JP5058038B2 - 通信システム、局側装置および通信方法 - Google Patents

通信システム、局側装置および通信方法 Download PDF

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この発明は、局側装置(OLT:Optical Line Terminal)と複数の加入者側装置(ONU:Optical Network Unit)とが光伝送路を介した受動光ネットワーク(PON:Passive Optical Network)を形成して接続され、前記局側装置と前記複数の加入者側装置との間で双方向通信を行う通信システム、局側装置および通信方法に関するものである。
IEEE Std 802.3-2005で標準化されているPONシステムは、OLTが光スプリッタを介した光ファイバによって複数のONUに接続されている。このPONシステムは、各ONUからOLTへの上り方向とOLTから各ONUへの下り方向の各信号を、同一光ファイバ内で異なる波長を用いて上り信号と下り信号との独立性を確保している。下り信号は、OLTから各ONUに送信され、各ONUは、自装置宛の信号のみを受信する機能を有する。上り信号は、各ONUからOLTに送信されるが、この際、RTT(Round Trip time)の情報をもとに、OLTからMPCP(Multipoint Control Protocol)を用いて各ONUにデータ送信時間を指定することによって、各ONUからの信号の衝突を抑制するTDM伝送方式を用いている。
上り信号のTDM伝送方式は、各ONUからバーストでデータ送信を行うため、図2に示す信号フォーマットをOLTが受信することによって、入力光から予め設定されたAGC(Auto Gain Control)およびCDR(Clock Data Recovery)のタイムスロット(Sync time)内でクロックを再生し、入力信号の同期をとるようにしている。
また、IEEE Std 802.3-2005では、レーザのON/OFF時間が規定されており、レーザON時間およびレーザOFF時間は、ともに512nsの固定値が採用されている。また、Sync timeは、OLTがONUの登録を実施するMPCP Discoveryプロセスにおいてのみ規定され、このプロセスにおいて全てのONUに対して同じ時間を設定している。通常、800ns以下の時間が採用されている。
特表2007−503165号公報
ところで、このPONシステムでは、近年のサービス多様化および需要増に対応すべく伝送帯域を向上させることが要望されている。このため、図2に示すバーストデータ内のバーストデータオーバヘッドの時間短縮を図ることが重要である。ここで、従来のPONシステムでは、バーストデータオーバヘッド内のレーザON/OFF時間は、512nsに設定され、Sync timeも、MPCP Discoveryプロセスにおいて規定された800ns以下の値が、固定的に採用されていた。しかしながら、Sync timeは、同期が確実にとれるように最悪な状態に対応した長い時間(データ長)に設定され、その後変化させずに運用していたため、バーストデータオーバヘッドが必要以上に長く、伝送帯域の向上を阻害しているという問題点があった。
なお、特許文献1には、バーストデータオーバヘッド内のレーザON/OFF時間を重複させ、あるいはレーザON/OFF時間を短縮することによって、バーストデータオーバヘッドの時間短縮を図るものが記載されている。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、バーストデータオーバヘッドの短縮化を図り、一層、伝送帯域を向上させることができる通信システム、局側装置および通信方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明にかかる通信システムは、局側装置と複数の加入者側装置とが光伝送路を介した受動光ネットワークを形成して接続され、前記局側装置と前記複数の加入者側装置との間で双方向通信を行う通信システムにおいて、前記局側装置は、前記複数の加入者側装置から前記局側装置に送信されるバーストデータのバーストデータオーバヘッド内の同期再生用データのデータ長を可変設定する設定手段を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる局側装置は、局側装置と複数の加入者側装置とが光伝送路を介した受動光ネットワークを形成して接続され、前記局側装置と前記複数の加入者側装置との間で双方向通信を行う通信システムに用いられる局側装置であって、前記複数の加入者側装置から前記局側装置に送信されるバーストデータのバーストデータオーバヘッド内の同期再生用データのデータ長を可変設定する設定手段を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる通信方法は、局側装置と複数の加入者側装置とが光伝送路を介した受動光ネットワークを形成して接続され、前記局側装置と前記複数の加入者側装置との間で双方向通信を行う通信方法において、前記局側装置は、前記複数の加入者側装置から前記局側装置に送信されるバーストデータのバーストデータオーバヘッド内の同期再生用データのデータ長を可変設定する設定ステップを含むことを特徴とする。
この発明にかかる通信システム、局側装置および通信方法は、局側装置と複数の加入者側装置とが光伝送路を介した受動光ネットワークを形成して接続され、前記局側装置と前記複数の加入者側装置との間で双方向通信を行う際、前記局側装置が、前記複数の加入者側装置から前記局側装置に送信されるバーストデータのバーストデータオーバヘッド内の同期再生用データのデータ長を可変設定するようにしているので、バーストデータオーバヘッドの短縮化を柔軟に図ることができ、一層、伝送帯域を向上させることができるという効果を奏する。
以下、図面を参照して、この発明にかかる通信システム、局側装置および通信方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
図1は、この発明の実施の形態にかかる通信システムの全体構成を示すブロック図である。この通信システムは、PONシステムであり、図1に示すように、複数のONU1−1〜1−n(ONU群1)は、それぞれ光ファイバF−1〜F−n(光ファイバ群F)を介して光スプリッタ部2に接続される。光スプリッタ部2は、光ファイバF2を介してOLT3に接続される。
各ONU1−1〜1−nから送信されるデータは、OLT3によって各ONU1−1〜1−nに対して予め指示されたデータ送信タイミングでバーストデータとして送信される。たとえば、ONU1−1からバーストデータDT1が送信され、ONU1−nからバーストデータDTnが送信されると、光スプリッタ部2によってバーストデータDT1,DTnは時分割多重されたバーストデータDTとなってOLT3に送信される。このバーストデータDTは、たとえば、図2に示すフレーム構造をもつ。すなわち、バーストデータは、同期再生用データであるSync time(AGC+CDR)の後にデータを有し、先端側にレーザON時間が付加され、後端側にレーザOFF時間が付加され、このレーザON時間およびレーザOFF時間によって複数のSync timeとデータとの組が接続された構造となる。
一方、OLT3は、光合分波器10を有し、光合分波器10は、光ファイバF2を介してONU群1側から入力されたバーストデータに対して波長のフィルタリングを行い、ONU群1側からのバーストデータのみをフィルタリングして光受信部11に出力する。光受信部11は、PINダイオードやアバランシェフォトダイオードなどのよって実現され、入力されたバーストデータの光信号を、電気信号振幅が確保された電気信号に変換し、CDR部12に出力する。この光受信部11は、図2に示したレーザON時間およびAGCの処理に対応する。
CDR部12は、光受信部11から出力された電気信号に対する同期引き込みを行う。OLT3は、各ONU群1からのバーストデータとして受信するため、CDRのデータをもとにクロック抽出し、後段のS/P部に対して、受信したバーストデータに位相があったクロックを提供する。また、CDR部12は、バーストデータのデータ引き込みが完了した時点で、同期信号S2をSync timeモニタ部16に通知する。なお、CDR部12は、同期引き込みを行う前に、OLT3とONU1−1〜1−nとの通信遅延時間(RTT:Round Trip Time)をもとにRTT制御部13が生成するCDRリセット信号S1を受けて同期引き込みを解除する。これによって、CDR部12は、同期引き込みを短縮することができる。
S/P部14は、CDR部12から出力されたデータをシリアル信号からパラレル信号に変換する。データがパラレル信号に変換されることによって、後段の受信データ処理部15の処理を低速で行うことができる。
受信データ処理部15は、図2に示すフレーム構造内のデータに対する処理を行い、バッファ部17を介して上位装置にデータを送出する。また、受信データ処理部15は、データ内の所定データの検出を行い、この検出タイミングを示すフレーム受信信号S3をSync timeモニタ部16に出力する。たとえば、受信データ処理部15は、図2に示すデータのヘッダ部内のSPD(Start of Packet Delimiter)を検出した場合に、フレーム受信信号S3をSync timeモニタ部16に出力する。フレーム受信信号S3は、SPDに限らず、たとえば、ONU毎の個別の番号をもつLLID(Logical Link Identifier)や宛先アドレスを示すDA、送信元アドレスを示すSAなどを検出したタイミングであってもよい。
Sync timeモニタ部16は、Sync time時間が短縮可能か、引き伸ばしが必要か否かの判定を行う。すなわち、Sync timeモニタ部16は、同期信号S2の受信タイミングから、フレーム受信信号S3の受信タイミングまでの検出時間をモニタし、このモニタ結果をもとにSync time時間が短縮可能か、引き伸ばしが必要か否かの判定を行う。具体的には、フレーム受信信号S3の受信時刻TSから同期信号S2の受信時刻TTを減算した差である検出時間tAを求める。すなわち、
tA=TS−TT
を求める。さらにこの検出時間tAから、OLT3内における同期信号S2などの回路処理遅延やS/P部14での回路処理遅延などを含む内部信号処理時間tBと、フレーム受信信号S3の出力処理にかかるSPD検出処理時間tDと、ONU群1での処理ばらつきや光ファイバでの伝送ゆらぎを含めたばらつきマージンtCとを減算し、その減算結果であるSync time短縮可能時間tEを求める。すなわち、
tE=tA−(tB+tC+tD)
を求める。そして、このSync time短縮可能時間tEを余裕時間としてSync time時間が短縮可能か、引き伸ばしが必要か否かの判定を行う。
具体的なSync time短縮可能時間tEの算出結果は、つぎの4つのケースがある。すなわち、
(ケース1)受信データ処理部15でフレーム受信信号S3が該当ONUの受信時間内に検出できなかった場合。
(ケース2)ケース1の状態を除き、Sync time短縮可能時間tEがプラスの値となる場合。
(ケース3)ケース1の状態を除き、Sync time短縮可能時間tEがマイナスの値となり、その絶対値がばらつきマージンtC未満の場合。
(ケース4)ケース1の状態の除き、Sync time短縮可能時間tEがマイナスの値となり、その絶対値がばらつきマージンtC以上の場合。
である。
ケース1の場合には、受信データ処理部15が、フレーム受信信号S3を検出できなかった状態であり、検出できない要因としては、Sync time時間の設定値が短すぎた場合、またはONUの接続が切断され、あるいは回線上の障害が発生してONU側からバーストデータがOLT側に送信されなかった場合が考えられる。この場合、Sync timeモニタ部16は、Sync time時間を引き伸ばす判断をする。ただし、引き伸ばし時間は算出することができないため、初期Sync time設定値に戻すか、あるいは過去に受信可能であったSync time時間に戻す設定をすることが好ましい。
ケース2の場合には、Sync time時間の短縮が可能な状態であり、Sync timeモニタ部16は、現在設定されているSync time時間から、算出されたSync time短縮可能時間tEを減算した時間をSync time時間として設定変更する判断を行う。
ケース3の場合には、Sync time時間の短縮はできないが、ばらつきマージン内に収まっている状態である。このため、Sync timeモニタ部16は、ONUのSync time時間が、現在最適値であると判断して、Sync time時間の変更は行わない。
ケース4の場合には、Sync time時間が不足している状態を示している。この場合、Sync timeモニタ部16は、現在のSync time時間に不足している時間を加算した時間を、新たなSync time時間として設定変更する。なお、この設定変更によってSync time時間をケース2の状態に戻してもよいし、ケース3の状態に戻しても良い。
なお、これらのケース1〜4であるか否かの判断を行う場合、Sync timeモニタ部16は、判定に際し、保護段数を設けることが好ましい。特に、ONU毎に連続検出保護段数を設けて判定することが好ましく、安定した設定変更を行うことができる。
初期設定保持部18は、開始時の初期Sync time設定値や、上述したONU群1での処理ばらつき、光ファイバでの伝送ゆらぎなどを予め固定値として保持する。また、記録保持部19は、Sync timeモニタ部16で判定したSync time時間を保持する。なお、Sync time時間は、データ長が異なる場合においても同じである。
送信処理部21は、バッファ部20を介して入力されるパラレル信号をシリアル信号に変換する等の処理を行い、光送信部22に出力する。また、送信処理部21は、記録保持部19に保持された各ONU1−1〜1−n毎のSync time時間(データ長)を含めてデータ送出する処理を行う。なお、光送信部22は、電気信号を光信号に変換し、この光信号を光合分波器10を介してONU群1に送信する。
ここで、図3に示す全体フローチャートを参照してSync time時間の変更処理手順について説明する。なお、各ONU1−1〜1−nはOLT3によって登録が完了しており、サービス開始時に設定された初期データバーストオーバーヘッドの設定値に設定されて運用が開始されているものとする。したがって、Sync time時間も、初期Sync time設定値に設定されている。図3において、まずOLT3は、各ONU1−1〜1−nからのバーストデータを受信する(ステップS101)。
そして、OLT3は、バーストデータを受信すると、Sync time時間のモニタリングを行い(ステップS102)、Sync time時間を変更(短縮あるいは引き伸ばし)するか否かを判断する(ステップS103)。変更しない場合(ステップS103,No)、ステップS101に移行して上述した処理を繰り返し、変更する場合(ステップS103,Yes)、変更すべきONUに対してSync time時間の変更要求を送信する(ステップS1104)。
一方、Sync time時間の変更要求を受信したONUは、Sync time時間の変更要求を受信した旨の返信を行い(ステップS105)、その後、Sync time時間の変更処理を行って(ステップS106)、ステップS101に移行し、上述した処理を繰り返す。
ここで、図4に示すフローチャートを参照して、OLT3によるSync time時間の変更処理手順について説明する。図4において、まず、各ONU1−1〜1−nがOLT3によって登録が完了しており(ステップS201)、OLT3と各ONU1−1〜1−nとがデータ交換していることを前提とする。そして、OLT3は、バーストデータを受信し(ステップS202)、Sync timeモニタ部16によってSync time短縮可能時間tEをモニタする(ステップS203)。
その後、Sync time短縮可能時間tEの値をもとにSync time時間の短縮が可能か否かを判断する(ステップS204)。すなわち、ケース2の場合に当てはまるか否かを判断する。Sync time時間の短縮が可能である場合(ステップS204,Yes)には、現在の短縮可能なSync time時間と、予め記憶されている短縮可能なSync time時間と比較し、時間が短いSync time時間を新たなに短縮可能なSync time時間(Sync time短縮可能最小時間)に更新する(ステップS205)。さらに、短縮要求検出カウンタの値を1つインクリメントし(ステップS206)、この短縮要求検出カウンタの値が検出保護段数Nとなったか否かを判断する(ステップS207)。
短縮要求検出カウンタの値が検出保護段数N未満の場合(ステップS207,No)には、ステップS202に移行して上述した処理を行う。一方、短縮要求検出カウンタの値が検出保護段数Nとなった場合(ステップS207,Yes)には、短縮要求検出カウンタの値をクリアし(ステップS208)、現在記憶されているSync time短縮可能最小時間を現在のSync time時間として記憶する補正を行い(ステップS209)、その後、この補正されたSync time時間の変更指示を行い(ステップS920)、ステップS202に移行し、上述した処理を繰り返す。
一方、Sync time時間の短縮が可能でない場合(ステップS204,No)、短縮要求カウンタをクリアし(ステップS210)、現在のSync time短縮可能最小時間を記憶し、運用値として補正する(ステップS212)。その後、Sync time時間の引き伸ばし(延長)が必要であるか否かを判断する(ステップS212)。Sync time時間の引き伸ばし(延長)が必要でない場合(ステップS212,No)、すなわちケース3の場合に該当する場合、延長要求検出カウンタをクリアし(ステップS219)、現在のSync time短縮可能最小時間を記憶し、運用値として補正し(ステップS214)、ステップS202に移行し、上述した処理を繰り返す。
一方、Sync time時間の引き伸ばし(延長)が必要である場合(ステップS212,Yes)、すなわち、ケース1または4に該当する場合、現在記憶されている延長可能な最大Sync time時間と、今回の延長可能な最大Sync time時間とを比較し、長い時間であるSync time時間をSync time時間延長最大時間として記憶する(ステップS215)。なお、ケース1の場合にはSync time時間を測定できないため、初期Sync time設定値を記憶する。その後、延長要求検出カウンタの値を1つインクリメントし(ステップS216)、延長要求検出カウンタの値が保護段数Mになったか否かを判断する(ステップS217)。
延長要求検出カウンタの値が保護段数M未満である場合(ステップS217,No)、ステップS202に移行し、上述した処理を繰り返す。一方、延長要求検出カウンタの値が保護段数Mになった場合(ステップS217,Yes)、延長要求検出カウンタをクリアし(ステップS218)、現在記憶されているSync time延長最大時間をSync time時間として記憶し、要求値を補正する(ステップS219)。その後、この要求値であるSync time時間の変更指示をONUに対して行い(ステップS220)、ステップS202に移行し、上述した処理を繰り返す。そして、このような繰り返し処理を行うことによって、Sync time時間は、柔軟に最適値に設定されることになる。
ここで、OLT3からONU1−1〜1−nに対してSync time時間の変更指示を行う場合、IEEE Std 802.3-2005で規定されている図5に示したRegisterフォーマットを用い、このRegisterフォーマット内の「Sync Time」に変更すべきSync time時間を設定して変更指示を行うことができる。また、ONU1−1〜1−nがOLT3に対してSync time時間の変更指示を受信したことを通知する場合、図6に示すRegister ACKフォーマットを用い、このRegister ACKフォーマット内の「Echoed Sync Time」を用いることができる。もちろん、OLT3とONU1−1〜1−nとの間で独自に用いるプロトコルや信号フォーマットを用いるようにしてもよい。
なお、上述した実施の形態では、Sync time短縮可能時間tEを用いてSync time時間の変更判定を行っていたが、これに限らず、Sync timeの伝送時間と、同期信号S2の出力までにかかるSync time伝送時間との差が分かれば、この差を余裕時間としてSync time時間の変更判定を行うことができる。
この発明の実施の形態にかかる通信システムの概要構成を示すブロック図である。 バーストデータの信号フォーマットを示す図である。 Sync time時間の変更処理手順を示す全体フローチャートである。 OLTによるSync time時間の変更処理手順を示すフローチャートである。 OLTからONUにSync time時間の変更指示を行う場合に用いるフォーマットの一例を示す図である。 ONUからOLTにSync time時間の変更受信通知を行う場合に用いるフォーマットの一例を示す図である。
符号の説明
1 ONU群
1−1〜1−n ONU
2 光スプリッタ部
3 OLT
10 光合分波器
11 光受信部
12 CDR部
13 RTT制御部
14 S/P部
15 受信データ処理部
16 Sync timeモニタ部
17,20 バッファ部
18 初期設定保持部
19 記録保持部
21 送信処理部
22 光送信部
F 光ファイバ群
F−1〜F−n,F2 光ファイバ
DT,DT1,DTn バーストデータ

Claims (18)

  1. 局側装置と複数の加入者側装置とが光伝送路を介した受動光ネットワークを形成して接続され、前記局側装置と前記複数の加入者側装置との間で双方向通信を行う通信システムにおいて、
    前記局側装置は、前記複数の加入者側装置から前記局側装置に送信されるバーストデータのバーストデータオーバヘッド内の同期再生用データのデータ長を可変設定する設定手段を備え
    前記設定手段は、前記同期再生用データを用いて同期がとれたことを示す同期信号および該同期再生用データの後に送出されるフレーム内の所定データの受信を示す所定受信信号をモニタし、該モニタされた前記同期信号の出力から前記所定受信信号の出力までの検出時間と、予め求められる前記同期信号の出力から前記所定受信信号の出力までの処理時間との差をもとに、同期再生の余裕時間を求め、該余裕時間に応じて前記同期再生用データのデータ長を可変設定することを特徴とする通信システム。
  2. 前記局側装置は、前記設定手段によって設定された各加入者側装置毎の前記データ長を、各加入者側装置に送信する送信処理手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記余裕時間は、前記局側装置内の回路処理遅延時間、前記所定受信信号の生成処理時間、および前記加入者側装置内の処理ばらつきと前記光伝送路のゆらぎとを加味したマージンを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の通信システム。
  4. 前記設定手段は、前記余裕時間がある場合に前記データ長を短縮し、前記余裕時間がない場合に前記データ長を伸張することを特徴とする請求項またはに記載の通信システム。
  5. 前記設定手段は、前記余裕時間がある場合に前記データ長を短縮し、前記余裕時間が不足し該不足分が前記マージン未満である場合に前記データ長を維持し、前記余裕時間が不足し該不足分が前記マージン以上である場合に前記データ長を伸張することを特徴とする請求項に記載の通信システム。
  6. 前記設定手段は、前記所定受信信号の出力をモニタできなかった場合、予め設定される初期余裕時間を得ることができるように前記同期再生用データのデータ長を初期設定することを特徴とする請求項のいずれか一つに記載の通信システム。
  7. 前記設定手段は、前記データ長の可変設定を繰り返し行い、前記データ長を最適値に設定することを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の通信システム。
  8. 前記設定手段は、前記データ長の可変設定を行う場合、前記余裕時間の判定に所定段数の連続検出保護処理を施すことを特徴とする請求項のいずれか一つに記載の通信システム。
  9. 局側装置と複数の加入者側装置とが光伝送路を介した受動光ネットワークを形成して接続され、前記局側装置と前記複数の加入者側装置との間で双方向通信を行う通信システムに用いられる局側装置であって、
    請求項1〜のいずれか一つに記載の設定手段を備えたことを特徴とする局側装置。
  10. 請求項2に記載の送信処理手段を備えたことを特徴とする請求項に記載の局側装置。
  11. 局側装置と複数の加入者側装置とが光伝送路を介した受動光ネットワークを形成して接続され、前記局側装置と前記複数の加入者側装置との間で双方向通信を行う通信方法において、
    前記局側装置は、前記複数の加入者側装置から前記局側装置に送信されるバーストデータのバーストデータオーバヘッド内の同期再生用データのデータ長を可変設定する設定ステップを含み
    前記設定ステップは、前記同期再生用データを用いて同期がとれたことを示す同期信号および該同期再生用データの後に送出されるフレーム内の所定データの受信を示す所定受信信号をモニタし、該モニタされた前記同期信号の出力から前記所定受信信号の出力までの検出時間と、予め求められる前記同期信号の出力から前記所定受信信号の出力までの処理時間との差をもとに、同期再生の余裕時間を求め、該余裕時間に応じて前記同期再生用データのデータ長を可変設定することを特徴とする通信方法。
  12. 前記局側装置は、前記設定ステップによって設定された各加入者側装置毎の前記データ長を、各加入者側装置に送信する送信処理ステップを含むことを特徴とする請求項11に記載の通信方法。
  13. 前記余裕時間は、前記局側装置内の回路処理遅延時間、前記所定受信信号の生成処理時間、および前記加入者側装置内の処理ばらつきと前記光伝送路のゆらぎとを加味したマージンを含むことを特徴とする請求項11または12に記載の通信方法。
  14. 前記設定ステップは、前記余裕時間がある場合に前記データ長を短縮し、前記余裕時間がない場合に前記データ長を伸張することを特徴とする請求項11または12に記載の通信方法。
  15. 前記設定ステップは、前記余裕時間がある場合に前記データ長を短縮し、前記余裕時間が不足し該不足分が前記マージン未満である場合に前記データ長を維持し、前記余裕時間が不足し該不足分が前記マージン以上である場合に前記データ長を伸張することを特徴とする請求項13に記載の通信方法。
  16. 前記設定ステップは、前記所定受信信号の出力をモニタできなかった場合、予め設定される初期余裕時間を得ることができるように前記同期再生用データのデータ長を初期設定することを特徴とする請求項1115のいずれか一つに記載の通信方法。
  17. 前記設定ステップは、前記データ長の可変設定を繰り返し行い、前記データ長を最適値に設定することを特徴とする請求項1116のいずれか一つに記載の通信方法。
  18. 前記設定ステップは、前記データ長の可変設定を行う場合、前記余裕時間の判定に所定段数の連続検出保護処理を施すことを特徴とする請求項1417のいずれか一つに記載の通信方法。
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