JP2001175716A - 不動産情報管理システム - Google Patents

不動産情報管理システム

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JP2001175716A
JP2001175716A JP35671099A JP35671099A JP2001175716A JP 2001175716 A JP2001175716 A JP 2001175716A JP 35671099 A JP35671099 A JP 35671099A JP 35671099 A JP35671099 A JP 35671099A JP 2001175716 A JP2001175716 A JP 2001175716A
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JP35671099A
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English (en)
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Tetsuo Komura
哲夫 小村
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 要求された不動産物件の評価を行い、さらに
この不動産物件の利用する場合のシミュレーションを行
う不動産情報管理システムを提供する。 【解決手段】 1はR機関であり、不動産業者2、2、・・から
提供され、宅地建物取引主任者が作成する不動産評価
に、「重要事項の説明」程度の内容を加え、不動産一次
情報として取り込み、所定の鑑定団が一次情報を補足
し、鑑定結果の「不動産図書」をもとにした不動産二次
情報を出力し、不動産一次データおよび不動産二次デー
タを不動産データ統合センターC内部の不動産データベ
ースDBへ記憶させる。CPU4は、不動産業社2、2、・・から集
積し、不動産データベースDBに蓄積されている「不動産
図書」を不動産業者2、2、・・と消費者3、3、・・とへ入出力装
置5を介して提供する。また、CPU4は、「不動産図書」
の複数の項目に基づき、不動産物件の評価、およびこの
不動産物件の利用目的に応じた利用シミュレーションを
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不動産データ統合
センタが一元管理している不動産データの物件ごとの売
買に関する建築物の情報を管理する不動産情報管理シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、各不動産に対する不動産データ
は、各不動産会社および各官公庁(執行裁判所、住宅金
融債権管理機構、大蔵省財務局、住宅都市整備公団、国
鉄清算事業団、地方自治体住宅供給公社など)からの情
報提供により、各不動産業者および各関係省庁(国土
庁、公正取引委員会、建設省、法務省、大蔵省、自治
省)において、それぞれ独立に管理されている。この場
合、各不動産業者および各関係省庁における不動産デー
タは、各不動産業者および各関係省庁毎における管理項
目が異なっている。そのため、不動産データの分析およ
び評価する際には、不動産に対する権利関係、物件評価
および取引価格等について、非常に専門的な知識が必要
となる。したがって、不動産データの分析および評価
は、一般の消費者や不動産業者にとって難しいものであ
る。そこで、特願平08−324437(不動産管理シ
ステム)に記載されている不動産管理センタにおけるデ
ータ総合管理システムは、所定の地域の不動産データを
一元管理し、不動産の売買に関する分析・評価を簡易に
行えるデータ総合管理システムとして発明されたもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
データ総合管理システムにより必要とする物件を売買す
る場合、一般の利用者および不動産業者は、不動産の建
築物に対する評価の専門知識、または不動産評価に用い
る不動産データを持たないため、対応する不動産の建築
物の評価を行うことができない。また、不動産の建築物
の評価において、建築物の評価に必要なデータは、専門
家に頼んで、この専門家により現地おいて調査してもら
わないと実際の評価が行えず、さらに、この専門家の能
力のレベルの差により評価に違いが出てしまう欠点があ
る。さらに、一般の利用者および不動産業者は、不動産
評価に対する専門家(「不動産鑑定士」、「一級建築
士」、「宅地建物取引主任者」、「弁護士」、「司法書
士」、「税理士」および「土地家屋調査士」等)の不動
産物件の評価値を集め、これに基づきこの不動産物件を
利用した場合のシミュレーションをすることができな
い。
【0004】本発明は、このような背景の下になされた
もので、特定のレベル以上の専門家が行った評価データ
を供給できる、不動産業者及び消費者が不動産毎に信頼
性の高い評価値を得ることができる不動産情報管理シス
テムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
不動産に関する情報を一元管理する不動産データベース
を有する不動産データ統合センターに設置され、管理さ
れる不動産毎に、この不動産の位置する住所情報を付与
し、この住所情報を検索項目として、不動産の建築物に
関する情報の管理を行うようにした不動産情報管理シス
テムであって、不動産に関する前記各情報を一元管理す
る前記不動産データベースへ登録する物件情報登録手段
と、この物件情報登録手段により登録した前記各情報を
管理する物件情報管理手段と、前記不動産データベース
に少なくとも宅地建物取引主任者による重要事項の説明
を含む内容のデータである不動産一次情報を入力する第
一の入力手段と、少なくとも不動産鑑定士、一級建築
士、宅地建物取引主任者、弁護士、司法書士、公認会計
士、税理士、土地家屋調査士、再開発プランナー、不動
産コンサルティング技能登録者を含む一セットの鑑定士
グループによる不動産評価の内容を前記不動産データベ
ースに入力する第二の入力手段と、前記物件情報登録手
段により登録された不動産の建築物の状態のデータに基
づき、この不動産に対して、第二の評価手段の行った評
価項目における、評価基準値に対する評価データを管理
する評価演算手段と、前記評価データに対応して前記不
動産に関連する留意すべき情報および売買条件として提
示するべき情報を前記不動産データベースから探索する
データ探索手段と、前記各情報の評価が前記鑑定士グル
ープのいずれにより行われたかを示す評価者データをこ
の情報に対応して記憶する評価者データ記憶手段と、前
記不動産のデータ、この不動産の各情報、前記評価結果
のデータ、評価者データおよび対応策のデータを不動産
業者及び消費者へ提供する提供手段と、前記不動産のデ
ータ、この不動産の各情報、前記評価結果のデータ、評
価者データおよび対応策のデータを画像データへ変換
し、得られた各々の画像データを重ね合わせて画面表示
する表示手段と、前記不動産の売買に関する物件取引情
報の保管および管理を行う保管手段と、不動産業者から
所定の地域内の不動産申込情報を更新する更新手段と、
不動産業者および消費者からの要求により前記不動産デ
ータベースにおける前記各情報の検索を行う検索手段
と、前記不動産申込情報および前記物件取引情報を編集
する編集手段と、前記不動産データセンターから不動産
業者および消費者へ不動産情報を送信する送信手段とを
具備することを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の不
動産情報管理システムにおいて、前記第一の入力手段
は、不動産の評価に必要な項目についての情報を保有す
る政府、地方公共団体等の団体と、これらの団体が保有
する情報の一部の項目についての保有する不動産業者等
の団体とが存在する第一の施設に設置され、前記第二の
入力手段は、前記不動産業者等の団体から供給された情
報に所定の情報を付加して、前記政府、地方公共団体等
が保有する項目の全てについての情報を不動産二次情報
として出力する、不動産鑑定士、一級建築士、宅地建物
取引主任者、司法書士、土地家屋調査士、公認会計士、
税理士、弁護士、再開発プランナー、不動産コンサルテ
ィング技能登録者の少なくともいずれかから構成された
R機関が存在する第二の施設に設置され、前記第一の入
力手段と前記第二の入力手段との間で情報の伝達を行う
情報伝達手段を具備することを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の不動産情報管理システムにおいて、前記建
築物の状態のデータが、少なくとも、建築物の建築され
た土地の都市規制のデータ,建築物の概要,建築物の管
理状況,建物の履歴及び建築物の耐久性のデータから構
成されることを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1ないし請
求項3のいずれかに記載の不動産情報管理システムにお
いて、前記提供手段により提供される前記不動産のデー
タ、この不動産の各情報、前記評価結果のデータ、評価
者データおよび対応策のデータは、ビジュアルに確認可
能なカラー階調データを有する画像データであることを
特徴とする。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項1ないし請
求項4記載の不動産情報管理システムにおいて、前記情
報が所定の時間毎に時系列に前記物件情報管理手段に記
憶されることを特徴とする。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項1ないし請
求項5いずれかに記載の不動産情報管理システムにおい
て、前記情報伝達手段における情報伝達の一部が通信衛
星を介して行われることを特徴とする。
【0011】請求項7記載の発明は、請求項1ないし請
求項6いずれかに記載の不動産情報管理システムにおい
て、前記提供手段が前記不動産一次情報および前記不動
産二次情報を前記第二の不動産データベースから抽出
し、この抽出された不動産物件情報を前記送信手段によ
り、不動産業者および消費者へ転送することを特徴とす
る。
【0012】請求項8記載の発明は、請求項7記載の不
動産情報管理システムにおいて、前記送信手段は、暗号
化し、制御コードが付加されたデータ形式で送信される
ことを特徴とする。
【0013】請求項9記載の発明は、請求項1ないし請
求項8いずれかに記載の不動産情報管理システムにおい
て、前記保管手段が、不動産業者により取引された不動
産物件の取引情報を、各地域の不動産データ統合センタ
ーより収集し、保管および管理を行うことを特徴とす
る。
【0014】請求項10記載の発明は、請求項1ないし
請求項9いずれかに記載の不動産情報管理システムにお
いて、前記更新手段が、前記不動産データベース内の前
記不動産業者の物件の購入申し込み情報の更新を行うこ
とを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形
態による不動産情報管理システムの構成を示すブロック
図である。この図において、1はR機関であり、不動産
業者2、不動産業者2、・・・・から提供され、宅地建物取
引主任者が作成する不動産評価に、有効な売買契約が成
立するために開示する必要のある「重要事項の説明」程
度の内容を加え、不動産一次情報として取り込み、弁護
士、司法書士、土地家屋調査士、不動産鑑定士、一級建
築士、公認会計士、税理士、再開発プランナー、宅地建
物取引主任者及び不動産コンサルティング技能登録者よ
りなる鑑定団(査定グループ)が一次情報における不足
情報を補足し、鑑定した建築物の評価データ(不動産二
次データ)を出力し、不動産一次データおよび不動産二
次データを不動産統合センターC内部のデータベースD
Bへ記憶させる。
【0016】ここで、不動産コンサルティング技能登録
者は、建設大臣の認定を受けて、財団法人不動産流通近
代化センターが実施する試験に合格し、不動産コンサル
ティングに関する一定以上の知識及び技術を有すると認
められて、財団法人不動産流通近代化センターに登録し
た人を指す。すなわち、不動産コンサルティング技能登
録者は、消費者の不動産に対するニーズの高度化、多様
化に伴って、ますます高度のコンサルティングが必要と
なったため、必要とされる技能者である。
【0017】不動産データ統合センターC内のCPU
(中央演算処理装置)4は、不動産業社2、2、・・・・か
ら集積し、不動産データベースDBに蓄積している不動
産一次データおよび不動産二次データである建築物の評
価データを不動産業者2、2、・・・・と消費者3、3、・・
・・とへ入出力装置5を介して提供する(通信手段として
衛星通信を用いる場合もある)。
【0018】4は、CPU(中央処理演算装置)であ
り、不動産一次データおよび不動産二次データの建築物
の評価データを、この建築物の不動産の住所に対応させ
て、不動産データベースDBへ格納する。また、CPU
4は、不動産業者2等から送られてくる不動産一次デー
タとして、新たに加えられる建築物の概要を示すデー
タ,建築物が何らかの工事が行われたデータ,または定
期的な調査の結果、劣化度の状態が変更されたデータ
を、不動産データベースDBに蓄積(以前のデータに対
して、新たなデータを上書き)する。そして、CPU4
は、不動産二次データ、すなわち、この不動産一次デー
タが変更された建築物に対して、新たにR期間1の評価
結果として、この評価に対する記載項目の評価データの
編集(変更)を行う。
【0019】上述したように、データーベースDBは、
全国に点在する不動産物件の一元管理された不動産物件
データ(不動産一次データ,不動産二次データ)が記憶
され、この不動産物件に対応する建築物における各項目
の評価データと、この各項目における不動産データを評
価した分野別の評価者のデータと、この不動産データに
対応する不動産物件毎の動画、静止画および文字などの
データとが地図上の座標データ(住所に対応)に対応し
てデータベース化された形態において記憶されている。
【0020】5は入出力装置であり、不動産データ統合
センターCにおけるCPU4とR機関1、不動産業者
2、2、・・・、消費者3、3、・・・および官公庁Dにおけ
るパーソナルコンピュータ10との間の不動産データの
送受信を行う。図示されていない通信衛星を用いて通信
を行う場合、入力装置5は、送信される物件データを暗
号化して制御コードを付加した後に送信される。
【0021】7は認証部であり、不動産データベースD
Bにアクセスする不動産業者2、2、・・・、および消費
者3、3、・・・のアクセス権限をパーソナルコンピュー
タ10から送られてくる識別データにより確認する。す
なわち、認証部7は、検索者が不動産情報のアクセス毎
にこの検索者の識別番号の認証を行い、不動産データベ
ースDBに対する不動産情報の検索において、検索可能
(入手可能)の有無を制御する。
【0022】10はパーソナルコンピュータであり、不
動産業者2、2、・・・、および消費者3、3、・・・に設け
られており、不動産データ統合センターCとの不動産デ
ータおよび検索要求データの授受を行う。また、パーソ
ナルコンピュータ10は、カードリーダ10aに差し込
まれた使用者を認識する識別データの書き込まれたカー
ド媒体(たとえばICカード、ICメモリなど)からこ
の識別データを読み出し、読み出した識別データを不動
産データ統合センターCへ検索要求データとともに送信
する。
【0023】次に、図2を参照してパーソナルコンピュ
ータ10について説明する。図2は、パーソナルコンピ
ュータ10の構成を示すブロック図である。カードリー
ダ10aは、カード媒体に記憶されている識別データを
読み出し、パーソナルコンピュータ本体10bへ読み出
したこの識別データを出力する。パーソナルコンピュー
タ本体10bは、図に示さないCPU、記憶部(ROM
(Read onlyMemory)、RAM(Ran
dom Access Memory)、ハードディス
ク、フロッピィディスク)および論理回路などで構成さ
れ、パーソナルコンピュータ10のシステム全体の制御
を行う。
【0024】10cはキーボードであり、パーソナルコ
ンピュータ本体10bへ操作者(不動産業者2および消
費者3)の押したキーに対応したデータをパーソナルコ
ンピュータ本体10bへ出力する。11はCRT(Ca
thode Ray Tube)であり、表示画面11
aにパーソナルコンピュータ本体10bから入力される
画像データ(カラーの静止画像データとカラーの動画像
データとを含む)および文字データを表示する。10d
はポインティングデバイスの1種のマウスであり、表示
画面11a上の座標データを読みとり、パーソナルコン
ピュータ本体10bへこの座標データを出力する。以
下、この座標データを読みとるために表示画面11a上
の特定位置をマウス10dに設けられているボタンを押
し、所定の表示画面11a上における位置の座標データ
を得ることを「領域をクリックする」または「位置をク
リックする」と示す。
【0025】下記に示す項目の評価データは、不動産業
者2及び消費者3からの要求に応じて、CPU・4によ
り不動産データベースDBにおいて、検索のキーとなる
住所データにより検索される。これにより、この検索さ
れた評価データは、CPU・4により、入出力装置5を
介して、検索要求が入力されたパーソナルコンピュータ
10へ送信される。そして、パーソナルコンピュータ1
0は、入力される評価データ(画像データ、文字データ
等)をCRT・11の表示画面11aに表示させる。
【0026】上記建築物の評価データに付いて、以下に
簡単に説明し、以降表示画面の説明において順次詳細に
説明する。検索された不動産がオフィスビルであると、
建築物の評価データは、大きく分類して、「建物概
要」,「全景写真 配置図・平面図」,「建物評価結果
」,「建物評価結果」,「建物評価結果」及び
「建物評価結果」の項目に分類される。
【0027】ここで、「建物概要」は、建築物の位置す
る地点の都市規制の内容、建物(建築物)概要、建築物
写真、施工会社の名称、設計会社の名称、建設会社の名
称及び管理会社の名称等も含まれる。また、「全景写真
配置図・平面図」は、対応する建築物の全景写真 配
置図及び平面図の画像データを示している。
【0028】「建物評価結果」は、建築物調査の結果
のうち、法令適合成の評価軸における評価結果をまとめ
たデータを示している。法令適合性とは、書類の保管,
既存不適格,有害物質の使用,敷地の減歩等の有無を示
しています。「建物評価結果」は、建築物調査の結果
のうち、機能性の評価軸における評価結果をまとめたデ
ータを示している。この機能性とは、図3のテーブルに
示すように、貸室及び共用設備等の内容を表示する。
【0029】図3において、領域100には「構成要
素」の文字が表示され、領域101には「基準」の文字
が表示され、領域102には「根拠」の文字が表示され
ている。「機能性」の構成要素としては、領域109に
表示されている「レンタブル比」,領域106に表示さ
れている「最高区分面積」,領域109に表示されてい
る「天井高」,領域112に表示されている「床荷
重」,領域115に表示されている「照度」、領域11
8に表示されている「OA(Office Automation)
化」,領域121に表示されている「駐車台数」,領域
124に表示されている「ELV(エレベータ)台数
電気容量 空調容量」,領域127に表示されている
「省エネルギ−対応」,及び領域130に表示されてい
る「防犯システム」に分類されている。
【0030】また、「レンタブル比」の「基準」は領域
104に「75%〜 高過ぎ 65〜75% 適当な範
囲 〜65% 低過ぎ」と表示され、「レンタブル
比」の「根拠」は領域105に「一般的な建築計画」と
表示されている。さらに、「最小区分面積」の「基準」
は領域107に「なし(面積を記入)」と表示され、
「最小区分面積」の「根拠」は領域108に表示され
る。同様に、「天井高」の「基準」は領域110に
「2.7m〜 高い 2.5m〜2.7m 一般的 〜
2.5m 低い」と表示され、「天井高」の「根拠」は領
域111に「一般的な建築計画」と表示されている。
【0031】さらに、「床荷重」の「基準」は領域11
3に「300Kg/m2 一般的 500〜650Kg/m2
高性能」と表示され、「床荷重」の「根拠」は領域11
4に「建築基準法300Kg/m2」と表示されている。ま
た、「照度」の「基準」は領域116に「650lx〜
明るい 500〜650lx 標準 〜500lx 暗
い」と表示され、「照度」の「根拠」は領域117に
「「建築設備計画基準」(建設大臣官房官庁営繕部監
修)」と表示されている。
【0032】加えて、「OA化」の「基準」は領域11
9に「フリーアクセスフロア 簡易フリーアクセスフロ
ア 3wayセルラダクト+フロアダクト 高級 ↑ (3
wayセルラダクト+フロアダクトからフリーアクセスフロ
アとなるに従い高級)」と表示され、「OA化」の「根
拠」は領域120に「一般的な建築計画」と表示されて
いる。
【0033】同様に、「駐車台数」の「基準」は領域1
22に「各地域の条例等を基準とする」と表示され、
「駐車台数」の「根拠」は領域123に表示される。ま
た、「ELV台数 電気容量 空調容量」の「基準」は
領域125に「別紙」と表示され、「ELV台数 電気
容量 空調容量」の「根拠」は領域126に「「建築設
備計画基準」(建設大臣官房官庁営繕部監修)」と表示
されている。
【0034】さらに、「省エネルギー対応」の「基準」
は領域128に「なし(仕様を記入)」と表示され、
「省エネルギー対応」の「根拠」は領域129に表示さ
れる。加えて、「防犯システム」の「基準」は領域13
1に「なし(仕様を記入)」と表示され、「防犯システ
ム」の「根拠」は領域132に表示される。
【0035】次に、建築物の評価データの分類である
「建物評価結果(耐震性)」は、「建築物の耐震診断
マニュアル」(日本建築防災協会)に基づく予備診断を
行い、この診断結果(貸方基準等を含む)を表示する。
【0036】また、建築物の評価データの分類である
「建物評価結果(耐久性,劣化状況)」は、対応する
建築物の現地調査により、この建築物における補修が必
要な箇所と、補修の内容とを表示する。このとき、補修
に必要な概算修繕費の算出方法について、単価は「建築
施工単価」において参照し、数量は新築時の見積書の数
量に対して、現地調査で判断した補修比率を乗算して求
め、仮設費及び諸経費などを含まない価格とする。加え
て、現地調査における劣化診断項目及び補修箇所は、劣
化の診断項目と、その結果補修が必要となった場所につ
いて模式的に表示される。そして、補修必要箇所写真
は、補修が必要と見なされた建築物の箇所の写真として
表示される。
【0037】次に、検索された不動産が戸建て及びマン
ションであると、建築物の評価データは、大きく分類し
て、「建物概要」,「全景写真 配置図・平面図」,
「仕上げ表」,「建物評価結果(法令適合性,居住
性)」,「建物評価結果(耐久性:耐震性,管理,劣
化度の状況)」に分類される。ここで、「建物概要」
は、建築物の位置する地点の都市規制の内容、建物(建
築物)概要、建築物写真、施工会社の名称、設計会社の
名称、建設会社の名称及び管理会社の名称等も含まれ
る。
【0038】また、「全景写真 配置図・平面図」は、
対応する建築物の全景写真,配置図及び平面図の画像デ
ータを示している。「建物評価結果」は、「法令適合
性」及び「機能性(居住性)」に分類されている。ここ
で、「法令適合性」は、建築物調査の結果のうち、法令
適合成の評価軸における評価結果をまとめたデータを示
している。法令適合性とは、書類の保管,既存不適格,
敷地の減歩等の有無を示しています。また、「居住性
(機能性)」の評価は、構成要素項目について、その基
準(主に住宅金融公庫資料から参照)に対して、対応す
る(当該)不動産(物件)の劣化状態を〇(良好),×
(要補修),△(普通)の3種類の判断結果で示し、判
定結果の内容が表示される。
【0039】「建物評価結果」は、建築物調査の結果
のうち、機能性の評価軸における評価結果をまとめたデ
ータを示している。この「耐久性」とは、「耐震性
能」,「管理」及び「劣化度の状況」の項目に分類され
ている。「耐震性能」は、評価対象が戸建ての場合、
(財)日本建築防災協会「わが家の耐震診断と補強方法」
に基づく、判断結果による診断結果が表示される。一
方、「耐震性能」は、「建築物の耐震診断システムマニ
ュアル」(日本建築防災協会)に基づく予備診断を行
い、得られた結果が表示される。
【0040】「管理」は、評価対象が戸建ての場合、定
期点検記録の有無,リフォーム工事の内容が表示され
る。一方、「管理」は、管理会社,管理体制,点検報告
書について表示される(管理規約,長期修繕計画,修繕
積立金の内容は、特に重要な評価項目(評価基準は住宅
金融公庫の資料による)となる)。「劣化度の状況」
は、評価対象が戸建て及びマンションの場合、現地調査
により、対象の建築物の劣化状況の調査結果が表示され
る。
【0041】次に、図1および図2を参照して上記一実
施形態の動作を説明する。まず、不動産データ統合セン
ターCは、指定地域にある物件の不動産一次データおよ
び不動産二次データをCPU・4により、不動産データ
ベースDBへ登録する。ここで、住所データに対応させ
て不動産データベースDBに記憶された建築物件の評価
データ,間取り図などの白黒またはカラーの静止画像デ
ータの各種データとともに、不動産データベースDBへ
登録される。ここで、これらのデータは、表示画面11
a上の座標データにも対応して登録されている。
【0042】また、CPU4は、不動産データベースD
Bに記憶されている不動産物件(建築物)のデータを不
動産業者2、2、・・・・および消費者3、3、・・・・へ、図
には示されていないが、専用回線または通信衛星を用い
て送信する。ここで、通信衛星で通信を行う場合、送信
される物件データは、暗号化され、制御コードを付加さ
れ、不動産業者または消費者へ送信される。
【0043】たとえば、消費者3は、所有しているパー
ソナルコンピュータ10により家の買い換えのためにあ
る不動産物件の情報の検索を不動産統合センターCへ要
求する。このとき、消費者3は、不動産業者2などから
供給される識別データが書き込まれている個人認証用カ
ードをカードリーダ10aへ挿入する。これにより、カ
ードリーダ10aは、個人認証用カードから識別データ
を読み出し、パーソナルコンピュータ10へこの識別デ
ータを出力する。この結果、パーソナルコンピュータ1
0は、検索要求データと個人認証カードに記憶されてい
た識別データとを一つのデータの組として不動産統合セ
ンタCへ送信する。
【0044】これにより、CPU4は、入出力装置5を
介して送られてきた識別データの確認を認証部7におい
て行い、不動産に関するデータが検索可能(もしくは検
索許可が与えられる)であるか否かを示すアクセス権限
の確認を行う。この結果に基づき、CPU4は、消費者
3から検索要求データにより要求された不動産物件の不
動産一次データおよび不動産二次データを不動産データ
ベースDBにおいて検索する。
【0045】そして、CPU4は、この検索要求された
住所データに対応した建築物の評価データ、及び評価デ
ータの各項目を評価した評価者がどの分野の専門家であ
るかの評価者の種別を示す評価者データおよび文字デー
タを不動産一次データと不動産二次データとともに消費
者3のパーソナルコンピュータ10へ入出力装置5を介
して送信する。
【0046】そして、この画像データは、不動産一次デ
ータと不動産二次データとともにパーソナルコンピュー
タ10の表示画面11aにカラー表示される(以下、特
に述べない限り表示画面に表示される画像データおよび
文字データはカラーとする)。これにより、消費者3
は、パーソナルコンピュータ10のCRT11の画面1
1a(図2参照)において、不動産統合センターCへ要
求した物件の不動産一次データおよび不動産二次データ
の確認を行うことができる。
【0047】要求した不動産データの項目の記入充足率
により、図2のパーソナルコンピュータのCRT11の
画面11aの所定の座標位置に、たとえばCRT11の
画面11aに、要求された項目の評価データを示す画像
データが表示され、この評価された評価データの各項目
を評価した評価者がどの分野の専門家であるかの評価者
の種別を示す評価者データが表示領域13に表示され
る。
【0048】このように、検索要求した不動産物件の不
動産情報に関する記入項目におけるデータの充足率は、
細かく各項目が確認されなくとも、表示画面11a上に
おいて画像データによりビジュアルに認識され、また、
各項目を評価した評価者の分野別(資格別)の一覧表が
表示される。すなわち、消費者3は、興味を持った不動
産物件の情報がどの程度にまとめられているか、すなわ
ち不動産物件が売買可能であるかどうかを即座にパーソ
ナルコンピュータ10の表示画面11a上においてビジ
ュアルに確認することが可能である。
【0049】また、不動産業者2、2、・・・および消費
者3、3、・・・と不動産統合センターCとの間のデータ
伝送においては、不動産業者2、2、・・・および消費者
3、3、・・・と不動産統合センターCとの間のデータ伝
送のやりとりを行うデータを暗号化し、さらに、このデ
ータ電送において通信衛星が用いられた通信を行うこと
も可能である。
【0050】次に、例えば、消費者3がパーソナルコン
ピュータ10により、不動産データ統合センターCに対
して、実際の建築物の評価データの検索を行う場合につ
いて、図1〜図4,及び図5〜図22を用いて説明す
る。図4は不動産データ統合センターCに対する検索ソ
フトを起動したとき、パーソナルコンピュータ10によ
り表示画面11aに表示される表示画像である。図5〜
図22は、不動産データベースDBにおいて検索された
評価データが、表示画面11aに表示されるときの画像
データを示す図である。消費者3がパーソナルコンピュ
ータ10の記憶部に格納されている上記検索ソフトを起
動すると、図4に示す画像が表示画面11aにパーソナ
ルコンピュータ10により表示される。
【0051】表示領域50には、検索されるオフィスビ
ルの住所データを、入力するデータ入力領域[ ]
が表示される。消費者がこの表示領域50の入力領域に
住所データをキーボード10cにより入力すると、パー
ソナルコンピュータ10により、この住所データ,検索
対象がオフィスビルであることを示すデータを含んだ検
索要求命令が不動産データ統合センターCへ送信され
る。
【0052】これにより、CPU・4は、不動産データ
ベースDBにおいて、入力される検索要求命令に含まれ
た、住所データ及び検索対象がオフィスビルであること
を示すデータに基づき、建築物の評価データを検索す
る。そして、CPU・4は、検索結果を入出力装置5を
介して、パーソナルコンピュータ10へ送信する。
【0053】これにより、パーソナルコンピュータ10
は、不動産データ統合センターCから検索要求したオフ
ィスビルの評価データ入力された時点で、表示領域51
〜表示領域56をアクティブ状態とする。ここで、アク
ティブ状態とは、マウス10dによりクリックが可能と
なった状態を示す、例えば表示領域51〜表示領域56
に色が付き、輪郭が明確な状態となることを示す。
【0054】ここで、表示領域51〜表示領域56をマ
ウス10dによりクリックすることで、表示画面11a
に表示する項目として、表示領域51は「建物概要」に
対応し、表示領域52は「全景写真 配置図・平面図」
に対応し、表示領域53は「建物評価結果」に対応
し、表示領域54は「建物評価結果」に対応し、表示
領域55は「建物評価結果」に対応し、表示領域56
は「建物評価結果」に対応している。
【0055】また、表示領域60には、検索されるマン
ションの住所データを、入力するデータ入力領域[
]が表示される。消費者がこの表示領域60の入力領
域に住所データをキーボード10cにより入力すると、
パーソナルコンピュータ10により、この住所データ,
検索対象がマンションであることを示すデータを含んだ
検索要求命令が不動産データ統合センターCへ送信され
る。
【0056】これにより、CPU・4は、不動産データ
ベースDBにおいて、入力される検索要求命令に含まれ
た、住所データ及び検索対象がマンションであることを
示すデータに基づき、建築物の評価データを検索する。
そして、CPU・4は、検索結果を入出力装置5を介し
て、パーソナルコンピュータ10へ送信する。
【0057】これにより、パーソナルコンピュータ10
は、不動産データ統合センターCから検索要求したマン
ションの評価データ入力された時点で、表示領域61〜
表示領域65をアクティブ状態とする。ここで、アクテ
ィブ状態とは、マウス10dによりクリックが可能とな
った状態を示す、例えば表示領域61〜表示領域65に
色が付き、輪郭が明確な状態となることを示す。
【0058】ここで、図4における表示領域61〜表示
領域65をマウス10dによりクリックすることで、表
示画面11aに表示する項目として、表示領域61は
「建物概要」に対応し、表示領域62は「全景写真 配
置図・平面図」に対応し、表示領域63は「仕上げ表」
に対応し、表示領域64は「建物評価結果」に対応
し、表示領域65は「建物評価結果」に対応してい
る。
【0059】また、表示領域70には、検索される戸建
ての住所データを、入力するデータ入力領域[ ]
が表示される。消費者がこの表示領域70の入力領域に
住所データをキーボード10cにより入力すると、パー
ソナルコンピュータ10により、この住所データ,検索
対象が戸建てであることを示すデータを含んだ検索要求
命令が不動産データ統合センターCへ送信される。
【0060】これにより、CPU・4は、不動産データ
ベースDBにおいて、入力される検索要求命令に含まれ
た、住所データ及び検索対象が戸建てであることを示す
データに基づき、建築物の評価データを検索する。そし
て、CPU・4は、検索結果を入出力装置5を介して、
パーソナルコンピュータ10へ送信する。
【0061】これにより、パーソナルコンピュータ10
は、不動産データ統合センターCから検索要求した戸建
ての評価データ入力された時点で、表示領域71〜表示
領域75をアクティブ状態とする。ここで、アクティブ
状態とは、マウス10dによりクリックが可能となった
状態を示す、例えば表示領域71〜表示領域75に色が
付き、輪郭が明確な状態となることを示す。
【0062】ここで、図4における表示領域71〜表示
領域75をマウス10dによりクリックすることで、表
示画面11aに表示する項目として、表示領域71は
「建物概要」に対応し、表示領域72は「全景写真 配
置図・平面図」に対応し、表示領域73は「仕上げ表」
に対応し、表示領域74は「建物評価結果」に対応
し、表示領域75は「建物評価結果」に対応してい
る。
【0063】次に、消費者が図4における表示領域50
のデータ入力領域[ ]に、例えば、「千代田区大手
町〇−〇−〇」の住所データを入力すると、パーソナル
コンピュータ10は不動産データ統合センターCへ、検
索要求命令を出力する。これにより、CPU・4は、不
動産データベースDBにおいて、オフィスビルであり、
住所が「千代田区大手町〇−〇−〇」の建築物の評価デ
ータを検索する。そして、CPU・4は、検索された
「千代田区大手町〇−〇−〇」のオフィスビルの評価デ
ータをパーソナルコンピュータ10へ送信する。
【0064】そして、パーソナルコンピュータ10は、
この「千代田区大手町〇−〇−〇」のオフィスビルの評
価データが入力されると、表示領域51〜表示領域56
をアクティブ状態とする。次に、消費者3がマウス10
dにより、図4における表示領域51をクリックする
と、パーソナルコンピュータ10は、入力された評価デ
ータの中から、項目として「建物概要」の評価データ
を、表示画面11aに図5に示す画像データの形態で表
示する。
【0065】表示領域200には、この画面が建物概要
の評価データの項目であることを示す、「建物概要」の
文字が表示されている。表示領域201には、「所在地
千代田区大手町〇−〇−〇」の文字データが表示さ
れ、検索された建築物が「千代田区大手町〇−〇−〇」
に位置することを示している。また、表示領域201に
は、「建物名称 〇〇ビル」の文字データが表示され、
消費者3は検索した建築物が間違いないか否かの確認が
行える。
【0066】さらに、表示領域201には、敷地面積を
示す「敷地面積 606.97m2(183.60坪)」
の文字データが表示されている。加えて、表示領域20
1には、前面道路幅員を示す「前面道路幅員 東12.
0m 南7.0m」の文字データが表示されている。
【0067】次に、表示領域202には、都市規制の項
目であることを示す「都市規制」の文字データが表示さ
れ、この都市規制の項目のさらなる分類の項目として、
用途地域がどの種類であるかの評価項目を示す「用途地
域」,防火地域であるか否かの評価項目を示す「防火地
域」,日影規制の有無の評価項目を示す「日影規制」,
建築物の高さの規制の有無の評価項目を示す「高度指
定」,建ぺい率の%の評価項目を示す「建ぺい率」,容
積率の%の評価項目を示す「容積率」の各項目を示す文
字データが表示されている。
【0068】また、表示領域202には、この検索され
た建築物の「都市規制」の上記評価項目に対応して、用
途地域として商業地域を示す「商業地域」の文字データ
が表示され、防火地域であることを示す「防火地域」の
文字データが表示され、日影規制がないことを示す「無
し」の文字データが表示され、高度指定の規制がないこ
とを示す「無し」の文字データが表示され、建ぺい率が
「80%」から「100%」へ変更されたことを示す
「80→100%」の文字データが表示され、容積率が
「500%」であることを示す「500%」の文字デー
タが表示されている。
【0069】次に、表示領域203には、建物概要の項
目であることを示す「建物概要」の文字データが表示さ
れ、この建物概要の項目のさらなる分類の項目として、
建築物の使用される用途の評価項目を示す「建物用
途」,建築物の概要の評価項目を示す「構造・規模」,
竣工された日時の評価項目を示す「竣工時期」,建築物
の設計を行った設計会社を示す項目の「設計会社」,施
行した施工会社を示す項目の「施工会社」,建築物の延
べ面積の評価項目を示す「延べ面積」,建築物の専有面
積の評価項目を示す「専有面積」,建築物の建ぺい率の
項目を示す「実行建ぺい率」,建築物の容積率の項目を
示す「実行容積率」,駐車場の駐車台数を示す項目の
「駐車台数」の各項目の文字データが表示されている。
【0070】また、表示領域203には、この検索され
た建築物の「建物概要」の上記評価項目に対応して、建
築物の用途を示す「事務所、店舗」の文字データが表示
され、建築物の構造・規模を示す「SRC造 地上8階
地下1階」の文字データが表示され、竣工時期を示す
「昭和63年5月」の文字データが表示され、設計会社
を示す「(株)〇〇設計事務所」の文字データが表示さ
れ、施工会社を示す「〇〇建設(株)」の文字データが表
示され、延べ面積を示す「3,031.82m2(917.
12坪)」の文字データが表示され、専有面積を示す
「2,122.28m2(641.99坪)」の文字データ
が表示され、実行建ぺい率を示す「85.0%」の文字
データが表示され、実行容積率を示す「499.5%」
の文字データが表示され、駐車台数を示す「12台」の
文字データが表示されている。
【0071】次に、表示領域204には、管理状況の項
目であることを示す「管理状況」の文字データが表示さ
れ、この管理状況の項目のさらなる分類の項目として、
建築物を管理している会社を示す項目「管理会社」,管
理体制を示す項目「管理体制」,部屋の貸し方の基準の
有無の評価項目を示す「貸方基準」,建築物に入ってい
る各テナントの契約書の有無の評価項目を示す「各テナ
ント契約書」,建築物の定期点検の報告書の有無の評価
項目を示す「定期点検報告書」,建築物の保全計画の有
無の評価項目を示す「長期保全計画」,建築物の保全記
録の有無の評価項目を示す「各種保全記録」の各項目を
示す文字データが表示されている。
【0072】また、表示領域204には、この検索され
た建築物の「管理状況」の上記評価項目に対応して、建
築物の管理会社を示す「〇〇管理(株)」の文字データが
表示され、管理体制を示す「■常駐 □巡回」の文字デ
ータが表示され、貸方基準を示す「■無 □有」の文字
データが表示され、各テナント契約書の有無を示す「□
無 ■有」の文字データが表示され、定期点検報告書の
有無を示す「□無 ■有」の文字データが表示され、長
期保全計画の有無を示す「■無 □有」の文字データが
表示され、各種保全記録の有無を示す「□無 ■有」の
文字データが表示されている。ここで、上記項目におい
て、「■」の文字データが選択されている状態を示し、
「□」の文字データが選択されていないことを示してい
る。
【0073】次に、表示領域205には、建物の履歴の
項目であることを示す「建物履歴」の文字データが表示
され、この建物履歴の項目のさらなる分類の項目とし
て、建築物の用途の変更の有無を示す項目「用途変
更」,建築物における増改築の有無を示す項目「増改
築」,建築物の補修の有無を示す「補修歴」,建築物の
補強の有無を示す「補強歴」の各項目を示す文字データ
が表示されている。
【0074】また、表示領域205には、この検索され
た建築物の「建物履歴」の上記評価項目に対応して、建
築物の用途変更の有無を示す「■無 □有」の文字デー
タが表示され、建築物の増改築の有無を示す「■無 □
有」の文字データが表示され、建築物の増改築の有無を
示す「■無 □有」の文字データが表示され、建築物の
補修歴の有無を示す「■無 □有」の文字データが表示
され、建築物の補強歴の有無を示す「■無 □有」の文
字データが表示されている。ここで、上記項目におい
て、「■」の文字データが選択されている状態を示し、
「□」の文字データが選択されていないことを示してい
る。
【0075】表示領域206には、この建築物(オフィ
スビル)の道路に面した南側の全景の写真が表示されて
いる。また、表示領域13には、鑑定グループ(R機関
1,査定グループ)を構成する「査定グループ 不動産
鑑定士 一級建築士 宅地建物取引主任者 弁護士司法
書士 公認会計士 税理士 再開発プランナー 土地家
屋調査士 不動産コンサルティング技能登録者」の文字
データが表示されている。ここで、表示領域の表示順
は、「査定グループ 弁護士 司法書士 土地家屋調査
士 不動産鑑定士 一級建築士 公認会計士 税理士
再開発プランナー 宅地建物取引主任者不動産コンサル
ティング技能登録者」となっている。以下に示す図5以
外の図面における表示領域13においても、「査定グル
ープ 弁護士 司法書士 土地家屋調査士 不動産鑑定
士 一級建築士 公認会計士 税理士 再開発プランナ
ー 宅地建物取引主任者 不動産コンサルティング技能
登録者」の並び順は、同様である。この表示領域13に
は、不動産を評価する担当者が示されている。たとえば
対応する不動産を鑑定した担当者を示すため、鑑定した
担当者の「一級建築士」、「宅地建物取引主任者」およ
び「不動産コンサルティング技能登録者」の表示領域
は、「黄色」の背景に黒抜きの担当者を示す文字が示さ
れている。また、表示領域13において鑑定していない
査定グループのメンバーは、「青色」の背景に白抜きの
担当者を示す文字が示されている。
【0076】次に、消費者3がマウス10dにより、図
4における表示領域52をクリックすると、パーソナル
コンピュータ10は、入力された評価データの中から、
項目として「配置図・平面図・断面図」の評価データ
を、表示画面11aに図6に示す画像データの形態で表
示する。
【0077】表示領域210には、この画面が建物概要
の評価データの項目であることを示す、「配置図・平面
図・断面図」の文字が表示されている。表示領域211
には、「4階平面図」の文字データとともに、このオフ
ィスビルの4階の平面図が表示されている。また、表示
領域211には、建築物の各側面が東西南北のいずれを
向いているかを示す画像が表示されている。そして、表
示領域212には、「1階平面図」の文字データととも
に、このオフィスビルの1階の平面図が表示されてい
る。また、表示領域212には、各部屋の大きさを知る
ためのスケールの画像が表示されている。
【0078】さらに、表示領域213には、このオフィ
スビルにおける、表示領域212に表示されている「1
階平面図」場の線A−A'による断面図が示されてい
る。加えて、表示領域214には、「容積対象面積
3,031.82m2(917.12坪)」,「実行容積率
499.5%」及び「実効建ぺい率 85%」の文字
データが表示されている。
【0079】また、表示領域13には、鑑定グループ
(R機関1)を構成する「査定グループ 不動産鑑定士
一級建築士 宅地建物取引主任者 弁護士 司法書士
公認会計士 税理士 再開発プランナー 土地家屋調
査士 不動産コンサルティング技能登録者」の文字デー
タが表示されている。この表示領域13には、不動産を
評価する担当者が示されている。たとえば対応する不動
産を鑑定した担当者を示すため、鑑定した担当者の「一
級建築士」、「宅地建物取引主任者」および「不動産コ
ンサルティング技能登録者」の表示領域は、「黄色」の
背景に黒抜きの担当者を示す文字が示されている。ま
た、表示領域13において鑑定していない査定グループ
のメンバーは、「青色」の背景に白抜きの担当者を示す
文字が示されている。
【0080】次に、消費者3がマウス10dにより、図
4における表示領域53をクリックすると、パーソナル
コンピュータ10は、入力された評価データの中から、
項目として「建物調査結果」の評価データを、表示画
面11aに図7に示す画像データの形態で表示する。
【0081】表示領域220には、この画面が建物調査
結果の評価データの項目であることを示す、「建物調
査結果 法令適合性」の文字が表示されている。表示
領域221には、「申請書類等の保管状況 以下の書
類は、建設当時の法令条件や、設計条件、又、竣工後の
履歴情報を把握する基礎資料として大変重要です。
確認申請書 有 無 完了検査済書 有 無 設計
図書 有無 竣工図書 有 無」の各項目も文字デー
タが表示されている。ここで、各項目において、有であ
れば「有」の表示されている部分の背景を、例えば、通
常、白色であるところを、緑色に変更して、選択されて
いるのが「有」の文字データであることを示す。逆に、
各項目において、無であれば「無」の表示されている部
分の背景を、例えば、通常、白色であるところを、緑色
に変更して、選択されているのが「無」の文字データで
あることを示す。
【0082】表示領域222には、「法令の適合性
<建築基準法> 形態制限の不適合や、セットバック
等があると、建替え時に現況建物の床面積を確保できな
い場合があります。 日影規制、容積率、高さ制限等
の不適合 有 無 二項道路等によるセットバック
有 無 敷地内の都市計画道路 有 無 <有害物
質の使用> 有害物質を含んだ建材、設備は撤去時に所
定手続きが必要です。アスベストの使用 有 無 P
CB入コンデンサー等の使用」の各項目も文字データが
表示されている。ここで、各項目において、有であれば
「有」の表示されている部分の背景を、例えば、通常、
白色であるところを、緑色に変更して、選択されている
のが「有」の文字データであることを示す。逆に、各項
目において、無であれば「無」の表示されている部分の
背景を、例えば、通常、白色であるところを、緑色に変
更して、選択されているのが「無」の文字データである
ことを示す。
【0083】また、表示領域13には、鑑定グループ
(R機関1)を構成する「査定グループ 不動産鑑定士
一級建築士 宅地建物取引主任者 弁護士 司法書士
公認会計士 税理士 再開発プランナー 土地家屋調
査士 不動産コンサルティング技能登録者」の文字デー
タが表示されている。この表示領域13には、不動産を
評価する担当者が示されている。たとえば対応する不動
産を鑑定した担当者を示すため、鑑定した担当者の「一
級建築士」、「宅地建物取引主任者」および「不動産コ
ンサルティング技能登録者」の表示領域は、「黄色」の
背景に黒抜きの担当者を示す文字が示されている。ま
た、表示領域13において鑑定していない査定グループ
のメンバーは、「青色」の背景に白抜きの担当者を示す
文字が示されている。
【0084】次に、消費者3がマウス10dにより、図
4における表示領域54をクリックすると、パーソナル
コンピュータ10は、入力された評価データの中から、
項目として「建物調査結果」の評価データを、表示画
面11aに図8に示す画像データの形態で表示する。表
示領域230には、この画面が建物調査結果の評価デ
ータの項目であることを示す、「建物調整結果 機
能性 空間のゆとりと、設備のグレードについて表示
します。」の文字が表示されている。
【0085】表示領域231には、建物調査結果にお
ける評価項目を示す「貸室」の文字データが表示され、
この貸室のさらに分類された評価項目を示す、「レンタ
ブル比」,「最小区分面積」,「天井高」,「床荷
重」,「照度」及び「OA化対応」の文字データが表示
されている。また、表示領域231には、上記評価項目
を実際のデータを示す「内容」と、各評価項目の評価結
果及びコメントを示す「評価・コメント」の文字データ
が表示されている。
【0086】例えば、表示領域231には、「構成要
素」の項目「レンタブル比」に対して、「内容」が「6
5%」,「評価・コメント」が「B 」の文字データ
で表示されている。すなわち、レンタブル比が「65
%」であり、評価ランクとして「B」であり、コメント
無しを示している。以下、同様に、表示領域231に
は、「構成要素」の項目「最小区分面積」に対して、
「内容」が「199m2」,「評価・コメント」が「B
中規模以上のテナントが対象です」の文字データで
表示されている。
【0087】また、同様に、表示領域231には、
「構成要素」の項目「天井高」に対して、「内容」が
「2、600mm」,「評価・コメント」が「B 」
の文字データで表示されている。同様に、表示領域23
1には、 「構成要素」の項目「床荷重」に対して、
「内容」が「600kg/m2」,「評価・コメント」
が「B 」の文字データで表示されている。
【0088】さらに、同様に、表示領域231には、
「構成要素」の項目「照度」に対して、「内容」が「7
50Lx(ルクス)」,「評価・コメント」が「A
JIS照度基準での推奨照度です」の文字データで表示
されている。同様に、表示領域231には、 「構成要
素」の項目「OA化対応」に対して、「内容」が「フリ
ーアクセスフロア」,「評価・コメント」が「A 」
の文字データで表示されている。ここで、各評価項目に
おいて、ランクが「A」の場合には、「内容」と「評価
・コメント」のデータが表示される部分の画面の背景の
色が、例えば通常は白色であるが、ランク「A」のとき
は黄色に変更され、ランクが高いことがビジュアルに確
認できるようにしてある。
【0089】次に、表示領域232には、建物調査結果
における評価項目を示す、分類された評価項目「駐車
台数」,「ELV台数」,「電気容量」,「空調容
量」,「省エネルギー対応」及び「防犯システム」の文
字データが表示されている。例えば、表示領域232に
は、表示領域231と同様の表示形態で、「構成要素」
の項目「駐車台数」に対して、「内容」が「12台」,
「評価・コメント」が「B 駐車場条例で必要台数の
1.2倍」の文字データで表示されている。すなわち、
駐車台数が「12台」であり、評価ランクとして「B」
であり、コメンが「駐車場条例で必要台数の1.2倍」
であることを示している。
【0090】以下、同様に、表示領域232には、「構
成要素」の項目「ELV台数」に対して、「内容」が
「3基」,「評価・コメント」が「B 」の文字デー
タで表示されている。また、同様に、表示領域232に
は、 「構成要素」の項目「電気容量」に対して、「内
容」が「80VA/m2」,「評価・コメント」が「B
」の文字データで表示されている。同様に、表示領
域232には、「構成要素」の項目「空調容量」に対し
て、「内容」が「137kcal/hm2」,「評価・
コメント」が「B 」の文字データで表示されてい
る。
【0091】さらに、同様に、表示領域232には、
「構成要素」の項目「省エネルギー対応」に対して、
「内容」が「蓄熱槽による夜間運転制御」,「評価・コ
メント」が「A 」の文字データで表示されている。
同様に、表示領域232には、 「構成要素」の項目
「防犯システム」に対して、「内容」が「鍵管理システ
ム」,「評価・コメント」が「B 」の文字データで
表示されている。ここで、各評価項目において、ランク
が「A」の場合には、「内容」と「評価・コメント」の
データが表示される部分の画面の背景の色が、例えば通
常は白色であるが、ランク「A」のときは黄色に変更さ
れ、ランクが高いことがビジュアルに確認できるように
してある。
【0092】また、表示領域13には、鑑定グループ
(R機関1)を構成する「査定グループ 不動産鑑定士
一級建築士 宅地建物取引主任者 弁護士 司法書士
公認会計士 税理士 再開発プランナー 土地家屋調
査士 不動産コンサルティング技能登録者」の文字デー
タが表示されている。この表示領域13には、不動産を
評価する担当者が示されている。たとえば対応する不動
産を鑑定した担当者を示すため、鑑定した担当者の「一
級建築士」、「宅地建物取引主任者」および「不動産コ
ンサルティング技能登録者」の表示領域は、「黄色」の
背景に黒抜きの担当者を示す文字が示されている。ま
た、表示領域13において鑑定していない査定グループ
のメンバーは、「青色」の背景に白抜きの担当者を示す
文字が示されている。
【0093】次に、消費者3がマウス10dにより、図
4における表示領域55をクリックすると、パーソナル
コンピュータ10は、入力された評価データの中から、
項目として「建物調査結果」の評価データを、表示画
面11aに図9に示す画像データの形態で表示する。表
示領域240には、この画面が建物調査結果の評価デ
ータの項目であることを示す、「建物調整結果 耐
久性(耐震) 以下のフローで簡易判定結果を表示し
ます (財)日本建築防災協会「建築物の耐震診断シ
ステム・マニュアル」判定法による」の文字が表示され
ている。
【0094】表示領域241には、建物調査結果にお
ける評価項目を示す「<基本事項>」の文字データが表
示され、この貸室のさらに分類された評価項目を示す、
「(四角1)構造種別 S RC SRC」,「(四角
2)構造図・構造計算書 有無」,「(四角3)過去に
おける耐震診断・補強の実施 有 無 内容()」の
文字データが表示されている。ここで、各評価項目にお
ける、「S RC SRC」及び「有 無」のどちらが
選択されたかを示すため、選択された文字データが表示
される部分の画面の背景の色が、例えば通常は白色であ
るが、選択された場合には黄色に変更され、いずれの選
択項目が選択されたかがビジュアルに確認できるように
してある。
【0095】次に、表示領域242には、「構成要素」
の項目「<判定フロー>」の文字データが表示されてい
る。この表示領域242には、耐久性(耐震)の判定フ
ローについて表示されており、「構造骨組に著しい損傷
があるか」,「新耐震設計以後の建築か」,「増改築
被災履歴 があるか」,「ガケ地であるか」の判定が順
次行われる。はじめに、「構造骨組に著しい損傷がある
か」の判定を行い、「有り」の場合には「詳細な診断が
必要です」となり、「なし」の場合には「新耐震設計以
後の建築か」の判定項目へ進むことが表示されている。
【0096】そして、「新耐震設計以後の建築か」の判
定を行い、「以前」の場合には「詳細な診断が必要で
す」となり、「以後」の場合には「増改築 被災歴 があ
るか」の判定項目へ進むことが表示されている。そし
て、「増改築 被災履歴 があるか」の判定を行い、「あ
り」の場合には、増改築または被災歴の「時期 」及
び「内容 」を記入し、「詳細な診断が必要です」と
なり、「なし」の場合には「ガケ地であるか」の判定項
目へ進むことが表示されている。
【0097】そして、「ガケ地であるか」の判定を行
い、「ガケ地」の場合には「詳細な診断が必要です」と
なり、「なし」の場合には「安全と思われます」の判定
結果となることが表示されている。このとき、判定結果
が、「詳細な診断が必要です」または「安全と思われま
す」の結果のどちらとなったかがビジュアルに確認でき
るように、選択された文字データが表示される部分の画
面の背景の色が、例えば通常は白色であるが、選択され
た場合には黄色に変更されて表示される。
【0098】また、表示領域13には、鑑定グループ
(R機関1)を構成する「査定グループ 不動産鑑定士
一級建築士 宅地建物取引主任者 弁護士 司法書士
公認会計士 税理士 再開発プランナー 土地家屋調
査士 不動産コンサルティング技能登録者」の文字デー
タが表示されている。この表示領域13には、不動産を
評価する担当者が示されている。たとえば対応する不動
産を鑑定した担当者を示すため、鑑定した担当者の「一
級建築士」、「宅地建物取引主任者」および「不動産コ
ンサルティング技能登録者」の表示領域は、「黄色」の
背景に黒抜きの担当者を示す文字が示されている。ま
た、表示領域13において鑑定していない査定グループ
のメンバーは、「青色」の背景に白抜きの担当者を示す
文字が示されている。
【0099】次に、消費者3がマウス10dにより、図
4における表示領域56をクリックすると、パーソナル
コンピュータ10は、入力された評価データの中から、
項目として「建物調査結果」の評価データを、表示画
面11aに図10に示す画像データの形態で表示する。
表示領域250には、この画面が建物調査結果の評価
データの項目であることを示す、「建物調整結果
耐久性(劣化状況) 劣化状況を「補修が必要な箇
所」と「修繕費」で示します □(内部黄色)2〜3年
以内に改善が必要□(内部赤色)早急に改善が必要」の
文字が表示されている。
【0100】そして、表示領域251には、評価項目の
「構成要素」として、さらなる分類として、評価項目を
示す「屋根・屋上」,「外部仕上」,「内部仕上」,
「外構」,「付帯設備」,「電気設備」,「給排水衛
生」,「空調設備」,「防災設備」,「中央監視制御」
の文字データが表示されている。また、表示領域251
には、上記各評価項目に対する評価として「補修が必要
な箇所」及び「修繕費」があることが表示されている。
【0101】例えば、この建築物の場合、表示領域25
1には、構成要素における評価項目の「屋根・屋上」に
ついては、「補修が必要な箇所」として「防水工事の
全面補修が必要です」の文字データが表示され、
「修繕費」として「500万円」の文字データが表示さ
れる。すなわち、「屋根・屋上」については、全面的に
防水工事をやり直す必要があり、この工事の費用が50
0万円かかることを示す表示がされる。
【0102】以下、同様に、表示領域251には、構成
要素における評価項目の「外部仕上」については、「補
修が必要な箇所」として「外階段の塗装、タイル補修
が必要である」の文字データが表示され、「修繕費」
として「100万円」の文字データが表示される。ま
た、表示領域251には、構成要素における評価項目の
「内部仕上」については、「補修が必要な箇所」として
「貸室、共用部分、仕上げ材の補修及び交換が部分的
に必要です」の文字データが表示され、「修繕費」とし
て「200万円」の文字データが表示される。
【0103】さらに、表示領域251には、構成要素に
おける評価項目の「外構」については、「補修が必要な
箇所」として「調査の範囲で、補修箇所がありません」
の文字データが表示され、「修繕費」としては、なにも
表示されない。すなわち、評価項目「外構」には、今回
の調査結果として、劣化が激しい部分はなく、修繕が必
要ないことを示しており、修繕費は当然に表示されな
い。
【0104】また、表示領域251には、構成要素にお
ける評価項目の「付帯設備」については、「補修が必要
な箇所」として「調査の範囲で、補修箇所がありませ
ん」の文字データが表示され、「修繕費」としては、な
にも表示されない。さらに、表示領域251には、構成
要素における評価項目の「電気設備」については、「補
修が必要な箇所」として「調査の範囲で、補修箇所があ
りません」の文字データが表示され、「修繕費」として
は、なにも表示されない。
【0105】また、表示領域251には、構成要素にお
ける評価項目の「給排水衛生」については、「補修が必
要な箇所」として「調査の範囲で、補修箇所がありませ
ん」の文字データが表示され、「修繕費」としては、な
にも表示されない。さらに、表示領域251には、構成
要素における評価項目の「空調設備」については、「補
修が必要な箇所」として「5階系統空調機用ファンの
取替」の文字データが表示され、「修繕費」として「1
00万円」の文字データが表示される。
【0106】また、表示領域251には、構成要素にお
ける評価項目の「防災設備」については、「補修が必要
な箇所」として「調査の範囲で、補修箇所がありませ
ん」の文字データが表示され、「修繕費」としては、な
にも表示されない。さらに、表示領域251には、構成
要素における評価項目の「中央監視制御」については、
「補修が必要な箇所」として「調査の範囲で、補修箇所
がありません」の文字データが表示され、「修繕費」と
しては、なにも表示されない。
【0107】そして、表示領域251には、必要な修繕
費の合計額、すなわち、「屋根・屋上」,「外部仕
上」,「内部仕上」,「空調設備」の「修繕費」の「合
計 900万円」の文字データが表示される。また、表
示領域251においては、各評価項目で、「補修が必要
な箇所」がないとき、文字データが表示される領域の背
景の色が青色で表示され、「補修が必要な箇所」がある
とき、「2〜3年以内に改善が必要」な場合、文字デー
タが表示される領域の背景の色が黄色で表示され、「早
急に改善が必要」な場合、文字データが表示される領域
の背景の色が赤色で表示され、判定結果がビジュアルに
確認できるようになっている。
【0108】例えば、表示領域251の、評価項目「屋
根・屋上」においては、「早急に改善が必要」なため、
「防水工事の全面補修が必要です」の文字データと、
「修繕費」を示す「500万円」の文字データとの背景
の色が赤色で表示される。また、表示領域251の、評
価項目「内部仕上」においては、「2〜3年以内に改善
が必要」なため、「貸室、共用部分、仕上げ材の補修
及び交換が部分的に必要です」の文字データと、「修繕
費」を示す「200万円」の文字データとの背景の色が
黄色で表示される。さらに、表示領域251の、評価項
目「外構」においては、補修箇所が無いため、「調査の
範囲で、補修箇所はありません」の文字データと、「修
繕費」が示される部分との背景の色が青色で表示され
る。
【0109】加えて、表示領域252には、「[見積も
り条件]・提出単位は99年度「建築施工単価」に基づ
いた材工単価を用いており、解体除去費、処理費、仮
設、諸経費、下請経費、運搬費は考慮していない。
・別紙調査表及び問診票により、運転、調査の出来なか
った機器、器具等については、一切問題なしとし、本工
事に含まない。」の文字データが表示されている。
【0110】また、表示領域253には、表示領域25
2の各評価項目において、「補修が必要な箇所」になっ
た評価項目に対応する建築物の箇所を、この建築物の概
念図上に、の符号の付いた丸印で囲んでマーク
を付けることにより、消費者3にビジュアルに、「補修
が必要な箇所」を知らせるようになっている。この丸印
の内部は、「早急に改善が必要」の赤色または「2〜3
年以内に改善が必要」の黄色に対応して、上記文字デー
タの背景の色と同様な色で表示される。
【0111】また、表示領域13には、鑑定グループ
(R機関1)を構成する「査定グループ 不動産鑑定士
一級建築士 宅地建物取引主任者 弁護士 司法書士
公認会計士 税理士 再開発プランナー 土地家屋調
査士 不動産コンサルティング技能登録者」の文字デー
タが表示されている。この表示領域13には、不動産を
評価する担当者が示されている。たとえば対応する不動
産を鑑定した担当者を示すため、鑑定した担当者の「一
級建築士」、「宅地建物取引主任者」および「不動産コ
ンサルティング技能登録者」の表示領域は、「黄色」の
背景に黒抜きの担当者を示す文字が示されている。ま
た、表示領域13において鑑定していない査定グループ
のメンバーは、「青色」の背景に白抜きの担当者を示す
文字が示されている。
【0112】次に、消費者3がマウス10dにより、図
10における表示領域253をクリックすると、パーソ
ナルコンピュータ10は、入力された評価データの中か
ら、項目として「建物調査結果」の評価の結果、補修
が必要と判定された部分の写真の画像データを、表示画
面11aに図11に示す画像データの形態で表示する。
表示領域260には、この画面が建物調査結果の補修
が必要な部分の画像データであることを示す、「補修必
要箇所写真」の文字が表示されている。
【0113】また、表示領域261には、「補修が必要
な箇所」として「防水工事の全面補修が必要です」と
指摘された、評価項目「屋根・屋上」に対応した「屋
上PH下ひび割れ」の部分の写真の画像データが表示さ
れる。さらに、表示領域262には、「補修が必要な箇
所」として「外階段の塗装、タイル補修が必要」と指
摘された、評価項目「外部仕上」に対応した「1F外
壁タイル、エフロ」の部分の写真の画像データが表示さ
れる。
【0114】また、表示領域263には、「補修が必要
な箇所」として「貸室、共用部分、仕上げ材の補修及
び交換が部分的に必要です」と指摘された、評価項目
「内部仕上」に対応した「地下駐車場壁クラック」の
部分の写真の画像データが表示される。さらに、表示領
域264には、「補修が必要な箇所」として「5階系
統空調機用ファンの取替」と指摘された、評価項目「空
調設備」に対応した「空調機用ファン」の部分の写真
の画像データが表示される。
【0115】また、表示領域13には、鑑定グループ
(R機関1)を構成する「査定グループ 不動産鑑定士
一級建築士 宅地建物取引主任者 弁護士 司法書士
公認会計士 税理士 再開発プランナー 土地家屋調
査士 不動産コンサルティング技能登録者」の文字デー
タが表示されている。この表示領域13には、不動産を
評価する担当者が示されている。たとえば対応する不動
産を鑑定した担当者を示すため、鑑定した担当者の「一
級建築士」、「宅地建物取引主任者」および「不動産コ
ンサルティング技能登録者」の表示領域は、「黄色」の
背景に黒抜きの担当者を示す文字が示されている。ま
た、表示領域13において鑑定していない査定グループ
のメンバーは、「青色」の背景に白抜きの担当者を示す
文字が示されている。
【0116】次に、消費者3が図4における表示領域6
0のデータ入力領域[ ]に、例えば、「千代田区大
手町〇−〇−〇 〇〇マンション 301号室」の住所
データを入力すると、パーソナルコンピュータ10は不
動産データ統合センターCへ、検索要求命令を出力す
る。これにより、CPU・4は、不動産データベースD
Bにおいて、マンションであり、住所が「千代田区大手
町〇−〇−〇」の建築物の評価データを検索する。そし
て、CPU・4は、検索された「千代田区大手町〇−〇
−〇」の「〇〇マンション 301号室」の評価データ
をパーソナルコンピュータ10へ送信する。
【0117】そして、パーソナルコンピュータ10は、
この「千代田区大手町〇−〇−〇」の「〇〇マンション
301号室」の評価データが入力されると、表示領域
61〜表示領域65をアクティブ状態とする。次に、消
費者3がマウス10dにより、図4における表示領域6
1をクリックすると、パーソナルコンピュータ10は、
入力された評価データの中から、項目として「建物概
要」の評価データを、表示画面11aに図12に示す画
像データの形態で表示する。
【0118】表示領域300には、この画面が建物概要
の評価データの項目であることを示す、「建物概要」の
文字が表示されている。表示領域301には、「所在地
千代田区大手町〇−〇−〇」の文字データが表示さ
れ、検索された建築物が「千代田区大手町〇−〇−〇」
に位置することを示している。また、表示領域301に
は、「建物名称 〇〇マンション(301号室)」の文
字データが表示され、消費者3は検索した建築物が間違
いないか否かの確認が行える。
【0119】さらに、表示領域301には、敷地面積を
示す「敷地面積 606.97m2(183.60坪)」
の文字データが表示されている。加えて、表示領域30
1には、前面道路幅員を示す「前面道路幅員 東12.
0m 南7.0m」の文字データが表示されている。
【0120】次に、表示領域302には、都市規制の項
目であることを示す「都市規制」の文字データが表示さ
れ、この都市規制の項目のさらなる分類の項目として、
用途地域がどの種類であるかの評価項目を示す「用途地
域」,防火地域であるか否かの評価項目を示す「防火地
域」,日影規制の有無の評価項目を示す「日影規制」,
建築物の高さの規制の有無の評価項目を示す「高度指
定」,建ぺい率の%の評価項目を示す「建ぺい率」,容
積率の%の評価項目を示す「容積率」の各項目を示す文
字データが表示されている。
【0121】また、表示領域302には、この検索され
た建築物の「都市規制」の上記評価項目に対応して、用
途地域として商業地域を示す「商業地域」の文字データ
が表示され、防火地域であることを示す「防火地域」の
文字データが表示され、日影規制がないことを示す「無
し」の文字データが表示され、高度指定の規制がないこ
とを示す「無し」の文字データが表示され、建ぺい率が
「80%」から「100%」へ変更されたことを示す
「80→100%」の文字データが表示され、容積率が
「500%」であることを示す「500%」の文字デー
タが表示されている。
【0122】次に、表示領域303には、建物概要の項
目であることを示す「建物概要」の文字データが表示さ
れ、この建物概要の項目のさらなる分類の項目として、
建築物の使用される用途の評価項目を示す「建物用
途」,建築物の概要の評価項目を示す「構造・規模」,
竣工された日時の評価項目を示す「竣工時期」,建築物
の設計を行った設計会社を示す項目の「設計会社」,施
行した施工会社を示す項目の「施工会社」,マンション
を管理している管理会社を示す項目の「管理会社」,建
築物の延べ面積の評価項目を示す「延べ面積」,マンシ
ョンの戸数を示す項目の「総戸数」,各部屋の住戸専有
面積を示す項目の「当該住戸専有面積」,各部屋の間取
りを示す項目の「住戸タイプ」,建築物の建ぺい率の項
目を示す「実行建ぺい率」,建築物の容積率の項目を示
す「実行容積率」,駐車場の駐車台数を示す項目の「駐
車台数」,自転車の駐輪台数を示す項目の「駐輪台数」
の各項目の文字データが表示されている。
【0123】また、表示領域303には、この検索され
た建築物の「建物概要」の上記評価項目に対応して、建
築物の用途を示す「共同住宅」の文字データが表示さ
れ、建築物の構造・規模を示す「SRC造 地上8階
地下1階」の文字データが表示され、竣工時期を示す
「昭和63年5月」の文字データが表示され、設計会社
を示す「(株)〇〇設計事務所」の文字データが表示さ
れ、施工会社を示す「〇〇建設(株)」の文字データが表
示され、管理会社を示す「(株)〇〇管理サービス」の文
字データが表示され、延べ面積を示す「3,031.82
2(917.12坪)」の文字データが表示され、総戸
数を示す「50戸」の文字データが表示され、当該住戸
専有面積を示す「68.5m2」の文字データが表示さ
れ、住戸タイプを示す「3LDK」の文字データが表示
され、実行建ぺい率を示す「85.0%」の文字データ
が表示され、実行容積率を示す「499.5%」の文字
データが表示され、駐車台数を示す「35台」の文字デ
ータが表示され、駐輪台数を示す「70台」の文字デー
タが表示されている。
【0124】次に、表示領域304には、この建築物
(〇〇マンション)の道路に面した道路側の全景の写真
が表示されている。また、表示領域13には、鑑定グル
ープ(R機関1)を構成する「査定グループ 不動産鑑
定士 一級建築士 宅地建物取引主任者 弁護士 司法
書士 公認会計士 税理士 再開発プランナー 土地家
屋調査士 不動産コンサルティング技能登録者」の文字
データが表示されている。この表示領域13には、不動
産を評価する担当者が示されている。たとえば対応する
不動産を鑑定した担当者を示すため、鑑定した担当者の
「一級建築士」、「宅地建物取引主任者」および「不動
産コンサルティング技能登録者」の表示領域は、「黄
色」の背景に黒抜きの担当者を示す文字が示されてい
る。また、表示領域13において鑑定していない査定グ
ループのメンバーは、「青色」の背景に白抜きの担当者
を示す文字が示されている。
【0125】次に、消費者3がマウス10dにより、図
4における表示領域62をクリックすると、パーソナル
コンピュータ10は、入力された評価データの中から、
項目として「配置図・平面図・断面図」の評価データ
を、表示画面11aに図13に示す画像データの形態で
表示する。
【0126】表示領域310には、この画面が建物概要
の評価データの項目であることを示す、「配置図・平面
図」の文字が表示されている。表示領域311には、
「配置図、1階平面図」の文字データとともに、このマ
ンションの1階の平面図が表示されている。そして、表
示領域312には、通常の住居の部屋を示す「基準階平
面図」の文字データとともに、このマンションの標準的
(基準)な階の平面図が表示されている。さらに、表示
領域313には、このマンションにおける、標準的な住
居の間取りを示す「当該住戸平面図」が表示されてい
る。また、表示領域313には、建築物の各側面が東西
南北のいずれを向いているかを示す画像が表示されてい
る。
【0127】また、表示領域13には、鑑定グループ
(R機関1)を構成する「査定グループ 不動産鑑定士
一級建築士 宅地建物取引主任者 弁護士 司法書士
公認会計士 税理士 再開発プランナー 土地家屋調
査士 不動産コンサルティング技能登録者」の文字デー
タが表示されている。この表示領域13には、不動産を
評価する担当者が示されている。たとえば対応する不動
産を鑑定した担当者を示すため、鑑定した担当者の「一
級建築士」、「宅地建物取引主任者」および「不動産コ
ンサルティング技能登録者」の表示領域は、「黄色」の
背景に黒抜きの担当者を示す文字が示されている。ま
た、表示領域13において鑑定していない査定グループ
のメンバーは、「青色」の背景に白抜きの担当者を示す
文字が示されている。
【0128】次に、消費者3がマウス10dにより、図
4における表示領域63をクリックすると、パーソナル
コンピュータ10は、入力された評価データの中から、
項目として「仕上げ表」の評価データを、表示画面11
aに図14に示す画像データの形態で表示する。
【0129】表示領域320には、この画面が仕上げ表
の評価データの項目であることを示す、「仕上げ表」の
文字が表示されている。表示領域321には、仕上げ表
における評価項目である「外部仕上げ」の文字データが
表示されている。また、表示領域321には、外部仕上
げがさらに分類された評価項目を示す「名称」の文字デ
ータが表示され、この名称に対応して、「屋上」,「外
壁」,「バルコニー」,「外廊下」,「外階段」,「ア
プローチ」,「開口部」を示す文字データが表示されて
いる。
【0130】さらに、表示領域321には、各分類され
た評価項目に対する仕上げの形態を示す「仕上げ」の項
を示す文字データと、仕上げの項に対応したコメントの
「備考」の項を示す文字データとが表示されている。例
えば、表示領域321には、評価項目の名称の「屋上」
の「仕上げ」として「アスファルト防水コンクリート押
さえ」の文字データが表示されている。また、表示領域
321には、評価項目の名称の「外壁」の「仕上げ」と
して「磁気質45二丁掛タイル フネンシングル(メタ
ルカバー仕様)」の文字データが表示されている。
【0131】さらに、表示領域321には、評価項目の
名称の「バルコニー」の「仕上げ」として「床:防滑性
ビニールシート 手摺:吹き付けタイル アルミ手摺
り」文字データが表示され、「備考」として「物干し金
物」の文字データが表示されている。加えて、表示領域
321には、評価項目の名称の「外廊下」の「仕上げ」
として「床:防滑性ビニールシート 手摺:吹き付け
タイル アルミ手摺り」の文字データが表示されてい
る。
【0132】また、表示領域321には、評価項目の名
称の「外階段」の「仕上げ」として「床:防滑性ビニー
ルシート 手摺:吹き付けタイル」文字データが表示
されている。さらに、表示領域321には、評価項目の
名称の「アプローチ」の「仕上げ」として「床:石張
り」の文字データが表示されている。加えて、表示領域
321には、評価項目の名称の「開口部」の「仕上げ」
として「アルミサッシ(カラー) 一部スチールドア」
の文字データが表示され、「備考」として「雨戸」が表
示されている。
【0133】表示領域322には、仕上げ表における評
価項目である「内部仕上げ」の文字データが表示されて
いる。また、表示領域322には、外部仕上げがさらに
分類された評価項目を示す「名称」の文字データが表示
され、この名称に対応して、「エントランスホール」,
「エレベータホール(各階)」,「管理室」,「玄
関」,「廊下」,「居間・食堂」,「キッチン」,「洋
室」,「洗面室」,「浴室」,「トイレ」,「ウォーク
インクローゼット」,「物入れ・クロゼット」を示す文
字データが表示されている。
【0134】表示領域322において、上記評価項目の
「名称」は、マンションの住人が共通に使用する共用ス
ペースを示す「共用」の文字データと、各部屋の専有ス
ペースを示す「専有」の文字データとにより、示される
分類項目により分類されている。すなわち、表示領域3
22において、「名称」のうち、「エントランスホー
ル」,「エレベータホール(各階)」及び「管理室」
は、住人が共通に使用する共用スペースとして表示され
ている。また、表示領域322において、名称のうち、
「玄関」,「廊下」,「居間・食堂」,「キッチン」,
「洋室」,「洗面室」,「浴室」,「トイレ」,「ウォ
ークインクローゼット」,「物入れ・クロゼット」は、
住人が専有して使用する専有スペースとして表示されて
いる。
【0135】さらに、表示領域322には、各分類され
た評価項目に対する仕上げの形態を示す「床」,
「壁」,「天井」の項目の欄を示す文字データと、仕上
げの項目に対応したコメントの「備考」の項目の欄を示
す文字データとが表示されている。例えば、表示領域3
22には、評価項目の名称の「エントランスホール」の
「床」の欄に「石張り」の文字データが表示され、
「壁」の欄に「石張り」の文字データが表示され、「天
井」の欄に「化粧岩錦吸収板」の文字データが表示さ
れ、「備考」の欄に「集合郵便受け 宅配ロッカー」の
文字データが表示されている。
【0136】また、表示領域322には、評価項目の名
称の「エレベータホール(各階)」の「床」の欄に「防
滑性ビニールシート」の文字データが表示され、「壁」
の欄に「磁気質45二丁掛タイル」の文字データが表示
され、「天井」の欄に「化粧岩錦吸収板」の文字データ
が表示されている。さらに、表示領域322には、評価
項目の名称の「管理室」の「床」の欄に「長尺塩ビシー
ト」の文字データが表示され、「壁」の欄に「ビニール
クロス」の文字データが表示され、「天井」の欄に「ビ
ニールクロス」の文字データが表示され、「備考」の欄
に「ミニキッチン」の文字データが表示されている。
【0137】また、表示領域322には、評価項目の名
称の「玄関」の「床」の欄に「石張り」の文字データが
表示され、「壁」の欄に「ビニールクロス」の文字デー
タが表示され、「天井」の欄に「ビニールクロス」の文
字データが表示され、「備考」の欄に「下足入れ 上り
框:大理石」の文字データが表示されている。さらに、
表示領域322には、評価項目の名称の「廊下」の
「床」の欄に「フローリング」の文字データが表示さ
れ、「壁」の欄に「ビニールクロス」の文字データが表
示され、「天井」の欄に「ビニールクロス」の文字デー
タが表示されている。
【0138】また、表示領域322には、評価項目の名
称の「居間・食堂」の「床」の欄に「フローリング」の
文字データが表示され、「壁」の欄に「ビニールクロ
ス」の文字データが表示され、「天井」の欄に「ビニー
ルクロス」の文字データが表示され、「備考」の欄に
「カーテンボックス カーテンレール」も文字データが
表示されている。さらに、表示領域322には、評価項
目の名称の「キッチン」の「床」の欄に「フローリン
グ」の文字データが表示され、「壁」の欄に「ビニール
クロス」の文字データが表示され、「天井」の欄に「ビ
ニールクロス」の文字データが表示され、「備考」の欄
に「システムキッチン(グリル付3口コンロ) 清水
器」の文字データが表示されている。
【0139】また、表示領域322には、評価項目の名
称の「洋室」の「床」の欄に「フローリング」の文字デ
ータが表示され、「壁」の欄に「ビニールクロス」の文
字データが表示され、「天井」の欄に「ビニールクロ
ス」の文字データが表示され、「備考」の欄に「カーテ
ンボックス カーテンレール クロゼット」の文字デー
タが表示されている。さらに、表示領域322には、評
価項目の名称の「洗面室」の「床」の欄に「化学畳」の
文字データが表示され、「壁」の欄に「ビニールクロ
ス」の文字データが表示され、「天井」の欄に「ビニー
ルクロス」の文字データが表示され、「備考」の欄に
「洗面化粧台 タオル掛 洗濯機バン」の文字データが
表示されている。
【0140】また、表示領域322には、評価項目の名
称の「浴室」の「床」,「壁」及び「天井」の欄に「ユ
ニットバス(床:FPP製 壁:特殊セメント 天井:
化粧鋼板)」の文字データが表示され、「備考」の欄に
「タオル掛 物干しバー 追炊き装置 電気式浴室換気
乾燥機」の文字データが表示されている。さらに、表示
領域322には、評価項目の名称の「トイレ」の「床」
の欄に「フローリング」の文字データが表示され、
「壁」の欄に「ビニールクロス」の文字データが表示さ
れ、「天井」の欄に「ビニールクロス」の文字データが
表示され、「備考」の欄に「洋風便器(洗浄機能付暖房
便座) タオル掛 ペーパーホルダー」の文字データが
表示されている。
【0141】また、表示領域322には、評価項目の名
称の「ウォークインクローゼット」の「床」の欄に「フ
ローリング」の文字データが表示され、「壁」の欄に
「ビニールクロス」の文字データが表示され、「天井」
の欄に「ビニールクロス」の文字データが表示され、
「備考」の欄に「棚板 ハンガーパイプ」の文字データ
が表示されている。さらに、表示領域322には、評価
項目の名称の「物入れ・クロゼット」の「床」の欄に
「化粧合板」の文字データが表示され、「壁」の欄に
「化粧合板」の文字データが表示され、「天井」の欄に
「化粧合板」の文字データが表示され、「備考」の欄に
「棚板」の文字データが表示されている。
【0142】また、表示領域13には、鑑定グループ
(R機関1)を構成する「査定グループ 不動産鑑定士
一級建築士 宅地建物取引主任者 弁護士 司法書士
公認会計士 税理士 再開発プランナー 土地家屋調
査士 不動産コンサルティング技能登録者」の文字デー
タが表示されている。この表示領域13には、不動産を
評価する担当者が示されている。たとえば対応する不動
産を鑑定した担当者を示すため、鑑定した担当者の「一
級建築士」、「宅地建物取引主任者」および「不動産コ
ンサルティング技能登録者」の表示領域は、「黄色」の
背景に黒抜きの担当者を示す文字が示されている。ま
た、表示領域13において鑑定していない査定グループ
のメンバーは、「青色」の背景に白抜きの担当者を示す
文字が示されている。
【0143】次に、消費者3がマウス10dにより、図
4における表示領域64をクリックすると、パーソナル
コンピュータ10は、入力された評価データの中から、
項目として「建物調査結果」の評価データを、表示画
面11aに図15に示す画像データの形態で表示する。
【0144】表示領域330には、この画面が建物評価
結果の評価データの項目であることを示す、「建物評
価結果」の文字データが表示されている。表示領域3
31には、例えば、評価項目を示す「法令適合性」の文
字データが表示され、また、評価項目「法令適合性」の
さらに分類された評価項目として、「確認申請書 ■有
り □無し」,「完了検査済証 ■有り □無し」,
「設計図書 ■有り □無し」,「竣工図書 ■有り
□無し」,「増改築の履歴 □有り ■無し」,「日影
規制、容積率等の不適格 □有り ■無し」,「2項道
路等によるセットバック □有り ■無し」,「敷地内
の都市計画道路 ■有り□無し」の文字データが表示さ
れている。ここで、上記項目において、「■」の文字デ
ータが選択されている状態を示し、「□」の文字データ
が選択されていないことを示している。
【0145】表示領域332には、例えば、評価項目を
示す「居住性」の文字データが表示され、評価項目「法
令適合性」のさらに分類された評価項目として、構成要
素「省エネルギー」,「高齢者適応」,「遮音」,「換
気」,「採光」の文字データが表示されている。そし
て、表示領域332には、上記の分類された評価項目を
さらに分類して、構成要素「省エネルギー」の項目が
「断熱材の仕様(公庫基礎基準)」及び「新エネルギー
システムの採用」に分類されていることが表示されてい
る。
【0146】同様に、表示領域332には、上記の分類
された評価項目をさらに分類して、構成要素「高齢者対
応」の項目が「床段差の有無」,「廊下有効幅78cm
以上」,「居室の出入り口有効幅75cm以上」及び
「浴室面積(短辺内法1.2m、有効面積1.8m2
上)」に分類されていることが表示されている。また、
表示領域332には、上記の分類された評価項目をさら
に分類して、構成要素「遮音」の項目が「スラブ厚さ
(優良中古マンションB 15cm)」,「壁厚さ(優
良中古マンションB 12cm)」,「開口部の遮音対
策」及び「配水管、ELVの遮音対策」に分類されてい
ることが表示されている。
【0147】さらに、表示領域332には、上記の分類
された評価項目をさらに分類して、構成要素「換気」の
項目が「浴室、便所の強制排気」及び「居室の換気方
式」に分類されていることが表示されている。また、表
示領域332には、上記の分類された評価項目をさらに
分類して、構成要素「採光」の項目が「建築基準法の採
光条件」に分類されていることが表示されている。
【0148】そして、表示領域332には、上記各評価
項目の構成要素に対応して、診断結果が表示される欄を
示す「診断結果」の文字データが表示される。例えば、
表示領域332には、このマンションの302号室の評
価として、「断熱材の仕様(公庫基礎基準)」に対する
「診断結果」として、「○ 吹付硬質ウレタンフォーム
t=15」の文字データが表示されている。同様に、
表示領域332には、このマンションの302号室の評
価として、「新エネルギーシステムの採用」に対する
「診断結果」として、「− なし」の文字データが表示
されている(新エネルギーシステムが採用されていない
ことを示している)。
【0149】また、表示領域332には、このマンショ
ンの302号室の評価として、「床段差の有無」に対す
る「診断結果」として、「× 段差あり(洗面室)」の
文字データが表示されている。ここで、「診断結果」に
おける「○」は良好を示し、「×」は不十分を示してい
る。さらに、表示領域332には、このマンションの3
02号室の評価として、「廊下有効幅78cm以上」に
対する「診断結果」として、「○ 80cm」の文字デ
ータが表示されている。
【0150】また、表示領域332には、このマンショ
ンの302号室の評価として、「居室の出入り口有効幅
75cm以上」に対する「診断結果」として、「○ 7
5cm」の文字データが表示されている。さらに、表示
領域332には、このマンションの302号室の評価と
して、「浴室面積(短辺内法1.2m、有効面積1.8m
2以上)」に対する「診断結果」として、「○ 短辺内
法1.3m、有効面積2.21m2」の文字データが表示
されている。
【0151】また、表示領域332には、このマンショ
ンの302号室の評価として、「スラブ厚さ(優良中古
マンションB 15cm)」に対する「診断結果」とし
て、「○ 18cm(浮床構造)」の文字データが表示
されている。さらに、表示領域332には、このマンシ
ョンの302号室の評価として、「壁厚さ(優良中古マ
ンションB 12cm)」に対する「診断結果」とし
て、「○ 15cm(ビニルクロス直貼り)」の文字デ
ータが表示されている。
【0152】また、表示領域332には、このマンショ
ンの302号室の評価として、「開口部の遮音対策」に
対する「診断結果」として、「− エアタイトサッシ3
0等級」の文字データが表示されている。さらに、表示
領域332には、このマンションの302号室の評価と
して、「配水管、ELVの遮音対策」に対する「診断結
果」として、「○ 問題なし」の文字データが表示され
ている。
【0153】また、表示領域332には、このマンショ
ンの302号室の評価として、「浴室、便所の強制排気
の有無」に対する「診断結果」として、「○ あり」の
文字データが表示されている。さらに、表示領域332
には、このマンションの302号室の評価として、「居
室の換気方式」に対する「診断結果」として、「− 自
然排気(引き違い窓、吸気口)」の文字データが表示さ
れている。加えて、表示領域332には、このマンショ
ンの302号室の評価として、「建築基準法の採光条
件」に対する「診断結果」として、「○ 全居室 1/
7以上」の文字データが表示されている。
【0154】また、表示領域13には、鑑定グループ
(R機関1)を構成する「査定グループ 不動産鑑定士
一級建築士 宅地建物取引主任者 弁護士 司法書士
公認会計士 税理士 再開発プランナー 土地家屋調
査士 不動産コンサルティング技能登録者」の文字デー
タが表示されている。この表示領域13には、不動産を
評価する担当者が示されている。たとえば対応する不動
産を鑑定した担当者を示すため、鑑定した担当者の「一
級建築士」、「宅地建物取引主任者」および「不動産コ
ンサルティング技能登録者」の表示領域は、「黄色」の
背景に黒抜きの担当者を示す文字が示されている。ま
た、表示領域13において鑑定していない査定グループ
のメンバーは、「青色」の背景に白抜きの担当者を示す
文字が示されている。
【0155】次に、消費者3がマウス10dにより、図
4における表示領域65をクリックすると、パーソナル
コンピュータ10は、入力された評価データの中から、
項目として「建物調査結果」の評価データを、表示画
面11aに図16に示す画像データの形態で表示する。
表示領域340には、この画面が建物評価結果の評価
データの項目であることを示す、「建物評価結果」の
文字データが表示されている。また、表示領域341に
は、この「建物評価結果」が建築物の耐久性を示す評
価項目であることを示す「耐久性」の文字データが表示
されている。
【0156】次に、表示領域342には、この「耐久
性」における耐震性の評価項目が表示されていることを
示す「耐震性」の文字データが表示されている。この表
示領域342には、耐震性の評価項目として、「構造
□S ■RC□SRC」,「構造図、計算書 □有り
■無し」,「新耐震基準以降の着工■昭和56年6月1
日以降 □昭和56年6月1日以前」,「被災履歴 ■
有り□無し」,「大規模な増改築 □有り ■無し」,
「敷地状況 □がけ地 ■平坦地」,「耐震診断、補強
の実施 □有り ■無し」の文字データが表示されてい
る。ここで、上記項目において、「■」の文字データが
選択されている状態を示し、「□」の文字データが選択
されていないことを示している。
【0157】そして、表示領域342には、上記耐震性
における「構造」,「構造図、計算書」,「新耐震基準
以降の着工」,「被災履歴」,「大規模な増改築」,
「敷地状況」,「耐震診断、補強の実施」の各評価項目
の選択状態に基づき、「診断結果」の表示に対応した診
断結果が表示される。例えば、上述のような各評価項目
の選択状態とすれば、「安全と思われます」が診断結果
として、消費者3に示される。
【0158】このように、表示領域342には、「安全
と思われます」,「詳細な診断が必要です」,「大地震
時、倒壊の危険があります」の文字データのいずれかが
選択される。この診断結果は、「安全と思われます」,
「詳細な診断が必要です」,「大地震時、倒壊の危険が
あります」の文字データを囲む枠が、対応する診断結果
を示す文字データの枠のみ太く表示されることで表現さ
れる。ここで、枠の色を変えても、文字データが表示さ
れるようにしても、選択された文字データが明確に判断
できれば、どのような形態でもかまわない。
【0159】次に、表示領域343には、この「耐久
性」における管理の評価項目が表示されていることを示
す「管理」の文字データが表示されている。この表示領
域343には、管理の評価項目として、「管理会社
(株)〇〇管理サービス」,「日常点検報告書 ■有り
□無し」,「管理体制 □常駐 ■日勤 □巡回」,
「定期点検報告書 ■有り □無し」,「管理規約の整
備 □問題有り ■問題なし」,「法定点検報告書 ■
有り □無し」,「長期修繕計画の整備 □問題有り
■問題なし」,「修繕積立金の管理 □問題有り ■問
題無し」の文字データが表示されている。ここで、上記
項目において、「■」の文字データが選択されている状
態を示し、「□」の文字データが選択されていないこと
を示している。
【0160】次に、表示領域344には、この「耐久
性」における劣化度の状況の評価項目が表示されている
ことを示す「劣化度の状況」の文字データが表示されて
いる。また、表示領域344には、評価項目「劣化度の
状況」のさらに分類された評価項目として、「構成要
素」の文字データの下の欄に構成要素「建築」及び構成
要素「設備」の文字データが表示されている。そして、
表示領域344には、上記の分類された評価項目「建
築」をさらに分類して、構成要素「建築」の項目が「屋
根、屋上」,「外部仕上げ」,「内部仕上げ(共
用)」,「内部仕上げ(専有)」,「外構」及び「付帯
設備」に分類されていることが表示されている。
【0161】同様に、表示領域344には、上記の分類
された評価項目「設備」をさらに分類して、構成要素
「設備」の項目が「共用」部分として「電気設備」,
「給排水衛生設備」,「空気調和設備」及び「防災設
備」に分類し、「専有」部分として「電気設備」,「給
排水衛生設備」及び「警報設備」に分類されていること
が表示されている。
【0162】そして、表示領域344には、上記各評価
項目の構成要素に対応して、診断結果が表示される欄を
示す「診断結果」の文字データが表示される。例えば、
表示領域344には、この〇〇マンションの評価とし
て、評価項目「建築」の「屋根、屋上」に対する「診断
結果」として、「防水工事の前面補修が必要です」の文
字データが表示されている。同様に、表示領域344に
は、この〇〇マンションの評価として、評価項目「建
築」の「外部仕上げ」に対する「診断結果」として、
「調査の範囲で、大きな劣化はみられません」の文字デ
ータが表示されている。
【0163】また、表示領域344には、この〇〇マン
ションの評価として、評価項目「建築」の「内部仕上げ
(共用)」に対する「診断結果」として、「調査の範囲
で、大きな劣化はみられません」の文字データが表示さ
れている。さらに、表示領域344には、この〇〇マン
ションの302号室の評価として、評価項目「建築」の
「内部仕上げ(専有)」に対する「診断結果」として、
「居室のビニールクロスが交換時期です」の文字データ
が表示されている。
【0164】また、表示領域344には、この〇〇マン
ションの評価として、評価項目「建築」の「外構」に対
する「診断結果」として、「調査の範囲で、大きな劣化
はみられません」の文字データが表示されている。さら
に、表示領域344には、この〇〇マンションの評価と
して、「評価項目「建築」の「付帯設備」に対する「診
断結果」として、「調査の範囲で、大きな劣化はみられ
ません」の文字データが表示されている。
【0165】また、表示領域344には、この〇〇マン
ションの評価として、評価項目「設備 共用」の「電気
設備」に対する「診断結果」として、「調査の範囲で、
大きな劣化はみられません」の文字データが表示されて
いる。さらに、表示領域344には、この〇〇マンショ
ンの評価として、評価項目「設備 共用」の「給排水衛
生設備」に対する「診断結果」として、「調査の範囲
で、大きな劣化はみられません」の文字データが表示さ
れている。加えて、表示領域344には、この〇〇マン
ションの評価として、評価項目「設備 共用」の「防災
設備」に対する「診断結果」として、「調査の範囲で、
大きな劣化はみられません」の文字データが表示されて
いる。
【0166】また、表示領域344には、この〇〇マン
ションの302号室の評価として、評価項目「設備 専
有」の「電気設備」に対する「診断結果」として、「調
査の範囲で、大きな劣化はみられません」の文字データ
が表示されている。さらに、表示領域344には、この
〇〇マンションの302号室の評価として、評価項目
「設備 専有」の「給排水衛生設備」に対する「診断結
果」として、「洗面化粧台の配水管に水漏れ箇所があり
ます」の文字データが表示されている。
【0167】加えて、表示領域344には、このマンシ
ョンの302号室の評価として、評価項目「設備 専
有」の「空気調和設備」に対する「診断結果」として、
「調査の範囲で、大きな劣化はみられません」の文字デ
ータが表示されている。加えて、表示領域344には、
このマンションの302号室の評価として、評価項目
「設備 専有」の「警報設備」に対する「診断結果」と
して、「調査の範囲で、大きな劣化はみられません」の
文字データが表示されている。
【0168】また、表示領域13には、鑑定グループ
(R機関1)を構成する「査定グループ 不動産鑑定士
一級建築士 宅地建物取引主任者 弁護士 司法書士
公認会計士 税理士 再開発プランナー 土地家屋調
査士 不動産コンサルティング技能登録者」の文字デー
タが表示されている。この表示領域13には、不動産を
評価する担当者が示されている。たとえば対応する不動
産を鑑定した担当者を示すため、鑑定した担当者の「一
級建築士」、「宅地建物取引主任者」および「不動産コ
ンサルティング技能登録者」の表示領域は、「黄色」の
背景に黒抜きの担当者を示す文字が示されている。ま
た、表示領域13において鑑定していない査定グループ
のメンバーは、「青色」の背景に白抜きの担当者を示す
文字が示されている。
【0169】次に、消費者3が図4における表示領域7
0のデータ入力領域[ ]に、例えば、「東京都町田
市金井町 字16号1825」の住所データを入力する
と、パーソナルコンピュータ10は不動産データ統合セ
ンターCへ、検索要求命令を出力する。これにより、C
PU・4は、不動産データベースDBにおいて、戸建て
であり、住所が「東京都町田市金井町 字16号182
5」の建築物の評価データを検索する。そして、CPU
・4は、検索された「東京都町田市金井町 字16号1
825」の戸建ての建築物の評価データをパーソナルコ
ンピュータ10へ送信する。
【0170】そして、パーソナルコンピュータ10は、
この「東京都町田市金井町 字16号1825」の戸建
ての建築物の評価データが入力されると、表示領域71
〜表示領域75をアクティブ状態とする。次に、消費者
3がマウス10dにより、図4における表示領域71を
クリックすると、パーソナルコンピュータ10は、入力
された評価データの中から、項目として「建物概要」の
評価データを、表示画面11aに図17に示す画像デー
タの形態で表示する。
【0171】表示領域400には、この画面が建物概要
の評価データの項目であることを示す、「建物概要」の
文字が表示されている。表示領域401には、「建物の
所在地 東京都町田市金井町 字16号1825」の
文字データが表示され、検索された建築物が「東京都町
田市金井町 字16号1825」に位置することを示し
ている。また、表示領域401には、「団地名称
マイタウン第2金井町」の文字データが表示され、消費
者3は検索した建築物が間違いないか否かの確認が行え
る。
【0172】さらに、表示領域401には、敷地面積を
示す「敷地面積 149.52m2(45.23坪)」
の文字データが表示されている。加えて、表示領域40
1には、前面道路幅員を示す「道路幅員 6.0m接
道の長さ6.9m」の文字データが表示されている。ま
た、表示領域401には、周囲との高低差を示す「全面
道路、隣地との高低差 西側隣地−8,000mm」
の文字データが表示されている。
【0173】さらに、表示領域401には、建築物に引
き込まれる水道管径を示す「水道公営水道(給水引込管
径 25mm)」の文字データが表示されている。加え
て、表示領域401には、建築物に引き込まれるガスの
種類を示す「ガス都市ガス(東京ガス)」の文字データ
が表示されている。
【0174】また、表示領域401には、建築物に引き
込まれる電気関係の設備を示す「電気 東京電力(株)
(電気設備容量50KVA)」の文字データが表示さ
れている。さらに、表示領域401には、建築物の汚水
処理の設備を示す「汚水等 公共水管放流 雑排水
公共下水管放流 雨水 浸透式」の文字データが表示さ
れている。
【0175】次に、表示領域402には、都市規制の項
目であることを示す「都市規制」の文字データが表示さ
れ、この都市規制の項目のさらなる分類の項目として、
用途地域がどの種類であるかの評価項目を示す「用途地
域」,防火指定があるか否かの評価項目を示す「防火指
定」,日影規制の有無の評価項目を示す「日影規制」,
建築物の高さの規制の有無の評価項目を示す「高度指
定」,建ぺい率の%の評価項目を示す「建ぺい率」,容
積率の%の評価項目を示す「容積率」の各項目を示す文
字データが表示されている。
【0176】また、表示領域402には、例えば、この
検索された建築物の「都市規制」の上記評価項目に対応
して、用途地域として第一種低層住居専用地域を示す
「第一種低層住居専用地域」の文字データが表示され、
防火指定で無いことを示す「無し」の文字データが表示
され、日影規制があり、この数値を示す「3h/2h/
1.5m」の文字データが表示され、高度指定の規制が
ないことを示す「無し」の文字データが表示され、建ぺ
い率を示す「40%」の文字データが表示され、容積率
が「80%」であることを示す「80%」の文字データ
が表示されている。
【0177】次に、表示領域403には、建物概要の項
目であることを示す「建物概要」の文字データが表示さ
れ、この建物概要の項目のさらなる分類の項目として、
建築物の使用される用途の評価項目を示す「主要用
途」,建築物の概要の評価項目を示す「構造・規模」,
竣工された日時の評価項目を示す「竣工時期」,建築物
の設計を行った設計会社を示す項目の「設計会社」、等
の各項目を示す文字データが表示されている。
【0178】また、表示領域403には、この検索され
た建築物の「建物概要」の上記評価項目に対応して、建
築物の主要用途を示す「専用住宅」の文字データが表示
され、建築物の構造・規模を示す「木造軸組工法 地上
2階」の文字データが表示され、竣工時期を示す「平成
11年5月」の文字データが表示され、設計会社を示す
「柴田建築設計事務所」の文字データが表示されてい
る。
【0179】次に、表示領域404には、建物概要の項
目であることを示す「建物概要」の文字データが表示さ
れ、この建物概要の項目のさらなる分類の項目として
(表示領域403の続き)、施行した施工会社を示す項
目の「施工会社」,建築物の建築面積の評価項目を示す
「建築面積」,建築物の建ぺい率の項目を示す「実行建
ぺい率」,建築物の延床面積を示す「延床面積」,建築
物の容積率の項目を示す「実行容積率」,建築物の各部
の高さを示す「高さ」,駐車場の有無を示す「駐車
場」,この駐車場の駐車台数を示す項目の「駐車台
数」,建築物の屋根の構成を示す「屋根」,建築物の外
壁の構成を示す「外壁」,建築物の軒裏の構成を示す
「軒裏」,建築物の住宅としての規格を示す「住宅の規
格」,住宅金融公庫の利用が可能か否かを示す「公庫利
用」等の各項目の文字データが表示されている。
【0180】また、表示領域404には、この検索され
た建築物の「建物概要」の上記評価項目に対応して、施
工会社を示す「飯田建設工業(株)」の文字データが表示
され、建築面積を示す「50.22m2(15.19
坪)」の文字データが表示され、実行建ぺい率を示す
「33.58%」の文字データが表示され、延床面積を
示す「97.20m2(29.40坪)」の文字データが
表示され、実行容積率を示す「65.00%」の文字デ
ータが表示され、建築物の高さを示す「最高の高さ7.
185M軒高6.0M居室の天井高2.31M」の文字デ
ータが表示され、駐車場があることを示す「■有り □
無し」の文字データが表示され、駐車台数を示す「2
台」の文字データが表示され、屋根の構成を示す「カラ
ーベスト コロニアル(不燃 11059)」の文字デ
ータが表示され、外壁の構成を示す「ラスモルタル塗2
0mm 下地アクリル系吹付タイル」の文字データが表
示され、軒裏の構成を示す「ラスモルタル塗20mm
下地アクリル系吹付タイル」の文字データが表示され、
住宅の規格を示す「洋間3室 食事室1室 台所1室
居間1室 和室1室 便所2ヶ所 浴室1室」の文字デ
ータが表示され、公庫利用の可否を示す「一般中古住宅
に適合」の文字データが表示されている。ここで、上記
項目において、「■」の文字データが選択されている状
態を示し、「□」の文字データが選択されていないこと
を示している。
【0181】次に、表示領域405には、この建築物
(戸建て)の道路に面した東南側からの全景の写真が表
示されている。この表示領域405には、写真の情報と
して「東南側全景」の文字データが表示されている。ま
た、表示領域13には、鑑定グループ(R機関1)を構
成する「査定グループ 不動産鑑定士 一級建築士 宅
地建物取引主任者 弁護士 司法書士 公認会計士 税
理士 再開発プランナー 土地家屋調査士 不動産コン
サルティング技能登録者」の文字データが表示されてい
る。この表示領域13には、不動産を評価する担当者が
示されている。たとえば対応する不動産を鑑定した担当
者を示すため、鑑定した担当者の「一級建築士」、「宅
地建物取引主任者」および「不動産コンサルティング技
能登録者」の表示領域は、「黄色」の背景に黒抜きの担
当者を示す文字が示されている。また、表示領域13に
おいて鑑定していない査定グループのメンバーは、「青
色」の背景に白抜きの担当者を示す文字が示されてい
る。
【0182】次に、消費者3がマウス10dにより、表
示領域405をクリックすると、パーソナルコンピュー
タ10は、この建築物(戸建)の全景写真を図18に示
す画像データの形態で表示する。表示領域410には、
この画面が建築物の全景写真であることを示す、「全景
写真」の文字が表示されている。また、表示領域411
には、「南側」の文字が表示され、南側の写真の画像デ
ータが表示されている。さらに、表示領域412には、
「北東側」の文字が表示され、北東側の写真の画像デー
タが表示されている。加えて、表示領域413には、
「北西側」の文字が表示され、北西側の写真の画像デー
タが表示されている。
【0183】また、表示領域13には、鑑定グループ
(R機関1)を構成する「査定グループ 不動産鑑定士
一級建築士 宅地建物取引主任者 弁護士 司法書士
公認会計士 税理士 再開発プランナー 土地家屋調
査士 不動産コンサルティング技能登録者」の文字デー
タが表示されている。この表示領域13には、不動産を
評価する担当者が示されている。たとえば対応する不動
産を鑑定した担当者を示すため、鑑定した担当者の「一
級建築士」、「宅地建物取引主任者」および「不動産コ
ンサルティング技能登録者」の表示領域は、「黄色」の
背景に黒抜きの担当者を示す文字が示されている。ま
た、表示領域13において鑑定していない査定グループ
のメンバーは、「青色」の背景に白抜きの担当者を示す
文字が示されている。
【0184】次に、消費者3がマウス10dにより、図
4における表示領域72をクリックすると、パーソナル
コンピュータ10は、入力された評価データの中から、
項目として「平面図」の評価データを、表示画面11a
に図19に示す画像データの形態で表示する。
【0185】表示領域420には、この画面が建物概要
の評価データの項目であることを示す、「平面図」の文
字が表示されている。表示領域421には、「2階平面
図」の文字データとともに、このマンションの2階の平
面図が表示されている。そして、表示領域422には、
「配置図、1階平面図」の文字データとともに、1階の
平面図が表示されている。さらに、表示領域422に
は、建築物の各側面が東西南北のいずれを向いているか
を示す画像が表示され、各部屋の間取りの寸法が測定出
来るようにスケールが表示されている。
【0186】また、表示領域13には、鑑定グループ
(R機関1)を構成する「査定グループ 不動産鑑定士
一級建築士 宅地建物取引主任者 弁護士 司法書士
公認会計士 税理士 再開発プランナー 土地家屋調
査士 不動産コンサルティング技能登録者」の文字デー
タが表示されている。この表示領域13には、不動産を
評価する担当者が示されている。たとえば対応する不動
産を鑑定した担当者を示すため、鑑定した担当者の「一
級建築士」、「宅地建物取引主任者」および「不動産コ
ンサルティング技能登録者」の表示領域は、「黄色」の
背景に黒抜きの担当者を示す文字が示されている。ま
た、表示領域13において鑑定していない査定グループ
のメンバーは、「青色」の背景に白抜きの担当者を示す
文字が示されている。
【0187】次に、消費者3がマウス10dにより、図
4における表示領域73をクリックすると、パーソナル
コンピュータ10は、入力された評価データの中から、
項目として「仕上げ表」の評価データを、表示画面11
aに図20に示す画像データの形態で表示する。
【0188】表示領域430には、この画面が仕上げ表
の評価データの項目であることを示す、「仕上げ表」の
文字が表示されている。表示領域431には、仕上げ表
における評価項目である「外部仕上げ」の文字データが
表示されている。また、表示領域431には、外部仕上
げがさらに分類された評価項目を示す「名称」の文字デ
ータが表示され、この名称に対応して「基礎」,「屋
根」,「破風」,「雨桶」,「バルコニー」,「外
壁」,「外部建具」を示す文字データが表示されてい
る。
【0189】さらに、表示領域431には、各分類され
た評価項目に対する仕上げの形態を示す「仕上げ」の項
を示す文字データと、仕上げの項に対応したコメントの
「備考」の項を示す文字データとが表示されている。例
えば、表示領域431には、評価項目の名称の「基礎」
の「仕上げ」として「鉄筋コンクリート造布基礎」の文
字データが表示されている。また、表示領域431に
は、評価項目の名称の「屋根」の「仕上げ」として「彩
色石綿セメント版」の文字データが表示されている。
【0190】さらに、表示領域431には、評価項目の
名称の「破風」の「仕上げ」として「カラー鉄板」の文
字データが表示されている。また、表示領域431に
は、評価項目の名称の「雨桶」の「仕上げ」として「塩
ビ製」の文字データが表示されている。さらに、表示領
域431には、評価項目の名称の「バルコニー」の「仕
上げ」として「床:FRP防水OP仕上げ 壁:外壁モ
ルタル壁仕上げ・アクリル系樹脂吹付」の文字データが
表示され、「備考」として「アルミ製手摺(ブラッ
ク)」の文字データが表示されている。
【0191】加えて、表示領域431には、評価項目の
名称の「外壁」の「仕上げ」として「アクリル系樹脂吹
付 磁気45二丁掛タイル(玄関廻り)」の文字データ
が表示されている。また、表示領域431には、評価項
目の名称の「外部建具」の「仕上げ」として「開口部:
アルミサッシ(フロート板硝子) 玄関ドア:鋼製 雨
戸:アルミ製」の文字データが表示されている。
【0192】表示領域432には、仕上げ表における評
価項目である「内部仕上げ」の文字データが表示されて
いる。また、表示領域432には、外部仕上げがさらに
分類された評価項目を示す「名称」の文字データが表示
され、この名称に対応して、「玄関」,「廊下(1
F)」,「階段」,「廊下(1F)」,「居間・食
堂」,「キッチン」,「洋間1」,「洋間2」,「洋間
3」,「和室」,「押入」,「洗面所」,「便所(1
F)」,「便所(2F)」,「浴室」,「小屋裏収納」
を示す文字データが表示されている。
【0193】さらに、表示領域432には、各分類され
た評価項目に対する仕上げの形態を示す「床」,
「壁」,「天井」の項目の欄を示す文字データと、仕上
げの項目に対応したコメントの「備考」の項目の欄を示
す文字データとが表示されている。例えば、表示領域4
32には、評価項目の名称の「玄関」の「床」の欄に
「磁気質タイル」の文字データが表示され、「壁」の欄
に「ビニールクロス」の文字データが表示され、「天
井」の欄に「ビニールクロス」の文字データが表示さ
れ、「備考」の欄に「下駄箱(木製)」の文字データが
表示されている。
【0194】また、表示領域432には、評価項目の名
称の「廊下(1F)」の「床」の欄に「フローリング」
の文字データが表示され、「壁」の欄に「ビニールクロ
ス」の文字データが表示され、「天井」の欄に「ビニー
ルクロス」の文字データが表示されている。さらに、表
示領域432には、評価項目の名称の「階段」の「床」
の欄に「化粧階段」の文字データが表示され、「壁」の
欄に「ビニールクロス」の文字データが表示され、「天
井」の欄に「ビニールクロス」の文字データが表示さ
れ、「備考」の欄に「フットライト」の文字データが表
示されている。
【0195】また、表示領域432には、評価項目の名
称の「廊下(1F)」の「床」の欄に「フローリング」
の文字データが表示され、「壁」の欄に「ビニールクロ
ス」の文字データが表示され、「天井」の欄に「ビニー
ルクロス」の文字データが表示されている。さらに、表
示領域432には、評価項目の名称の「居間・食堂」の
「床」の欄に「フローリング」の文字データが表示さ
れ、「壁」の欄に「ビニールクロス(準不燃)」の文字
データが表示され、「天井」の欄に「ビニールクロス
(準不燃)」の文字データが表示され、「備考」の欄に
「モニター付インターフォン・カーテンボックス」の文
字データが表示されている。
【0196】また、表示領域432には、評価項目の名
称の「キッチン」の「床」の欄に「フローリング」の文
字データが表示され、「壁」の欄に「ビニールクロス
(準不燃)」の文字データが表示され、「天井」の欄に
「ビニールクロス(準不燃)」の文字データが表示さ
れ、「備考」の欄に「システムキッチン(グリル付2口
コンロ)・床下収納庫・換気扇」の文字データが表示さ
れている。さらに、表示領域432には、評価項目の名
称の「洋間1」の「床」の欄に「フローリング」の文字
データが表示され、「壁」の欄に「ビニールクロス」の
文字データが表示され、「天井」の欄に「ビニールクロ
ス」の文字データが表示され、「備考」の欄に「壁面収
納・カーテンボックス」の文字データが表示されてい
る。
【0197】また、表示領域432には、評価項目の名
称の「洋間2」の「床」の欄に「フローリング」の文字
データが表示され、「壁」の欄に「ビニールクロス」の
文字データが表示され、「天井」の欄に「ビニールクロ
ス」の文字データが表示され、「備考」の欄に「壁面収
納・小屋裏収納・カーテンボックス」の文字データが表
示されている。さらに、表示領域432には、評価項目
の名称の「洋間3」の「床」の欄に「フローリング」の
文字データが表示され、「壁」の欄に「ビニールクロ
ス」の文字データが表示され、「天井」の欄に「ビニー
ルクロス」の文字データが表示され、「備考」の欄に
「壁面収納・カーテンボックス」の文字データが表示さ
れている。
【0198】また、表示領域432には、評価項目の名
称の「和室」の「床」の欄に「化学畳」の文字データが
表示され,「壁」の欄に「ビニールクロス」の文字デー
タが表示され、「天井」の欄に「ビニールクロス」の文
字データが表示され、「備考」の欄に「堅繁雪見障子」
の文字データが表示されている。さらに、表示領域43
2には、評価項目の名称の「押入」の「床」の欄に「ベ
ニア合板」の文字データが表示され、「壁」の欄に「ビ
ニールクロス」の文字データが表示され、「天井」の欄
に「ビニールクロス」の文字データが表示され、「備
考」の欄に「中段天袋付き」の文字データが表示されて
いる。
【0199】また、表示領域432には、評価項目の名
称の「洗面所」の「床」の欄に「塩ビ系耐水シート」の
文字データが表示され、「壁」の欄に「ビニールクロ
ス」の文字データが表示され、「天井」の欄に「ビニー
ルクロス」の文字データが表示され、「備考」の欄に
「シャワー水洗付洗面化粧台・曇り防止機能付鏡」の文
字データが表示されている。さらに、表示領域432に
は、評価項目の名称の「便所(1F)」の「床」の欄に
「塩ビ系耐水シート」の文字データが表示され、「壁」
の欄に「ビニールクロス」の文字データが表示され、
「天井」の欄に「ビニールクロス」の文字データが表示
され、「備考」の欄に「洋風便器(洗浄機能付便座)・
予備ペーパー収納付ペーパーホルダー」の文字データが
表示されている。
【0200】また、表示領域432には、評価項目の名
称の「便所(2F)」の「床」の欄に「塩ビ系耐水シー
ト」の文字データが表示され、「壁」の欄に「ビニール
クロス」の文字データが表示され、「天井」の欄に「ビ
ニールクロス」の文字データが表示され、「備考」の欄
に「洋風便器(洗浄機能付便座)・予備ペーパー収納付
ペーパーホルダー」の文字データが表示されている。
【0201】さらに、表示領域432には、評価項目の
名称の「浴室」の「床」の欄に「FRP樹脂製」の文字
データが表示され、「壁」の欄に「FRP樹脂製」の文
字データが表示され、「天井」の欄に「FRP樹脂製」
の文字データが表示され、「備考」の欄に「シャワー水
栓変換機能付・20号追い焚き機能付き給湯器・換気
扇」の文字データが表示されている。加えて、表示領域
432には、評価項目の名称の「小屋裏収納」の「床」
の欄に「ベニア合板」の文字データが表示され、「壁」
の欄に「石膏ボード」の文字データが表示され、「天
井」の欄に「石膏ボード」の文字データが表示され、
「備考」の欄に「可動梯子」の文字データが表示されて
いる。
【0202】また、表示領域13には、鑑定グループ
(R機関1)を構成する「査定グループ 不動産鑑定士
一級建築士 宅地建物取引主任者 弁護士 司法書士
公認会計士 税理士 再開発プランナー 土地家屋調
査士 不動産コンサルティング技能登録者」の文字デー
タが表示されている。この表示領域13には、不動産を
評価する担当者が示されている。たとえば対応する不動
産を鑑定した担当者を示すため、鑑定した担当者の「一
級建築士」、「宅地建物取引主任者」および「不動産コ
ンサルティング技能登録者」の表示領域は、「黄色」の
背景に黒抜きの担当者を示す文字が示されている。ま
た、表示領域13において鑑定していない査定グループ
のメンバーは、「青色」の背景に白抜きの担当者を示す
文字が示されている。
【0203】次に、消費者3がマウス10dにより、図
4における表示領域74をクリックすると、パーソナル
コンピュータ10は、入力された評価データの中から、
項目として「建物調査結果」の評価データを、表示画
面11aに図21に示す画像データの形態で表示する。
【0204】表示領域440には、この画面が建物評価
結果の評価データの項目であることを示す、「建物評
価結果」の文字データが表示されている。表示領域4
41には、例えば、評価項目を示す「法令適合性」の文
字データが表示され、また、評価項目「法令適合性」の
さらに分類された評価項目として、「確認申請書 ■有
り □無し」,「完了検査済証 ■有り □無し」,
「設計図書 ■有り □無し」,「増改築の履歴 □有
り ■無し」,「建ぺい率、容積率等の不適格 □有り
■無し」,「2項道路等によるセットバック □有り
■無し」,「敷地内の都市計画道路 □有り ■無し」
の文字データが表示されている。ここで、上記項目にお
いて、「■」の文字データが選択されている状態を示
し、「□」の文字データが選択されていないことを示し
ている。
【0205】表示領域442には、例えば、評価項目を
示す「居住性」の文字データが表示され、評価項目「法
令適合性」のさらに分類された評価項目として、構成要
素「省エネルギー」,「バリアフリー」,「遮音」,
「通風換気」,「採光」,「規模・規格」の文字データ
が表示されている。そして、表示領域442には、上記
の分類された評価項目をさらに分類して、構成要素「省
エネルギー」の項目が「断熱性:断熱材の厚さ 天井1
00mm・外壁70mm・床50mm」及び「新エネル
ギーシステムの採用」に分類されていることが文字デー
タとして表示されている。
【0206】同様に、表示領域442には、上記の分類
された評価項目をさらに分類して、構成要素「バリアフ
リー」の項目が「5mm以上の床段差が無いこと」,
「廊下有効幅78cm以上」,「階段:踏面寸法≧1
9.5cm 蹴上/踏面≦22/21」及び「浴室面
積:短辺内法1.3m、有効面積2m2以上)」に分類さ
れていることが文字データとして表示されている。ま
た、表示領域442には、上記の分類された評価項目を
さらに分類して、構成要素「遮音」の項目が「室内騒音
測定」及び「給排水管の遮音性能」に分類されているこ
とが文字データとして表示されている。
【0207】さらに、表示領域442には、上記の分類
された評価項目をさらに分類して、構成要素「通風換
気」の項目が「開口部の配置バランス」に分類されてい
ることが文字データとして表示されている。また、表示
領域442には、上記の分類された評価項目をさらに分
類して、構成要素「採光」の項目が「床面積に対する開
口率」,「方位のずれ」及び「南面居室の日照」に分類
されていることが文字データとして表示されている。加
えて、表示領域442には、上記の分類された評価項目
をさらに分類して、構成要素「規模・規格」の項目が
「居室2以上・台所・浴室・便所の設置」に分類されて
いることが文字データとして表示されている。
【0208】そして、表示領域442には、上記各評価
項目の構成要素に対応して、診断結果が表示される欄を
示す「診断結果」の文字データが表示される。例えば、
表示領域332には、この戸建ての評価として、「断熱
性:断熱材の厚さ 天井100mm・外壁70mm・床
50mm」に対する「診断結果」として、「△ 天井5
0mm、外壁50mm、床50mm」の文字データが表
示されている。同様に、表示領域442には、この戸建
ての評価として、「新エネルギーシステムの採用」に対
する「診断結果」として、「− なし」の文字データが
表示されている(新エネルギーシステムが採用されてい
ないことを示している)。
【0209】また、表示領域442には、この戸建ての
評価として、「5mm以上の床段差が無いこと」に対す
る「診断結果」として、「× 段差20mm(和室)、
段差7mm(便所)」の文字データが表示されている。
さらに、表示領域442には、この戸建ての評価とし
て、「廊下有効幅78cm以上」に対する「診断結果」
として、「× 76cm」の文字データが表示されてい
る。
【0210】また、表示領域442には、この戸建ての
評価として、「階段:踏面寸法≧19.5cm 蹴上/
踏面≦22/21」に対する「診断結果」として、「×
踏面寸法=22cm、蹴上/踏面=25.5/22>
22/21」の文字データが表示されている。さらに、
表示領域442には、この戸建ての評価として、「浴室
面積:短辺内法1.3m 有効面積2m2以上)」に対す
る「診断結果」として、「○ 問題なし(短辺1.8
m、面積3.24m2」の文字データが表示されている。
【0211】また、表示領域442には、この戸建ての
評価として、「室内騒音測定」に対する「診断結果」と
して、「− 隣地工事のため計測不能」の文字データが
表示されている。さらに、表示領域442には、この戸
建ての評価として、「給排水管の遮音特性」に対する
「診断結果」として、「− 隣地工事のため計測不能」
の文字データが表示されている。また、表示領域442
には、この戸建て評価として、「開口部の配置バラン
ス」に対する「診断結果」として、「○ 優れています
(居室:2方向外気に面する開口部がある)」の文字デ
ータが表示されている。
【0212】さらに、表示領域442には、この戸建て
の評価として、「床面積に対する開口率」に対する「診
断結果」として、「− 未調査」の文字データが表示さ
れている。また、表示領域442には、この戸建ての評
価として、「方位のズレ」に対する「診断結果」とし
て、「− 未調査」の文字データが表示されている。さ
らに、表示領域442には、この戸建ての評価として、
「南面居室の日照」に対する「診断結果」として、「−
未調査」の文字データが表示されている。加えて、表
示領域442には、この戸建ての評価として、「居室2
以上・台所・浴室・便所の位置」に対する「診断結果」
として、「○ 問題なし」の文字データが表示されてい
る。
【0213】以上の評価項目の評価結果において、「診
断結果」における「○」は良好を示し、「×」は不十分
を示し、「△」は注意を示している。また、診断結果の
欄において、問題ない場合(数値が満足している場合
も、未調査の場合も、計測不能の場合も含み)、問題な
いことを示す文字データの表示形態(色、太さ等)を、
問題がある文字データの表示形態と異なった状態で表示
させ、消費者3等にビジュアルに診断結果の善し悪しが
判る表示形態とする。
【0214】また、表示領域13には、鑑定グループ
(R機関1)を構成する「査定グループ 不動産鑑定士
一級建築士 宅地建物取引主任者 弁護士 司法書士
公認会計士 税理士 再開発プランナー 土地家屋調
査士 不動産コンサルティング技能登録者」の文字デー
タが表示されている。この表示領域13には、不動産を
評価する担当者が示されている。たとえば対応する不動
産を鑑定した担当者を示すため、鑑定した担当者の「一
級建築士」、「宅地建物取引主任者」および「不動産コ
ンサルティング技能登録者」の表示領域は、「黄色」の
背景に黒抜きの担当者を示す文字が示されている。ま
た、表示領域13において鑑定していない査定グループ
のメンバーは、「青色」の背景に白抜きの担当者を示す
文字が示されている。
【0215】次に、消費者3がマウス10dにより、図
4における表示領域75をクリックすると、パーソナル
コンピュータ10は、入力された評価データの中から、
項目として「建物調査結果」の評価データを、表示画
面11aに図22に示す画像データの形態で表示する。
表示領域450には、この画面が建物評価結果の評価
データの項目であることを示す、「建物評価結果」の
文字データが表示されている。また、表示領域451に
は、この「建物評価結果」が建築物の耐久性を示す評
価項目であることを示す「耐久性」の文字データが表示
されている。
【0216】次に、表示領域452には、この「耐久
性」における耐震性の評価項目が表示されていることを
示す「耐震性」の文字データが表示されている。この表
示領域452には、耐震性の評価項目として、「工法
□工業化住宅□ツーバイフォー工法住宅 ■在来工法住
宅(木造)」,「住宅金融公庫 ■利用 □未利用」,
「その他の認定 なし」,「地盤 □良い普通の地盤
□やや悪い地盤 ■非常に悪い地盤」,「基礎 ■鉄筋
コンクリート布基礎 □無筋コンクリート布基礎 □そ
の他基礎」,「建物の形 ■整形 □平面的に不整形□
立面的に不整形」,「壁の配置 ■均りあいの良い配置
□外壁の一面に壁が1/5未満 □外壁の一面に壁が
ない」,「筋かい ■筋かい有 □筋かい無」,「壁の
割合 ■多い □やや多い □普通 □やや少ない □
少ない」,「老朽度 ■健全 □老朽化している □腐
ったり、白蟻に食われている」の文字データが表示され
ている。ここで、上記項目において、「■」の文字デー
タが選択されている状態を示し、「□」の文字データが
選択されていないことを示している。
【0217】そして、表示領域452には、上記耐震性
における「工法」,「住宅金融公庫」,「その他の認
定」,「地盤」,「基礎」,「建物の形」,「壁の配
置」,「筋かい」,「壁の割合」,「老朽度」の各評価
項目の選択状態に基づき、「診断結果 ※(財)日本建築
防災協会「わが家の耐震診断と補強方法」の判定法によ
る」の表示に対応した診断結果が表示される。例えば、
上述のような各評価項目の選択状態とすれば、「一応安
全と思われます」が対象の戸建ての診断結果として、消
費者3に示される。
【0218】このように、表示領域452には、「安全
と思われます」,「一応安全と思われます」,「やや危
険です」,「倒壊または大破壊の危険があります」の文
字データのいずれかが選択される。この診断結果は、
「安全と思われます」,「一応安全と思われます」,
「やや危険です」,「倒壊または大破壊の危険がありま
す」の文字データの文字が太く表示されることで表現さ
れる。ここで、文字データの文字の色を変えても、選択
された文字データが表示されるようにしても、選択され
た文字データが明確に判断できれば、どのような形態で
もかまわない。
【0219】次に、表示領域453には、この「耐久
性」における管理の評価項目が表示されていることを示
す「管理」の文字データが表示されている。この表示領
域453には、管理の評価項目として、「定期点検記録
■有り□無し(平成 年 月 日)」,「リフォーム
工事 ■無 □有(平成 年 月日)」,「実施の内容
」,「工事の内容 」,「図書の有無 ■無
□有(契約書・図書)」の文字データが表示されてい
る。ここで、上記項目において、「■」の文字データが
選択されている状態を示し、「□」の文字データが選択
されていないことを示している。
【0220】次に、表示領域454には、この「耐久
性」における劣化度の状況の評価項目が表示されている
ことを示す「劣化度の状況」の文字データが表示されて
いる。また、表示領域454には、評価項目「劣化度の
状況」のさらに分類された評価項目として、「構成要
素」の文字データの下の欄に構成要素「建築」及び構成
要素「設備」の文字データが表示されている。そして、
表示領域454には、上記の分類された評価項目「建
築」をさらに分類して、構成要素「建築」の項目が「屋
根」,「外壁」,「外部建具・備品」,「内部仕上げ」
及び「外構」に分類されていることが表示されている。
【0221】同様に、表示領域454には、上記の分類
された評価項目「設備」をさらに分類して、構成要素
「設備」の項目が「台所設備」,「浴室設備」,「給排
水衛生設備」,「電気設備」,「空気調和設備」及び
「防災設備」に分類されていることが表示されている。
【0222】そして、表示領域454には、上記各評価
項目の構成要素に対応して、診断結果が表示される欄を
示す「診断結果」の文字データが表示される。例えば、
表示領域454には、こ戸建ての評価として、評価項目
「建築」の「屋根」に対する「診断結果」として、「調
査の範囲で、大きな劣化は見られません」の文字データ
が表示されている。同様に、表示領域454には、この
戸建ての評価として、評価項目「建築」の「外壁」に対
する「診断結果」として、「調査の範囲で、大きな劣化
はみられません」の文字データが表示されている。
【0223】また、表示領域454には、この戸建ての
評価として、評価項目「建築」の「外部建具・備品」に
対する「診断結果」として、「調査の範囲で、大きな劣
化はみられません」の文字データが表示されている。さ
らに、表示領域454には、この戸建ての評価として、
評価項目「建築」の「外構」に対する「診断結果」とし
て、「調査の範囲で、大きな劣化はみられません」の文
字データが表示されている。
【0224】また、表示領域454には、この戸建ての
評価として、評価項目「設備」の「台所設備」に対する
「診断結果」として、「調査の範囲で、大きな劣化はみ
られません」の文字データが表示されている。さらに、
表示領域454には、この戸建ての評価として、評価項
目「設備」の「浴室設備」に対する「診断結果」とし
て、「調査の範囲で、大きな劣化はみられません」の文
字データが表示されている。
【0225】また、表示領域454には、この戸建ての
評価として、評価項目「設備」の「給排水衛生設備」に
対する「診断結果」として、「調査の範囲で、大きな劣
化はみられません」の文字データが表示されている。さ
らに、表示領域454には、この戸建ての評価として、
評価項目「設備」の「電気設備」に対する「診断結果」
として、「調査の範囲で、大きな劣化はみられません」
の文字データが表示されている。
【0226】加えて、表示領域454には、この戸建て
の評価として、評価項目「設備」の「空気調和設備」に
対する「診断結果」として、「調査の範囲で、大きな劣
化はみられません」の文字データが表示されている。ま
た、表示領域454には、この戸建ての評価として、評
価項目「設備」の「防災設備」に対する「診断結果」と
して、「調査の範囲で、大きな劣化はみられません」の
文字データが表示されている。
【0227】また、表示領域13には、鑑定グループ
(R機関1)を構成する「査定グループ 不動産鑑定士
一級建築士 宅地建物取引主任者 弁護士 司法書士
公認会計士 税理士 再開発プランナー 土地家屋調
査士 不動産コンサルティング技能登録者」の文字デー
タが表示されている。この表示領域13には、不動産を
評価する担当者が示されている。たとえば対応する不動
産を鑑定した担当者を示すため、鑑定した担当者の「一
級建築士」、「宅地建物取引主任者」および「不動産コ
ンサルティング技能登録者」の表示領域は、「黄色」の
背景に黒抜きの担当者を示す文字が示されている。ま
た、表示領域13において鑑定していない査定グループ
のメンバーは、「青色」の背景に白抜きの担当者を示す
文字が示されている。
【0228】以上、本発明の一実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。例えば、図4に
示すオフィスビルの評価データの検索において、表示領
域51〜表示領域54までで、検索結果の評価データを
表示する表示画面を第2の実施形態とすることもでき
る。
【0229】以下、この第2の実施形態を、表示画面1
1aに表示される、図1〜図4及び図23〜図28に示
す画像データにより説明する。図23〜図28は、不動
産データベースDBにおいて検索された評価データが、
表示画面11aに表示されるときの画像データを示す。
第2の実施形態の不動産情報管理システムの構成は、図
1〜図3に示す一実施形態と同様のため、再度の説明は
省略する。
【0230】消費者3がパーソナルコンピュータ10の
記憶部に格納されている上記検索ソフトを起動すると、
図4に示す画像が表示画面11aにパーソナルコンピュ
ータ10により表示される。
【0231】次に、消費者が図4における表示領域50
のデータ入力領域[ ]に、例えば、「千代田区大手
町〇−〇−〇」の住所データを入力すると、パーソナル
コンピュータ10は不動産データ統合センターCへ、検
索要求命令を出力する。これにより、CPU・4は、不
動産データベースDBにおいて、オフィスビルであり、
住所が「千代田区大手町〇−〇−〇」の建築物の評価デ
ータを検索する。そして、CPU・4は、検索された
「千代田区大手町〇−〇−〇」のオフィスビルの評価デ
ータをパーソナルコンピュータ10へ送信する。
【0232】そして、パーソナルコンピュータ10は、
この「千代田区大手町〇−〇−〇」のオフィスビルの評
価データが入力されると、表示領域51〜表示領域54
(第2の実施形態には表示領域51〜表示領域54まで
しか表示されない)をアクティブ状態とする。次に、消
費者3がマウス10dにより、図4における表示領域5
1をクリックすると、パーソナルコンピュータ10は、
入力された評価データの中から、項目として「建物概
要」の評価データを、表示画面11aに図23に示す画
像データの形態で表示する。
【0233】表示領域500には、この画面が建物概要
の評価データの項目であることを示す、「建物概要」の
文字が表示されている。表示領域501には、「所在地
千代田区大手町〇−〇−〇」の文字データが表示さ
れ、検索された建築物が「千代田区大手町〇−〇−〇」
に位置することを示している。また、表示領域501に
は、「建物名称 〇〇ビル」の文字データが表示され、
消費者3は検索した建築物が間違いないか否かの確認が
行える。
【0234】さらに、表示領域501には、敷地面積を
示す「敷地面積 606.97m2(183.60坪)」
の文字データが表示されている。加えて、表示領域50
1には、前面道路幅員を示す「前面道路幅員 東12.
0m 南7.0m」の文字データが表示されている。
【0235】次に、表示領域502には、都市規制の項
目であることを示す「都市規制」の文字データが表示さ
れ、この都市規制の項目のさらなる分類の項目として、
用途地域がどの種類であるかの評価項目を示す「用途地
域」,防火地域であるか否かの評価項目を示す「防火地
域」,日影規制の有無の評価項目を示す「日影規制」,
建築物の高さの規制の有無の評価項目を示す「高度指
定」,建ぺい率の%の評価項目を示す「建ぺい率」,容
積率の%の評価項目を示す「容積率」の各項目を示す文
字データが表示されている。
【0236】また、表示領域502には、この検索され
た建築物の「都市規制」の上記評価項目に対応して、用
途地域として商業地域を示す「商業地域」の文字データ
が表示され、防火地域であることを示す「防火地域」の
文字データが表示され、日影規制がないことを示す「無
し」の文字データが表示され、高度指定の規制がないこ
とを示す「無し」の文字データが表示され、建ぺい率が
「80%」から「100%」へ変更されたことを示す
「80→100%」の文字データが表示され、容積率が
「500%」であることを示す「500%」の文字デー
タが表示されている。
【0237】次に、表示領域503には、建物概要の項
目であることを示す「建物概要」の文字データが表示さ
れ、この建物概要の項目のさらなる分類の項目として、
建築物の使用される用途の評価項目を示す「建物用
途」,建築物の概要の評価項目を示す「構造・規模」,
竣工された日時の評価項目を示す「竣工時期」,建築物
の設計を行った設計会社を示す項目の「設計会社」,施
行した施工会社を示す項目の「施工会社」,建築物の管
理を行っている管理会社を示す項目の「管理会社」,建
築物の延べ面積の評価項目を示す「延べ面積」,建築物
の専有面積の評価項目を示す「専有面積」,建築物の建
ぺい率の項目を示す「実行建ぺい率」,建築物の容積率
の項目を示す「実行容積率」,駐車場の駐車台数を示す
項目の「駐車台数」の各項目の文字データが表示されて
いる。
【0238】また、表示領域203には、この検索され
た建築物の「建物概要」の上記評価項目に対応して、建
築物の建物用途を示す「事務所、店舗」の文字データが
表示され、建築物の構造・規模を示す「SRC造 地上
8階 地下1階」の文字データが表示され、竣工時期を
示す「昭和63年5月」の文字データが表示され、設計
会社を示す「(株)〇〇設計事務所」の文字データが表示
され、施工会社を示す「〇〇建設(株)」の文字データが
表示され、管理会社を示す「(株)〇〇管理サービス」の
文字データが表示され、延べ面積を示す「3,031.8
2m2(917.12坪)」の文字データが表示され、専
有面積を示す「2,122.28m2(641.99坪)」
の文字データが表示され、実行建ぺい率を示す「85.
0%」の文字データが表示され、実行容積率を示す「4
99.5%」の文字データが表示され、駐車台数を示す
「12台」の文字データが表示されている。
【0239】表示領域504には、この建築物(オフィ
スビル)の道路に面した南側の全景の写真が、「南側全
景」の文字データとともに表示されている。また、表示
領域505には、この建築物(オフィスビル)のエント
ランス部分の写真が、「エントランス」の文字データと
ともに表示されている。さらに、表示領域13には、鑑
定グループ(R機関1)を構成する「査定グループ 不
動産鑑定士 一級建築士 宅地建物取引主任者 弁護士
司法書士 公認会計士 税理士 再開発プランナー
土地家屋調査士 不動産コンサルティング技能登録者」
の文字データが表示されている。この表示領域13に
は、不動産を評価する担当者が示されている。たとえば
対応する不動産を鑑定した担当者を示すため、鑑定した
担当者の「一級建築士」、「宅地建物取引主任者」およ
び「不動産コンサルティング技能登録者」の表示領域
は、「黄色」の背景に黒抜きの担当者を示す文字が示さ
れている。また、表示領域13において鑑定していない
査定グループのメンバーは、「青色」の背景に白抜きの
担当者を示す文字が示されている。
【0240】次に、消費者3がマウス10dにより、図
4における表示領域52をクリックすると、パーソナル
コンピュータ10は、入力された評価データの中から、
項目として「配置図・平面図」の評価データを、表示画
面11aに図24に示す画像データの形態で表示する。
【0241】表示領域510には、この画面が建物概要
の評価データの項目であることを示す、「配置図・平面
図・断面図」の文字が表示されている。表示領域511
には、「1階平面図」の文字データとともに、このオフ
ィスビルの1階の平面図が表示されている。そして、表
示領域512には、「4階平面図」の文字データととも
に、このオフィスビルの4階の平面図が表示されてい
る。また、表示領域212には、各部屋の大きさを知る
ためのスケールの画像が表示されている。さらに、表示
領域512には、建築物の各側面が東西南北のいずれを
向いているかを示すコンパスの画像が表示されている。
【0242】また、表示領域13には、鑑定グループ
(R機関1)を構成する「査定グループ 不動産鑑定士
一級建築士 宅地建物取引主任者 弁護士 司法書士
公認会計士 税理士 再開発プランナー 土地家屋調
査士 不動産コンサルティング技能登録者」の文字デー
タが表示されている。この表示領域13には、不動産を
評価する担当者が示されている。たとえば対応する不動
産を鑑定した担当者を示すため、鑑定した担当者の「一
級建築士」、「宅地建物取引主任者」および「不動産コ
ンサルティング技能登録者」の表示領域は、「黄色」の
背景に黒抜きの担当者を示す文字が示されている。ま
た、表示領域13において鑑定していない査定グループ
のメンバーは、「青色」の背景に白抜きの担当者を示す
文字が示されている。
【0243】次に、消費者3がマウス10dにより、図
4における表示領域53をクリックすると、パーソナル
コンピュータ10は、入力された評価データの中から、
項目として「建物調査結果」の評価データを、表示画
面11aに図25に示す画像データの形態で表示する。
表示領域520には、この画面が建物調査結果の評価
項目とその評価データとであることを示す、「建物調査
結果」の文字が表示されている。そして、表示領域5
21には、この検索された建築物の「建物調査結果」
における法令適合性に対する評価項目を示す、「法令適
合性」の文字データが表示されている。
【0244】また、表示領域521この法令適合性のさ
らなる評価項目の分類として、確認申請書の有無を示す
「確認申請書 □有り ■無し」の文字データが表示
され、完了検査済証の有無を示す「完了検査証済 □
有り ■無し」の文字データが表示され、設計図書の有
無を示す「設計図書 □有り ■無し」の文字データ
が表示され、竣工図書の有無を示す「竣工図書 ■有
り □無し」の文字データが表示され、アスベスト等有
害物質の使用の有無を示す「アスベスト等有害物質の使
用 □有り ■無し」の文字データが表示され、過去
に増改築を行ったことがあるか否かを示す「増改築の履
歴 □有り ■無し」の文字データが表示され、日影
規制、容積率等の不適確の有無を示す「日影規制、容積
率等の不適確 □無 ■有」の文字データが表示さ
れ、2項道路等によるセットバックの有無を示す「2項
道路等によるセットバック □有り ■無し」の文字
データが表示され、敷地内の都市計画道路の有無を示す
「敷地内の都市計画道路□有り ■無し」の文字データ
が表示されている。ここで、上記項目において、「■」
の文字データが選択されている状態を示し、「□」の文
字データが選択されていないことを示している。
【0245】そして、表示領域522には、建物調整結
果における機能性に対する評価項目であることを示す
「機能性」の文字データが表示されている。また、表示
領域522には、建物調査結果の評価項目「機能性」
がさらに分類された評価項目を示す「構成要素」の文字
データが表示されている。そして、この「構成要素」の
文字データの下の欄に、「機能性」がさらに分類された
評価項目として、「貸室 レンタブル比」,「最小区分
面積」,「天井高」,「床荷重」,「照度」,「OA化
対応」,「駐車台数」,「ELV台数」,「電気容
量」,「空調容量」,「省エネルギー対応」及び「防犯
システム」の文字データが表示されている。また、表示
領域522には、上記分類された評価項目の実際のデー
タと、各評価項目の評価データとが示される欄であるこ
とを示す「評価内容」の文字データが表示されている。
【0246】例えば、表示領域522には、「構成要
素」の項目「貸室 レンタブル比」に対して、「評価内
容」が「65.5% 中程度の水準です。」の文字デ
ータが表示されている。すなわち、レンタブル比が「6
5.5%」であり、評価ランクとして「中程度」である
ことを示している。以下、同様に、表示領域522に
は、「構成要素」の項目「最小区分面積」に対して、
「評価内容」が「199.42m2 中規模以上のテナ
ントが対象となります。」の文字データが表示されてい
る。
【0247】また、同様に、表示領域522には、
「構成要素」の項目「天井高」に対して、「評価内容」
が「2,500mm 中程度の水準です。」の文字デ
ータが表示されている。同様に、表示領域522には、
「構成要素」の項目「床荷重」に対して、「評価内容」
が「300kg/m2 中程度の水準です。」の文字
データが表示されている。
【0248】さらに、同様に、表示領域522には、
「構成要素」の項目「照度」に対して、「評価内容」が
「750lx(ルクス) 高い水準にあります。」の
文字データが表示されている。同様に、表示領域522
には、 「構成要素」の項目「OA化対応」に対して、
「評価内容」が「3WAYセルラダクト+フロアダク
ト」の文字データが表示されている。
【0249】また、同様に、表示領域522には、「構
成要素」の項目「駐車台数」に対して、「評価内容」が
「12台 駐車場条例で必要な台数の1.2倍で
す。」の文字データが表示されている。同様に、表示領
域522には、 「構成要素」の項目「ELV台数」に
対して、「評価内容」が「3基 十分な台数です。」
の文字データが表示されている。
【0250】さらに、同様に、表示領域522には、
「構成要素」の項目「電気容量」に対して、「評価内
容」が「206VA/m2 十分な水準です。」の文
字データが表示されている。同様に、表示領域522に
は、 「構成要素」の項目「空調容量」に対して、「評
価内容」が「137kcal/hm2 十分な水準で
す。」の文字データが表示されている。
【0251】また、同様に、表示領域522には、「構
成要素」の項目「省エネルギー対応」に対して、「評価
内容」が「蓄熱槽による夜間運転制御」の文字データが
表示されている。同様に、表示領域522には、 「構
成要素」の項目「防犯システム」に対して、「評価内
容」が「鍵管理システム」の文字データが表示されてい
る。
【0252】また、表示領域13には、鑑定グループ
(R機関1)を構成する「査定グループ 不動産鑑定士
一級建築士 宅地建物取引主任者 弁護士 司法書士
公認会計士 税理士 再開発プランナー 土地家屋調
査士 不動産コンサルティング技能登録者」の文字デー
タが表示されている。この表示領域13には、不動産を
評価する担当者が示されている。たとえば対応する不動
産を鑑定した担当者を示すため、鑑定した担当者の「一
級建築士」、「宅地建物取引主任者」および「不動産コ
ンサルティング技能登録者」の表示領域は、「黄色」の
背景に黒抜きの担当者を示す文字が示されている。ま
た、表示領域13において鑑定していない査定グループ
のメンバーは、「青色」の背景に白抜きの担当者を示す
文字が示されている。
【0253】次に、消費者3がマウス10dにより、図
4における表示領域54をクリックすると、パーソナル
コンピュータ10は、入力された評価データの中から、
項目として「建物評価結果」の評価データを、表示画
面11aに図26に示す画像データの形態で表示する。
【0254】表示領域530には、この画面が建物評価
結果の評価データの項目であることを示す、「建物評
価結果」の文字データが表示されている。また、表示
領域531には、この「建物評価結果」が建築物の耐
久性を示す評価項目であることを示す「耐久性」の文字
データが表示されている。
【0255】次に、表示領域532には、この「耐久
性」における耐震性の評価項目が表示されていることを
示す「耐震性能」の文字データが表示されている。この
表示領域532には、耐震性能の評価項目として、「構
造 □S □RC■SRC」,「構造図、計算書 ■有
り □無し」,「新耐震基準以降の着工■昭和56年6
月1日以降の着工 □昭和56年6月1日以前の着
工」,「被災履歴 □有り ■無し」,「大規模な増改
築 □有り ■無し」,「敷地状況□がけ地 ■平坦
地」,「耐震診断、補強の実施 ■有り □無し」の文
字データが表示されている。ここで、上記項目におい
て、「■」の文字データが選択されている状態を示し、
「□」の文字データが選択されていないことを示してい
る。
【0256】そして、表示領域532には、上記耐震性
における「構造」,「構造図、計算書」,「新耐震基準
以降の着工」,「被災履歴」,「大規模な増改築」,
「敷地状況」,「耐震診断、補強の実施」の各評価項目
の選択状態に基づき、「診断結果」の表示に対応した診
断結果が表示される。例えば、上述のような各評価項目
の選択状態とすれば、「安全と思われます」が診断結果
として、消費者3に示される。
【0257】このように、表示領域532には、「安全
と思われます」,「詳細な診断が必要です」,「大地震
時、倒壊の危険があります」の文字データのいずれかが
選択される。この診断結果は、「安全と思われます」,
「詳細な診断が必要です」,「大地震時、倒壊の危険が
あります」の文字データを囲む枠が、対応する診断結果
を示す文字データの枠のみ太く表示されることで表現さ
れる。ここで、枠の色を変えても、文字データが表示さ
れるようにしても、選択された文字データが明確に判断
できれば、どのような形態でもかまわない。
【0258】次に、表示領域533には、この「耐久
性」における管理の評価項目が表示されていることを示
す「管理」の文字データが表示されている。この表示領
域533には、管理の評価項目として、「管理会社
(株)〇〇管理サービス」,「日常点検報告書 ■有り
□無し」,「管理体制 ■常駐 □巡回」,「定期点検
報告書 ■有り □無し」,「貸方基準 □有り ■無
し」,「法定点検報告書 ■有り □無し」の文字デー
タが表示されている。ここで、上記項目において、
「■」の文字データが選択されている状態を示し、
「□」の文字データが選択されていないことを示してい
る。
【0259】次に、表示領域534には、この「耐久
性」における劣化度の状況の評価項目が表示されている
ことを示す「劣化度の状況」の文字データが表示されて
いる。また、表示領域534には、評価項目「劣化度の
状況」のさらに分類された評価項目として、「構成要
素」の文字データの下の欄に構成要素「建築」及び構成
要素「設備」の文字データが表示されている。そして、
表示領域534には、上記の分類された評価項目「建
築」をさらに分類して、構成要素「建築」の項目が「屋
根、屋上」,「外部仕上げ」,「内部仕上げ」,「外
構」及び「付帯設備」に分類されていることが表示され
ている。
【0260】同様に、表示領域534には、上記の分類
された評価項目「設備」をさらに分類して、構成要素
「設備」の項目が「電気設備」,「給排水衛生設備」,
「空気調和設備」,「防災設備」及び「中央監視制御設
備」に分類されていることが、文字データにより表示さ
れている。
【0261】そして、表示領域534には、上記各評価
項目の構成要素に対応して、診断結果が表示される欄を
示す「診断結果」、及び修繕に係る概算の費用が表示さ
れる欄を示す「概算修繕費」の文字データが表示され
る。以下の文字データの表示は、対応する上記欄に行わ
れる。例えば、表示領域534には、このオフィスビル
の評価として、評価項目「建築」の「屋根、屋上」に対
する「診断結果」として、「防水工事の全面補修が必要
です」の文字データが表示され、「概算修繕費」として
「500万円」の文字データが表示されている。同様
に、表示領域534には、このオフィスビルの評価とし
て、評価項目「建築」の「外部仕上げ」に対する「診断
結果」として、「外階段の塗装、タイル補修が必要で
す」の文字データが表示され、「概算修繕費」として
「100万円」の文字データが表示されている。
【0262】また、表示領域534には、このオフィス
ビルの評価として、評価項目「建築」の「内部仕上げ」
に対する「診断結果」として、「賃室、共用部共、仕上
げ材の補修及び交換が部分的に必要です」の文字データ
が表示され、「概算修繕費」として「200万円」の文
字データが表示されている。さらに、表示領域534に
は、このオフィスビルの評価として、評価項目「建築」
の「外構」に対する「診断結果」として、「問題なし」
の文字データが表示され、「概算修繕費」として「0万
円」の文字データが表示されている。加えて、表示領域
534には、このオフィスビルの評価として、評価項目
「建築」の「付帯設備」に対する「診断結果」として、
「問題なし」の文字データが表示され、「概算修繕費」
として「0万円」の文字データが表示されている。
【0263】また、表示領域534には、このオフィス
ビルの評価として、評価項目「設備」の「電気設備」に
対する「診断結果」として、「問題なし」の文字データ
が表示され、「概算修繕費」として「0万円」の文字デ
ータが表示されている。さらに、表示領域534には、
このオフィスビルの評価として、評価項目「設備」の
「給排水衛生設備」に対する「診断結果」として、「問
題なし」の文字データが表示され、「概算修繕費」とし
て「0万円」の文字データが表示されている。加えて、
表示領域534には、このオフィスビルの評価として、
評価項目「設備」の「空気調和設備」に対する「診断結
果」として、「5階系統空調機用ファンの取替が必要で
す」の文字データが表示され、「概算修繕費」として
「50万円」の文字データが表示されている。
【0264】また、表示領域534には、このオフィス
ビルの評価として、評価項目「設備」の「防災設備」に
対する「診断結果」として、「問題なし」の文字データ
が表示され、「概算修繕費」として「0万円」の文字デ
ータが表示されている。さらに、表示領域534には、
このオフィスビルの評価として、評価項目「設備」の
「中央監視制御設備」に対する「診断結果」として、
「問題なし」の文字データが表示され、「概算修繕費」
として「50万円」の文字データが表示されている。
【0265】また、表示領域534には、診断結果の欄
の下に、上記評価項目の評価結果に基づく、「概算修繕
費」の計算(見積もり)における注意書きとして、
「[見積条件] ・提出単価は〇〇年度「建築施工単
価」に基づいた材工単価を用いており、解体除去費、処
理費、仮設、諸経費、下請経費、運搬費等は考慮してい
ない。 ・別紙調査表及び問診表により、運転、調査
の出来なかった機器、器具等については、一切問題なし
とし、本工事に含まない。」の文字データが表示されて
いる。
【0266】また、表示領域13には、鑑定グループ
(R機関1)を構成する「査定グループ 不動産鑑定士
一級建築士 宅地建物取引主任者 弁護士 司法書士
公認会計士 税理士 再開発プランナー 土地家屋調
査士 不動産コンサルティング技能登録者」の文字デー
タが表示されている。この表示領域13には、不動産を
評価する担当者が示されている。たとえば対応する不動
産を鑑定した担当者を示すため、鑑定した担当者の「一
級建築士」、「宅地建物取引主任者」および「不動産コ
ンサルティング技能登録者」の表示領域は、「黄色」の
背景に黒抜きの担当者を示す文字が示されている。ま
た、表示領域13において鑑定していない査定グループ
のメンバーは、「青色」の背景に白抜きの担当者を示す
文字が示されている。
【0267】次に、消費者3がマウス10dにより、図
26における表示領域534をクリックすると、パーソ
ナルコンピュータ10は、入力された評価データの中か
ら、項目として「建物調査結果」の評価の結果、補修
が必要と判定された部分を示す画像データを、表示画面
11aに図27に示す画像データの形態で表示する。表
示領域540には、この画面が建物調査結果の補修が
必要な部分の画像データであることを示す、「劣化度診
断項目及び補修箇所」の文字データが表示される。
【0268】また、表示領域541には、「劣化度診断
項目」のなかの評価項目として「建築」の文字データが
表示されている。その下の、表示領域542には、評価
項目「建築」のさらなる分類しての評価項目として、
「屋根・屋上」の文字データが表示され、この屋根・屋
上の評価される詳細な項目として「防水 パラペット
金物類等」の文字データが表示されている。
【0269】また、表示領域543には、評価項目「建
築」のさらなる分類しての評価項目として、「外部仕
上」の文字データが表示され、この外部仕上の評価され
る詳細な項目として「外壁仕上 開口部 バルコニー
外部階段 金物類等」の文字データが表示されている。
さらに、表示領域544には、評価項目「建築」のさら
なる分類しての評価項目として、「内部仕上」の文字デ
ータが表示され、この内部仕上の評価される詳細な項目
として「床仕上 壁仕上 天井仕上 建具等」の文字デ
ータが表示されている。
【0270】また、表示領域545には、評価項目「建
築」のさらなる分類しての評価項目として、「外構」の
文字データが表示され、この外構の評価される詳細な項
目として「門、堀 舗装 植裁 排水ます等」の文字デ
ータが表示されている。さらに、表示領域546には、
評価項目「建築」のさらなる分類しての評価項目とし
て、「建築付帯設備」の文字データが表示され、この建
築付帯設備の評価される詳細な項目として「ELV 機
械駐車場 エスカレータ等」の文字データが表示されて
いる。
【0271】また、表示領域551には、「劣化度診断
項目」のなかの評価項目として「設備」の文字データが
表示されている。その下の、表示領域552には、評価
項目「設備」のさらなる分類しての評価項目として、
「電気設備」の文字データが表示され、この電気設備の
評価される詳細な項目として「受変電設備 照明設備
自家発電設備 動力設備 蓄電池設備 通信設備」の文
字データが表示されている。
【0272】また、表示領域553には、評価項目「設
備」のさらなる分類しての評価項目として、「給排水衛
生設備」の文字データが表示され、この給排水衛生設備
の評価される詳細な項目として「給水設備 衛生器具設
備 給湯設備 排水設備」の文字データが表示されてい
る。さらに、表示領域554には、評価項目「設備」の
さらなる分類しての評価項目として、「空調調和設備」
の文字データが表示され、この空調調和設備の評価され
る詳細な項目として「熱源設備 自動制御 空調機器設
備 換気設備」の文字データが表示されている。
【0273】また、表示領域555には、評価項目「設
備」のさらなる分類しての評価項目として、「防災設
備」の文字データが表示され、この防災設備の評価され
る詳細な項目として「警報設備 避雷設備 消火設備
避難設備」の文字データが表示されている。さらに、表
示領域556には、評価項目「設備」のさらなる分類し
ての評価項目として、「中央監視制御設備」の文字デー
タが表示され、この中央監視制御設備の評価される詳細
な項目として「監視制御盤等」の文字データが表示され
ている。
【0274】そして、表示領域550には、表示領域5
34の各評価項目において、「補修が必要な箇所」にな
った評価項目に対応する建築物の箇所を、この建築物の
概念図上に、の符号の付いた丸印で囲んでマー
クを付けることにより、消費者3にビジュアルに、「補
修が必要な箇所」を知らせるようになっている。ここ
で、表示領域550には、評価項目「屋根・屋上」に対
する評価において、「防水工事の全面補修が必要です」
と、「補修が必要な箇所」として指摘された部分が、
「」の文字データとして表示される。また、表示領域
550には、評価項目「外部仕上」に対する評価におい
て、「外階段の塗装、タイル補修が必要です」と、「補
修が必要な箇所」として指摘された部分が、「」の文
字データとして表示される。
【0275】また、表示領域550には、評価項目「外
部仕上」に対する評価において、「賃室、共用部共、仕
上げ材の補修及び交換が必要です」と、「補修が必要な
箇所」として指摘された部分が、「」の文字データと
して表示される。さらに、表示領域550には、評価項
目「外部仕上」に対する評価において、「5階系統空調
機用ファンの取替が必要です」と、「補修が必要な箇
所」として指摘された部分が、「」の文字データとし
て表示される。
【0276】また、表示領域13には、鑑定グループ
(R機関1)を構成する「査定グループ 不動産鑑定士
一級建築士 宅地建物取引主任者 弁護士 司法書士
公認会計士 税理士 再開発プランナー 土地家屋調
査士 不動産コンサルティング技能登録者」の文字デー
タが表示されている。この表示領域13には、不動産を
評価する担当者が示されている。たとえば対応する不動
産を鑑定した担当者を示すため、鑑定した担当者の「一
級建築士」、「宅地建物取引主任者」および「不動産コ
ンサルティング技能登録者」の表示領域は、「黄色」の
背景に黒抜きの担当者を示す文字が示されている。ま
た、表示領域13において鑑定していない査定グループ
のメンバーは、「青色」の背景に白抜きの担当者を示す
文字が示されている。
【0277】次に、消費者3がマウス10dにより、図
27における表示領域550をクリックすると、パーソ
ナルコンピュータ10は、入力された評価データの中か
ら、項目として「建物調査結果」の評価の結果、補修
が必要と判定された部分の写真の画像データを、表示画
面11aに図28に示す画像データの形態で表示する。
表示領域260には、この画面が建物調査結果の補修
が必要な部分の画像データであることを示す、「補修必
要箇所写真」の文字が表示されている。
【0278】また、表示領域561には、「補修が必要
な箇所」として「防水工事の全面補修が必要です」と
指摘された、評価項目「屋根・屋上」に対応した「屋
上PH下ひび割れ」の部分の写真の画像データが表示さ
れる。さらに、表示領域562には、「補修が必要な箇
所」として「外階段の塗装、タイル補修が必要です」
と指摘された、評価項目「外部仕上」に対応した「1
F外壁タイル、エフロ」の部分の写真の画像データが表
示される。
【0279】また、表示領域563には、「補修が必要
な箇所」として「貸室、共用部分、仕上げ材の補修及
び交換が部分的に必要です」と指摘された、評価項目
「内部仕上げ」に対応した「地下駐車場壁クラック」
の部分の写真の画像データが表示される。さらに、表示
領域564には、「補修が必要な箇所」として「5階
系統空調機用ファンの取替」と指摘された、評価項目
「空調設備」に対応した「空調機用ファン」の部分の
写真の画像データが表示される。
【0280】また、表示領域13には、鑑定グループ
(R機関1)を構成する「査定グループ 不動産鑑定士
一級建築士 宅地建物取引主任者 弁護士 司法書士
公認会計士 税理士 再開発プランナー 土地家屋調
査士 不動産コンサルティング技能登録者」の文字デー
タが表示されている。この表示領域13には、不動産を
評価する担当者が示されている。たとえば対応する不動
産を鑑定した担当者を示すため、鑑定した担当者の「一
級建築士」、「宅地建物取引主任者」および「不動産コ
ンサルティング技能登録者」の表示領域は、「黄色」の
背景に黒抜きの担当者を示す文字が示されている。ま
た、表示領域13において鑑定していない査定グループ
のメンバーは、「青色」の背景に白抜きの担当者を示す
文字が示されている。
【0281】
【発明の効果】本発明によれば、不動産に関する情報を
一元管理する不動産データベースを有する不動産データ
統合センターに設置され、管理される不動産毎に、この
不動産の位置する住所情報を付与し、この住所情報を検
索項目として、不動産の建築物に関する情報の管理を行
うようにした不動産情報管理システムであって、不動産
に関する前記各情報を一元管理する前記不動産データベ
ースへ登録する物件情報登録手段と、この物件情報登録
手段により登録した前記各情報を管理する物件情報管理
手段と、前記不動産データベースに少なくとも宅地建物
取引主任者による重要事項の説明を含む内容のデータで
ある不動産一次情報を入力する第一の入力手段と、少な
くとも不動産鑑定士、一級建築士、宅地建物取引主任
者、弁護士、司法書士、公認会計士、税理士、土地家屋
調査士、再開発プランナー、不動産コンサルティング技
能登録者を含む一セットの鑑定士グループによる不動産
評価の内容を前記不動産データベースに入力する第二の
入力手段と、前記物件情報登録手段により登録された不
動産の建築物の状態のデータに基づき、この不動産に対
して、第二の評価手段の行った評価項目における、評価
基準値に対する評価データを管理する評価演算手段と、
前記評価データに対応して前記不動産に関連する留意す
べき情報および売買条件として提示するべき情報を前記
不動産データベースから探索するデータ探索手段と、前
記各情報の評価が前記鑑定士グループのいずれにより行
われたかを示す評価者データをこの情報に対応して記憶
する評価者データ記憶手段と、前記不動産のデータ、こ
の不動産の各情報、前記評価結果のデータ、評価者デー
タおよび対応策のデータを不動産業者及び消費者へ提供
する提供手段と、前記不動産のデータ、この不動産の各
情報、前記評価結果のデータ、評価者データおよび対応
策のデータを画像データへ変換し、得られた各々の画像
データを重ね合わせて画面表示する表示手段と、前記不
動産の売買に関する物件取引情報の保管および管理を行
う保管手段と、不動産業者から所定の地域内の不動産申
込情報を更新する更新手段と、不動産業者および消費者
からの要求により前記不動産データベースにおける前記
各情報の検索を行う検索手段と、前記不動産申込情報お
よび前記物件取引情報を編集する編集手段と、前記不動
産データセンターから不動産業者および消費者へ不動産
情報を送信する送信手段とを具備するため、利用者およ
び不動産業者は、必要とする不動産物件の劣化状態など
の項目に対する評価データが、複数の専門家の評価に基
づいて得られるので、実際の劣化状態の評価データ又は
修繕費用の見積もりなどが、安定した形態で得ることが
可能となる効果がある。
【0282】本発明によれば、前記第一の入力手段は、
不動産の評価に必要な項目についての情報を保有する政
府、地方公共団体等の団体と、これらの団体が保有する
情報の一部の項目についての保有する不動産業者等の団
体とが存在する第一の施設に設置され、前記第二の入力
手段は、前記不動産業者等の団体から供給された情報に
所定の情報を付加して、前記政府、地方公共団体等が保
有する項目の全てについての情報を不動産二次情報とし
て出力する、不動産鑑定士、一級建築士、宅地建物取引
主任者、司法書士、土地家屋調査士、公認会計士、税理
士、弁護士、再開発プランナー、不動産コンサルティン
グ技能登録者の少なくともいずれかから構成されたR機
関が存在する第二の施設に設置され、前記第一の入力手
段と前記第二の入力手段との間で情報の伝達を行う情報
伝達手段を具備するため、不動産(建築物)評価を行う
ための不動産データに付加価値を持たせ、各関係機関に
バラバラに分散していた所定の地域の不動産(建築物)
の評価データの一元管理が行える効果がある。
【0283】本発明によれば、前記建築物の状態のデー
タが、少なくとも、建築物の建築された土地の都市規制
のデータ,建築物の概要,建築物の管理状況,建物の履
歴及び建築物の耐久性のデータから構成されるため、査
定グループ(鑑定グループ)により、検索要求のあった
建築物に対する、構造・耐久性等の各評価項目に対する
詳細な評価データを得ることが出来る効果がある。
【0284】本発明によれば、前記提供手段により提供
される前記不動産のデータ、この不動産の各情報、前記
評価結果のデータ、評価者データおよび対応策のデータ
は、ビジュアルに確認可能なカラー階調データを有する
画像データであるため、どの分野の評価者が対応する不
動産物件の評価を行ったかどうかがビジュアルのに確認
でき、かつ不動産物件の不動産物件の評価において各目
的別の開発計画が画像でパーソナルコンピュータにおい
て確認できるため、ビジュアルに実際の利用状態が把握
できる効果がある。
【0285】本発明によれば、前記送信手段は、暗号化
し、制御コードが付加されたデータ形式で送信されるた
め、関係者以外に不動産データは取得できないので、不
動産データが悪用される危険性が少なくなる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による不動産情報管理シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明に用いられるパーソナルコンピュータ
のCRT画面を示す図である。
【図3】 建築物調査の結果のうち、機能性の評価軸に
おける評価結果(貸室及び共用設備等の内容)をまとめ
たデータを示すテーブルである。
【図4】 不動産データ統合センターCに対する検索ソ
フトを起動したとき、パーソナルコンピュータ10によ
り表示画面11aに表示される表示画像を示す図であ
る。
【図5】 不動産データベースDBにおいて検索された
評価データが、表示画面11aに表示されるときの画像
データを示す図である。
【図6】 不動産データベースDBにおいて検索された
評価データが、表示画面11aに表示されるときの画像
データを示す図である。
【図7】 不動産データベースDBにおいて検索された
評価データが、表示画面11aに表示されるときの画像
データを示す図である。
【図8】 不動産データベースDBにおいて検索された
評価データが、表示画面11aに表示されるときの画像
データを示す図である。
【図9】 不動産データベースDBにおいて検索された
評価データが、表示画面11aに表示されるときの画像
データを示す図である。
【図10】 不動産データベースDBにおいて検索され
た評価データが、表示画面11aに表示されるときの画
像データを示す図である。
【図11】 不動産データベースDBにおいて検索され
た評価データが、表示画面11aに表示されるときの画
像データを示す図である。
【図12】 不動産データベースDBにおいて検索され
た評価データが、表示画面11aに表示されるときの画
像データを示す図である。
【図13】 不動産データベースDBにおいて検索され
た評価データが、表示画面11aに表示されるときの画
像データを示す図である。
【図14】 不動産データベースDBにおいて検索され
た評価データが、表示画面11aに表示されるときの画
像データを示す図である。
【図15】 不動産データベースDBにおいて検索され
た評価データが、表示画面11aに表示されるときの画
像データを示す図である。
【図16】 不動産データベースDBにおいて検索され
た評価データが、表示画面11aに表示されるときの画
像データを示す図である。
【図17】 不動産データベースDBにおいて検索され
た評価データが、表示画面11aに表示されるときの画
像データを示す図である。
【図18】 不動産データベースDBにおいて検索され
た評価データが、表示画面11aに表示されるときの画
像データを示す図である。
【図19】 不動産データベースDBにおいて検索され
た評価データが、表示画面11aに表示されるときの画
像データを示す。
【図20】 不動産データベースDBにおいて検索され
た評価データが、表示画面11aに表示されるときの画
像データを示す。
【図21】 不動産データベースDBにおいて検索され
た評価データが、表示画面11aに表示されるときの画
像データを示す図である。
【図22】 不動産データベースDBにおいて検索され
た評価データが、表示画面11aに表示されるときの画
像データを示す図である。
【図23】 不動産データベースDBにおいて検索され
た評価データが、表示画面11aに表示されるときの画
像データを示す図である。
【図24】 不動産データベースDBにおいて検索され
た評価データが、表示画面11aに表示されるときの画
像データを示す図である。
【図25】 不動産データベースDBにおいて検索され
た評価データが、表示画面11aに表示されるときの画
像データを示す図である。
【図26】 不動産データベースDBにおいて検索され
た評価データが、表示画面11aに表示されるときの画
像データを示す図である。
【図27】 不動産データベースDBにおいて検索され
た評価データが、表示画面11aに表示されるときの画
像データを示す図である。
【図28】 不動産データベースDBにおいて検索され
た評価データが、表示画面11aに表示されるときの画
像データを示す図である。
【符号の説明】
1 R機関 2 不動産業者 3 消費者 4 CPU 5 入出力装置 10 パーソナルコンピュータ 10a カードリーダ 10b パーソナルコンピュータ本体 10c キーボード 10d マウス 11 CRT(表示管) C 不動産データ統合センター DB 不動産データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 AA05 AA06 BB11 CC44 DD01 DD05 EE05 FF03 FF09 GG02 GG03 GG04 GG07 GG10 5B075 KK34 KK35 KK43 KK54 ND03 ND06 ND12 NK02 PP02 PP12 PP13 PP22 PQ02 PQ16 PQ20 UU40

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不動産に関する情報を一元管理する不動
    産データベースを有する不動産データ統合センターに設
    置され、 管理される不動産毎に、この不動産の位置する住所情報
    を付与し、この住所情報を検索項目として、不動産の建
    築物に関する情報の管理を行うようにした不動産情報管
    理システムであって、 不動産に関する前記各情報を一元管理する前記不動産デ
    ータベースへ登録する物件情報登録手段と、 この物件情報登録手段により登録した前記各情報を管理
    する物件情報管理手段と、 前記不動産データベースに少なくとも宅地建物取引主任
    者による重要事項の説明を含む内容のデータである不動
    産一次情報を入力する第一の入力手段と、 少なくとも不動産鑑定士、一級建築士、宅地建物取引主
    任者、弁護士、司法書士、公認会計士、税理士、土地家
    屋調査士、再開発プランナー、不動産コンサルティング
    技能登録者を含む一セットの鑑定士グループによる不動
    産評価の内容を前記不動産データベースに入力する第二
    の入力手段と、 前記物件情報登録手段により登録された不動産の建築物
    の状態のデータに基づき、この不動産に対して、第二の
    評価手段の行った評価項目における、評価基準値に対す
    る評価データを管理する評価演算手段と、 前記評価データに対応して前記不動産に関連する留意す
    べき情報および売買条件として提示するべき情報を前記
    不動産データベースから探索するデータ探索手段と、 前記各情報の評価が前記鑑定士グループのいずれにより
    行われたかを示す評価者データをこの情報に対応して記
    憶する評価者データ記憶手段と、 前記不動産のデータ、この不動産の各情報、前記評価結
    果のデータ、評価者データおよび対応策のデータを不動
    産業者及び消費者へ提供する提供手段と、 前記不動産のデータ、この不動産の各情報、前記評価結
    果のデータ、評価者データおよび対応策のデータを画像
    データへ変換し、得られた各々の画像データを重ね合わ
    せて画面表示する表示手段と、 前記不動産の売買に関する物件取引情報の保管および管
    理を行う保管手段と、 不動産業者から所定の地域内の不動産申込情報を更新す
    る更新手段と、 不動産業者および消費者からの要求により前記不動産デ
    ータベースにおける前記各情報の検索を行う検索手段
    と、 前記不動産申込情報および前記物件取引情報を編集する
    編集手段と、 前記不動産データセンターから不動産業者および消費者
    へ不動産情報を送信する送信手段とを具備することを特
    徴とする不動産情報管理システム。
  2. 【請求項2】 前記第一の入力手段は、不動産の評価に
    必要な項目についての情報を保有する政府、地方公共団
    体等の団体と、これらの団体が保有する情報の一部の項
    目についての保有する不動産業者等の団体とが存在する
    第一の施設に設置され、 前記第二の入力手段は、前記不動産業者等の団体から供
    給された情報に所定の情報を付加して、前記政府、地方
    公共団体等が保有する項目の全てについての情報を不動
    産二次情報として出力する、不動産鑑定士、一級建築
    士、宅地建物取引主任者、司法書士、土地家屋調査士、
    公認会計士、税理士、弁護士、再開発プランナー、不動
    産コンサルティング技能登録者の少なくともいずれかか
    ら構成されたR機関が存在する第二の施設に設置され、 前記第一の入力手段と前記第二の入力手段との間で情報
    の伝達を行う情報伝達手段を具備することを特徴とする
    請求項1記載の不動産情報管理システム。
  3. 【請求項3】 前記建築物の状態のデータが、少なくと
    も、建築物の建築された土地の都市規制のデータ,建築
    物の概要,建築物の管理状況,建物の履歴及び建築物の
    耐久性のデータから構成されることを特徴とする請求項
    1または請求項2記載の不動産情報管理システム。
  4. 【請求項4】 前記提供手段により提供される前記不動
    産のデータ、この不動産の各情報、前記評価結果のデー
    タ、評価者データおよび対応策のデータは、ビジュアル
    に確認可能なカラー階調データを有する画像データであ
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか
    に記載の不動産情報管理システム。
  5. 【請求項5】 前記情報が所定の時間毎に時系列に前記
    物件情報管理手段に記憶されることを特徴とする請求項
    1ないし請求項4記載の不動産情報管理システム。
  6. 【請求項6】 前記情報伝達手段における情報伝達の一
    部が通信衛星を介して行われることを特徴とする請求項
    1ないし請求項5いずれかに記載の不動産情報管理シス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記提供手段が前記不動産一次情報およ
    び前記不動産二次情報を前記第二の不動産データベース
    から抽出し、この抽出された不動産物件情報を前記送信
    手段により、不動産業者および消費者へ転送することを
    特徴とする請求項1ないし請求項6いずれかに記載の不
    動産情報管理システム。
  8. 【請求項8】 前記送信手段は、暗号化し、制御コード
    が付加されたデータ形式で送信されることを特徴とする
    請求項7記載の不動産情報管理システム。
  9. 【請求項9】 前記保管手段が、不動産業者により取引
    された不動産物件の取引情報を、各地域の不動産データ
    統合センターより収集し、保管および管理を行うことを
    特徴とする請求項1ないし請求項8いずれかに記載の不
    動産情報管理システム。
  10. 【請求項10】 前記更新手段が、前記不動産データベ
    ース内の前記不動産業者の物件の購入申し込み情報の更
    新を行うことを特徴とする請求項1ないし請求項9いず
    れかに記載の不動産情報管理システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003044568A (ja) * 2001-07-31 2003-02-14 Daiwa House Ind Co Ltd 建物の評価システム,装置,方法,プログラム並びに記録媒体
JP2012178072A (ja) * 2011-02-28 2012-09-13 Hokusatsu Forest Biomass Kumiai Co Ltd 森林整備レンタルシステム

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