JPH11221276A - 輸液残量監視装置 - Google Patents

輸液残量監視装置

Info

Publication number
JPH11221276A
JPH11221276A JP10027020A JP2702098A JPH11221276A JP H11221276 A JPH11221276 A JP H11221276A JP 10027020 A JP10027020 A JP 10027020A JP 2702098 A JP2702098 A JP 2702098A JP H11221276 A JPH11221276 A JP H11221276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
infusion
weight
container
transfusion
infusion container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10027020A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4014275B2 (ja
Inventor
Masaki Suzumori
正基 鈴森
Koji Iritani
晃司 入谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP02702098A priority Critical patent/JP4014275B2/ja
Publication of JPH11221276A publication Critical patent/JPH11221276A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4014275B2 publication Critical patent/JP4014275B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種類の輸液容器を用いる場合において、
その複数種類の輸液容器に応じた設定値を設定操作する
ことなく簡単な操作によりその輸液容器の残量を自動的
に判定できる輸液残量監視装置を提供する。 【解決手段】 輸液容器16からの輸液の開始に際し
て、輸液容器16が取り付けられてその輸液容器16の
重量が輸液容器重量検出装置50により検出されると、
輸液終了判断基準値決定手段126により、対応関係記
憶手段122に記憶された複数種類の対応関係から、輸
液開始時において上記輸液容器重量検出装置50により
検出された輸液容器16の重量に基づいてその輸液容器
16の使用終了時の重量が輸液終了判断基準値として決
定され、輸液中において上記輸液容器重量検出装置50
により逐次検出された輸液容器16の重量が、上記輸液
終了判断基準値に到達すると、輸液終了判定手段128
により輸液終了が判定されて輸液終了を示す輸液終了信
号SFが出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体に対する輸液
が収容された輸液容器の種類や容積に拘らず、輸液中に
連続して減少するその輸液容器の重量に基づいて、その
輸液容器内の残量が予め設定された値、すなわち輸液を
終了させる値に到達したことを自動的に判定する輸液残
量監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】病院などにおいて、点滴注射、すなわち
薬液を含む輸液を生体の静脈などへ輸液するに際して
は、その輸液が収容された輸液容器からの重力差を利用
して生体に装着した点滴針へ薬液が緩やかに送られるこ
とから、たとえば60分程度或いはそれ以上の比較的長
時間を必要とする場合も多い。このため、輸液容器内の
輸液が所定の残量に到達すると、医療従事者による点滴
針の取り外しや、別の薬液の注入が行われる必要がある
が、輸液容器内の残量を医療従事者が常時監視すること
は困難であった。
【0003】これに対し、輸液容器の重量をばね秤を用
いて検出し、その輸液容器の重量が予め設定された値ま
で減少すると、信号を出力するようにした装置が提案さ
れている。たとえば、特開昭55−19172号公報に
記載された輸液量残量監視装置がそれである。これによ
れば、輸液容器の重量が予め設定された残量に相当する
重量へ減少すると輸液終了を示す信号が出されるので、
医療従事者による輸液容器の監視が不要になる利点があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現実の
輸液に際しては、複数種類の容量の輸液容器が用いられ
るとともに、その輸液容器がガラス製のものだけでなく
プラスチック製のものが用いられるため、医療従事者が
その輸液容器の種類に応じた設定値を予め作成された表
などに基づいて決定し、その設定値を輸液残量監視装置
に予め設定する必要がある。このため、医療従事者によ
る輸液残量監視装置の操作が煩雑となるだけでなく、設
定値の誤りを誘発し易いという不都合が残されていた。
【0005】本発明は以上の事情を背景として為された
ものであり、その目的とするところは、複数種類の輸液
容器を用いる場合において、その複数種類の輸液容器に
応じた設定値を設定操作することなく簡単な操作により
その輸液容器の残量を自動的に判定できる輸液残量監視
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、輸液が収容された輸
液容器が取り付けられてその重量を検出する輸液容器重
量検出装置を備え、輸液中において連続的に減少する輸
液容器の重量が予め設定された輸液終了判断基準値に到
達したことに基づいてその輸液容器内の輸液の残量を自
動的に判定する形式の輸液残量監視装置であって、(a)
複数種類の輸液容器の使用開始時の重量とその複数種類
の輸液容器の使用終了時の重量との間の対応関係を予め
記憶する対応関係記憶手段と、(b) その対応関係記憶手
段に記憶された複数種類の対応関係から、輸液開始時に
おいて前記輸液容器重量検出装置により検出された輸液
容器の重量に基づいてその輸液容器の使用終了時の重量
を輸液終了判断基準値として決定する輸液終了判断基準
値決定手段と、(c) 輸液中において前記輸液容器重量検
出装置により逐次検出された輸液容器の重量が、その輸
液終了判断基準値決定手段により決定された輸液終了判
断基準値に到達したことに基づいて輸液終了を判定し、
その輸液終了を示す輸液終了信号を出力する輸液終了判
定手段とを、含むことにある。
【0007】
【発明の効果】このようにすれば、輸液の開始に際して
輸液容器が取り付けられてその輸液容器の重量が輸液容
器重量検出装置により検出されると、輸液終了判断基準
値決定手段により、対応関係記憶手段に記憶された複数
種類の対応関係から、輸液開始時において前記輸液容器
重量検出装置により検出された輸液容器の重量に基づい
てその輸液容器の使用終了時の重量が輸液終了判断基準
値として決定され、輸液中において前記輸液容器重量検
出装置により逐次検出された輸液容器の重量が、輸液終
了判断基準値決定手段により決定された輸液終了判断基
準値に到達すると、輸液終了判定手段により輸液終了が
判定されて輸液終了を示す輸液終了信号が出力される。
これにより、複数種類の輸液容器に応じた設定値を決定
したりその決定された設定値を一々設定操作することな
く、輸液容器を輸液容器重量検出装置に取り付けるとい
う簡単な操作によりその輸液容器の残量を自動的に判定
できるので、医療従事者による輸液残量監視装置の操作
が簡単となるだけでなく、残量判定のための値の誤設定
が解消される。
【0008】
【発明の他の態様】ここで、好適には、前記輸液容器重
量検出装置は、(d) 前記輸液容器の重量が加えられるこ
とにより弾性変形し、その輸液容器の重量が大きくなる
ほど弾性変形量割合が小さくなる非線型弾性部材と、
(e) その非線型弾性部材の弾性変形量を検出してその弾
性変形量に対応した重量信号を出力する重量信号出力素
子とを、含むものである。このようにすれば、輸液容器
の使用開始時と使用終了時との間における非線型弾性部
材の弾性変形量が小さくされるとともに、使用終了時に
おける重量変化の感度が線型弾性部材と同様に高められ
る利点がある。
【0009】また、好適には、前記非線型弾性部材は、
第1の圧縮型コイルスプリングと、その第1の圧縮型コ
イルスプリングよりも全長が短く且つその第1の圧縮型
コイルスプリングと同心に配置された第2の圧縮型コイ
ルスプリングとから構成されて、前記輸液容器の重量に
伴ってその全長が短縮されるものであり、前記重量信号
出力素子は、その非線型弾性部材の先端の変位を検出
し、その変位量に伴って変化する抵抗値を変化させる可
変抵抗体である。このようにすれば、輸液残量監視装置
が一層小型となる利点がある。
【0010】また、好適には、前記輸液残量監視装置の
使用開始時すなわち輸液容器が取り付けられる前におけ
る前記重量信号出力素子からの出力値を重量零点として
読み込む零点読込手段と、その零点読込手段により読み
込まれた出力値に基づいて、前記輸液容器重量検出装置
から出力される重量信号を補正する重量信号補正手段と
を、さらに備えたものである。このようにすれば、前記
非線型弾性部材のへたりすなわち経時的塑性変形による
誤差が解消され、輸液終了の判定精度が一層高められる
利点がある。
【0011】また、好適には、輸液容器が前記輸液容器
重量検出装置に取り付けられたことを判定する輸液容器
取付判定手段と、その輸液容器が輸液容器重量検出装置
に取り付けられてから所定の待機時間が経過する間待機
させる待機手段と、その待機手段により所定の待機時間
だけ待機させられた後に、前記輸液容器重量検出装置か
ら出力される重量信号の変化が収束したか否かを判断す
る入力信号安定判定手段とを含み、その入力信号安定判
定手段による判断が肯定される場合には初期重量信号と
して出力する初期重量決定手段が設けられたものであ
る。このようにすれば、輸液容器が前記輸液容器重量検
出装置に取り付けられた当初の初期の重量信号の信頼性
が高められ、輸液終了の判定精度が一層高められる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例の輸液残量監視
装置10が使用されている状態を示している。輸液残量
監視装置10は、本体ケース12と、図示しないキャス
ター付支柱のブラケット或いは天井に設けられたフック
に掛け止めるためにその本体ケース12の上部から突き
出た状態で設けられた掛止リング14と、点滴容器すな
わち輸液容器16を取り付けるためにその本体ケース1
2の下部から突き出た状態で設けられた取付リング18
と、本体ケース12の前面に設けられた表示灯20、電
源音量スイッチ22、および容器材質入力スイッチ24
とを、備えている。上記取付リング18に取り付けられ
た輸液容器16内の輸液26は、重力に従い、たとえば
チューブ28に設けられた点滴筒30、ローラ型クラン
プ32、点滴針34を経て生体内の静脈などへ比較的長
時間にわたって緩やかに注入される。
【0014】上記本体ケース12は、前ケース36と後
ケース38が相互に嵌合されることにより、上下方向に
長手を成す中空の直方体状を成しており、後ケース38
には、1対の乾電池40を収容するための1対の凹部4
2が形成されているとともに、その1対の凹部42を覆
うための1枚の乾電池蓋44が取り付けられている。図
2は上記本体ケース12の縦断面図、図3は上記本体ケ
ース12の横断面図、図4は前ケース36を取り外した
状態を示す正面図である。
【0015】上記後ケース38には、輸液容器16の重
量を検出するための、前記取付リング18を有する圧縮
コイルスプリング型の輸液容器重量検出装置50が設け
られている。この輸液容器重量検出装置50は、接着、
鋲着、締着などにより上記後ケース38の中心線上に固
定された長手状のフレーム52と、後ケース38の下端
部から突き出す下端部に取付リング18が設けられてそ
のフレーム52により後ケース38の中心線に平行な方
向に案内されてそのフレーム52により長手方向に移動
可能に支持されるシャフト54と、そのシャフト54の
変位を検出するためにシャフト54とともに移動する連
結部材56に入力部材58が係合した状態でフレーム5
2に固定された長手状のスライド型可変抵抗器60と、
輸液容器16の荷重に応じた変位を発生するためにフレ
ーム52の下端部と上記連結部材56との間に介挿され
た非線型弾性部材62とを備えている。上記スライド型
可変抵抗器60は、重量信号出力素子として機能するも
のであり、輸液容器16の重量に対応した電圧(mV)
として表される重量信号SWを出力する。
【0016】上記フレーム52には、フレーム52の長
手方向の下端部および上端部において塑性加工により曲
げ起こされた互いに平行な1対の案内ブラケット部64
および66と、フレーム52の剛性を高め且つスライド
型可変抵抗器60を取り付けるためにフレーム52の長
手方向に平行な側縁が直角に塑性加工により曲げ起こさ
れた取付ブラケット部68とが一体に設けられており、
上記1対の案内ブラケット部64および66にそれぞれ
形成された案内穴70内にシャフト54が摺動可能に差
し通されるとともに、上記スライド型可変抵抗器60が
取付ブラケット部68に固定されている。
【0017】上記シャフト54の上端部、中間部、下端
部には、ストッパリング72、74、76が長手方向の
移動不能にそれぞれ嵌め着けられている。シャフト54
の上端部に嵌め着けられたストッパリング72は、過大
な荷重が加えられたときなどにおいてフレーム52の上
端部の案内ブラケット部66にその上側から当接し、シ
ャフト54のそれ以上の下降移動を阻止する。シャフト
54の中間部に嵌め着けられたストッパリング74は、
フレーム52の上端部の案内ブラケット部66にその下
側から当接し、シャフト54のそれ以上の上昇移動を阻
止する。上記ストッパリング72、74は、シャフト5
4の移動ストロークを規制するストッパとして機能して
いるのである。
【0018】上記ストッパリング74の下側には、シャ
フト54に嵌め付けられた連結部材56が非線型弾性部
材62により押し付けられており、その連結部材56が
シャフト54と共に移動させられるようになっている。
この非線型弾性部材62による押付荷重は、非線型弾性
部材62に設定された比較的小さな予荷重か、或いはシ
ャフト54などの重量が加えられることによる反力によ
り発生させられるようになっている。上記連結部材56
は、L字状に曲成されており、上記シャフト54が差し
通される穴78と、スライド型可変抵抗器60の入力部
材58と係合穴或いは係合切欠などによって相対移動不
能に係合させられる係合ブラケット80とを備えてい
る。
【0019】上記非線型弾性部材62は、シャフト54
の外周にそれと同心の状態でフレーム52の下端部に曲
成された案内ブラケット部64と上記連結部材56との
間において介挿された第1の圧縮コイルスプリング82
と、シャフト54の外周にそれと同心の状態で設けら
れ、その第1の圧縮コイルスプリング82よりも全長が
短く且つ大径の第2の圧縮コイルスプリング84とから
構成される。上記第1の圧縮コイルスプリング82と第
2の圧縮コイルスプリング84は、シャフト54の外周
においてそのシャフト54により芯出しされていること
から、フレーム52などの他の部材との間に間隙が形成
されてそれらとの接触が回避されているので、弾性変形
特性のヒステリシス現象やそれに起因する誤差の発生が
好適に防止されている。
【0020】シャフト54に対する荷重の増加が開始さ
れる当初は専ら第1の圧縮コイルスプリング82の弾性
変形だけであるのでその弾性係数K1 で決まる変位とさ
れるが、第2の圧縮コイルスプリング84に連結部材5
6が当接してその変形が開始されると、第1の圧縮コイ
ルスプリング82および第2の圧縮コイルスプリング8
4が共に弾性変形させられるので、第1の圧縮コイルス
プリング82の弾性係数K1 と第2の圧縮コイルスプリ
ング84の弾性係数K2 とで定まる弾性係数(K1 +K
2 )で決まる変位とされる結果、シャフト54に加えら
れる荷重とその変位との関係は、非線型とされている。
本実施例では、好適には、上記第1の圧縮コイルスプリ
ング82の弾性変形だけによるシャフト54の変位範囲
内で輸液容器16の残量が検知されるように非線型弾性
部材62が設定されている。
【0021】本体ケース12内において固定されたプリ
ント板90には、前記表示灯20、電源音量スイッチ2
2、容器材質入力スイッチ24の他に、圧電ブザー92
やIC94から成る制御回路が設けられている。図5
は、本実施例の輸液残量監視装置10に設けられた制御
回路の構成を説明する図である。
【0022】図5において、電源音量スイッチ22は、
そのオン操作状態において乾電池40からの電圧を各電
子部品に供給する。電圧降下判定回路96は、輸液残量
監視の制御作動に支障が発生するような電源電圧降下す
なわち乾電池40の出力電圧の降下を判定し、その電圧
降下を示す電圧降下信号SVを電子制御装置98に供給
する。また、輸液容器重量検出装置50は、輸液容器1
6の荷重すなわち重量を示す重量信号SWをA/D変換
器100を介して電子制御装置98に供給する。電子制
御装置98は、CPU、ROM、RAM、入出力インタ
フェースなどを含む所謂マイクロコンピュータであっ
て、CPUは予めROMに記憶されたプログラムに従っ
て入力信号を処理し、圧電ブザー92から音声を発生さ
せるためのブザー駆動回路102、監視動作、電圧降
下、残量到達などを表示するための表示灯20、輸液2
6が所定の残量に到達したときにナースコール釦駆動装
置104を作動させる出力を行う出力パルス発生回路1
06を作動させる。たとえば、電子制御装置98は、電
圧降下判定回路96により電圧降下が判定された場合に
は、圧電ブザー92から電圧降下を示す周期のアラーム
音を出力させると同時に表示灯20を点滅させる。ま
た、電子制御装置98は、輸液が所定の残量となるとそ
の残量到達を示す周期で表示灯20を点滅させると同時
に圧電ブザー92からアラーム音を出力させるととも
に、たとえばワンショットマルチバイブレータ回路から
構成される出力パルス発生回路106を作動させる。
【0023】図6は、上記電子制御装置98の制御機能
の要部を説明する機能ブロック線図である。図におい
て、零点読込手段110は、輸液残量監視装置10の使
用開始時すなわち輸液容器16が輸液容器重量検出装置
50に取り付けられる前におけるその輸液容器重量検出
装置50のスライド型可変抵抗器60からの入力値すな
わち重量信号SWを、検出重量の零基準点を示す零点重
量信号SW0 として読み込む。重量信号補正手段112
は、その零点読込手段110により読み込まれた零点重
量信号SW0 に基づいて、輸液容器重量検出装置50か
ら入力される重量信号SWから上記零点重量信号SW0
を差し引くことにより補正して、初期重量決定手段11
4および輸液終了判定手段128へ供給する。
【0024】上記初期重量決定手段114は、輸液容器
16が輸液容器重量検出装置50に取り付けられたこと
を判定する輸液容器取付判定手段116と、その輸液容
器取付判定手段116により輸液容器16が輸液容器重
量検出装置50に取り付けられたと判定されてから輸液
容器16の揺れに起因する重量信号SWの変化が収束す
る期間たとえば10秒程度に設定された所定の待機時間
が経過する間待機させる待機手段118と、その待機手
段118により所定の待機時間だけ待機させられた後
に、輸液容器重量検出装置50から入力される重量信号
SWが安定しているか否かを判断する入力信号安定判定
手段120とを含み、その入力信号安定判定手段120
による判断が肯定される場合には、輸液26が満たされ
た状態の輸液容器16の開封時の重量すなわち輸液容器
16の使用開始時点の重量を示す初期重量信号SWI
して決定し、それを出力する。
【0025】対応関係記憶手段122は、たとえば前記
電子制御装置98のROMに対応するものであり、容量
や容器材質が異なる複数種類の輸液容器16の使用開始
時の初期重量とその複数種類の輸液容器16の使用終了
時の重量すなわちたとえば10cm 3 程度の予め設定され
た残量となったときの重量との間の対応関係を、輸液容
器16の種類に応じて予め複数種類記憶する。たとえ
ば、輸液容器16がプラスチック製容器でその内容量が
200cm 3 である場合には、使用開始時の初期重量は3
83g乃至258gの範囲であって残量10cm 3 となっ
たときの使用終了時の重量は73gであるので、この輸
液容器16の対応関係は、383g〜258g対73g
となる。また、輸液容器16がガラス製容器でその内容
量が200 cm 3 である場合には、使用開始時の初期重量
は440g乃至385gの範囲内であって残量10cm 3
となったときの使用終了時の重量は198gであるの
で、この輸液容器16の対応関係は、440g〜385
g対198gとなる。また、輸液容器16がプラスチッ
ク製容器でその内容量が500cm 3 である場合には、使
用開始時の初期重量は744g乃至564gの範囲であ
って残量10cm 3 となったときの使用終了時の重量は7
8gであるので、この輸液容器16の対応関係は、74
4g〜564g対78gとなる。なお、上記各輸液容器
16に対応する複数種類の対応関係において、輸液容器
16内に他の薬液を追加したとしても、使用開始時の初
期重量は相互に重複しない値に設定されている。
【0026】容器材質判定手段124は、容器材質入力
スイッチ24からの信号に基づいて、輸液容器重量検出
装置50に取り付けられた輸液容器16の材質を、たと
えばガラス製か或いはプラスチック製かを判定し、輸液
容器16の材質を示す信号を輸液終了判断基準値決定手
段126に供給する。輸液終了判断基準値決定手段12
6は、上記対応関係記憶手段122に記憶された複数種
類の対応関係から、輸液開始時において輸液容器重量検
出装置50により検出された輸液容器16の初期重量信
号SWI 、好適には初期重量決定手段114から供給さ
れた初期重量信号SWI と、輸液容器16の材質とに基
づいて、1つの対応関係を決定し、その1つの対応関係
から実際に取り付けられた輸液容器16の使用終了時の
重量を輸液終了判断基準値SWE として決定する。輸液
終了判定手段128は、輸液中において輸液容器重量検
出装置50により逐次検出された輸液容器16の重量信
号SWが、上記輸液終了判断基準値決定手段126によ
り決定された輸液終了判断基準値SWE に到達したこと
に基づいて輸液終了を判定し、その輸液終了を示す輸液
終了信号SFを出力する。
【0027】図7は、前記電子制御装置98の制御作動
の要部を説明するフローチャートであって、電源音量ス
イッチ22による電源投入操作によりその実行が開始さ
れるようになっている。
【0028】ステップ(以下ステップを省略する)S1
では、制御作動の実行に先立つ初期化が実行され、種々
のカウンタ、フラグ、およびレジスタなどがクリアされ
る。続いて、S2において、電源投入を表す長さたとえ
ば0.5秒程度に設定されたブザー鳴動出力が実行され
るとともに、前記零点読込手段110に対応するS3に
おいて、そのときに輸液容器重量検出装置50のスライ
ド型可変抵抗器60から出力されている重量信号SW
が、検出重量の零基準点を示す零点重量信号SW 0 とし
て読み込まれる。
【0029】次いで、前記輸液容器取付判定手段116
に対応するS4では、輸液容器重量検出装置50の取付
リング18に輸液容器16が取り付けられたか否かが、
その輸液容器重量検出装置50から出力される重量信号
SWの変化、たとえば重量信号SWの値が予め設定され
た値たとえば最も軽い種類の輸液容器16の重量よりも
僅かに低い値を越えたか否かに基づいて判断される。こ
のS4の判断が否定される間は、その実行が繰り返され
る。
【0030】上記S4の判断が肯定されると、S5にお
いて、輸液容器重量検出装置50の取付リング18に吊
り下げられた状態で取り付けられた輸液容器16の揺れ
に起因する重量信号SWの変化が十分に収束する期間が
経過したことを計時するための第1タイマCT1の計時
作動が開始させられた後、S6において、輸液容器16
の揺れを安定させる期間中であることを示す連続点灯を
行うために表示灯20が点灯させられる。そして、S7
において、初期重量を決定するための重量信号SWが読
み込まれるとともに、その重量信号SWから前記零点重
量信号SW0 が差し引かれることにより補正される。こ
のS7は後述のS16と共に前記重量信号補正手段11
2としても機能している。
【0031】次いで、前記待機手段118に対応するS
8において、第1タイマCT1の計時内容が予め設定さ
れた判断基準値Aに到達したか否かが判断される。この
判断基準値Aは、輸液容器重量検出装置50の取付リン
グ18に吊り下げられた状態で取り付けられた輸液容器
16の揺れに起因する重量信号SWの変化が十分に収束
する期間たとえば10秒程度の値である。このS8の判
断が否定された場合には上記S6以下が繰り返し実行さ
れるので、S7により最新の重量信号SWが繰り返し読
み込まれていることになる。しかし、上記S8の判断が
肯定されると、前記入力信号安定判定手段120に対応
するS9において、輸液容器重量検出装置50からの入
力信号すなわち重量信号SWが安定しているか否かが、
それまでの入力信号の変動状態たとえば入力信号の振幅
が予め設定された判断基準値(%)を越えたことなどに
基づいて判断される。
【0032】上記S9の判断が否定されると、図示しな
いステップにおいて入力信号の不安定を示す鳴動周期或
いは点灯周期で圧電ブザー92が鳴動させられたり或い
は表示灯が点灯させられて、本ルーチンが終了させられ
るが、S9の判断が肯定されると、前記初期重量決定手
段114に対応するS10において、輸液26が満たさ
れた状態の輸液容器16の開封時の重量すなわち輸液容
器16の使用開始時点の重量を示す初期重量信号SWI
が、輸液容器16の種類を判断するための容器初期重量
値として決定される。また、前記容器材質判定手段12
4に対応するS11において、輸液容器重量検出装置5
0に吊り下げられた輸液容器16の材質が、前記容器材
質入力スイッチ24からの信号に基づいて決定される。
この容器材質も輸液容器16の種類を判断するために用
いられる。
【0033】そして、前記輸液終了判断基準値決定手段
126に対応するS12において、電子制御装置98の
ROMに予め記憶されている複数種類の対応関係の中か
ら、上記初期重量値および容器材質に該当する1種類の
輸液容器の初期重量と輸液終了時重量との関係を示す1
つの対応関係を引き出すとともに、その1つの関係から
実際に輸液残量監視装置10に吊り下げられている輸液
容器16の輸液終了判定のための輸液終了判断基準値S
E を決定する。
【0034】続くS13では、乾電池40の電力消費を
節減するために荷重信号入力周期を設定する第2タイマ
CT2の計時作動が開始される。次いで、S14では、
輸液容器重量検出装置50により検出される重量が零状
態、すなわち無荷重が検出されたか否かが判断される。
このS14の判断が肯定される場合には、たとえば輸液
容器16が取り外されて輸液が中止された状態であるの
で、本ルーチンが終了させられる。しかし、上記S14
の判断が否定される場合には、S15において、第2タ
イマCT2の計時内容が予め設定された判断基準値Bに
到達したか否かが判断される。この判断基準値Bは、乾
電池40の電力消費を節減するための荷重信号入力周期
を決定するためのものであり、たとえば前記判断基準値
Aよりも十分に小さい値、たとえば3秒程度の値に設定
されている。
【0035】上記S15の判断が否定される場合はその
実行が繰り返されることにより待機状態とされる。しか
し、前回の重量信号SWの読み込みから3秒程度の時間
が経過してS15の判断が肯定されると、S16におい
て重量信号SWが再び読み込まれた後、前記輸液終了判
定手段128に対応するS17において、実際に吊り下
げられている輸液容器16の重量がその輸液終了時の重
量すなわち残液が10 cm 3 となったときの重量に到達し
たか否かが、最新の重量信号SWが前記輸液終了判断基
準値SWE に到達したか否かに基づいて判断される。こ
のS17の判断が否定される場合は、前記S13以下が
繰り返し実行され、重量信号SWが周期B毎に読み込ま
れる。
【0036】輸液容器16の輸液26が減少して上記S
17の判断が肯定された場合には、S18において、輸
液の終了を示す輸液終了信号SFが出力されることによ
り、輸液の終了を示す長さのアラーム出力が圧電ブザー
92の鳴動により行われ、且つ表示灯20が点滅駆動さ
れるとともに、ナースコール釦駆動装置104が出力パ
ルス発生回路106を介して作動させられることによ
り、看護婦室へのナースコールが自動的に行われる。
【0037】上述のように、本実施例によれば、輸液容
器16からの輸液の開始に際して、輸液容器16が取り
付けられてその輸液容器16の重量が輸液容器重量検出
装置50により検出されると、輸液終了判断基準値決定
手段126(S12)により、対応関係記憶手段122
に記憶された複数種類の対応関係から、輸液開始時にお
いて上記輸液容器重量検出装置50により検出された輸
液容器16の重量(初期重量信号SWI )に基づいてそ
の輸液容器16の使用終了時の重量が輸液終了判断基準
値(輸液終了判断基準値SWE )として決定され、輸液
中において上記輸液容器重量検出装置50により逐次検
出された輸液容器16の重量(重量信号SW)が、上記
輸液終了判断基準値(輸液終了判断基準値SWE )に到
達すると、輸液終了判定手段128(S17)により輸
液終了が判定されて輸液終了を示す輸液終了信号SFが
出力される。これにより、複数種類の輸液容器16に応
じた設定値を決定したりその決定された設定値を一々設
定操作することなく、輸液容器16を輸液容器重量検出
装置50に取り付けるという簡単な操作によりその輸液
容器16の残量を自動的に判定できるので、医療従事者
による輸液残量監視装置の操作が簡単となるだけでな
く、残量判定のための値の誤設定が解消される。
【0038】また、本実施例によれば、輸液容器重量検
出装置50は、輸液容器16の重量が加えられることに
より弾性変形し、その輸液容器の重量が大きくなるほど
弾性変形量割合が小さくなる非線型弾性部材62と、そ
の非線型弾性部材62の弾性変形量を検出してその弾性
変形量に対応した重量信号を出力する重量信号出力素子
(スライド型可変抵抗器60)とから構成されることか
ら、輸液容器16の使用開始時と使用終了時との間にお
ける非線型弾性部材62の弾性変形量が小さくされると
ともに、使用終了時における重量変化の感度が線型弾性
部材と同様に高められる利点がある。
【0039】また、本実施例によれば、非線型弾性部材
62は、第1の圧縮型コイルスプリング82と、その第
1の圧縮型コイルスプリング82よりも全長が短く且つ
その第1の圧縮型コイルスプリング82と同心に配置さ
れた第2の圧縮型コイルスプリング84とから構成され
て、輸液容器16の重量に伴ってその全長が短縮される
ものであり、重量信号出力素子(スライド型可変抵抗器
60)は、その非線型弾性部材62の先端の変位を検出
し、その変位量に伴って変化する抵抗値を変化させる可
変抵抗体であるので、輸液残量監視装置10が一層小型
となる利点がある。
【0040】また、本実施例によれば、輸液残量監視装
置10の使用開始時すなわち輸液容器16が取り付けら
れる前における重量信号SWを零点重量信号SW0 とし
て読み込む零点読込手段110(S3)と、たとえば輸
液容器重量検出装置50から入力される重量信号SWか
ら上記零点重量信号SW0 を差し引くことにより補正す
ることにより、その零点読込手段110により読み込ま
れた零点重量信号SW 0 に基づいて、輸液容器重量検出
装置50から繰り返し出力される重量信号SWを補正す
る重量信号補正手段112(S7、S16)とを、さら
に備えたものであるので、非線型弾性部材62のへたり
すなわち経時的塑性変形による誤差が解消され、輸液終
了の判定精度が一層高められる利点がある。
【0041】また、本実施例によれば、輸液容器16が
輸液容器重量検出装置50に取り付けられたことを判定
する輸液容器取付判定手段116(S4)と、その輸液
容器16が輸液容器重量検出装置50に取り付けられて
から所定の待機時間が経過する間待機させる待機手段1
18(S8)と、その待機手段118により所定の待機
時間だけ待機させられた後に、輸液容器重量検出装置5
0から出力される重量信号SWの変化が収束したか否か
を判断する入力信号安定判定手段120(S9)とを含
み、その入力信号安定判定手段120による判断が肯定
される場合には初期重量信号SWI として出力する初期
重量決定手段114(S10)が、設けられているの
で、当初に輸液容器重量検出装置50に取り付けられた
輸液容器16の初期重量を示す初期重量信号SWI の信
頼性が高められ、輸液終了の判定精度が一層高められ
る。
【0042】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明したが、本発明は、それらの実施例とは別の態様と
しても実施できる。
【0043】たとえば、前述の実施例においては、輸液
容器重量検出装置50および制御回路は本体ケース12
内に一体的に設けられていたが、それら輸液容器重量検
出装置50および制御回路は異なるケース内において独
立に設けられてもよい。
【0044】また、前述の実施例の非線型弾性部材62
は、互いに独立した第1の圧縮コイルスプリング82お
よび第2の圧縮コイルスプリング84から構成されてい
たが、互いに一体的に構成されたスプリングであっても
よく、また、引っ張りスプリングや、板ばねなどの他の
非線型ばねであっても差し支えないし、上記非線型弾性
部材62に替えて、1個のコイルスプリングや板ばねな
どの線型ばねが用いられても差し支えない。
【0045】また、前述の実施例において、重量信号出
力素子としてスライド型可変抵抗器60が用いられてい
たが、非線型弾性部材62の変位を検出するロータリエ
ンコーダ、非接触で検出するホトカプラなどや、板ばね
に貼り付けられた歪みゲージ、ロードセルなどのよう
な、変位或いは歪みを電気信号に変換する種々の素子が
用いられ得る。
【0046】また、前述の実施例では、輸液容器16の
重量が電圧として表される重量信号SWが用いられてい
たが、荷重(g)に変換された信号が用いられても差し
支えない。
【0047】また、前述の実施例の容器材質判定手段1
24は、容器材質入力スイッチ24からの信号に基づい
て輸液容器16の材質を判定していたが、輸液容器16
に設けられた識別用突起、輸液容器16の形状や硬さな
どに基づいて輸液容器16の材質を自動的に検出する材
質検出器からの信号に基づいて判定するものであっても
よいのである。また、輸液容器16の材質が単一となる
使用環境においては、上記容器材質判定手段124が除
去されても差し支えない。
【0048】また、前述の実施例では、零点読込手段1
10や重量信号補正手段112が設けられていたが、輸
液容器重量検出装置50の構成によっては必ずしも設け
られていなくてもよいし、吊り下げられた輸液容器16
の振動或いは揺動を抑制するダンパなどが適切に設けら
れる場合などには、必ずしも初期重量判定手段114が
設けられていなくてもよい。
【0049】以上に説明したものはあくまでも本発明の
一実施例であり、本発明はその主旨を逸脱しない範囲に
おいて種々変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の輸液残量監視装置の使用状
態を説明する図である。
【図2】図1の輸液残量監視装置の内部を説明する縦断
面図である。
【図3】図1の輸液残量監視装置の内部を説明する横断
面図である。
【図4】図1の輸液残量監視装置の内部を説明するため
にその前ケースを取り外した状態を示す正面図である。
【図5】図1の輸液残量監視装置内に設けられた制御装
置を説明するための電気回路図である。
【図6】図5の電子制御装置の制御機能の要部を説明す
る機能ブロック線図である。
【図7】図5の電子制御装置の制御作動の要部を説明す
るフローチャートである。
【符号の説明】
10:輸液残量監視装置 60:スライド型可変抵抗器(重量信号出力素子) 62:非線型弾性部材 122:対応関係記憶手段 126:輸液終了判断基準値決定手段 128:輸液終了判定手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輸液が収容された輸液容器が取り付けら
    れてその重量を検出する輸液容器重量検出装置を備え、
    輸液中において連続的に減少する該輸液容器の重量が予
    め設定された輸液終了判断基準値に到達したことに基づ
    いて該輸液容器内の輸液の残量を自動的に判定する形式
    の輸液残量監視装置であって、 複数種類の輸液容器の使用開始時の重量と該複数種類の
    輸液容器の使用終了時の重量との間の対応関係を予め記
    憶する対応関係記憶手段と、 該対応関係記憶手段に記憶された複数種類の対応関係か
    ら、輸液開始時において前記輸液容器重量検出装置によ
    り検出された輸液容器の重量に基づいて該輸液容器の使
    用終了時の重量を輸液終了判断基準値として決定する輸
    液終了判断基準値決定手段と、 輸液中において前記輸液容器重量検出装置により逐次検
    出された輸液容器の重量が、該輸液終了判断基準値決定
    手段により決定された輸液終了判断基準値に到達したこ
    とに基づいて輸液終了を判定し、該輸液終了を示す輸液
    終了信号を出力する輸液終了判定手段とを、含むことを
    特徴とする輸液残量監視装置。
  2. 【請求項2】 前記輸液容器重量検出装置は、 前記輸液容器の重量が加えられることにより弾性変形
    し、該輸液容器の重量が大きくなるほど弾性変形量割合
    が小さくなる非線型弾性部材と、 該非線型弾性部材の弾性変形量を検出してその弾性変形
    量に対応した重量信号を出力する重量信号出力素子とを
    含むものである請求項1の輸液残量監視装置。
JP02702098A 1998-02-09 1998-02-09 輸液残量監視装置 Expired - Fee Related JP4014275B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02702098A JP4014275B2 (ja) 1998-02-09 1998-02-09 輸液残量監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02702098A JP4014275B2 (ja) 1998-02-09 1998-02-09 輸液残量監視装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11221276A true JPH11221276A (ja) 1999-08-17
JP4014275B2 JP4014275B2 (ja) 2007-11-28

Family

ID=12209416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02702098A Expired - Fee Related JP4014275B2 (ja) 1998-02-09 1998-02-09 輸液残量監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4014275B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004039437A1 (ja) * 2002-10-30 2004-05-13 Daiken Iki Kabushiki Kaisha 薬液注入装置の薬液計量装置
KR100462965B1 (ko) * 2002-06-29 2004-12-23 정유진 링거액 감지기
JP2006256634A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Nikka Whisky Distilling Co Ltd 充填装置
JP2011212350A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Nidek Co Ltd 灌流液の残量検知装置及びこれを備えた灌流吸引装置
KR101296586B1 (ko) * 2011-09-08 2013-08-14 (주)대영오앤이 링겔용 수액종료시점측정장치
CN111986788A (zh) * 2020-07-31 2020-11-24 安徽大学 一种智慧医疗系统
US10857292B2 (en) * 2017-07-28 2020-12-08 Mikotek Information Inc. Intravenous drip monitoring method and system
WO2023120168A1 (ja) * 2021-12-20 2023-06-29 株式会社資生堂 容器に装着可能な使用検知ユニット、および化粧料使用評価システム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100462965B1 (ko) * 2002-06-29 2004-12-23 정유진 링거액 감지기
WO2004039437A1 (ja) * 2002-10-30 2004-05-13 Daiken Iki Kabushiki Kaisha 薬液注入装置の薬液計量装置
US7611496B2 (en) 2002-10-30 2009-11-03 Daiken Iki Kabushiki Kaisha Liquid medicine-measuring device for liquid medicine-injecting device
JP2006256634A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Nikka Whisky Distilling Co Ltd 充填装置
JP4673097B2 (ja) * 2005-03-15 2011-04-20 ニッカウヰスキー株式会社 充填装置
JP2011212350A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Nidek Co Ltd 灌流液の残量検知装置及びこれを備えた灌流吸引装置
KR101296586B1 (ko) * 2011-09-08 2013-08-14 (주)대영오앤이 링겔용 수액종료시점측정장치
US10857292B2 (en) * 2017-07-28 2020-12-08 Mikotek Information Inc. Intravenous drip monitoring method and system
CN111986788A (zh) * 2020-07-31 2020-11-24 安徽大学 一种智慧医疗系统
WO2023120168A1 (ja) * 2021-12-20 2023-06-29 株式会社資生堂 容器に装着可能な使用検知ユニット、および化粧料使用評価システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4014275B2 (ja) 2007-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5270501B2 (ja) 血糖計及び血糖値測定方法
US6571114B1 (en) Medical measurement apparatus
US7169084B2 (en) Electronic pedometer
WO1999024093A1 (fr) Appareil medical
JP4014275B2 (ja) 輸液残量監視装置
CN2575627Y (zh) 测重电子秤
JP3595135B2 (ja) 輸液ポンプ
JP5769847B2 (ja) 電気機器、制御方法及びプログラム
US20050043676A1 (en) Means for administering an injectable product in doses
JP3177295B2 (ja) デジタル廃液測定機
JPH11137679A (ja) 輸液ポンプ
JPH0636828B2 (ja) 輸液装置
JP3595136B2 (ja) 輸液ポンプ
JPH11137675A (ja) 輸液ポンプ
KR100543390B1 (ko) 링거거치대
JPH11137683A (ja) 輸液ポンプ
JPH01198555A (ja) 定量採血装置
JPH11137676A (ja) 輸液ポンプ
US7117746B2 (en) Digital pressure gauge
EP0634185A2 (en) Digital dual pressure guage
JPH11137674A (ja) 輸液ポンプ
KR200310677Y1 (ko) 링거(링겔)용액 저수위 감지용 경보기
JPH11137678A (ja) 輸液ポンプ
JPH11255465A (ja) スイッチ動作力測定装置
JPS60232178A (ja) 運動管理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050126

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20060929

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20061002

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070828

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070911

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100921

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees