JPH11225095A - 現用予備伝送経路を有する伝送装置 - Google Patents

現用予備伝送経路を有する伝送装置

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JPH11225095A
JPH11225095A JP2535998A JP2535998A JPH11225095A JP H11225095 A JPH11225095 A JP H11225095A JP 2535998 A JP2535998 A JP 2535998A JP 2535998 A JP2535998 A JP 2535998A JP H11225095 A JPH11225095 A JP H11225095A
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JP
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unit
transmission
error
transmission path
frame
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JP2535998A
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Hiroshi Yoshida
宏 吉田
Takeshi Ono
威 小野
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現用系及び予備系の伝送経路を無瞬断で切替
える伝送装置に関し、回線品質の良い伝送経路を確実に
選択し、不要な伝送経路切替え動作を防ぎ、伝送システ
ムの精度及び信頼性を向上させる。 【解決手段】 現用系及び予備系の各伝送経路に対し
て、マルチフレームの先頭を検出するマルチフレーム同
期部1−1a,bと、各伝送経路の遅延差を調整する遅
延調整部1−3a,bと、遅延調整部から出力されるデ
ータ信号の誤りを検出する誤り検出部1−2a,bと、
遅延調整部から出力されるデータ信号を、誤り検出に要
する時間だけ遅延させる遅延部1−7a,bと、且つ、
遅延部から出力される各伝送経路のデータ信号のうちの
何れか一方を選択して出力する選択部1−4と、誤り検
出部から出力される誤り検出信号に応じて、選択部にお
ける切替え動作を制御する選択判定部1−5とを備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現用系及び予備系
の伝送経路を有する伝送装置に関し、特にSDH(Sy
nchronous Digital Hierarc
y)伝送システム等の幹線系大容量伝送システムにおけ
る現用系及び予備系の伝送経路を無瞬断で切替える伝送
装置に関する。
【0002】近年、インターネットの普及や各種データ
通信の利用者の急激な増加により、通信設備におけるデ
ータ伝送トラフィックが高密度で発生している。このよ
うな状況において、伝送経路におけるデータ誤り等の障
害が僅かの間でも発生すると、データの再送要求や問い
合わせ、確認等のトラフィックが発生し、更にトラフィ
ックが増えて多くの呼が接続不能となり、そのような状
態が復旧するには長時間を要することとなる。
【0003】このような事態にならないようにするため
に、伝送装置間に伝送経路を複数設け、何れか一つの伝
送経路を現用系とし、他の伝送経路を予備系とした伝送
システムを構築し、各伝送装置は、現用系の伝送経路に
データ誤り等を検出した場合、速やかに予備系の伝送経
路に切替えて、伝送経路におけるデータ誤りの発生の頻
度を最少限に抑える必要がある。
【0004】
【従来の技術】現用系の伝送経路から予備系の伝送経路
に切替える際、データが途切れることなく切替えを行う
無瞬断切替え手段は既に知られている。これは、各伝送
経路の受信部側に遅延手段を設けておき、受信部側で受
信データの誤りを検出したときは直ちに伝送路を切替
え、前記遅延手段を介するデータ誤りの無い伝送経路か
らの信号を取込むようにしたものである。
【0005】図13は従来の現用予備伝送経路を有する
伝送装置の構成を示す図である。同図において、13−
10は受信側の低速光インタフェース部、13−1a,
13−1bはマルチフレーム同期部、13−2a,13
−2bは誤り検出部、13−3a,13−3bは遅延調
整部、13−4は選択部、13−5は選択判定部、13
−6は光変換部及び多重部、20aは受信側の第1の伝
送路の高速光インタフェース部、20bは受信側の第2
の伝送路の高速光インタフェース部、30は送信側の伝
送路の低速光インタフェース部、40aは送信側の第1
の伝送路の高速光インタフェース部、40bは送信側の
第2の伝送路の高速光インタフェース部、21,31は
電気変換部及び分離部、32はマルチフレーム識別子挿
入部、33は分配部、41は光変換部及び多重部であ
る。
【0006】送信側の伝送路の低速光インタフェース部
30は、他の伝送路等から入力された多重光信号を、電
気変換部及び分離部31により電気信号に変換するとと
もにパス単位に分離し、該パス単位に分離した信号のパ
スオーバヘッド部(POH)にマルチフレーム識別子挿
入部32によりマルチフレーム識別子を挿入し、分配部
33により現用及び予備の2つの伝送経路に分配して送
信側の第1,第2の伝送路の高速光インタフェース部4
0a,40bに送出する。
【0007】送信側の第1及び第2の伝送路の高速光イ
ンタフェース部40a,40bは、低速光インタフェー
ス部30からのパス単位の電気信号を、光変換部及び多
重部41により光信号に変換するとともに多重し、それ
ぞれ送信側の第1及び第2の伝送路に送出する。この送
信側の第1及び第2の伝送路により現用系及び予備系の
伝送経路が構成される。
【0008】受信側の第1及び第2の高速光インタフェ
ース部20a,20bは、現用系及び予備系の伝送経路
を構成する第1及び第2の伝送路から入力される多重光
信号を、それぞれ電気変換部及び分離部21により電気
信号に変換するとともパス単位に分離し、受信側の低速
光インタフェース部13−10に送出する。
【0009】受信側の低速光インタフェース部13−1
0は、第1及び第2の高速光インタフェース部20a,
20bからのパス単位の信号を、それぞれマルチフレー
ム同期部13−1a,13−1bに入力し、マルチフレ
ーム同期部13−1a,13−1bによりマルチフレー
ム識別子を検出して同期をとり、遅延調整部13−3
a,13−3bにより受信側の第1及び第2の伝送経路
の遅延差を取り除いて選択部13−4に送出する。
【0010】又、第1及び第2の高速光インタフェース
部20a,20bからのパス単位の信号を、それぞれ誤
り検出部13−2a,13−2bに入力し、誤り検出部
13−2a,13−2bはパスフレーム単位のパリティ
演算等により誤り検出を行い、その結果を選択判定部1
3−5に送出する。
【0011】選択判定部13−5は、誤り検出部13−
2a,13−2bの検出結果をもとに誤りの無い伝送経
路からの信号が選択されるように選択部13−4を制御
し、選択部13−4は選択判定部13−5の制御によ
り、遅延調整部13−3a,13−3bからの信号のう
ちの一方を選択して光変換部及び多重部13−6に出力
する。光変換部及び多重部13−6は、選択部13−4
から出力されるパス単位の電気信号を光信号に変換する
とともに多重し、受信側の伝送路に送出する。
【0012】このように従来の現用予備伝送経路切替え
伝送装置は、遅延調整部13−3a,13−3bによる
遅延調整を行う前の信号により誤り検出を行い、その検
出結果により直ちに、遅延調整を行った後の伝送経路を
選択する構成により、誤りを含んだデータが遅延調整部
13−3a(又は13−3b)から出力される前に事前
に伝送路を切替えておいて無瞬断切替えを行うものであ
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図14は従来の現用予
備伝送経路切替え伝送装置の動作説明図である。同図に
おいて、(a)は受信側の第1の伝送路から入力される
データ信号、(b)は受信側の第2の伝送路から入力さ
れるデータ信号、(c)は選択部13−4の選択状態、
(d)は選択部13−4から出力されるデータ信号を示
す。
【0014】又、図14の(a),(b),(d)の矩
形枠内の番号はデータ信号のフレーム番号(0〜n)を
示し、斜線を施した部分ER1,ER2はデータ信号の
誤りが検出される箇所を示し、ER1は第1の伝送路か
らのデータ信号の誤り、ER2は第2の伝送路からのデ
ータ信号の誤りが検出される箇所である。
【0015】今、(b)に示すように、第2の伝送路か
ら第3フレームのデータ信号受信中に、誤りER2を誤
り検出部13−2bにより検出すると、その検出結果が
選択判定部13−5に通知され、選択判定部13−5は
選択部13−4を制御して直ちに選択部13−4を切替
え、選択部13−4は第1の伝送路からのデータ信号を
出力する。但し、選択部13−4から出力されるデータ
信号は、(c)に示すように既に数フレーム前に入力さ
れ、遅延調整を終えたフレームのデータ信号である。
【0016】次に、(a)に示すように、第1の伝送路
から第5フレームのデータ信号受信中に、誤り検出部1
3−2aにより誤りER1を検出すると、前述した場合
の動作と同様に選択部13−4を切替え、今度は、第2
の伝送路から入力されて遅延調整部13−3bを経たデ
ータ信号を出力する。
【0017】この時、選択部13−4から出力されてい
るデータ信号は、数フレーム前に入力されたデータ信号
であるため、第1の伝送路と第2の伝送路の双方に短期
間にデータ誤りが発生すると、最初のデータ誤りが遅延
調整部から出力されないうちに、次のデータ誤りによ
り、伝送路が切替えられて、(d)の斜線で示す最初の
誤りER2が選択部13−4から出力されてしまうこと
となる。
【0018】このように遅延調整を行う前に誤り検出を
行い、遅延調整後の伝送経路を選択する従来の現用予備
伝送経路の無瞬断切替え手段では、誤り検出の時点と該
誤りデータが遅延調整部を通過して掃き出される時点と
で時差があり、双方の伝送経路で誤りが検出された場
合、先に誤りを検出して避けた伝送経路を再度選択して
誤りを含んだデータを出力してしまうことがある。
【0019】又、伝送路の品質劣化ではなく元々の送信
データに誤りがある場合でも、それぞれの伝送経路で別
々に伝送誤りとして検出し、その検出に時間差があるた
めに選択部13−4は交互に伝送経路を切替える不要な
動作が生じる。
【0020】本発明は、データ誤りのより少ない、即ち
回線品質の良い伝送経路を確実に選択し、又、不要な伝
送経路切替え動作を防ぎ、伝送システムの精度及び信頼
性を向上させることを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】(1)本発明は、現用系
及び予備系の伝送経路からマルチフレームデータ信号を
受信する伝送装置において、現用系及び予備系の各伝送
経路に対して、マルチフレームの先頭を検出するマルチ
フレーム同期部と、現用系及び予備系の伝送経路の伝送
遅延差を調整してタイミングを揃える遅延調整部と、前
記遅延調整部から出力されるデータ信号の誤りを検出す
る誤り検出部と、前記遅延調整部から出力されるデータ
信号を、前記誤り検出部における検出動作に要する時間
だけ遅延させる遅延部とを備え、且つ、前記遅延部から
出力される現用系及び予備系の伝送経路のデータ信号の
うちの何れか一方を選択して出力する選択部と、前記誤
り検出部から出力される現用系及び予備系の伝送経路の
データ信号の誤り検出信号に応じて前記選択部における
切替え動作を制御する選択判定部とを備えたものであ
る。
【0022】又、(2)現用系及び予備系の伝送経路か
らマルチフレームデータ信号を受信する伝送装置におい
て、現用系及び予備系の各伝送経路に対して、マルチフ
レームの先頭を検出するマルチフレーム同期部と、現用
系及び予備系の伝送経路の伝送遅延差を調整してタイミ
ングを揃える遅延調整部と、前記遅延調整部に入力され
るデータ信号の誤りを検出する誤り検出部と、前記誤り
検出部からの出力信号を遅延させる誤り遅延部とを備
え、且つ、前記遅延調整部から出力される現用系及び予
備系の伝送経路のデータ信号のうちの何れか一方を選択
して出力する選択部と、前記誤り遅延部から出力される
現用系及び予備系の伝送経路のデータ信号の誤り検出信
号に応じて前記選択部における切替え動作を制御する選
択判定部とを備えたものである。
【0023】又、(3)前記誤り検出部は誤り数を検出
し、前記選択判定部は該誤り数の少ない伝送経路からの
データ信号を選択して出力するように前記選択部を制御
する構成を有するものである。又、(4)前記選択判定
部は、所定数を超える誤り数が検出されたとき前記選択
部を制御する構成を有するものである。
【0024】又、(5)前記選択判定部に接続された切
替えカウンタ部を備え、該切替えカウンタ部は伝送経路
の切替え動作回数を計数し、前記選択判定部は前記切替
えカウンタ部の計数値が予め設定した設定値に達したと
きに、前記選択部における切替え動作を停止させ、警報
を発する構成を有するものである。
【0025】又、(6)前記選択判定部に接続された切
替えカウンタ部と誤り累積部とを備え、前記切替えカウ
ンタ部は伝送経路の切替え動作回数を計数し、前記誤り
累積部は各伝送経路毎の誤り数を累積し、前記選択判定
部は前記切替えカウンタ部の計数値が予め設定した設定
値に達したときに、前記誤り累積部に累積された誤り累
積数の少ない伝送経路を選択して停止するよう前記選択
部における切替え動作を制御し、警報を発する構成を有
するものである。
【0026】又、(7)前記選択判定部は、フレームの
区切りを示すフレームタイミング信号が入力され、該フ
レームタイミング信号に基づいて前記データ信号のフレ
ームの先頭位置で前記選択部における切替えを行う構成
を有するものである。
【0027】又、(8)前記マルチフレームデータ信号
は、SDH伝送フレームのパス単位に分離した信号であ
り、前記マルチフレーム同期部はパスオーバヘッド(P
OH)バイトに挿入されマルチフレーム識別子によりマ
ルチフレームの先頭を検出し、誤り検出部はパスフレー
ム単位に誤り検出を行う構成を有するものである。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
の構成を示す図である。又、図2は本発明の第1の実施
の形態の動作説明図である。図1において、1−10は
受信側の低速光インタフェース部、1−1a,1−1b
はマルチフレーム同期部、1−2a,1−2bは誤り検
出部、1−3a,1−3bは遅延調整部、1−4は選択
部、1−5は選択判定部、1−6は光変換部及び多重
部、20aは受信側の第1の伝送路の高速光インタフェ
ース部、20bは受信側の第2の伝送路の高速光インタ
フェース部、30は送信側の伝送路の低速光インタフェ
ース部、40aは送信側の第1の伝送路の高速光インタ
フェース部、40bは送信側の第2の伝送路の高速光イ
ンタフェース部、21,31は電気変換部及び分離部、
32はマルチフレーム識別子挿入部、33は分配部、4
1は光変換部及び多重部である。
【0029】送信側の伝送路の低速光インタフェース部
30は、他の伝送路等から入力される多重光信号を、電
気変換部及び分離部31により電気信号に変換するとと
もパス単位に分離し、該パス単位に分離した信号のパス
オーバヘッド部(POH)にマルチフレーム識別子挿入
部32によりマルチフレーム識別子を挿入し、分配部3
3により現用及び予備の2つの伝送経路に分配して送信
側の第1,第2の伝送路の高速光インタフェース部40
a,40bに送出する。
【0030】送信側の第1及び第2の伝送路の高速光イ
ンタフェース部40a,40bは、低速光インタフェー
ス部30からのパス単位の電気信号を、光変換部及び多
重部41により光信号に変換するとともに多重し、それ
ぞれ送信側の第1及び第2の伝送路に送出する。この送
信側の第1及び第2の伝送路により現用系及び予備系の
伝送経路が構成される。
【0031】受信側の第1及び第2の高速光インタフェ
ース部20a,20bは、現用系及び予備系の伝送経路
を構成する第1及び第2の伝送路を介して、対向する伝
送装置の送信部から入力される多重光信号を、それぞれ
電気変換部及び分離部21により電気信号に変換すると
ともパス単位に分離し、受信側の低速光インタフェース
部1−10に送出する。
【0032】受信側の低速光インタフェース部1−10
は、第1及び第2の高速光インタフェース部20a,2
0bからのパス単位の信号を、それぞれマルチフレーム
同期部1−1a,1−1bに入力し、マルチフレーム同
期部1−1a,1−1bによりマルチフレーム識別子を
検出して同期をとり、遅延調整部1−3a,1−3bに
より第1及び第2の伝送路のデータ信号の遅延差を取り
除き、その出力信号を誤り検出部1−2a,1−2b及
び遅延部1−7a,1−7bに送出する。
【0033】誤り検出部1−2a,1−2bはパスフレ
ーム単位のパリティ演算等により誤り検出を行い、その
結果を選択判定部1−5に送出する。選択判定部1−5
は、誤り検出部1−2a,1−2bの検出結果をもとに
誤りの無い伝送経路からの信号が選択されるように選択
部1−4を制御し、選択部1−4は選択判定部1−5の
制御により、遅延部1−7a,1−7bからの信号のう
ちの一方を選択して光変換部及び多重部1−6に出力す
る。
【0034】遅延部1−7a,1−7bは、誤り検出部
1−2a,1−2bにおける誤り検出に要する時間だけ
遅延調整部1−3a,1−3bから出力されるデータ信
号を遅延させている。誤り検出のため遅延時間は、パリ
ティの演算範囲が1フレームで、その演算結果が次のフ
レームの中に送られてくるSDH光伝送方式等の場合に
は、2フレーム分の遅延時間とすることができる。光変
換部及び多重部1−6は、選択部1−4から出力される
パス単位の電気信号を光信号に変換するとともに多重
し、受信側の伝送路に送出する。
【0035】図2において,(a)は遅延調整部1−3
aにより遅延調整した第1の伝送路からのデータ信号、
(b)は遅延調整部1−3bにより遅延調整した第2の
伝送路からのデータ信号、(c)は選択部1−4の選択
状態、(d)は選択部1−4から出力されるデータ信号
を示す。
【0036】図2の(a),(b)に示すように、遅延
調整部1−3a,1−3bから出力されるデータ信号
は、伝送経路の遅延差が取り除かれ、マルチフレームの
先頭位置から同じ送出順序にある第1及び第2の伝送路
のそれぞれのデータ信号は、同じ時間位置で揃って出力
され、誤り検出部1−2a,1−2bは、第1及び第2
の伝送路の同一のデータ信号について同時に誤り検出を
行う。
【0037】ここで、(b)に示すように第2の伝送路
の第3のフレームのデータ信号を受信しているときに、
誤りER2を検出し、又、(a)に示すように第1の伝
送路の第5フレームのデータ信号を受信中に、誤りER
1を検出するものとすると、(c)に示すように、先
ず、誤りER2を検出した時点で選択部1−4は第1の
伝送路側に切替わり、次に、誤りER1を検出した時点
で選択部1−4は第2の伝送路側に切替わる。
【0038】このため、(d)に示すように、先の第2
の伝送路で検出された誤りER2は、誤りER1を検出
した時点では遅延部1−7bを介して出力され、誤りE
R1を検出して第2の伝送路を選択しても、選択部1−
4から誤りER2が出力されることはない。これは、誤
り検出の時点から、データ信号が選択部1−4から出力
されるまでの時間差が、誤り検出のための遅延時間のみ
としているためである。従って、誤りの無い伝送路から
のデータ信号を確実に選択して出力することができる。
【0039】又、伝送路上で発生した誤りでなく、元々
の送信データ信号に誤りがあった場合は、2つの誤り検
出部1−2a,1−2bで同時に誤り検出をすることに
なるので、選択判定部1−3はこの場合、切替え制御を
行わないこととし、不要な切替え動作を行わないように
することができる。
【0040】図3は本発明の第2の実施の形態の構成を
示す図である。又、図4は本発明の第2の実施の形態の
動作説明図である。図3において、3−10は受信側の
低速光インタフェース部、3−5は選択判定部である。
【0041】図3に示した構成は、選択判定部3−5を
除いて、図1に示した本発明の第1の実施の形態の構成
と同一であるため、重複した説明は省略する。なお、図
1に示した構成部と同一の構成部にはそれぞれ同一の符
号を付してある。又、図4の動作説明図の(a)〜
(d)は、図2の(a)〜(d)に対応する各部のタイ
ムチャートである。
【0042】この実施の形態は、選択判定部3−5にお
いて、フレームタイミング信号を取り込み、このフレー
ムタイミング信号に同期して選択部1−4を切替えるも
のである。ここで、誤り検出部1−2a,1−2bにお
ける誤り検出に要する時間が、前述したように2フレー
ム分であるとすると、選択部1−4の切替動作は,誤り
が検出されたフレームの1つ前のフレームの先頭に同期
して行う。
【0043】図4を参照して説明すると、第2の伝送路
の第3のフレームのデータ信号を受信しているときに、
誤りER2を検出すると、選択制御部3−5は、図4の
(c)に示すように、第3フレームの1つ前、即ち、第
2フレームの先頭位置で選択部1−4を切替え、又、第
1の伝送路の第5フレームのデータ信号を受信中に、誤
りER1を検出すると、第5フレームの1つ前、即ち、
第4フレームの先頭位置で選択部1−4を切替える。
【0044】このため、(d)に示すように、誤りを含
んでいる可能性のあるフレーム(第2フレーム)の先頭
から切り替えることとなり、誤りの無い伝送路からのデ
ータ信号をフレームの先頭から確実に出力することがで
き、又、不要な切替動作を防ぐことができる。
【0045】図5は本発明の第3の実施の形態の構成を
示す図である。又、図6は本発明の第3の実施の形態の
動作説明図である。図5において、5−10は受信側の
低速光インタフェース部、5−2a,5−2bは誤り数
検出部、5−5は選択判定部である。
【0046】図5に示した構成は、図3に示した誤り検
出部1−2a,1−2bを、誤り数を検出する構成と
し、又、選択判定部3−5を、誤り数に基づいて伝送経
路を選択するように構成したもので、その外の構成は、
図3に示した本発明の第2の実施の形態の構成と同一で
あるため、重複した説明は省略する。なお、図1又は図
3に示した構成部と同一の構成部にはそれぞれ同一の符
号を付してある。又、図6の動作説明図の(a)〜
(d)は、図2又は図4に示したタイムチャートの各部
と同一部のタイムチャートである。
【0047】誤り数検出部5−2a,5−2bは、フレ
ーム内のデータ誤りの数を検出し、その検出数を選択判
定部5−5に送出する。選択判定部は5−5は誤り検出
数に基づいて選択部1−4を制御し、選択部1−4は、
誤りが検出されたフレームの1つ前のフレームの先頭に
同期して伝送経路を切替え、データ信号を出力する。
【0048】選択判定部は5−5は、誤り数の少ない伝
送経路を選択するようにすることができ、又、誤り数が
所定数を超えたときに切替えを行うように制御すること
ができる。
【0049】図6を参照して説明すると、第2の伝送路
の第3のフレームのデータ信号を受信しているときに誤
り数ERN2を検出すると、選択制御部5−5は、図の
(c)に示すように、第3フレームの1つ前の第2フレ
ームの先頭位置で選択部1−4を切替え、又、第1の伝
送路の第5フレームのデータ信号を受信中に誤り数ER
N1を検出すると、第5フレームの1つ前の第4フレー
ムの先頭位置で選択部1−4を切替える。
【0050】このため、より誤りの少ない、即ち、より
回線品質の良い伝送経路からのデータ信号をフレームの
先頭から選択することができ、又、所定数以下の一時的
偶発的に発生したデータ誤りによる伝送経路の切替えを
行わず、実際に支障を来たす虞のある伝送誤りの発生時
のみに伝送経路の切替えを行い、不要な切替え動作を減
少させることができる。
【0051】図7は本発明の第4の実施の形態の構成を
示す図である。又、図8は本発明の第4の実施の形態の
動作説明図である。図7において、7−10は受信側の
低速光インタフェース部、7−2a,7−2bは誤り検
出部、7−7a,7−7bは誤り遅延部である。
【0052】図7に示した構成は、誤り検出部7−2
a,7−2bを遅延調整部の1−3a,1−3bの前段
部(入力部)に接続し、又、誤り検出部7−2a,7−
2bの出力信号を、誤り遅延部7−7a,7−7bを介
して選択判定部3−5に送出する構成となっている外
は、図3に示した本発明の第2の実施の形態の構成と同
一であるため、重複した説明は省略する。なお、図1又
は図3に示した構成部と同一の構成部にはそれぞれ同一
の符号を付してある。
【0053】この実施の形態において、誤り遅延部7−
7a,7−7bは、誤り検出に要する遅延を与えるとと
もに、伝送経路の遅延差を調整し、同一送出順序の同一
データ信号に対する誤り検出結果を、同一時刻に出力す
るものである。又、図8において、(a)は受信側の第
1の伝送路から入力されるデータ信号、(b)は受信側
の第2の伝送路から入力されるデータ信号、(c)は誤
り遅延部7−7aから出力される第1の伝送路からデー
タ信号、(d)は誤り遅延部7−7bから出力される第
2の伝送路からデータ信号、(e)は(c)は選択部1
−4の選択状態、(f)は選択部1−4から出力される
データ信号を示す。
【0054】本発明の第4の実施の形態を図8を参照し
て説明する。図8の(a)に示すように、第1の伝送路
から第5フレームのデータ信号を受信しているときに、
誤りER1を誤り検出部7−2aにより検出し、又、
(b)に示すように、第2の伝送路から第3フレームの
データ信号を受信中に、誤りER2を誤り検出部7−2
bにより検出する。誤り検出部7−2a,7−2bは、
その検出結果ER1,ER2を誤り遅延部7−7a,7
−7bに送る。
【0055】遅延調整部1−3a,1−3bから出力さ
れるデータ信号は、前述したように、伝送経路の遅延差
が取り除かれ、マルチフレームの先頭位置から同じ送出
順序にある第1及び第2の伝送路のそれぞれのデータ信
号は、同じ時間位置に揃って出力される。
【0056】誤り遅延部7−7a,7−7bから送出さ
れる誤り検出の出力信号は、図8の(c),(d)に示
すように、遅延調整部1−3a,1−3bから出力され
るデータ信号(図8の(f)参照。)より2フレーム分
先行して出力され、選択判定部3−5は、誤り遅延部7
−7a,7−7bから送出される誤り検出の出力信号と
フレームタイミング信号とに基づいて、図8の(e)に
示すように、選択部1−4を制御して伝送経路を切替え
る。従って、選択部1−4からは、(f)に示すよう
に、誤りが検出されたフレームの1つ前のフレームの先
頭に同期して切替えられ、誤りの無いデータ信号が出力
される。
【0057】このように、遅延調整部1−3a,1−3
bによる伝送経路の遅延差調整の時間と、誤り検出部7
−2a,7−2bによる誤り検出に要する遅延時間とを
並行して同時に進行させ、その両者の時間差を誤り遅延
部7−7a,7−7bにより整合させることにより、伝
送経路の遅延差調整の時間と誤り検出のための遅延時間
との合計所要時間を短縮することができ、全体の伝送遅
延時間を最少限にして、誤りの無い伝送路からのデータ
信号をフレームの先頭から確実に出力することができ、
又、不要な切替動作を防ぐことができる。
【0058】図9は本発明の第5の実施の形態の構成を
示す図である。又、図10は本発明の第5の実施の形態
の動作説明図である。図9において、9−10は受信側
の低速光インタフェース部、9−2a,9−2bは誤り
数検出部である。
【0059】図9に示した構成は、図7に示した誤り検
出部7−2a,7−2bを、図5に示す第3の実施の形
態のように、誤り数を検出するように構成し、又、選択
判定部3−5を誤り数に基づいて伝送経路を選択するよ
うに構成した外は、図7に示した本発明の第4の実施の
形態の構成と同一であり、又、誤り数による選択判定動
作は図5に示した第3の実施の形態と同一であるので、
重複した説明は省略する。図10の動作説明図の(a)
〜(f)は、図8に示したタイムチャートの各部と同一
部のタイムチャートである。
【0060】誤り数検出部9−2a,9−2bは、フレ
ーム内のデータ誤りの数を検出し、その検出数を誤り遅
延部7−7a,7−7bを介して選択判定部5−5に送
出する。選択判定部5−5は、検出された誤り数に基づ
いて選択部1−4を制御し、誤りが検出されたフレーム
の1つ前のフレームの先頭に同期して切替えを行う。
【0061】本発明の第5の実施の形態を、図10を参
照して説明する。図10の(a)に示すように、第1の
伝送路から第5フレームのデータ信号を受信していると
きに、誤り数検出部9−2aにより誤り数ERN1を検
出し、又、(b)に示すように、第2の伝送路から第3
フレームのデータ信号受信中に、誤り数ERN2を誤り
数検出部9−2bにより検出する。誤り数検出部9−2
a,9−2bは、その検出数ER1,ER2を誤り遅延
部7−7a,7−7bに送る。
【0062】誤り遅延部7−7a,7−7bから送出さ
れる誤り検出数の出力信号ER1,ER2は、(c)
(d)に示すように、遅延調整部1−3a,1−3bか
ら出力されるデータ信号(図10の(f)参照。)より
2フレーム分先行して出力され、選択判定部5−5は、
誤り遅延部7−7a,7−7bから送出される誤り検出
数を比較し、誤り検出数が少ない伝送経路からのデータ
信号が選択されるよう選択部1−4を制御し、(e)に
示すようにフレームタイミング信号に同期して、伝送経
路を切替える。
【0063】従って、選択部1−4からは、図10の
(f)に示すように、誤り検出数を検出したフレームの
1つ前のフレームの先頭に同期して切替えられたデータ
信号が出力される。
【0064】この構成により、伝送経路の遅延差調整の
時間と誤り検出のための遅延時間との合計所要時間を最
少限として、誤り数の少ない伝送経路からのデータ信号
をフレームの先頭から確実に出力することができ、又、
所定数以下の誤りによる不要な切替動作を減少させるこ
とができる。
【0065】図11は本発明の第6の実施の形態の構成
を示す図である。図11において、11−10は受信側
の低速光インタフェース部、11−5は選択判定部、1
1−8は切替えカウンタ部である。図11に示した構成
は、選択判定部11−5に切替えカウンタ部11−8を
設け、選択判定部11−5を該切替えカウンタ部11−
8のカウント値にも基づいて選択判定を行うように構成
した外は、図7に示した第4の実施の形態と同一であ
る。
【0066】切替えカウンタ部11−8は切替え動作回
数をカウントし、そのカウント値を選択判定部11−5
に出力する。選択判定部11−5はそのカウント値が予
め設定した値になった時点で、切替え動作を停止して警
報を発生する。
【0067】この構成により、現用及び予備の伝送路経
路が設定値を超えて頻繁に切替わるような、両系とも品
質が低下している状態を検出し、警報を発生して伝送経
路の異常状態を保守者に報知する。このような状態のと
きには現用系と予備系とで伝送経路を切替えても回線品
質は向上せず、不要な切替えを防ぐとともに、両系の伝
送経路の異常を簡単な構成により検出して発報すること
ができる。
【0068】図12は本発明の第7の実施の形態の構成
を示す図である。図12において、12−10は受信側
の低速光インタフェース部、12−5は選択判定部、1
2−9a,12−9bは誤り累積部である。図12に示
した第7の実施の形態は、誤り累積部12−9a,12
−9bを設け、選択判定部12−5は、誤り累積部12
−9a,12−9bから出力される累積数にも基づいて
選択部1−4を制御する構成とした外は、図11に示し
た第6の実施の形態と同一である。
【0069】誤り累積部12−9a,12−9bは、誤
り遅延部7−7a,7−7bから出力される誤り数を累
積し、その累積値を選択判定部12−5に出力する。選
択判定部12−5は、切替えカウンタ部11−8から出
力される切替え動作回数の値が所定値に達すると、誤り
累積部12−9a,12−9bから出力されている誤り
累積数の小さい方の伝送経路を選択し、以後、切替え動
作を停止するよう選択部1−4を制御して警報を発生す
る。
【0070】このように、現用及び予備の伝送経路が両
系とも品質低下している状態を、カウンタ等の簡単な構
成により検出し、又、誤り数の累積値を基に回線品質の
高い伝送経路を選択して伝送を継続するとともに、不要
な切替えを行わず、警報を発生して伝送経路の異常状態
を保守者に報知し、より信頼性の高い伝送システムを構
築することが出きる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
伝送経路の遅延調整時間に歩調を合わせた誤り検出の信
号に基づいて選択判定を行うことにより、現用及び予備
の伝送経路の精度の高い切替えを無瞬断で行うととも
に、不要な切替え動作を減少させることができる。
【0072】更に、誤り数に基づいて選択判定を行うこ
とにより、より回線品質のよい伝送経路を選択して切替
えを行うとともに、不要な切替え動作を減少させること
ができる。更に、切替え動作回数をカウントすることに
より、現用及び予備の両系の回線品質低下を検出し、警
報を発し、又、誤り数の累計値に基づいて、より回線品
質の高い伝送経路を選択して伝送を継続し、伝送システ
ムの信頼性を向上させることができる。
【0073】更に、フレームタイミング信号に基づいて
伝送経路を切替えることにより、フレームの先頭でデー
タ信号を切替え、精度の高い切替えを行うことができ
る。更に、SDH伝送システムにおいて、パスオーバヘ
ッド(POH)バイトにマルチフレーム識別子を挿入す
ることにより、パスフレーム単位に誤り検出及び伝送経
路の切替えを行い、信頼性の高い幹線系大容量伝送シス
テムを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示す図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施の形態の動作説明図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施の形態の構成を示す図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施の形態の動作説明図であ
る。
【図5】本発明の第3の実施の形態の構成を示す図であ
る。
【図6】本発明の第3の実施の形態の動作説明図であ
る。
【図7】本発明の第4の実施の形態の構成を示す図であ
る。
【図8】本発明の第4の実施の形態の動作説明図であ
る。
【図9】本発明の第5の実施の形態の構成を示す図であ
る。
【図10】本発明の第5の実施の形態の動作説明図であ
る。
【図11】本発明の第6の実施の形態の構成を示す図で
ある。
【図12】本発明の第7の実施の形態の構成を示す図で
ある。
【図13】従来の現用予備伝送経路を有する伝送装置の
構成を示す図である。
【図14】従来の現用予備伝送経路切替え伝送装置の動
作説明図である。
【符号の説明】
1−10 受信側の低速光インタフェース部 1−1a,1−1b マルチフレーム同期部 1−2a,1−2b 誤り検出部 1−3a,1−3b 遅延調整部 1−4 選択部 1−5 選択判定部 1−6 光変換部及び多重部 20a 受信側の第1の伝送路の高速光インタフェース
部 20b 受信側の第2の伝送路の高速光インタフェース
部 30 送信側の伝送路の低速光インタフェース部 40a 送信側の第1の伝送路の高速光インタフェース
部 40b 送信側の第2の伝送路の高速光インタフェース
部 21,31 電気変換部及び分離部 32 マルチフレーム識別子挿入部 33 分配部 41 光変換部及び多重部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現用系及び予備系の伝送経路からマルチ
    フレームデータ信号を受信する伝送装置において、 現用系及び予備系の各伝送経路に対して、マルチフレー
    ムの先頭を検出するマルチフレーム同期部と、現用系及
    び予備系の伝送経路の伝送遅延差を調整してタイミング
    を揃える遅延調整部と、前記遅延調整部から出力される
    データ信号の誤りを検出する誤り検出部と、前記遅延調
    整部から出力されるデータ信号を、前記誤り検出部にお
    ける検出動作に要する時間だけ遅延させる遅延部と、前
    記遅延部から出力される現用系及び予備系の伝送経路の
    データ信号のうちの何れか一方を選択して出力する選択
    部と、前記誤り検出部から出力される現用系及び予備系
    の伝送経路のデータ信号の誤り検出信号に応じて、前記
    選択部における切替え動作を制御する選択判定部とを備
    えたことを特徴とする現用予備伝送経路を有する伝送装
    置。
  2. 【請求項2】 現用系及び予備系の伝送経路からマルチ
    フレームデータ信号を受信する伝送装置において、 現用系及び予備系の各伝送経路に対して、マルチフレー
    ムの先頭を検出するマルチフレーム同期部と、現用系及
    び予備系の伝送経路の伝送遅延差を調整してタイミング
    を揃える遅延調整部と、前記遅延調整部に入力されるデ
    ータ信号の誤りを検出する誤り検出部と、前記誤り検出
    部からの出力信号を遅延させる誤り遅延部と、前記遅延
    調整部から出力される現用系及び予備系の伝送経路のデ
    ータ信号のうちの何れか一方を選択して出力する選択部
    と、前記誤り遅延部から出力される現用系及び予備系の
    伝送経路のデータ信号の誤り検出信号に応じて前記選択
    部における切替え動作を制御する選択判定部とを備えた
    ことを特徴とする現用予備伝送経路を有する伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記誤り検出部は誤り数を検出し、前記
    選択判定部は該誤り数の少ない伝送経路からのデータ信
    号を選択して出力するように前記選択部を制御する構成
    を有することを特徴とする請求項1又は2記載の現用予
    備伝送経路を有する伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記選択判定部は、所定数を超える誤り
    数が検出されたとき前記選択部を制御する構成を有する
    ことを特徴とする請求項3記載の現用予備伝送経路を有
    する伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記選択判定部に接続された切替えカウ
    ンタ部を備え、該切替えカウンタ部は伝送経路の切替え
    動作回数を計数し、前記選択判定部は前記切替えカウン
    タ部の計数値が予め設定した設定値に達したときに、前
    記選択部における切替え動作を停止させ、警報を発する
    構成を有することを特徴とする請求項1乃至4記載のい
    ずれか1項記載の現用予備伝送経路を有する伝送装置。
  6. 【請求項6】 前記選択判定部に接続された切替えカウ
    ンタ部と誤り累積部とを備え、前記切替えカウンタ部は
    伝送経路の切替え動作回数を計数し、前記誤り累積部は
    各伝送経路毎の誤り数を累積し、前記選択判定部は前記
    切替えカウンタ部の計数値が予め設定した設定値に達し
    たときに、前記誤り累積部に累積された誤り累積数の少
    ない伝送経路を選択して停止するよう前記選択部におけ
    る切替え動作を制御し、警報を発する構成を有すること
    を特徴とする請求項3又は4記載の現用予備伝送経路を
    有する伝送装置。
  7. 【請求項7】 前記選択判定部は、フレームの区切りを
    示すフレームタイミング信号が入力され、該フレームタ
    イミング信号に基づいて前記データ信号のフレームの先
    頭位置で前記選択部における切替えを行う構成を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至6記載のいずれか1項記
    載の現用予備伝送経路を有する伝送装置。
  8. 【請求項8】 前記マルチフレームデータ信号は、SD
    H伝送フレームのパス単位に分離した信号であり、前記
    マルチフレーム同期部はパスオーバヘッド(POH)バ
    イトに挿入されマルチフレーム識別子によりマルチフレ
    ームの先頭を検出し、前記誤り検出部はパスフレーム単
    位に誤り検出を行う構成を有していることを特徴とする
    請求項1乃至7記載の何れか1項記載の現用予備伝送経
    路を有する伝送装置。
JP2535998A 1998-02-06 1998-02-06 現用予備伝送経路を有する伝送装置 Withdrawn JPH11225095A (ja)

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