JPH11221108A - 簡単に畳める折り畳み傘 - Google Patents
簡単に畳める折り畳み傘Info
- Publication number
- JPH11221108A JPH11221108A JP10065997A JP6599798A JPH11221108A JP H11221108 A JPH11221108 A JP H11221108A JP 10065997 A JP10065997 A JP 10065997A JP 6599798 A JP6599798 A JP 6599798A JP H11221108 A JPH11221108 A JP H11221108A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- umbrella
- folded
- cloth
- folding
- foldable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の折り畳み傘は、開いてあるものを閉じた
とき、色々な不都合な折れ方が生じてこれらを1枚1枚
手で延ばし直してからでなければ畳めなかい煩わしさが
あったので、閉じればそのまま簡単に畳める折り畳み傘
を提供する。 【解決手段】2本の骨の折れ目を結ぶ布の折れ筋のやや
内側の面にゴム、合成樹脂、または硬めの布よりなる柔
軟性のある薄板を設けるか、または硬化する塗料を塗布
することを特徴とする。
とき、色々な不都合な折れ方が生じてこれらを1枚1枚
手で延ばし直してからでなければ畳めなかい煩わしさが
あったので、閉じればそのまま簡単に畳める折り畳み傘
を提供する。 【解決手段】2本の骨の折れ目を結ぶ布の折れ筋のやや
内側の面にゴム、合成樹脂、または硬めの布よりなる柔
軟性のある薄板を設けるか、または硬化する塗料を塗布
することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、傘の骨の折れ目を
結ぶ布の折れ筋より内側の面に柔軟性のある薄板を設け
るか、または硬化する塗料を塗布した折り畳み傘に関す
るものである。
結ぶ布の折れ筋より内側の面に柔軟性のある薄板を設け
るか、または硬化する塗料を塗布した折り畳み傘に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の折り畳み傘には、通常8本の骨が
あり、その骨はほぼ中央に折れ目があり外側に折れるよ
うになっている。これを折り畳むときの布の折れ筋は傘
の先端から2本の骨の中間を縦に走る筋(1)(2)
と、2本の骨の折れ目(11)(12)を横に結ぶ筋
(3)(4)とである。この開いた傘を畳むには、まず
柄を差し込み、骨を外側に折って(1)の折れ筋を内側
に、(2)(3)(4)の折れ筋を外側に折った後、巻
いて畳むようになっている。
あり、その骨はほぼ中央に折れ目があり外側に折れるよ
うになっている。これを折り畳むときの布の折れ筋は傘
の先端から2本の骨の中間を縦に走る筋(1)(2)
と、2本の骨の折れ目(11)(12)を横に結ぶ筋
(3)(4)とである。この開いた傘を畳むには、まず
柄を差し込み、骨を外側に折って(1)の折れ筋を内側
に、(2)(3)(4)の折れ筋を外側に折った後、巻
いて畳むようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これにはつぎのような
欠点があった。すなわち、開いた傘を実際に骨を外側に
折って畳もうとすると、布の折れ筋(1)(2)(3)
(4)が然るべき方向の反対側に折れたり、不要な別の
場所が折れたりするなど、種々の不都合な折れ方が生ず
るため、本来外側に張り出るはずの(3)(4)より外
側部分の一部が内側に巻き絡み込まれて直ぐには畳め
ず、それらの1枚1枚を手で正しい方向に延ばし直して
から巻き畳まなければならないという煩わしさがあっ
た。本発明はこれらの欠点を除くためになされたもので
ある。
欠点があった。すなわち、開いた傘を実際に骨を外側に
折って畳もうとすると、布の折れ筋(1)(2)(3)
(4)が然るべき方向の反対側に折れたり、不要な別の
場所が折れたりするなど、種々の不都合な折れ方が生ず
るため、本来外側に張り出るはずの(3)(4)より外
側部分の一部が内側に巻き絡み込まれて直ぐには畳め
ず、それらの1枚1枚を手で正しい方向に延ばし直して
から巻き畳まなければならないという煩わしさがあっ
た。本発明はこれらの欠点を除くためになされたもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】折り畳み傘の布の不都合
な折れ方をなくすためには、折れては不都合となる平面
部分に薄板を設けて折れ難くすることを考えた。そのた
めには (イ) 折れては不都合となる平面部分に柔軟性のある
ゴムや、合成樹脂の薄板や、やや硬めの布を設ける。 (ロ) 折れては不都合となる平面部分に乾くと硬化す
る塗料を塗布する。 本発明は以上のような構成よりなる折り畳み傘である。
な折れ方をなくすためには、折れては不都合となる平面
部分に薄板を設けて折れ難くすることを考えた。そのた
めには (イ) 折れては不都合となる平面部分に柔軟性のある
ゴムや、合成樹脂の薄板や、やや硬めの布を設ける。 (ロ) 折れては不都合となる平面部分に乾くと硬化す
る塗料を塗布する。 本発明は以上のような構成よりなる折り畳み傘である。
【0005】
【発明の実施の形態】折り畳み傘を畳んだときに布が好
ましからざる複雑な折れ方をし不都合を生じる理由は、
(1)(3)(5)と(1)(4)(6)よりなる二つ
の3角形、およびその外側の(2)(3)(7)(9)
と(2)(4)(8)(10)よりなる二つの4角形の
面が傘を折り畳んだときに折れ曲がって巻き込まれるた
めである。したがってこれらの面に柔軟性のある薄板を
設けて折れないようにし、一方その折れる(1)(2)
(3)(4)の筋上および骨の近くの部分は処置せずそ
のままの折れ易い状態に保っておくこととした(図
2)。 柔軟性のある薄板を設けるけるための方法とし
ては、ゴム、合成樹脂または硬めの布からなる薄板を接
着剤で接着するか、または薄板の代わりに硬化する塗料
を塗布することもできる。 処置する薄板の部分を有効
な範囲で、でき得る限り小さくすることを検討した結
果、三角形(1)(3)(5)と(1)(4)(6)お
よび四角形(2)(3)(7)(9)と(2)(4)
(8)(10)のすべての部分でなくとも、特に問題と
なる折れ筋(3)および(5)に近い外側の部分(図
3)又は内側の部分(図4)のみを同様に処置しても畳
んだときに四角形(2)(3)(7)(9)および
(2)(4)(8)(10)の両面が外側に張り出し、
不都合な折れ方を防ぐことができ十分効果的であること
がわかった。しかしながら,図3に示される折れ筋
(3)(4)の外側に薄板を設けた場合、それを巻いた
ときには図5に示されるごとく処置した部分が外側に突
き出るし、巻いてもその部分が太くなり過ぎて扱い難
く、また薄板が外側に現れるために外観上も好ましくな
かった。一方、(3)の内側部分のみを処置したものは
図6のごとくきれいに畳むことができ、巻いたときの太
さも問題にならず、従来のものとも変わらない外観を保
つことができた。
ましからざる複雑な折れ方をし不都合を生じる理由は、
(1)(3)(5)と(1)(4)(6)よりなる二つ
の3角形、およびその外側の(2)(3)(7)(9)
と(2)(4)(8)(10)よりなる二つの4角形の
面が傘を折り畳んだときに折れ曲がって巻き込まれるた
めである。したがってこれらの面に柔軟性のある薄板を
設けて折れないようにし、一方その折れる(1)(2)
(3)(4)の筋上および骨の近くの部分は処置せずそ
のままの折れ易い状態に保っておくこととした(図
2)。 柔軟性のある薄板を設けるけるための方法とし
ては、ゴム、合成樹脂または硬めの布からなる薄板を接
着剤で接着するか、または薄板の代わりに硬化する塗料
を塗布することもできる。 処置する薄板の部分を有効
な範囲で、でき得る限り小さくすることを検討した結
果、三角形(1)(3)(5)と(1)(4)(6)お
よび四角形(2)(3)(7)(9)と(2)(4)
(8)(10)のすべての部分でなくとも、特に問題と
なる折れ筋(3)および(5)に近い外側の部分(図
3)又は内側の部分(図4)のみを同様に処置しても畳
んだときに四角形(2)(3)(7)(9)および
(2)(4)(8)(10)の両面が外側に張り出し、
不都合な折れ方を防ぐことができ十分効果的であること
がわかった。しかしながら,図3に示される折れ筋
(3)(4)の外側に薄板を設けた場合、それを巻いた
ときには図5に示されるごとく処置した部分が外側に突
き出るし、巻いてもその部分が太くなり過ぎて扱い難
く、また薄板が外側に現れるために外観上も好ましくな
かった。一方、(3)の内側部分のみを処置したものは
図6のごとくきれいに畳むことができ、巻いたときの太
さも問題にならず、従来のものとも変わらない外観を保
つことができた。
【0006】
【発明の効果】図4の処置を施された折り畳み傘の開い
たものをを閉じて柄を差し込み骨を外側に折ったときに
は、布は全て正しい方向に折れ、不要かつ不都合な折れ
方が生ずることはなくなった。すなわち、布の二つの四
角形(2)(3)(7)(9)と(2)(4)(8)
(10)の部分は内側の処置した三角形(1)(3)
(5)と(1)(4)(6)の部分に絡み込まれること
はなくなり全てきれいに外側に張り出し、そのまま簡単
に巻いて畳めるようになった。
たものをを閉じて柄を差し込み骨を外側に折ったときに
は、布は全て正しい方向に折れ、不要かつ不都合な折れ
方が生ずることはなくなった。すなわち、布の二つの四
角形(2)(3)(7)(9)と(2)(4)(8)
(10)の部分は内側の処置した三角形(1)(3)
(5)と(1)(4)(6)の部分に絡み込まれること
はなくなり全てきれいに外側に張り出し、そのまま簡単
に巻いて畳めるようになった。
【図1】折り畳み傘を開いて裏側から見たときの半分の
図である。
図である。
【図2】柔軟性の薄板を設けるか、または塗料を塗布す
る部分を斜線で示したものである。
る部分を斜線で示したものである。
【図3】柔軟性の薄板を設けるか、または塗料を塗布す
る部分を折れ筋(3)(4)の外側に近い部分のみとす
る場合の場所を斜線で示したものである。
る部分を折れ筋(3)(4)の外側に近い部分のみとす
る場合の場所を斜線で示したものである。
【図4】柔軟性の薄板を設けるか、または塗料を塗布す
る部分を折れ筋(3)(4)の内側に近い部分のみとす
る場合の場所を斜線で示したものである。
る部分を折れ筋(3)(4)の内側に近い部分のみとす
る場合の場所を斜線で示したものである。
【図5】図3の処置をして畳んだときの図である。
【図6】図4の処置をして畳んだときの図である。
【符号の説明】 1 傘の先端より2本の骨の中間を外側に向かって走る
布の折れ筋の内側の部分 2 傘の先端より2本の骨の中間を外側に向かって走る
布の折れ筋の外側の部分 3 折り畳み傘の2本の骨の折れ目を結ぶ布の折れ筋の
右半分 4 折り畳み傘の2本の骨の折れ目を結ぶ布の折れ筋の
左半分 5 傘の中心より右側の骨の折れ目までの部分 6 傘の中心より左側の骨の折れ目までの部分 7 右側の骨の折れ目より先端までの部分 8 左側の骨の折れ目より先端までの部分 9 布の端の右側の半分 10 布の端の左側の半分 11 右側の骨の折れ目 12 左側の骨の折れ目
布の折れ筋の内側の部分 2 傘の先端より2本の骨の中間を外側に向かって走る
布の折れ筋の外側の部分 3 折り畳み傘の2本の骨の折れ目を結ぶ布の折れ筋の
右半分 4 折り畳み傘の2本の骨の折れ目を結ぶ布の折れ筋の
左半分 5 傘の中心より右側の骨の折れ目までの部分 6 傘の中心より左側の骨の折れ目までの部分 7 右側の骨の折れ目より先端までの部分 8 左側の骨の折れ目より先端までの部分 9 布の端の右側の半分 10 布の端の左側の半分 11 右側の骨の折れ目 12 左側の骨の折れ目
Claims (2)
- 【請求項1】傘の骨の折れ目を結ぶ布の折れ筋の内側の
全面または一部に柔軟性のある薄板を設けた折り畳み傘 - 【請求項2】傘の骨の折れ目を結ぶ布の折れ筋の内側の
全面または一部に硬化塗料を塗布した折り畳み傘
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10065997A JPH11221108A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 簡単に畳める折り畳み傘 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10065997A JPH11221108A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 簡単に畳める折り畳み傘 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11221108A true JPH11221108A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=13303167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10065997A Pending JPH11221108A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 簡単に畳める折り畳み傘 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11221108A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010012238A (ja) * | 2008-06-04 | 2010-01-21 | Katsutoshi Matsuda | 傘 |
JP2019534715A (ja) * | 2017-09-18 | 2019-12-05 | 卓 進興Cho, Chin−Hsing | 巻取り収納傘 |
-
1998
- 1998-02-09 JP JP10065997A patent/JPH11221108A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010012238A (ja) * | 2008-06-04 | 2010-01-21 | Katsutoshi Matsuda | 傘 |
JP2019534715A (ja) * | 2017-09-18 | 2019-12-05 | 卓 進興Cho, Chin−Hsing | 巻取り収納傘 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080314 |
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