JPH1122291A - フリー折り戸用ランナーキャッチャー - Google Patents

フリー折り戸用ランナーキャッチャー

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JPH1122291A
JPH1122291A JP19498797A JP19498797A JPH1122291A JP H1122291 A JPH1122291 A JP H1122291A JP 19498797 A JP19498797 A JP 19498797A JP 19498797 A JP19498797 A JP 19498797A JP H1122291 A JPH1122291 A JP H1122291A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランナー捕捉機能と隙間除去機能とを備えて
いて、フリー折り戸を全展張した状態において、隣接す
るパネル間に隙間が生じるのを解消できるランナーキャ
ッチャーを提供する。 【解決手段】 ガイドレール1の側端にガイド枠24を
装着し、これで押圧ブロック25を左右スライド自在に
支持する。押圧ブロック25はランナー5に設けた連結
体14を係合捕捉する捕捉具39を備えていて、ばね2
6でガイド枠24から進出する向きに移動付勢される。
パネル対Pを完全に展張操作すると、押圧ブロック25
がばね26に抗してガイド枠24内へ押し込まれるの
で、隣接するパネル対Pは常に開口中央側へ押されて密
着し、隙間を除去できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フリー折り戸に適
用されて、開口枠の側端に位置するランナーを捕捉する
ランナーキャッチャーに関する。このランナーキャッチ
ャーには、全閉時のパネル対を開口面の中央側へ押し戻
して、隣接するパネル対どうしを密着させる隙間除去機
能が付加されたものである。
【0002】
【従来の技術】V字状に屈折できるパネル対を一単位に
して、複数のパネル対を個別に屈折開放し、あるいは任
意のパネル対を屈折した状態のままでレールに沿って左
右移動できるフリー折り戸がある。この種のフリー折り
戸は、例えばウォークインクロゼット等に適用されてお
り、各パネル対の開口枠の側端寄りに位置するランナー
をランナーキャッチャーで捕捉して、開口面の中央にお
いて各パネル対を折りたたみ開閉できるようにしてい
る。例えば、実公平8−7008号公報にその例をみる
ことができる。
【0003】フリー折り戸においては、個々の戸パネル
をランナーに吊持のランナー軸を中心にして旋回揺動さ
せる必要上、開口部の左右幅が全てのパネル対の合計幅
より大きく設定されている。そのため、全てのパネル対
を展開した閉じ状態において、開口中央で隣接するパネ
ル対の側端間に隙間を生じることがある。当出願人は、
この隙間除去のための隙間除去具をガイドレールの側端
部に設ける形態を提案している(特願平8−28659
号)。
【0004】その隙間除去具は、図8に示すごとくガイ
ドレール50の側端に内嵌される角枠状のハウジング5
1を有し、ハウジング51にランナー52を押し戻し操
作する弾性腕53が一体に設けられている。弾性腕53
はランナー52を介して戸パネル54を開口中央側へ押
し戻すので、パネル対の間に隙間が生じるのを阻止でき
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようにランナーキ
ャッチャーで捕捉した各パネル対は、それぞれの開放部
位を常用位置である開口中央に特定できるうえ、必要時
にはランナーキャッチャーとの係合状態を解除して、引
き戸と同様に開口側端側を開放できる。しかし、ランナ
ーキャッチャーは元来パネル対を移動不能に係合捕捉し
ているので、全てのパネルを展開した閉じ状態におい
て、隣接するパネル対の側端間に隙間が生じるのを避け
られず、前述の隙間除去具を付加しても、戸パネルを押
し戻し操作することはできない。
【0006】隙間除去具を併用して、全閉時の隙間をな
くすことは不可能ではない。但し、この場合には、ラン
ナーをランナーキャッチャーで押し戻しストローク分だ
け遊動できるよう捕捉係合する必要があるが、そうする
と、パネル対を開閉する毎にランナーが往復遊動してパ
ネル対ががた付くことを避けられない。隙間除去具を付
加した分だけ、余分な部品コストと施工の手間とが掛か
る。殆どの場合、ランナーキャッチャーはレール端のデ
ッドスペースを利用してガイドレールに装着されるの
で、隙間除去具がレール端部に装着される場合に、併用
できない。
【0007】本発明の目的は、ランナー捕捉機能と、隙
間除去機能とを備えたランナーキャッチャーを得ること
にあり、以てランナーキャッチャーで捕捉したパネル対
の開閉が軽快に行え、しかも全閉状態においては隣接す
るパネル対の間に隙間が生じるのを避けて、体裁の向上
を図ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、ランナーキ
ャッチャーをベースにして、これに隙間除去機構を付加
することによって、ランナー捕捉機能と隙間除去機能と
を備えたランナーキャッチャーを得る。
【0009】すなわち、本発明のランナーキャッチャー
は、ガイドレール1の側端に装着されて、パネル対Pの
上面側端に設けたランナー5を係合捕捉する。ランナー
キャッチャーは、ガイドレール1に固定されるガイド枠
24と、ガイド枠24でランナー5の走行方向に沿って
往復動自在に支持される押圧ブロック25と、押圧ブロ
ック25をガイド枠24から押し出し付勢するばね26
とを備えている。押圧ブロック25の外側端に、ランナ
ー5に設けた連結体14を係合捕捉する捕捉具39を設
ける。ランナー5の連結体14を捕捉具39で捕捉した
状態において、パネル対Pはばね26のばね力を受けて
開口中央の側へ移動付勢されている。
【0010】押圧ブロック25はガイド枠24で往復ス
ライド自在に支持して、両者24・25の間に設けた圧
縮コイル形のばね26で押し出し付勢する。ランナー5
のボディ12の側端に連結体14を突設し、押圧ブロッ
ク25における連結体14との対向面に、連結体14に
弾性係合する捕捉具39を突設する。
【0011】ガイド枠24に、断面四角形状のガイド穴
7を備えたガイド部28と、ガイド部28の下面に突設
した断面逆T字形の締結部29とを一体に設ける。締結
部29と上下に対向する雌ねじ体30を、ガイド枠24
の側端寄りに配置する。締結部29の下面側からボルト
33を雌ねじ体30にねじ込んで、雌ねじ体30と締結
部29とでガイドレール1のレール底壁1aを上下に挟
持することにより、ガイド枠24をガイドレール1に固
定する。
【0012】
【作用】押圧ブロック25はばね26で常に進出付勢さ
れており、この進出状態においてレール両端に位置する
捕捉具39の間隔は、折り戸を全閉状態にしたときの、
レール両端に位置するランナー5の連結体14の間隔よ
り僅かに小さく設定してある。従って、連結体14を捕
捉具39で係合捕捉した状態において、隣接するパネル
対Pを全展張操作して開口面を閉止すると、押圧ブロッ
ク25はばね26の付勢力に抗してガイド枠24内へ押
し込まれる。このとき、ランナー5は捕捉具39と押圧
ブロック25を介してばね26の押圧力を受ける。その
結果、パネル対Pは開口中央側へ押されるので、隣接す
るパネル対Pを開口中央において密着できる。
【0013】ばね26で進出付勢される押圧ブロック2
5に捕捉具39を設けるので、、ランナー5を捕捉具3
9で係合捕捉した状態においては、パネル対Pを開閉す
るときにも、開口側端側の戸パネルP1を常に開口中央
側へ移動付勢できる。従って、パネル対Pの開閉に伴っ
て、戸パネルP1が押し戻しストロークの範囲内で遊動
するのを阻止し、パネル対Pががた付くのを防止でき
る。
【0014】押圧ブロック25をガイド枠24でスライ
ド自在に支持し、両者24・25間に設けたばね26で
押圧ブロック25を進出付勢することにより、隙間除去
を行えるようにするので、ランナー捕捉機能と隙間除去
機能とを備えているランナーキャッチャーを一個のユニ
ット部品としてコンパクトにまとめることができる。ガ
イド枠24の上下にガイド部28と締結部29を一体に
設けたランナーキャッチャーによれば、その構成部品点
数が減ることになる。
【0015】
【実施例】図1ないし図7は本発明に係るランナーキャ
ッチャーの実施例を示す。図2において、フリー折り戸
は2組のパネル対Pで構成してあり、開口面の上下に設
けたガイドレール1・2で屈折自在に案内支持する。各
パネル対Pは2個の戸パネルP1・P2の隣接縁どうし
をヒンジ3で連結してあり、開口中央側の戸パネルP2
の屈折縁の近傍に把手4を設ける。ヒンジ3は全展開状
態を維持できるクリック機構を備えている。図3に示す
ように、各パネル対の両側の上面および下面には、それ
ぞれガイドレール1・2で走行案内されるランナー5と
振れ止めローラ6とが装着してある。
【0016】図3および図4においてランナー5は、ガ
イドレール1で案内される走行部9と、戸パネルP1・
P2に埋め込んだ状態で装着される取付部10と、走行
部9と取付部10とを連結するランナー軸11などで構
成する。
【0017】走行部10は横長ブロック状のボディ12
と、ボディ12の前後面において遊転自在に軸支した4
個のローラ13などで構成する。この走行部9が通常の
ランナーと異なるのは、ボディ12の一側端に平面視が
木の葉形の連結体14を一体に突設し、さらに他側端に
ボディ12を延長して牽制部15を突設している点にあ
る。牽制部15の突端面には、断面半円状の突起と凹部
とからなる断面S字形の係合歯16を形成する(図1参
照)。牽制部15と係合歯16の機能は後述する。な
お、開口中央側の戸パネルP2を支持するランナー5に
限って、前記連結体14を省略することができる。
【0018】取付部10は、上端にフランジを有する縦
長円筒状のケース18と、戸パネルP1・P2の裏面側
から組まれる横軸体19とからなる。ケース18の下端
には、逆T字形のプラグ20を一体に突設し、このプラ
グ20を係合捕捉するソケット21を横軸体19に設け
る。ソケット21は、軸心に沿って設けた吊持穴21a
と、吊持穴21aに貫通する状態でL字形に形成した係
合溝21bとからなり、戸パネルP1・P2に先組みし
たプラグ20に吊持穴21aを挿嵌した後、横軸体19
を回動操作してプラグ20を係合固定する。
【0019】ランナー軸11は高さ調整用のねじ軸を兼
ねていて、その下半部のねじ軸がケース18に設けたね
じ穴にねじ込んである。ランナー軸11の上半の軸部
は、走行部9のボディ12に下面側から挿通した後、軸
端をかしめ処理することによって、ボディ12に対して
相対回転自在に連結してある。軸中途部に設けた六角形
の操作部22を回転操作して、ねじ軸のケース18に対
するねじ込み量を変更すると、戸パネルP1・P2の高
さ調整を行える。
【0020】ランナー5をガイドレール1の側端におい
て係合捕捉するために、一対のランナーキャッチャーを
ガイドレール1の両端に配置する。図1においてランナ
ーキャッチャーは、ガイドレール1に内嵌固定されるガ
イド枠24と、ガイド枠24で往復スライド自在に案内
支持した押圧ブロック25と、押圧ブロック25をガイ
ド枠24から押し出し付勢する圧縮コイル形のばね26
などで構成する。
【0021】図4においてガイド枠24は、その右側面
が開口する断面四角形状のガイド穴27を備えたガイド
部28と、ガイド部28の下面に突設した逆T字形の締
結部29とを一体に形成したプラスチック成形品からな
り、ガイド枠24の左側面に雌ねじ体30を収容する室
31を有する。ガイド部28と締結部29との間の前後
面には、ガイドレール1のレール底壁1aを受け入れる
溝32が形成される。締結部29の左端寄り下面と室3
1との間には、図6に示すごとくボルト33用の挿通穴
34が形成されている。ガイド穴27に臨むガイド部2
8の上壁中央に逃げ溝35を貫通状に設けてある。
【0022】押圧ブロック25は直方体状のプラスチッ
クブロックからなり、図6に示すようにその左端内部中
央に雌ねじ体30およびボルト33との接当干渉を避け
る凹部36を設け、凹部36の前後にばね26を受け入
れるばね受穴37を形成する。押圧ブロック25の右側
端には、ランナー5のボディ12に設けた連結体14を
係合捕捉する捕捉具39を横向きに突設する。捕捉具3
9は、弾性変形可能な前後一対の捕捉腕40を花弁形に
突設して形成してあり、各捕捉腕40の突端にはボディ
12を受け止める接当爪41が前後に突設してある。
【0023】一対のばね26を押圧ブロック25のばね
受穴37に組んだ後、ばね26側から押圧ブロック25
をガイド穴27内へ挿嵌し、逃げ溝35の側から押圧ブ
ロック25にストッパー用のねじ(ビス)42をねじ込
むことにより、押圧ブロック25はガイド枠24から進
出する向きにばね26で押し出し付勢され、ねじ42の
頭部が逃げ溝35の右側端に接当する待機位置に保持さ
れる。
【0024】上記の状態にあるガイド枠24の室31
に、板ナットからなる雌ねじ体30を装填した後、ガイ
ド部28をガイドレール1内に外側方から挿嵌し、同時
に溝32内にレール底壁1aを係合する。この状態で、
ボルト33を挿通穴34を介して雌ねじ体30にねじ込
むことにより、雌ねじ体30と締結部29とでレール底
壁1aを上下に挟持し、ランナーキャッチャーをガイド
レール1に固定できる(図7参照)。
【0025】ランナー5は、パネル対Pを構成する各戸
パネルP1・P2に対して牽制部15どうしが対向する
ように取り付ける。これにより、パネル対をV字状に屈
折した状態では、図5に示すように牽制部15どうしが
接当して一対の戸パネルP1・P2の近接間隔を規制
し、さらに接当端において係合歯16どうしが互いに凹
凸係合して、接当相手側のランナー5の動きを拘束す
る。このように、隣接するランナー5・5を牽制部15
・15を介して互いに拘束すると、一対のランナー5・
5が同行移動するので、ランナー5・5が蛇行するのを
よく防止できる。従ってランナー5・5に大きな傾動モ
ーメントが作用する状態下でも、パネル対Pは軽快に直
進移動する。
【0026】左右のパネル対Pのそれぞれを面一状に展
張して開口面を閉止すると、両側端に位置するランナー
5に設けた連結体14が、押圧ブロック25に突設した
捕捉具39で捕捉される。この状態における捕捉具39
の左右間隔は、連結体14の左右間隔よりも小さく設定
してある。そのため、各パネル対Pを完全に展張操作す
ると、図6に示すように押圧ブロック25はばね26の
付勢力に抗してガイド穴27内へ押し込まれる。ばね2
6は、ランナー5が捕捉具39に急激に接当するときの
緩衝体としても役立つ。
【0027】上記のように押圧ブロック25がレール側
端側へスライドした状態では、ねじ42の操作頭部が逃
げ溝35の溝端で受け止められていた場合とは異なり、
ばね26の張力がランナー5を介して戸パネルP1に作
用する。その結果、図6の矢印で示すように各パネル対
Pは前記ばね26の力で開口面の中央側へ移動操作さ
れ、隣接する戸パネルP2・P2の側端面どうしが密着
する。つまり、開口面を左右のパネル対Pで閉止した状
態において、パネル対Pの間に隙間が生じるのを防止し
て、折り戸の体裁を向上できる。なお、開口面の側端に
生じる隙間は、板状の戸隠しで覆われているので問題に
はならない。
【0028】パネル対Pを開閉操作するとき、押圧ブロ
ック25にはガイド枠24から進出する向きの力と、ガ
イド枠24内へ退入する向きの力とが作用する。しか
し、押圧ブロック25はばね6で常に進出する方向へ移
動付勢されているので、パネル対Pの開閉に伴って、押
圧ブロック25が隙間除去のための押し戻しストローク
の範囲内で往復遊動してがた付くのを阻止でき、パネル
対Pの開閉操作をスムーズに行うことができる。
【0029】上記の実施例以外に、捕捉具39を平面視
において木の葉形に形成し、ボディ12の側に二又状の
弾性腕を備えた連結体14を設けることができる。ま
た、連結体14と捕捉具39とは、互いに係合し合う一
対の係合体であればよく、必ずしも雌雄の係合関係であ
る必要はない。ばね26は引っ張りばねや捻りコイルば
ね等に変更できる。雌ねじ体30としては市販の六角ナ
ットを用いることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明では、ランナー5の連結体14を
係合捕捉するための捕捉具39を押圧ブロック25に設
け、この押圧ブロック25をガイドレール1の側端に装
着したスライド枠24で往復動自在に支持し、さらにば
ね26でガイド枠24から進出する向きに移動付勢し、
ランナー5を係合捕捉した状態において、パネル対Pを
開口中央側へ移動付勢できるようにした。従って、全閉
時のパネル対Pどうしを開口面の中央において密着させ
て、隣接する戸パネルP2・P2の側端間に隙間が生じ
るのを防止でき、パネル対Pの開閉時に戸パネルP1が
押し戻しストロークの間を遊動するのを解消して、パネ
ル対Pを軽快に開閉操作できる。
【0031】ランナーキャッチャーに隙間除去機構を付
加して、ランナー捕捉機能と隙間除去機能とを備えたラ
ンナーキャッチャーを1個のユニット部品として構成す
るので、ランナーキャッチャーとは別に専用の隙間除去
具を併用する場合に比べて、部品コストと施工の手間と
を削減して、その分だけ折り戸の全コストを減少できる
点でも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ランナーキャッチャーの使用状態における横断
平面図である。
【図2】フリー折り戸の斜視図である。
【図3】フリー折り戸の縦断側面図である。
【図4】ランナーおよびランナーキャッチャーの分解斜
視図である。
【図5】ランナーの牽制部の作用を示す平面図である。
【図6】ランナーキャッチャーの縦断正面図である。
【図7】図6におけるA−A線断面図である。
【図8】従来の隙間除去具の縦断側面図である。
【符合の説明】
1 ガイドレール 5 ランナー 14 連結体 24 ガイド枠 25 押圧ブロック 26 ばね 39 捕捉具 P パネル対

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイドレール1の側端に装着されて、パ
    ネル対Pの上面側端に設けたランナー5を係合捕捉する
    フリー折り戸用ランナーキャッチャーであって、 ガイドレール1に固定されるガイド枠24と、ガイド枠
    24でランナー5の走行方向に沿って往復動自在に支持
    される押圧ブロック25と、押圧ブロック25をガイド
    枠24から押し出し付勢するばね26とを備えており、 押圧ブロック25の外側端に、ランナー5に設けた連結
    体14を係合捕捉する捕捉具39が設けてあり、 ランナー5の連結体14を捕捉具39で捕捉した状態に
    おいて、パネル対Pがばね26のばね力を受けて開口中
    央の側へ移動付勢されることを特徴とするフリー折り戸
    用ランナーキャッチャー。
  2. 【請求項2】 押圧ブロック25が、ガイド枠24で往
    復スライド自在に支持されて、両者24・25の間に設
    けた圧縮コイル形のばね26で押し出し付勢されてお
    り、 ランナー5のボディ12の側端に連結体14が突設され
    ており、 押圧ブロック25における連結体14との対向面に、連
    結体14に弾性係合する捕捉具39が突設されている請
    求項1記載のフリー折り戸用ランナーキャッチャー。
  3. 【請求項3】 ガイド枠24に、断面四角形状のガイド
    穴7を備えたガイド部28と、ガイド部28の下面に突
    設した断面逆T字形の締結部29とが一体に設けられて
    おり、 締結部29と上下に対向する雌ねじ体30が、ガイド枠
    24の側端寄りに配置されており、 締結部29の下面側からボルト33を雌ねじ体30にね
    じ込んで、雌ねじ体30と締結部29とでガイドレール
    1のレール底壁1aを上下に挟持することにより、ガイ
    ド枠24がガイドレール1に固定される請求項1又は2
    記載のフリー折り戸用ランナーキャッチャー。
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