JPH11225160A - 動画転送方法及びサーバ - Google Patents

動画転送方法及びサーバ

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JPH11225160A
JPH11225160A JP10024281A JP2428198A JPH11225160A JP H11225160 A JPH11225160 A JP H11225160A JP 10024281 A JP10024281 A JP 10024281A JP 2428198 A JP2428198 A JP 2428198A JP H11225160 A JPH11225160 A JP H11225160A
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JP
Japan
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frame
data
moving image
definition
frame data
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JP10024281A
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English (en)
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Yukio Nakada
幸男 中田
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Ultra High Speed Network and Computer Technology Laboratories
Original Assignee
Ultra High Speed Network and Computer Technology Laboratories
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークの負荷状況に応じた遅延の無い
動画データ転送を実現する。 【解決手段】 ネットワーク帯域幅計測部9は現在のネ
ットワークの帯域幅を計測する。判定部11は、帯域の
低下時にクライアントから画質優先モードが指定されて
いる場合は、フレームの送信間隔が広がるようにフレー
ム間隔パラメータpの値を増やす。また、帯域の低下時
に滑らかさ優先モードが指定されている場合は、フレー
ムの精細度が低下するようにフレーム精細度パラメータ
qの値を増やす。フレーム選択処理部7は、動画データ
格納部6に格納された動画データ中の精細度パラメータ
qのフレーム系列から、フレーム表示タイミングp×T
の間隔でフレームデータを取り出し、データ送信部8に
渡す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画データをサー
バからクライアントへ転送する場合に、ネットワークの
負荷に応じて動画データの構成を変化させる動画データ
転送方法及びサーバに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ内部における3次元データ
の表現形式として代表的なものとしては、ポリゴン形式
がある。ポリゴン形式では3次元物体を頂点座標、稜
線、面のデータで表現する。動画データはポリゴンデー
タを時系列的に並べて構成する。3次元動画データをサ
ーバに用意しておき、これをクライアントに転送し表示
する場合に、クライアントからの要求に基づいてサーバ
が3次元データを加工し、データ量を削減する方式が、
特開平6−149694号公報に分配データ受信選択方
式として開示されている。この分配データ受信選択方式
においては、分配ノードと端末間で画像データを送ると
しているが、分配ノードをサーバとしても同じことが言
える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−149694号公報に開示された分配データ受信選
択方式においては、ネットワークの負荷に応じて送信側
のデータ構成を変化させるようには構成されておらず、
あくまでクライアント側からの指示により、データの構
成を変化させるようになっている。そのため、ネットワ
ークの負荷が高くなった場合には、フレームを規定のタ
イミングで送信できなくなり、クライアントにおける動
画の表示が遅くなったり、動画が途切れたりするという
問題点があった。本発明は、上記問題点を解決するため
になされたものであり、ネットワークの負荷状況に応じ
た遅延の無い動画データ転送方法及びサーバを提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の動画転送方法
は、請求項1に記載のように、サーバに動画データを構
成する複数のフレームデータを用意し、サーバにおいて
ネットワークの帯域を常時計測し、高負荷によるネット
ワークの帯域の低下時には、前回の送信時より精細度の
低いフレームデータを選択してクライアントへ送るか、
あるいは同じ精細度のままフレームデータを間引いて送
るようにしたものである。このように、ネットワークの
帯域の低下時には、前回の送信時より精細度の低いフレ
ームデータを選択してクライアントへ送るか、あるいは
同じ精細度のままフレームデータを間引いて送るので、
転送する動画データの量を減らすことができる。また、
請求項2に記載のように、高負荷によるネットワークの
帯域の低下時に、クライアントから画質を優先するよう
に指定されている場合は、同じ精細度のままフレームデ
ータを間引いてクライアントへ送り、動きの滑らかさを
優先するように指定されている場合は、前回の送信時よ
り精細度の低いフレームデータを選択して送るようにし
たものである。また、請求項3に記載のように、上記サ
ーバに、動画データを構成する個々のフレームデータと
して高精細度のフレームデータを予め用意し、低精細度
のフレームデータが必要になったときに上記高精細度の
データから低精細度のデータを生成するか、あるいは動
画データを構成する個々のフレームデータとして精細度
の異なるフレームデータを予め用意するようにしたもの
である。
【0005】また、本発明のサーバは、請求項4に記載
のように、動画データを構成する複数のフレームデータ
を予め記憶する動画データ格納手段と、ネットワークの
帯域を常時計測するネットワーク帯域計測手段と、高負
荷によるネットワークの帯域の低下時には、前回の送信
時より精細度の低いフレームデータを選択してクライア
ントへ送るか、あるいは同じ精細度のままフレームデー
タを間引いて送るフレーム選択手段とを有するものであ
る。また、請求項5に記載のように、上記フレーム選択
手段は、高負荷によるネットワークの帯域の低下時に、
クライアントから画質を優先するように指定されている
場合は、同じ精細度のままフレームデータを間引いてク
ライアントへ送り、動きの滑らかさを優先するように指
定されている場合は、前回の送信時より精細度の低いフ
レームデータを選択して送るものである。また、請求項
6に記載のように、上記動画データ格納手段は、動画デ
ータを構成する個々のフレームデータとして高精細度の
フレームデータを予め記憶し、上記フレーム選択手段
は、低精細度のフレームデータが必要になったときに上
記高精細度のデータから低精細度のデータを生成し、あ
るいは上記動画データ格納手段は、動画データを構成す
る個々のフレームデータとして精細度の異なるフレーム
データを予め記憶しているものである。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施
の形態となるネットワークシステムの構成を示すブロッ
ク図である。同図において、1は動画データを蓄積して
いるサーバ、2はインターネットあるいはイントラネッ
トを構成する通信ネットワーク(以下、ネットワークと
略称する)、3,4,5は動画データを受信し表示する
クライアントである。サーバ1とクライアント3,4,
5は、ネットワーク2により接続されている。
【0007】図2はサーバ1の構成を示すブロック図で
ある。動画データ格納部6は、クライアント3〜5に送
信すべき動画データを記憶している。フレーム選択処理
部7は、動画データ格納部6に格納された動画データ中
のフレームデータを選択して取り出し、データ送信部8
へ渡す機能を持つ。データ送信部8は、フレーム選択処
理部7から渡されたフレームデータをネットワーク2へ
送信する。ネットワーク帯域幅計測部9は、ネットワー
クの実効帯域幅eを計測する。パラメータデータベース
10は、フレーム選択処理部7が各クライアントに対し
てフレームデータを送出する際に使用するフレーム間隔
パラメータp及びフレーム精細度パラメータqを記憶し
ている。なお、パラメータp,qの初期値は1である。
判定部11は、ネットワーク帯域幅eとパラメータp,
qとを比較し、その結果に基づいて新しいパラメータ
p,qを決定し、これらをパラメータデータベース10
に格納する。コマンド受信部12は、クライアント3,
4,5からのコマンドを受信し、表示モードデータベー
ス13は、受信コマンドによって指定された表示モード
を表す表示モード情報をクライアントごとに記憶する。
【0008】図3はクライアント3,4,5の構成を示
すブロック図である。データ受信部14は、サーバ1か
らフレームデータを受信し画像展開処理部15にそれを
渡す。画像展開処理部15は、受け取ったフレームデー
タを高速展開処理し、フレームバッファ16に格納す
る。フレームバッファ16に書き込まれたデータは、ラ
スタースキャンで読み出され、ディスプレイ17にグラ
フィックス画像として表示される。
【0009】一方、コマンド入力部18は、利用者から
の表示モードの指定コマンドを受けつけ、そのコマンド
をコマンド送信部19へ送る。コマンド送信部19は、
受け取ったコマンドをサーバ1へ送信する。
【0010】次に、動画データの構造について説明す
る。本実施の形態で用いる動画データの構造を図4に示
す。1つの動画データ30は、図4に示すように、時系
列的に並べられた複数の3次元静止画データ(フレーム
データ)Dから構成されている。ここでは、各静止画を
フレームと呼ぶ。3次元動画は、これらフレームを基本
フレーム表示タイミングTの間隔で連続表示することで
得られる。
【0011】また、動画データ30には、同じ画像を元
にした精細度の異なるフレームの系列31−1,31−
2,・・・31−nが用意されている。したがって、時
系列的に並べられた複数の3次元静止画データDは、図
4に示すD11〜D17,D21〜D27,Dn1〜Dn7のよう
に、系列31−1,31−2,・・・31−nごとに用
意されることになる。
【0012】3次元静止画データDとしては、例えば3
次元ポリゴンデータがある。3次元ポリゴンデータの場
合、低精細度の画像は、高精細度の画像からポリゴン数
を間引くことによって得ることができる。フレームの各
系列には、画像の精細度が高い順にq=1,2,3・・
・・と連続番号をつける。この番号qは、後述するフレ
ーム精細度パラメータqと同じものである。
【0013】そして、番号q=nの系列の3次元静止画
データDについては、番号q=1の系列の静止画データ
Dに比べて、データ量が1/nとなるようにポリゴン数
を減少させる。以上のような構造の動画データ30が動
画データ格納部6に格納されている。
【0014】次に、クライアントの利用者が動画の表示
モードを指定する方法について説明する。例えば、クラ
イアント3の利用者が表示モードを指定する場合、この
利用者は、クライアント3のコマンド入力部18に対し
て、画質(精細度)を優先するか、動きの滑らかさを優
先するかを指定する表示モード指定コマンドを入力す
る。
【0015】コマンド入力部18は、入力されたコマン
ドをコマンド送信部19に渡す。コマンド送信部19
は、受け取ったコマンドをサーバ1へ送る。サーバ1の
コマンド受信部12は、クライアント3から表示モード
指定コマンドを受け取ると、指定された表示モードを表
す表示モード情報を該コマンドを送信したクライアント
の番号と共に表示モードデータベース13に格納する。
【0016】次に、指定された表示モードに従って、サ
ーバがフレームを選択し、選択したフレームをクライア
ントに送る方法について、図5を参照して説明する。ネ
ットワーク帯域幅計測部9は、データ送信部8から送信
した3次元静止画データの長さとこのデータの送信に要
した時間とから、現在のネットワークの実効帯域幅(転
送可能帯域幅)eを求め、このネットワーク帯域幅eを
判定部11へ渡す(図5ステップ101)。
【0017】次に、判定部11は、クライアントから指
定された表示モードに従って、フレーム間隔パラメータ
p及びフレーム精細度パラメータqの新たな値を決定
し、パラメータデータベース10に格納された値を更新
する(ステップ102)。図6は判定部11の動作を説
明するためのフローチャート図である。
【0018】まず、判定部11は、ネットワーク帯域幅
計測部9から現在のネットワーク帯域幅eを取り込み
(図6ステップ201)、パラメータデータベース10
からフレーム間隔パラメータp及びフレーム精細度パラ
メータqを取り出す(ステップ202)。さらに、判定
部11は、データ転送先のクライアントに対応する表示
モード情報を表示モードデータベース13から取り出す
(ステップ203)。
【0019】次いで、判定部11は、表示モード情報が
画質優先モードを示しているか、滑らかさ優先モードを
示しているかを判定する(ステップ204)。表示モー
ドデータベース13から取り出した表示モード情報が画
質優先モードを示している場合、判定部11は、次式が
成立するか否かを判定する(ステップ205)。 e<R/p ・・・(1)
【0020】ここで、Rは、精細度1(q=1)のフレ
ームデータを基本フレーム表示タイミングTで連続して
送信するのに必要なネットワーク帯域幅である。判定部
11は、式(1)が成立すれば、p=p+1、すなわち
フレーム間隔パラメータpの値を1つ増やし、この加算
後のフレーム間隔パラメータpをパラメータデータベー
ス10に出力する(ステップ206)。これにより、パ
ラメータデータベース10に格納されたフレーム間隔パ
ラメータpが1加算された値に更新される。
【0021】また、判定部11は、式(1)が不成立
(すなわち、e≧R/pが成立)の場合、次式が成立す
るか否かを判定する(ステップ207)。 e≧R/(p−1) ・・・(2) 式(1)が不成立で、かつ式(2)が成立する場合、判
定部11は、p=p−1、すなわちフレーム間隔パラメ
ータpの値を1つ減らし、この減算後のフレーム間隔パ
ラメータpをパラメータデータベース10に出力する
(ステップ208)。これで、パラメータデータベース
10に格納されたフレーム間隔パラメータpが1減算さ
れた値に更新される。
【0022】そして、式(1)、式(2)が共に不成立
の場合、判定部11は、フレーム間隔パラメータpの値
を更新しない。一方、ステップ204において、表示モ
ードデータベース13から取り出した表示モード情報が
滑らかさ優先モードを示している場合、判定部11は、
次式が成立するか否かを判定する(ステップ209)。 e<R/q ・・・(3)
【0023】判定部11は、式(3)が成立すれば、q
=q+1、すなわちフレーム精細度パラメータqの値を
1つ増やし、この加算後のフレーム精細度パラメータq
をパラメータデータベース10に出力する(ステップ2
10)。これにより、パラメータデータベース10に格
納されたフレーム精細度パラメータqが1加算された値
に更新される。
【0024】また、判定部11は、式(3)が不成立
(すなわち、e≧R/qが成立)の場合、次式が成立す
るか否かを判定する(ステップ211)。 e≧R/(q−1) ・・・(4) 式(3)が不成立で、かつ式(4)が成立する場合、判
定部11は、q=q−1、すなわちフレーム精細度パラ
メータqの値を1つ減らし、この減算後のフレーム精細
度パラメータqをパラメータデータベース10に出力す
る(ステップ212)。これにより、パラメータデータ
ベース10に格納されたフレーム精細度パラメータqが
1減算された値に更新される。
【0025】そして、式(3)、式(4)が共に不成立
の場合、判定部11は、フレーム精細度パラメータqの
値を更新しない。以上で、ステップ102の判定部11
の動作が終了する。
【0026】次に、フレーム選択処理部7は、パラメー
タデータベース10からフレーム間隔パラメータp及び
フレーム精細度パラメータqを取り出す。続いて、フレ
ーム選択処理部7は、動画データ格納部6に格納された
動画データ30中の精細度パラメータqと等しい番号の
フレーム系列から、フレーム表示タイミングp×Tの間
隔で3次元静止画データDを取り出し、データ送信部8
に渡す(ステップ103)。
【0027】そして、データ送信部8は、フレーム選択
処理部7から受け取った3次元静止画データDをクライ
アント3に送信する(ステップ104)。以上のような
ネットワーク帯域幅計測部9、判定部11、フレーム選
択処理部7、データ送信部8の処理が1フレームごとに
行われる。なお、最初のデータ送信の際には、上述の方
法でネットワーク帯域幅eを求めることができないの
で、ネットワーク帯域幅eの初期値は、e≧R/p、e
≧R/qが成立する値(例えば、無限大)に設定されて
いる。
【0028】次に、画質優先モードにおける動画データ
の転送例を図7に示す。図7では、パラメータp,q=
1の状態でデータD11を送信した後、時刻t1において
式(1)が成立したため、フレーム間隔パラメータpが
1加算されて2となり、フレーム表示タイミング2Tの
間隔でデータD12,D14が順次送信される。このとき、
時刻t1からタイミングT後の位置にあるデータD13が
送信されることはなく、同様にデータD15の送信も行わ
れない。こうして、データの間引きが行われる。
【0029】続いて、時刻t2において、式(1)が不
成立で式(2)が成立したため、フレーム間隔パラメー
タpが1減算され、フレーム表示タイミングTの間隔で
データD16,D17が順次送信される。このように、表示
モードが画質優先モードである場合、ネットワーク帯域
幅が低下したときは送信フレームの送信間隔を広げて対
処する。
【0030】次に、滑らかさ優先モードにおける動画デ
ータの転送例を図8に示す。図8では、パラメータp,
q=1の状態でデータD11,D12を順次送信した後、時
刻t3において式(3)が成立したため、フレーム精細
度パラメータqが1加算されて2となり、q=2のフレ
ーム系列のデータD23,D24,D25が順次送信される。
【0031】続いて、時刻t4において、式(3)が不
成立で式(4)が成立したため、フレーム精細度パラメ
ータqが1減算され、q=1のフレーム系列のデータD
16,D17が順次送信される。このように、表示モードが
滑らかさ優先モードである場合、ネットワーク帯域幅が
低下したときは送信フレームの精細度を低下させて対処
する。
【0032】以上の説明からわかるように、本実施の形
態によれば、サーバ1にフレーム選択処理部7を設ける
ことにより、ネットワーク2の帯域幅が低下した場合
に、利用者からの表示モードの指定に従って、転送する
動画データの量を減少させるので、クライアント3,
4,5において動画を表示させる場合に、動画の表示が
遅れることが無い。
【0033】また、利用者からの表示モードの指定変更
が動画データの転送中に行われた場合、変更された表示
モード情報が表示モードデータベース13に格納され、
かつフレーム選択処理がフレーム単位で行われるので、
表示モードの変更はフレームデータの送信にすぐに反映
される。
【0034】なお、本実施の形態においては、表示モー
ドの指定が画質優先か動きの滑らかさ優先かの2者択一
の場合を示したが、両者を混在させる指定、例えば画質
優先度が20%、滑らかさ優先度が80%という指定も
可能である。このような指定に対応したデータ転送を行
うには、例えば、判定部11において、画質優先モード
に関するステップ205〜208の処理を5回に1回の
割合で行い、滑らかさ優先モードに関するステップ20
9〜212の処理を5回に4回の割合で行えばよい。
【0035】また、本実施の形態においては、動画デー
タ30中に高精細度から低精細度に至る全てのデータを
予め用意しておく例を示したが、これに限るものではな
く、高精細度データのみを予め用意しておき、低精細度
のデータは必要になったときに高精細度データからダイ
ナミックに生成するようにしても良い。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、請求項1又は4に記載
のように、高負荷によるネットワークの帯域の低下時に
は、前回の送信時より精細度の低いフレームデータを選
択してクライアントへ送るか、あるいは同じ精細度のま
まフレームデータを間引いて送ることにより、転送する
動画データの量を減らすことができるので、ネットワー
クの負荷が変動した場合においても、動画の表示が遅く
なったり、途切れたりすることが無くなる。
【0037】また、請求項2又は5に記載のように、高
負荷によるネットワークの帯域の低下時に、クライアン
トから画質を優先するように指定されている場合は、同
じ精細度のままフレームデータを間引いてクライアント
へ送り、動きの滑らかさを優先するように指定されてい
る場合は、前回の送信時より精細度の低いフレームデー
タを選択して送るようにしたので、利用者の利用目的に
応じた最適な動画の表示が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態となるネットワークシス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1のサーバの構成を示すブロック図であ
る。
【図3】 図1のクライアントの構成を示すブロック図
である。
【図4】 動画データの構造を示す図である。
【図5】 サーバの動作を説明するためのフローチャー
ト図である。
【図6】 サーバ内の判定部の動作を説明するためのフ
ローチャート図である。
【図7】 画質優先モードの場合の動画データの転送例
を示す図である。
【図8】 滑らかさ優先モードの場合の動画データの転
送例を示す図である。
【符号の説明】
1…サーバ、2…ネットワーク、3、4、5…クライア
ント、6…動画データ格納部、7…フレーム選択処理
部、8…データ送信部、9…ネットワーク帯域幅計測
部,10…パラメータデータベース、11…判定部、1
2…コマンド受信部、13…表示モードデータベース、
14…データ受信部、15…画像展開処理部、16…フ
レームバッファ、17…ディスプレイ、18…コマンド
入力部、19…コマンド送信部、30…動画データ、D
11〜D17,D21〜D27,Dn1〜Dn7…3次元静止画デー
タ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の動画転送方法
は、請求項1に記載のように、サーバに3次元動画デー
タを構成する複数のフレームデータを用意し、サーバに
おいてネットワークの帯域を常時計測し、高負荷による
ネットワークの帯域の低下時には、前回の送信時より精
細度の低いフレームデータを選択してクライアントへ送
るか、あるいは同じ精細度のままフレームデータを間引
いて送るようにしたものである。このように、ネットワ
ークの帯域の低下時には、前回の送信時より精細度の低
いフレームデータを選択してクライアントへ送るか、あ
るいは同じ精細度のままフレームデータを間引いて送る
ので、転送する動画データの量を減らすことができる。
また、請求項2に記載のように、高負荷によるネットワ
ークの帯域の低下時に、クライアントから画質を優先す
るように指定されている場合は、同じ精細度のままフレ
ームデータを間引いてクライアントへ送り、動きの滑ら
かさを優先するように指定されている場合は、前回の送
信時より精細度の低いフレームデータを選択して送るよ
うにしたものである
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】また、本発明のサーバは、請求項3に記載
のように、3次元動画データを構成する複数のフレーム
データを予め記憶する動画データ格納手段と、ネットワ
ークの帯域を常時計測するネットワーク帯域計測手段
と、高負荷によるネットワークの帯域の低下時には、前
回の送信時より精細度の低いフレームデータを選択して
クライアントへ送るか、あるいは同じ精細度のままフレ
ームデータを間引いて送るフレーム選択手段とを有する
ものである。また、請求項に記載のように、上記フレ
ーム選択手段は、高負荷によるネットワークの帯域の低
下時に、クライアントから画質を優先するように指定さ
れている場合は、同じ精細度のままフレームデータを間
引いてクライアントへ送り、動きの滑らかさを優先する
ように指定されている場合は、前回の送信時より精細度
の低いフレームデータを選択して送るものである

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバからクライアントへネットワーク
    を経由して3次元動画データを送る動画転送方法におい
    て、 サーバに動画データを構成する複数のフレームデータを
    用意し、 サーバにおいてネットワークの帯域を常時計測し、 高負荷によるネットワークの帯域の低下時には、前回の
    送信時より精細度の低いフレームデータを選択してクラ
    イアントへ送るか、あるいは同じ精細度のままフレーム
    データを間引いて送るようにしたことを特徴とする動画
    転送方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の動画転送方法において、 高負荷によるネットワークの帯域の低下時に、クライア
    ントから画質を優先するように指定されている場合は、
    同じ精細度のままフレームデータを間引いてクライアン
    トへ送り、動きの滑らかさを優先するように指定されて
    いる場合は、前回の送信時より精細度の低いフレームデ
    ータを選択して送るようにしたことを特徴とする動画転
    送方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の動画転送方法において、 前記サーバに、動画データを構成する個々のフレームデ
    ータとして高精細度のフレームデータを予め用意し、低
    精細度のフレームデータが必要になったときに前記高精
    細度のデータから低精細度のデータを生成するか、ある
    いは動画データを構成する個々のフレームデータとして
    精細度の異なるフレームデータを予め用意するようにし
    たことを特徴とする動画転送方法。
  4. 【請求項4】 ネットワークを経由してクライアントへ
    3次元動画データを送るサーバにおいて、 動画データを構成する複数のフレームデータを予め記憶
    する動画データ格納手段と、 ネットワークの帯域を常時計測するネットワーク帯域計
    測手段と、 高負荷によるネットワークの帯域の低下時には、前回の
    送信時より精細度の低いフレームデータを選択してクラ
    イアントへ送るか、あるいは同じ精細度のままフレーム
    データを間引いて送るフレーム選択手段とを有すること
    を特徴とするサーバ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のサーバにおいて、 前記フレーム選択手段は、高負荷によるネットワークの
    帯域の低下時に、クライアントから画質を優先するよう
    に指定されている場合は、同じ精細度のままフレームデ
    ータを間引いてクライアントへ送り、動きの滑らかさを
    優先するように指定されている場合は、前回の送信時よ
    り精細度の低いフレームデータを選択して送ることを特
    徴とするサーバ。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のサーバにおいて、 前記動画データ格納手段は、動画データを構成する個々
    のフレームデータとして高精細度のフレームデータを予
    め記憶し、前記フレーム選択手段は、低精細度のフレー
    ムデータが必要になったときに前記高精細度のデータか
    ら低精細度のデータを生成し、あるいは前記動画データ
    格納手段は、動画データを構成する個々のフレームデー
    タとして精細度の異なるフレームデータを予め記憶して
    いることを特徴とするサーバ。
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