JPH11225808A - テープ付きファスナー類とその製造方法及び装置 - Google Patents

テープ付きファスナー類とその製造方法及び装置

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JPH11225808A
JPH11225808A JP3170198A JP3170198A JPH11225808A JP H11225808 A JPH11225808 A JP H11225808A JP 3170198 A JP3170198 A JP 3170198A JP 3170198 A JP3170198 A JP 3170198A JP H11225808 A JPH11225808 A JP H11225808A
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tape
fastener
fasteners
mold
tapes
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JP3170198A
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English (en)
Inventor
Shunji Akashi
俊次 明石
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YKK Corp
Original Assignee
YKK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ファスナーの全域にわたって均等な強度が確保
されるとともに、その表面に任意の模様などを自由に付
すことができ、しかも肉厚を必要最小限に規定し得るテ
ープ付きファスナー類とその製造方法及び装置を提供す
る。 【解決手段】熱可塑性合成樹脂材料からなるファスナー
類(11)を、テープ類に穿設した取付孔(11a) を介して、
その表裏面に一体成形して得られるテープ付きファスナ
ー類にあって、前記テープ類(11)の取付孔(11a) の周辺
が実質上前記ファスナー類内部の同一平面上となるよう
に配され、前記ファスナー類(12,13,14,15,16)と前記テ
ープ類(11)の取付孔(11a) 周辺との接合固着が同取付孔
(11a) の周辺固着部の全域にわたって実質的になされて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープ類に設けた
取付孔を介して前記テープ類の表裏面に、熱可塑性合成
樹脂材料からるスナップファスナー、面ファスナーの雄
係合部材、鳩目、鉤状係着部材などのファスナー類を一
体成形により固着したテープ付きファスナー類と、その
製造方法及び製造装置に関し、詳しくは、前記テープ類
の取付孔周辺が極端に波打つことなく、均等な接合力と
ファスナー自体の強度とを確保して固着され、且つその
表面に任意の模様などを成形と同時に形成可能としたテ
ープ付きファスナー類、その製造方法及び製造装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の熱可塑性の合成樹脂材料を使用し
たテープ付きファスナー類としては、例えば米国特許第
2,821,764号明細書に開示されているようなテ
ープに鳩目が一体に成形されたテープ付き鳩目が知られ
ている。その製造方法によれば、テープと鳩目との結合
力を優れたものにするために、ファスナー取付兼紐挿通
用の孔を構成する取付孔の周辺に更に複数の小孔を穿
ち、テープの表裏面に前記取付孔を介して一体成形され
る鳩目本体を、更に前記小孔を通じて成形される脚部に
より強固に固着している。
【0003】また、同明細書の記載によれば、成形にあ
たりテープの前記取付孔周辺が大きく波打ち或いは偏り
が発生することを防止する手段(以下、波打ち防止手段
という。)をも有している。この手段は、可動型及び固
定型に形成された鳩目成形用のキャビテイの内部にあっ
て、前記テープの取付孔周辺部が挿入される部位に、そ
れぞれのキャビティの内面から相対して突出する複数の
ピン部材からなり、該ピン部材によりテープの前記取付
孔周辺を挟持し、その状態で溶融樹脂材料を射出してテ
ープの前記取付孔周辺に鳩目を成形一体化している。か
かる波打ち防止手段と同一の構成が、例えば特開昭62
−155805号公報にも開示されている。
【0004】こうした波打ち防止手段により、前記取付
孔の周辺においてテープ類が大きく波打つことなく、或
いは孔方向に大きく偏ってファスナー類が成形されるこ
とがなくなり、従ってファスナー類を肉厚に成形せずと
もテープの取付孔周辺が成形ファスナー類の表面に露出
せず、経済性に加えてファスナーファスナーの外観が好
ましいものとなり、しかも薄手のファスナー類が得られ
るというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかして、上記米国特
許第2,821,764号明細書及び特開昭62−15
5805号公報に開示されたテープ付きファスナー類の
製造にあっては、前記キャビティ内面に、前記テープ類
の取付孔を囲むようにして複数個のピン部材が突設さ
れ、ファスナー類の成形時には突設された前記ピン部材
をもって前記取付孔の周辺部にあるテープ部分を上下か
ら挟持するため、同ピン部材による挟持痕孔が鳩目の表
裏面からテープ面にかけて形成されることになり、挟持
痕孔の内部にテープ面が直かに見え、それだけでも意匠
的に好ましくないばかりでなく、前記挟持痕の存在は鳩
目表面に所望の模様や文字などを施そうとする場合の弊
害となり、しかもこの挟持痕は鳩目本体の強度低下を招
き、その強度を確保するにはファスナー類を必要以上に
肉厚とせざるを得ない。
【0006】更に、前記ピン部材は加工精度が要求され
るキャビティの内面に直接突設されるため、このピン部
材に対しても極めて高い加工精度が要求され、万一、設
計どおりの加工がなされない場合には、テープの前記取
付孔を金型のキャビティにセットし、型閉がなされたと
きに対向するピン部材同士によって取付孔周辺のテープ
部分が確実に挟持されない場合が生じて、取付孔周辺を
水平に保持できなくなる恐れがあるばかりでなく、場合
によっては完全な型閉がなされず、成形品回りにバリが
形成されかねない。
【0007】本発明は、かかる課題を解決すべくなされ
たものであり、この種のテープ付きファスナー類におい
て、ファスナーの全域にわたって均等な強度が確保され
るとともに、その表面に任意の模様などを自由に付すこ
とができ、しかも肉厚を必要最小限に規定し得るテープ
付きファスナー類とその製造方法及び装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明のテー
プ付きファスナー類は、請求項1〜6に記載された構成
を備え、それらのテープ付きファスナーは、請求項7に
係る製造方法、並びに請求項8〜13に係る製造装置に
より効率的に製造される。
【0009】請求項1に係る発明は、熱可塑性合成樹脂
材料からなるファスナー類を、テープ類に穿設した取付
孔を介して、その表裏面に一体成形して得られるテープ
付きファスナー類にあって、前記テープ類の取付孔周辺
が前記ファスナー類内部に実質的に同一平面上となるよ
うに配され、前記ファスナー類と前記テープ類の取付孔
周辺との接合固着が同取付孔の周辺固着部の全域にわた
って実質的になされていることを特徴としている。
【0010】この種の成形によりテープ類に一体に成形
されるファスナー類は、テープ類に形成された取付孔を
中心に、その周辺表裏面に成形一体化されて固着される
ものであるが、既述したとおり、従来のテープ付きファ
スナー類にあっては、成形時にキャビティ内面から突出
させたピン部材によりテープ類を挟持し、その状態で溶
融樹脂材料が射出されて成形される。そのため、ファス
ナー類にはテープ類の表裏面に達する挟持痕である複数
個の孔が形成されることになる。そのため、ファスナー
類に局部的な脆弱部分ができ、強度的に問題があり、こ
れを避けようとするとファスナー類を必要以上に肉厚と
しなければならず、感触及び取り扱いにくくなり、更に
はファスナー表面に模様などを形成しようとするとき、
前記挟持痕である孔が任意に模様を形成することを阻害
する。
【0011】これに反して、本発明によれば、前述のよ
うな構成を備えているため、ファスナー類の必要な強度
が全面で均等に得られ、しかもファスナー表面には上記
挟持痕孔が形成されないため、成形によるか否かに関わ
らず、任意の模様や文字を付すことが可能となる。
【0012】請求項2〜請求項6に係る発明は、前記フ
ァスナー類及び任意の模様などが付されたそれらのファ
スナー類を規定している。前記ファスナー類には、雄係
着部材と雌係着部材とからなるスナップファスナー、典
型的には相手方の繊維製ループと係合する平板状基材表
面に多数のフック片を有する雄面ファスナー、相手方の
ループに係着する鉤(フック)状係着部材、中心部の孔
内に紐などが通されて固定される鳩目等を挙げることが
できる。
【0013】これらのテープ付きファスナー類は、連続
的な射出成形によって前記熱可塑性合成樹脂材からなる
成形体をテープ類に固着することにより製造できる。請
求項7は、その好ましい製造方法を規定している。請求
項7に係る発明によれば、長尺の前記テープ類を可動型
と固定型との間に連続的に供給し、同テープ類に形成さ
れた取付孔を、所望のファスナー類に対応する形状を有
する前記可動型及び固定型に刻設されたキャビティ内の
中央に位置決めし、同キャビティ内に溶融樹脂を射出
し、前記ファスナー類をテープ類の前記取付孔周辺の表
裏面に成形一体化してテープ付きファスナー類を製造す
る方法にあって、前記可動型及び固定型の型閉時に、前
記キャビテイ周辺部において、テープ緊張付勢手段によ
り前記テープ類を取付孔の放射方向に緊張させて、前記
取付孔周縁部分における極端な波打ち変形の発生を防止
する。
【0014】かかる製造方法により、金型のキャビティ
内に挿入され、取付孔が前記キャビティの中央に位置決
めされて停止するテープ類には、前記金型の型閉時に、
可動型と固定型のキャビティ周辺部に設けられた前記テ
ープ緊張付勢手段により、テープ類を、自動的に前記取
付孔を中心として放射方向に緊張させ、溶融樹脂の導入
圧による影響を回避させて、その波打ちなどの形態変動
を極力抑制する。
【0015】また、前記テープ緊張付勢手段がキャビテ
ィの周辺部に配されることにより、キャビティの形状
は、本来あるべきファスナー形状に沿って忠実に刻設す
ることができ、従って従来のようにファスナー類の表裏
面にテープ類まで達するピン部材による挟持痕孔が形成
されることがない。このことは、既述したとおりファス
ナーを必要最小限の薄さに成形し得て、しかもその強度
がファスナー類の全面においてほぼ均等に分布すること
になり、局部的な脆弱部分が生じないことを意味してい
る。更に、成形ファスナー類の表面には前述の挟持痕孔
が形成されないため、任意の模様や文字などを成形と同
時に或いは成形後に自由に付すことが可能となる。
【0016】前述のテープ付きファスナー類の製造方法
は、本件請求項8〜13に係る装置発明により実施され
る。請求項8に係る発明は、取付孔が形成されたテープ
類の表裏面に、前記取付孔を通して合成樹脂製のファス
ナー類を成形一体化するテープ付きファスナー類の製造
装置であって、所望のファスナー類の形状に刻設された
キャビティを有する可動型と固定型とからなる金型と、
前記キャビティの外周域に設けられ、前記キャビティの
中央部に前記取付孔を位置決めして導入されるテープ類
を前記取付孔の放射方向に緊張させるテープ類の緊張付
勢手段とを備えてなることを特徴としている。
【0017】前記緊張付勢手段が可動型及び固定型のキ
ャビティ周辺部に設けられているため、型閉時に自動的
にテープ類を取付孔を中心として、その放射方向に緊張
する。この緊張によりキャビティ内に位置決めされた取
付孔の周辺テープ部分は全方向に引っ張られ、ほぼ同一
平面を維持するとともに射出による導入樹脂圧によって
もその形態が十分に保持され、極端な形態変動を招くこ
とがない。そして、同緊張付勢手段を金型と一体に設け
ることで可動型と固定型の型閉め及び型開時におけるテ
ープ類に対する緊張及び開放が自動的になし得て、その
ために格別の操作を必要としない。
【0018】請求項9〜請求項12は、前記テープ類の
緊張付勢手段の具体的態様を規定している。請求項9に
係る発明にあっては、前記テープ類への緊張付勢手段
が、前記可動型又は固定型のいずれかに弾性的に支持さ
れて型面から突出する所望数のピンと、前記固定型又は
可動型のいずれかの前記ピンと対応する部位に形成さ
れ、前記ピンの侵入を許容する複数の凹部とを備えてい
る。
【0019】いま、型閉がなされるとき、キャビティの
周辺部においてピンがテープ類を凹部に向けて弾性的に
押し込み、型閉が終了するときその押し込み力とテープ
の緊張力とが均衡するとともに、金型のテープインサー
ト面がテープ類を押圧挟持する。このときの押し込み力
とテープの緊張力との均衡は、前記ピンに付勢する弾性
力により決まる。
【0020】請求項10に係る発明は、前記可動型又は
固定型のいずれかのキャビティ周辺に弾性的に支持され
て型面から突出するリング状突条と、前記リング状突条
に対応する前記固定型又は可動型のいずれかの型面に形
成され、前記突条の侵入を許容するリング状凹部とを備
えている。この発明によれば、リング状突条がテープ類
の取付孔を中心として、その周辺のテープ部分をリング
状に押圧して緊張させるため、取付孔周辺に均等に緊張
力が作用する。
【0021】請求項11に係る発明は、前記凹部又はリ
ング状凹部が型表面方向に拡径するテーパ面を有してお
り、上記ピンがテープ類を介してそれらの凹部に侵入し
てくるとき、凹部が型表面に向けてテーパ面とされてい
るためテープ類には極端な曲げ応力が作用せず、応力を
分散させて穏やかに緊張させることができる。
【0022】請求項12に係る発明は、前記テープ類へ
の緊張付勢手段が、前記可動型又は固定型のいずれかの
キャビティ周辺に直接突設されたリング状の突設リブ
と、同突設リブに対応する前記固定型又は可動型のいず
れかの型面に形成され、前記突条の侵入を許容するリン
グ状凹部とを備えている。この場合、好適には前記突設
リブとリング状凹部との各断面が略相似形とすることに
より、キャビティの周辺テープ部分を可動型と固定型を
もって緊張挟持するため、成形時におけるテープ類のず
れが生じず、安定した成形が可能となる。
【0023】請求項13に係る発明は、上記テープ類へ
の緊張付勢手段の外周に、更にテープ類押え手段を有し
ている。前記緊張力付勢手段が基本的に突部と凹部との
嵌合構造を利用するものであるため、嵌合時にテープ類
には大きな緊張力が作用することがあり、そのため前記
緊張付勢手段の内外周辺のテープ部分に予期せぬ変形が
生じやすい。この発明は、そうした不具合を解消するも
のであり、緊張付勢手段の外周部において余剰な緊張力
を緩和する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図示実施例に基づいて具体的に説明する。図1はテー
プ付きファスナー類のファスナーがスナップファスナー
の雌部材である本発明の代表的な実施例を示す部分断面
図、図2は同雄部材の部分断面図、図3はテープ付きス
ナップファスナーの全体斜視図である。
【0025】これらの図からも明らかなように、本発明
に係るテープ付きファスナー類の基本構造は、繊維製テ
ープや合成樹脂製テープなどのテープ類に穿設された取
付孔を中心として、テープ類の表裏面にインサート成形
により一体的に射出成形される熱可塑性合成樹脂製のテ
ープ付き成形ファスナー類から構成される。ここで熱可
塑性合成樹脂としては、ポリアセタール、ポリエチレ
ン、及びナイロンなどが挙げられる。
【0026】図1に示す実施例にあっては、テープ類と
して織成又は編成により得られる繊維製のテープ11が
使用され、所定の間隔でテープ中央の長手方向に沿って
複数の取付孔11aが形成されている。比較的薄い雌ス
ナップファスナー12は、その中心に係合孔12aを有
している。当該係合孔12aは、前記雌スナップファス
ナー12を貫通して延びており、その係合孔12aの中
間部は小径部12bとされている。
【0027】前記ファスナー12の内部で一体化される
取付孔11aの周辺のテープ部分11′は、僅かに波打
つものの後述する本発明の製法により略同一平面が維持
されて、同ファスナー12と全面で接合一体化してい
る。また、同ファスナー12の表裏面には連続模様であ
るリング状溝12cが形成されている。
【0028】かかる構成は、前記テープ11とファスナ
ー12との固着がファスナー12の全体に均等になされ
ることを意味しており、そのため両者間の結合が局部的
なものでなく全体的に均等な固着強度とファスナー強度
が確保されることになる。また、成形時にあって従来の
ようにキャビティ内から突出するテープ11の挟持ピン
などがないため、成形後のファスナー12の表裏面には
前記ピンなどによるテープ11の表裏面に達する挟持痕
孔などが形成されず、同ファスナー表面の所望の部位に
前述のような連続模様や任意の模様を付すことができ
る。この模様などの付与は、ファスナーの成形時に同時
に付与することもできるが、成形後に改めて彩色や刻印
などにより付与することもできる。
【0029】図2は、前記雌スナップファスナー12と
スナップ係脱する雄スナップファスナー13の実施例を
示している。同雄スナップファスナー13は、ファスナ
ー本体13aの中心から柱部13bが突出し、その柱部
13bの先端部に径方向に膨出する係脱頭部13cを有
している。この係脱頭部13cから前記柱部13bの一
部にかけて2分割され、前記係脱頭部13cに径方向の
弾性変形を可能にしている。すなわち、前記係脱頭部1
3bは上記雌スナップファスナー12の係合孔12aに
挿入され、その挿入時に前記係脱頭部13bが弾性的に
縮径して前記係合孔12aの小径部12bを乗り越え、
弾性復帰して雌スナップファスナー12に係着する。雌
スナップファスナー12を雄スナップファスナー13か
ら離脱させるときは、両者を引き離すようにすると、雄
スナップファスナー13の係脱頭部13bを弾性変形さ
せて所要の離脱力で抜脱させることができる。
【0030】図3に示すように、 この雄スナップファ
スナー13にあっても、前述の雌スナップファスナー1
2と同様に、そのテープ11の取付孔周辺と全面的に接
合一体化するとともに、その表面に任意の模様などを付
すことができるため、ファスナー本体13aの肉厚を必
要最小限まで薄くし得て、しかもファスナー取付強度及
びファスナー強度、並びに多様な意匠効果が期待でき
る。
【0031】かかる構成を備えたテープ付きスナップフ
ァスナーは、本発明の同ファスナー類の製造装置により
製造できる。これを、図4に示す雌スナップファスナー
の製造装置を代表的な実施例として具体的に説明する。
【0032】同図において、固定型21と可動型22は
ガイドロッド23に支持され、前記可動型22がガイド
ロッド23に案内されて固定型21に向けて進退可能に
設置されている。前記可動金型22は可動側取付板24
に固定されており、前記可動金型22と可動側取付板2
4との間にエジャクタプレート25が介装され、同エジ
ェクタプレート25を図示せぬシリンダを作動させるこ
とによりエジェクタピン25aを可動金型22のキャビ
ティ22a内に突出し、或いは同キャビティ22aから
型内に退入する。
【0033】前記固定型21は図示せぬ固定側取付板に
固定され、同固定側取付板に形成されたスプルーからラ
ンナーを介してピンポイントゲート21bに通じる溶融
樹脂の導入路が形成されており、そのピンポイントゲー
ト21bが固定型21のキャビティ21aに開口してい
る。本実施例によれば、前記ピンポイントゲート21b
は前記キャビティ21aの外周縁の一部に連通されてい
る。また、前記キャビティ21aの形状はリング状をな
しており、その内面形状は既述した雌スナップファスナ
ー12を2つに分割した部分の外郭形状に等しい。一方
の上記可動型22の成形面にも、前記固定型21のキャ
ビティ21aと鏡面対象で同一形状のキャビティ22a
が形成されている。
【0034】更に本発明にあっては、前記キャビティ2
1a及び22aの周辺に本発明の特徴部をなすテープ緊
張付勢手段が配されている。図示例によれば、前記テー
プ緊張付勢手段は、前記固定型21に取り付けられたテ
ープ緊張ピン26と前記可動型22の前記テープ緊張ピ
ン26に対向して形成されたテープ緊張ピン受け凹部2
7とからなる。
【0035】前記テープ緊張ピン26は前記固定型21
のキャビティ21aの外周辺部に沿って所要の間隔をお
いて複数設けられている。すなわち、前記テープ緊張ピ
ン26は略中央にフランジ26aを有しており、前記固
定型21のピン取付位置に形成された段付き摺動孔21
cに固定型21の裏面側の大径孔部から差し込み、その
大径孔部の開放端を閉塞部材26a’をもって閉塞固定
する。そして、前記テープ緊張ピン26のフランジ26
aと前記閉塞部材26a’との間に圧縮スプリング26
bを介装している。その結果、前記テープ緊張ピン26
は前記圧縮スプリング26bの付勢により常には前記固
定型21のパーティング面21dから外側に突出してい
る。
【0036】一方、前記テープ緊張ピン受け凹部27は
上記可動型22のキャビィティ22aの周辺部にあって
前記テープ緊張ピン26と相対するパーティング面22
dに形成されている。このパーティング面22dは上記
テープ11の挿入路をも兼用するため、可動型22の表
面と段差をもってテープ11の厚さ分だけ一段低く形成
されている。前記テープ緊張ピン受け凹部27は前記リ
ング状キャビティ22aの中心に向けて長い長孔を前記
パーティング面22dに開口させており、その長孔内は
奥に向けて孔径を漸次減少させた盲孔となっている。
【0037】かかる構成を備えたテープ付き雌スナップ
ファスナーの製造装置による上記雌スナップファスナー
11の製造工程を図5及び図6に基づいて具体的に説明
する。所定のピッチで取付孔11aが形成された長尺の
テープ11を固定型21と可動型22の間に間欠的に供
給し、図5に示すように成形部位にあたる取付孔11a
を前記各金型21,22のキャビティ21a及び22a
の中央部に位置するよう位置決めして停止する。次い
で、可動型22がガイドロッド23に案内されて移動
し、型閉がなされる。このとき、可動型22に押されて
テープ11が固定型21のキャビティ周辺から突出する
テープ緊張ピン26に当接するとともに、図6に示すよ
うに同テープ緊張ピン26がテープ11を介して可動型
22に形成された対応するテープ緊張ピン受け凹部27
に侵入し、テープ11を同テープ緊張ピン26により圧
縮スプリング26bの付勢力をもって取付孔11aを中
心として放射方向に緊張させる。前記テープ緊張ピン受
け凹部27は孔底から開口に向けて断面積が漸増するテ
ーパ面とされているため、テープ11が圧縮スプリング
26bの付勢力と均衡状態にある前記緊張時にもテープ
11は前記テープ緊張ピン受け凹部27の開口で極端に
変形せず、前記緊張によってもテープ11に損傷はな
い。
【0038】前記型閉の終了時には前記緊張状態を維持
しながら、テープ11の上記キャビティ21a,22a
の周辺部分を固定型21及び可動型22により強力に挟
持される。この型閉が終了すると、射出がなされてピン
ポイントゲート21bから前記キャビティ21a,22
aの内部に溶融樹脂が導入される。この溶融樹脂の導入
時には、キャビティの内部に延在するテープ部分が前述
のように緊張状態にはあるものの、溶融樹脂の流動圧に
より取付孔11aの周辺が僅かに樹脂の流れ方向に偏
り、或いは波打ちはするものの、キャビティ22aの内
面に当接するまで偏ることはなく、テープ11を表裏面
から確実に挟着した図1に示す形態をもつ雌スナップフ
ァスナー12がテープ11に一体化して成形される。こ
うして成形が終了すると、エジェクタープレート25が
作動してエジャクターピン25aが成形品を突き出す。
【0039】図7は、前記実施例の変形例を示してお
り、この変形例では同図に示すように固定型21に設け
られた複数の上記テープ緊張ピン26の更に外周に同様
の構造をもち突出方向に付勢されるテープ押えピン28
が設けられている。可動型22の前記テープ押えピン2
8に対応する部位は単なる平坦面とされている。このテ
ープ押えピン28は、テープ11が前記テープ緊張ピン
26によりその外周方向においても緊張させられるの
で、それによる皺の発生等テープ類の波打ちなどを防ぎ
安定した緊張力の付勢を行うことができるようにする。
【0040】図8は、本発明装置の他の実施例を示して
おり、この変形例にあっては複数の上記テープ緊張ピン
26に代えて、上記キャビティ21aの外周部に複数の
テープ緊張用突条29を所定の間隔をおいて固定型21
のパーティング面21dに直接突設するとともに、対応
する可動型22のパーティング面22dには前記テープ
緊張用突起29が嵌合する形状を有する嵌合凹部30が
形成されている。この例では、前記テープ緊張用突条2
9及び嵌合凹部30は略三角形の縦断面形状を有してい
る。
【0041】図9は前記実施例の変形例を示しており、
同図に示す変形例によれば固定型21から突設された複
数の前記テープ緊張用突条29を連続させてリング状突
条29aを突設するとともに、その周辺に複数の上記テ
ープ押えピン28を配している。一方、前記可動型22
の対応するパーティング面22dにも前記リング状突条
29aと同様の断面形状を有するリング状の連続凹部3
0aを形成している。
【0042】なお、この変形例にあっても図7に示した
変形例と同様に、前記テープ押えピン28に対応する可
動型22のパーティング面22dは単に平坦面とされて
いる。
【0043】なお、図示は省略したが上記テープ緊張用
突条29及びリング状突条29aを固定型21とは別個
に形成し、これを固定型21のパーティング面21dの
内部で弾性的に支持し、その先端を同パーティング面2
1dから外部に突出させるようにしてもよい。また、図
示は省略するが上記テープ押えピン28に代えて、ピン
部材のテープ押え端にゴムなどの弾性材料を取り付けた
テープ押え弾性パッドを使用することもできる。
【0044】本発明におけるファスナー類としては、例
えば図10〜図12に示すように、合成樹脂製の鳩目1
4、鉤状係着部材15、面ファスナーの雄係合部材16
などが挙げられ、これらも上述のごときインサート成形
により、テープ類に一体に固着成形することが可能であ
る。前記鳩目14は例えばカーテン類のヘッダーテープ
と一体に成形され、前記鉤状係着部材15は例えばブラ
ジャーなどの締結テープ類と一体に成形され、前記面フ
ァスナーの雄係合部材16は例えばスポーツ衣料の前立
部に縫着されるテープ類に一体に成形される。
【0045】なお、前記ファスナー類が面ファスナー1
6のようにテープ類との固着面積が比較的広い平板状基
材16aなどの固着部分をもつ場合には、図12に示す
ようにテープ類のファスナー類固着部分に複数の取付孔
を形成することが望ましく、この場合にも固定型及び可
動型のキャビティ周辺部に、本発明の特徴部であるテー
プ類緊張付勢手段を設けることが肝要である。かかるテ
ープ付きファスナーの製造装置によれば、既述したよう
にファスナー類が必要最小限の肉厚に設定でき、しかも
ファスナー強度及びファスナー類のテープ類への十分な
取付強度も確保される。
【0046】ところで、ファスナー類の成形時には既述
したようにテープ類の取付孔周辺には緊張力が作用して
同取付孔が損傷しないように、取付孔の形成手段を選ぶ
必要がある。こうした点を考慮したテープ類に対する取
付孔の穿設手段としては、織物、編物等の繊維製テープ
にあっては押し切り加工が好ましく、合成繊維を含む繊
維製テープ、合成樹脂製テープなどではレーザ加工、超
音波加工など加工端縁の一部が溶着するため好ましい。
また、この取付孔形成手段をテープ供給路の射出成形金
型の上流側に設置し、前記射出成形手段と連動させるよ
うにするとよい。あるいは予め別工程でテープ類の所定
位置に取付孔を形成しておき、同テープ類を射出成形工
程に供給することもできる。
【0047】本発明に関する上記の説明は、本発明の好
ましい実施例にのみ関連するものであり、本発明は特許
請求の範囲に記載された発明の範囲を逸脱しない上記実
施例及び変形例の全ての修正及び変形例を含むことが意
図されていることを理解すべきである。
【0048】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明の製
造装置によれば、キャビティ内に挟持ピンなどの介在物
を介在させることなく、テープ類の取付孔周辺を偏位を
なくし水平に保持してファスナー類が成形できるため、
ファスナー成形体を必要最小限の肉厚に成形することが
できるとともに、成形体の外表面に不要な成形痕が残ら
ず、同表面に付そうとする模様や文字などが自由に選択
可能であり、美観的に優れた製品が得られる。また、更
にファスナーのテープ類に対する取付強度が確保される
と同時に、ファスナー強度も確保できるため、極めて耐
久性に富むものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテープ付きファスナー類のスナップフ
アスナーの場合における雌の部分断面図である。
【図2】同雄の部分断面図である。
【図3】テープ付きファスナー類のスナップファスナー
における全体斜視図である。
【図4】本発明のテープ付きファスナー類におけるスナ
ツプファスナーの雌の製造に使用する装置の要部を示し
た全体断面斜視図である。
【図5】同本発明のテープ付きファスナー類におけるス
ナップファスナーの雌の製造装置の全体横断面図であ
る。
【図6】同製造装置のテープ付きファスナー類における
スナツプフアスナーの雌の成形時の態様を示す図であ
る。
【図7】同装置の別の実施例の成形時の態様を示す図で
ある。
【図8】本発明のテープ付きファスナー類におけるスナ
ップフアスナーの雌の製造装置の別の実施例の成形時の
態様を示す図である。
【図9】同装置の別の実施例の成形時の態様を示す図で
ある。
【図10】本発明のテープ付ファスナー類における鳩目
の断面図である。
【図11】同鉤状係着部材の断面図である。
【図12】同面ファスナーの雄係合部材の断面図であ
る。
【符号の説明】
11 テープ類 11a 取付孔 11′ 周辺テープ部材 12 雌スナップファスナー 12a 係合孔 12b 小径部 12c リング状溝 13 雄スナップファスナー 13a ファスナー本体 13b 柱部 13c 係脱頭部 14 鳩目 15 鉤状係着部材 16 面ファスナーの雄係合部材 16a 平板状基材 21 固定型 21a,22a キャビティ 21b ピンポイントゲート 21c 段付き摺動孔 21d,22d パーティング面 22 可動型 23 ガイドロッド 24 可動側取付板 25 エジェクタープレート 25a エジェクターピン 26 テープ緊張ピン 26a フランジ 26a′ 閉塞部材 26b 圧縮スプリング 27 テープ緊張ピン受け凹部 28 テープ押えピン 29 テープ緊張用突状 29a リング状突条 30 嵌合部 30a リング状連続凹部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29C 45/14 B29C 45/14

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性合成樹脂材料からなるファスナ
    ー類を、テープ類に穿設した取付孔を介して、その表裏
    面に一体成形して得られるテープ付きファスナー類にあ
    って、前記テープ類(11)の取付孔(11a) の周辺が実質上
    前記ファスナー類内部の同一平面上となるように配さ
    れ、前記ファスナー類(12,13,14,15,16)と前記テープ類
    (11)の取付孔(11a) 周辺との接合固着が同取付孔(11a)
    の周辺固着部の全域にわたって実質的になされてなるこ
    とを特徴とするテープ付きファスナー類。
  2. 【請求項2】 前記ファスナー類が雄と雌とよりなるス
    ナップファスナー(12,13) であることを特徴とする請求
    項1記載のテープ付きファスナー類。
  3. 【請求項3】 前記ファスナー類は鳩目(14)であること
    を特徴とする請求項1記載のテープ付きファスナー類。
  4. 【請求項4】 前記ファスナー類は鉤状係着部材(15)で
    あることを特徴とする請求項1記載のテープ付きファス
    ナー類。
  5. 【請求項5】 前記ファスナー類は面ファスナー(16)で
    あることを特徴とする請求項1記載のテープ付きファス
    ナー類。
  6. 【請求項6】 前記ファスナー類の表裏面に任意の模様
    が付されてなる請求項1記載のテープ付きファスナー
    類。
  7. 【請求項7】 長尺の前記テープ類(11)を可動型(22)と
    固定型(21)との間に連続的に供給し、同テープ類(11)に
    形成された取付孔(11a) を、所望のファスナー類に対応
    する形状を有する前記可動型(22)及び固定型(21)に刻設
    されたキャビティ(22a,21a) 内の中央に位置決めし、同
    キャビティ(22a,21a) 内に溶融樹脂を射出し、前記ファ
    スナー類をテープ類(11)の前記取付孔(11a) 周辺の表裏
    面に成形一体化してテープ付きファスナー類を製造する
    方法にあって、 前記可動型(2) 及び固定型(21)の型閉時に、前記キャビ
    テイ周辺部において、テープ緊張付勢手段(26,27) によ
    り前記テープ類(11)を取付孔(11a) の放射方向に緊張さ
    せて、前記取付孔周縁部分における極端な波打ち変形の
    発生を防止することを特徴とするテープ付きファスナー
    類の製造方法。
  8. 【請求項8】 取付孔(11a) が形成されたテープ類(11)
    の表裏面に、前記取付孔(11a) を通して合成樹脂製のフ
    ァスナー類を成形一体化するテープ付きファスナー類の
    製造装置であって、 所望のファスナー類の形状に刻設されたキャビティ(22
    a,21a) を有する可動型(22)と固定型(21)とからなる金
    型と、前記キャビティ(22a,21a) の外周域に設けられ、
    前記キャビティ(22a,21a) の中央部に前記取付孔(11a)
    を位置決めして導入されるテープ類(11)を前記取付孔(1
    1a) の放射方向に緊張させる緊張付勢手段とを備えてな
    ることを特徴とするテープ付きファスナー類の製造装
    置。
  9. 【請求項9】 前記テープ類(11)への緊張付勢手段は、
    前記可動型(22)又は固定型(21)のいずれかに弾性的に支
    持されて型面から突出する所望数のピン(26)と、前記固
    定型(21)又は可動型(22)のいずれかの前記ピン(26)と対
    応する部位に形成され、前記ピン(26)の侵入を許容する
    複数の凹部(27)を備えてなる請求項8記載の製造装置。
  10. 【請求項10】前記テープ類への緊張付勢手段は、前記
    可動型(22)又は固定型(21)のいずれかのキャビティ周辺
    に弾性的に支持されて型面から突出するリング状突条(2
    9)と、前記リング状突条(29)に対応する前記固定型(21)
    又は可動型(22)のいずれかの型面に形成され、前記突条
    (29)の侵入を許容するリング状凹部(30)とを備えてなる
    請求項8記載の製造装置。
  11. 【請求項11】前記凹部(27,30) が型表面方向に拡径す
    るテーパ面を有してなる請求項9又は10記載の製造装
    置。
  12. 【請求項12】前記テープ類への緊張付勢手段は、前記
    可動型(22)又は固定型(21)のいずれかのキャビティ周辺
    に直接突設されたリング状の突設リブ(29a) と、同突設
    リブに対応する前記固定型(21)又は可動型(22)のいずれ
    かの型面に形成され、前記突条の侵入を許容するリング
    状凹部(30a) とを備えてなる請求項8記載の製造装置。
  13. 【請求項13】前記テープ類(11)への緊張付勢手段の外
    周に、更にテープ類押え手段(28)を有してなる請求項8
    〜12記載の製造装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016112842A (ja) * 2014-12-17 2016-06-23 ポリプラスチックス株式会社 複合成形体及びその製造方法
CN113681818A (zh) * 2021-08-27 2021-11-23 晋江市银鑫拉链织造有限公司 一种具有反光片的松紧带拉片的制备方法

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JP2016112842A (ja) * 2014-12-17 2016-06-23 ポリプラスチックス株式会社 複合成形体及びその製造方法
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