JP7255208B2 - 消防設備配置支援システム - Google Patents

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本発明は、建物の設計提案の際に、消防設備の配置や概算金額の算出を支援する消防設備配置支援システム及び消防設備配置支援方法に関する。
建築図面を作成する際に消防設備を含む建築設備の配置を支援するシステムとしては、例えば特許文献1の装置や特許文献2のシステムが提案されている。特許文献1の装置によると、CADオペレータが建物の使用や無窓階か否かなどの種々の情報を入力することで、個別の部屋毎にその部屋の感知器の種類を確定する支援を行うものである。
また、特許文献2のシステムは、建物の3次元形状のデータ、建物内の感知器設置可能位置のデータ、火源の位置及び規模を入力し、これらの入力された情報に基づいて、建物内の温度又は煙濃度を算出して、火災感知器が作動するまでの時間を算出して、いずれに火災感知器を設置箇所を効率的に決定するシステムである。
特開平8-87536号公報 特開2004-206303号公報
しかし、特許文献1のシステムはCADオペレータが無窓階の判断を行ってシステムに入力するものであり、無窓階の判断をシステムが自動的に行うことができない。また、幅広い用途の建物に対応するシステムであり、入力すべき情報が多い問題があった。さらに、個別の部屋毎に必要な消防設備を判断するものであるので、共用部などを含んだ建物全体の消防設備の配置を支援するものではない。また、特許文献2のシステムは、火災が発生した場合に最適な火災感知器の配置を効率的に決定するものではあるが、細かな情報の入力が必要となり、必要な消防設備を簡単に確認できるシステムではない。
そこで本発明は、無窓階の判断を自動的に簡単に行うことができ、比較的簡単な入力情報に基づいて消防設備配置の支援を行うことができる消防設備配置支援システムを提供することを目的とする。
本発明の消防設備配置支援システムは、建物の少なくとも所定階の床面積を含む建物情報、及び当該所定階の各開口部の仕様に関する開口部仕様情報の入力を受け付ける入力手段と、前記建物情報、及び前記開口部仕様情報を含む情報に基づいて、前記開口部毎に、避難上又は消火活動上有効な開口部であるか否かを判定する有効開口部判定手段と、前記開口部仕様情報に基づいて、前記有効開口部判定手段において有効な開口部と判定された開口部が大型開口部であるか否か判断する大型開口部判断手段と、前記建物情報、前記開口部仕様情報、前記有効開口部判定手段により判定された有効開口部情報、及び前記大型開口部判断手段により判断された大型開口部情報に基づいて前記所定階が無窓階であるか否か判断する無窓階判断手段と、を備えることを特徴としている。
本発明の消防設備配置支援システムは、前記建物情報は、隣地境界、接道、及び付帯工作物の位置をさらに含み、前記有効開口部判定手段は、前記付帯工作物から前記開口部までの距離を含む情報に基づいて判定するものであることを特徴としている。
本発明の消防設備配置支援システムは、前記建物情報は、前記建物の耐火仕様に関する情報、前記所定階の収容人数、及び延べ床面積をさらに含み、前記建物情報、及び前記無窓階判断手段により判断された無窓階であるか否かの情報を含む情報に基づいて、建物に必要な消防設備の数量を判断する消防設備判断手段と、前記消防設備判断手段が判断した前記消防設備の数量と、予め記憶された消防設備の単価に基づいて、消防設備の費用の合計を算出する消防設備算出手段と、を備えることを特徴としている。
本発明の消防設備配置支援システムは、前記入力手段は、前記所定階の外壁、界壁、及び間仕切壁を含む水平断面形状を示す図面情報の入力を受け付けるものであり、所定の配置条件に従って、前記消防設備判断手段が必要と判断した前記消防設備を示す識別表示を建物の間取りを示す建物図面に配置して出力する消防設備配置情報出力手段を、さらに備えることを特徴としている。
本発明の消防設備配置支援システムは、前記所定階の床面積は、前記図面情報に基づいて計測されることを特徴としている。
本発明の消防設備配置支援システムは、前記図面情報は、前記外壁に配置される前記開口部を当該外壁とは異なる態様で示す情報であり、前記入力手段は、前記図面情報に示された前記開口部毎に前記開口部仕様情報の入力を受け付けるものであることを特徴としている。
本発明の消防設備配置支援システムは、前記図面情報は、少なくともキッチン及び洗面室を他とは異なる態様で示す情報であり、前記消防設備判断手段及び前記消防設備配置情報出力手段は、前記図面情報に基づいて、キッチン及び洗面室に配置される消防設備の種類を決定することを特徴としている。
本発明の消防設備配置支援システムによると、所定階の床面積を含む建物情報、及び当該所定階の各開口部の仕様に関する開口部仕様情報を入力することで、当該所定階が無窓階であるか否か判断することができるので、簡単な入力で無窓階の判断を行うことができる。
本発明の消防設備配置支援システムによると、建物情報が、隣地境界、接道、及び付帯工作物の位置をさらに含み、有効開口部判定手段は、付帯工作物から開口部までの距離を含む情報に基づいて判定するので、無窓階の判断に付帯工作物からの距離を反映させることができ、より正確に人為的な判断を加えることなく無窓階の判断を行うことができる。
本発明の消防設備配置支援システムによると、建物情報が、耐火構造に関する情報、所定階の収容人数、及び延べ床面積を含んでおり、当該建物情報、及び無窓階であるか否かの情報を含む情報に基づいて、必要な消防設備の数量を判断し消防設備の費用の合計を算出するので、簡単に消防設備費用を把握することができる。
本発明の消防設備配置支援システムによると、外壁、界壁、及び間仕切壁を含む水平断面形状を示す図面情報の入力を受け付け、所定の配置条件に従って消防設備を示す識別表示を建物図面に配置して出力するので、配置すべき消防設備がわかりやすく出力される。
本発明の消防設備配置支援システムによると、所定階の床面積は、図面情報に基づいて計測されるので、別途床面積の数値を入力する手間を省くことができる。
本発明の消防設備配置支援システムによると、図面情報は、外壁に配置される開口部を外壁とは異なる態様で示す情報であるので、図面情報のみで開口部の配置を判断することができ、開口部毎に開口部仕様情報の入力を受け付けることで簡単に開口部仕様情報を入力することができる。
本発明の消防設備配置支援システムによると、図面情報は、キッチン及び洗面室を他とは異なる態様で示すので、火源や多湿となる部屋を簡単に特定することができ、必要な消防設備を簡単により正確に判断することができる。
消防設備配置支援システムの全体構成を示すブロック図。 消防設備配置支援プログラムのルーチンを示すフローチャート。 入力処理のルーチンを示すフローチャート。 共同住宅の全体構成を示す各階の水平断面図 入力処理において入力されるラフ図の図面情報を示す図。 (A)は図4の水平断面図の一部拡大図、(B)は図5の図面情報の一部拡大図。 建物情報入力画面を示す図。 開口部仕様情報入力処理でディスプレイに表示される図面情報の一部拡大図。 (イ)は開口部寸法情報の一部を模式的に表した一覧表であり、(ロ)は開口部高さ情報の一部を模式的に表した一覧表であり、(ハ)は開口部種類情報の一部を模式的に表した一覧表。 付帯工作物距離入力処理でディスプレイに表示される図面情報の一部拡大図。 無窓階判断処理のルーチンを示すフローチャート。 消防設備判断処理における自動火災報知設備設置判断処理のルーチンを示すフローチャート。 消防設備判断処理における消火器設置判断処理のルーチンを示すフローチャート。 (A)は消防設備単価一覧の一部を模式的に示す一覧表であり、(B)は消防設備算出処理においてディスプレイに表示される画面の一部を示す図。 消防設備配置情報出力処理においてディスプレイに表示される消防設備が配置された図面情報を示す図。 図15の中央部分拡大図。 図15の右端部分拡大図。
以下、本発明の実施形態の消防設備配置支援システム1の実施形態について各図を参照しつつ説明する。本実施形態の消防設備配置支援システム1は、共同住宅の設計の際や、設計前の事前打合せの際に、消防法上必要な消防設備の配置を確認し、消防設備を設置するために必要な費用の概算を確認することができるシステムである。なお、本発明における「建物」は本実施形態においては工業化された共同住宅2である。このように、部材などが合理的に管理されている工業化された共同住宅は、開口部仕様などを比較的簡単に入力することができ、後述する無窓階の判断をより容易に行うことができるものである。なお、本発明の「建物」はこれに限定されるものではなく、非居住性の建物や戸建住宅の消防設備配置を支援するシステムに適用することもできる。
消防設備配置支援システム1は、図1に示すように、ネットワーク3を通じて複数のクライアント端末4と、サーバ5と、が互いに通信可能に接続され、クライアント端末4から入力される各種の情報に基づいて、サーバ5が建物の消防設備配置に関する情報をクライアント端末4側に出力するシステム1である。ネットワーク3は、例えば共同住宅2の建設を行う会社の設計用のイントラネットである。なお、ネットワーク3は、これに限定されるものではなく、例えば、消防設備配置支援システム1を外部に公開されたシステムとして設ける場合には、ネットワーク3は公開されたインターネットであってもよい。
クライアント端末4は、例えばPC、タブレット、スマートフォンといった情報入力、情報出力、ネットワーク通信などの機能を備えた端末である。クライアント端末4には、情報処理を行うCPUとしての制御部41、情報を記憶するメモリとしての記憶部42、キーボード及びマウスなどの入力インターフェース43、ディスプレイ44、他の機器との間で情報を送受信する通信インターフェース45などを備える。なお、クライアント端末4は上記の形態に限定されるものではなく、例えば入力インターフェース43はタッチパネルであってもよい。また、クライアント端末4には、LAN46を介してスキャナ47が接続されている。
サーバ5は、例えば建物の設計を支援するCADシステムが実装されたサーバ5であってもよく、又は、それとは別にネットワーク3内に配置されたサーバ5であってもよい。サーバ5は、例えば情報処理を行うサーバ制御部51、及び予め消防設備配置支援プログラム53、開口部34の仕様を一覧で示す開口部寸法情報54、開口部高さ情報55、開口部種類情報56、及び消防設備単価一覧57などの情報が記憶されるサーバ記憶部52が設けられている。サーバ5は例えば1台のPCであってもよいし、複数のPCやストレージが協働して消防設備配置支援プログラム53を機能させるものであってもよい。
なお、本実施形態においては、サーバ5に消防設備配置支援プログラム53が記憶されており、主にサーバ制御部51が消防設備配置支援プログラム53の処理を実行する構成としたが、本発明の消防設備配置支援プログラムは、クライアント端末4側に消防設備配置支援プログラムが記憶されて、クライアント端末4の制御部41が処理を実行するものであってもよい。
次に、以上のように構成される消防設備配置支援システム1内で実行される消防設備配置支援プログラム53について説明する。本実施例においては、図4に示すように、消防設備配置支援プログラム53を用いて3階建の共同住宅2の消防設備の配置を行う例を示す。この共同住宅2は、各階に6戸の住戸を東西一列に並べて配置し、北側に屋外の共用廊下21を有しており、南側にはベランダ23が設けられている。共用廊下21の両端にはそれぞれ階段室22が形成されており、1階の共用廊下21の両端には共用玄関24が設けられている。各住戸は図6(A)に示すように、北側に玄関25、トイレ26、及び第一居室27が設けられる。そして、南東側に風呂28、洗面室29、第二居室30が設けられるとともに、南西側にキッチン31とリビングルーム32が設けられている。東西がそれぞれ界壁33に隔てられ、南側がベランダ23に向かって2つの掃き出し窓の開口部34を有し、北側には玄関扉の開口部34と腰高の窓の開口部34が設けられている。共同住宅2の敷地には、図4に示すように、駐車場、駐輪場、植栽などの付帯工作物35が配置されている。共同住宅2の敷地は南と東が接道しており、北と西が隣地に接している。
消防設備配置支援システム1は、図2に示すように、クライアント端末4から消防設備の配置を行う共同住宅2に関する各種の情報をサーバ5に送信する入力処理を行う(S100)。入力処理では、図3に示すように、まず、図面情報入力処理を行う(S101)。図面情報入力処理は、図5に示すように、共同住宅2の各階の水平断面形状を示す図面を入力するものである。具体的には、図面情報入力処理は、所定階の外壁36、界壁33、間仕切壁37、開口部34、付帯工作物35、隣地境界38、接道及び屋外共用部の輪郭をそれぞれ異なる態様で示したラフ図6をスキャナ47で読み取って、クライアント端末4からネットワーク3を通じてサーバ5にアップロードする処理を行う。なお、本実施形態においては、図面情報入力処理では共同住宅2の1階の図面情報の入力のみを説明し、2階及び3階の図面情報の入力については同様の作業を繰り返すものであるので説明を省略している。
ここで異なる態様で示すとは、例えば、所定階の外壁36、界壁33、間仕切壁37、開口部34、付帯工作物35、隣地境界38、敷地と接道との境界、屋外共用部の境界39の輪郭をそれぞれ異なる色の線で表示することが挙げられる。なお、図5は図面情報のラフ図6を示し、図6(B)はその一部拡大図を示すが、図面上、外壁36を極太実線、界壁33を中太実線、間仕切壁37を細実線で示すとともに、開口部34を点線、付帯工作物35を1点鎖線、隣地境界38を破線で示している。また図面情報のラフ図6には、キッチン31、トイレ26、洗面室29、風呂28がそれぞれ異なる態様で示されている。図5及び図6(B)においては、キッチン31、トイレ26、洗面室29、風呂28が配置されている位置をそれぞれ異なるハッチングで示しているが、例えばこれらの領域を異なる色で塗りつぶして示しても良い。なお、ラフ図6を取り込んだ後に、クライアント端末4上でキッチン31、トイレ26、洗面室29、風呂28を色分けするなど、異なる態様で示しても良い。そして、スキャナ47で読み取った図面情報のラフ図6は、サーバ5にアップロードされ、サーバ制御部51が色の違いなどの態様の違いに基づいて、ラフ図6の各線や領域が何を示しているかを判断する画像処理を行う。
図3に戻って、入力処理において図面情報入力処理を完了すると(S101)、次に建物情報入力処理を行う(S102)。建物情報入力処理は、図7に示すように、クライアント端末4のディスプレイ44上に建物情報入力画面7を表示し、画面上に示される各欄に共同住宅2の建物情報を入力する。建物情報は、耐火構造又は準耐火構造などの建物の耐火仕様に関する情報、建物の階数、敷地面積、延床面積、各階の床面積、各階の収容人員、建物全体の収容人員、地階の面積、地階の収容人員、直通階段の数をそれぞれ入力する。なお、延床面積は各階の床面積の合計であるので、各階の床面積を入力すればサーバ制御部51が延床面積を自動計算して表示する。また、建物全体の収容人員は、各階の収容人員の合計であるので、サーバ制御部51が自動計算して表示する。
なお、本実施形態においては、建物情報入力処理において、各階の床面積の数値を直接入力する構成としたが、図面情報入力処理(S101)において入力された図面情報に基づいて、各階の床面積を計測するものであってもよい。すなわちラフ図6における外壁36で囲まれた空間の面積をサーバ5上で計測し、ラフ図6の縮尺に応じた数値を乗じることで、共同住宅2の各階の床面積を算出して、建物情報入力画面7に自動的に表示してもよい。このようにラフ図6の図面情報に基づいて床面積を算出するようにすれば、数値の入力などの手間を減らすことができる。
建物情報入力処理(S102)が完了すると、次に、開口部仕様情報入力処理(S103)を実行する。開口部仕様情報入力処理は、まず、サーバ制御部51は、図面情報入力処理(S101)において入力されたラフ図6の図面情報を、図8に示すように、サーバ5上で画像処理した図面情報を開口部34を選択可能にクライアント端末4のディスプレイ44に表示する。そして、クライアント端末4のマウスを操作して図面情報の開口部34を選択し、当該開口部34に応じた開口部仕様情報をキーボード入力する。開口部仕様情報は、例えばアルファベットと数字を組み合わせた3つの文字で表される。開口部仕様情報は、図9に示すように、左側のアルファベットが、開口部34の幅及び高さを示す開口部寸法情報54を表し、真ん中の数字が、開口部34の下端の床からの高さを示す開口部高さ情報55を表し、右の数字が開口部34の材質及び開閉形式を示す開口部種類情報56を表している。
開口部仕様情報入力処理(S103)を完了すると、次に付帯工作物距離入力処理(S104)を実行する。付帯工作物距離入力処理では、図5に示すように、クライアント端末4のディスプレイ44に、駐車場、駐輪場、植栽などの付帯工作物35を選択可能に図面情報を表示する。そして、クライアント端末4のマウスで付帯工作物35を選択すると、共同住宅2の開口部34から面外方向に向かって当該付帯工作物35までの距離を入力する入力欄が表示される。そして、クライアント端末4のキーボードでそれぞれの開口部34と付帯工作物35までの距離を入力する。また、付帯工作物距離入力処理(S104)では、開口部34から面外方向に向かって隣地境界38までの距離も入力する。
本発明における「入力手段」は本実施形態においては消防設備配置支援プログラム53の入力処理(S100)及び当該処理を実行するための消防設備配置支援システム1のクライアント端末4やサーバ5がこれに相当する。また、本発明における「入力ステップ」は本実施形態における入力処理(S100)がこれに相当する。
以上のようにして付帯工作物距離入力処理(S104)を完了すると、図2に戻って、無窓階判断処理(S200)を実行する。無窓階判断処理では、図11に示すように、まず、入力処理において入力された建物情報及び開口部仕様情報に基づいて、共同住宅2の開口部34が、避難上又は消防活動上有効な開口部であるか否かを判定する有効開口部判定処理を行う(S201)。有効開口部判定処理は、開口部34毎に有効な開口部であるか否かが判断される。具体的には、開口部仕様情報入力処理(S103)において入力された開口部寸法情報54に基づいて、まず、開口部34が直径50cm以上の円が内接できる開口部であるか否か判断する。本実施形態の共同住宅2の仕様においては、開口部34は全て矩形であるので、幅又は高さのいずれもが50cm以上の開口部であれば直径50cm以上の円が内接できる開口部であると判断できる。例えば図9(イ)に例示された開口部寸法情報54のA又はBは、直径50cm以上の円が内接できる開口部であり、Cは高さが0.3mであるので直径50cm以上の円が内接できる開口部ではない。
次に、開口部高さ情報55に基づいて、床面から開口部34の下端までの高さが1.2m以内であるか否か判断する。例えば図9(ロ)に例示された開口部高さ情報55の1及び2は高さが1.2m以内であり、3は高さが1.2mを超えている。そして次に、開口部種類情報56に基づいて、開口部34の種類が避難上又は消防活動上有効な開口部と出来るものであるか判断する。具体的には、内部から容易に避難することを妨げる構造を有しないものであり、かつ、外部から開放し、又は容易に破壊することにより進入できるものであれば有効な開口部と判断する。例えば図9(ハ)に例示された開口部種類情報56において、1の透明板ガラスの引き違い窓、及び4の開き戸のドアは有効な開口部であり、2の網入り板ガラスの嵌め殺し窓、3のPVB膜が設けられた合わせガラスの嵌め殺し窓は、有効な開口部ではない。
そしてさらに、付帯工作物距離入力処理において、入力された付帯工作物35及び隣地境界38からの距離が1m以上離れている開口部34であるか判断し、1m以上離れている場合に有効な開口と判断し、1m未満である場合に有効な開口ではないと判断する。
そして、開口部寸法情報54、開口部高さ情報55、開口部種類情報56、及び付帯工作物35及び隣地境界38からの距離のいずれもが有効な開口部であると判断した場合に、当該開口部34を有効な開口部とし、いずれかの条件を満たさなかった場合には有効な開口部ではないと判断し、クライアント端末4に表示する。
本発明における「有効開口部判定手段」は本実施形態においては消防設備配置支援プログラム53の有効開口部判定処理(S201)及び当該処理を実行するための消防設備配置支援システム1のクライアント端末4やサーバ5がこれに相当する。また、本発明の「有効開口部判定ステップ」は本実施形態においては有効開口部判定処理(S201)がこれに相当する。
有効開口部判定処理(S201)が終了すると、次に、有効な開口部と判断された開口部34の中に大型開口部が含まれれるか判断する大型開口部判断処理を行う(S202)。具体的には、有効な開口部と判断された開口部34の開口部寸法情報54に基づいて、直径1mの円が内接できる開口部、又は幅75cm以上且つ高さ1.2m以上の開口部であれば大型開口部であると判断する。
本発明における「大型開口部判断手段」は本実施形態においては消防設備配置支援プログラム53の大型開口部判断処理(S202)及び当該処理を実行するための消防設備配置支援システム1のクライアント端末4やサーバ5がこれに相当する。また、本発明の「大型開口部判断ステップ」は、本実施形態においては大型開口部判断処理(S202)がこれに相当する。
そして、次に、各階の大型開口部の数が2以上であるか否か判断し(S203)、大型開口部の数が2以下であると判断すると(S203:No)、当該階は無窓階であると判断する(S206)。一方、大型開口部の数が2以上であると判断すると(S203:Yes)、有効開口部判定処理で有効な開口部と判断された開口部34の面積の合計が、当該階の床面積の30分の1を超えるか否か判断される(S204)。有効な開口部が当該階の床面積の30分の1を超えると判断すると(S204:Yes)、当該階は有窓階であると判断し(S205)、有効な開口部が当該階の床面積の30分の1を超えないと判断すると(S204:No)、当該階は無窓階であると判断する(S206)。以上のように入力処理において入力された情報に基づいて無窓階の判断を自動的に行うことができるので、極めて容易に無窓階の判断を行うことができる。
本発明における「無窓階判断手段」は本実施形態においては消防設備配置支援プログラム53の無窓階判断処理(S200)及び当該処理を実行するための消防設備配置支援システム1のクライアント端末4やサーバ5がこれに相当する。また、本発明における「無窓階判断ステップ」は、本実施形態においては、無窓階判断処理(S200)がこれに相当する。
図2に戻って、無窓階判断処理を完了すると(S200)、次に、消防設備判断処理(S300)を行う。消防設備判断処理は、入力処理において入力された建物情報、図面情報、及び無窓階判断処理において判断された無窓階又は有窓階の情報に基づいて、各部屋や廊下毎に、設置すべき消防設備を判断する処理である。消防設備判断処理は、各部屋又は廊下毎であり、且つ設置する消防設備の種類毎に判断を行う。
例えば、図12に示すように、消防設備としての自動火災報知設備設置判断処理では、まず、判断対象の場所が専有部であるか否かを判断する(S301)。具体的には、外壁36又は開口部と界壁33とに囲まれた空間内の場所であれば、専有部であると判断する(S301:Yes)。専有部であると判断すると、次に、有窓階であるか否か判断する(S302)。すなわち、無窓階判断処理(S200)において、有窓階であると判断された階である場合には、有窓階であると判断する(S302:Yes)。
有窓階であると判断すると、次に、当該判断対象の場所がキッチン31、トイレ26、洗面室29、風呂28のいずれかであるか否か判断する(S303)。具体的には、判断対象の場所が、図面情報入力処理(S101)において、図面情報のラフ図6にそれぞれ異なる色で塗りつぶされてスキャンされ、サーバ制御部51によってキッチン31、トイレ26、洗面室29、風呂28と判断された場所であるか否か判断される。キッチン31、トイレ26、洗面室29、風呂28のいずれかであると判断すると(S303:Yes)、次に、キッチン31及び洗面室29であるか否か判断される(S304)。そして、キッチン31又は洗面室29であると判断されると(S304:Yes)、定温式熱感知器を設置すべき場所であると判断し(S305)、処理を完了する。一方、キッチン31又は洗面室29ではないと判断されると(S304:No)、風呂28又はトイレ26であるので、当該地域での風呂28又はトイレ26における感知器などの運用を確認して、適切な種類の火災報知設備を選択して処理を完了する(S306)。
ステップS303に戻って、キッチン31、トイレ26、洗面室29、風呂28のいずれでもないと判断すると(S303:No)、通常の居室であると判断して、差動式熱感知器を設置すべき場所であると判断し(S307)、処理を完了する。また、ステップS302に戻って、有窓階ではないと判断すると(S302:No)、無窓階であるので、煙感知器を設置すべき場所であると判断し(S308)、処理を完了する。
ステップS301に戻って、判断対象の場所が専有部ではないと判断すると(S301:No)、次に、判断対象の場所が共用廊下21又は共用玄関24であるか否か判断する(S309)。共用廊下21又は共用玄関24であると判断すると(S309:Yes)、当該共用廊下21又は共用玄関24が屋内であるか否か判断する(S310)。そして、当該共用廊下21又は共用玄関24が屋内である場合には(S310:Yes)、差動式熱感知器を設置すべき場所であると判断し(S311)、処理を完了する。一方、共用廊下21又は共用玄関24が屋外である場合には(S310:No)、感知器の設置は不要であると判断して処理を完了する(S312)。
ステップS309に戻って、共用廊下21でも共用玄関24でもないと判断すると(S309:No)、階段室22又はエレベータシャフトであるか否か判断する(S313)。そして、階段室22又はエレベータシャフトであると判断されると(S313:Yes)、最上階の天井に煙感知器を設置すべきであると判断し処理を完了する(S314)。一方、階段室22又はエレベータシャフトでないと判断されると(S313:No)、次に、当該判断対象の場所がキッチン31、トイレ26、洗面室29、風呂28のいずれかであるか否か判断する(S315)。
すなわち、共用部であって共用廊下21、共用玄関24、階段室22、及びエレベータシャフトではないので、図示しない管理人室や共用室において設置すべき感知器を判断する処理を行う。具体的には、判断対象の場所が、図面情報入力処理(S101)において、図面情報のラフ図6にそれぞれ異なる色で塗りつぶされてスキャンされ、サーバ制御部51によってキッチン31、トイレ26、洗面室29、風呂28と判断された場所であるか否か判断される。なお、図4及び図5に示す本実施形態の共同住宅2には管理人室や共用室は設けられていない。
そして、キッチン31、トイレ26、洗面室29、風呂28のいずれかであると判断すると(S315:Yes)、次に、キッチン31及び洗面室29であるか否か判断される(S316)。そして、キッチン31又は洗面室29であると判断されると(S316:Yes)、定温式熱感知器を設置すべき場所であると判断し(S317)、処理を完了する。一方、キッチン31又は洗面室29ではないと判断されると(S316:No)、風呂28又はトイレ26であるので、当該地域での風呂28又はトイレ26における感知器などの運用を確認して、適切な種類の火災報知設備を選択して処理を完了する(S318)。
ステップS315に戻って、キッチン31、トイレ26、洗面室29、風呂28のいずれでもないと判断すると(S315:No)、通常の管理人室又は共用室であると判断して、差動式熱感知器を設置すべき場所であると判断し(S319)、処理を完了する。
また例えば、図13に示すように、消防設備としての消火器設置判断処理では、まず、判断対象の場所が共用部であるか否か判断される(S320)。共用部であると判断すると、各階のあらゆる部分からの歩行距離が20m以下となる範囲で消火器を配置すべきと判断する。具体的には、専有部の住戸数室のあらゆる部分と専用廊下をあわせた歩行距離の長さが40m以下であれば、住戸間の共用廊下に1つ以上の消火器を配置すべきと判断する(S321)。一方、判断対象の場所が共用部でないと判断すると、専有部内で歩行距離が20mを超えることはほとんどないため消火器の設置は不要であると判断し(S322)処理を終了する。
以上のような処理を外壁36、界壁33、間仕切壁37、又は開口部34などによって隔てられた空間及び屋外共用部についてそれぞれの空間毎に処理を行うことで、共同住宅2に必要な消防設備の数及び設置場所を判断する。なお、本実施形態においては、自動火災報知設備の感知器、及び消火器の配置の決定フローについて説明したが、消防設備判断処理は、この他に、自動火災報知設備の総合盤や受信器、屋内消火栓設備、避難口誘導灯、通路誘導灯などをそれぞれ配置する判断を行う。これらの判断は消防法に適合するようにそれぞれ判断される。
本発明における「消防設備判断手段」は本実施形態においては消防設備配置支援プログラム53の消防設備判断処理(S300)及び当該処理を実行するための消防設備配置支援システム1のクライアント端末4やサーバ5がこれに相当する。
図2に示す消防設備判断処理(S300)を終了すると、次に消防設備算出処理を行う(S400)。消防設備算出処理は、消防設備判断処理で共同住宅2に必要と判断した各消防設備の数と、図14(A)に模式的に示すようにサーバ5に記憶されている消防設備単価一覧57とに基づいて、共同住宅2に消防設備を設置する費用の概算合計を算出して、図14(B)に示すように、クライアント端末4のディスプレイ44に表示する。このように、クライアント端末4のディスプレイ44上に消防設備を設置する費用の概算を自動的に表示することができるので、予算などを考慮した設計を簡単に行うことができる。
本発明における「消防設備算出手段」は本実施形態においては消防設備配置支援プログラム53の消防設備算出処理(S400)及び当該処理を実行するための消防設備配置支援システム1のクライアント端末4やサーバ5がこれに相当する。
消防設備算出処理を完了すると(S400)、次に、消防設備配置情報出力処理を行う(S500)。消防設備配置情報出力処理は、図15に示すように、消防設備判断処理(S300)において、判断された消防設備の配置位置に各消防設備を示す識別表示9を配置した図面情報をクライアント端末4のディスプレイ44に表示する。具体的には図16及び図17に示すように、消防設備判断処理(S300)において判断された通り、専有部の内、キッチン31及び洗面室29に定温式熱感知器を示す円で囲った「定」の文字の識別表示9を配置する。また、その他の専有部の空間に差動式熱感知器を示す円で囲った白抜きの「差」の文字の識別表示9を配置する。その他、通路誘導灯及び避難口誘導灯を示す円で囲った「誘」の文字の識別表示9、消火器を示す円で囲った「消」の文字の識別表示9、総合盤を示す四角で囲った「総」の文字の識別表示9、屋内消火栓設備を示す四角で囲った「屋内」の文字の識別表示9、受信機を示す四角で囲った「受」の文字の識別表示9などの消防設備を配置すべき位置にそれぞれの識別表示9を配置して、ディスプレイ44上に表示する。
本発明における「消防設備配置情報出力処理」は本実施形態においては消防設備配置支援プログラム53の消防設備配置情報出力処理(S500)及び当該処理を実行するための消防設備配置支援システム1のクライアント端末4やサーバ5がこれに相当する。
以上のように、入力処理において簡単に入力された情報に基づいて、多種の消防設備の配置すべき位置を共同住宅2の全体で容易に認識することができ、消防法などの法律に適合した設計を容易に行うことができる。
本発明の実施の形態は上述の形態に限ることなく、本発明の思想の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは云うまでもない。
本発明に係る消防設備配置支援システム1及び消防設備配置支援方法は、例えば共同住宅2を設計する際に消防設備の配置を支援するシステム1及び方法として好適である。
1 消防設備配置支援システム
2 共同住宅(建物)
9 識別表示
29 洗面室
31 キッチン
35 付帯工作物
38 隣地境界

Claims (7)

  1. 建物の少なくとも所定階の床面積を含む建物情報、及び当該所定階の各開口部の仕様に関する開口部仕様情報の入力を受け付ける入力手段と、
    前記建物情報、及び前記開口部仕様情報を含む情報に基づいて、前記開口部毎に、避難上又は消火活動上有効な開口部であるか否かを判定する有効開口部判定手段と、
    前記開口部仕様情報に基づいて、前記有効開口部判定手段において有効な開口部と判定された開口部が大型開口部であるか否か判断する大型開口部判断手段と、
    前記建物情報、前記開口部仕様情報、前記有効開口部判定手段により判定された有効開口部情報、及び前記大型開口部判断手段により判断された大型開口部情報に基づいて前記所定階が無窓階であるか否か判断する無窓階判断手段と、
    を備えることを特徴とする消防設備配置支援システム。
  2. 前記建物情報は、隣地境界、接道、及び付帯工作物の位置をさらに含み、
    前記有効開口部判定手段は、前記付帯工作物から前記開口部までの距離を含む情報に基づいて判定するものであることを特徴とする請求項1に記載の消防設備配置支援システム。
  3. 前記建物情報は、前記建物の耐火仕様に関する情報、前記所定階の収容人数、及び延べ床面積をさらに含み、
    前記建物情報、及び前記無窓階判断手段により判断された無窓階であるか否かの情報を含む情報に基づいて、建物に必要な消防設備の数量を判断する消防設備判断手段と、
    前記消防設備判断手段が判断した前記消防設備の数量と、予め記憶された消防設備の単価に基づいて、消防設備の費用の合計を算出する消防設備算出手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の消防設備配置支援システム。
  4. 前記入力手段は、前記所定階の外壁、界壁、及び間仕切壁を含む水平断面形状を示す図面情報の入力を受け付けるものであり、
    所定の配置条件に従って、前記消防設備判断手段が必要と判断した前記消防設備を示す識別表示を前記建物の間取りを示す建物図面に配置して出力する消防設備配置情報出力手段を、
    さらに備えることを特徴とする請求項3に記載の消防設備配置支援システム。
  5. 前記所定階の床面積は、前記図面情報に基づいて計測されることを特徴とする請求項4に記載の消防設備配置支援システム。
  6. 前記図面情報は、前記外壁に配置される前記開口部を当該外壁とは異なる態様で示す情報であり、
    前記入力手段は、前記図面情報に示された前記開口部毎に前記開口部仕様情報の入力を受け付けるものであることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の消防設備配置支援システム。
  7. 前記図面情報は、少なくともキッチン及び洗面室を他とは異なる態様で示す情報であり、
    前記消防設備判断手段及び前記消防設備配置情報出力手段は、前記図面情報に基づいて、キッチン及び洗面室に配置される消防設備の種類を決定することを特徴とする請求項4から請求項6のいずれかに記載の消防設備配置支援システム。
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