JP6584217B2 - 室内騒音の予測方法と住宅設計支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、住宅の間取り図を作成中に室内騒音を予測して、設計者に注意を喚起するために使用される、室内騒音の予測方法と住宅設計支援システムに関する。
住宅設計の最適化のために室内騒音を予測するシステムが各種開発されている。例えば、特許文献1は、騒音源位置から受音位置へ向かう経路上にある区画部材の遮音性能から受音位置での音圧レベルを計算して、その音を実体験できるようにする。また、特許文献2は、隔体の外側で所定の騒音が発生した場合の当該隔体の内側における騒音レベルをコンピュータで計算する。特許文献3は、壁、床、天井、ドア等を通り抜けた騒音源の騒音をスピーカで再生して、遮音性能をシミュレーションする。
特開平11−102154号公報 特開2001−60211号公報 特開3447074号公報
既知の従来の技術には、次のような解決すべき課題があった。近年の住宅は、気密性が高く、屋外の騒音を十分に遮断できる性能を備えている。その結果、戸外の騒音よりもむしろ、住宅の内部で発生する音が気になるという問題が発生している。住宅の内部で発生する音源として代表的なものには、洗濯機、テレビジョン、トイレなどがある。住宅の間取りを設計する場合には、特に、これらの音源とリビングや寝室との距離を考慮し、適切な位置に扉や壁を配置するようにしている。例えば、リビングにトイレの入口が直面するような設計を避けるといった配慮がされている。
ところが、例えば、リビングと2階の廊下とが吹き抜けで直結しているような場合に、2階のトイレの音が1階のトイレの音よりも1階のリビングによく聞こえるといった問題が発生する。これは、設計者の盲点になる場合があり、設計や施工のやり直しにつながるといった問題もあった。
先行技術においては、住宅内部の騒音を、設計者が想定した経路を音が伝搬するとき、その経路上の構造物による影響を予めデータ入力しておいて、コンピュータで集計計算している。このデータ処理や計算方法は複雑であって、プログラム開発に時間と費用がかかりすぎるという問題があった。さらに、設計者の負担も大きい。定型化された住宅であれば、予め計算をしておくことができるが、自由設計の場合には採用できない。
本発明は、上記のような設計者が気付かない盲点について、これをすみやかに自動的に指摘するシステムを提供することを目的とする。また、実用上十分な精度があり高速演算ができ、プログラミングも容易な、間取り図設計をリアルタイムで評価できる室内騒音の予測方法と住宅設計支援システムを提供することを目的とする。
以下の構成はそれぞれ上記の課題を解決するための手段である。
<構成1>
住宅設計のための間取り図を編集して表示する住宅設計手段と、
騒音を発生する原因になる音源部品と、到達騒音レベルを求めるべき場所に配置されるターゲット部品とが、間取り図上に配置されたことを検出する間取り図解析手段と、
上記音源部品から上記ターゲット部品に至る音の経路を探索する経路探索手段と、
上記経路中に存在する出入り口を含む音を伝達する開口を検出する開口検出手段と、
上記音源部品からその音源部品が存在する部屋の開口までの距離と、その部屋の開口から上記ターゲット部品が存在する部屋の開口を結ぶ通路の距離と、上記ターゲット部品が存在する部屋の開口からターゲット部品までの距離を加算した上記経路の全長を求めて、この全長に対応した音の基準減衰量を計算するとともに、上記経路中に存在する開口を通過する場合の開口毎の音の個別減衰量を累積して上記基準減衰量と加算した総減衰量を求める減衰量計算手段と、
上記音源部品の発生する騒音が上記総減衰量に従ってターゲット部品に到達したときの騒音レベルを計算して、編集中の間取り図上に計算結果を表示する騒音量表示手段と、
上記騒音量表示手段による騒音レベル計算の結果から、上記ターゲット部品の位置における騒音レベルが予め設定した閾値よりも大きいとき、編集中の間取り図上に、音源部品とターゲット部品と騒音レベルと音の経路を示す警告表示を出力する警告表示手段を備えたことを特徴とする住宅設計支援システム。
<構成2>
上記騒音量表示手段は、音源部品またはターゲット部品が間取り図上に配置されたとき、音源部品とターゲット部品の全ての組み合わせを検出して、既に実行済みの騒音レベル計算を除外した全ての組み合わせについて、上記騒音レベル計算を実行して表示することを特徴とする構成1に記載の住宅設計支援システム。
<構成3>
上記騒音量表示手段は、音源部品とターゲット部品とが指定されて、計算開始が指示されたとき、上記騒音レベル計算を実行してその結果を表示することを特徴とする構成1に記載の住宅設計支援システム。
<構成4>
上記開口検出手段は、上記開口に階段および吹き抜けを含めることを特徴とする構成1乃至3のいずれかに記載の住宅設計支援システム。
<構成5>
上記音源部品は、音を発生させる原因になる部品とし、上記ターゲット部品は、実際に騒音が聞こえてしまう人が使用するための部品とすることを特徴とする構成1乃至4のいずれかに記載の住宅設計支援システム。
<構成6>
上記通路は、人が通行するために住宅の内部に設けられたスペースとすることを特徴とする構成1乃至5のいずれかに記載の住宅設計支援システム。
<構成7>
上記経路探索手段は、住宅の間取り図を一定の縦横寸法のグリッドで区分し、音源部品が配置されたグリッドとターゲット部品が配置されたグリッドまでの音が伝達される経路の全長を、グリッドの総数で示すことを特徴とする構成1乃至6のいずれかに記載の住宅設計支援システム
<構成8>
上記経路探索手段は、上記グリッドを通路の幅に相当する辺を有する正方形に設定することを特徴とする構成7に記載の住宅設計支援システム。
<構成9>
上記減衰量計算手段は、音の伝搬経路中のグリッドの数に応じて音の減衰量を計算することを特徴とする構成8に記載の住宅設計支援システム。
<構成10>
上記騒音量表示手段は、部屋の出入り口については、扉が閉まっている状態と、扉が開放されている状態の両方について、騒音レベル計算をしてその結果を表示することを特徴とする構成1乃至9のいずれかに記載の住宅設計支援システム。
<構成11>
上記騒音量表示手段は、間取り図上の任意の場所が指定されたときに、既に間取り図上に配置された全ての音源部品による上記騒音レベル計算を実行して、その結果を表示することを特徴とする構成1乃至10のいずれかに記載の住宅設計支援システム。
<構成12>
住宅設計支援システム用のコンピュータを、構成1乃至11のいずれかに記載の各手段として機能させるコンピュータプログラム。
<構成13>
構成12に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
<構成1の効果>
設計システムと連動させることができるので、間取り図プラン全体の騒音レベル評価が瞬時にできる。設計中にリアルタイムで注意喚起をすることもできるので、早期に問題点に気付いてプラン変更できるから、作業全体の促進につながる。顧客にプランを提示する前にプランのチェックができるので、全ての顧客に対して十分な配慮ができる。
複数の音源から到達する音の騒音レベルを比較して警告表示をすることで、間取り設計の最適化を可能にする。
<構成2の効果>
音源部品またはターゲット部品が間取り図上に配置されたときに、それを検出してただちに騒音レベル計算の結果が表示されると、円滑な間取り図設計を進めることができる。
<構成3の効果>
設計者が音源部品とターゲット部品の組み合わせを特定して、そのつど確認をしながら間取り図設計を進めることができる。
<構成4の効果>
各階毎の間取り図を設計している場合に、階段や吹き抜けを通って別の階に達する騒音レベルには気付かないことがある。これを解決できる。
<構成5の効果>
リビングや寝室といった部屋単位でなく、ソファやベッドといったターゲット部品を検出することで、騒音レベル計算を起動する適切なトリガにすることができる。
<構成6の効果>
壁等の隔壁は十分に遮音効果があるという前提で、廊下等の人が通行するためのスペースを音が伝搬するという条件をつけると、音の伝搬経路の演算処理が簡潔になる。
<構成7の効果>
住宅の間取り図をグリッドで区分してそのグリッドを距離計算に利用すると、音の通路の探索処理が簡略化でき、高速演算が可能になる。
<構成8の効果>
住宅の間取り図上での任意の方向の距離をグリッドの数で表すことができる。
<構成9の効果>
音の伝搬経路中のグリッドの数に応じて音の減衰量を計算すれば、簡単にしかも実用上問題の無い精度で騒音レベル計算ができる。
<構成10の効果>
扉が開いた状態と閉まった状態の2種の状態について結論が得られていれば、設計者はその旨を施主に伝えて了解を得て設計がすすめられる。
<構成11の効果>
マウス等で間取り図上の任意の場所が指定されたときに、その場所の騒音レベル計算の結果が表示されれば、上記の間取り図設計を強力に支援できる。
本実施例による設計中の間取り図で、(a)は1階で(b)は2階の間取り図である。 実施例1のシステムを実現するコンピュータの機能ブロック図である。 間取り図中の音の経路を計算する方法の説明図である。 音の経路のみを比較するための間取り図部分拡大図である。 音源部品36とターゲット部品38との間の音の経路40と騒音レベルの計算方法説明図である。 音源部品とターゲット部品の別の関係を示す間取り図である。 住宅設計用コンピュータの動作フローチャートである。 経路探索手段による音の経路の全長計算処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を実施例毎に詳細に説明する。
図1は、本実施例による設計中の間取り図26である。(a)は1階で(b)は2階の間取り図である。
この間取り図26中で、騒音を発生する代表的な音源部品としては1階と2階のトイレが考えられる。ここでは、リビングで聞こえる騒音レベルを計算する。音源部品36−1から発生する音は、壁34に沿って音の経路40−1を通じてターゲット部品38に達する。音源部品36−2から発生する音は、階段30を通過して音の経路40−2を通じてターゲット部品38に達する。
音源部品36−1と36−2の音源レベルはいずれも75dBAと設定する。これは発生源の位置で人が感じる騒音レベルである。図の例では、算出されたターゲット部品38での騒音レベルを、音源毎に区別して警告表示42として表示している。音源部品36−1から音の経路40−1を通じてターゲット部品38に達する騒音レベルは40dBAである。音源部品36−2から音の経路40−2を通じてターゲット部品38に達する騒音レベルは47dBAである。
設計者がこれをみると、リビングのある1階のトイレの音よりも、2階のトイレの音のほうが気になるということに気付く。例えば、設計時に、階段30や吹き抜け32を通って別の階に達する騒音レベルには気付き難い。警告表示42はこうして設計者に対して、設計中に、例えば、リアルタイムに設計上の問題点を気付かせる。このように実施例のシステムを動作させるために、次のようなコンピュータシステムを構築する。
図2は、実施例1のシステムを実現するコンピュータの機能ブロック図である。
住宅設計用コンピュータ10は、演算処理装置11と記憶装置25を備えている。演算処理装置11は、住宅設計手段12と間取り図解析手段14と経路探索手段16と開口検出手段18と減衰量計算手段20と騒音量表示手段22と警告表示手段24とを備える。記憶装置25は、上記の演算処理のために、間取り図26と各種処理データ27を記憶する。処理データ27は、音源部品からその音源部品が存在する部屋の開口までの距離L1と、開口を結ぶ通路長L2と、ターゲット部品が存在する部屋の開口からターゲット部品までの距離L3と、経路の全長LLと、基準減衰量Dmと個別減衰量Dpと総減衰量DDと、騒音レベルNと閾値Rとグリッドの総数G等を含む。
住宅設計手段12は、住宅設計のための間取り図26を編集して表示する機能を持つ。
間取り図解析手段14は、騒音を発生する原因になる音源部品36と、到達騒音レベルを求めるべき場所に配置されるターゲット部品38とが、間取り図26上に配置されたことを検出する機能を持つ。
本発明では、住宅の内部で発生する様々な音が、住宅の居住者に騒音と認識されるような場合をみつけて、その騒音レベルを求める。このために、一般的に間取り図26上に配置される多種のパーツの中で、音源部品36とターゲット部品38となるものを定めておく。騒音を発生する原因になる音源部品36は、例えば、トイレユニット、キッチンユニット、洗濯機、テレビジョン受像器、ピアノ等である。
到達騒音レベルを求めるべき場所とは、例えば、リビングや寝室である。騒音が気になる場所である。ターゲット部品38は、例えば、居間に設置されるダイニングテーブルやソファや寝室に設置されるベッドである。実際に騒音が聞こえる人が使用するための家具等である。
設計者が間取り図26の設計中に、音源部品とターゲット部品を間取り図26に配置したとき、コンピュータが自動的にこれを検出して、例えば、リアルタイムでターゲット部品の配置された位置での騒音レベルを設計者に通知する。部品の検出により自動的にすばやく騒音レベルを計算して表示すると、設計者は、設計中に直ちに注意喚起されるため、効率よく最適な間取り設計ができる。
また、設計者は、通常、設計の良否を自動判定するために、例えば、設計画面上に表示された点検開始ボタン(図示しない)をクリックする。これにより、強度計算その他の設計上の重要な数値が自動的に計算されて表示される。そのときの処理に、室内騒音レベルの計算を含めておく。即ち、他の点検処理とともに、室内各所の騒音の予測をしてその結果を表示し、あるいは警告を表示する。警告表示42には、自動的に、あるいは、設計者により指定された音源部品36とターゲット部品38の組み合わせと、その音の経路と到達する騒音レベルを示すとよい。
経路探索手段16は、音源部品36からターゲット部品38に至る音の経路40を探索する機能を持つ。開口検出手段18は、上記経路中に存在する出入り口28を含む音を伝達する開口を検出する。減衰量計算手段20は、上記音源部品36からその音源部品36が存在する部屋の開口までの距離と、その部屋の開口から上記ターゲットが存在する部屋の開口を結ぶ通路の距離と、上記ターゲットが存在する部屋の開口からターゲットまでの距離を求めて、これらを加算した経路の全長を求める機能を持つ。
減衰量計算手段20は、音の経路のその全長だけに対応した音の基準減衰量を計算する。さらに、上記経路中に存在する開口を通過する場合の開口毎の音の個別減衰量を求める。そして、個別減衰量の累積値と上記基準減衰量と加算した総減衰量を求める。騒音量表示手段22は、上記総減衰量を利用して、音源部品36の発生する騒音がターゲットに到達したときの騒音レベルを計算して、編集中の間取り図26上に表示する機能を持つ。
経路探索手段16は、音源部品36からターゲット部品38まで、音の伝わる経路の全長を求める。音の伝わる経路の全長は、音源部品36からその音源部品36が存在する部屋の開口までの距離と、その部屋の開口からターゲットが存在する部屋の開口を結ぶ通路の距離と、ターゲットが存在する部屋の開口からターゲットまでの距離を加算して求める。
経路探索手段16は、音源部品36が存在する部屋の開口から上記ターゲットが存在する部屋の開口を結ぶ通路を探索する。この通路は、人が通行できる住宅の内部に設けられたスペースである。音源部品36やターゲット部品38が存在する部屋の中には通路は無いものとする。通路の距離は、音源部品36が存在する部屋の開口からターゲット部品38が存在する部屋の開口までの通路を辿って求められる。
開口とは、部屋の出入り口28、部屋と通路の間の窓、階段30、吹き抜け32を含むものとする。例えば、音の減衰量は、部屋の出入り口28の建具が障子なら5dB、ドアや引き戸なら15dB、防音ドアなら30dBとする。階段や吹抜は10dBである。減衰量計算手段20は、音の経路に複数の開口が存在する場合には、開口毎の音の個別減衰量を累積する。部屋の出入り口28は、扉のあるものと無いものを含む。扉を開いた状態と閉めた状態で、部屋の出入り口28毎に、それぞれ音の特定の減衰量を決めておく。
この特定の減衰量は、部屋の出入り口28の属性データとしてCADデータに含めておく。部屋の出入り口28で、音の減衰量がゼロのところは扉が無いものとする。扉が開放されていれば、扉のある部屋の出入り口28でも、音の減衰量がゼロになる、従って、室内騒音の予測演算処理は、扉が全て閉まっている状態と、全て開放されている状態の両方について行うことが好ましい。
通路上の各扉が開いた状態と閉まった状態の2種の状態について結論が得られていれば、設計者はその旨を施主に伝えて了解を得て設計がすすめられる。例えば、トイレの騒音が気になる場合には、リビングの扉を閉めておけば十分にその音を遮断できるといった説明ができる。また、トイレのドア1枚だけが閉じていて、それ以外の通路上の扉が開いた状態でも騒音が気にならない設計が求められている場合には、その要求がみたされるように設計すればよい。
なお、上記の例では、警告表示42は、上記騒音量表示手段22による騒音レベル計算の結果をそのまま表示するものにした。しかし、例えば、上記ターゲット部品38の位置における騒音レベルと予め設定した閾値とを比較して、騒音レベルが閾値より大きい場合にのみ、警告表示42をしてもよい。騒音レベルが低い場合には、その設計は適切だから無視できる。音源が複数ある場合には、全ての音源から到達する音の騒音レベルを比較して表示することが好ましい。
音源部品36やターゲット部品38が間取り図26上に配置されたとき、音源部品36とターゲット部品38の全ての組み合わせを検出して、そのつど騒音レベル計算を実行して、その結果を表示するとよい。実行済みの騒音レベル計算を除外してもよいし、合わせて表示してもよい。
なお、既知の騒音計算システムでは、例えば、壁34等を介して伝わる音も計算に含めるようにしている。しかしながら、開口部と比較して住宅の壁は十分な遮音効果がある。一方、建物内部の通気性を重視した設計では、例えば、リビングの扉は開放されていることが多く、階段や吹き抜けは開放されている。この場合に、壁のような障害物を経由しない音が騒音設計上問題になることがある。そこで、この実施例では、廊下等の人が通行するためのスペースを伝搬する音に対象を絞って、これに適した音の伝搬経路の演算処理を実行している。
以上説明した住宅設計支援システムは、設計システムと連動させることができるので、間取り図プラン全体の騒音レベル評価が瞬時にできる。設計中にリアルタイムで注意喚起をすることもできるので、早期に問題点に気付いてプラン変更できるから、作業全体の促進につながる。顧客にプランを提示する前にプランのチェックができるので、様々な顧客に対して十分な配慮ができるという効果がある。
図3〜図5は、上記の音の経路を計算する最適な方法の説明図である。
まず図3に示すように、間取り図26に縦横に破線のようにグリッド44を表示する。このグリッドは、例えば、間取り図設計上の単位として従来から利用されている1メートル(あるいは3尺)四方に相当するものが適する。
このように、住宅の間取り図26が一定の縦横寸法のグリッド44で区分してあるとき、音源部品36が配置されたグリッド44とターゲット部品38が配置されたグリッド44までの音が伝達される経路の全長を、グリッド44の総数で示すことができる。
グリッド44を正方形にして、その辺を廊下等の通路の幅に設定すると、最も都合良く距離計算ができる。廊下や階段30の幅は、一般の住宅では規格化されており、通路の距離計算には、最も適する。全ての通路を辿る距離はグリッド44の個数で表現できる。
図4の例では、音源部品36−1からターゲット部品38までの音の経路40−1には、グリッド44が8個ある。この音の経路40−1中には、トイレの扉とリビングの引き戸が存在する。この2箇所で音が減衰する。音源部品36−2からターゲット部品38までの音の経路40−2には、グリッド44が5個ある。音の経路40−2に中には、階段30(開口の一種)が存在する。この階段30で音が減衰するが、リビング側には扉は無い。図5には、その場合の具体的な騒音レベル計算方法の説明図を示した。
図5には、音源部品36とターゲット部品38との間の音の経路40と騒音レベルの計算方法を図示した。いずれの音源部品とターゲットの間でも、これと全く同様の計算をすればよい。まず音源部品36からトイレの開口までの距離L1は、グリッド数1で表すことができる。また、リビングの開口からターゲット部品38までの距離L3は、グリッド数2で表すことができる。トイレの開口とリビングの開口を結ぶ通路長L2は、グリッド数2で表すことができる。その結果、音源部品36からターゲット部品38までのグリッドの総数Gは、グリッド数5で表すことができる。これが経路の全長LLである。
基準減衰量Dmは、経路の全長LLに対応する値である。グリッド総数Gと基準減衰量Dmとが正比例するように設定してもよい。また、例えば、小規模住宅の場合には、グリッドの総数Gが3個までは基準減衰量Dmは1dB、グリッドの総数Gが4個〜6個までは基準減衰量Dmは3dB、グリッドの総数Gが7個以上は基準減衰量Dmは5dBというように定めておいてもよい。図5の例では、基準減衰量Dmは3dBである。
一方、音の経路40中には、トイレの扉46と階段30が存在する。トイレの扉46の個別減衰量Dpは15dBである。階段30の個別減衰量Dpは10dBである。従って、音源部品36からターゲット部品38までの総減衰量DDは、基準減衰量Dmと個別減衰量Dpとを加算した28dBとなる。音源レベルPは75dBAである。従って、騒音レベルNは75dBAから28dBAを差し引いた47dBAとなる。
なお、音源部品36が存在する部屋の開口からターゲットが存在する部屋の開口までの通路が複数あるときは、全ての場合を検出する。開口が複数ある場合や通路が複数ある場合等もある。それらの距離を比較して、距離が最短のものや音の減衰量が最小のものを選択する。通路は、いずれも直線または連続した折れ線で表すことができる。グリッド44を利用する場合には、グリッド44を順に並べた列で表現できる。
上記の通路を含む音の伝わる経路全体を探索するには、起点となるグリッド44から隣接するグリッドに進む経路であって、障害物により遮られない経路を全て求める。隣接するグリッド44を順に辿って目的とするグリッド44に到達するという処理は、既知のルート探索アルゴリズムを利用すればよい。間取り図26が単純な場合には、通路となるスペースが限定されているので、この演算処理はきわめて短時間で実行できる。
音源部品36からその音源部品36が存在する部屋の開口までの距離や、ターゲットが存在する部屋の開口からターゲットまでの距離も、グリッド44の数で表すことが好ましい。例えば、音源部品36が配置されたグリッド44と、その部屋の開口が配置されたグリッド44を対角頂点とした長方形の対角線上のグリッド44数あるいは、2辺が通るグリッド44数を求めるとよい。
例えば、距離計算に既知の方法を利用すると、音源部品36の位置とターゲット部品38の位置の座標値を求めて、透過音、反射音等を考慮した複雑な音伝搬経路を求めることになる。そして、音伝搬経路中の各構造物の音伝搬定数を使用して、音の総合的な減衰量を求める処理をする。こうした計算には沢山のデータの準備が必要になり、間取りを自由設計する場合に必要な全てのデータを準備しておくのが容易でない。
本発明では、どんな間取り図26であっても、音源部品36が配置されたグリッド44とターゲット部品38が配置されたグリッド44から、容易に自動的に音の伝搬する距離計算ができる。しかも、開口の種類も特定しておけば、音の伝搬経路上の開口を検出して即座に音の減衰量を計算できる。こうして、計算が非常に簡素化される。しかも、実測値と比較したところ、実用上問題にならない程度に一致することが分かった。なお、騒音レベル計算モードで、間取り図上の任意の場所がマウス等により指定されたときに、自動的にその場所の騒音レベルが表示されると設計の助けになる。上記騒音量表示手段は、指定場所における、既に間取り図上に配置された全ての音源部品による騒音レベル計算を実行して、その結果を並べて表示するとよい。
図6は音源部品とターゲット部品の別の関係を示す間取り図である。
(a)は1階の間取り図、(b)は2階の間取り図である。この例では、1階のピアノ室にピアノ52がある。また、一階のリビングに、テレビジョン受像器(TV)54がある。これらは、それぞれ、図のように、90dBAと60dBAの騒音を発生する音源部品36である。そして、2階の寝室のベッド47をターゲット部品38として、騒音レベルの計算をしている。
ピアノ52の音は階段30を通って矢印56のように寝室に到達する。この経路上のグリッド総数Gは10.5である。従って、上記の条件に当てはめると、基準減衰量Dmは5dBである。この経路上には、ピアノの部屋の防音ドア48と寝室の部屋の引き戸59と階段30がある。防音ドア48の個別減衰量Dpは30dB、寝室の引き戸49の個別減衰量Dpは15dBである。階段30の個別減衰量Dpは10dBである。従って、ピアノの音の総減衰量DDは60dBである。
一方、テレビジョン受像器(TV)54の音はリビングから吹抜け32を通って矢印58のように寝室に到達する。この経路上のグリッド総数Gは1.5である。従って、上記の条件に当てはめると、基準減衰量Dmは3dBである。この経路上には、寝室の障子50がある。寝室の障子50の個別減衰量Dpは5dBである。吹き抜けの個別減衰量Dpは10dBである。従って、テレビジョン受像器(TV)54の音の総減衰量DDは18dBである。
以上の結果から、寝室に達するピアノ52の音の騒音ベルは(90−60)=30dBAである。一方、寝室に達するテレビジョン受像器(TV)54の音の騒音ベルは(60−18)=42dBAである。即ち、図6に示した間取り図では、リビングの吹抜け32を通じて寝室に伝わるテレビジョン受像器(TV)54の音による騒音が、ピアノ52による騒音よりも大きくなることが分かる。
以上のように、階段や吹抜けを通じた音の経路が、意外な騒音の原因になることがあり、これを自動的に計算して設計者に注意を促す効果は大きい。なお、上記の警告表示42には、解決方法を含めてもよい。例えば、音源部品36の存在する部屋とターゲット部品38の存在する部屋について、それぞれ各種の遮音対策を記憶装置25に記憶させておく。そして、その対策データを表示する。これにより、設計者は設計の見直しをして、設計を最適化できる。例えば、ユーティリティ周りの音改善例リストや、トイレ周りの音改善例リストを表示するとよい。また、騒音レベル毎の部材選択例を表示するとよい。
図7と8は住宅設計用コンピュータの動作フローチャートである。
上記の演算処理では、例えば、こうしたフローチャートに従ってコンピュータを動作させる。演算処理の説明では、図2もあわせて参照する。まず、図7に示すように、コンピュータ10のディスプレイにステップS11で、間取り図の表示をする。設計者45は、間取り図に自由に様々な部品を配置しながら設計作業を進める。
ステップS12では、間取り図解析手段14が、間取り図26中の部品配置の解析をする。これは、新たな部品が追加されるたびに実行される。ステップS13では、音源部品36の検出をする。ステップS14では、その音源部品36の属性データから、発生する音源レベルを取得する。次に、ステップS15でターゲット部品38の検出をする。
こうして、音源部品36と38の組み合わせを決めた後、ステップS16で、経路探索手段16が、音の経路の全長の算出をする。このステップS16の処理は次の図8で詳細に説明する。次のステップS17では、減衰量計算手段20が、算出した音の経路の全長に対する基準減衰量を計算する。ステップS18では、開口検出手段18が、経路中に存在する開口の検出をする。ステップS19では、開口が音を減衰させる構造のものの場合には、各開口の音の個別減衰量を求めて、基準減衰量に累積加算し、総減衰量を求める。
ステップS20では、減衰量計算手段20が、上記の音源レベルから総減衰量を差し引いて、騒音レベルを求める計算をする。ステップS21では、求めた騒音レベルを間取り図上に表示する。閾値と比較して騒音レベルが大きいものだけを表示してもよい。ステップS22では、他の音源部品があるかどうかという判断をする。この判断の結果がイエスのときはステップS23の処理に戻り、新たな音源部品36とターゲット部品38の組み合わせを検出する。ノーのときは処理を終了する。
図8は、経路探索手段による音の経路の全長計算処理のフローチャートである。
この説明は図5も合わせて参照する。まず、経路探索手段16は、ステップS31で、音源部品の配置された場所のグリッドg1を検出する。ステップS32では、音源のある部屋の開口がある場所のグリッドg2を検出する。ステップS33では、音源がある部屋に複数の開口があるとき、各開口に識別番号を付与する。全ての開口について、その開口を通じて音が伝わる経路を求めるためである。
ステップS34では、ターゲット部品の配置されたグリッドg4を検出する。ステップS35では、ターゲット部品のある部屋の開口の部分のグリッドg3を検出する。ステップS36で、複数の開口が検出されたときには、それぞれの開口に識別番号を付与する。音源部品のある部屋の場合と同様である。ステップS37では、音源部品の配置された部屋の開口がある場所のグリッドg2から、ターゲット部品の配置された部屋の開口のあるグリッドg3までの経路検出をする。
ステップS38では、複数の経路があれば、それぞれの経路に識別番号を付与する。開口の場合と同様である。ステップS39では、グリッドg1からグリッドg4に達する音の経路を一つ検出する。ステップS40では、その音の経路長の計算をする。ステップS41では、経路の識別番号と経路長を一時記憶する。ステップS42では、別の経路があるかどうかという判断をする。この判断の結果がイエスのときはステップS39の処理に戻る。ノーのときはステップS43の処理に進む。
ステップS43では、一時記憶した全ての経路長(グリッド数)とその経路の識別番号を計算結果として出力する。この計算結果は、図7のステップS17以下で使用される。図7の説明では、音の経路が1種類だけ検出されているように計算をした。しかし、複数の経路があれば、全ての経路について騒音レベルが計算され、そのうちの最小値を、該当する音源部品による騒音レベルとすればよい。
10 住宅設計用コンピュータ
11 演算処理装置
12 住宅設計手段
14 間取り図解析手段
16 経路探索手段
18 開口検出手段
20 減衰量計算手段
22 騒音量表示手段
24 警告表示手段
25 記憶装置
26 間取り図
27 処理データ
28 出入り口
30 階段
32 吹き抜け
34 壁
36 音源部品
38 ターゲット部品
40 音の経路
42 警告表示
44 グリッド
45 設計者
46 扉
47 ベッド
48 防音ドア
49 引き戸
50 障子
52 ピアノ
54 TV
56 矢印
58 矢印

Claims (13)

  1. 住宅設計のための間取り図を編集して表示する住宅設計手段と、
    騒音を発生する原因になる音源部品と、到達騒音レベルを求めるべき場所に配置されるターゲット部品とが、間取り図上に配置されたことを検出する間取り図解析手段と、
    上記音源部品から上記ターゲット部品に至る音の経路を探索する経路探索手段と、
    上記経路中に存在する出入り口を含む音を伝達する開口を検出する開口検出手段と、
    上記音源部品からその音源部品が存在する部屋の開口までの距離と、その部屋の開口から上記ターゲット部品が存在する部屋の開口を結ぶ通路の距離と、上記ターゲット部品が存在する部屋の開口からターゲット部品までの距離を加算した上記経路の全長を求めて、この全長に対応した音の基準減衰量を計算するとともに、上記経路中に存在する開口を通過する場合の開口毎の音の個別減衰量を累積して上記基準減衰量と加算した総減衰量を求める減衰量計算手段と、
    上記音源部品の発生する騒音が上記総減衰量に従ってターゲット部品に到達したときの騒音レベルを計算して、編集中の間取り図上に計算結果を表示する騒音量表示手段と、
    上記騒音量表示手段による騒音レベル計算の結果から、上記ターゲット部品の位置における騒音レベルが予め設定した閾値よりも大きいとき、編集中の間取り図上に、音源部品とターゲット部品と騒音レベルと音の経路を示す警告表示を出力する警告表示手段を備えたことを特徴とする住宅設計支援システム。
  2. 上記騒音量表示手段は、音源部品またはターゲット部品が間取り図上に配置されたとき、音源部品とターゲット部品の全ての組み合わせを検出して、既に実行済みの騒音レベル計算を除外した全ての組み合わせについて、上記騒音レベル計算を実行して表示することを特徴とする請求項1に記載の住宅設計支援システム。
  3. 上記騒音量表示手段は、音源部品とターゲット部品とが指定されて、計算開始が指示されたとき、上記騒音レベル計算を実行してその結果を表示することを特徴とする請求項1に記載の住宅設計支援システム。
  4. 上記開口検出手段は、上記開口に階段および吹き抜けを含めることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の住宅設計支援システム。
  5. 上記音源部品は、音を発生させる原因になる部品とし、上記ターゲット部品は、実際に騒音が聞こえてしまう人が使用するための部品とすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の住宅設計支援システム。
  6. 上記通路は、人が通行するために住宅の内部に設けられたスペースとすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の住宅設計支援システム。
  7. 上記経路探索手段は、住宅の間取り図を一定の縦横寸法のグリッドで区分し、音源部品が配置されたグリッドとターゲット部品が配置されたグリッドまでの音が伝達される経路の全長を、グリッドの総数で示すことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の住宅設計支援システム
  8. 上記経路探索手段は、上記グリッドを通路の幅に相当する辺を有する正方形に設定することを特徴とする請求項7に記載の住宅設計支援システム。
  9. 上記減衰量計算手段は、音の伝搬経路中のグリッドの数に応じて音の減衰量を計算することを特徴とする請求項8に記載の住宅設計支援システム。
  10. 上記騒音量表示手段は、部屋の出入り口については、扉が閉まっている状態と、扉が開放されている状態の両方について、騒音レベル計算をしてその結果を表示することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の住宅設計支援システム。
  11. 上記騒音量表示手段は、間取り図上の任意の場所が指定されたときに、既に間取り図上に配置された全ての音源部品による上記騒音レベル計算を実行して、その結果を表示することを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の住宅設計支援システム。
  12. 住宅設計支援システム用のコンピュータを、請求項1乃至11のいずれかに記載の各手段として機能させるコンピュータプログラム。
  13. 請求項12に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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