。
視図である。図２に示すように、自動多段保管棚３は、
複数段の保管・搬送棚３ａ〜３ｅを有し、左右両側に振
り分けコンベア６を備える。そして、一方側に受入れ側
３１、他方側に出庫側３２を配した構造となっている。
【０００８】１つの製品、例えば、冷蔵庫について、保
管棚３の運用を考えた場合、Ａメーカの廃棄電気製品を
下流側の解体ライン４に対応した型式別に搬送・保管
し、振り分けコンベア６により指定の解体ライン４に搬
送する運用である。
管棚３の運用を考えた場合、Ａメーカの廃棄電気製品を
下流側の解体ライン４に対応した型式別に搬送・保管
し、振り分けコンベア６により指定の解体ライン４に搬
送する運用である。
【０００９】また、型式別の解体ラインをメーカ単位で
構成できる廃棄電気製品では、下段にＡメーカ品、上段
にＢメーカ品を保管し、振り分けコンベアにより指定の
解体ラインに搬送する運用でもよい。
構成できる廃棄電気製品では、下段にＡメーカ品、上段
にＢメーカ品を保管し、振り分けコンベアにより指定の
解体ラインに搬送する運用でもよい。
【００１０】図３は、自動多段保管棚の他の実施例を示
す斜視図である。解体工程の効率的運用のために、同じ
ような構成の廃棄製品が送られてくる方が、解体作業の
効率化が図れる。解体の品種別や型式別分類が多くなる
場合は、図３のように、保管棚３の中央部を受入れ側３
３とし、左右両側を出庫側３４、３５とした構造が考え
られる。保管棚３の中央の受入れ側３３から入庫し、１
段の棚の左右にそれぞれ別の分類を搬送し保管する。こ
れにより、多品種の廃棄製品の保管効率が向上する。
す斜視図である。解体工程の効率的運用のために、同じ
ような構成の廃棄製品が送られてくる方が、解体作業の
効率化が図れる。解体の品種別や型式別分類が多くなる
場合は、図３のように、保管棚３の中央部を受入れ側３
３とし、左右両側を出庫側３４、３５とした構造が考え
られる。保管棚３の中央の受入れ側３３から入庫し、１
段の棚の左右にそれぞれ別の分類を搬送し保管する。こ
れにより、多品種の廃棄製品の保管効率が向上する。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、廃棄電気製品のように、形状、大きさ、重量および
型式等が多種にわたる物品を所定の分類を定義して受入
れ、保管し、そして、前記分類で下流側の解体工程に仕
分けることができ、廃棄電気製品の解体および再資源化
工場の運用効率が向上し、かくして、有用な効果がもた
らされる。
ば、廃棄電気製品のように、形状、大きさ、重量および
型式等が多種にわたる物品を所定の分類を定義して受入
れ、保管し、そして、前記分類で下流側の解体工程に仕
分けることができ、廃棄電気製品の解体および再資源化
工場の運用効率が向上し、かくして、有用な効果がもた
らされる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の実施の形態に係る廃棄電気製品の処
理フローを示す工程図である。
理フローを示す工程図である。
【図２】この発明の実施の形態に係る自動多段保管棚の
実施例を示す斜視図である。
実施例を示す斜視図である。
【図３】この発明の実施の形態に係る自動多段保管棚の
他の実施例を示す斜視図である。
他の実施例を示す斜視図である。
１：受入れ口 ２：搬送コンベア ３：自動多段保管棚 ３ａ〜３ｅ：保管・搬送棚 ３１：受入れ側 ３２：出庫側 ３３：受入れ側 ３４、３５：出庫側 ４、４ａ〜４ｈ：解体ライン ５：フロン回収工程 ６：振り分けコンベア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋保 慶志 東京都千代田区丸の内一丁目１番２号 日 本鋼管株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 廃棄電気製品の受入れ口、多段の保管棚
を備える保管・仕分け装置、および、解体ラインを設
け、前記保管・仕分け装置で定義した廃棄電気製品の分
類情報を前記受入れ口に入力し、入力した分類情報によ
って廃棄電気製品を前記保管・仕分け装置において仕分
けして前記多段の保管棚に保管し、次いで、前記分類別
および解体処理量に応じて複数配設されている前記解体
ラインまで搬送して前記解体ラインよって分類別に解体
することを特徴とする廃棄電気製品の受入れ、保管・仕
分け方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10034693A JPH11226556A (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | 廃棄電気製品の受入れ、保管・仕分け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10034693A JPH11226556A (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | 廃棄電気製品の受入れ、保管・仕分け方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11226556A true JPH11226556A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12421467
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10034693A Pending JPH11226556A (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | 廃棄電気製品の受入れ、保管・仕分け方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11226556A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007244969A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Nippon Steel Engineering Co Ltd | Ｐｃｂ廃棄物無害化処理設備 |
| CN100460295C (zh) * | 2003-03-31 | 2009-02-11 | 株式会社戴福库 | 物品分类设备 |
| WO2012157253A1 (ja) * | 2011-05-17 | 2012-11-22 | パナソニック株式会社 | 冷蔵庫の解体方法と冷蔵庫の解体装置および、家電製品の解体方法と家電製品の解体装置 |
| CN112044793A (zh) * | 2020-09-02 | 2020-12-08 | 合肥工业大学 | 一种废旧手机的自动识别分类生产线及其分类方法 |
-
1998
- 1998-02-17 JP JP10034693A patent/JPH11226556A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100460295C (zh) * | 2003-03-31 | 2009-02-11 | 株式会社戴福库 | 物品分类设备 |
| JP2007244969A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Nippon Steel Engineering Co Ltd | Ｐｃｂ廃棄物無害化処理設備 |
| WO2012157253A1 (ja) * | 2011-05-17 | 2012-11-22 | パナソニック株式会社 | 冷蔵庫の解体方法と冷蔵庫の解体装置および、家電製品の解体方法と家電製品の解体装置 |
| JP5131414B2 (ja) * | 2011-05-17 | 2013-01-30 | パナソニック株式会社 | 冷蔵庫の解体方法と冷蔵庫の解体装置 |
| CN103534040A (zh) * | 2011-05-17 | 2014-01-22 | 松下电器产业株式会社 | 冰箱的拆解方法和冰箱的拆解装置、以及家电制品的拆解方法和家电制品的拆解装置 |
| CN112044793A (zh) * | 2020-09-02 | 2020-12-08 | 合肥工业大学 | 一种废旧手机的自动识别分类生产线及其分类方法 |
| CN112044793B (zh) * | 2020-09-02 | 2022-01-28 | 合肥工业大学 | 一种废旧手机的自动识别分类生产线及其分类方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040127 |
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