JPH11224981A - 半田付け方法および半田バンプの形成方法 - Google Patents

半田付け方法および半田バンプの形成方法

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JPH11224981A
JPH11224981A JP10025749A JP2574998A JPH11224981A JP H11224981 A JPH11224981 A JP H11224981A JP 10025749 A JP10025749 A JP 10025749A JP 2574998 A JP2574998 A JP 2574998A JP H11224981 A JPH11224981 A JP H11224981A
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soldering
solder
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solder bump
electrode
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隆稔 石川
Makoto Okazaki
誠 岡崎
Seiji Sakami
省二 酒見
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半田付け後の洗浄を必要とせずに効率よく半
田付けができる電子部品の半田付け方法および半田バン
プの形成方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 電子部品1を基板8に半田付けにより接
合する電子部品の半田付け方法において、電子部品1の
搭載に先立ち電子部品1の半田バンプ2の表面の酸化膜
をフッ化処理によりフッ化膜に置換し、次いで半田バン
プ2に半田付け工程での最高加熱温度より高い沸点を有
する高粘性の揮発性有機材料を含む仮固定剤16を塗布
する。この後半田バンプ2を電極9に位置合せし仮固定
剤16によって仮固定し、リフロー炉で加熱して半田バ
ンプ2を溶融させ、電極9に半田付けする。仮固定剤1
6により電子部品1が位置ずれを生じることはなく、ま
たフッ化膜は加熱工程において消滅するので良好な半田
付けが行われ、半田付け後は仮固定剤6は蒸発して残留
しないので、半田付け後の洗浄を必要としない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品を半田付
けする半田付け方法および半田ボールを電極に半田付け
して半田バンプを形成する半田バンプの形成方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】半導体素子や回路基板などの電子部品を
相互に接合する方法として、半田付けが広く用いられて
いる。半田付けの方法としては、相互に接合される電子
部品の接合面のいずれかに半田部を予め形成しておき、
この半田部を被接合部にフラックスで仮固定し、リフロ
ー炉で加熱することにより半田部を溶融固化させる方法
が知られている。この方法では、フラックスは電子部品
相互を仮固定する以外に、半田部の表面の酸化膜を除去
して半田接合性を向上させる機能をも有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のフラ
ックスを用いる方法では、半田付け後もフラックスの固
形部や活性剤が基板上にフラックスの残渣として残留す
る。従って従来の方法ではフラックスの残渣により配線
回路面の腐食が生じ信頼性を低下させるため、半田付け
後の洗浄が必要とされる。しかしながら、フラックスの
洗浄工程は、従来用いられていたフロンなどの溶剤を使
用する簡便な洗浄法が使用できなくなったことから複雑
化、高コスト化し、コスト低減を妨げる要因となってい
た。また、多数の電子部品を一括して効率よく半田付け
する方法としてリフローによる方法が用いられるが、こ
の方法では半田付け時まで電子部品を仮固定する必要が
あり、上記のフラックスを使用せずに仮固定が行える方
法が望まれていた。そしてこれらの課題は、半田ボール
を電極に半田付けすることにより半田バンプを形成する
場合にも共通するものであり、同様にフラックスを用い
ずに半田バンプを形成する方法が望まれていた。
【0004】そこで本発明は、半田付け後の洗浄を必要
とせずにリフローにより効率よく半田付けができる半田
付け方法および半田バンプの形成方法を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半田付け
方法は、電子部品を相互に半田により接合する半田付け
方法であって、電子部品に予め形成された半田部をフッ
化処理することにより半田部の表面にフッ化膜を形成す
る工程と、この半田部またはこの半田部が接合される被
接合部に、半田付け工程での被接合部の最高加熱温度よ
り高い沸点を有する高粘性の揮発性有機材料を主成分と
する仮固定剤を塗布する工程と、前記電子部品の半田部
を前記被接合部に位置合せし前記揮発性有機材料によっ
て仮固定する工程と、前記電子部品を加熱することによ
り前記半田部を溶融・固化させて被接合部に半田付けす
る工程とを含む。
【0006】請求項2記載の半田付け方法は、半田ボー
ルを基板や電子部品の電極に搭載して半田付けすること
により半田バンプを形成する半田バンプの形成方法であ
って、半田ボールをフッ化処理することにより半田ボー
ルの表面にフッ化膜を形成する工程と、この半田ボール
またはこの半田ボールが搭載される電極に、半田付け工
程での半田ボールの最高加熱温度より高い沸点を有する
高粘性の揮発性有機材料を主成分とする仮固定剤を塗布
する工程と、前記半田ボールを電極に搭載し前記揮発性
有機材料によって仮固定する工程と、前記基板や電子部
品を加熱することにより前記半田ボールを溶融・固化さ
せて電極に半田付けして半田バンプを形成する工程とを
含む。
【0007】請求項3記載の半田付け方法は、請求項1
記載の半田付け方法であって、前記揮発性有機材料が、
少なくともグリセリン、ポリエチレングリコールのいず
れかを含むようにした。
【0008】請求項4記載の半田バンプの形成方法は、
請求項2記載の半田バンプの形成方法であって、前記揮
発性有機材料が、少なくともグリセリン、ポリエチレン
グリコールのいずれかを含むようにした。
【0009】各請求項記載の発明によれば、半田付けさ
れる半田部や半田バンプをフッ化処理した後に、半田部
や半田バンプまたは被接合部に半田付け工程での被接合
部の最高加熱温度より沸点が高い高粘性の揮発性有機材
料よりなる仮固定剤を塗布することにより、半田付け後
の洗浄を行うことなく電子部品を効率よく半田付けし、
また半田バンプを形成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1(a)は本
発明の実施の形態1の電子部品の側面図,図1(b)は
同プラズマ処理装置の断面図、図2(a),(b),
(c)、図3(a),(b),(c)は同電子部品の半
田付け方法の工程説明図、図4(a)は同電子部品の半
田付け方法のリフロー炉の断面図、図4(b)は同電子
部品の半田付け方法の加熱プロファイルを示すグラフで
ある。
【0011】図1(a)において、ウェハ状の電子部品
1の上面には、半田部としての半田バンプ2が多数形成
されている。半田バンプ2の表面には半田が空気に触れ
ることにより酸化膜2aが生成している。この状態で、
電子部品1はフッ化処理工程に送られる。このフッ化処
理工程は、半田バンプ2の表面にフッ化膜を形成するた
めに行われるものである。フッ化処理の方法としては図
1(b)に示すようにプラズマ処理法を用いることがで
きる。図1(b)において、電子部品1は真空チャンバ
3内の電極4上に載置され、真空チャンバ3内を真空排
気した後に、真空チャンバ3内にはガス供給部5によ
り、4フッ化炭素(CF4)や6フッ化硫黄(SF6)
などのフッ化ガスが導入される。この後電極4に高周波
電源6を駆動して高周波電圧を印加することにより、フ
ッ素のラジカルが電子部品1の上面に衝突する。これに
より、電子部品1上の半田バンプ2の表面の酸化膜2a
中の酸素はフッ素に置換され、半田バンプ2の表面には
フッ化膜が形成される。
【0012】このようにしてフッ化処理が行われたウエ
ハ状の電子部品1は個片の電子部品1に切断され、仮固
定材の塗布工程に送られる。図2(a)に示すように、
半田部としての半田バンプ2が形成された電子部品1は
移載ヘッド13に保持されている。電子部品1の半田付
けに際しては、まずこの電子部品1を保持した移載ヘッ
ド13を仮固定剤の塗布部14上に移動させる。図2
(b)に示すように、塗布部14の容器15の底面に
は、仮固定剤16がスキージ17により塗布されてい
る。容器15に対して電子部品1を下降させてバンプ2
を容器15の底面に当接させ、次いで移載ヘッド13を
上昇させると、図2(c)に示すように電子部品1のバ
ンプ2の下端部には仮固定剤16が転写により塗布され
る。
【0013】ここで仮固定剤16について説明する。仮
固定剤16は高粘性の揮発性有機材料であるグリセリン
などを主成分としている。グリセリンの粘度は25℃に
おいて3Pas(マルコム粘度計 0.5rpm)であ
る。電子部品1を仮固定するためには、一般に0.5P
as以上の粘度が必要とされるが、グリセリンの粘度は
これより十分に大きいものとなっている。また、グリセ
リンの沸点は290℃で、通常の半田加熱工程での最高
加熱温度より高く、半田付け時に突沸を発生しないもの
となっている。なお、揮発性有機材料としてはグリセリ
ンの他にポリエチレングリコールを用いることもでき
る。
【0014】次に、バンプ2に上述の仮固定剤16が塗
布された電子部品1を、電子部品である基板8に搭載す
る。図3(a)に示すように、半田バンプ2を被接合部
である電極9に位置合せし、次いで図3(b)に示すよ
うに半田バンプ2を電極9上に移載する。このとき、半
田バンプ2と電極9の当接面には仮固定剤16が介在し
ており、前述のように仮固定剤16の粘度は電子部品1
を基板8に仮固定するのに十分な値であるため、電子部
品1は基板8の搬送時に位置ずれを起こすことなく電極
9上に保持される。
【0015】電子部品1が移載された基板8は、この後
リフロー工程に送られる。図4(a)に示すように、基
板8はリフロー炉20に送り込まれ、予熱ゾーン21、
本加熱ゾーン22、23を順次通過する。予熱ゾーン2
1、本加熱ゾーン22、23にて基板8を加熱すること
により半田バンプ2を溶融・固化させて、図3(c)に
示すように電子部品1を基板8に半田付けする。
【0016】このときの半田付けの過程を図4(b)の
加熱プロファイルを参照して説明する。電子部品1の温
度は、予熱ゾーン21を通過することにより上昇し、所
定時間の間予熱温度が保持される。そして本加熱ゾーン
22を通過することにより温度は更に上昇し、半田の融
点温度Ts(183°C)を越えて最高加熱温度Tma
x(230°C)まで上昇する。この加熱過程で半田バ
ンプ2は溶融し、電極9に半田付けされる。このとき、
半田バンプ2の表面に存在していた酸化膜2aはフッ化
処理の過程においてフッ化膜に置換されているのでこの
加熱工程においては既に存在せず、しかもフッ化膜は加
熱過程でフッ素が気化することにより消滅するので、半
田接合性に悪影響を及ぼすことがない。
【0017】したがって、通常の半田付けに必要とされ
るフラックスを使用せず、またリフロー炉10中を低酸
素雰囲気とする必要なく、良好な半田付け性を得ること
ができる。この半田付け過程で揮発性の仮固定剤16は
徐々に気化し、最高加熱温度Tmax(230°C)に
到達した時点では大部分が蒸発しており、半田付け後に
は完全に蒸発して接合部には残存しない。このため半田
付け後には被接合部周囲には有害な成分の残留がなく半
田付け後の洗浄を必要としない。
【0018】(実施の形態2)図5(a)、(b)、
(c)、(d)は本発明の実施の形態2の半田バンプの
形成方法の工程説明図である。本実施の形態は、電子部
品や基板の電極上に半田ボールを搭載し、この後電子部
品や基板を加熱することにより半田ボールを電極上で溶
融固化させて半田バンプを形成するものである。
【0019】電子部品や基板への搭載に先立って半田ボ
ールはまずフッ化処理工程に送られ、半田ボールの表面
にはフッ化処理が行われる。これにより、半田ボールの
表面の酸化膜中の酸素はフッ素に置き換えられて半田ボ
ールの表面にはフッ化膜が形成される。フッ化処理の方
法については実施の形態1と同様である。
【0020】この後、半田ボール30は基板への移載工
程に送られる。図5(a)に示すように、まず移載ヘッ
ド31により半田ボール30を吸着してピックアップ
し、、この移載ヘッド31を仮固定剤の塗布部14上に
移動させる。塗布部14の容器15の底面には、実施の
形態1におけるものと同様の仮固定剤16がスキージ1
7により塗布されている。この容器15に対して吸着ヘ
ッド31を下降させることにより半田ボール30を容器
15の底面に当接させ、次いで移載ヘッド31を上昇さ
せると、図5(b)に示すように半田ボール30の下端
部には仮固定剤16が転写により塗布される。
【0021】この後、図5(c)に示すように、移載ヘ
ッド31を基板32上に移動させ、半田ボール30を基
板32の電極33上に位置あわせして移載する。このと
き、半田ボール30と電極33の当接面には仮固定剤1
6が介在しており、前述のように仮固定剤16の粘度は
半田ボール30を電極33上に仮固定するのに十分な値
であるため、半田ボール30は基板32の搬送時に位置
ずれを起こすことなく電極33上に保持される。
【0022】この後、半田ボール30が移載された基板
32は、実施の形態1と同様にリフロー工程に送られ
る。基板32を加熱することにより半田ボール30を溶
融させ、電極33上に半田付けする。その後溶融半田が
固化することにより図5(d)に示すように電極33上
に半田バンプ34が形成される。
【0023】このときの半田付けの過程は、実施の形態
1と同様である。通常の半田付けに必要とされるフラッ
クスを使用せず、またリフロー炉20中を低酸素雰囲気
とする必要なく、良好な半田付け性を得ることができ
る。この半田付け過程で揮発性の仮固定剤16は徐々に
気化し、最高加熱温度Tmax(230°C)に到達し
た時点では大部分が蒸発しており、半田付け後には完全
に蒸発して接合部には残存しない。従って、実施の形態
1と同様に半田付け後の洗浄を必要としない。
【0024】上記実施の形態1および2にて説明したよ
うに、半田付けに先立って半田バンプ2や半田ボール3
0などの半田部にフッ化処理を行い、半田付け工程での
最高加熱温度より高い沸点を有する高粘度の揮発性有機
材料を仮固定剤16として用いることにより、以下の効
果を得ることができる。まず、フッ化処理により、半田
部の表面に生成し、半田付け時に接合性を阻害する酸化
膜をフッ化膜と置換することができる。そしてフッ化膜
は加熱により消滅するため、接合部には半田接合性を阻
害するものがなく、良好な半田付けを行うことができ
る。
【0025】また、塗布される仮固定剤16は電子部品
1や半田ボール30を仮固定するのに必要な粘度を有し
ているため、電子部品1や半田ボール30の移載後、加
熱に至るまでの工程中に電子部品1や半田ボール30の
位置ずれを防止することができる。
【0026】このとき、加熱工程での最高加熱温度Tm
axより沸点の高い物質を使用するので、仮固定剤16
が突沸することがなく、したがって電子部品1や半田ボ
ール30の位置ずれが発生しない。更には、仮固定剤1
6は揮発性であり、半田付け後には完全に蒸発して半田
接合部に残留しないので、従来フラックスを使用する場
合に必要とされた洗浄工程を省略することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、半田付けに先立って半
田部にフッ化処理を行い、半田付けされる接合部に、半
田付け工程での最高加熱温度より沸点が高い高粘性の揮
発性有機材料よりなる仮固定剤を塗布するようにしてい
るので、移載後半田付けされるまでの間の電子部品の位
置ずれを防止することができる。また、仮固定剤は半田
付け時の加熱工程で揮発や蒸発して半田付け後には基板
上に残留しないので、半田付け後の洗浄を必要としな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施の形態1の電子部品の側面
図 (b)本発明の実施の形態1のプラズマ処理装置の断面
【図2】(a)本発明の実施の形態1の電子部品の半田
付け方法の工程説明図 (b)本発明の実施の形態1の電子部品の半田付け方法
の工程説明図 (c)本発明の実施の形態1の電子部品の半田付け方法
の工程説明図
【図3】(a)本発明の実施の形態1の電子部品の半田
付け方法の工程説明図 (b)本発明の実施の形態1の電子部品の半田付け方法
の工程説明図 (c)本発明の実施の形態1の電子部品の半田付け方法
の工程説明図
【図4】(a)本発明の実施の形態1の電子部品の半田
付け方法のリフロー炉の断面図 (b)本発明の実施の形態1の電子部品の半田付け方法
の加熱プロファイルを示すグラフ
【図5】(a)本発明の実施の形態2の半田バンプの形
成方法の工程説明図 (b)本発明の実施の形態2の半田バンプの形成方法の
工程説明図 (c)本発明の実施の形態2の半田バンプの形成方法の
工程説明図 (d)本発明の実施の形態2の半田バンプの形成方法の
工程説明図
【符号の説明】 1 電子部品 2 半田バンプ 2a 酸化膜 8 基板 9 電極 13、31 移載ヘッド 16 仮固定剤 20 リフロー炉 30 半田ボール 32 基板 34 半田バンプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品を相互に半田により接合する半田
    付け方法であって、電子部品に予め形成された半田部を
    フッ化処理することにより半田部の表面にフッ化膜を形
    成する工程と、この半田部またはこの半田部が接合され
    る被接合部に、半田付け工程での被接合部の最高加熱温
    度より高い沸点を有する高粘性の揮発性有機材料を主成
    分とする仮固定剤を塗布する工程と、前記電子部品の半
    田部を前記被接合部に位置合せし前記揮発性有機材料に
    よって仮固定する工程と、前記電子部品を加熱すること
    により前記半田部を溶融・固化させて被接合部に半田付
    けする工程とを含むことを特徴とする半田付け方法。
  2. 【請求項2】半田ボールを基板や電子部品の電極に搭載
    して半田付けすることにより半田バンプを形成する半田
    バンプの形成方法であって、半田ボールをフッ化処理す
    ることにより半田ボールの表面にフッ化膜を形成する工
    程と、この半田ボールまたはこの半田ボールが搭載され
    る電極に、半田付け工程での半田ボールの最高加熱温度
    より高い沸点を有する高粘性の揮発性有機材料を主成分
    とする仮固定剤を塗布する工程と、前記半田ボールを電
    極に搭載し前記揮発性有機材料によって仮固定する工程
    と、前記基板や電子部品を加熱することにより前記半田
    ボールを溶融・固化させて電極に半田付けして半田バン
    プを形成する工程とを含むことを特徴とする半田バンプ
    の形成方法。
  3. 【請求項3】前記揮発性有機材料が、少なくともグリセ
    リン、ポリエチレングリコールのいずれかを含むことを
    特徴とする請求項1記載の半田付け方法。
  4. 【請求項4】前記揮発性有機材料が、少なくともグリセ
    リン、ポリエチレングリコールのいずれかを含むことを
    特徴とする請求項2記載の半田バンプの形成方法。
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