JPH11226219A - 制御基板ボックス、成形金型、射出成形方法及び遊技機の制御基板 - Google Patents

制御基板ボックス、成形金型、射出成形方法及び遊技機の制御基板

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JPH11226219A
JPH11226219A JP33777498A JP33777498A JPH11226219A JP H11226219 A JPH11226219 A JP H11226219A JP 33777498 A JP33777498 A JP 33777498A JP 33777498 A JP33777498 A JP 33777498A JP H11226219 A JPH11226219 A JP H11226219A
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昭治 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機の制御基板の配線パターンは露出させ
ずにコネクタのみを外部に露呈させること。 【解決手段】 制御基板10を下箱部18に入れてビス
70にて固定後、コネクタ孔20a〜20hにコネクタ
12を貫通させて、コネクタガイド20を制御基板10
に載せてから、上箱部16を下箱部18にかぶせる。そ
して、ビス通30とビス受42、ビス通32とビス受4
4を整合させ、4組のビス通30とビス受42とをタッ
ピングしながらビス71で螺着し、一側面38につき1
組(合計2組)のビス通32とビス受44とを特殊ビス
73でタッピングしながら螺着する。制御基板ボックス
14が閉鎖されると、コネクタ12だけが外部に露呈さ
れ、配線パターンは全く露出されないから、配線パター
ンの一部を変更したり、一部の部品を交換あるいは追加
するような、不正な改変を確実に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾球遊技機や回胴
式遊技機等の遊技機の技術分野に属し、詳しくはその遊
技機の制御基板、これを収容する制御基板ボックス、制
御基板ボックスを成形するための成形金型及び射出成形
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機においては、
例えば大当たりの判定を行ったり大入賞装置の開閉を制
御するための制御基板(制御装置と呼ばれることもあ
る)が備えられている。この制御基板の本質はマイクロ
コンピュータであって、その動作はROMに格納されて
いるプログラムに従っている。
【0003】つまり、プログラムを変更すれば大当たり
の発生や大入賞装置の開放を任意に操作できるわけで、
そうしたプログラムの改変により不当な利得を図ること
も皆無ではなかった。このプログラムの改変は、実際に
は改変したプログラムを格納するROMあるいはそのよ
うなROMを含むワンチップマイコンを正規のものと交
換することによって行われていた。また、ときには制御
基板に不正な部品(IC等)を追加装着したり配線を改
変する等の行為も行われていた。なお、このような不正
なROM交換、部品の追加、配線の改変等は、弾球遊技
機に限られるわけではなく、回胴式遊技機(スロットマ
シン)等でも行われていた。
【0004】こうした制御基板の不正な改造を防止する
ために、これを収容する制御基板ボックスを開放した場
合にはその形跡が残る構造とする等、さまざまな対策が
講じられてきた。最近ではROMの交換、部品の追加、
配線の改変等の有無を目視で調べることが可能なよう
に、制御基板を収容する制御基板ボックスを透明なプラ
スチック製にすることも行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、制御基
板と遊技機の各部とを接続するために制御基板に取付け
られているコネクタ(通常は複数)は外部に露出せざる
を得ず、それに伴ってコネクタの周囲の配線パターン
(例えばコネクタが接続される部分)が露出されると、
この部分を利用して(制御基板ボックスを開放すること
なしに)前述のような不正な改造が行われるおそれがあ
った。
【0006】このため、配線パターンは露出させずにコ
ネクタのみを外部に露呈させる構造が求められていた。
本発明はこのような要望に応えることを目的としてい
る。なお、配線パターンは露出させずにコネクタのみを
外部に露呈させるために制御基板ボックスの一部にコネ
クタの外周形状に沿った形状の孔を設けて、その孔から
コネクタだけを露呈させ、コネクタの周囲は露出させな
い構造が考えられるが、その場合には遊技機の機種等に
よって異なるコネクタの個数、形状、配置に応じた、個
数、形状、配置のコネクタ用の孔を有する制御基板ボッ
クス、すなわち遊技機の機種等に応じた種類の制御基板
ボックスが必要となる。しかし、このように遊技機の機
種等に応じて多種類の制御基板ボックスを製造するのは
合理的とは言えない。本発明は、この問題に対処するこ
とも目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するための請求項1記載の制御基板ボックスは、
遊技機の制御基板を収容する制御基板ボックスにおい
て、前記制御基板に取付けられたコネクタの外周形状に
沿った形状のコネクタ孔を有するコネクタガイドと、互
いの凹部側を対面させて接合される第1及び第2の箱部
材と、該第1及び第2の箱部材を接合した状態で連結す
る連結手段とを備え、前記コネクタ孔に前記コネクタを
貫通させた前記コネクタガイドを前記コネクタは外部に
露呈させて前記第1及び第2の箱部材間に挟んで前記第
1及び第2の箱部材間に前記制御基板を収容し、前記第
1及び第2の箱部材を前記連結手段により連結すること
で閉鎖されることを特徴とする。
【0008】この制御基板ボックスは、コネクタガイド
のコネクタ孔に制御基板のコネクタを貫通させ、そのコ
ネクタガイドをコネクタは外部に露呈させて第1及び第
2の箱部材間に挟んで、これら第1及び第2の箱部材間
に制御基板を収容し、その第1及び第2の箱部材を接合
状態として連結手段により連結することで閉鎖される。
【0009】制御基板の表裏のほぼ全域は制御基板ボッ
クスで覆われるが、コネクタのみはコネクタ孔から外部
に露出される。しかも、コネクタ孔はコネクタの外周形
状に沿った形状であるから、コネクタのみを露出させて
その周囲は露出させない。したがって、コネクタの周囲
の配線パターンを利用して、制御基板ボックスを開放す
ることなしに、不正な改造が行われることはない。
【0010】コネクタガイドを第1及び第2の箱部材間
に挟みながらコネクタを外部に露呈させるには、例えば
第1及び第2の箱部材の一方に、制御基板のコネクタと
接続される相手方コネクタを通過させるコネクタ通過孔
を設けておけばよい。こうすれば、相手方コネクタはコ
ネクタ通過孔を通過させてコネクタに連結することがで
きる。これにより制御基板と外部との電気的な接続が確
保できる。
【0011】あるいは、第1及び第2の箱部材の一方
に、コネクタガイドの外周に整合する保持孔を設け、コ
ネクタガイドにはこの保持孔の周縁部にて押さえ付けら
れる部分(突起、段差、テーパ等)を設けておけば、コ
ネクタ孔すなわちコネクタを制御基板ボックスの外部に
露呈させることができ、相手方コネクタとの接続に支障
はない。
【0012】ところで、弾球遊技機や回胴式遊技機等の
遊技機の種類あるいは機種によって制御基板に接続され
る配線数(入出力数)が異なり、それに応じてコネクタ
の形状、個数あるいは配置が異なる。しかし、この請求
項1記載の制御基板ボックスによれば、機種等に応じて
変化するコネクタの形状、個数あるいは配置に合わせた
コネクタガイドを用いれば、第1及び第2の箱部材の形
状を変更せずともさまざまな遊技機あるいは機種に対応
できる。よって、制御基板ボックスの設計、製造に関わ
る人的資源及び物的資源を節約することができる。
【0013】上記課題は請求項2記載の制御基板ボック
スによっても解決できる。この請求項2記載の制御基板
ボックスは、互いに接合される第1及び第2の箱部材
と、該第1及び第2の箱部材を接合した状態で連結する
連結手段とを備え、前記接合された第1及び第2の箱部
材間に遊技機の制御基板を収容する制御基板ボックスに
おいて、前記第1または第2の箱部材の一方に、前記制
御基板に取付けられたコネクタの外周形状に沿った形状
のコネクタ孔を設けたことを特徴とする。
【0014】この制御基板ボックスは、第1または第2
の箱部材に設けられたコネクタ孔に制御基板のコネクタ
を貫通させて制御基板を収容して接合された第1及び第
2の箱部材を、連結手段によりその接合した状態で連結
する。すると、制御基板ボックスは、その内部に制御基
板を収容した状態で閉鎖されるが、コネクタのみはコネ
クタ孔から外部に露出されるので、相手方コネクタをコ
ネクタに連結することができる。これにより制御基板と
外部との電気的な接続が確保できる。
【0015】しかも、コネクタ孔はコネクタの外周形状
に沿った形状であるから、コネクタのみを露出させてそ
の周囲は露出させない。したがって、コネクタの周囲の
配線パターンを利用して、制御基板ボックスを開放する
ことなしに、不正な改造が行われることはない。
【0016】制御基板ボックスを構成する2つの箱部材
のうちでコネクタ孔を有する箱部材を成形するには、請
求項3記載の成形金型を使用して、請求項4記載の方法
で射出成形すると良い。請求項3記載の成形金型は、互
いに接合される第1及び第2の箱部材間に遊技機の制御
基板を収容する制御基板ボックスの前記第1または第2
の箱部材であって、前記制御基板に取付けられたコネク
タの外周形状に沿った形状のコネクタ孔を有する有孔箱
部材を成形するための成形金型において、前記コネクタ
孔を形成するために型閉時にキャビティを貫通する貫通
部を含むコネクタ孔型を、前記有孔箱部材の内面側の形
状に整合する内面型と前記有孔箱部材の外面側の形状に
整合する外面型との一方に着脱自在としたことを特徴と
する。
【0017】また請求項4記載の射出成形方法は、請求
項3記載の成形金型を使用して請求項3に記載される有
孔箱部材を射出成形するに当たって、前記コネクタ孔の
形状、個数または配置に応じて準備される前記コネクタ
孔型を前記内面型または外面型の一方に装着して射出成
形することを特徴とする。
【0018】請求項3記載の成形金型は、コネクタ孔を
形成するための貫通部を含むコネクタ孔型を内面型また
は外面型の一方に着脱自在であるので、前述したように
遊技機の種類あるいは機種によってコネクタの形状、個
数あるいは配置が異なる場合、それらに対応する貫通部
を含むコネクタ孔型を内面型または外面型の一方に装着
する。そして、その成形金型を用いて請求項4記載のよ
うに射出成形してコネクタ孔を有する有孔箱部材を成形
する。
【0019】これにより、機種等に応じて変化するコネ
クタの形状、個数あるいは配置に合わせて成形金型を製
造する必要はなく、コネクタの形状等に合わせてコネク
タ孔型だけを製造すればよいから、成形金型の設計、製
造に関わる人的資源及び物的資源を節約することがで
き、ひいては制御基板ボックスの設計、製造に関わる人
的資源及び物的資源を節約することができる。
【0020】この請求項4記載の射出成形方法により射
出成形された有孔箱部材と、該有孔箱部材と接合され前
記有孔箱部材との間に遊技機の制御基板を収容する空間
を形成する相手方箱部材と、前記有孔箱部材と相手方箱
部材とを接合した状態で連結する連結手段とを備えたこ
とを特徴とする制御基板ボックス、すなわち請求項5記
載の制御基板ボックスは、有孔箱部材に設けられたコネ
クタ孔に制御基板のコネクタを貫通させて制御基板を収
容して接合された有孔箱部材と相手方箱部材とを、連結
手段によりその接合した状態で連結する。すると、制御
基板ボックスは、その内部に制御基板を収容した状態で
閉鎖されるが、コネクタのみはコネクタ孔から外部に露
出されるので、相手方コネクタをコネクタに連結するこ
とができる。これにより制御基板と外部との電気的な接
続が確保できる。
【0021】しかも、コネクタ孔はコネクタの外周形状
に沿った形状であるから、コネクタのみを露出させてそ
の周囲は露出させない。したがって、コネクタの周囲の
配線パターンを利用して、制御基板ボックスを開放する
ことなしに、不正な改造が行われることはない。
【0022】また、上述したように、機種等に応じて変
化するコネクタの形状、個数あるいは配置に合わせて成
形金型を製造する必要はなく、コネクタの形状等に合わ
せてコネクタ孔型だけを製造すればよいから、成形金型
の設計、製造に関わる人的資源及び物的資源を節約する
ことができ、ひいては制御基板ボックスの設計、製造に
関わる人的資源及び物的資源を節約することができる。
【0023】請求項1、2または5に係る発明は、制御
基板ボックスの形状を工夫することで上記課題の解決を
図っているが、制御基板の配線パターンを工夫すること
によっても解決できる。そのための請求項6記載の遊技
機の制御基板は、一方の面の一部を、配線パターンは設
けられずコネクタのみが取付けられるコネクタ配置領域
としたことを特徴とする。
【0024】制御基板の一方の面、例えば表面の一部を
コネクタ配置領域とした場合、制御基板ボックスの一方
の箱部材によりコネクタ配置領域を除く制御基板の表面
側を覆い、制御基板ボックスの他方の箱部材により制御
基板の裏面側を完全に覆って、両方の箱部材を接合状態
として連結手段にて連結すれば、コネクタ配置領域のみ
が外部に露出される。しかし、ここには配線パターンは
設けられずコネクタのみが取付けられているから、実質
的にコネクタのみを露出させるのと同じことになる。よ
って、コネクタの周囲の配線パターンを利用して、制御
基板ボックスを開放することなしに、不正な改造が行わ
れることはない。
【0025】しかも、制御基板ボックスに、請求項1記
載の制御基板ボックスにおけるコネクタガイドや請求項
2または5記載の制御基板ボックスにおけるコネクタ孔
に相当する部品や孔等を設ける必要はなく、遊技機の機
種等に応じて変化するコネクタの形状、個数あるいは配
置に合わせて制御基板ボックスの構造や形状を変更する
必要もない。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明のいくつかの実施例
を図面を参照して説明することにより、発明の実施の形
態を具体的に説明する。
【0027】
【実施例1】まず、請求項1に係る発明の実施の形態を
実施例1として説明する。図1に示すように、パチンコ
機(パチンコ機本体は公知技術に従っているので、その
図示と説明は省略)の始動入賞装置への入賞をきっかけ
として大当たりの判定を行ったり可変入賞装置の開閉の
制御等を実行する制御基板10には、詳細の図示は省略
するが、配線パターンがプリントされ、CPU、RO
M、RAM等のディバイスや抵抗、コンデンサ等さまざ
まな電気部品が実装され、外部(パチンコ機の各部に設
置されているセンサ類や制御対象となる装置等)と制御
基板10とを接続するための複数のコネクタ12が取付
けられている。また、制御基板10の1隅の裏面にコー
ナ電極13が設けられている。このコーナ電極13は、
配線パターンの一部とされている対地アース用のプリン
ト配線(図示略)に接続されており、対地アース用のプ
リント配線はコネクタ12の対地アース用端子(図示
略)に接続されている。
【0028】この制御基板10を収容する制御基板ボッ
クス14は、いずれも透明なポリカーボネート製で第1
の箱部材に該当する上箱部16、第2の箱部材に該当す
る下箱部18及びコネクタガイド20にて構成されてい
る。なお、制御基板ボックス14をパチンコ機に取付け
た際には、下箱部18がパチンコ機の本体側になる。
【0029】上箱部16には矩形筒状のコネクタ通過孔
22が設けられており、コネクタ通過孔22の下端部2
4とコネクタガイド20の上縁部26とは互いに整合す
る形状となっている。また、上箱部16には、多数の通
気孔28が設けられている。さらに、上箱部16の側面
には、連結手段の一部となる板状のビス通30と筒状の
ビス通32とが設けられている。各ビス通32は、薄肉
構造を有する一対の腕34を介して上箱部16の本体3
6に連結されている。これらの腕34は、例えばビス通
32と本体36との間に一般のドライバ等の工具のよう
なものを差し込んで偶力を加えると、比較的たやすく破
壊できる。
【0030】図1及び図2に示すように、下箱部18の
側面38には、制御基板ボックス14をパチンコ機本体
に装着するための取付ピン40が立設され、ビス通30
に対応するビス受42とビス通32に対応するビス受4
4とが設けられている。これらビス受42及びビス受4
4は、ビス通30及びビス通32と協働して連結手段を
構成する。また、図1〜図3に示すように、側面38の
内側には中継手段として機能し、下箱部18(特に側面
38)を補強する補強手段ともなるステンレス板46が
貼られている。
【0031】図2及び図3に示すように、ステンレス板
46には下箱部18の底18aに沿って延出された舌部
48が設けられており、この舌部48は底18aとフィ
ルム押50とによって挟持されている。また、図2に示
すように、ステンレス板46には、下箱部18の四隅に
対応して、有孔の爪49が設けられている。図2及び図
4に示すように、下箱部18には、各爪49に対応する
位置にビス受51が設けられている。
【0032】図2に示すように、フィルム押50は、舌
部48に重なる部分が凸となっている他は、ほぼ下箱部
18の内周形状に沿った形状で、底18aに対してほぼ
垂直となる外周部52と底18aにほぼ平行となる内周
部54とからなり、内周部54の内側には窓状の孔56
が形成されている。また、外周部52には取付片58が
設けられ、この取付片58を貫通するビス60により下
箱部18の底18aに取付けられている。そして、図
2、図3及び図5に示すように、下箱部18の底18a
の内側には、導電性フィルム62が貼られていて、この
導電性フィルム62の周縁部をフィルム押50と底18
aとで挟持している。なお、本実施形態では、導電性フ
ィルム62は、フィルム押50により底18aに押さえ
つけられることにより貼られているが、十分な耐電磁波
特性及び耐静電気特性を確保できれば、接着を行っても
よい。
【0033】この導電性フィルム62は、ポリエステル
フィルムの表面に酸化インジウム錫(Indium Tin Oxid
e、ITO)等をスパッタリング法により蒸着した透明
誘導フィルム(東レ株式会社、商品名ハイビーム125
L−CH22)であり、JIS.C2318による表面
抵抗値は300Ω/□、JIS.K6714による光線
透過率は84〜88でほとんど透明である。
【0034】図1に示すように、コネクタガイド20の
底には、複数のコネクタ12のそれぞれに整合する形状
の複数のコネクタ孔20a〜20hが設けられており、
図5に示すように、各コネクタ12は対応するコネクタ
孔20a〜20hを貫通してコネクタ通過孔22側に露
出される。
【0035】このような構造の制御基板ボックス14に
制御基板10を収容するには、まず図1に示すように、
制御基板10を下箱部18に入れ、制御基板10の四隅
に設けられているビス孔(図示略)にビス70を貫通さ
せる。これらのビス70はステンレス板46の爪49を
貫通してビス受51に達するから、そこでビス70をビ
ス受51にタッピングしながら螺着させる。これで制御
基板10が下箱部18に固定されたことになる。このと
き、導電性フィルム62は、ステンレス板46を介して
制御基板10のコーナ電極13と接続された状態にな
る。
【0036】次に、コネクタガイド20のコネクタ孔2
0a〜20hにコネクタ12を貫通させて、コネクタガ
イド20を制御基板10上に載せてから、上箱部16を
下箱部18にかぶせるようにして載せる。そして、ビス
通30とビス受42、ビス通32とビス受44を整合さ
せ、4組のビス通30とビス受42とをビス71でタッ
ピングしながら螺着し、一側面38につき1組(合計2
組)のビス通32とビス受44とを特殊ビス73で同じ
くタッピングしながら螺着する。これにより、制御基板
10を収容して制御基板ボックス14が閉鎖されたこと
になる。このように制御基板ボックス14が閉鎖された
際には、コネクタガイド20はコネクタ孔20a〜20
hを貫通しているコネクタ12によって制御基板10の
面に沿っての移動を規制され、上箱部16と下箱部18
とによって制御基板10の面に垂直の方向に沿っての移
動を規制されるので、コネクタガイド20を取り外すこ
とはできない。また、制御基板10と外部との入出力
は、コネクタ通過孔22を通り相手方コネクタ(図示
略)にてコネクタ12に連結されたケーブル類(図示
略)を介して行われる。
【0037】なお、この特殊ビス73(例えば日東精工
株式会社製マイナスワンウェイ(商品名)など)の頭
は、締め付け方向には一般のドライバ等の工具が効く
が、ゆるめ方向には効かない形状の工具用溝を有してい
る。したがって、一旦螺着した後は例えばビス通32を
破壊しないかぎり、上箱部16と下箱部18とを分離で
きない。よって、そうした破壊の痕跡の有無により、制
御基板ボックス14が開閉されたか否かを判別できる。
【0038】以上のように、この制御基板ボックス14
では、透明な導電性フィルム62を下箱部18の底18
aに貼っているので、導電性フィルム62が電磁波を吸
収するからシールド性が確保され、また、導電性フィル
ム62からの空中放電により静電気が放出されるので過
剰に蓄積された静電気によって制御基板10の動作に障
害が発生することも防止できる。
【0039】しかも、導電性フィルム62が、ステンレ
ス板46及びコーナ電極13を経て制御基板10の対地
アース用端子に接続されているから、対地アース用端子
を通じて導電性フィルム62を対地アースでき、静電気
の蓄積防止効果を一層良好にできる。なお、ステンレス
板46は、下箱部18(特に側面38)を補強する補強
手段ともなっている。このステンレス板46のように、
一部材に中継手段と補強手段とを兼ねさせるためには、
通電性(中継手段)と適度の強度(補強手段)の有る材
質を使用すればよい。もし、中継手段と補強手段とを別
々に設けるなら、中継手段としては金属や通電性樹脂な
どの導通性のある材料を用いればよく、補強手段は必要
に応じた強度を有する材質であればよい。
【0040】そして、パチンコ機の本体に対面する下箱
部18の底18aに導電性フィルム62を貼っているの
で、パチンコ機の通路を移動する遊技球によって発生す
る静電気により制御基板ボックス14が帯電するのを効
率よく防止できる。また、この制御基板ボックス14で
は、コネクタガイド20を用い、上箱部16にコネクタ
通過孔22を設けたことにより、コネクタ12だけを外
部に露出し、配線パターンは全く露出されない。したが
って、配線パターンの一部を変更したり、一部の部品を
交換あるいは追加するような、不正な改変を確実に防止
できる。 (変形例1)図6に示すのはコネクタガイドの一変形例
である。このコネクタガイド80は実施例1のコネクタ
ガイドとは、コネクタ孔80a〜80eの形状、個数及
び配置が異なっている。これは、弾球遊技機の機種によ
って制御基板に接続される配線数(入出力数)が異なる
ため、それに応じてコネクタの形状、個数または配置が
異なることによる。そして、このように機種に応じて変
化するコネクタの形状、個数あるいは配置に合わせたコ
ネクタガイドを用いれば、制御基板ボックスの上下の箱
部材の形状を変更せずともさまざまな機種に対応でき
る。よって、制御基板ボックスの設計、製造に関わる人
的資源及び物的資源を節約することができる。
【0041】
【実施例2】次に、請求項2または5に係る発明の実施
の形態を実施例2として説明する。この実施例の制御基
板ボックス104は、実施例1の制御基板ボックス14
と同様に、パチンコ機の制御基板を収容する。なお、制
御基板10aの構造は実施例1で説明したものと同様で
あるので説明を省略する。
【0042】図7、図8及び図10に示すように、本実
施例の制御基板ボックス104は、いずれも透明なポリ
カーボネート製で第1の箱部材に該当する上箱部10
6、第2の箱部材に該当する下箱部108にて構成され
ている。なお、制御基板ボックス104をパチンコ機に
取付けた際には、下箱部108がパチンコ機の本体側に
なる。また、上箱部106には、側面110等に実施例
1と同様に、多数の通気孔28(図13参照)が設けら
れている。
【0043】図7、図8及び図9に示すように、上箱部
106の両側面110には、連結手段の一部となる筒状
のビス通132がそれぞれ4本ずつ設けられている。各
ビス通132は、薄肉構造を有する腕134を介して上
箱部106の本体136に連結されている。また、図7
及び図8に示すように、凹陥部150においても、ビス
通132と同様のビス通152が、薄肉構造の腕154
を介して本体136に連結されている。これらの腕13
4、154は、例えばビス通132、152と本体13
6との間に一般のドライバ等の工具のようなものを差し
込んで偶力を加えると、比較的たやすく破壊できる。
【0044】また、上箱部106の凹陥部150と反対
側になる部分は本体136の天井部156に対して一段
低くなって平坦部158とされており、ここに複数のコ
ネクタ孔160a〜160dが設けられている。これら
コネクタ孔160a〜160dは、制御基板10aのコ
ネクタ(図示略)の外周形状に沿った形状で、コネクタ
に対応する位置に設けられている。
【0045】図7及び図8に示すように、下箱部108
の側面138には、制御基板ボックス104をパチンコ
機本体に装着するための取付ピン140が立設され、ビ
ス通132に対応する4箇所のビス受144を有する受
部材146が設けられている。また、下箱部108の凹
陥部151には、ビス通152に対応する4箇所のビス
受153を有する受部材155が設けられている。これ
らビス受144及びビス受153は、ビス通132及び
ビス通152と協働して連結手段を構成する。
【0046】図7及び図10に示すように、受部材15
5の左右に配されて側面138に連なる第1の壁部13
9には、凸部141が設けられており、図7に示すよう
に、凸部141は側面138の上縁を受部材146まで
続いている。そして、図10に示すように、第1の壁部
139の上部139aと凸部141とにより、係合凹部
143が形成されている。
【0047】また、図7及び図10に示すように、第1
の壁部139の内側には第2の壁部145が設けられて
いる。図10に示すように、この第2の壁部145は、
下箱部108の底108aに連設されている。一方、図
7及び図10に示すように、上箱部106の凹陥部15
0の左右には、側面110に連なる第1の壁部111が
設けられ、その内側には第2の壁部113が配されてい
る。図10に示すように、第2の壁部113は天井部1
56に連設されている。
【0048】図10に示すように、上箱部106の第1
の壁部111の内面は、下箱部108の第1の壁部13
9の上部139aの外面に密接し、その下端部は係合凹
部143に係合している。そして、上箱部106の第2
の壁部113の内面は、下箱部108の第2の壁部14
5の外面に密接している。このように第1の壁部111
と第1の壁部139とが重なり合い、第2の壁部113
と第2の壁部145とが重なり合うことで、第1の壁部
111、139と第2の壁部113、145との間に副
空間147が形成され、第2の壁部113、145の内
側が制御基板10aを収容するための主空間149とさ
れる。
【0049】図10に示すように、下箱部108の底1
08aには、ビス受51aが設けられており(図示は1
本だけだが、四隅に各1本の合計4本)、このビス受5
1aに螺着するビス70にて、制御基板10aが固定さ
れている。また、底108aには、フィルム押50a用
のビス受59も設けられており、ビス受59に螺着する
ビス60aにて、フィルム押50aが取付けられてい
る。フィルム押50aは、実施例1のフィルム押50と
同様の部材であり、底108aに貼られた導電性フィル
ム62aの周縁部をフィルム押50aと底108aとで
挟持している。
【0050】さらに、主空間149内には、実施例1で
説明したと同様の、中継手段として機能し下箱部108
(特に側面138)を補強する補強手段ともなるステン
レス板46aが、実施例1と同様に貼られている。そし
て、実施例1と同様に、導電性フィルム62aは、ステ
ンレス板46aを介して制御基板10aのコーナ電極
(図示略)と接続されている。
【0051】この制御基板ボックス104に制御基板1
0aを収容するには、まず上箱部106と下箱部108
とを分離しておいて、制御基板10aを下箱部108に
入れ、実施例1の場合と同様に、制御基板10aの四隅
に設けられているビス孔(図示は省略)を貫通するビス
70にて下箱部108に固定する。このとき、下箱部1
08内に貼られた導電性フィルム62aは、実施例1の
場合と同様に、ステンレス板46aを介して制御基板1
0aのコーナ電極(図示略)と接続された状態になる。
【0052】次に、制御基板10aの各コネクタを対応
するコネクタ孔160a〜160dに貫通させながら、
上箱部106を下箱部108にかぶせるようにして載せ
る。そして、ビス通132とビス受144、ビス通15
2とビス受153を整合させ、両側面110の4本のビ
ス通132のいずれか1本ずつ(例えば天井部156に
記載された数字1に対応するビス通132)とビス受1
44とを特殊ビス73でタッピングしながら螺着し、4
本のビス通152のいずれか1本と(例えば天井部15
6に記載された数字1に対応するビス通152)とビス
受153とを同じく特殊ビス73でタッピングしながら
螺着する。これにより、制御基板10aを収容して制御
基板ボックス104が閉鎖されたことになる。
【0053】実施例1でも説明したが、この特殊ビス7
3の頭は、締め付け方向には一般のドライバ等の工具が
効くが、ゆるめ方向には効かない。したがって、一旦螺
着した後は、例えばビス通132、152を破壊しない
かぎり、上箱部106と下箱部108とを分離できな
い。よって、そうした破壊の痕跡の有無により、制御基
板ボックス104が開閉されたか否かを判別できる。
【0054】このように制御基板ボックス104が閉鎖
された際には、制御基板10aは、コネクタがコネクタ
孔160a〜160dを貫通して外部に露出されている
だけで、それ以外の部分は一切露出されていない。した
がって、配線パターンの一部を変更したり、一部の部品
を交換あるいは追加するような、不正な改変を確実に防
止できる。
【0055】また実施例1と同様に、透明な導電性フィ
ルム62aを下箱部108の底108aに貼っているの
で、導電性フィルム62aが電磁波を吸収するからシー
ルド性が確保され、また、導電性フィルム62aからの
空中放電により静電気が放出されるので過剰に蓄積され
た静電気によって制御基板10aの動作に障害が発生す
ることも防止できる。
【0056】しかも、導電性フィルム62aが、ステン
レス板46a及びコーナ電極を経て制御基板10aの対
地アース用端子に接続されているから、対地アース用端
子を通じて導電性フィルム62aを対地アースでき、静
電気の蓄積防止効果を一層良好にできる。特に、パチン
コ機の本体に対面する下箱部108の底108aに導電
性フィルム62aを貼っているので、パチンコ機の通路
を移動する遊技球によって発生する静電気により制御基
板ボックス104が帯電するのを効率よく防止できる。
なお、ステンレス板46aは、下箱部108(特に側面
138)を補強する補強手段ともなっている。
【0057】さらに、この実施例の制御基板ボックス1
04では、第1の壁部111、139と第2の壁部11
3、145との間に副空間147が形成され、第2の壁
部113、145の内側が制御基板10aを収容するた
めの主空間149とされて、主空間149と副空間14
7との間は2枚の第2の壁部113、145によって仕
切られる。このため、制御基板ボックス104への不正
な異物(例えば針金や樹脂板など)の侵入を阻止するこ
とができる。特に、第1の壁部111、139同士が重
なり合い、また第2の壁部113、145同士も重なり
合っているので、上箱部106と下箱部108との間か
ら不正な異物を侵入させるには、第1の壁部111、1
39及び第2の壁部113、145に沿って異物を蛇行
させなければならないから、そうした異物の侵入はきわ
めて困難である。そして、これらのことによって、制御
基板ボックス104に対する不正を防止することが可能
になる。
【0058】また、下箱部108の外面から突出する凸
部141によって係合凹部143が形成され、上箱部1
06の第1の壁部111の端部がこの係合凹部143に
進入しているので、この係合凹部143によっても異物
の侵入が困難になり、不正の防止が可能になる。
【0059】
【実施例3】次に、実施例2で説明した制御基板ボック
ス104の上箱部106の射出成形について説明し、請
求項3及び4に係る発明の実施の形態の説明とする。ま
ず、本実施例で使用する成形金型200を図11により
説明する。
【0060】成形金型200は、図示しない射出成形機
の昇降駆動手段によって昇降駆動される加圧部201、
加圧部201の下方に配されている上型本体203、上
型本体203に保持された上成型部205、上成型部2
05に対面して配された下成型部207、下成型部20
7に組み付けられている替入子209、下成型部207
を保持する下型本体211、上型本体203及び上成型
部205と下成型部207及び下型本体211との間に
配されている突起部材213、下型本体211の下側に
配された機構収容部215、機構収容部215の下側に
配された固定部217等から構成されている。
【0061】下成型部207、下型本体211、機構収
容部215及び固定部217は、互いに連結されて一体
的になっている。機構収容部215には、成形品を離型
させるための押出機構219が収容されており、押出機
構219は、下型本体211及び下成型部207を貫通
している。また、下成型部207、下型本体211、機
構収容部215及び固定部217の相対位置を規定する
ための位置決ロッド220が、これらを貫通している。
【0062】下成型部207に組み付けられている替入
子209はコネクタ孔型に該当し、図16に拡大図を示
すように、凹部形成部材209a、209bとコネクタ
孔形成部材209cとを保持部材209dにて保持する
構造である。コネクタ孔形成部材209cは、図9に示
すコネクタ孔160a〜160dに対応して、4個備え
られており、それぞれのコネクタ孔形成部材209cが
各コネクタ孔160a〜160dの内周形状に対応する
外形を有している。
【0063】なお、替入子209は、下成型部207に
着脱ができ、また、コネクタ孔形成部材209cを保持
部材209dに着脱可能である。したがって、コネクタ
孔160a〜160dのいずれかの形状を変更する場合
には、該当するコネクタ孔形成部材209cのみを取り
換えればよく、替入子209全体を変更する必要はな
い。或いは、コネクタ孔160a〜160dの個数を増
減する場合も、コネクタ孔形成部材209cの個数の変
更で対応できる。
【0064】内面型に該当する下成型部207には、図
15に示すように、下キャビティ面207aが設けられ
ており、替入子209と協働して上箱部106の内面側
の形状に対応する成型型となる。なお、下成型部207
には、一部のみ図示する溶融樹脂通路207bやゲート
機構207cが設けられている。
【0065】また、替入子209に隣接する位置にはス
トッパ208が配されている。このストッパ208の上
面には、図16に拡大して示すように、下キャビティ面
207aの一部が設けられており、下成型部207の一
部となっている。また、押出機構219の先端219a
は、成形時には図16に示すように、下キャビティ面2
07aと滑らかに連続しており、成形型の一部となる。
【0066】ストッパ208も下型本体211によって
保持されているが、下型本体211には、ストッパ20
8に接する部分の外側(図11における右側)に、スラ
イドガイド210が設けられている。このスライドガイ
ド210が設けられている部分は、ストッパ208の側
へ低くなる緩やかな傾斜のスライド面212が設けられ
ており、スライド面212の傾斜は、突起部材213の
底面213aに整合している。
【0067】突起部材213は、通気孔28(図13参
照)を形成するための部材であり、通気孔28に対応す
る多数の突起213bを備えている。また、突起部材2
13の上面213cは、底面213aと平行であり、上
型本体203及び上成型部205には、上面213cに
整合する傾斜の押さえ面204が設けられている。突起
部材213の底面213aには段差(図示略)が形成さ
れており、この段差は突起部材213の後退時(型開
時)の位置決めに利用されている。
【0068】なお、突起部材213の後退方向への付勢
のために、例えばコイルばね等の弾性体を利用してもよ
い。上型本体203にはプッシュプル部材225が取付
けられている。プッシュプル部材225は丸棒状の部材
であり、成形金型200の型閉、型開方向(鉛直方向)
に対して傾斜している。この傾斜角度θは15〜20度
が好ましく、本実施例では20度に設定している。
【0069】成形金型200を型閉したとき(図11の
状態)には、プッシュプル部材225は突起部材213
の摺動孔213dを貫通し、下型本体211から機構収
容部215にわたって設けられている受孔227に達す
るが、上型本体203の昇降に応じて、摺動孔213d
を摺動し(図12参照)、摺動孔213dに入出できる
(図13参照)。
【0070】また、下型本体211と機構収容部215
とには一連の案内孔221が設けられ、上型本体203
には、案内孔221と同軸の案内孔223が設けられて
いる。案内孔223の上端部には、ばね収容部223a
が設けられており、そこにはコイルばね229が収容さ
れている。コイルばね229の長さは収容部223aよ
りも長く、圧縮されないときには案内孔223の上方に
突出しているが、軸方向に圧縮された際には収容部22
3a内に収容される。
【0071】加圧部201には、案内軸231が固着さ
れており、案内軸231はコイルばね229及び案内孔
223を貫通している。また、案内軸231は、加圧部
201の昇降に応じて案内孔223に入出可能で、案内
孔223に挿入された際には、先端の案内部231aが
案内孔223内を摺動する。外面型に該当する上成型部
205には、図14に示すように、上キャビティ面20
5aが設けられている。また、図16に拡大して示すよ
うに、突起部材213の下成型部207に対面する面
は、型閉時に上キャビティ面205aと連続し、突起部
材213が上成型部205の一部となる。さらに、上成
型部205には、一部のみ図示する溶融樹脂通路205
bやゲート機構205cが設けられている。
【0072】この成形金型200を型開した状態では、
図13に示すように、上型本体203及び上成型部20
5と、下型本体211、下成型部207及び突起部材2
13とが上下に分離される。また、上型本体203と加
圧部201とは、コイルばね229の反発力によって離
隔されている。
【0073】図示しない昇降駆動手段によって加圧部2
01を下降させると、加圧部201とともに上型本体2
03も下降する。これに伴い、図12に示すように、案
内軸231が案内孔221の奥に進入し、プッシュプル
部材225も摺動孔213dの奥に進入する。そして、
傾斜したプッシュプル部材225が上型本体203と一
体に直下へ移動することにより、突起部材213がスラ
イドしてストッパ208の側へ引き寄せられる。
【0074】さらに、加圧部201及び上型本体203
が下降すると、図11に示す型閉状態となる。このと
き、下成型部207及び替入子209によって構成され
る下キャビティ面207aと上成型部205及び突起部
材213によって構成される上キャビティ面205aと
の間に、上箱部106の形状に対応するキャビティ23
0が形成される。
【0075】その状態で、溶融樹脂通路205b、20
7bを介してキャビティ230内に溶融樹脂(本実施例
では透明なポリカーボネート)を吐出してキャビティ2
30を満たす。ゲート機構205c、207cにより溶
融樹脂通路205b、207bを閉じて溶融樹脂の射出
を停止後、キャビティ230内の樹脂の固化を待って、
加圧部201と共に上型本体203を上昇させて型開す
る。このとき、プッシュプル部材225は、型閉動作時
とは逆に、突起部材213をストッパ208から離脱す
る方向に移動させる。そして、図13に示される型開状
態として、固化した樹脂すなわち上箱部106を取出
す。この上箱部106には、コネクタ孔形成部材209
cによって樹脂の流入が阻まれた部分にコネクタ孔16
0が形成され、突起213bにより樹脂の流入が阻まれ
た部分に通気孔28が形成されている。
【0076】そして、上述の型閉〜射出〜型開(取出)
を繰り返せば、次々と上箱部106を成形できる。な
お、図13に示すようにプッシュプル部材225(及び
案内軸231)を突起部材213(及び下型本体21
1)から離脱させずに、図12に示すようにこれらを組
合わせたまま上箱部106の取出しを行ってもよい。
【0077】この成形金型200では、コネクタ孔16
0を形成するためのコネクタ孔形成部材209cを有す
る替入子209を下成型部207に着脱自在であり、ま
た、コネクタ孔形成部材209cを替入子209に着脱
自在であるので、コネクタ孔160の形状、個数あるい
は配置が変更になった場合には、その変更内容に応じて
コネクタ孔形成部材209cを取り換えたり個数を増減
するだけで済み、さまざまなコネクタ孔160の形状、
個数及び配置の上箱部106を簡単に射出成形できる。
【0078】すなわち、遊技機の機種等に応じて変化す
るコネクタの形状、個数あるいは配置に合わせて成形金
型を製造する必要はなく、コネクタの形状等に合わせて
替入子209またはコネクタ孔形成部材209cだけを
製造すればよいから、成形金型200の設計、製造に関
わる人的資源及び物的資源を節約することができ、ひい
ては制御基板ボックス104の設計、製造に関わる人的
資源及び物的資源を節約することができる。 (変形例2)次に、上箱部106の射出成形に使用され
る成形金型の他の例を変形例2として説明する。なお、
上述の成形金型200と同様の部分については図示及び
説明を省略する。
【0079】図17〜図20に示すように、上箱部10
6の射出成形に使用される成形金型は、外面型に該当す
る上型170、内面型に該当する下型172及びコネク
タ孔型に該当する替入子174からなっている。上型1
70には、上箱部106の外面側の形状に対応する上キ
ャビティ面176が設けられている。また、上型170
の内部には、上箱部106の側面110の通気孔28を
形成するための複数の突起178を有する突起部材18
0及び突起部材180を図において左右方向に移動させ
るためのプッシュプル部材182が配されている。突起
部材180とプッシュプル部材182とは、傾斜面18
4を介して接しており、プッシュプル部材182を下降
させると突起部材180が図示左向きに移動し、プッシ
ュプル部材182を上昇させると突起部材180が移動
前の位置に戻る構造である。
【0080】一方、下型172には、上箱部106の内
面側の形状に対応する下キャビティ面186が設けられ
ている。ただし、コネクタ孔160a〜160d付近に
対応する部分にはキャビティ面は設けられておらず、替
入子受188が穿設されている。この替入子受188は
替入子174の形状に整合しており、替入子174を替
入子受188に緩みなく挿入し(図18〜図20参
照)、また、替入子受188から替入子174を取り外
すことができる(図17参照)。この替入子174の上
部には、コネクタ孔160(添え字a〜dを用いずにコ
ネクタ孔160a〜160dを代表させる)を形成する
ための貫通部190が設けられている。
【0081】なお、図示を省略しているが、下型172
には替入子174を替入子受188に挿入した状態でロ
ックして替入子174を下型172に固定するロック機
構が備えられている。また、同じく図示は省略するが、
下型172には、図示しない射出装置から供給される溶
融樹脂を下キャビティ面186側に吐出する溶融樹脂通
路及びこの溶融樹脂通路を通断するゲート機構が設けら
れている。
【0082】この成形金型により上箱部106を射出成
形するには、まず下型172の替入子受188に替入子
174を挿入してロック機構にてロックする(図18参
照)。次に、上型170を下降させて型閉する。この型
閉により上キャビティ面176と下キャビティ面186
及び替入子174との間にキャビティ192が形成され
る(図19参照)。このキャビティ192は上箱部10
6の形状に対応している。また、貫通部190はキャビ
ティ192を貫いて上キャビティ面176に接触してい
る。さらに、プッシュプル部材182を下降させて突起
部材180を図示左向きに移動させて、突起178の先
端を下キャビティ面186に接触させる。
【0083】その状態で、溶融樹脂通路を介して溶融樹
脂(本実施例では透明なポリカーボネート)がキャビテ
ィ192内に吐出されてキャビティ192を満たす。ゲ
ート機構により溶融樹脂通路を閉じて溶融樹脂の射出を
停止後、キャビティ192内の樹脂の固化を待って上型
170を上昇させて型開し、固化した樹脂すなわち上箱
部106を取出す。この上箱部106には、貫通部19
0によって樹脂の流入が阻まれた部分にコネクタ孔16
0が形成され、突起178により樹脂の流入が阻まれた
部分に通気孔28が形成されている。
【0084】そして、上述の型閉〜射出〜型開(取出)
を繰り返せば、次々と上箱部106を成形できる。この
成形金型では、コネクタ孔160を形成するための貫通
部190を有する替入子174を下型172の替入子受
188に着脱自在であるので、さまざまなコネクタ孔1
60の形状、個数及び配置に応じた形状、個数及び配置
の貫通部190を有する替入子174を用意して、これ
を下型172に装着して射出成形すればそうした替入子
174に対応したコネクタ孔160を有する上箱部10
6を射出成形できる。すなわち、遊技機の機種等に応じ
て変化するコネクタの形状、個数あるいは配置に合わせ
て成形金型を製造する必要はなく、コネクタの形状等に
合わせて替入子174だけを製造すればよいから、成形
金型の設計、製造に関わる人的資源及び物的資源を節約
することができ、ひいては制御基板ボックス104の設
計、製造に関わる人的資源及び物的資源を節約すること
ができる。
【0085】
【実施例4】最後に、請求項6に係る発明の実施の形態
を実施例4として説明する。図21及び図22に示すの
は制御基板の配線パターンの一例である。図21に示す
ように、この制御基板90の表側では、コネクタ92a
〜92eが取付けられるコネクタ配置領域94には配線
パターンは設けられていない(一点鎖線の内側の配線パ
ターンの図示は省略している)。一方、図22に示すよ
うに、裏側では、コネクタ配置領域94の裏面も含めて
ほぼ全域に配線パターンが設けられていて(一点鎖線の
内側の配線パターンの図示は省略している)、コネクタ
92a〜92eは裏側の配線パターンに接続されてい
る。
【0086】この制御基板90を用いれば、図23に示
すように、下箱部96にて制御基板90の裏側全域を覆
い、上箱部98にては表側のコネクタ配置領域94を除
く部分を覆って、コネクタ92a〜92eを露出させる
ことができる。その際にコネクタ92a〜92eと共に
露出されるコネクタ配置領域94には配線パターンが存
在しないから、配線パターンの一部を変更したり、一部
の部品を交換あるいは追加するような、不正な改変を確
実に防止できる。なお、上箱部98及び下箱部96は透
明なポリカーボネート製である。また、下箱部96には
実施例1と同様に、導電性フィルム(図示は省略)が貼
られているので、実施例1と同様の電磁波シールド並び
に静電気除去効果を発揮できる。
【0087】以上、実施例に従って、本発明の実施の形
態について説明したが、本発明はこのような実施例に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
でさまざまに実施できることは言うまでもない。例え
ば、上記の実施例では制御基板ボックスを透明なポリカ
ーボネート製としているが、他の材料、例えば透明なポ
リプロピレンやABS等を用いることができる。また、
これら以外でも必要に応じた透明性と強度とがあれば特
に限定なく使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の制御基板ボックスの分解斜視図で
ある。
【図2】 実施例1の制御基板ボックスの下箱部の左半
部の平面図である。
【図3】 図2におけるA−A線に沿った部分断面図で
ある。
【図4】 図2におけるB−B線に沿った部分断面図で
ある。
【図5】 実施例1の制御基板ボックスのコネクタガイ
ドの短辺に沿った部分断面図である。
【図6】 変形例1のコネクタガイドの斜視図である。
【図7】 実施例2の制御基板ボックスを開放した状態
の斜視図である。
【図8】 実施例2の制御基板ボックスを閉鎖した状態
の斜視図である。
【図9】 実施例2の制御基板ボックスの上箱部の一部
平面図である。
【図10】 実施例2の制御基板ボックスの図8におけ
るC−C線に沿った部分断面図である。
【図11】 実施例3の成型金型を型閉した際の断面図
である。
【図12】 実施例3の成型金型の型開(型閉)途中の
状態の断面図である。
【図13】 実施例3の成型金型を型開した際の断面図
である。
【図14】 実施例3の成型金型の上型本体及び上成型
部の下面図である。
【図15】 実施例3の成型金型の下型本体及び下成型
部の上面図である。
【図16】 図11のD部分の拡大図である。
【図17】 変形例2の成形金型において替入子を取外
した状態の説明図である。
【図18】 変形例2の成形金型において替入子を装着
した状態の説明図である。
【図19】 変形例2の成形金型の型閉時の説明図であ
る。
【図20】 変形例2の成形金型の型開時の説明図であ
る。
【図21】 実施例4の制御基板の平面図である。
【図22】 実施例4の制御基板の裏面図である。
【図23】 実施例4の制御基板を収容する制御基板ボ
ックスの構造の説明図である。
【符号の説明】
10…制御基板 10a…制御基板 12…コネク
タ 14…制御基板ボックス 16…上箱部(箱部材) 18…下箱部(箱部材) 20…コネクタガイド 20a〜20h…コネクタ孔 22…コネクタ通過孔 30…ビス通(連結手段) 32…ビス通(連結手
段) 42…ビス受(連結手段) 44…ビス受(連結手
段) 80…コネクタガイド 80a〜80e…コネクタ孔 90…制御基板 92a〜92e…コネクタ 94…コネクタ配置領域 96…下箱部 98…上箱部 104…制御基板ボックス 106…上箱部(箱部材、
有孔箱部材) 108…下箱部(箱部材、相手方箱部材) 132…ビス通(連結手段) 144…ビス受(連結手段) 152…ビス通(連結
手段) 153…ビス受(連結手段) 160…コネクタ孔 160a〜160d…コネクタ孔 170…上型(外
面型) 172…下型(内面型) 174…替入子(コネクタ
孔型) 176…上キャビティ面 186…下キャビティ面 188…替入子受 190…貫通部 192…キャ
ビティ 200…成形金型 203…上型本体 205…上
成型部(外面型) 205a…上キャビティ面 207…下成型部(内面
型) 207a…下キャビティ面 209…替入子 209c…コネクタ孔形成部材 211…下型本体
217…固定部 230…キャビティ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機の制御基板を収容する制御基板ボ
    ックスにおいて、 前記制御基板に取付けられたコネクタの外周形状に沿っ
    た形状のコネクタ孔を有するコネクタガイドと、 互いの凹部側を対面させて接合される第1及び第2の箱
    部材と、 該第1及び第2の箱部材を接合した状態で連結する連結
    手段とを備え、 前記コネクタ孔に前記コネクタを貫通させた前記コネク
    タガイドを前記コネクタは外部に露呈させて前記第1及
    び第2の箱部材間に挟んで前記第1及び第2の箱部材間
    に前記制御基板を収容し、前記第1及び第2の箱部材を
    前記連結手段により連結することで閉鎖されることを特
    徴とする制御基板ボックス。
  2. 【請求項2】 互いに接合される第1及び第2の箱部材
    と、該第1及び第2の箱部材を接合した状態で連結する
    連結手段とを備え、前記接合された第1及び第2の箱部
    材間に遊技機の制御基板を収容する制御基板ボックスに
    おいて、 前記第1または第2の箱部材の一方に、前記制御基板に
    取付けられたコネクタの外周形状に沿った形状のコネク
    タ孔を設けたことを特徴とする制御基板ボックス。
  3. 【請求項3】 互いに接合される第1及び第2の箱部材
    間に遊技機の制御基板を収容する制御基板ボックスの前
    記第1または第2の箱部材であって、前記制御基板に取
    付けられたコネクタの外周形状に沿った形状のコネクタ
    孔を有する有孔箱部材を成形するための成形金型におい
    て、 前記コネクタ孔を形成するために型閉時にキャビティを
    貫通する貫通部を含むコネクタ孔型を、前記有孔箱部材
    の内面側の形状に整合する内面型と前記有孔箱部材の外
    面側の形状に整合する外面型との一方に着脱自在とした
    ことを特徴とする成形金型。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の成形金型を使用して請求
    項3に記載される有孔箱部材を射出成形するに当たっ
    て、 前記コネクタ孔の形状、個数または配置に応じて準備さ
    れる前記コネクタ孔型を前記内面型または外面型の一方
    に装着して射出成形することを特徴とする射出成形方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の射出成形方法により射出
    成形された有孔箱部材と、 該有孔箱部材と接合され前記有孔箱部材との間に遊技機
    の制御基板を収容する空間を形成する相手方箱部材と、 前記有孔箱部材と相手方箱部材とを接合した状態で連結
    する連結手段とを備えることを特徴とする制御基板ボッ
    クス。
  6. 【請求項6】 一方の面の一部を、配線パターンは設け
    られずコネクタのみが取付けられるコネクタ配置領域と
    したことを特徴とする遊技機の制御基板。
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