JPH11224273A - 騒音シミュレーション装置および方法 - Google Patents

騒音シミュレーション装置および方法

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JPH11224273A
JPH11224273A JP10023470A JP2347098A JPH11224273A JP H11224273 A JPH11224273 A JP H11224273A JP 10023470 A JP10023470 A JP 10023470A JP 2347098 A JP2347098 A JP 2347098A JP H11224273 A JPH11224273 A JP H11224273A
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JP
Japan
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sound
noise
barrier
information
attenuation
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Application number
JP10023470A
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English (en)
Inventor
Shingo Nishimura
新吾 西村
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11224273A publication Critical patent/JPH11224273A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 騒音源と受音位置の間に設けた障壁の効果、
障壁による反射音の影響をリアルに体験可能とするこ
と。 【解決手段】 住宅の各区画部材に関する情報、各部屋
に関する情報、および聞きたい騒音源の種類・位置、障
壁の位置・高さと騒音の聞こえ具合を体験したい部屋を
平面図上で指定し、次に、入力された情報から各区画部
材の遮音性能、音の経路毎の距離減衰・障壁減衰を計算
し、最後に計算結果に基づき、騒音をスピーカやヘッド
ホーンなどから音として出力するもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅の壁、窓、ド
アなどの遮音性能がどの程度か、仕様による差異がどの
程度あるかなど、遮音性能を実際に体験でき、さらに部
材の遮音性能の評価に利用できることを目的とした装
置、方法に関する。特に屋外経由で漏れてくる騒音(例
えば窓を全開にしたため、隣室から漏れてくる騒音・交
通騒音など)に対する障壁(住宅の屋外に設置されるブ
ロック塀、レンガ塀、石塀、コンクリート塀など)の影
響(効果)をリアルに体験できる装置、方法に関する。
また、特に屋外経由で漏れてくる騒音(例えば窓を全開
にしたため、隣室から漏れてくる騒音・交通騒音など)
が障壁(住宅の屋外に設置されるブロック塀、レンガ
塀、石塀、コンクリート塀など)で反射する音の影響を
リアルに体験できる装置、方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特願平9-043985に係る「騒音シミ
ュレーション装置および方法」がある。これは平面図上
で騒音源の位置と受音位置を指定することにより、受音
位置に漏れてくる騒音をリアルに体験できる装置、方法
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】住宅を建てようとする
顧客と設計者(あるいは営業マン)の間で商談を進める
場合、平面図などを用いて話を進めるのが一般的であ
る。その際、例えば「洗濯機を浴室の横に置くと、その
騒音が寝室にかなり伝わるのではないか」といった不安
を顧客がもつ場合があり、その騒音を実際に体験した
い、との要望も見受けられる。
【0004】この要望を解決すべく、我々は特願平9-04
3985に係る「騒音シミュレーション装置および方法」を
考案したが、例えば屋外からの騒音を減らすために住宅
の周りに設ける障壁の効果、該障壁による反射音の影響
は体験できなかった。
【0005】本発明の課題は、騒音源と受音位置の間に
設けた障壁の効果、障壁による反射音の影響をリアルに
体験可能とすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
に係る騒音シミュレーション装置は、騒音を録音および
再生するための騒音録音・再生手段と、騒音録音の際、
その音響パワーレベルを測定する音響パワーレベル測定
手段と、住宅の間取り、住宅外の障壁の位置・高さ等の
平面図を入力するための位置情報入力手段と、録音・測
定した騒音の内、聞きたい騒音源の種類(屋内騒音:洗
濯機、冷蔵庫、換気扇、TVの音など、屋外騒音:交通
騒音、隣家の騒音など)、およびその騒音源の平面図上
での位置(平面図上でどの位置に騒音源があるか)を指
定するための騒音源入力手段と、その騒音の聞こえ具合
を体験したい部屋を平面図上で指定する受音位置入力手
段と、平面図に表れる壁、窓、ドアなどで構成される各
区画部材に関する情報(断面構成、面積、密度など)、
各部屋に関する情報(体積、吸音力など)を入力する部
材情報入力手段と、入力された情報を基に、各区画部材
の遮音性能(音響透過損失)を計算する遮音性能計算手
段と、指定された騒音源位置から受音位置(体験者が居
ると想定する部屋の位置)へ向かう音の経路毎に、距離
減衰を計算する距離減衰計算手段と、障壁による減衰量
を計算する障壁減衰計算手段と、音の経路上にある複数
の区画部材の音響透過損失およびその間での距離減衰お
よび障壁による減衰量から、音源−受音位置間の音圧レ
ベル差を計算する音圧レベル差計算手段と、上記計算結
果に応じて騒音を減衰加工する騒音加工手段と、騒音加
工手段で加工した騒音を、音として出力するための音発
生手段を用意するようにしたものである。
【0007】請求項2に記載の本発明に係る騒音シミュ
レーション方法は、体験したい騒音を録音すると共に、
音響パワーレベルを測定し、次に、体験したい住宅の平
面図(間取り、障壁の位置・高さ等)を入力し、次に、
各区画部材に関する情報(断面構成、面積、密度な
ど)、各部屋に関する情報(体積、吸音力など)を入力
し、次に、上記情報を基に、各区画部材の遮音性能(音
響透過損失)を計算し、次に、録音済みの複数の騒音か
ら、騒音源の種類、位置を指定し、次に、その騒音の聞
こえ具合を体験したい部屋を平面図上で指定し、次に、
音の経路上にある複数の区画部材の遮音性能、その間で
の距離減衰および障壁による減衰量の計算結果から、音
源−受音位置間の音圧レベル差を計算し、次に、音圧レ
ベルの差に応じて、騒音信号を減衰加工し、その後、減
衰加工された騒音を、音として出力するよう構成したも
のである。
【0008】請求項3に記載の本発明は、請求項2に記
載の本発明において更に、前記障壁による減衰量を計算
する手段として、フレーネル数の計算式を用いるように
したものである。
【0009】請求項4に記載の本発明に係る騒音シミュ
レーション装置は、騒音を録音および再生するための騒
音録音・再生手段と、騒音録音の際、その音響パワーレ
ベルを測定する音響パワーレベル測定手段と、住宅の間
取り、住宅外の障壁の位置・高さ等の平面図を入力する
ための位置情報入力手段と、録音・測定した騒音の内、
聞きたい騒音源の種類(屋内騒音:洗濯機、冷蔵庫、換
気扇、TVの音など、屋外騒音:交通騒音、隣家の騒音
など)、およびその騒音源の平面図上での位置(平面図
上でどの位置に騒音源があるか)を指定するための騒音
源入力手段と、その騒音の聞こえ具合を体験したい部屋
を平面図上で指定する受音位置入力手段と、平面図に表
れる壁、窓、ドアなどで構成される各区画部材に関する
情報(断面構成、面積、密度など)、各部屋に関する情
報(体積、吸音力など)を入力する部材情報入力手段
と、入力された情報を基に、各区画部材の遮音性能(音
響透過損失)を計算する遮音性能計算手段と、指定され
た騒音源位置から受音位置(体験者が居ると想定する部
屋の位置)へ向かう音の経路毎に、距離減衰、障壁によ
る反射を計算する屋外騒音計算手段と、音の経路上にあ
る複数の区画部材の音響透過損失およびその間での距離
減衰および障壁による反射量から、音源−受音位置間の
音圧レベル差を計算する音圧レベル差計算手段と、上記
計算結果に応じて騒音を減衰加工する騒音加工手段と、
騒音加工手段で加工した騒音を、音として出力するため
の音発生手段を用意するようにしたものである。
【0010】請求項5に記載の本発明に係る騒音シミュ
レーション方法は、体験したい騒音を録音すると共に、
音響パワーレベルを測定し、次に、体験したい住宅の平
面図(間取り、障壁の位置・高さ等)を入力し、次に、
各区画部材に関する情報(断面構成、面積、密度な
ど)、各部屋に関する情報(体積、吸音力など)を入力
し、次に、上記情報を基に、各区画部材の遮音性能(音
響透過損失)を計算し、次に、録音済みの複数の騒音か
ら、騒音源の種類、位置を指定し、次に、その騒音の聞
こえ具合を体験したい部屋を平面図上で指定し、次に、
音の経路上にある複数の区画部材の遮音性能、その間で
の距離減衰および障壁による反射量の計算結果から、音
源−受音位置間の音圧レベル差を計算し、次に、音圧レ
ベルの差に応じて、騒音信号を減衰加工し、その後減衰
加工された騒音を、音として出力するよう構成したもの
である。
【0011】請求項6に記載の本発明は、請求項5に記
載の本発明において更に、前記障壁による反射量を計算
する手段として、音線法を用いるようにしたものであ
る。
【0012】
【作用】請求項1〜3に記載の本発明によれば下記、
の作用がある。 本発明では、まず、各区画部材に関する情報(断面構
成、面積、密度など)、各部屋に関する情報(体積、吸
音力など)、および聞きたい騒音源の種類・位置、障壁
の位置・高さと聞こえ具合を体験したい部屋を平面図上
で指定する。次に、入力された情報から各区画部材の遮
音性能(音響透過損失)、音の経路毎の距離減衰・障壁
減衰を計算する。最後に計算結果に基づき、騒音をスピ
ーカやヘッドホーンなどから音として出力することによ
り、指定した部屋での騒音がどの程度か、体験者はリア
ルに体験できるようになった。そのため実際、顧客が検
討している平面図に対応して、その騒音環境を体験で
き、さらに間取りを変更した場合の騒音環境の変化も随
時、確認できる。特に屋外経由で漏れてくる騒音に対す
る障壁の影響(効果)をリアルに体験できる様になっ
た。
【0013】特に、請求項3では、請求項1、2に示
す騒音シミュレーション装置、方法において、障壁によ
る減衰量を計算する手段として、フレーネル数の計算式
を用いた。つまり フレーネル数N=δ/(λ/2)[ ] 障壁の有無による音の経路差δ=A+B−d[m](図
4参照) 音の波長λ=340/f[m] を計算し、フレーネル数と障壁による減衰量を示す図
(図4)から障壁減衰量を計算するものとした。これに
より、簡単な障壁減衰計算式を用いたため、短時間に簡
便に障壁減衰の効果を考慮することができる。
【0014】請求項4〜6に記載の本発明によれば下記
、の作用がある。 本発明では、まず、各区画部材に関する情報(断面構
成、面積、密度など)、各部屋に関する情報(体積、吸
音力など)、および聞きたい騒音源の種類・位置、障壁
の位置・高さと聞こえ具合を体験したい部屋を平面図上
で指定する。次に、入力された情報から各区画部材の遮
音性能(音響透過損失)、音の経路毎の距離減衰・障壁
反射を計算する。最後に計算結果に基づき、騒音をスピ
ーカやヘッドホーンなどから音として出力することによ
り、指定した部屋での騒音がどの程度か、体験者はリア
ルに体験できるようになった。そのため実際、顧客が検
討している平面図に対応して、その騒音環境を体験で
き、さらに間取りを変更した場合の騒音環境の変化も随
時、確認できる。特に屋外経由で漏れてくる騒音が障壁
で反射する音の影響をリアルに体験できる様になった。
【0015】特に、請求項6では、請求項4、5に示
す騒音シミュレーション装置、方法において、障壁によ
る反射量を計算する手段として、音線法を用いるものと
した。この音線法を利用することにより、障壁などによ
る反射の影響を考慮することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は第1実施形態の構成例を示
す模式図、図2は第1実施形態の平面図の例を示す模式
図、図3は第1実施形態の騒音伝搬経路の例を示す模式
図、図4は第1実施形態の障壁減衰量の計算例を示す模
式図、図5は第2実施形態の構成例を示す模式図、図6
は第2実施形態の平面図の例を示す模式図、図7は第2
実施形態の騒音伝搬経路の例を示す模式図である。
【0017】(第1実施形態)(図1〜図4) 第1実施形態の騒音シミュレーション装置1Aは、図1
に示す如く、録音・測定部10、情報入力部20、騒音
計算部30、騒音加工部40、音発生部50を有してい
る。そして、録音・測定部10として騒音録音・再生部
11、音響パワーレベル測定部12を有し、情報入力部
20として、位置情報入力部21、部材情報入力部2
2、騒音源入力部23、受音位置入力部24を有し、騒
音計算部30として遮音性能計算部31、距離減衰計算
部32、障壁減衰計算部33、音圧レベル差計算部34
を有している。
【0018】この騒音シミュレーション装置1Aを用い
た、騒音シミュレーション方法で騒音を体験するための
手順の一例を以下に示す。 1.体験したい騒音がある場合、事前に騒音録音・再生
部11で体験したい騒音を録音する必要がある。騒音録
音・再生部11は、例えば、テープレコーダとマイクロ
ホンと接続ケーブルからなる。テープレコーダはアナロ
グ式、ディジタル式、ミニディスク装置など機種は問わ
ない。また例えば、収録した騒音信号をAD変換器など
を通し、コンピュータのハードディスクに取り込んでお
いても良い。さらに暗騒音を付加するための再生部を別
途、用意しても良いし、コンピュータを利用して暗騒音
を合成しても良い。同時に、騒音源からどの程度の音が
出力されているか、音響パワーレベル測定部12で音響
パワーレベルを測定する。またカタログ、文献などで音
響パワーレベルが既知の場合、その値を代用しても良
い。
【0019】2.体験したい住宅の平面図(間取り、障
壁の位置・高さ等)を入力する。間取り図などを参考に
位置情報入力部21で入力する。例えば、マウスおよび
CAD(Computer Aided Design ) ソフトを使って入力
するものとする。またスキャナを使って取り込んだ間取
り図から自動的に平面図をおこしてもよいものとする。
平面図の一例を図2に示す。
【0020】3.部材情報入力部22で各区画部材に関
する情報(断面構成、面積、密度など)、各部屋に関す
る情報(体積、吸音力など)を入力する。開放窓(開け
放たれた窓)がある場合、その位置を入力する。例えば
図2の場合、部屋数は2、区画部材は間仕切壁、窓〜
、障壁の4つである。
【0021】4.遮音性能計算部31で、上記情報を基
に各区画部材の遮音性能(音響透過損失)を計算する。
区画部材が複数の部材で構成される場合(例えば壁にド
アが付いている場合など)、各部材の音響透過損失の値
および面積から総合的な音響透過損失を求めるものとす
る。
【0022】※なお、1から4の手順を事前に行い、デ
ータベース化されている場合などは、次の手順5から始
めてもよいものとする。
【0023】5.騒音源入力部23で、騒音源の種類、
位置を指定する。騒音録音・再生部11で複数の騒音源
を録音・測定済みである場合、その内のいずれかを選択
しなくてはならない。例えば、騒音源がコンピュータの
ハードディスクに取り込んである場合、そのファイル名
を入力するわけである。また騒音源位置を入力する。位
置の入力は、例えばコンピュータディスプレイに表示さ
れる平面図上を、例えばマウスでピックすることにより
指定する。位置指定の一例を図3に示す。
【0024】6.受音位置入力部24で、その騒音の聞
こえ具合を体験したい部屋を平面図上で指定する。位置
の入力は、例えばコンピュータディスプレイに表示され
る平面図上を、例えばマウスでピックすることにより指
定する。位置指定の一例を図3に示す。
【0025】7.距離減衰計算部32、障壁減衰計算部
33および音圧レベル差計算部34で、音の経路上にあ
る複数の区画部材の遮音性能、その間での距離減衰およ
び障壁減衰の計算結果から、音源−受音位置間の音圧レ
ベル差を計算する。騒音が伝搬する経路としては複数考
えられる。計算の一例を図3に沿って説明する。
【0026】考えられる全ての経路を洗い出す。ただ
し経路は一方向に進場合に限定する。図3の場合、経路
a、bの2つを考慮する。
【0027】まず、経路a(障壁、窓1を透過する経
路)について、障壁が無い場合の距離減衰量を求める。
今回、窓1は開放窓(開け放たれた窓)とする。例え
ば、距離r離れた点における音圧レベルLp=音響パワ
ーレベルLw−10log(r)−5なる計算式に基づき、距離
減衰を計算する。なお上式は半自由空間中の点音源に関
する式であるが、必要に応じて自由空間に対する式を採
用してもよく、また線音源、面音源に対する式を採用し
てもよいものとする。
【0028】次に、各周波数毎にフレーネル数を計算す
る。例えば フレーネル数N=δ/(λ/2)[ ] 障壁の有無による音の経路差δ=A+B−d[m](図
4参照) 音の波長λ=340/f[m] なる計算式に基づき、フレーネル数を計算する。次に、
フレーネル数と障壁による減衰量を示す図(図4)から
障壁減衰量を計算する。
【0029】最後に、距離減衰量と障壁減衰量を加え合
わせて、実際の減衰量を計算し、音響パワーレベルから
実際の減衰量を引いて部屋1での音圧レベルを求める。
【0030】※本例は障壁の遮音性能が十分に大きく、
障壁を透過する音は無視できる場合であるが、そうでな
い場合は、障壁を透過する経路も考慮して計算すること
も可能である。
【0031】同様に経路b(窓2および間仕切壁を透
過)について計算する。今回、窓2は開放窓とする。ま
ず、音源から窓2までの距離減衰量を前述の式から求
め、窓から入ってくる騒音の音圧レベルを求める。次
に、間仕切壁の音響透過損失から部屋1と部屋2の部屋
空間音圧レベル差を求める。これらの結果を基に、部屋
2での音圧レベルを求める。
【0032】(部屋2での音圧レベル)=(窓から入っ
てくる騒音の音圧レベル)−(空間音圧レベル差) ※本例では、住宅レベルのスケールで考えた場合、住宅
内での距離減衰は無視できるものとして計算したが、厳
密に住宅内での距離減衰を計算することも可能である。
【0033】得られた部屋1での音圧レベルを全て加
え合わせ、最終的に受音位置での音圧レベルを求める。
【0034】最後に、「騒音源位置での音圧レベル
(音響パワーレベル)と受音位置での音圧レベルの差」
を求める。
【0035】8.騒音加工部4で、「騒音源位置での音
圧レベル(音響パワーレベル)と受音位置での音圧レベ
ルの差」に応じて、騒音信号を減衰加工する。ただし、
減衰が大きすぎて騒音信号が負になった場合は、出力を
零とする。
【0036】9.減衰加工された騒音を音発生部5から
出力する。音発生部5は、例えばオーディオアンプとス
ピーカで構成されるものであってもよいし、ヘッドホー
ン・イヤホーンなどで構成されるものであってもよい
が、出来るだけ周波数特性の良好な(平坦な)ものが望
まれる。
【0037】この第1実施形態によれば、以下の作用効
果がある。即ち、まず、各区画部材に関する情報(断面
構成、面積、密度など)、各部屋に関する情報(体積、
吸音力など)、および聞きたい騒音源の種類・位置、障
壁の位置・高さと聞こえ具合を体験したい部屋を平面図
上で指定する。次に、入力された情報から各区画部材の
遮音性能(音響透過損失)、音の経路毎の距離減衰・障
壁減衰を計算する。最後に計算結果に基づき、騒音をス
ピーカやヘッドホーンなどから音として出力することに
より、指定した部屋での騒音がどの程度か、体験者はリ
アルに体験できるようなった。そのため実際、顧客が検
討している平面図に対応して、その騒音環境を体験で
き、さらに間取りを変更した場合の騒音環境の変化を随
時、確認できる。特に屋外経由で漏れてくる騒音に対す
る障壁の影響(効果)を考慮できるようなったため、例
えば騒音源と受音位置の間に設けた障壁の効果もリアル
に体験可能となった。本装置、方法は顧客に対する販売
促進ツールとして、また設計者あるいは研究者を対象に
部材の遮音性能の評価にも利用できる。
【0038】(第2実施形態)(図5〜図7) 第2実施形態の騒音シミュレーション装置1Bは、図5
に示す如く、録音・測定部110、情報入力部120、
騒音計算部130、騒音加工部140、音発生部150
を有している。そして、録音・測定部110として騒音
録音・再生部111、音響パワーレベル測定部112を
有し、情報入力部120として位置情報入力部121、
部材情報入力部122、騒音源入力部123、受音位置
入力部124を有し、騒音計算部130として遮音性能
計算部131、屋外騒音計算部(音線法等)132、音
圧レベル差計算部133を有している。
【0039】この騒音シミュレーション装置1Bを用い
た、騒音シミュレーション方法で騒音を体験するための
手順の一例を以下に示す。 1.体験したい騒音がある場合、事前に騒音録音・再生
部111で体験したい騒音を録音する必要がある。騒音
録音・再生部111は、例えば、テープレコーダとマイ
クロホンと接続ケーブルからなる。テープレコーダはア
ナログ式、ディジタル式、ミニディスク装置など機種は
問わない。また例えば、収録した騒音信号をAD変換器
などを通し、コンピュータのハードディスクに取り込ん
でおいても良い。さらに暗騒音を付加するための再生部
を別途、用意しても良いし、コンピュータを利用して暗
騒音を合成しても良い。同時に、騒音源からどの程度の
音が出力されているか、音響パワーレベル測定部112
で音響パワーレベルを測定する。またカタログ、文献な
どで音響パワーレベルが既知の場合、その値を代用して
も良い。
【0040】2.体験したい住宅の平面図(間取り、障
壁の位置・高さ等)を入力する。間取り図などを参考に
位置情報入力部121で入力する。例えば、マウスおよ
びCAD(Computer Aided Design ) ソフトを使って入
力するものとする。またスキャナを使って取り込んだ間
取り図から自動的に平面図をおこしてもよいものとす
る。平面図の一例を図6に示す。
【0041】3.部材情報入力部122で各区画部材に
関する情報(断面構成、面積、密度など)、各部屋に関
する情報(体積、吸音力など)を入力する。開放窓(開
け放たれた窓)がある場合、その位置を入力する。例え
ば図6の場合、部屋数は1、区画部材は外壁、窓、障壁
の4つである。
【0042】4.遮音性能計算部131で、上記情報を
基に各区画部材の遮音性能(音響透過損失)を計算す
る。区画部材が複数の部材で構成される場合(例えば壁
にドアが付いている場合など)、各部材の音響透過損失
の値および面積から総合的な音響透過損失を求めるもの
とする。
【0043】※なお、1から4の手順を事前に行い、デ
ータベース化されている場合などは、次の手順5から始
めてもよいものとする。
【0044】5.騒音源入力部123で、騒音源の種
類、位置を指定する。騒音録音・再生部111で複数の
騒音源を録音・測定済みである場合、その内のいずれか
を選択しなくてはならない。例えば、騒音源がコンピュ
ータのハードディスクに取り込んである場合、そのファ
イル名を入力するわけである。また騒音源位置を入力す
る。位置の入力は、例えばコンピュータディスプレイに
表示される平面図上を、例えばマウスでピックすること
により指定する。位置指定の一例を図7に示す。
【0045】6.受音位置入力部124で、その騒音の
聞こえ具合を体験したい部屋を平面図上で指定する。位
置の入力は、例えばコンピュータディスプレイに表示さ
れる平面図上を、例えばマウスでピックすることにより
指定する。位置指定の一例を図7に示す。
【0046】7.屋外騒音計算部132および音圧レベ
ル差計算部133で、音の経路上にある複数の区画部材
の遮音性能、その間での距離減衰および障壁反射の計算
結果から、音源−受音位置間の音圧レベル差を計算す
る。騒音が伝搬する経路としては複数考えられる。計算
の一例を図7に沿って説明する。
【0047】考えられる全ての経路を洗い出す。ただ
し経路は一方向に進む場合に限定する。図7の場合、経
路a、bの2つを考慮する。
【0048】まず、経路a(障壁で反射し、窓を透過
する経路)について、音線法により距離減衰、反射減衰
を考慮した実際の減衰量を求める。今回、窓は開放窓
(開け放たれた窓)とする。次に、音響パワーレベルか
ら実際の減衰量を引いて部屋での音圧レベルを求める。
【0049】同様に経路b(外壁を透過する経路)に
ついて計算する。まず、遮音性能計算部131で求めて
おいた外壁の音響透過損失から屋外と部屋の間の音圧レ
ベル差を求める。この結果を基に、部屋での音圧レベル
を求める。
【0050】(部屋での音圧レベル)=(外壁面外側で
の騒音の音圧レベル)−(屋外−部屋間音圧レベル差) ※本例では、住宅レベルのスケールで考えた場合、住宅
内での距離減衰は無視できるものとして計算したが、厳
密に住宅内での距離減衰を計算することも可能である。
【0051】得られた部屋での音圧レベルを全て加え
合わせ、最終的に受音位置での音圧レベルを求める。
【0052】最後に「騒音源位置での音圧レベル(音
響パワーレベル)と受音位置での音圧レベルの差」を求
める。
【0053】8.騒音加工部140で、「騒音源位置で
の音圧レベル(音響パワーレベル)と受音位置での音圧
レベルの差」に応じて、騒音信号を減衰加工する。ただ
し、減衰が大きすぎて騒音信号が負になった場合は、出
力を零とする。
【0054】9.減衰加工された騒音を音発生部150
から出力する。音発生部150は、例えばオーディオア
ンプとスピーカで構成されるものであってもよいし、ヘ
ッドホーン・イヤホーンなどで構成されるものであって
もよいが、出来るだけ周波数特性の良好な(平坦な)も
のが望まれる。
【0055】この第2実施形態によれば以下の作用効果
がある。即ち、まず、各区画部材に関する情報(断面構
成、面積、密度など)、各部屋に関する情報(体積、吸
音力など)、および聞きたい騒音源の種類・位置、障壁
の位置・高さと聞こえ具合を体験したい部屋を平面図上
で指定する。次に、入力された情報から各区画部材の遮
音性能(音響透過損失)、音の経路毎の距離減衰・障壁
反射を計算する。最後に計算結果に基づき、騒音をスピ
ーカやヘッドホーンなどから音として出力することによ
り、指定した部屋での騒音がどの程度か、体験者はリア
ルに体験できるようなった。そのため実際、顧客が検討
している平面図に対応して、その騒音環境を体験でき、
さらに間取りを変更した場合の騒音環境の変化を随時、
確認できる。特に反射音を取り扱えることにより、例え
ば騒音源と受音位置の間に設けた障壁により、反射して
到達する騒音も体験可能となった。本装置、方法は顧客
に対する販売促進ツールとして、また設計者あるいは研
究者を対象に部材の遮音性能の評価にも利用できる。
【0056】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、騒音源と
受音位置の間に設けた障壁の効果、障壁による反射音の
影響をリアルに体験することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施形態の構成例を示す模式図であ
る。
【図2】図2は第1実施形態の平面図の例を示す模式図
である。
【図3】図3は第1実施形態の騒音伝搬経路の例を示す
模式図である。
【図4】図4は第1実施形態の障壁減衰量の計算例を示
す模式図である。
【図5】図5は第2実施形態の構成例を示す模式図であ
る。
【図6】図6は第2実施形態の平面図の例を示す模式図
である。
【図7】図7は第2実施形態の騒音伝搬経路の例を示す
模式図である。
【符号の説明】
1A、1B 騒音シミュレーション装置 10、110 録音・測定部 11、111 騒音録音・再生部 12、112 音響パワーレベル測定部 20、120 情報入力部 21、121 位置情報入力部 22、122 部材情報入力部 23、123 騒音源入力部 24、124 受音位置入力部 30、130 騒音計算部 31、131 遮音性能計算部 32 距離減衰計算部 33 障壁減衰計算部 34、133 音圧レベル差計算部 132 屋外騒音計算部 40、140 騒音加工部 50、150 音発生部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 騒音を録音および再生するための騒音録
    音・再生手段と、 騒音録音の際、その音響パワーレベルを測定する音響パ
    ワーレベル測定手段と、 住宅の間取り、住宅外の障壁の位置・高さの平面図を入
    力するための位置情報入力手段と、 録音・測定した騒音の内、聞きたい騒音源の種類、およ
    びその騒音源の平面図上での位置を指定するための騒音
    源入力手段と、 その騒音の聞こえ具合を体験したい部屋を平面図上で指
    定する受音位置入力手段と、 平面図に表れる各区画部材に関する情報、各部屋に関す
    る情報を入力する部材情報入力手段と、 入力された情報を基に、各区画部材の遮音性能を計算す
    る遮音性能計算手段と、 指定された騒音源位置から受音位置へ向かう音の経路毎
    に、距離減衰を計算する距離減衰計算手段と、 障壁による減衰量を計算する障壁減衰計算手段と、 音の経路上にある複数の区画部材の音響透過損失および
    その間での距離減衰および障壁による減衰量から、音源
    −受音位置間の音圧レベル差を計算する音圧レベル差計
    算手段と、 上記計算結果に応じて騒音を減衰加工する騒音加工手段
    と、 騒音加工手段で加工した騒音を、音として出力するため
    の音発生手段を用意することを特徴とする騒音シミュレ
    ーション装置。
  2. 【請求項2】 体験したい騒音を録音すると共に、音響
    パワーレベルを測定し、 次に、体験したい住宅の平面図を入力し、 次に、各区画部材に関する情報、各部屋に関する情報を
    入力し、 次に、上記情報を基に、各区画部材の遮音性能を計算
    し、 次に、録音済みの複数の騒音から、騒音源の種類、位置
    を指定し、 次に、その騒音の聞こえ具合を体験したい部屋を平面図
    上で指定し、 次に、音の経路上にある複数の区画部材の遮音性能、そ
    の間での距離減衰および障壁による減衰量の計算結果か
    ら、音源−受音位置間の音圧レベル差を計算し、 次に、音圧レベルの差に応じて、騒音信号を減衰加工
    し、 その後、減衰加工された騒音を、音として出力するよう
    構成した騒音シミュレーション方法。
  3. 【請求項3】 前記障壁による減衰量を計算する手段と
    して、フレーネル数の計算式を用いる請求項2記載の騒
    音シミュレーション方法。
  4. 【請求項4】 騒音を録音および再生するための騒音録
    音・再生手段と、 騒音録音の際、その音響パワーレベルを測定する音響パ
    ワーレベル測定手段と、 住宅の間取り、住宅外の障壁の位置・高さの平面図を入
    力するための位置情報入力手段と、 録音・測定した騒音の内、聞きたい騒音源の種類、およ
    びその騒音源の平面図上での位置を指定するための騒音
    源入力手段と、 その騒音の聞こえ具合を体験したい部屋を平面図上で指
    定する受音位置入力手段と、 平面図に表れる各区画部材に関する情報、各部屋に関す
    る情報を入力する部材情報入力手段と、 入力された情報を基に、各区画部材の遮音性能を計算す
    る遮音性能計算手段と、 指定された騒音源位置から受音位置へ向かう音の経路毎
    に、距離減衰、障壁による反射を計算する屋外騒音計算
    手段と、 音の経路上にある複数の区画部材の音響透過損失および
    その間での距離減衰および障壁による反射量から、音源
    −受音位置間の音圧レベル差を計算する音圧レベル差計
    算手段と、 上記計算結果に応じて騒音を減衰加工する騒音加工手段
    と、 騒音加工手段で加工した騒音を、音として出力するため
    の音発生手段を用意することを特徴とする騒音シミュレ
    ーション装置。
  5. 【請求項5】 体験したい騒音を録音すると共に、音響
    パワーレベルを測定し、 次に、体験したい住宅の平面図を入力し、 次に、各区画部材に関する情報、各部屋に関する情報を
    入力し、 次に、上記情報を基に、各区画部材の遮音性能を計算
    し、 次に、録音済みの複数の騒音から、騒音源の種類、位置
    を指定し、 次に、その騒音の聞こえ具合を体験したい部屋を平面図
    上で指定し、 次に、音の経路上にある複数の区画部材の遮音性能、そ
    の間での距離減衰および障壁による反射量の計算結果か
    ら、音源−受音位置間の音圧レベル差を計算し、 次に、音圧レベルの差に応じて、騒音信号を減衰加工
    し、 その後、減衰加工された騒音を、音として出力するよう
    構成した騒音シミュレーション方法。
  6. 【請求項6】 前記障壁による反射量を計算する手段と
    して、音線法を用いる請求項5記載の騒音シミュレーシ
    ョン方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001060211A (ja) * 1999-08-20 2001-03-06 Sekisui House Ltd コンピュータによる建築物の防音評価方法
KR100429281B1 (ko) * 2002-02-04 2004-04-29 김정태 인터넷을 이용한 주거 소음 환경 시뮬레이터
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