JPH11222076A - 発光式ドアウインドパネル構造 - Google Patents

発光式ドアウインドパネル構造

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JPH11222076A
JPH11222076A JP10022340A JP2234098A JPH11222076A JP H11222076 A JPH11222076 A JP H11222076A JP 10022340 A JP10022340 A JP 10022340A JP 2234098 A JP2234098 A JP 2234098A JP H11222076 A JPH11222076 A JP H11222076A
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JP
Japan
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door window
window panel
lens
light
lower edge
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Application number
JP10022340A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Murahashi
克広 村橋
Masaya Ookawato
昌也 大河戸
Takayuki Sano
隆行 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Ichikoh Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの灯具でも、ドアウインドパネルの上辺
端部を広い範囲で発光させることができる発光式ドアウ
インドパネル構造を提供する。 【解決手段】 灯具6に、光源Aと下辺端部5との間に
位置し且つ光線の配光角度を広げるレンズ7を設けた。
レンズ7により、光線の配光角度が広がるため、1つの
灯具6でも、ドアウインドパネル1の上辺端部を広い範
囲で発光させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光式ドアウイン
ドパネル構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のドアウインドパネルには、下辺
端部に灯具を取付けた構造のものがある。すなわち、こ
の灯具の光源から発せられる扇形の光線をドアウインド
パネルの板厚面内へ入射させ、その光線をドアウインド
パネルの上辺端部から出射させることにより、該上辺端
部を発光させるものがある(類似技術として、特開平6
−122343号公報参照)。
【0003】一般に、灯具内の光源から発せられる扇形
の光線の配光角度(扇形の角度)は決まっており、1つ
の灯具ではドアウインドパネルにおける上辺端部の発光
範囲も狭くなるため、従来はドアウインドパネルの下辺
端部に複数の灯具を取付けて、上辺端部の発光範囲を広
げている。
【0004】このようにしてドアウインドパネルの上辺
端部を広い範囲で発光させることにより、乗員に上辺端
部の存在を知らしめ、特に周辺光量の不足する夜間等に
おいて、ドアウインドパネルの上辺端部と乗員の体の一
部が当たるのを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、ドアウインドパネルの上辺
端部を広い範囲で発光させるために、複数の灯具が必要
となるため、ドアウインドパネルへの取付け作業が面倒
である。
【0006】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、1つの灯具でも、ドアウイン
ドパネルの上辺端部を広い範囲で発光させることができ
る発光式ドアウインドパネル構造を提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、前記ドアウインドパネルの下辺端部に灯具を取付
け、該灯具の光源からドアウインドパネルの板厚面内に
所定の配光角度の光線を発して、該ドアウインドパネル
の上辺端部を発光させる発光式ドアウインドパネル構造
において、前記灯具に、光源と下辺端部との間に位置し
且つ光線の配光角度を広げるレンズを設けたものであ
る。
【0008】請求項1に記載の発明によれば、前記ドア
ウインドパネルの下辺端部と光源との間に位置するレン
ズにより、光線の配光角度が広がるため、1つの灯具で
も、ドアウインドパネルの上辺端部を広い範囲で発光さ
せることができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記ドアウイン
ドパネルの下辺端部に凹部を形成し、該凹部に略合致し
た凸形状のレンズを有する灯具を取付けたものである。
【0010】請求項2に記載の発明によれば、前記ドア
ウインドパネルの下辺端部の凹部と、凸形状のレンズと
の合致により、灯具のドアウインドパネルに対する位置
決めを行うことができる。
【0011】請求項3に記載の発明は、前記ドアウイン
ドパネルの下辺端部に凹部を形成し、該凹部に略合致し
た凸形状のレンズを有する灯具を取付けると共に、ドア
ウインドパネルの下辺端部とレンズのいずれか一方に、
両者の重なり合う部分の両端で他方側に当接する一対の
突起を形成し、該突起で区画されたドアウインドパネル
の下辺端部とレンズとの間に透明シール材を充填したも
のである。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、前記ドア
ウインドパネルの下辺端部の凹部と、凸形状のレンズと
が、突起による点接触となるため、両者の当接によるレ
ンズの傷付きが防止されると共に、曲率が微妙に異なる
両者を面接触させる場合に比べて当接状態が安定する。
そして、突起により、ドアウインドパネルの下辺端部と
レンズとの間の隙間が一定になるため、その間に充填さ
れる透明シール材の厚さも一定になる。
【0013】請求項4に記載の発明は、前記ドアウイン
ドパネルの下辺端部に凹部を形成し、該凹部に略合致し
た凸形状のレンズを有する灯具を取付けると共に、ドア
ウインドパネルの下辺端部とレンズを保持したハウジン
グのいずれか一方に、両者の重なり合う部分の両端で他
方側に当接する一対の突起を形成し、該突起で区画され
たドアウインドパネルの下辺端部とハウジングに保持さ
れているレンズとの間に透明シール材を充填したもので
ある。
【0014】請求項4に記載の発明によれば、前記ドア
ウインドパネルの下辺端部の凹部と、凸形状のレンズを
保持したハウジングとが、突起による点接触となるた
め、曲率が微妙に異なる両者を面接触させる場合に比べ
て当接状態が安定する。そして、突起により、ドアウイ
ンドパネルの下辺端部と、ハウジングに保持されている
レンズとの間の隙間が一定になるため、その間に充填さ
れる透明シール材の厚さも一定になる。
【0015】請求項5に記載の発明は、前記ドアウイン
ドパネルの下辺端部に凸部を形成し、該凸部に略合致し
た凹形状のレンズを有する灯具を取付けたものである。
【0016】請求項5に記載の発明によれば、前記ドア
ウインドパネルの下辺端部の凸部と、凹形状のレンズと
の合致により、灯具のドアウインドパネルに対する位置
決めを行うことができる。
【0017】請求項6に記載の発明は、前記ドアウイン
ドパネルの下辺端部に凸部を形成し、該凸部に略合致し
た凹形状のレンズを有する灯具を取付けると共に、ドア
ウインドパネルの下辺端部とレンズのいずれか一方に、
両者の重なり合う部分の両端で他方側に当接する一対の
突起を形成し、該突起で区画されたドアウインドパネル
の下辺端部とレンズとの間に透明シール材を充填したも
のである。
【0018】請求項6に記載の発明によれば、前記ドア
ウインドパネルの下辺端部の凸部と、凹形状のレンズと
が、突起による点接触となるため、両者の当接によるレ
ンズの傷付きが防止されると共に、曲率が微妙に異なる
両者を面接触させる場合に比べて当接状態が安定する。
そして、突起により、ドアウインドパネルの下辺端部と
レンズとの間の隙間が一定になるため、その間に充填さ
れる透明シール材の厚さも一定になる。
【0019】請求項7に記載の発明は、前記ドアウイン
ドパネルの下辺端部に凸部を形成し、該凸部に略合致し
た凹形状のレンズを有する灯具を取付けると共に、ドア
ウインドパネルの下辺端部とレンズを保持したハウジン
グのいずれか一方に、両者の重なり合う部分の両端で他
方側に当接する一対の突起を形成し、該突起で区画され
たドアウインドパネルの下辺端部とハウジングに保持さ
れているレンズとの間に透明シール材を充填したもので
ある。
【0020】請求項7に記載の発明によれば、前記ドア
ウインドパネルの下辺端部の凸部と、凹形状のレンズを
保持したハウジングとが、突起による点接触となるた
め、曲率が微妙に異なる両者を面接触させる場合に比べ
て当接状態が安定する。そして、突起により、ドアウイ
ンドパネルの下辺端部と、ハウジングに保持されている
レンズとの間の隙間が一定になるため、その間に充填さ
れる透明シール材の厚さも一定になる。
【0021】請求項8に記載の発明は、前記ドアウイン
ドパネルの下辺端部に平坦部を形成し、該平坦部に略合
致した形状のレンズを有する灯具を取付けると共に、ド
アウインドパネルの下辺端部とレンズのいずれか一方
に、両者の重なり合う部分の両端で他方側に当接する一
対の突起を取付けたものである。
【0022】請求項8に記載の発明によれば、前記ドア
ウインドパネルの下辺端部の平坦部と、該平坦部に略合
致した形状のレンズとが、突起による点接触となるた
め、両者の当接によるレンズの傷付きが防止されると共
に、両者を面接触させる場合に比べて当接状態が安定す
る。
【0023】請求項9に記載の発明は、前記ドアウイン
ドパネルの下辺端部に平坦部を形成し、該平坦部に略合
致した形状のレンズを有する灯具を取付けると共に、ド
アウインドパネルの下辺端部とレンズを保持したハウジ
ングのいずれか一方に、両者の重なり合う部分の両端で
他方側に当接する一対の突起を取付けたものである。
【0024】請求項9に記載の発明によれば、前記ドア
ウインドパネルの下辺端部の平坦部と、該平坦部に略合
致した形状のレンズを保持したハウジングとが、突起に
よる点接触となるため、両者を面接触させる場合に比べ
て当接状態が安定する。
【0025】請求項10に記載の発明は、前記ドアウイ
ンドパネルの下辺端部に平坦部を形成し、該平坦部に略
合致した形状のレンズを有する灯具を取付けると共に、
ドアウインドパネルの下辺端部とレンズのいずれか一方
に、両者の重なり合う部分の両端で他方側に当接する一
対の突起を形成し、該突起で区画されたドアウインドパ
ネルの下辺端部とレンズとの間に透明シール材を充填し
たものである。
【0026】請求項10に記載の発明によれば、前記ド
アウインドパネルの下辺端部の平坦部と、該平坦部に略
合致した形状のレンズとが、突起による点接触となるた
め、両者の当接によるレンズの傷付きが防止されると共
に、両者を面接触させる場合に比べて当接状態が安定す
る。そして、突起により、ドアウインドパネルの下辺端
部とレンズとの間の隙間が一定になるため、その間に充
填される透明シール材の厚さも一定になる。
【0027】請求項11に記載の発明は、前記ドアウイ
ンドパネルの下辺端部に平坦部を形成し、該平坦部に略
合致した形状のレンズを有する灯具を取付けると共に、
ドアウインドパネルの下辺端部とレンズを保持したハウ
ジングのいずれか一方に、両者の重なり合う部分の両端
で他方側に当接する一対の突起を形成し、該突起で区画
されたドアウインドパネルの下辺端部とハウジングに保
持されているレンズとの間に透明シール材を充填したも
のである。
【0028】請求項11に記載の発明によれば、前記ド
アウインドパネルの下辺端部の平坦部と、該平坦部に略
合致した形状のレンズを保持したハウジングとが、突起
による点接触となるため、両者を面接触させる場合に比
べて当接状態が安定する。そして、突起により、ドアウ
インドパネルの下辺端部と、ハウジングに保持されてい
るレンズとの間の隙間が一定になるため、その間に充填
される透明シール材の厚さも一定になる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な複数の実施
形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施形態におい
て、共通する部分には同一の符号を付し、重複する説明
は省略する。
【0030】図1〜図3は、この発明の第1実施形態を
示す図である。符号1は、リヤ側のドアウインドパネル
で、図示せぬサッシュレスドアに昇降自在に取付けられ
ている。このドアウインドパネル1には、前後に角部
2、3があり、この角部2、3の間に上辺端部4が形成
されている。
【0031】そして、ドアウインドパネル1の下辺端部
5には、灯具6が取付けられている。該灯具6は、透明
なレンズ7と不透明なハウジング8とを組み合わせた中
空構造をしており、内部に2個づつの光源(LED)A
が中心軸Sをはさんだ状態で設けられている。レンズ7
の上部は湾曲形状をしており、光源Aと下辺端部5との
間に位置している。
【0032】ハウジング8には、上方へ延びるフランジ
9が形成され、このフランジ9が、ボルト10と、ナッ
トプレート11やワッシャ12により、ドアウインドパ
ネル1の下端部に取付けられる。ボルト10が、ドアウ
インドパネル1とフランジ9の両者を貫通した状態で結
合するため、灯具6の取付強度が高い。
【0033】一方、レンズ7には、ドアウインドパネル
1の下端部との間に隙間を隔てた状態でリブ13が形成
されており、このリブ13とドアウインドパネル1との
隙間に、「透明シール材」としてのシリコン充填剤14
を注入している。リブ13は、このシリコン充填剤14
を注入する場合のガイドになる。シリコン充填剤14が
固化した後は、該シリコン充填剤14を介して、リブ1
3とフランジ9との間でドアウインドパネル1の下端部
を挟持し、灯具6のドアウインドパネル1に対する取付
強度を更に高める。更に、灯具6内における光源Aの上
部には、インナレンズ15が追加されている。
【0034】この実施形態によれば、光源Aと下辺端部
5との間に、レンズ7が位置しているため、このレンズ
7により、光源Aから扇形に発せられる光線Lの配光角
度θが拡大され、上辺端部4における配光範囲Hが広が
る。従って、1つの灯具6でも、ドアウインドパネル1
の上辺端部4を広い範囲で発光させることができる。
尚、この実施形態では、追加されたインナレンズ15
も、光線Lの配光角度θの拡大に寄与している。
【0035】図4は、この発明の第2実施形態を示す図
である。この第2実施形態では、ドアウインドパネル1
の下辺端部5と、灯具16のレンズ17との重なり合う
部分の両端において、レンズ17側に一対の突起17a
を形成したものである。従って、ドアウインドパネル1
の下辺端部5と、レンズ17とが、突起17a,17a
による点接触となるため、両者の当接によるレンズ17
の傷付きが防止されると共に、曲率が微妙に異なる両者
を面接触させる場合に比べて当接状態が安定する。そし
て、突起17aにより、下辺端部5とレンズ17との間
の隙間が一定になるため、その間に充填されるシリコン
充填剤14の厚さも一定になる。尚、突起17aは、ド
アウインドパネル1の下辺端部5側に形成しても良い。
【0036】図5は、この発明の第3実施形態を示す図
である。この第3実施形態では、ドアウインドパネル1
の下辺端部5に凹部5aを形成し、灯具18のレンズ1
9を該凹部5aに合致する凸形状にしたものである。従
って、ドアウインドパネル1の下辺端部5の凹部5a
と、凸形状のレンズ19との合致により、灯具18のド
アウインドパネル1に対する位置決めを行うことができ
る。
【0037】図6は、この発明の第4実施形態を示す図
である。この第4実施形態の灯具20では、レンズ21
の両端に突起21a,21aを形成したものである。第
2実施形態同様に、点接触となるため、レンズ21の傷
付きが防止されると共に当接状態が安定し、シリコン充
填剤14の厚さも一定になる。尚、突起21aは、ドア
ウインドパネル1の下辺端部5側に形成しても良い。
【0038】図7は、この発明の第5実施形態を示す図
である。この第5実施形態では、ドアウインドパネル1
の下辺端部5に凸部5bを形成し、灯具22のレンズ2
3を該凸部5bに合致する凹形状にしたものである。従
って、ドアウインドパネル1の下辺端部5の凸部5b
と、凹形状のレンズ23との合致により、灯具23のド
アウインドパネル1に対する位置決めを行うことができ
る。
【0039】図8は、この発明の第6実施形態を示す図
である。この第6実施形態の灯具24では、レンズ25
の両端に突起25a,25aを形成したものである。第
2実施形態同様に、点接触となるため、レンズ25の傷
付きが防止されると共に当接状態が安定し、シリコン充
填剤14の厚さも一定になる。尚、突起25aは、ドア
ウインドパネル1の下辺端部5側に形成しても良い。
【0040】図9は、この発明の第7実施形態を示す図
である。この第7実施形態では、ドアウインドパネル1
の下辺端部5に平坦部5cを形成し、灯具26のレンズ
27を平坦部5cに合致する形状にすると共に、その両
側に突起27a,27aを形成したものである。第2実
施形態同様に、点接触となるため、レンズ27の傷付き
が防止されると共に当接状態が安定し、シリコン充填剤
14の厚さも一定になる。尚、突起27aは、ドアウイ
ンドパネル1の下辺端部5側に形成しても良い。
【0041】尚、以上の各実施形態の説明では、突起を
レンズ側に形成する例を示したが、光源Aからの光線L
を遮らない状態で、突起をハウジング8(図3参照)側
に形成しても良いし、突起の間にシリコン充填剤14を
充填しても良い。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ドアウイ
ンドパネルの下辺端部と光源との間に位置するレンズに
より、光線の配光角度が広がるため、1つの灯具でも、
ドアウインドパネルの上辺端部を広い範囲で発光させる
ことができる。
【0043】請求項2記載の発明によれば、ドアウイン
ドパネルの下辺端部の凹部と、凸形状のレンズとの合致
により、灯具のドアウインドパネルに対する位置決めを
行うことができる。
【0044】請求項3記載の発明によれば、ドアウイン
ドパネルの下辺端部の凹部と、凸形状のレンズとが、突
起による点接触となるため、両者の当接によるレンズの
傷付きが防止されると共に、曲率が微妙に異なる両者を
面接触させる場合に比べて当接状態が安定する。そし
て、突起により、ドアウインドパネルの下辺端部とレン
ズとの間の隙間が一定になるため、その間に充填される
透明シール材の厚さも一定になる。
【0045】請求項4記載の発明によれば、ドアウイン
ドパネルの下辺端部の凹部と、凸形状のレンズを保持し
たハウジングとが、突起による点接触となるため、曲率
が微妙に異なる両者を面接触させる場合に比べて当接状
態が安定する。そして、突起により、ドアウインドパネ
ルの下辺端部と、ハウジングに保持されているレンズと
の間の隙間が一定になるため、その間に充填される透明
シール材の厚さも一定になる。
【0046】請求項5記載の発明によれば、ドアウイン
ドパネルの下辺端部の凸部と、凹形状のレンズとの合致
により、灯具のドアウインドパネルに対する位置決めを
行うことができる。
【0047】請求項6記載の発明によれば、ドアウイン
ドパネルの下辺端部の凸部と、凹形状のレンズとが、突
起による点接触となるため、両者の当接によるレンズの
傷付きが防止されると共に、曲率が微妙に異なる両者を
面接触させる場合に比べて当接状態が安定する。そし
て、突起により、ドアウインドパネルの下辺端部とレン
ズとの間の隙間が一定になるため、その間に充填される
透明シール材の厚さも一定になる。
【0048】請求項7記載の発明によれば、ドアウイン
ドパネルの下辺端部の凸部と、凹形状のレンズを保持し
たハウジングとが、突起による点接触となるため、曲率
が微妙に異なる両者を面接触させる場合に比べて当接状
態が安定する。そして、突起により、ドアウインドパネ
ルの下辺端部と、ハウジングに保持されているレンズと
の間の隙間が一定になるため、その間に充填される透明
シール材の厚さも一定になる。
【0049】請求項8記載の発明によれば、ドアウイン
ドパネルの下辺端部の平坦部と、該平坦部に略合致した
形状のレンズとが、突起による点接触となるため、両者
の当接によるレンズの傷付きが防止されると共に、両者
を面接触させる場合に比べて当接状態が安定する。
【0050】請求項9記載の発明によれば、ドアウイン
ドパネルの下辺端部の平坦部と、該平坦部に略合致した
形状のレンズを保持したハウジングとが、突起による点
接触となるため、両者を面接触させる場合に比べて当接
状態が安定する。
【0051】請求項10記載の発明によれば、ドアウイ
ンドパネルの下辺端部の平坦部と、該平坦部に略合致し
た形状のレンズとが、突起による点接触となるため、両
者の当接によるレンズの傷付きが防止されると共に、両
者を面接触させる場合に比べて当接状態が安定する。そ
して、突起により、ドアウインドパネルの下辺端部とレ
ンズとの間の隙間が一定になるため、その間に充填され
る透明シール材の厚さも一定になる。
【0052】請求項11記載の発明によれば、ドアウイ
ンドパネルの下辺端部の平坦部と、該平坦部に略合致し
た形状のレンズを保持したハウジングとが、突起による
点接触となるため、両者を面接触させる場合に比べて当
接状態が安定する。そして、突起により、ドアウインド
パネルの下辺端部と、ハウジングに保持されているレン
ズとの間の隙間が一定になるため、その間に充填される
透明シール材の厚さも一定になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すドアウインドパネ
ルの側面図。
【図2】灯具を示す断面図。
【図3】図1中矢示SA−SA線に沿う断面図。
【図4】本発明の第2実施形態に係る灯具を示す断面
図。
【図5】本発明の第3実施形態に係る灯具を示す断面
図。
【図6】本発明の第4実施形態に係る灯具を示す断面
図。
【図7】本発明の第5実施形態に係る灯具を示す断面
図。
【図8】本発明の第6実施形態に係る灯具を示す断面
図。
【図9】本発明の第7実施形態に係る灯具を示す断面
図。
【符号の説明】
1 ドアウインドパネル 4 上辺端部 5 下辺端部 6、16、18、20、22、24、26 灯具 7、17、19、21、23、25、27 レンズ 8 ハウジング 14 シリコン充填剤(透明シール材) A 光源 H 配光範囲 L 光線 S 中心軸 θ 配光角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 隆行 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアウインドパネルの下辺端部に灯具を
    取付け、該灯具の光源からドアウインドパネルの板厚面
    内に所定の配光角度の光線を発して、該ドアウインドパ
    ネルの上辺端部を発光させる発光式ドアウインドパネル
    構造において、 前記灯具に、光源と下辺端部との間に位置し且つ光線の
    配光角度を広げるレンズを設けたことを特徴とする発光
    式ドアウインドパネル構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発光式ドアウインドパ
    ネル構造であって、 前記ドアウインドパネルの下辺端部に凹部を形成し、該
    凹部に略合致した凸形状のレンズを有する灯具を取付け
    たことを特徴とする発光式ドアウインドパネル構造。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の発光式ドアウインドパ
    ネル構造であって、 前記ドアウインドパネルの下辺端部に凹部を形成し、該
    凹部に略合致した凸形状のレンズを有する灯具を取付け
    ると共に、前記ドアウインドパネルの下辺端部とレンズ
    とのいずれか一方に、両者の重なり合う部分の両端で他
    方側に当接する一対の突起を形成し、該突起で区画され
    たドアウインドパネルの下辺端部とレンズとの間に透明
    シール材を充填したことを特徴とする発光式ドアウイン
    ドパネル構造。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の発光式ドアウインドパ
    ネル構造であって、 前記ドアウインドパネルの下辺端部に凹部を形成し、該
    凹部に略合致した凸形状のレンズを有する灯具を取付け
    ると共に、前記ドアウインドパネルの下辺端部とレンズ
    を保持したハウジングのいずれか一方に、両者の重なり
    合う部分の両端で他方側に当接する一対の突起を形成
    し、該突起で区画されたドアウインドパネルの下辺端部
    とハウジングに保持されているレンズとの間に透明シー
    ル材を充填したことを特徴とする発光式ドアウインドパ
    ネル構造。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の発光式ドアウインドパ
    ネル構造であって、 前記ドアウインドパネルの下辺端部に凸部を形成し、該
    凸部に略合致した凹形状のレンズを有する灯具を取付け
    たことを特徴とする発光式ドアウインドパネル構造。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の発光式ドアウインドパ
    ネル構造であって、 前記ドアウインドパネルの下辺端部に凸部を形成し、該
    凸部に略合致した凹形状のレンズを有する灯具を取付け
    ると共に、ドアウインドパネルの下辺端部とレンズのい
    ずれか一方に、両者の重なり合う部分の両端で他方側に
    当接する一対の突起を形成し、該突起で区画されたドア
    ウインドパネルの下辺端部とレンズとの間に透明シール
    材を充填したことを特徴とする発光式ドアウインドパネ
    ル構造。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の発光式ドアウインドパ
    ネル構造であって、 前記ドアウインドパネルの下辺端部に凸部を形成し、該
    凸部に略合致した凹形状のレンズを有する灯具を取付け
    ると共に、ドアウインドパネルの下辺端部とレンズを保
    持したハウジングのいずれか一方に、両者の重なり合う
    部分の両端で他方側に当接する一対の突起を形成し、該
    突起で区画されたドアウインドパネルの下辺端部とハウ
    ジングに保持されているレンズとの間に透明シール材を
    充填したことを特徴とする発光式ドアウインドパネル構
    造。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の発光式ドアウインドパ
    ネル構造であって、 前記ドアウインドパネルの下辺端部に平坦部を形成し、
    該平坦部に略合致した形状のレンズを有する灯具を取付
    けると共に、ドアウインドパネルの下辺端部とレンズの
    いずれか一方に、両者の重なり合う部分の両端で他方側
    に当接する一対の突起を取付けたことを特徴とする発光
    式ドアウインドパネル構造。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の発光式ドアウインドパ
    ネル構造であって、 前記ドアウインドパネルの下辺端部に平坦部を形成し、
    該平坦部に略合致した形状のレンズを有する灯具を取付
    けると共に、ドアウインドパネルの下辺端部とレンズを
    保持したハウジングのいずれか一方に、両者の重なり合
    う部分の両端で他方側に当接する一対の突起を取付けた
    ことを特徴とする発光式ドアウインドパネル構造。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の発光式ドアウインド
    パネル構造であって、 前記ドアウインドパネルの下辺端部に平坦部を形成し、
    該平坦部に略合致した形状のレンズを有する灯具を取付
    けると共に、ドアウインドパネルの下辺端部とレンズの
    いずれか一方に、両者の重なり合う部分の両端で他方側
    に当接する一対の突起を形成し、該突起で区画されたド
    アウインドパネルの下辺端部とレンズとの間に透明シー
    ル材を充填したことを特徴とする発光式ドアウインドパ
    ネル構造。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の発光式ドアウインド
    パネル構造であって、 前記ドアウインドパネルの下辺端部に平坦部を形成し、
    該平坦部に略合致した形状のレンズを有する灯具を取付
    けると共に、ドアウインドパネルの下辺端部とレンズを
    保持したハウジングのいずれか一方に、両者の重なり合
    う部分の両端で他方側に当接する一対の突起を形成し、
    該突起で区画されたドアウインドパネルの下辺端部とハ
    ウジングに保持されているレンズとの間に透明シール材
    を充填したことを特徴とする発光式ドアウインドパネル
    構造。
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