JP2011058275A - オフィス防災チェック診断システム - Google Patents

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Abstract

【課題】オフィスの移転計画を移転先に実施した場合の防災上の問題点の確認と問題解決のための費用の算出の工数を削減できるオフィス防災チェック診断システムを提供する。
【解決手段】入居計画を格納する入居計画DBと、移転先の現況を格納する移転先現況DBと、法規データを格納する法規DBと、入居計画と移転先現況とを比較して法規を満足するかを検証する安全性検証システムと、を備える。あわせて、防災設備の増設、移転の指示、パーティションの仕様変更、移動の指示の出力を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、オフィスの移転に際し、移転計画を移転先に実施した場合に発生する防災上の問題を診断し、改善項目と工事概算を算出するオフィス防災チェック診断システムに関する。
オフィスを移転する場合、移転先のオフィスはスケルトン状態で各種の法規を満たすように防災設備が設置されているが、テナント入居時の移転工事において間仕切り壁や什器を設置した場合には各種の法規を満たさなくなることがある。例えば、スプリンクラーのすぐそばに間仕切り壁を設置すると、スプリンクラーの散水範囲が限定される。また、間仕切りの仕方によっては防災灯が法定範囲から視認できなくなる場合がある。
この点に関し、法規に従って火災感知器の配置個数と配置間隔とを算出し、火災報知機を配置した場合の平面図面を作成するCADシステムが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開平9−184310号公報
しかし、確認すべき防災設備の項目は火災感知器だけではなく多数存在する。また、移転計画を移転先に実施した場合、工事が必要となる場合があり費用算出が必要となる。従来の技術においては、これらの問題を一元的に管理できず、問題点の確認とその解決のための費用の算出に多くの工数がかかるという問題点がある。
本発明は、オフィスの移転計画を移転先に実施した場合の防災上の問題点の確認と問題解決のための費用の算出の工数を削減でき、また防災工事を実施しなくても良い移転レイアウト仕様をアドバイスすることができる、オフィス防災チェック診断システムを提供することを目的とする。
本発明は、演算を行う制御部と、入居計画の詳細を格納する入居計画データベースと、移転先のフロアの状況及び防災設備の現況を格納する移転先現況データベースと、オフィスの防災に関する法規の情報を格納する法規データベースと、入居計画データベースから入居計画を読み込み、移転先現況データベースから移転先現況に関する情報を読み込み、法規データベースを参照して安全性を確認して出力する安全性検証システムと、を備えることを特徴とするオフィス防災チェック診断システムを提供する。
本発明によれば、オフィスの移転計画を移転先に実施した場合の防災上の問題点の確認と問題解決のための費用の算出の工数を削減でき、また防災工事を実施しなくても良い移転レイアウト仕様をアドバイスすることができるという効果がある。
オフィス防災チェック診断システムの構成を示す概要図である。 オフィス防災チェック診断システムのソフトウエアブロック図である。 入居計画DB103のデータ構造を示す図である。 フロア仕様DB104のデータ構造を示す図である。 防災設備仕様DB105のデータ構造を示す図である。 移転先現況DB106のデータ構造を示す図である。 法規DB107のデータ構造を示す図である。 オフィス防災チェック診断システムの安全性検証システムにおける動作を示すフローチャートである。 避難通路幅検証動作のフローチャートである。 避難距離検証動作のフローチャートである。 避難重複距離検証のフローチャートである。 避難誘導灯検証のフローチャートである。 防火区画検証のフローチャートである。 居室換気量検証のフローチャートである。 採光有効面積検証のフローチャートである。 居室排煙能力検証のフローチャートである。 煙感知器配置検証のフローチャートである。 非常用スピーカ配置検証のフローチャートである。 屋内消火栓配置検証のフローチャートである。 スプリンクラー配置検証のフローチャートである。 入居計画入力システムのデータ入力画面の例を示す図である。 移転先現況入力システムのフロア防災設備登録画面の例を示す図である。 避難通路幅、避難距離、避難重複距離、避難誘導灯、防火区画の検証結果出力画面の例を示す図である。 煙感知器、非常用スピーカの配置検証結果出力例を示す図である。 スプリンクラー、屋内消火栓の配置検証結果の出力例を示す図である。 防災診断結果のサマリー出力の例を示す図である。 煙感知器改修工事指示の出力例を示す図である。 非常用スピーカ改修工事出力の例を示す図である。 スプリンクラー改修工事出力の例を示す図である。 工事費概算の出力例を示す図である。 排煙に関する防災不適合箇所のパーティションの仕様変更による回避策の出力例を示す図である。 非常用スピーカに関する防災不適合箇所のパーティションの仕様変更による回避策の出力例を示す図である。 スプリンクラーに関する防災不適合箇所のパーティションの仕様変更による回避策の出力例を示す図である。
以下に、本発明の一実施形態に係るオフィス防災チェック診断システムを、図面を参照して詳細に説明する。図1は、オフィス防災チェック診断システムの構成を示す概要図である。図1に示すように、オフィス防災チェック診断システムは入出力端末101と、CPUなどの演算装置とメモリなどの記憶装置と入出力インターフェースとを備える制御部102と、データベース群とを備える。制御部102は、サーバやパソコンを使用することができる。
データベース群は、入居計画の詳細を格納する入居計画DB103(以下、データベースをDBと略す。)と、フロアの仕様を格納するフロア仕様DB104と、各種防災設備の仕様を格納する防災設備仕様DB105と、移転先のフロアの状況及び防災設備の現況を格納する移転先現況DB106と、オフィスの防災に関する法規の情報を格納する法規DB107と、算出されたチェック結果を格納する検証結果DB108と、を備える。
図2は、オフィス防災チェック診断システムのソフトウエアブロック図である。図2に示すように、オフィス防災チェック診断システムは入出力端末101からの入力を受け入れ、入居計画DB103に入居計画を格納する入居計画入力システム201を備える。
オフィス防災チェック診断システムは入出力端末101から入力を受け入れ、フロア仕様DB104と防災設備仕様DB105とを参照して移転先現況DB106に移転先の現況に関する情報を格納する移転先現況入力システム202を備える。
オフィス防災チェック診断システムは入居計画DB103から入居計画を読み込み、移転先現況DB106から移転先現況に関する情報を読み込み、法規DB107を参照して安全性を確認し、改善工事費用を算出し、検証結果DB108に出力するとともにチェックリストを出力する安全性検証システム203を備える。
図3は、入居計画DB103のデータ構造を示す図である。図3に示すように、入居計画DB103は、移転計画の概要を示す移転計画概要データ群と、移転計画にかかる設備情報である移転計画フロア仕様データ群と、移転計画にかかるレイアウトに関する情報であるレイアウト諸元データ群とを格納する。
移転計画概要データ群は、「会社名」、「部署名」、「入居人数」、「引越完了予定日」、「移転元所在地」、「移転元ビル名、階数」、「移転先所在地」、「移転先ビル名、階数」などからなる。
移転計画フロア仕様データ群は、例えば「フロア形状」、「フロア面積」、「階高」、「間仕切の仕様」、「建具仕様、仕様毎の数」、「内装仕様」、蛍光灯照明、吹き出しアネモ、空調設備などの「天井設備仕様、仕様毎の数」などからなる。
「フロア形状」はグリッドの座標群によって格納される。ここで、グリッドとは仮想の座標である。基準となるグリッドの寸法は任意に設定できる。格納される他のデータの例は、「フロア面積」が「1200m」、「階高」が「6階」、「間仕切の仕様」が「スチールパーティションランマFIX型」、「建具の仕様、仕様毎の数」が「スチールドア片開きドア、6」、「内装仕様」が「不燃石膏ボード」、「天井設備仕様、仕様毎の数」が「照明設備:逆富士型蛍光灯照明40W×2灯、30」である。
レイアウト諸元データ群は、例えば「デスク仕様、仕様毎の数」、「デスク配置パターン、配置」、「必要会議室数、各部屋の収容人数、配置」、「収納家具仕様、配置」、「電話・情報機器仕様、配置」、「OAフロア仕様、高さ、範囲」、「業務支援設備の仕様、配置」、「生活支援設備の仕様、配置」などである。
格納されるデータの例は、「デスク仕様、仕様毎の数」が「片袖キャビネットタイプ、24」、「デスク配置パターン、配置」が「島型−II、(35,10)」、「必要会議室数、各部屋の収容人数、配置」が「2、8人用会議室1室,12人用会議室1室、(0,8),(0,17)」、「収納家具仕様、配置」が「ハイロッカー、(7,3)」、「電話・情報機器仕様、配置」が「電話:アナログ回線、机毎」、「OAフロア仕様、高さ、範囲」が「スチール中空パネル・支柱分離型、100mm、(0,10)−(45,45)」、「業務支援設備の仕様、配置」が「空調:床置パッケージ型2馬力、(15,20)」、「生活支援設備の仕様、配置」が「冷蔵庫:定格内容積130L、(25,20)」である。
図4は、フロア仕様DB104のデータ構造を示す図である。図4に示すように、フロア仕様DB104は、フロア仕様の名称である「フロア仕様名称」と、フロア仕様の諸元である「フロア仕様スペック」と、フロア仕様の外観写真である「フロア仕様写真」と、を格納する。
図5は、防災設備仕様DB105のデータ構造を示す図である。図5に示すように、防災設備仕様DB105は、防災設備仕様の名称である「防災設備仕様名称」と、防災設備の諸元である「防災設備スペック」と、防災設備の外観写真である「防災設備写真」と、を格納する。
図6は、移転先現況DB106のデータ構造を示す図である。図6に示すように、移転先現況DB106は、移転先のフロアの現況に関する情報である移転先フロア現況仕様データ群と、移転先の防災設備の現況の仕様に関する情報である移転先防災設備現況仕様データ群と、を格納する。
移転先フロア現況仕様データ群は、例えば「フロア形状」、「フロア面積」、「階高」、「建具仕様、仕様毎の数」、「内装仕様」、蛍光灯照明、吹き出しアネモ、空調設備などの「天井設備仕様、仕様毎の数」などからなる。格納されるデータの例は移転計画フロア仕様データ群と同様である。
移転先防災設備現況仕様データ群は、防災設備の仕様である「防災設備種類、仕様」と、防災設備仕様毎の設置位置である「設置位置」などからなる。格納されるデータの例は、「防災設備種類、仕様」が「煙感知器差動式スポット型」、「設置位置」が設置位置座標である「(15,20)」である。
図7は、法規DB107のデータ構造を示す図である。図7に示すように、法規DB107は、規制される項目である「規制項目」と、その規制項目ごとの規制の詳細である「規制詳細」とを格納する。格納されるデータの例は、「規制項目」が「避難通路幅」、「規制詳細」が「片側居室の最少通路幅120cm,両側居室の最少通路幅160cm」である。
図8は、オフィス防災チェック診断システムの安全性検証システムにおける動作を示すフローチャートである。図8に示すように、オフィス防災チェック診断システムは、ステップ801において移転後のレイアウトから避難通路幅の検証を行い、ステップ802において直通階段(1階まで降りることができる階段)までの歩行距離の確認である避難距離の検証を行い、ステップ803において、避難距離の重複距離の検証を行う。
オフィス防災チェック診断システムは、ステップ804において避難誘導灯の検証を行い、ステップ805において防火区画の面積の検証を行い、ステップ806において居室の換気量の検証を行う。
オフィス防災チェック診断システムは、ステップ807において間仕切りされた居室の採光有効面積の検証を行い、ステップ808において間仕切りされた居室の排煙能力の検証を行い、ステップ809において煙感知器の配置の検証を行う。
オフィス防災チェック診断システムは、ステップ810において非常用スピーカの配置の検証を行い、ステップ811において屋内消火栓の配置の検証を行い、ステップ812においてスプリンクラーの配置の検証を行う。
図9は、避難通路幅検証動作のフローチャートである。図9に示すように、オフィス防災チェック診断システムは、ステップ901において入居計画入力システム201により入力された移転計画フロア仕様データ群とレイアウト諸元データ群とを入居計画DB103から読み込む。オフィス防災チェック診断システムはメモリの中においてフロアの形状を展開し、デスクなどの什器を配置する。
ステップ902において、オフィス防災チェック診断システムは法規DB107から避難通路幅の法定基準を読み込む。
ステップ903において、オフィス防災チェック診断システムは壁とデスクの島の間の通路、デスクの島と島の間の通路、その他の什器とデスクの間の通路、その他の什器と壁の間の通路、のように各通路の幅を算出してメモリに格納する。通路幅は配置位置が座標表示され、また、各什器の大きさが格納されているため、フロア形状の内部に登録されている各什器を配置すれば順に算出することができる。
ステップ904において、オフィス防災チェック診断システムは算出した通路幅と読み出した法定基準とを比較し、法定基準を満たしていない部分の座標を検証結果DB108に出力する。
図10は、避難距離検証動作のフローチャートである。図10に示すように、ステップ1001において、オフィス防災チェック診断システムは入居計画DB103から移転計画フロア仕様データ群とレイアウト諸元データ群とを読み込む。オフィス防災チェック診断システムはメモリの中においてフロアの形状を展開し、デスクなどの什器を配置する。
ステップ1002において、オフィス防災チェック診断システムは移転先現況DB106から移転先フロア現況仕様データ群と移転先防災設備現況仕様データ群とを読み込む。移転先防災設備現況仕様データ群には直通階段(1階まで降りることができる階段)の位置が含まれる。
ステップ1003において、オフィス防災チェック診断システムは法規DB107から直通階段までの距離の法定基準を読み込む。
ステップ1004において、オフィス防災チェック診断システムは直通階段から最も遠い点を判定する。ここで、最も遠い点とは、ステップ1001においてメモリ上に展開されたフロア図において、直通階段から通路を使用して到達する場合の距離、すなわち歩行距離が最も長い点である。
例えば、まず直線距離で最も遠い点の候補を判定し、その点まで通路を使用した場合の距離を判定し、この距離を比較することにより直通階段から最も遠い点とその歩行距離を求めることができる。
ステップ1005において、オフィス防災チェック診断システムは直通階段から最も遠い点までの歩行距離が法規を満たしているかを判定し、検証結果DB108に出力する。
図11は、避難重複距離検証のフローチャートである。図11に示すように、ステップ1101において、オフィス防災チェック診断システムは入居計画DB103から移転計画フロア仕様データ群とレイアウト諸元データ群とを読み込む。オフィス防災チェック診断システムはメモリの中においてフロアの形状を展開し、デスクなどの什器を配置する。
ステップ1102において、オフィス防災チェック診断システムは移転先現況DB106から移転先フロア現況仕様データ群と移転先防災設備現況仕様データ群とを読み込む。移転先防災設備現況仕様データ群には複数の直通階段の位置が含まれる。
ステップ1103において、オフィス防災チェック診断システムは法規DB107から直通階段までの重複距離の法定基準を読み込む。ここで、重複距離とは、フロアの任意の地点から2方向に避難するため、第1の直通階段までの歩行経路と第2の直通階段までの歩行経路との最長な重複経路の歩行距離である。
ステップ1104において、オフィス防災チェック診断システムはメモリに展開したフロア図に基づいて重複距離を判定する。すなわち、オフィス防災チェック診断システムは任意の1地点の座標を決定し、第1の直通階段までの歩行経路を判定し、その歩行経路中で、第2の直通階段へも避難が可能な分岐点を判定し、避難起点から最長距離にある分岐点までの距離を判定する。
ステップ1105において、オフィス防災チェック診断システムは直通階段までの重複距離が法規を満たしているかを判定し、検証結果DB108に出力する。
図12は、避難誘導灯検証のフローチャートである。図12に示すように、ステップ1201において、オフィス防災チェック診断システムは入居計画DB103から移転計画フロア仕様データ群とレイアウト諸元データ群とを読み込む。オフィス防災チェック診断システムはメモリの中においてフロアの形状を展開し、デスクなどの什器を配置する。
ステップ1202において、オフィス防災チェック診断システムは移転先現況DB106から移転先フロア現況仕様データ群と移転先防災設備現況仕様データ群とを読み込む。移転先防災設備現況仕様データ群には避難誘導灯の位置が含まれる。
ステップ1203において、オフィス防災チェック診断システムは法規DB107から避難誘導灯の視認可能距離の法定基準を読み込む。
ステップ1204において、オフィス防災チェック診断システムはメモリに展開したフロア図に基づいて避難誘導灯の位置を判定する。
ステップ1205において、オフィス防災チェック診断システムは避難誘導灯が法定距離から視認できるかを判定する。具体的には、オフィス防災チェック診断システムは避難誘導灯から法定距離を半径とする円を描く。オフィス防災チェック診断システムはこの円の半径以内に間仕切り壁などの障害物があるかを判定することにより視認できるかを判定する。オフィス防災チェック診断システムは、避難誘導灯が視認できる場合ステップ1208に進み、視認できない場合ステップ1206に進む。
ステップ1206において、オフィス防災チェック診断システムは誘導灯増設位置を判定する。具体的には、オフィス防災チェック診断システムは避難誘導灯から法定距離を半径とする円を描き、この円の半径以内に間仕切り壁などの障害物があれば、障害物手前の避難経路へあらたな避難誘導灯を増設すると判定する。
ステップ1207において、オフィス防災チェック診断システムはあらかじめ記憶されている避難誘導灯増設単価に増設数を乗算して避難誘導灯増設費用の概算を算出する。
ステップ1208において、オフィス防災チェック診断システムは検証結果及び避難誘導灯を増設する場合にはその概算を検証結果DB108に出力する。
図13は、防火区画検証のフローチャートである。図13に示すように、ステップ1301において、オフィス防災チェック診断システムは入居計画DB103から移転計画フロア仕様データ群とレイアウト諸元データ群とを読み込む。オフィス防災チェック診断システムはメモリの中においてフロアの形状を展開し、デスクなどの什器を配置する。
ステップ1302において、オフィス防災チェック診断システムは移転先現況DB106から移転先フロア現況仕様データ群と移転先防災設備現況仕様データ群とを読み込む。移転先防災設備現況仕様データ群には防火壁の位置が含まれる。
ステップ1303において、オフィス防災チェック診断システムは法規DB107から防火区画面積の法定基準を読み込む。
ステップ1304において、オフィス防災チェック診断システムはメモリに展開したフロア図に基づいて各防火区画の面積を判定する。
ステップ1305において、オフィス防災チェック診断システムは各防火区画の面積が法定面積以内かを判定する。オフィス防災チェック診断システムは各防火区画の面積が全て法定面積以内であった場合ステップ1308に進み、法定面積を超える防火区画があった場合はステップ1306に進む。
ステップ1306において、オフィス防災チェック診断システムは防火壁設置位置を判定する。具体的には、法定面積を超える防火区画の面積内において法定面積の超えずレイアウト上の障害とならない直線箇所を検索し、新たな防火壁を増設すると判定する。
ステップ1307において、オフィス防災チェック診断システムはあらかじめ記憶されている防火壁増設単価に増設数を乗算して防火壁増設費用の概算を算出する。
ステップ1308において、オフィス防災チェック診断システムは検証結果及び防火壁を増設する場合にはその概算を検証結果DB108に出力する。
図14は、居室換気量検証のフローチャートである。図14に示すように、ステップ1401において、オフィス防災チェック診断システムは入居計画DB103から移転計画フロア仕様データ群とレイアウト諸元データ群とを読み込む。オフィス防災チェック診断システムはメモリの中においてフロアの形状を展開する。
ステップ1402において、オフィス防災チェック診断システムは移転先現況DB106から移転先フロア現況仕様データ群と移転先防災設備現況仕様データ群とを読み込む。移転先防災設備現況仕様データ群には機械換気設備の位置及び能力が含まれる。
ステップ1403において、オフィス防災チェック診断システムは法規DB107から居室の換気量の法定基準を読み込む。
ステップ1404において、オフィス防災チェック診断システムはメモリに展開したフロア図に基づいて間仕切りにより区画される居室毎の窓の開口面積の居室面積に対する割合である開口面積率を判定する。
ステップ1405において、オフィス防災チェック診断システムは開口面積率が法定割合以上であるかを判定し、全ての居室につき法定割合以上であった場合ステップ1408に進み、法定割合を下回る居室があった場合ステップ1406に進む。
ステップ1406において、オフィス防災チェック診断システムは必要な機械換気設備の能力と位置を判定する。具体的には、あらかじめ記憶されている機械換気設備の換気能力によって必要な換気能力を除算して機械換気設備の数を判定する。設置位置は各区画壁からの法定許容距離を確保できる均等な位置に設置すると判定する。
ステップ1407において、オフィス防災チェック診断システムはあらかじめ記憶されている機械換気設備の増設単価に必要な機械換気設備の数量を乗算して機械換気設備設置費用の概算を算出する。
ステップ1408において、オフィス防災チェック診断システムは検証結果及び機械換気設備を増設する場合にはその概算を検証結果DB108に出力する。
図15は、採光有効面積検証のフローチャートである。図15に示すように、ステップ1501において、オフィス防災チェック診断システムは入居計画DB103から移転計画フロア仕様データ群とレイアウト諸元データ群とを読み込む。オフィス防災チェック診断システムはメモリの中においてフロアの形状を展開する。
ステップ1502において、オフィス防災チェック診断システムは移転先現況DB106から移転先フロア現況仕様データ群と移転先防災設備現況仕様データ群とを読み込む。移転先防災設備現況仕様データ群には非常用照明の位置が含まれる。
ステップ1503において、オフィス防災チェック診断システムは法規DB107から居室面積に対する居室毎の窓の採光上有効な面積の割合である採光面積率の法定基準を読み込む。
ステップ1504において、オフィス防災チェック診断システムはメモリに展開したフロア図に基づいて間仕切りにより区画される居室毎の採光面積率を判定する。
ステップ1505において、オフィス防災チェック診断システムは採光面積率が法定割合以上であるかを判定し、全ての居室につき法定割合以上であった場合ステップ1508に進み、法定割合を下回る居室があった場合ステップ1506に進む。
ステップ1506において、オフィス防災チェック診断システムは必要な非常用照明の位置と数を判定する。設置位置と数は採光面積率が法定割合を下回る居室の区画壁から法定許容距離を確保できる均等な位置に設置すると判定する。
ステップ1507において、オフィス防災チェック診断システムはあらかじめ記憶されている非常用照明の増設単価に必要な非常用照明の数量を乗算して非常用照明設置費用の概算を算出する。
ステップ1508において、オフィス防災チェック診断システムは検証結果及び非常用照明を増設する場合にはその概算を検証結果DB108に出力する。
図16は、居室排煙能力検証のフローチャートである。図16に示すように、ステップ1601において、オフィス防災チェック診断システムは入居計画DB103から移転計画フロア仕様データ群とレイアウト諸元データ群とを読み込む。オフィス防災チェック診断システムはメモリの中においてフロアの形状を展開する。
ステップ1602において、オフィス防災チェック診断システムは移転先現況DB106から移転先フロア現況仕様データ群と移転先防災設備現況仕様データ群とを読み込む。移転先防災設備現況仕様データ群には機械排煙設備の位置及び能力が含まれる。
ステップ1603において、オフィス防災チェック診断システムは法規DB107から居室面積に対する居室毎の窓の排煙上有効な開口面積の割合である排煙有効開口面積率の法定基準、および排煙設備の免除項目を読み込む。
ステップ1604において、オフィス防災チェック診断システムはメモリに展開したフロア図に基づいて間仕切りにより区画される居室毎の排煙有効開口面積率を判定する。
ステップ1605において、オフィス防災チェック診断システムは排煙有効開口面積率が法定割合以上であるかを判定し、全ての居室につき法定割合以上であった場合ステップ1609に進み、法定割合を下回る居室があった場合ステップ1606に進む。
ステップ1606において、メモリに展開したフロア図に基づいて排煙設備の免除項目があるかを判定する。
ステップ1607において、オフィス防災チェック診断システムは必要な機械排煙設備の能力と位置を判定する。具体的には、あらかじめ記憶されている機械排煙設備の排煙能力によって必要な排煙能力から免除項目によって免除される排煙能力を減算した結果を除算して増設が必要な機械排煙設備の排煙能力を判定する。設置位置は居室の区画壁からの法定許容距離を確保できる均等な位置に設置すると判定する。
ステップ1608において、オフィス防災チェック診断システムはあらかじめ記憶されている機械排煙設備の増設単価に必要な機械排煙設備の数量を乗算して機械排煙設備設置費用の概算を算出する。
ステップ1609において、オフィス防災チェック診断システムは検証結果及び機械排煙設備を増設する場合にはその概算を検証結果DB108に出力する。
図17は、煙感知器配置検証のフローチャートである。図17に示すように、ステップ1701において、オフィス防災チェック診断システムは入居計画DB103から移転計画フロア仕様データ群とレイアウト諸元データ群とを読み込む。オフィス防災チェック診断システムはメモリの中においてフロアの形状を展開する。
ステップ1702において、オフィス防災チェック診断システムは移転先現況DB106から移転先フロア現況仕様データ群と移転先防災設備現況仕様データ群とを読み込む。移転先防災設備現況仕様データ群には煙感知器の位置が含まれる。
ステップ1703において、オフィス防災チェック診断システムは法規DB107から煙感知器に関する法定基準を読み込む。
ステップ1704において、オフィス防災チェック診断システムはメモリに展開したフロア図に基づいて間仕切りにより区画される居室毎の煙感知器の数および各煙感知器の壁からの距離を判定する。
ステップ1705において、オフィス防災チェック診断システムは区画された室内において煙感知器の種別に応じた感知性能から算出される法定必要数以上であるか、さらに、壁からの隔離距離が法定基準以上であるかを判定し、全ての居室につき法定基準以上であった場合ステップ1709に進み、法定基準を下回る居室があった場合ステップ1706に進む。
ステップ1706において、オフィス防災チェック診断システムは区画された室内に必要とされる煙感知器の数が不足する場合、不足分の煙感知器を隣接する室で法定必要数以上の煙感知器がある箇所から、不足位置に既存設備との法定距離を確保しながら移動すると判定する。さらに室の区画壁に近い煙感知器で法定基準以下の隔離距離となる煙感知器に対し、法定基準値を確保できる位置に移動すると判定する。
ステップ1707において、オフィス防災チェック診断システムは煙感知器の区画された室内に必要とされる煙感知器の数を算出し、この数から移転先のオフィスに既に設置されている煙感知器の数を減算し、さらに隣接する室より移動できる数を減算して増設の必要となる煙感知器の数を判定する。また、増設する煙感知器は既存設備と法定距離を確保できる位置に設置すると判定する。
ステップ1708において、オフィス防災チェック診断システムはあらかじめ記憶されている煙感知器の増設単価又は移動単価に増設又は移動の必要な煙感知器の数量を乗算して煙感知器設置費用の概算を算出する。
ステップ1709において、オフィス防災チェック診断システムは検証結果及び煙感知器を増設又は移動する場合にはその概算を検証結果DB108に出力する。
図18は、非常用スピーカ配置検証のフローチャートである。図18に示すように、ステップ1801において、オフィス防災チェック診断システムは入居計画DB103から移転計画フロア仕様データ群とレイアウト諸元データ群とを読み込む。オフィス防災チェック診断システムはメモリの中においてフロアの形状を展開する。
ステップ1802において、オフィス防災チェック診断システムは移転先現況DB106から移転先フロア現況仕様データ群と移転先防災設備現況仕様データ群とを読み込む。移転先防災設備現況仕様データ群には非常用スピーカの位置が含まれる。
ステップ1803において、オフィス防災チェック診断システムは法規DB107から非常用スピーカの数及び位置に関する法定基準を読み込む。
ステップ1804において、オフィス防災チェック診断システムはメモリに展開したフロア図に基づいて間仕切りにより区画される居室毎の非常用スピーカの数および各非常用スピーカの距離を判定する。
ステップ1805において、オフィス防災チェック診断システムは区画された居室内において非常用スピーカの種別に応じた音圧性能から算出される法定必要数以上であるか、また非常用スピーカ同士の距離が法定基準以上であるかを判定し、全ての居室につき法定基準以上であった場合ステップ1809に進み、法定基準を下回る居室があった場合ステップ1806に進む。
ステップ1806において、オフィス防災チェック診断システムは非常用スピーカの数が法定基準以下であった居室について、不足分の非常用スピーカを他の居室から移動させるか判定する。すなわち、オフィス防災チェック診断システムは、隣接する居室の非常用スピーカの数が法定基準より多い場合には、隣接する居室より必要数を既に設置されている非常用スピーカとの法定許容距離を確保できる位置に移動すると判定する。
ステップ1807において、オフィス防災チェック診断システムは移動する非常用スピーカがない、あるいは移動しても法定基準を満たさない場合は、増設すると判定する。具体的には、オフィス防災チェック診断システムは居室に必要な非常用スピーカの数を算出し、この数から移転先のオフィスに既に設置されている煙感知器の数を減算し、さらに隣接する居室より移動できる数を減算して増設の必要な非常用スピーカの数を判定する。また、増設される非常用スピーカの設置位置を、既に設置されている非常用スピーカの位置との法定許容距離から判定する。
ステップ1808において、オフィス防災チェック診断システムはあらかじめ記憶されている非常用スピーカの増設単価又は移動単価に増設又は移動の必要な非常用スピーカの数量を乗算して非常用スピーカ設置費用の概算を算出する。
ステップ1809において、オフィス防災チェック診断システムは検証結果及び非常用スピーカを増設又は移動する場合にはその概算を検証結果DB108に出力する。
図19は、屋内消火栓配置検証のフローチャートである。図19に示すように、ステップ1901において、オフィス防災チェック診断システムは入居計画DB103から移転計画フロア仕様データ群とレイアウト諸元データ群とを読み込む。オフィス防災チェック診断システムはメモリの中においてフロアの形状を展開する。
ステップ1902において、オフィス防災チェック診断システムは移転先現況DB106から移転先フロア現況仕様データ群と移転先防災設備現況仕様データ群とを読み込む。移転先防災設備現況仕様データ群には屋内消火栓の位置が含まれる。
ステップ1903において、オフィス防災チェック診断システムは法規DB107から屋内消火栓の数及び位置に関する法定基準を読み込む。
ステップ1904において、オフィス防災チェック診断システムはメモリに展開したフロア図に基づいて屋内消火栓の防護範囲が執務エリア全域を網羅できるか数と設置位置を判定する。
ステップ1905において、オフィス防災チェック診断システムは屋内消火栓の種別に応じた法定防護円範囲が、屋内消火栓同士により執務エリア全域を網羅であるかを判定し、網羅できる場合ステップ1909に進み、網羅できない場合ステップ1906に進む。
ステップ1906において、オフィス防災チェック診断システムは屋内消火栓同士の法定防護円範囲が、執務エリア全域を網羅できない場合、屋内消火栓を移動させる必要があるかを判定する。すなわち、オフィス防災チェック診断システムは、屋内消火栓の防護円を移動させることで執務エリアの防護範囲を広め、レイアウトの支障とならない箇所を検索しながら、屋内消火栓同士により執務エリア全域を網羅できる移動位置を判定する。
ステップ1907において、オフィス防災チェック診断システムは屋内消火栓の移動では執務エリア全域を防護範囲として網羅できない場合に、増設する屋内消火栓の数と設置位置を判定する。具体的には、オフィス防災チェック診断システムは屋内消火栓同士の法定防護円範囲が、占有するフロアの網羅できない範囲に、あらたな屋内消火栓を増設することで執務エリア全域を網羅できるよう設置すべき数と位置を判定する。
ステップ1908において、オフィス防災チェック診断システムはあらかじめ記憶されている屋内消火栓の増設単価又は移動単価に増設又は移動の必要な屋内消火栓の数量を乗算して屋内消火栓設置費用の概算を算出する。
ステップ1909において、オフィス防災チェック診断システムは検証結果及び屋内消火栓を増設又は移動する場合にはその概算を検証結果DB108に出力する。
図20は、スプリンクラー配置検証のフローチャートである。図20に示すように、ステップ2001において、オフィス防災チェック診断システムは入居計画DB103から移転計画フロア仕様データ群とレイアウト諸元データ群とを読み込む。オフィス防災チェック診断システムはメモリの中においてフロアの形状を展開する。
ステップ2002において、オフィス防災チェック診断システムは移転先現況DB106から移転先フロア現況仕様データ群と移転先防災設備現況仕様データ群とを読み込む。移転先防災設備現況仕様データ群にはスプリンクラーの位置が含まれる。
ステップ2003において、オフィス防災チェック診断システムは法規DB107からスプリンクラーの数及び位置に関する法定基準を読み込む。
ステップ2004において、オフィス防災チェック診断システムはメモリに展開したフロア図に基づいて間仕切りにより区画される居室の各スプリンクラーの有効散水円面積が居室全体を網羅できるか数と設置位置を判定する。
ステップ2005において、オフィス防災チェック診断システムはスプリンクラーの種別に応じた有効散水円が居室に設置の全スプリンクラーにより全体を網羅できるか判定し、網羅できる場合ステップ2009に進み、網羅できない場合ステップ2006に進む。
ステップ2006において、オフィス防災チェック診断システムは居室を網羅できない範囲の不足箇所に対し他の居室からスプリンクラーを移動させるか判定する。すなわち、オフィス防災チェック診断システムは、居室を網羅できない範囲の不足箇所に対し、隣接する居室のスプリンクラーが居室全体を網羅するのに必要のない位置にあるスプリンクラーがある場合は、そのスプリンクラーを当該不足箇所に移動させると判定する。
ステップ2007において、オフィス防災チェック診断システムは移設でも網羅できない範囲がある場合、あるいは移動できるスプリクラーがない場合は、スプリンクラーを増設すると判定する。具体的には、オフィス防災チェック診断システムは移設を考慮しても居室を網羅できないスプリンクラー不足箇所に対し、あらたなスプリンクラーが不足箇所を網羅すると判定する。
ステップ2008において、オフィス防災チェック診断システムはあらかじめ記憶されているスプリンクラーの増設単価又は移動単価に増設又は移動の必要なスプリンクラーの数量を乗算してスプリンクラー設置費用の概算を算出する。
ステップ2009において、オフィス防災チェック診断システムは検証結果及びスプリンクラーを増設又は移動する場合にはその概算を検証結果DB108に出力する。
図21は、入居計画入力システム201のデータ入力画面の例を示す図である。図21に示すように、オフィス防災チェック診断システムはグリッドの座標の入力を入出力端末101から受け入れる。グリッドの座標は矩形を単位として入力される。オフィス防災チェック診断システムはさらに、建屋平面形状、検討執務エリアゾーン、直近の直通階段、直近の直通階段への共有部通路、執務エリア出入口、などの項目ごとにグリッドの座標の入力を受け入れる。
図22は、移転先現況入力システム202のフロア防災設備登録画面の例を示す図である。図22に示すように、オフィス防災チェック診断システムは、排煙設備の登録、煙感知器の登録、避難誘導灯の登録、非常用照明の登録、非常用スピーカの登録、屋内消火栓の登録、スプリンクラーの登録、のそれぞれの登録画面を有する。
図22に示すのは、スプリンクラーの登録画面の例である。スプリンクラーの登録を画面より指示すると、オフィス防災チェック診断システムは、スプリンクラーの配置登録のポップアップ画面を表示する。このポップアップ画面から、スプリンクラーの機種、配置に関する座標、が入力される。スプリンクラーの機種が選択されると、オフィス防災チェック診断システムはその写真、有効散水半径を表示する。
図23は、避難通路幅、避難距離、避難重複距離、避難誘導灯、防火区画の検証結果出力画面の例を示す図である。図23に示すように、オフィス防災チェック診断システムは、避難通路幅の検証結果を通路毎に示す。図23においては、通路幅A乃至Eの幅の検証結果が示されている。
オフィス防災チェック診断システムは、●と◆の位置から直通階段への避難経路を出力し、距離と、重複距離が法定基準を満足しているかの検証結果を出力する。
避難距離についてオフィス防災チェック診断システムは、直通階段から最も遠い執務エリアの隅角部●と中央部◆とを起点とし、什器の配置されていない空きグリットのトータルが最少法定幅以上となる部分を探し、Y方向の進路を優先して直通階段までの経路を選択し、距離を判定する。
オフィス防災チェック診断システムは、あわせて避難口認識の検証結果、防火区画面積の検証結果、を出力する。
図24は、煙感知器、非常用スピーカの配置検証結果出力例を示す図である。図24に示すように、煙感知器に関しオフィス防災チェック診断システムは、排煙上区画されたエリア面積と、煙感知器の仕様により決まる煙感知器の感知面積から必要設置数を算出し、実際の配置数と比較して検証する。
また、オフィス防災チェック診断システムは、煙感知器設置位置のデータと壁の位置データから、隔離距離を算出し法規に定められている最小隔離距離以上かを検証する。オフィス防災チェック診断システムは、数量不足、隔離距離不足の場合には増設、移設レイアウト変更の指示を出力する。
非常用スピーカに関し防災チェック診断システムは、区画されたエリアの面積と設置されている非常用スピーカの仕様で決まる可聴面積とから必要数を算出し、実際の設置数と比較する。
防災チェック診断システムは、非常用スピーカの設置位置から執務エリアの端部までの最長距離を算出し、非常用スピーカの仕様から決まる法規上の可聴距離以下であるかを判定する。
オフィス防災チェック診断システムは、数量不足、隔離距離不足の場合には増設、移設レイアウト変更の指示を出力する。
図25は、スプリンクラー、屋内消火栓の配置検証結果の出力例を示す図である。図25に示すように、オフィス防災チェック診断システムは、格納されているスプリンクラーの仕様に基づいて有効散水面積を読みだし、設置位置データに基づいて点線の円により示す散水防護円を描き、散水が遮蔽される障害物がないかを検証する。
オフィス防災チェック診断システムは、散水が遮蔽される個所についてスプリンクラーの追加、移設、レイアウトの変更を指示する出力を行う。
屋内消火栓に関し、オフィス防災チェック診断システムは、格納されている機種に基づいて矢印に示す防護半径を読みだし、防護円を描き、執務エリアの全範囲が網羅されているかを判定する。
また、赤色灯に関し、オフィス防災チェック診断システムは、視認距離円内に什器等の障害物がないかを判定し、障害物がある場合には移動やレイアウト変更の指示を出力する。
図26は、防災診断結果のサマリー出力の例を示す図である。図26に示すように、オフィス防災チェック診断システムは、検証結果をまとめたサマリーを出力する。
図27は、煙感知器改修工事指示の出力例を示す図である。図27に示すように、オフィス防災チェック診断システムは、パーティションと干渉している煙感知器、図27の例においてはNo.1を規定隔離距離が確保できる位置に移設することを示す指示を出力する。
また、オフィス防災チェック診断システムは、パーティションと法規上の必要隔離距離が確保できていない煙感知器、図27の例においてはNo.2を必要隔離距離がとれるように移設を指示する出力を行う。
図28は、非常用スピーカ改修工事出力の例を示す図である。図28に示すように、オフィス防災チェック診断システムは、法規で定められる可聴距離の範囲外にあるエリアにつき、スピーカを新設する指示を出力する。図28の例においては、法規で定められる可聴距離の範囲外となるエリア(A)に非常用スピーカの新設の指示が出力される。
図29は、スプリンクラー改修工事出力の例を示す図である。図29に示すように、オフィス防災チェック診断システムは、パーティションによって散水が遮蔽されている部分に、スプリンクラーの増設および移設を指示する出力を行う。
図29の例においては、オフィス防災チェック診断システムは太い破線によって示す範囲を散水するスプリンクラー64乃至68の増設の指示を出力している。
図30は、工事費概算の出力例を示す図である。図30に示すように、オフィス防災チェック診断システムは工事項目ごとに概算を集計して出力する。
図31は、煙感知器に関する防災不適合箇所のパーティションの仕様変更による回避策の出力例を示す図である。図32は、非常用スピーカに関する防災不適合箇所のパーティションの仕様変更による回避策の出力例を示す図である。
図31及び図32に示すように、オフィス防災チェック診断システムはパーティションの仕様を変更することによって防災不適合を回避することができるかを判定し、回避策がある場合には回避策を出力する。
図31においては、オフィス防災チェック診断システムはランマを開けたタイプのパーティションを使用する旨、煙感知器と干渉するパーティション天井レール箇所をカットする旨の指示を出力している。図32においては、オフィス防災チェック診断システムはランマを開けたタイプのパーティションを使用する旨の指示を出力している。
図33は、スプリンクラーに関する防災不適合箇所のパーティションの仕様変更による回避策の出力例を示す図である。図33に示すように、オフィス防災チェック診断システムは散水障害にならないパーティションの位置を算出し、パーティションの位置を変更する旨及び変更位置を出力する。
以上述べたように、本実施形態のオフィス防災チェック診断システムは、入居計画を格納する入居計画DB103と、移転先の現況を格納する移転先現況DB106と、法規データを格納する法規DB107と、入居計画と移転先現況とを比較して法規を満足するかを検証する安全性検証システムと、を備える。このため、オフィスの移転計画を移転先に実施した場合の防災上の問題点の確認と問題解決のための費用の算出の工数を削減でき、また防災工事を実施しなくても良い移転レイアウト仕様をアドバイスすることができるという効果がある。
103:入居計画DB、
104:フロア仕様DB、
105:防災設備仕様DB、
106:移転先現況DB、
107:法規DB、
108:検証結果DB。

Claims (4)

  1. 演算を行う制御部と、
    入居計画の詳細を格納する入居計画データベースと、
    移転先のフロアの状況及び防災設備の現況を格納する移転先現況データベースと、
    オフィスの防災に関する法規の情報を格納する法規データベースと、
    前記入居計画データベースから入居計画を読み込み、前記移転先現況データベースから移転先現況に関する情報を読み込み、前記法規データベースを参照して安全性を確認して出力する安全性検証システムと、
    を備えることを特徴とするオフィス防災チェック診断システム。
  2. 前記安全性検証システムは、
    法規を満たさない項目がある場合には、パーティションの仕様や位置の変更または防災機器の増設若しくは移転を指示する出力を行うことを特徴とする請求項1記載のオフィス防災チェック診断システム。
  3. 前記安全性検証システムは、
    法規を満たさない項目がある場合には、パーティションの仕様若しくは位置の変更または防災機器の増設若しくは移転を行った場合の工事費の概算を出力することを特徴とする請求項1記載のオフィス防災チェック診断システム。
  4. 前記安全性検証システムは、
    移転後のレイアウトから避難通路幅の検証を行う避難通路幅検証手段と、
    直通階段までの歩行距離の確認である避難距離の検証を行う避難距離検証手段と、
    避難距離の重複距離の検証を行う避難重複距離検証手段と、
    避難誘導灯の検証を行う避難誘導灯検証手段と、
    防火区画の面積の検証を行う防火区画面積検証手段と、
    居室の換気量の検証を行う居室換気量検証手段と、
    間仕切りされた居室の採光有効面積の検証を行う採光有効面積検証手段と、
    間仕切りされた居室の排煙能力の検証を行う排煙能力検証手段と、
    煙感知器の配置の検証を行う煙感知器配置検証と、
    非常用スピーカの配置の検証を行う非常用スピーカ配置検証手段と、
    屋内消火栓の配置の検証を行う屋内消火栓配置検証手段と、
    スプリンクラーの配置の検証を行うスプリンクラー配置検証手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載のオフィス防災チェック診断システム。
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