JPH11223635A - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置

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JPH11223635A
JPH11223635A JP2573998A JP2573998A JPH11223635A JP H11223635 A JPH11223635 A JP H11223635A JP 2573998 A JP2573998 A JP 2573998A JP 2573998 A JP2573998 A JP 2573998A JP H11223635 A JPH11223635 A JP H11223635A
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朗 樋口
Takashi Oguro
隆 大黒
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健一 黒田
Kanji Yahiro
寛司 八尋
Eiji Watabe
英二 渡部
Kenji Ishiyama
健二 石山
Hideyoshi Kitahara
秀吉 北原
Hideki Sumi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スペースを省くことができ、分析作業の効率
を向上させることができる自動分析装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 分注部Aに、試料収納用の凹部が設けら
れたプレート4を載置して分注操作を行う分注ステージ
と、この分注ステージ内のプレート4に薬剤や検体など
の液状の試料を分注する第1の分注ヘッド14および第
2の分注ヘッド16を備える。この分注ステージの下方
の処理部Cにプレート4内の試料を分析する分析器40
およびプレート4を洗浄する洗浄器41を配設し、分注
部Aと分析器41および洗浄器41の間でプレート4を
搬送するプレート搬送手段としてのZ軸テーブル43お
よびスライドユニット45を備えた。これにより、小さ
なスペース内に分注と分析に必要な各要素を配設して余
分なスペースを省き、分析作業の効率を向上させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレートに収納さ
れた液状の試料を分析する自動分析装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】物質の生化学的反応などの試験を系統的
に行う際に用いられる装置として、自動分析装置が知ら
れている。この自動分析装置は、試料収納用のプレート
内の液状の試料を分析して濃度などの各種の測定値を自
動的に求めるものである。分析を行う準備操作として、
分析対象の検体に対して薬剤を分注する作業、さらには
所定の希釈倍率の希釈薬液を作成する操作など各種の付
帯操作が必要とされる。このため、従来の自動分析装置
は、複数の分注装置、プレートやチップをストックする
ストック装置を分析装置と組み合わせてレイアウトし、
これらの各要素をロボットなどのプレート受け渡し手段
で連結して構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動分析装置は、複数台の各個別装置を組み合わせ
て構成されたものであるため、その配置はロボットなど
のプレート受け渡し手段の構造、特性によって制約され
たものとなっていた。このため従来の自動分析装置は大
きなスペースを占めるものとならざるを得ず、またその
結果としてプレート受け渡しに相当の時間を要し分析作
業の効率が低いという問題点があった。
【0004】そこで本発明は、スペースを省くことがで
き、分析作業の効率を向上させることができる自動分析
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の自動分析装置
は、試料収納用の凹部が設けられたプレートを載置して
分注操作を行う分注ステージと、この分注ステージ内の
前記プレートに薬剤や検体などの液状の試料を分注する
分注手段と、この分注ステージの下方に配設され、前記
プレート内の試料を分析する分析器およびまたは前記プ
レートを洗浄する洗浄器と、前記分注ステージと前記分
析器およびまたは前記洗浄器の間でプレートを搬送する
プレート搬送手段とを備えた。
【0006】本発明によれば、分注手段を備えた分注ス
テージの下方にプレート内の試料を分析する分析器およ
びまたはプレートを洗浄する洗浄器とを配設し、分注ス
テージからプレートを搬送する搬送手段を備えることに
より、小さなスペース内に必要な各要素を配設して余分
なスペースを省き、分析作業の効率を向上させることが
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の自動
分析装置の斜視図、図2(a),(b)は同自動分析装
置の分注ヘッドの部分斜視図、図2(c)は同自動分析
装置のチップ容器の斜視図、図3は同自動分析装置の正
面図、図4は同自動分析装置の平面図、図5は同自動分
析装置の部分斜視図、図6は同自動分析装置のプレート
の側断面図である。
【0008】まず図1を参照して自動分析装置の全体構
造を説明する。図1において、自動分析装置1は型材を
組み合わせて構成されたフレーム2およびフレーム2に
固着されたベースプレート3を備えている。自動分析装
置1はフレーム2とベースプレート3によって3つの部
分、すなわち分注部A、ストック部Bおよび処理部Cに
区分される。分注部Aはベースプレート3上に配設され
ており、試料を収納したプレートへの分注操作を行う。
ストック部Bは分注部Aで用いられるプレートや分注チ
ップをストックする。処理部Cは分注操作後にインキュ
ベータなど他装置に送られ、戻って来たプレートの分析
や洗浄などの処理を行う。
【0009】次に図1を参照して分注部Aについて説明
する。ベースプレート3上には、プレート4を載置する
3つのステージ、すなわち分注ステージ10、バッファ
ステージ11および待機ステージ12が設けられてい
る。分注ステージ10には分注操作が行われる薬剤や検
体のプレート4が載置される。バッファステージ11は
分注ステージ10内に載置されるプレート4を一時的に
載置するバッファの役割を果たすものである。また待機
ステージ12はベースプレート3に設けられた搬送孔3
aを介して下方の処理部Cへ搬送されるプレート4の待
機用のステージである。
【0010】分注ステージ10の側方には、スライドテ
ーブル13が分注ステージ10の長手方向に沿って配設
されている。スライドテーブル13には、第1の分注ヘ
ッド14および第2の分注ヘッド16が装着されてお
り、第1の分注ヘッド14および第2の分注ヘッド16
は駆動手段(図示せず)によってそれぞれ個別にスライ
ドテーブル13に沿って分注ステージ10上を移動す
る。すなわち分注ステージ10は第1の分注ヘッド14
および第2の分注ヘッド16の共通の作業範囲となって
いる。
【0011】次に、図2を参照して分注チップ15およ
びプレート4について説明する。分注チップ15は先細
りのテーパ状のノズル部品であり、分注ヘッドに交換自
在に装着され、使用の都度交換されるいわゆる使い捨て
部品である。図2(a)に示すように、第1の分注ヘッ
ド14には、分注チップ15が格子状に複数個(本実施
の形態では8個×12列、計96個)装着されており、
また図2(b)に示すように、第2の分注ヘッド16に
は分注チップ15が列状に複数個(本実施の形態では8
個)装着されている。なお、図2では作図の簡単のため
分注チップ15の個数を省略して描いている。
【0012】これらの分注チップ15の先端部を、図2
(a)に示すプレート4に格子状に設けられた凹部4a
内に下降させ液状の薬剤や検体を吸入し、他のプレート
4の凹部4aに吐出することにより、異なるプレート4
間で試料の移し替えなどの各種の分注操作を行う。第1
の分注ヘッド14を用いることにより、プレート4の全
ての凹部4a内の試料を一括して分注することができ
る。また、第2の分注ヘッド16を用いることにより、
プレート4の任意の列を選択してその列を構成する凹部
4a内の試料のみを分注することができる。
【0013】分注チップ15は、図2(c)に示すよう
に、プレート4と同様の格子状の配列を有するチップ容
器5内に収納されており、チップ容器5上に分注ヘッド
14、16を下降させることにより、分注チップ15が
自動的に装着されるようになっている。また、使用後に
は、分注ヘッド14、16を分注部Aに配設されたチッ
プ取り外し機構部19(図1参照)上で昇降させること
により、チップ取り外し機構部19の櫛歯状プレートに
分注チップ15を係止して分注ヘッド14、16から自
動的に取り外すようになっている。また、ベースプレー
ト3上の、スライドテーブル13の反対側の端部には、
蓋取外しユニット18が配設されている。蓋取外しユニ
ット18は、プレート4のストック時にプレート4を覆
う蓋の取外しを行う。
【0014】次に図3および図4を参照してストック部
Bについて説明する。図3に示すように、ストック部B
には、プレートストッカー30が配設されている。フレ
ーム2にはモータ31aを備えたZ軸テーブル31が固
着されており、Z軸テーブル31のスライダ32には背
板33が結合されている。背板33には複数段の棚板3
4が複数列設けられており、棚板34上にはプレート4
が載置される。プレート4の種類によって載置される棚
板の列が特定されており、図4に示すように、棚板列3
4A,34Bには希釈液を容れた希釈プレート4Aが、
棚板列34C,34Dには薬剤を容れた薬剤プレート4
Bが、また棚板列34E,34Fには検体を容れた検体
プレート4Cが載置される。Z軸テーブル31のモータ
31aを駆動することにより、棚板34上に載置された
任意のプレート4を移載ヘッド(後述)がクランプ可能
な高さまで上昇させ、また下降させることができる。
【0015】プレートストッカー30と対向して、チッ
プストッカー35が配設されている。プレートストッカ
ー30は、垂直に配設されモータ36aを備えたZ軸テ
ーブル36に、ストックテーブル37を結合して構成さ
れている。ストックテーブル37上にはチップ容器5が
段積みしてストックされる。Z軸テーブル36を駆動す
ることにより、ストックされたチップ容器5を移載ヘッ
ド(後述)がクランプ可能な高さまで上昇させ、また下
降させることができる。
【0016】次に図1を参照して搬送手段である天井送
行ロボット20について説明する。天井送行ロボット2
0は、Y軸テーブル21、X軸テーブル23、昇降回転
ユニット24および移載ヘッド26より成る。Y軸テー
ブル21は端部のフレーム2上に長手方向に配設されて
おり、X軸テーブル23はY軸テーブル21に一端を駆
動され、他端をフレーム2上に配列されたガイドレール
22に支持されている。昇降回転ユニット24はX軸テ
ーブル23によって駆動され、昇降回転ユニット24か
ら下垂するアーム25の下端部に移載ヘッド26が装着
されている。
【0017】天井送行ロボット20は、分注部Aとスト
ック部Bとの間または分注部Aと他装置との間でプレー
ト4やチップ容器5の搬送を行う。すなわち、プレート
ストッカー30の棚板34上のプレート4や、チップス
トッカー35のストックテーブル上のチップ容器5を、
移載ヘッド26によってクランプし所定位置まで搬送し
て載置する。
【0018】次に図3を参照して処理部Cについて説明
する。図3において、ベースプレート3の下方には分析
器40および洗浄器41が配設されている。分析器40
はプレート4に収められた試料に関する各種の測定など
の分析を行う。洗浄器41は必要な分析が終了したプレ
ート4の洗浄を行う。洗浄器41の側方には、廃液タン
ク49が配設されている。廃液タンク49は、図外の処
理水タンクから供給され、洗浄器41によって洗浄処理
に用いられた使用後の処理廃水を貯溜する。
【0019】次に図3および図5を参照して、分注部A
と処理部Cとの間でプレート4を搬送する第2の搬送手
段について説明する。図3、図5に示すように、ベース
プレート3の開口部3aの外側の下面には、Y軸テーブ
ル42が配設されており、Y軸テーブル42にはモータ
43aを備えたZ軸テーブル43が垂直に結合されてい
る。Z軸テーブル43には,L字型の2本の爪を備えた
垂直搬送アーム44が装着されている。垂直搬送アーム
44はモータ43aの駆動によって上下に昇降する。垂
直搬送アーム44は開口部3aと同一位置にあり、プレ
ート4を載置してZ軸テーブル43に平行して上下方向
に搬送する。
【0020】またベースプレート3の下面には、Y軸テ
ーブル42と平行してスライドユニット45が配設され
ており、スライドユニット45のスライダ46には、連
結部材47を介して水平搬送アーム48が装着されてい
る。水平搬送アーム48は開口部3aを介してベースプ
レート3上まで延出しており、ベースプレート3上でプ
レート4を水平方向に搬送する。スライドユニット45
を駆動させて水平搬送アーム48を垂直搬送アーム44
の2本の爪の間に位置させることにより、水平搬送アー
ム48上に載置されたプレート4は、垂直搬送アーム4
4の上方に移動する。次いで垂直搬送アーム44を上昇
させてプレート4を持ち上げた状態でスライドユニット
45を後退させることにより、プレート4は垂直搬送ア
ーム44上に移載される。
【0021】この後Z軸テーブル43のモータ43aを
駆動して垂直搬送アーム44上のプレート4を下降さ
せ、更にY軸テーブル42を駆動することにより、プレ
ート4は分析器40や洗浄器41へ受け渡される。ま
た、ストック部Bの側方には廃却箱39が設けられてい
る。使用済の分注チップ15はチップ容器5に収納され
た後、天井送行ロボット20によって搬送され、シュー
ト38上に落されることにより廃却箱39内に回収され
る。
【0022】次に図4を参照して分注部Aの分注ステー
ジ10でのステージの配置について説明する。分注ステ
ージ10には、図4に示すように10A〜10Fまでの
6つのステージが設定されており、それぞれのステージ
に載置されるプレート4の種類が特定されている。ステ
ージ10A,10Bには検体プレート4Cが、ステージ
10Cには希釈プレート4Aが、ステージ10Dには薬
液プレート4Bがそれぞれ載置される。また、ステージ
10Eには、分注チップ15がセットされたチップ容器
5が載置される。
【0023】この自動分析装置は上記のように構成され
ており、以下その動作を説明する。図3において、チッ
プストッカー35にストックされたチップ容器5を移載
ヘッド26により保持し、プレートステージ10のステ
ージ10Eに載置する。次に第1の分注ヘッド14およ
び第2の分注ヘッド16を、順次ステージ10Eのチッ
プ容器5上に位置させ、次いでチップ容器5に対して下
降させて、第1の分注ヘッド14および第2の分注ヘッ
ド16に分注チップ15を装着する。このとき、第1の
分注ヘッド14または第2の分注ヘッド16に以前の分
注操作で用いた分注チップが既に装着されている場合に
は、前記分注チップ15の装着に先立ってチップ取外し
機構19によって既装着の分注チップの取外しを行う。
【0024】これと並行して、ステージ10A,10B
にはプレートストッカー30の棚板列34E,34Fか
ら検体が容れられた検体プレート4Cが、ステージ10
Cには希釈液が容れられた希釈プレート4Aが、またス
テージ10Dには薬剤プレート4Bがそれぞれプレート
ストッカー30の各棚板から搬送されて載置される。
【0025】次に図6を参照して第2の分注ヘッド16
を用いて行われる希釈系列作成操作について説明する。
まず第2の分注ヘッド16に備えられた一列の分注チッ
プ15により、ステージ10D上の薬剤プレート4Bか
ら規定量の薬液を吸入し、ステージ10C上の希釈プレ
ート4Aの第1列目の凹部4aに注入し、分注チップ1
5により凹部4a内を撹拌する。これにより、薬液は希
釈プレートの凹部4a中に既に容れられている希釈液と
混合され、所定の希釈率の希釈薬液が作成される。
【0026】次いで、この希釈薬液を第2の分注ヘッド
16の分注チップ15により再び規定量だけ吸入して、
同一の希釈プレート4Aの第2列目の凹部4aに注入す
る。これにより、第2列目の凹部4a内には、第1列目
の凹部4aの希釈薬液を更に所定希釈倍率だけ希釈した
希釈薬液が作成される。同様の操作を繰り返すことによ
り、希釈プレート4Aには、同一の薬剤を異る希釈倍率
で希釈した希釈薬液の複数の列、すなわち希釈系列が作
成される。
【0027】次に、これらの希釈薬液は第1の分注ヘッ
ド14によって一括してステージ10A,10Bに載置
された検体プレート10Cに分注される。第1の分注ヘ
ッド14には、プレート4の凹部4aの配列に対応して
分注チップ15が装着されているため、異る希釈倍率の
希釈薬液を一回の操作で分注することができる。
【0028】このように、複数のプレート4を載置する
プレートステージ10を共通の作業範囲とする第1の分
注ヘッド14と第2の分注ヘッド16を設けることによ
り、異る希釈倍率の希釈薬液(希釈系列)を作成する作
業や、作成された希釈系列を検体プレート4Cに一括し
て分注する作業を同一の分注ステージ10内で行うこと
ができる。従来は複数の分注装置によって行われていた
これらの作業を同一の分注装置で行うことができるの
で、スペースを省いた低コストの自動分析装置が実現で
きるとともに、同一のステージ内で集中して分注操作を
行うことにより、作業効率を向上させることができる。
【0029】この後、所定の希釈薬液が注入された検体
プレート4Cは、移載ヘッド26によってプレートステ
ージ10から搬出され、インキュベータ(図示せず)な
ど他の試験用装置に渡される。そして所定の試験操作を
終えた検体プレート4Cは、再び移載ヘッド26によっ
て受け取られ、待機ステージ12に載置されて待機す
る。この検体プレート4Cは、第2の搬送手段によって
開口部3aを通過して処理部Cへ搬送される。
【0030】このときの動作について説明する。図5に
おいて、待機中の検体プレート4Cはまず水平搬送アー
ム48上に載置され、次いで垂直搬送アーム44に渡さ
れ(矢印a)、開口部3aより下降(矢印b)した後、
分析器40に渡される(矢印c)。この後、所定の分析
操作を終了した検体プレート4Cのうち、更に試験操作
が行われるものは再び第2の搬送手段によって分注部A
まで搬送され、次いで移載ヘッド26によりストック部
Bのプレートストッカー30の所定の棚板34まで、あ
るいは他の試験用装置まで搬送される。また、試験操作
を終了した検体プレート4Cは、処理部Cの洗浄器41
に渡され、洗浄処理を行った後にプレートストッカー3
0の所定の棚板34に収納される。
【0031】このように、従来は同一平面内に配置さ
れ、送行ロボットなどにより連結されていた分注装置と
分析装置を一体化して分析装置の主要部を分注装置の下
方にベースプレート3によって仕切って配設することに
より、スペースを大幅に省いて小型、コンパクトかつ低
コストの自動分析装置が実現されるとともに、搬送距離
が短くなることにより搬送・受け渡し時間が大幅に短縮
され、分析作業の効率を向上させることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、分注手段を備えたプレ
ートステージの下方にプレート内の試料を分析する分析
器およびまたはプレートを洗浄する洗浄器とを配設し、
プレートステージからプレートを搬送する搬送手段を備
えるようにしたので、小さなスペース内に分注と分析に
必要な各要素を配設して余分なスペースを省き、小型・
コンパクトかつ低コストの自動分析装置を実現できると
ともに、プレートの搬送・受け渡しの時間を大幅に短縮
して分析作業の効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の自動分析装置の斜視図
【図2】(a)本発明の一実施の形態の自動分析装置の
分注ヘッドの部分斜視図 (b)本発明の一実施の形態の自動分析装置の分注ヘッ
ドの部分斜視図 (c)本発明の一実施の形態の自動分析装置のチップ容
器の斜視図
【図3】本発明の一実施の形態の自動分析装置の正面図
【図4】本発明の一実施の形態の自動分析装置の平面図
【図5】本発明の一実施の形態の自動分析装置の部分斜
視図
【図6】本発明の一実施の形態の自動分析装置のプレー
トの側断面図
【符号の説明】
1 自動分析装置 3 ベースプレート 4 プレート 5 チップ容器 10 分注ステージ 14 第1の分注ヘッド 15 分注チップ 16 第2の分注ヘッド 20 天井走行ロボット 21 Y軸テーブル 23 X軸テーブル 26 移載ヘッド 30 プレートストッカー 34 棚板 35 チップストッカー 40 分析器 41 洗浄器 42 Y軸テーブル 45 スライドユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八尋 寛司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 渡部 英二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 石山 健二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 北原 秀吉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 角 英樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 宮崎 直紀 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料収納用の凹部が設けられたプレートを
    載置して分注操作を行う分注ステージと、この分注ステ
    ージ内の前記プレートに薬剤や検体などの液状の試料を
    分注する分注手段と、この分注ステージの下方に配設さ
    れ、前記プレート内の試料を分析する分析器およびまた
    は前記プレートを洗浄する洗浄器と、前記分注ステージ
    と前記分析器およびまたは前記洗浄器の間でプレートを
    搬送するプレート搬送手段とを備えたことを特徴とする
    自動分析装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001165940A (ja) * 1999-12-09 2001-06-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 分注方法
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