JP2003058615A - 建物の保守管理システム - Google Patents
建物の保守管理システムInfo
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
って質の高い建物の保守管理を行うことができる建物の
保守管理システムの提供。 【解決手段】 記憶装置と、演算処理装置と、入力装置
と、出力装置とを備えている。前記記憶装置は、建物に
用いられる建築部材及び設備機器の保守情報が登録され
る保守情報データベースと、個々の建物の仕様情報、設
計情報及び居住者情報を含む物件情報が登録される物件
情報データベースとを有し、前記演算処理装置は、前記
保守情報データベースに登録された前記保守情報から前
記物件情報データベースに登録された前記個々の建物に
用いられた建築部材及び設備機器に対応する情報を抽出
し該個々の建物の保守計画を作成する保守計画管理部
と、前記物件情報に基づいて該個々の建物のリフォーム
計画を作成するリフォーム計画管理部と、前記保守計画
又は前記リフォーム計画を前記出力装置に出力する出力
部とを有している。
Description
の高い建物の保守管理を行うことができる建物の保守管
理システムに関する。
維持管理システムに関する従来技術としては、例えば、
特開2001−159190号公報に記載の技術が知ら
れている。この技術は、基本躯体、外装部材及び埋設設
備部材に区分され、基本躯体の耐用年数を基準として外
装部材及び埋設設備部材の耐用年数が基本躯体の耐用年
数の整数分の1で、且つ下位の耐用年数が上位の耐用年
数全てに対して整数分の1となるように合理的に設計さ
れた建物について、その保守計画表を各区分毎に一覧と
して出力するようにしたものである。
合理的(画一的)に設計された建物には適用できるが、
それ以外の建物には適用できなかった。また、この従来
技術では、建築当初の保守計画どおりの保守管理しか行
えないため、保守対象となる部材に交換等が生じた場合
に当初の計画通りの部材にしか交換できない等、長期間
に亘って質の高い建物の保守管理を行えるものではなか
った。また、居住者の構成変動やライフステージに応じ
たリフォームについては何等考慮されておらず、それに
応じた保守管理ができるものではなかった。
テージに応じ長期間に亘って質の高い建物の保守管理を
行うことができる建物の保守管理システムを提供するこ
とにある。
演算処理装置と、入力装置と、出力装置とを備えた建物
の保守管理システムであって、前記記憶装置は、建物に
用いられる建築部材及び設備機器の保守情報が登録され
る保守情報データベースと、個々の建物の仕様情報、設
計情報及び居住者情報を含む物件情報が登録される物件
情報データベースとを有し、前記演算処理装置は、前記
保守情報データベースに登録された前記保守情報から前
記物件情報データベースに登録された前記個々の建物に
用いられた建築部材及び設備機器に対応する情報を抽出
し該個々の建物の保守計画を作成する保守計画管理部
と、前記物件情報に基づいて該個々の建物のリフォーム
計画を作成するリフォーム計画管理部と、前記保守計画
又は前記リフォーム計画を前記出力装置に出力する出力
部とを有している建物の保守管理システムを提供するこ
とにより、前記目的を達成したものである。
施形態に基づいて図面を参照しながら説明する。
(以下、単に保守管理システムともいう。)の一実施形
態を示すものである。図において、符号10は保守管理
システムを示している。
は、記憶装置11と、演算処理装置12と、入力装置1
3と、出力装置14と、通信装置15とを備えている。
材及び設備機器の保守情報が登録される保守情報データ
ベース110と、個々の建物の物件情報が登録される物
件情報データベース111と、該個々の建物の履歴が登
録される履歴データベース112とを有している。記憶
装置11の記憶形式は特に限定されないが、固定ディス
クドライブ、又はCD−RW、FDD、MO等の読み書
き可能なリムーバブルディスク及びそのディスクドライ
ブを用いることができる。
物に用いられる建築部材及び設備機器の保守情報が登録
される。登録される保守情報には、建物に用いられる種
々の建築部材及び設備機器名(又は該建築部材及び設備
機器を特定するコード情報)、それらの施工方法に応じ
た保守(部品・本体交換、補修、調整、点検方法等)の
方法、保守間隔、保守費用、保守を行う者(施主、工務
店、メーカー等)等が挙げられる。
システムキッチンの保守情報を示したものである。図2
に示すように、設備機器の保守情報は、設備機器に応じ
てその部位、部品、詳細部品に区分され、さらに各詳細
部品毎に部品分類、保守間隔、必要に応じ保守の際の確
認事項等が備考内容として関連づけられて出力されてい
る。
は、予め前記保守情報データベース110に登録してお
く。また、保守管理システム10では、新規な建築部
材、設備機器に関する保守情報は、前記入力装置13か
ら直接演算処理装置12に入力するか又は当該保守情報
を記録した記録媒体から読み取って演算処理装置12に
入力することで、後述する保守情報管理部124によっ
て保守情報データベース110に随時登録されるように
なしてある。
々の建物の仕様情報、設計情報及び居住者情報を含む物
件情報が登録される。物件情報は、顧客情報、建築概要
情報、仕様情報、設計情報に区分される。顧客情報に
は、契約情報(契約者(顧客)コード、氏名、年齢、性
別、職業、引渡日)、居住者情報(居住者の構成、氏
名、年齢、性別、続柄、職業、趣味)、担当(営業、設
計、生産、内装、事後等)等が挙げられる。建築概要情
報には、敷地状況(敷地面積、用途地域、防火指定、建
蔽率、容積率、日陰制限、斜線制限、)、構造(構造、
構造形式、基礎、階数、最高高さ)、面積(建築面積、
述べ床面積、各階床面積)、土地所有、資金(住宅金融
公庫、年金)等が挙げられる。仕様情報には、外部・内
部仕上げ(各部位ごとの仕上げ材(建築部材)のメーカ
ー名、色、品番等)、設備機器仕様(各部位ごとの設備
機器のメーカー名、色、品番等)等が挙げられる。内部
仕上げには、基礎、外部給水、外部排水、外壁、軒天・
破風、屋根、給湯器等が挙げられる。外部仕上げには、
現作浴室、ユニットバス、洗面・洗濯用給水、洗面・洗
濯用排水、台所、手洗い・便所、床下木部、床組、壁、
柱、天井・小屋組等が挙げられる。設計情報には、竣工
図(平面図、立面図、構造図、設備図)、工事管理記録
などが挙げられる。
は、前記入力装置13による演算処理装置12への直接
入力、又は後述の通信装置15を介した演算処理装置1
2への入力のいずれの形態によっても入力することがで
きる。
保守計画に基づいて行われた保守(定期保守を含む)内
容及び後述のリフォーム計画に基づいて行われたリフォ
ームが履歴として登録される。履歴として登録される保
守・リフォーム内容には、保守・リフォーム年月日(又
は期間)、保守・リフォーム(部材・設備機器交換(部
品又は本体交換を含む)、補修、調整等)の方法、保守
回数、保守・リフォーム費用、担当者(施主、工務店、
アフターメンテナンス担当、メーカー等)等が挙げられ
る。履歴として登録される保守・リフォーム内容は、前
記入力装置13を通じて演算処理装置に直接入力される
か、又は前記通信装置15を通じて演算処理装置12に
入力され、後述の履歴管理部122で履歴データベース
112に登録される。履歴データベース112には、保
守・リフォーム計画に基づいて行われた保守・リフォー
ム内容の他、臨時訪問による保守内容、保守・リフォー
ム計画と異なる保守・リフォーム内容も履歴として登録
されるようになっている。
びリフォーム計画登録部114を有しており、後述の保
守計画管理部120及びリフォーム計画管理部121で
作成された保守計画及びリフォーム計画は前記物件情報
と関連づけられて登録されるようになっている。
0と、リフォーム計画管理部121と、履歴管理部12
2と、前記保守計画、前記リフォーム計画又は前記履歴
を前記出力装置14に出力する出力部123とを有して
いる。
報データベース110に登録された前記保守情報から前
記物件情報データベース111に登録された前記個々の
建物に用いられた前記建築部材及び前記設備機器に対応
する情報を抽出し該個々の建物の保守計画(建築部材及
び設備機器についての保守間隔毎の保守項目及び保守費
用の計画一覧)を作成する。保守計画管理部120は、
作成された保守計画を前記物件情報(例えば、顧客コー
ド等)に関連づけて前記保守計画登録部113に登録す
る一方、前記出力部123に出力する。
態に特に制限はないが、例えば、定期保守間隔は、部品
交換周期の最短周期に基づいて5年とし、保守項目は、
例えば、建築部材(外部、内部)に応じて分類するか又
は、建築部材(外部、内部)及び設備機器によらず、部
品・本体交換周期に基づいて、10年型、20年型、3
0年型等の項目に分類し、さらに建築部材及び設備機器
に応じて細分類することが好ましい。また、保守計画
は、保守項目に応じて、推奨項目、選択(オプション)
項目等に分類されていることが好ましい。
うな居住者の構成の変更、保守計画、リフォーム計画と
は異なる保守が行われる等して前記物件情報が修正され
た場合に応じ、その修正に伴って前記保守計画を修正し
得るようになしてある。
物件情報データベース111に登録された前記物件情報
に基づいて個々の建物のリフォーム計画を作成する。そ
して、リフォーム計画管理部は、作成されたリフォーム
計画を前記物件情報(例えば顧客コード等)に関連づけ
て前記リフォーム計画登録部113に登録する一方、前
記出力部123に出力する。
のうち、居住者の構成、年齢及び性別、趣味、及び定期
保守時のヒアリング内容に基づいてリフォーム計画が作
成される。リフォーム計画で作成されるリフォームの形
態は、特に限定されるものではないが、例えば、子供の
成長(進学)に伴う子供部屋の個室化(間仕切り施
工)、子供の別居に伴う余剰部屋のゲストルーム・ホビ
ールーム化、夫又は妻の定年後の介護生活用の改修、高
齢に伴うバリアフリー化が挙げられる。
ば、子供の誕生等によって居住者の構成に変動が生じた
場合等の前記物件情報の修正に伴って前記リフォーム計
画を修正し得るようになしてある。
づいて行われた保守内容を履歴として該保守計画又は前
記物件情報(例えば顧客コード)に関連づけて履歴デー
タベース112に登録する。保守管理システム10で
は、履歴管理部122は、臨時保守内容も保守計画又は
前記物件情報に関連づけて履歴として登録する。保守・
リフォーム内容が保守計画に基づいているか否かの判断
手法は特に限定されないが、保守管理システム10で
は、保守・履歴内容の登録を履歴管理部122におい
て、履歴として登録するに先だって、履歴管理部122
がその判断情報の入力を促す表示を出力部123を通じ
て出力装置15に出力し、前記入力装置13又は前記通
信装置15を通じて演算処理装置12に入力させること
で行われる。
13から入力される保守内容の他、後述の通信装置15
を介して演算処理装置12に入力される保守内容も前記
物件情報等に関連づけられて履歴データベース112に
登録されるようになっている。
0、リフォーム計画管理部121及び履歴管理部122
で作成された保守計画、リフォーム計画及び履歴を、所
定の形態に変換し、前記出力装置14に出力する。
装置12は、前記保守情報データベース111を管理す
る保守情報管理部124と、前記物件情報データベース
を管理する物件情報管理部125とを有している。
報データベース110への保守情報の登録、保守情報デ
ータベース110の修正及び保守情報データベース11
0からの特定の保守情報の削除を行う。
ータベース111への物件情報の登録、物件情報データ
ベース111に登録された物件情報の修正及び物件情報
データベース111からの特定の物件情報の削除を行
う。保守管理システム10では、物件情報管理部125
によるこれら物件情報の登録、修正、削除処理は、前記
入力装置13による入力又は前記通信装置15による物
件情報の受信により行うことができる。
マウス等の各種ポインティングデバイスを用いることが
できる。
イ、陰極管(CRT)ディスプレイ等の各種ディスプレ
イ装置、プロジェクト装置(プロジェクター)、種々の
印字形態のプリンタ等を用いることができる。
る何れの伝送形態の通信装置をも用いることができる。
通信装置15には、例えば、モデム、ターミナルアダプ
タ、ダイアルアップルーター、ネットワークアダプタ等
の通信装置、赤外線、シリアル(USB、RS232
C)、パラレル等の各種通信ポート等を用いることがで
きる。
サーバー(例えばウェブアプリケーションサーバー)、
外部のコンピュータシステム等の端末(図示せず)をク
ライアントとし、通信回線(例えばインターネット)を
介して前記通信装置15を通じて双方向にアクセスで
き、情報通信・制御が可能なように構築されていること
が好ましい。このように外部からのアクセスを可能にす
ることで、例えば、契約者又は居住者の端末から、一意
的な識別番号や暗証番号を入力させて、特定の物件情報
(例えば、居住者構成)に変更が生じた場合に、契約者
又は居住者側から物件情報を修正させることが可能にな
り、この修正に基づいて保守・リフォーム計画を修正で
きるようにすることができる。また、保守・リフォーム
対象となる建物から直接保守管理システム10にアクセ
スし、保守・リフォームの現場で保守・リフォーム計画
の閲覧(出力)、計画保守履歴登録、保守・リフォーム
計画の修正等が行えるようにすることができる。
ステムで構成される。保守管理システム10は、ハード
ウェアとして、演算処理装置(CPU)と、主記憶装置
と、補助記憶装置と、前記入力装置と、前記出力装置
と、前記通信装置と、これら各装置の間での制御信号又
はデーター等の送受信を担うバスとを備えている。前記
保守情報データベース110及び前記物件情報データベ
ース111は、補助記憶装置内に構築される。
ェアとして、基本ソフトウェアと、基本ソフトウェア上
で動作し基本ソフトウェア及びハードウェアと協働して
コンピュータシステムを保守管理システム10として機
能させる建物の保守管理ソフトウェアとを備えている。
基本ソフトウェア、建物保守管理ソフトウェアは、主記
憶装置又は補助記憶装置に保持される。
が、Windows(登録商標)、UNIX(登録商
標)、LINUX(登録商標)等の市販のものを用いる
ことができる。保守管理ソフトウェアは、例えば後述す
るフローチャート(図参照)に従って、コンピュータシ
ステムを動作させるものであり、所定の言語で所定のコ
ード記述がなされているものである。
の動作を図3、5に示すフローチャートに基づいて説明
する。保守管理システム10の動作は、建物の契約から
引渡までの保守管理開始前の動作と、引渡後の保守管理
開始後の動作とに大別される。保守管理システム10で
は、予め、前記保守情報を前記保守情報データベース1
10に登録しておく。
を促す表示が出力装置14において出力される。そし
て、物件情報が入力されると、ステップS1において、
前記物件情報データベース111に新規登録される。物
件情報の新規登録は、前記物件情報を前記入力装置13
で直接演算処理装置12に入力するか又は前記通信装置
15を介して当該物件情報を記録した記録媒体から読み
取って演算処理装置12に入力する。入力された物件情
報は、ステップS2において、物件情報管理部125に
よって物件情報データベース111に新規登録される。
ップS2において、新規登録された物件情報に基づい
て、前記保守データベース110から対応する建築部
材、設備機器に関する保守情報が抽出され、前記保守計
画管理部120及び前記リフォーム計画管理部121に
よって対象となる建物の保守計画及びリフォーム計画が
新規に作成される。そして、ステップS3において、保
守計画管理部124及びリフォーム計画管理部125で
保守計画登録部113及びリフォーム計画登録部113
に登録される一方出力部123に出力される。また、前
記リフォーム計画管理部121によって、前記居住者情
報、ヒアリング内容等に基づいてリフォーム計画が新規
に作成され、リフォーム計画登録部114に登録される
一方出力部123に出力される。出力部123に出力さ
れたこれら保守計画及びリフォーム計画は、ステップS
4において、前記出力装置14によって視認し得る形態
で出力される。
て、夫婦(夫35歳、妻33歳)、子供二人(長男5
歳、長女2歳)の居住者構成の標準的新築木造住宅(2
階建て延べ床面積40坪程度)についての保守計画及び
リフォーム計画(保守及びリフォームに要する費用)を
示している。
推奨保守、選択(オプション)保守に分類されており、
それぞれについて、初年から60年までの経過年数に応
じた計画が作成されている。
守項目について、部品・本体交換周期に基づいて、さら
に5年、10年、20年、30年型の保守項目に分類さ
れている。図には示していないが、各年型の保守項目
は、下記のように細分類されている。5年型の保守項目
は、設備機器保守項目として給湯器消耗品交換、外部保
守項目として、床下木部の防腐・防蟻薬剤処理に細分類
されている。10年型の保守項目は、外部保守項目とし
て、屋根再塗装、FRP防水再塗装、外壁再塗装、設備
機器保守項目として、ユニットバス部品交換、キッチン
部品交換、洗面台部品交換、便器部品交換、給湯器本体
交換、換気扇本体交換、バルコニー簀の子交換、内部保
守項目として内部建具部品交換に細分類されている。2
0年型の保守項目は、設備機器保守項目として脱衣室床
組交換、キッチン本体交換、洗面台本体交換、便器本体
交換に分類されている。30年型の保守項目は、外部保
守項目として屋根吹き替え、樋交換、FRP防水一式交
換、設備機器保守項目としてユニットバス本体交換、配
管配線不良部交換、外部建具保守項目としてサッシ部品
交換に分類されている。
部、内部、設備機器に分類されている。図には示してい
ないが、外部保守項目は、木部塗装、バルコニー交換、
内部保守項目は、畳替え、床・壁・天井・建具改装、設
備機器保守項目は、エアコン・照明機器の部品交換、同
本体交換に細分類されている。
リフォーム計画(費用)は、長女の中学校入学に合わせ
た子供部屋の間仕切り施工、夫の定年後に合わせた1階
部分の介護屋へのリフォームとして作成されている。
0において、建物の保守計画、リフォーム計画以外に、
光熱費が運用費として、また、固定資産税及び保険料が
一般管理費として合わせて算出されている。
に基づいて説明する。保守管理システム10では、先
ず、保守管理開始後、対象となる建物に保守・リフォー
ム(前記保守・リフォーム計画に基づく保守)が行われ
たか否の判断情報及び保守・リフォーム内容の入力を促
す表示が出力装置14において出力される。そして、ス
テップ1において、判断情報及び保守・リフォーム内容
が入力されると、ステップS2において、入力された判
断情報が履歴管理部122において判断され、計画どお
りと判断された場合には、ステップS3において、前記
履歴管理部122によって、当該保守・リフォーム内容
が履歴として前記履歴データベース112に登録され
る。
記保守・リフォーム計画以外の保守(例えば、臨時の保
守・リフォーム、保守・リフォーム計画とは異なる保守
・リフォーム)であると判断された場合、ステップS4
において、前記履歴管理部122によって、当該保守・
リフォーム内容が履歴として前記履歴データベース11
2に登録される。そして、ステップS5において、前記
物件情報管理部121によって前記物件情報データベー
ス111が保守・リフォーム内容に基づいて修正され
る。さらに、ステップS6において、この物件情報の修
正に基づいて、前記保守計画管理部120及び前記リフ
ォーム計画管理部121によって前記保守計画及び前記
リフォーム計画が修正される。そしてさらに、ステップ
S7において、修正された保守計画及びリフォーム計画
が前記保守計画管理部120及びリフォーム計画管理部
121によって前記保守計画登録部113及び前記リフ
ォーム計画登録部に再登録される。また、ステップS8
において、修正された保守計画及びリフォーム計画が前
記出力部123を通じて前記出力装置14に出力され
る。
保守管理システムによれば、個々の建物の保守計画に加
えて、物件情報に基づいてリフォーム計画も合わせて作
成されるため、居住者のライフステージに応じた長期間
に亘って質の高い建物の保守管理を行うことができる。
リフォーム計画管理部121が、前記物件情報の修正に
伴って前記保守計画又は前記リフォーム計画を修正し得
るようになしてあるので、より質の高い保守管理を行う
ことができる。
ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更す
ることができる。
保守計画とリフォーム計画とをまとめて表示することが
好ましいが、保守計画とリフォーム計画とを別々に表示
することもできる。
一つのコンピュータシステムで構成されていることが好
ましいが、前記演算処理装置12における処理を相互に
通信可能な複数のコンピュータシステムにおける演算処
理装置で分散処理を行えるように構成することもでき
る。
特に制限されないが、主に木造住宅で好適であり、部
材、設備類の保守情報の整備に適している点から特に一
戸建ての木造住宅に特に好適である。
ジに応じて長期間に亘って質の高い建物の保守管理を行
うことができる建物の保守管理システムを提供すること
ができる。
を模式的に示す図である。
報データベースに登録される保守情報の一例を示す表で
ある。
示すフローチャートである。
れる建物の保守計画を示す図である。
示すフローチャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】 記憶装置と、演算処理装置と、入力装置
と、出力装置とを備えた建物の保守管理システムであっ
て、 前記記憶装置は、建物に用いられる建築部材及び設備機
器の保守情報が登録される保守情報データベースと、個
々の建物の仕様情報、設計情報及び居住者情報を含む物
件情報が登録される物件情報データベースとを有し、 前記演算処理装置は、前記保守情報データベースに登録
された前記保守情報から前記物件情報データベースに登
録された前記個々の建物に用いられた建築部材及び設備
機器に対応する情報を抽出し該個々の建物の保守計画を
作成する保守計画管理部と、前記物件情報に基づいて該
個々の建物のリフォーム計画を作成するリフォーム計画
管理部と、前記保守計画又は前記リフォーム計画を前記
出力装置に出力する出力部とを有している建物の保守管
理システム。 - 【請求項2】 前記保守計画管理部及び前記リフォーム
計画管理部は、前記物件情報の修正に伴って前記保守計
画又は前記リフォーム計画を修正し得るようになしてあ
る請求項1記載の建物の保守管理システム。 - 【請求項3】 前記記憶装置は、前記個々の建物の保守
又はリフォームの履歴が登録される履歴データベースを
有し、前記演算処理装置は、前記保守計画又はリフォー
ム計画に基づいて行われた保守又はリフォーム内容を履
歴として登録する履歴管理部を有している請求項1又は
2記載の建物の保守管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001250715A JP2003058615A (ja) | 2001-08-21 | 2001-08-21 | 建物の保守管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
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