JPH11223885A - 画像処理装置、画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

画像処理装置、画像読取装置及び画像形成装置

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JPH11223885A
JPH11223885A JP3987098A JP3987098A JPH11223885A JP H11223885 A JPH11223885 A JP H11223885A JP 3987098 A JP3987098 A JP 3987098A JP 3987098 A JP3987098 A JP 3987098A JP H11223885 A JPH11223885 A JP H11223885A
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light
sheet
image
image processing
processing apparatus
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JP3987098A
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Takehito Hiraga
武仁 平賀
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿が載せられるガラス板と装置本体との間
の隙間からの紙粉等の塵の侵入を効率的に防ぐことので
きる画像処理装置を提供する。 【解決手段】 この画像処理装置は、光源33を含む光
学要素34〜36,37,38がその内部に収容され開
口部31,32を有する筐体10と、筐体の開口部を覆
うように配置されるとともに光源からの光が透過してそ
の上に存在する原稿S,SSを照射しその反射光が透過
する透光性板部材11,12と、透光性板部材と開口部
との間の隙間を覆うように配置されたシート状部材21
〜24とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿上の画像を処
理する画像処理装置に関し、特に画像を読み取る画像読
取装置または画像をシート状部材上に形成する画像形成
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラス板上にある原稿の画像を読
み取る画像読取装置においてガラス板と装置本体側等と
の間の隙間から紙粉等の塵が装置本体内に侵入し内部の
光源やミラー等の光学部材に付着する問題があった。こ
の問題について図5により説明する。ガラス板51及び
ガラス板52の上に、その画像を読み取るために原稿が
載るように構成されている。ガラス板51は、装置本体
の筐体53の外面部53aと樹脂からなる突き当て部材
54のオーバーラップ部54aとの間に配置されてい
る。ガラス板52は、突き当て部材54の突き当て部5
4bに接着剤55により貼り付けられ、その他端側(図
示省略)がガラス板51と同様に本体の筐体の外面上に
保持されている。
【0003】ところが、ガラス板51の一端側において
筐体53の外面部53aとの間の隙間57から紙粉等の
塵が図のp方向に侵入し、下方の装置本体内に入り込ん
でしまうことがある。また、ガラス板51の他端側にお
いて突き当て部材54のオーバーラップ部54aとの間
の隙間59でも同様にq方向に紙粉等の塵が侵入してし
まうことがある。ガラス板52の他端側(図示省略)に
おいても同様の問題が生じる。この紙粉等の塵が光源や
ミラーの光学部材に付着すると、画像読み取りに支障が
生じてしまうおそれがあり、好ましくない。
【0004】このため、筐体53とガラス板51との空
間56や突き当て部材54とガラス板51との間の空間
58にスポンジ等の充填材を配置することも考えられる
が、スポンジでは紙粉等の塵がやはり侵入し易い。ま
た、接着剤等で充填すると、組立工程がかさみ生産性が
低下してしまい、またガラス板51,52の位置を微調
整できなくなってしまう。また、隙間57,59に接着
剤を塗付することも考えられるが、そうすると同様にガ
ラス板51,52の位置を微調整できなくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、原稿
が載せられるガラス板と装置本体との間の隙間からの紙
粉等の塵の侵入を効果的に防ぐことのできる画像処理装
置を提供することである。
【0006】また、防塵対策を施しながらガラス板の位
置を微調整することのできる画像処理装置を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題の達成のため、
第1の発明による画像処理装置は、光源を含む光学要素
がその内部に収容され開口部を有する筐体と、前記筐体
の開口部を覆うように配置されるとともに前記光源から
の光が透過してその上に存在する原稿を照射しその反射
光が透過する透光性板部材と、前記透光性板部材と前記
開口部との間の隙間を閉塞するように配置されたシート
状部材とを具備する。
【0008】本発明によれば、透光性板部材と開口部と
の間の隙間にシート状部材が配置され、その隙間を覆う
から、紙粉等の塵が装置の筐体内に侵入することを防止
できる。このため、塵が光源やその他の光学要素に付着
することがないので、画像不良を防止でき、画像の処理
に支障が生じることはない。
【0009】また、前記シート状部材は前記透光性板部
材に貼り付けらる構成にできる。この構成によれば、シ
ート状部材と透光性板部材との間から塵が侵入すること
を防止できるとともに、シート状部材が透光性板部材と
一体になるので、組立工程や、透光性板部材の位置の微
調整時にその取り扱いが容易となる。
【0010】また、前記シート状部材の一端部は前記透
光性板部材の平面端部に貼り付けることができる。
【0011】また、前記シート状部材の一端部は前記透
光性板部材の端面に貼り付けることができる。
【0012】また、前記シート状部材は前記透光性板部
材の両端部にそれぞれ配置されるように構成にできる。
この構成によれば、透光性板部材の両端部において効果
的に紙粉等の塵の侵入を防ぐことができる。
【0013】前記シート状部材は透光性材料からなり前
記透光性板部材平面のほぼ全面を覆うように配置される
ように構成できる。これによれば、透光性板部材のほぼ
全面を覆う透光性のシート状部材によりその両端部で防
塵効果が得られるため、各端部にそれぞれシート状部材
を配置しなくてすみ、部品点数が少なくなり、また組立
工程が削減される。
【0014】また、前記シート状部材の端部は前記筐体
に対し可動な状態で密着する構成にできる。これによれ
ば、シート状部材が筐体に対して可動であるから、透光
性板部材の位置を微調整することができるとともに、筐
体に対して密着するから、塵の侵入を効果的に防ぎ、防
塵効果上好ましい。
【0015】また、前記シート状部材が透光性材料から
なることにより、上述のようにシート状部材を透光性板
部材に防塵のために配置しても、透光性板部材における
光源から原稿への光の透過及び原稿からの反射光の透過
に支障が生じることはない。
【0016】また、前記シート状部材が弾性復元性のあ
る材料からなることにより、シート状部材が筐体に対し
て密着できるから、防塵効果が一層向上する。
【0017】また、前記原稿を自動的に送り前記透光性
板部材上を移動させて排出する自動給紙機構を備え、前
記透光性板部材上を移動中の原稿に前記光源から光を照
射するように構成できる。この構成により、シート状の
原稿の画像を自動的に読み取ることができる。
【0018】また、前記原稿を前記透光性板部材上に載
置して前記光源を移動させながら光を照射するように構
成できる。この構成により、透光性板部材上に載せて静
止状態の原稿の画像を読み取ることができる。
【0019】第2の発明による画像処理装置は、光源を
含む光学要素がその内部に収容され第1及び第2の開口
部を有する筐体と、前記筐体の第1の開口部を覆うよう
に配置されるとともに前記光源からの光が透過してその
上に存在する原稿を照射しその反射光が透過する第1の
透光性板部材と、前記筐体の第2の開口部を覆うように
配置されるとともに前記光源からの光が透過してその上
に存在する原稿を照射しその反射光が透過する第2の透
光性板部材と、前記第1の透光性板部材と前記第1の開
口部との間の隙間及び前記第2の透光性板部材と前記第
2の開口部との間の隙間をそれぞれ閉塞するようにそれ
ぞれ配置された複数のシート状部材とを具備する。
【0020】本発明によれば、原稿の画像読み取りのた
めに、第1及び第2の透光性板部材を備えるように構成
し、各々においてシート状部材を配置することにより紙
粉等の塵の侵入を防ぐことができる。
【0021】この場合、前記原稿を自動的に送り前記第
1の透光性板部材上を移動させて排出する自動給紙機構
を備え、前記第1の透光性板部材上を移動中の原稿に前
記光源から光を照射するように構成するとともに、前記
原稿を前記第2の透光性板部材上に載置して前記光源か
ら光を照射するように構成することができる。
【0022】また、上述の画像処理装置を、前記光学要
素が前記原稿からの反射光が入射する反射部材と、この
反射部材からの反射光が入射するレンズ部材と、前記レ
ンズ部材からの光が結像する受光部とを備えて前記原稿
の画像を読み取るようにすることにより画像読取装置と
して構成することができる。
【0023】また、上述の画像処理装置を、前記光学要
素が前記原稿からの反射光が入射する反射部材と、この
反射部材からの反射光が入射するレンズ部材と、前記レ
ンズ部材からの光が結像することにより静電潜像を形成
する感光体ドラムとを備えて前記原稿の画像をシート状
部材に形成するようにすることにより画像形成装置とし
て構成することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態に
ついて図面を用いて説明する。図1は本発明の実施の形
態による画像読取装置の概略的な断面を示し、図2のI
−I線方向の断面図であり、図2は図1の画像読取装置
の一部を自動給紙機構を省いて示す平面図である。
【0025】図1及び図2に示すように、画像読取装置
は、装置本体の外枠を構成し各開口部31,32の形成
された筐体10と、シート状原稿Sがその上面11a上
にくる第1のガラス板11と、第1のガラス板11から
離れた位置に配置され原稿SSがその上面12aに載せ
られる第2のガラス板12と、シート状原稿Sを第1の
ガラス板11に向けて送る1対の送りローラ13と外枠
13a等により構成される自動給紙機構とを備える。
【0026】図1のように、自動給紙機構が第1のガラ
ス板11を覆うことのできるように配置されており、こ
の自動給紙機構には、ガイド部材13b,13c,13
d及び13eにより搬送路20が形成されており、この
搬送路20において駆動機構(図示省略)により駆動さ
れる送りローラ13等により自動的に送られたシート状
原稿Sがガラス板11の上面11aを通り、波線で示す
矢印f方向のように進んで外部へと排出される。
【0027】装置本体の筐体10内には、原稿に対して
露光を行う光源33、原稿からの反射光が入射しこの光
をレンズ部材37に向ける複数の反射部材34,35,
36、反射部材36からの反射光の通る光軸m上に配置
されたレンズ部材37、及びレンズ部材37からの光が
結像するCCDやC−MOS等からなる受光部38が配
置されている。光源33及び複数の反射部材34,3
5,36は、移動機構(図示省略)により図1のX方向
及びその逆方向に移動可能なように移動枠30内に取り
付けられて収容されている。
【0028】第1のガラス板11は、図に示すように、
シート状原稿Sの送られるf方向に対して直角方向に延
びた細長板状に構成され、また第2のガラス板12は、
大きな原稿SSをその上面12aに載せることのできる
ように第1のガラス板11よりも図2の長手方向に長く
構成され広くなっている。なお、第2のガラス板12の
上面12aは蓋部(図示省略)により覆われる構成とな
っている。
【0029】図1及び図2に示すように、開口部31上
にはこの開口部31を覆うように第1のガラス板11が
配置され、また、開口部32上にはこの開口部32を覆
うように第2のガラス板12が配置されている。第1の
ガラス板11は、図2に示すように、その両短辺端にお
いてL型状保持部材14a,14bにより保持され、保
持部材14a,14bがねじ15a,15bにより筐体
10にねじ止めされることにより、固定されている。ね
じ15a,15bを緩めることにより第1のガラス部材
11の位置を微調整することができる。
【0030】第2のガラス板12も同様に、L型状保持
部材16a,16b等により保持され、保持部材16
a,16bがねじ17a,17bにより筐体10にねじ
止めされることにより、固定されている。ねじ17a,
17b等を緩めることにより第2のガラス部材12の位
置を微調整することができる。
【0031】筐体10の端部上面10aと第1のガラス
板11の一端側との間に形成された隙間25を覆い閉塞
するように細長の矩形状の第1のシート状部材21が第
1のガラス板11の長辺に沿って配置されている。第1
のシート状部材21の一端21aは、第1のガラス板1
1の下面11bの端部に光透過性の両面テープや接着剤
等により貼り付けられており、その他端21bは筐体1
0の端部上面10aに載るように位置している。この第
1のシート状部材21はその他端21bにおいて端部上
面10aに対して移動できるが、上面10aに密着した
状態となっている。
【0032】同様に、筐体10の中間部上面10bと第
1のガラス板11の他端側との間に形成された隙間2
6,27を覆い閉塞するように細長の矩形状の第2のシ
ート状部材22が第1のガラス板11の長辺に沿って配
置されている。第2のシート状部材22の一端22aは
第1のガラス板11の下面11bの端部に上述と同様に
して貼り付けられており、その他端22bは筐体10の
中間部上面10bに載るように位置している。第2のシ
ート状部材はその他端22bにおいて上面10bに対し
て移動できるが、密着した状態となっている。
【0033】また、筐体10の中間部上面10bの折れ
曲がり部10dと第2のガラス板12の一端側との間に
形成された隙間28を覆い閉塞するように細長の矩形状
の第3のシート状部材23が第1のガラス板11の場合
と同様の方向に配置されている。第3のシート状部材2
3の一端23aは、第2のガラス板12の下面12bの
端部に上述と同様にして貼り付けられており、その他端
23bは、下面12bよりも上に突き出た折れ曲がり部
10dを乗り越えて上面10bの上方に位置し、その筐
体10の折れ曲がり部10dに対して移動できるが、折
れ曲がり部10dに密着した状態となっている。
【0034】同様に、筐体10の他端部上面10cと第
2のガラス板12の他端側との間に形成された隙間29
を覆い閉塞するように細長の矩形状の第4のシート状部
材24が第1のガラス板11の場合と同様の方向に配置
されている。第4のシート状部材24の一端24aは、
第2のガラス板12の下面12bの端部に上述と同様に
して貼り付けられており、その他端24bは筐体10の
他端部上面10cに載るように位置している。この第4
のシート状部材24はその他端24bにおいて他端部上
面10cに対して移動できるが、上面10cに密着した
状態となっている。
【0035】上述のシート状部材21〜24は、透光性
材料であって弾性復元性のあるシート状材料からなり、
例えば、PETシートを用いることができるが、これに
限定されるものではなく、他の材料であってもよい。
【0036】以上のような画像読取装置の動作について
説明する。最初に、自動給紙機構を用いて第1のガラス
板11において移動するシート状原稿S上の画像を読み
取る静止露光の場合、自動給紙機構の送りローラ13等
によりシート状原稿Sが搬送路20に自動的に送られ、
原稿Sが第1のガラス板11の上面11aに達すると、
静止した光源33から図1のS方向に進み第1のガラス
板11を透過した光が原稿を照明し、その原稿からの反
射光が再びガラス板11を透過し反射部材34に入射す
る。そして、反射部材34,35,36で反射して光軸
m上に進んだ光がレンズ部材37に入射し、ここから出
射した光が受光部38に結像する。これによって、原稿
の画像から、受光部38のCCD等により画像信号に変
換された電気信号を得ることができる。この電気信号に
基づいて画像を他の表示装置に表示したり、また記録媒
体に記憶したりすることができる。以上の読み取り動作
がシート状原稿Sが第1のガラス板11上を通り過ぎる
まで行われて、原稿S上の画像全体が読み取られる。
【0037】また、第2のガラス板12上の原稿SSの
画像を読み取る場合、光源33等の取り付けられた移動
枠30がX方向に移動機構(図示省略)によって第2の
ガラス板12の下面12aの下方に位置するまで移動さ
せられる。そして、移動枠30が図のXX方向に移動し
ながら、静止した原稿SSに対して光源33からの移動
露光が行われることにより、上述と同様にして原稿SS
上の画像が読み取られる。
【0038】以上のように動作する画像読み取り装置に
おいて、第1及び第2のガラス板11,12を開口部3
1,32にそれぞれ配置したときに形成される各隙間2
5〜29を第1〜第4のシート状部材21〜24により
覆い閉塞しているので、紙粉等の塵が各隙間25〜29
を通して筐体10の内部に侵入することはない。特に、
第1のガラス板11上では自動給紙機構によりシート状
原稿Sが搬送路20を一定速度で搬送されるため紙粉が
発生し易いのであるが、その両端部の隙間25,26,
27に配置されたシート状部材21,22の存在により
その筐体10内への侵入を防ぐことができる。このた
め、筐体10内の光源33,反射部材34〜36、レン
ズ部材37,及び受光部38に紙粉等の塵が付着して画
像読み取りに支障が生じ画像不良が起きてしまう、とい
ったことを未然に防止できる。
【0039】また、第1のガラス板11の位置を微調整
するときは、図2のねじ15a,15bを緩めることに
より行うことができ、また第2のガラス板12はねじ1
7a,17b等により行うことができる。この場合、ガ
ラス板11,12を位置調整のため動かしてもシート状
部材21〜24も一緒に動くので、防塵性は維持され
る。なお、このような微調整を行う必要がない場合に
は、各シート状部材21〜24を筐体10の上面にそれ
ぞれ貼り付けてもよい。
【0040】図3(a)〜(c)により、シート状部材
のガラス板における貼り付け位置を変えた例を説明す
る。これらの変形例により、上述と同様の効果を得るこ
とができる。図3(a)は、シート状部材41の一端部
をガラス板11の上面11aの端部に貼り付け、他端部
を装置の筐体10の上面10aに密着させたものであ
る。
【0041】また、図3(b)は、ガラス板11の側端
部11cに、シート状部材42の上面がガラス板11の
上面11aと同レベルとなるように、シート状部材42
を貼り付け、シート状部材42の他端部を装置の筐体1
0の上面10aに密着させたものである。
【0042】また、図3(c)は、ガラス板11の側端
部11cに、シート状部材42の下面がガラス板11の
下面11bと同レベルとなるように、シート状部材42
を貼り付け、シート状部材42の他端部を装置の筐体1
0の上面10aに密着させたものである。
【0043】図4により、シート状部材をガラス板の下
面の全面に配置した例を説明する。細長板状のガラス板
11の下面11bのほぼ全面を覆うようにシート状部材
44を配置し、その一端部44aが筐体10の上面10
aに密着し、またその他端部44bが上面10bに密着
している。この変形例によれば、ガラス板11の両端部
で防塵効果が得られ、各端部にそれぞれシート状部材を
配置しなくてすみ、部品点数が少なくなり、組立工程が
削減される。なお、シート状部材44をガラス板11の
下面11bに光透過性の両面テープや接着剤等により貼
り付けてもよい。
【0044】なお、図1,図2に示した例は、画像読取
装置であるが、本発明の画像処理装置はこれに限定され
ず、原稿の画像を紙等のシート状部材に形成することの
できる電子写真方式による画像形成装置であってもよ
い。この場合、原稿からの反射光に基づいてその周面上
に静電潜像が形成される感光体ドラム等を備えることが
できる。これにより、シート状部材上に形成される画像
において紙粉等の塵に起因する不良を生じることはな
い。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、原稿が置かれる透光性
板部材と装置本体との間の隙間からの紙粉等の塵の侵入
を効率的に防ぐことのできる画像処理装置を提供するこ
とができる。
【0046】また、上述の防塵対策を施しながら透光性
板部材の位置を微調整することのできる画像処理装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による画像読取装置を示す
概略的な断面図である。
【図2】図1に示す画像読取装置の部分的な平面図であ
る。
【図3】ガラス板に貼り付けるシート状部材の位置等の
変形例を示す断面図(a,b,c)である。
【図4】ガラス板に貼り付けるシート状部材の変形例を
示す断面図である。
【図5】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】 10 装置本体の筐体 10a 筐体の端部上面 10b 筐体の中間部上面 10c 筐体の他端部上面 11 第1のガラス板(透
光性板部材) 12 第2のガラス板(透
光性板部材) 13 自動給紙機構の送り
ローラ 15a,15b,17a,17b ねじ 21,22,23,24 シート状部材 25,26,27,28,29 隙間 31,32 筐体の開口部 33 光源 34,35,36 反射部材 37 レンズ部材 38 受光部 41,42,43,44 シート状部材

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源を含む光学要素がその内部に収容さ
    れ開口部を有する筐体と、 前記筐体の開口部を覆うように配置されるとともに前記
    光源からの光が透過してその上に存在する原稿を照射し
    その反射光が透過する透光性板部材と、 前記透光性板部材と前記開口部との間の隙間を閉塞する
    ように配置されたシート状部材と、を具備する画像処理
    装置。
  2. 【請求項2】 前記シート状部材は前記透光性板部材に
    貼り付けられている請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記シート状部材の一端部は前記透光性
    板部材の平面端部に貼り付けられている請求項2記載の
    画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記シート状部材の一端部は前記透光性
    板部材の端面に貼り付けられている請求項2記載の画像
    処理装置。
  5. 【請求項5】 前記シート状部材は前記透光性板部材の
    両端部にそれぞれ配置されている請求項1〜4いずれか
    記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記シート状部材は透光性材料からなり
    前記透光性板部材の平面のほぼ全面を覆うように配置さ
    れる請求項1または2記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記シート状部材の端部は前記筐体に対
    し可動な状態で密着している請求項2〜6いずれか記載
    の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記シート状部材が透光性材料からなる
    請求項1〜7いずれか記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記シート状部材が弾性復元性のある材
    料からなる請求項1〜8いずれか記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記原稿を自動的に送り前記透光性板
    部材上を移動させて排出する自動給紙機構を備え、前記
    透光性板部材上を移動中の原稿に前記光源から光を照射
    する請求項1〜9いずれか記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記原稿を前記透光性板部材上に載置
    して前記光源を移動させながら光を照射する請求項1〜
    9いずれか記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 光源を含む光学要素がその内部に収容
    され第1及び第2の開口部を有する筐体と、 前記筐体の第1の開口部を覆うように配置されるととも
    に前記光源からの光が透過してその上に存在する原稿を
    照射しその反射光が透過する第1の透光性板部材と、 前記筐体の第2の開口部を覆うように配置されるととも
    に前記光源からの光が透過してその上に存在する原稿を
    照射しその反射光が透過する第2の透光性板部材と、 前記第1の透光性板部材と前記第1の開口部との間の隙
    間及び前記第2の透光性板部材と前記第2の開口部との
    間の隙間をそれぞれ閉塞するようにそれぞれ配置された
    複数のシート状部材と、を具備する画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記原稿を自動的に送り前記第1の透
    光性板部材上を移動させて排出する自動給紙機構を備
    え、前記第1の透光性板部材上を移動中の原稿に前記光
    源から光を照射するように構成するとともに、前記原稿
    を前記第2の透光性板部材上に載置して前記光源から光
    を照射するように構成した請求項12記載の画像処理装
    置。
  14. 【請求項14】 前記光学要素が前記原稿からの反射光
    が入射する反射部材と、この反射部材からの反射光が入
    射するレンズ部材と、前記レンズ部材からの光が結像す
    る受光部とを備え、請求項1〜13いずれか記載の画像
    処理装置を前記原稿の画像を読み取るように構成したこ
    とを特徴とする画像読取装置。
  15. 【請求項15】 前記光学要素が前記原稿からの反射光
    が入射する反射部材と、この反射部材からの反射光が入
    射するレンズ部材と、前記レンズ部材からの光が結像す
    ることにより静電潜像を形成する感光体ドラムとを備
    え、請求項1〜13いずれか記載の画像処理装置を前記
    原稿の画像をシート状部材に形成するように構成したこ
    とを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009159242A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Fuji Xerox Co Ltd 画像読み取り装置
JP2012039207A (ja) * 2010-08-04 2012-02-23 Sharp Corp 画像読取装置および画像形成装置

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JP2009159242A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Fuji Xerox Co Ltd 画像読み取り装置
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