JPH11221920A - 記録ヘッド駆動用集積回路および記録ヘッド - Google Patents

記録ヘッド駆動用集積回路および記録ヘッド

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JPH11221920A
JPH11221920A JP2555198A JP2555198A JPH11221920A JP H11221920 A JPH11221920 A JP H11221920A JP 2555198 A JP2555198 A JP 2555198A JP 2555198 A JP2555198 A JP 2555198A JP H11221920 A JPH11221920 A JP H11221920A
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JP
Japan
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driving integrated
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order
head
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JP2555198A
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Noboru Tamura
登 田村
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Seiko Epson Corp
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のノズル列をもつヘッドにおいて、各ノズ
ル列に対応する駆動用集積回路の配置によらず、データ
転送の順序を、全ての列に対して同一にする。 【解決手段】転送順序を切り替えられる駆動用集積回路
3a,3bを用い、実装時に転送順序が固定され、その
際、全ての列に対してデータ順序が同一になるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリアルプリンタ
におけるヘッド制御技術に係わり、特に、インクジェッ
トプリンタのインク吐出ノズル指定データの転送技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインクジェット式のシリアルプリ
ンタにおける、インクジェットヘッドに対するインク吐
出ノズル指定データの転送方法を図5から図9を用いて
説明する。
【0003】図5は、圧電素子駆動型のインクジェット
ヘッドの構造図である。1はヘッドコア部で、複数のノ
ズルが下面に存在し、それらの各ノズルに対応するイン
ク室が1の内部に備えられ、更にその各インク室に対し
圧電素子が割り当てられていて、インク室に対応する圧
電素子に電圧がかかり圧電素子が変形すると、インク室
のインクに圧力が生じ、対応するノズルからインクが吐
出される。2はプリント基板で、コネクタ5、駆動用集
積回路3a、3bおよびFPC(フレキシブル・プリン
ト・ケーブル)4a、4b間の結線を行っている。3
a、3bは駆動用集積回路で、ノズル数分ある圧電素子
のうちから吐出するノズルだけに駆動電圧を印加すると
いう選択動作を行う。4a、4bはFPCで、ポリイミ
ドなどの柔らかい樹脂に金属で配線をしたもので、プリ
ント基板2とヘッドコア部1を電気的に結合する。5は
コネクタで、データ生成などを行うプリンタ本体の電気
回路と、FFC(フラット・フレキシブル・ケーブル)
などで、電気的に結合する。
【0004】図6はヘッドコア部1を上部から見た場合
のノズルの位置を示した図である(実際には裏面にあり
見えない)。A1、A2、…、ANおよび、B1,B
2、…、BNがノズルであり、Aで始まるノズル群をA
列、Bで始まるノズル群をB列と呼ぶ。列内のノズルは
等間隔に並んでいる。また、A列とB列は垂直方向に半
ピッチ(たとえばA1とA2の距離の半分)だけずれて
いて、図6中、ヘッド移動方向にヘッドが移動したと
き、ノズルの軌跡である水平の線が2×N本等間隔に並
ぶ。一般に列内のノズル間で隣り合うノズル間の距離、
たとえばA1とA2の距離を小さくすると解像度が上が
るが、構造上に限界があるため、図6のように複数の列
をずらして配置し、解像度を高める。
【0005】以上の構成における記録動作を図6にした
がって説明する。ヘッドの下に印刷する紙が適切な位置
に固定される。ヘッドコア部1は図6に示したヘッド移
動方向に移動しながら、水平方向の解像度にしたがった
タイミングで、ヘッドコア部1内の圧電素子を駆動する
パルスが印加され、あらかじめ選択されたノズルからイ
ンクを吐出する。その選択は圧電素子を駆動するパルス
ごとに行われる。ヘッドが水平方向に端から端まで動い
たら、紙を移動させ固定し、再びヘッドをヘッド移動方
向に移動させながら、吐出をおこなう。以上の動作によ
り、紙の全体をカバーするように記録を行う。
【0006】次にノズルの選択動作を説明する。図7は
駆動用集積回路3a、3bの構成図である。プリンタ本
体より、クロック信号SCKに同期して、シリアルデー
タがSIよりNビットのシフトレジスタであるシフトレ
ジスタ31に入力される。入力されたデータは、クロッ
クのパルスごとに、シフトレジスタ内をシフトしてゆ
き、N回のSCKのパルスにより、シフトレジスタは一
新される。この後、信号LATにパルスを与えると、シ
フトレジスタのデータパターンがNビットのラッチ回路
32にコピーされる。ラッチ回路32の各ビットのレベ
ル(HかL)に従い、アナログスイッチ33(1)から
33(N)がONするか、OFFするかする。アナログ
スイッチ33(1)から33(N)は、片側がICの端
子COMに接続され、COMには圧電素子を駆動させる
のに適した電圧波形が印加されていおり、反対側の端子
は#1から#N端子にそれぞれ接続されている。
【0007】たとえば、アナログスイッチ33(1)を
ONすると、#1とCOMが短絡され、COMにかかっ
ている電圧が、#1にもかかる。#1から#Nはヘッド
コア部1内の圧電素子の端子に接続されており(圧電素
子の他端はグランドに接続されている)、駆動波形が印
加された圧電素子のみ変位し、インクの吐出を行う。
【0008】以上のようにして、SCKに同期させて適
切なデータをSIを通して本体からヘッドに送ることに
より、吐出をするノズルを選択する。
【0009】図7の駆動用集積回路の#1から#Nとノ
ズルとの対応を図8に示す。図8は図5を上方から見た
図である。番号は図5と同じである。駆動用集積回路3
a、3bの#1、#2、…#Nと、ヘッドコア部1の圧
電素子の電極との接続は、プリント基板2およびFPC
4a、4bに十分なスペースが存在せず、結線をクロス
することが出来ないので、駆動用集積回路3aの端子#
1はA1の電極と、#2はA2の電極と、という要領で
接続する。一方、駆動用集積回路3bの端子#1はBN
の電極と、#2はBN−1の電極と接続する。つまり、
A列のi番目の端子は駆動用集積回路の#iの端子に接
続されており、一方、B列のi番目の端子は駆動用集積
回路の#(N−i+1)に接続されている。
【0010】図9を用いて、上述のように構成されたヘ
ッドを駆動するときの駆動信号および制御信号について
説明する。COMは圧電素子の駆動波形であり、この電
圧波形がヘッドの圧電素子に印加されるとインクが吐出
される。COM、LAT、CLKは図9のように、周期
的に発生し、この周期でインクが吐出される。この周期
において、n番目のCOMのパルスによって吐出するノ
ズルはn−1番目の周期で転送されたデータに従う。す
なわち、n−1番目の周期においてSCKはN発のパル
スが出力されていて、それと同期してシリアルデータで
あるSIが、n番目のパルスで吐出するノズルに従い出
力される。n番目の周期の開始時のLATによって、駆
動用集積回路内のアナログスイッチが一斉にn番目の周
期にあわせて切り替わる。この動作がヘッドが移動して
いる最中に繰り返し行われる。ここで、COM、LA
T、SCKはA列もB列も共通であるが、SIはA列と
B列は専用のものを持っている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のシリ
アルデータの転送において、A列のデータ転送とB列の
データ転送はノズルの順番と転送するデータの順番とい
う観点では異なる。すなわち、SCKの1発目のクロッ
クのタイミングで駆動用集積回路3aのSIに出力され
ているのは#N用のデータなので(クロック・パルスが
N回発生したときに、そのデータが#Nに対応するシフ
トレジスタのビットに達する)、#Nに接続されている
AN用のデータであり、以降、AN−1、AN−2、
…、A1という順序で駆動用集積回路3aに入力され
る。一方、B列はデータ転送は、 SCKの1発めのク
ロックのタイミングで駆動用集積回路3bのSIに出力
されているのは#N用のデータなので(これはA列と同
様)、#Nに接続されているB1用のデータということ
になり、以降、B2、B3、…、BNという順になる。
つまり、A列とB列ではノズル番号が反対のデータから
入力することになる。
【0012】プリンタ本体においては、転送データはS
RAMなどのメモリ素子に格納されており、ノズルA1
とノズルB1のように、紙送り方向に隣り合う点に吐出
するようなノズルは、データ処理の過程で、SRAMの
同一のアドレス、もしくは近いアドレスに格納される。
したがって、ヘッドへのデータ転送時に、データの転送
順序がA列とB列と同一ならば、駆動用集積回路3aの
SIと駆動用集積回路3bのSIに、メモリから直接あ
るいはフリップフロップ1個でディレイさせることによ
り、データを出力できる。ところが、従来技術において
は、上述のようにデータの転送順序が逆になるため、プ
リンタ本体に、転送を逆にするためのシフトレジスタを
設け、まず、メモリからシフトレジスタにデータを送
り、たとえばA列のデータはメモリから送られた順に、
B列のデータはメモリから送られた順番と反対の順に、
ヘッドに対してデータを送らねばならない。この為、シ
フトレジスタというハードウェアが必要となり、特にN
が大きくなると、コストが高くなる。
【0013】また、駆動用集積回路を2種類作り、一つ
は#1からデータを入力するもの、もう一つは#Nから
データを入力するものとして、A列とB列で違う駆動用
集積回路を用いれば、プリンタ本体は、データを同一順
序で送ることが出来るが、ICを2種類つくるというこ
とは、開発費が高くなるとともに1種類のICが出る数
が少なくなるので、単価も高くなる。
【0014】本発明の課題は、プリンタ本体にデータの
転送を逆にするためのシフトレジスタを設けず、かつ、
2種類の駆動用集積回路を用いずに、データ転送を行え
る記録ヘッドを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、駆動用集積回路内のシフトレジスタの転
送順序を選択できる機構を設け、ノズル列によって、転
送順序を選択するようにして、本体からのデータの転送
の順序は、同一にすることにより、プリンタ本体にシフ
トレジスタを必要としなくする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0017】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態における、駆動用集積回路の構成図である。
図1の駆動用集積回路は図7の駆動用集積回路とほぼ同
様であるが、図7におけるシフトレジスタ31のシフト
の向きを切り替えることができる点が異なる。
【0018】図1において、34(1)、34(2)、
…、34(N)はDフリップフロップでシフトレジスタ
を構成している。35(1)、35(2)、…、35
(N)は2−1タイプのマルチプレクサで、ICの端子
DIRのレベルがLならば、入力A0のレベルを出力
し、DIRがHならば、入力A1のレベルを出力する。
36(1)、36(2)、…、36(N)はDフリップ
フロップであり、それぞれ、Dフリップフロップ34
(1)、34(2)、…、34(N)のQ出力を、信号
LATの立ち上がりで、ラッチする。33(1)、33
(2)、…、33(N)はアナログスイッチでDフリッ
プフロップ36(1)、36(2)、…、36(N)が
HであるかLであるかにしたがってONし、あるいはO
FFし、したがって、#1、#2、…、#NはCOMに
印加されている駆動波形を出力するか、ハイインピーダ
ンスになるか。
【0019】以上の構成で、DIRがHのときの動作を
考える。このとき、マルチプレクサ35(1)、35
(2)、…、35(N)は入力A1のレベル(HかL)
をフリップフロップ34(1)、34(2)、…、34
(N)のD入力に出力している。したがって、信号SC
Kの立ち上がりエッジで、フリップフロップ34(1)
にはフリップフロップ34(2)のQ出力がラッチさ
れ、フリップフロップ34(2)にはフリップフロップ
34(3)のQ出力がラッチされ、以下同様に、フリッ
プフロップ34(N−1)(図示せず)までフリップフ
ロップ34(i)にはフリップフロップ34(i+1)
のQ出力がラッチされる。そしてフリップフロップ34
(N)には信号SIのレベルがラッチされる。こうし
て、クロックの立ち上がりごとに、SIから入力された
データは、フリップフロップ34(N)、フリップフロ
ップ34(N−1)、…というように移動していく。
【0020】同様の議論より、DIRがLのときの動作
は、 SIから入力されたデータは、フリップフロップ
34(1)、フリップフロップ34(2)、…というよ
うに移動していき、DIRがHのときと反対であること
が言える。以上のように、DIRのレベルにより、デー
タの移動の順序を変えられる。
【0021】以上のような駆動用集積回路を用いて、本
体からのSIデータの出力順序をA列もB列も、ノズル
番号(A1は1、B1も1、ANはN)の順にするに
は、基板を実装したときに、図2の矢印のようにSIの
データがシフトすればよい。そのためには、図2の駆動
用集積回路3aのDIR端子がHに、駆動用集積回路3
bのDIR端子がLになるように、プリント基板2を設
計しておけばよい。
【0022】以上のようにして、A列もB列もノズル番
号順に、本体からデータをシリアル転送すればよいヘッ
ドが構成できる。
【0023】なお、図2において、IC3aのDIR端
子をLに、IC3bのDIR端子をHにすれば、A列も
B列も、ノズル番号の逆順にデータをシリアル転送すれ
ばよいヘッドが構成される。
【0024】(第2の実施形態)次に本発明の第2の実
施形態を説明する。図3は本発明の第2の実施形態にお
ける構造図である。図5の構造図とほぼ同様であるが、
駆動用集積回路3a、3bがTAB(テープ・オートメ
ーテッド・ボンディング)になっている。すなわち、F
PC6a上に駆動用集積回路3aが、FPC6b上に駆
動用集積回路3bが実装されている。駆動用集積回路3
a、3bは第1の実施形態で用いた駆動用集積回路と同
一のものである。FPC6a、6bは駆動用集積回路3
a、3bの端子であるCOM、LAT、SI、SCK、
DIRをプリント基板2に接続させ、#1、#2、…、
#Nをヘッドコア部1に接続している。プリント基板2
は、FPC6aのDIR端子がHに、FPC4bのDI
R端子がLになるように配線されている。このように構
成すれば、第1の実施例と同様に、 A列もB列もノズ
ル番号順に、本体からデータをシリアル転送すればよい
ヘッドができる。
【0025】このような構成のヘッドは、プリント基板
2の面積が小さく、上部から見たときにヘッドがコンパ
クトになり、特に、多色印刷のプリンタを構成する場
合、同形のヘッドをヘッド移動方向に複数並べて使用す
るときに、ヘッドが小型になるばかりでなく、ヘッド間
の距離が短くなるので、より精度の高い印刷が可能であ
る。
【0026】(第3の実施形態)次に本発明の第3の実
施形態を説明する。図4に本発明の第3の実施形態にお
ける駆動用集積回路の構成図を示す。本構成は図1の駆
動用集積回路とほぼ等しいが、信号線DIRがない。図
1においてはDIRは集積回路の端子を通し外部からの
入力を用いたが、本実施例の構成では、外部からの入力
がない。代わりに、35(1)、35(2)、…35
(N)のマルチプレクサの入力選択は、フリップフロッ
プ37のQ出力を用いて行う。フリップフロップ37
は、D入力としてSIを、クロックとしてLATを用い
る。
【0027】図4の構成の駆動用集積回路を用いた図5
の構造のヘッドで、 A列もB列もノズル番号順に本体
からデータをシリアル転送するためには、以下のように
すればよい。
【0028】まず、吐出を開始する前に駆動用集積回路
3a、3b内のフリップフロップ37を初期化する。す
なわち、A列の駆動用集積回路3aのSIをHに、B列
の駆動用集積回路3bのSIをLにした状態で、LAT
にパルスを与える。すると、A列に関しては、駆動用集
積回路3a内のフリップフロップ37のQ出力がHにな
り、したがってマルチプレクサ35(1)、35
(2)、…、35(N)は入力A1をフリップフロップ
34(1)、34(2)、…、34(N)に出力するこ
とになり、これは、第1の実施形態で説明した状態と同
様になるから、この後の転送で、A列はノズル番号順に
データを転送すればよいことになる。一方、B列も同様
の考え方で、ノズル番号順にデータを転送すればよいこ
とがわかる。
【0029】ここで、LATが入ったときに、フリップ
フロップ36(1)、36(2)、…、36(N)の内
容が不定になるが、COMの駆動波形がGNDレベルで
固定しているときにLATパルスを送れば問題がない。
1回目のNビット分の転送が終わった後、図9のような
タイミングで(この場合 n=2)、LATのパルスを
出すが、このとき、A列の駆動用集積回路3aのSIは
Hに、B列の駆動用集積回路3bのSIはLにしておけ
ば、2回目の転送時も、ノズル番号順にデータを送れば
よい。以降も同様に、LATパルスが出るときには、A
列のSIをHに、B列のSIをLにしておく。以上のよ
うにして、常に、ノズル番号順にデータを転送すること
ができる。
【0030】本実施形態においては、第1の実施例にあ
ったDIRという端子が必要ない。この利点は以下の通
りである。第1の実施例において、プリント基板2上の
FPC4a、4bとの接合部でDIR端子は、配線を簡
単にするために、その両側を電源(H)とグランド
(L)にしておくとよい。しかし、そのために、駆動用
集積回路の設計に制限を加えることになる。この制限を
なくすと、プリント基板2上でDIR端子のために配線
をしないとならないが、DIR端子の配線と隣の線との
間隔を足したスペースが線の長さ分だけ余計に必要とな
る。一般にヘッドは小さいほうがよく、したがってプリ
ント基板2も小さいほどよいので、DIR端子の配線の
ためのスペースを必要としないところに本実施形態の有
利な点がある。
【0031】なお、本実施形態で示した駆動用集積回路
を第2の実施形態で示した図3のヘッドの構造で用いて
もよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明では、駆動用集積回
路にデータの転送順序を切り替える機能を設け、基板に
取り付けた時点で転送の順番を定めることにより、ある
いは、転送の順番を決めるフリップフロップの出力を適
切に定めることにより、駆動用集積回路を実装する方向
によらず、複数の駆動用集積回路の転送の順序とノズル
番号の関係を一致させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態、第2の実施形態に用いる駆動
用集積回路の回路図。
【図2】第1の実施形態におけるデータのシフト方向を
示した図。
【図3】第2の実施形態におけるヘッドの構造図。
【図4】第3の実施形態に用いる駆動用集積回路の回路
図。
【図5】従来および第1の実施形態および第3の実施形
態におけるヘッドの構造図。
【図6】図5の構造におけるノズル配置とヘッドの移動
方向の関係を示す図。
【図7】従来の駆動用集積回路の構成図。
【図8】図5のヘッドを上部より見た図。
【図9】従来および本発明に用いる駆動用集積回路に入
力される信号のタイミング図。
【符号の説明】
1 ヘッドコア部 2 プリント基板 3a、3b 駆動用集積回路 4a、4b FPC(フレキシブル・プリント・ケーブ
ル) 5 コネクタ 31 シフトレジスタ 32 ラッチ回路 33(1)、33(2)、…、33(N) アナログス
イッチ 34(1)、34(2)、…、34(N) フリップフ
ロップ 35(1)、35(2)、…、35(N) マルチプレ
クサ 36(1)、36(2)、…、36(N) アナログス
イッチ 37 フリップフロップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録要素からなる複数の記録要素
    列を有する記録ヘッドにおいて、各々の記録要素列に駆
    動用集積回路が設けられ、前記駆動用集積回路は、制御
    信号および記録データ信号に従い前記記録要素を選択的
    に駆動するものであり、前記記録データはシリアル転送
    で前記駆動用集積回路に転送され、前記駆動用集積回路
    は、シリアル転送されてくるデータの順番と、前記記録
    要素列内の記録要素の順番の対応を切り替えることがで
    きて、前記駆動用集積回路を記録ヘッドに実装すると、
    シリアル転送されてくるデータの順番と、前記記録要素
    列内の記録要素の順番の対応が決定することを特徴とす
    る記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記駆動用集積回路がフレキシブル・プ
    リント・ケーブルに実装された請求項1記載の記録ヘッ
    ド。
  3. 【請求項3】 シリアル転送されてくるデータの順番
    と、記録要素列内の記録要素の順番の対応を決めるため
    のレジスタを有し、レジスタに書き込むデータによって
    シリアル転送されてくるデータの順番と、記録要素列内
    の記録要素の順番の対応が決まることを特徴とする記録
    ヘッド駆動用集積回路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の記録ヘッド駆動用集積回
    路を用いた記録ヘッド。
JP2555198A 1998-02-06 1998-02-06 記録ヘッド駆動用集積回路および記録ヘッド Withdrawn JPH11221920A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011177903A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Brother Industries Ltd アクチュエータの駆動制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011177903A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Brother Industries Ltd アクチュエータの駆動制御装置

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