JPH1122099A - 天井構造 - Google Patents

天井構造

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Publication number
JPH1122099A
JPH1122099A JP9182560A JP18256097A JPH1122099A JP H1122099 A JPH1122099 A JP H1122099A JP 9182560 A JP9182560 A JP 9182560A JP 18256097 A JP18256097 A JP 18256097A JP H1122099 A JPH1122099 A JP H1122099A
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JP
Japan
Prior art keywords
ceiling
board
runner
gypsum board
interior material
Prior art date
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Pending
Application number
JP9182560A
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English (en)
Inventor
Masayuki Uchida
正之 内田
Akira Nakatani
晃 中谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOSHINO SEKKO KK
Yoshino Gypsum Co Ltd
Original Assignee
YOSHINO SEKKO KK
Yoshino Gypsum Co Ltd
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Publication date
Application filed by YOSHINO SEKKO KK, Yoshino Gypsum Co Ltd filed Critical YOSHINO SEKKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天井内装ボードとして比較的安価な石膏ボー
ド系材料を使用するとともに、天井仕上面の平坦性、寸
法安定性及び意匠的規則性を確保し得る落し込み工法の
システム天井を提供する。 【解決手段】 ボード落し込み工法は、天井ランナ5、
6を実質的に格子形態に天井領域に配置し、天井ランナ
の支持帯51にて複数のボード落し込み領域を天井構面
に画成し、所定寸法の天井内装材10を各ボード落し込
み領域に落し込み、天井内装材を支持帯上に載置する工
程を含む。天井内装材は、ボード落し込み領域に収容可
能な寸法を有し且つ12mm以上の板厚を有する石膏ボー
ドからなる。所望により、石膏ボードは、裏面に一体的
に固定された複数の裏桟15を備え、また、内装仕上表
面及び/又は裏面に積層された被覆シート14を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井構造に関する
ものであり、より詳細には、天井ランナを実質的に格子
形態に天井領域に配置し、該天井ランナの支持帯にて複
数のボード落し込み領域を天井構面に画成し、所定寸法
の天井内装材を各ボード落し込み領域に落し込み、該天
井内装材を支持帯上に載置してなるボード落し込み工法
の天井構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築物の天井構造として、軽量鉄骨部材
等の天井下地構造体に対して建築内装工事用ボードを取
付けてなる各種施工法の天井構造が知られている。一般
に、鉄筋コンクリート構造の建築物においては、軽量鉄
骨構造の天井構造体に対して化粧石膏ボード等の内装施
工材料が取付けられる。図7は、この種の天井構造体の
一般構成を例示する天井領域の斜視図である。図7に示
す天井構造体の施工において、インサート部材(図示せ
ず)が、所定間隔、例えば、約900mmの相互間隔を隔
てて、上階床スラブ又は屋根スラブ等に埋設される。天
井吊りボルトBの上端部が、インサート部材に螺合し、
天井領域に係止/懸吊される。吊りハンガーHが、天井
吊りボルトBの下端部に係止され、天井下地構造体を構
成する野縁受チャンネルR1が、吊りハンガーHに係止
される。更に、ダブルバー形式及びシングルバー形式の
野縁R2、R3が、所定間隔を隔てて野縁受チャンネル
R1の下面に固定される。野縁R2、R3は、一般に1
50mm乃至300mm程度の所定間隔を隔てて天井領域に
平行に延在し、天井仕上材料Fの水平支持構面を天井領
域に形成する。天井仕上材Fは、ビス又はカラー釘等の
係止具、接着剤又は接着材等の接着手段、或いは、係止
具及び接着手段の併用により、野縁R2、R3の下面に
固定される。所望により、(900〜1200mm)×
(1800〜2400mm)程度の平面寸法を有する比較
的大寸法規格の下地ボード材が、天井下地材として、野
縁R2、R3に固定され、天井仕上材Fは、係止具及び
/又は接着手段にて天井下地ボート材の下面に固定され
る。
【0003】かかる軽鉄下地構造を適用した天井構法
は、最も一般的な天井施工法として、長年に亘って広く
実用に供されている。しかしながら、軽鉄下地構造の天
井施工法は、天井仕上材のビス止め工程及び/又は接着
工程等の煩雑な工程を要する。従って、この種の在来工
法は、現場作業の簡素化、作業性の向上及び施工工期の
短縮等を図る上で難点がある。
【0004】これに対し、施工工程の簡素化及び施工工
期の短縮等を企図した所謂落し込み工法の天井構造が、
エキスポズド型又はコンシールド型等の各種形式のシス
テム天井として、実用化されている。一般に、この種の
システム天井においては、複数の吊りボルトが、上階床
スラブ等に懸吊され、Tバー形式又はHバー形式の天井
ランナ部材が、吊りボルトを介して天井面全域に所定間
隔を隔てて配列される。天井領域にて室の幅員方向及び
長手方向に延在する天井ランナにより、複数の方形区画
領域が天井構面に画成され、化粧ロックウール板等の軽
量内装ボートが、上方域からの天井材落し込み作業によ
り、Tバー又はHバーの支持帯上に載置される。かかる
落し込み工法のシステム天井構造によれば、工場にて規
格生産されたTバー又はHバー構造の天井ランナ部材の
吊り込み工程と、軽量内装ボードの落し込み作業工程と
により、天井構造体を簡易且つ短期に施工し得るので、
現場施工工数を低減し且つ施工工期を大幅に短縮するこ
とが可能となる。しかも、この種の天井構造によれば、
広域の天井面を所望の規格寸法且つ定型構造の天井ユニ
ットに分割し、建築設備を含む各天井ユニットを建築物
全域に亘ってモジュール化することができる。かくし
て、各種形式の落し込み工法のシステム天井が、殊に中
規模又は大規模建築物の設計・施工に適した天井構造と
して普及している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかるシステム天井の
施工においては、天井ランナにより格子状に区画された
多数の方形区画領域を天井構成面に形成し、比較的小寸
法の内装仕上ボードを各方形区画領域に夫々落し込む結
果、各内装仕上ボードの縁部領域は、天井ランナの支持
帯上に載置され、天井内装ボードは、天井ランナの支持
帯上に実質的に変位可能に配置される。このようなボー
ド支持形式の天井構造は、天井仕上ボードの取外し容易
性により、天井裏の建築設備領域の維持・管理作業を簡
便化し得る反面、天井内装ボードの脱落又は位置変動等
を防止し難い。従って、従来のシステム天井構造におい
ては、ロックウール化粧板等の比較的軽量且つ高価な建
築内装板を天井内装ボードとして使用せざるを得ず、こ
れにより、現場施工時の作業性又は揚重容易性を改善す
るとともに、天井内装ボードの不意の落下に対し、天井
下領域の安全性等を確保し、更に、建築物の使用開始後
における天井材の脱落又は位置変位等の事態を未然に回
避している。
【0006】しかしながら、ロックウール化粧板等の比
較的高価な天井内装ボードは、建築物の施工費用(内装
工事費)を高額化する要因となる。従って、天井工事の
施工費用、殊に、内装工事材料費を低廉化すべく、比較
的安価な石膏ボード又は化粧石膏ボードをシステム天井
構造の天井内装材として使用し得る天井構造の開発が、
要望されている。ここに、石膏系材料の成形板に対して
石膏ボード用原紙等の紙材を被覆してなる石膏ボード
(又は化粧石膏ボード)は、0.6乃至0.7程度の比
較的高比重を保有する。従って、天井内装ボードを実質
的に天井ランナ上に載置するにすぎない簡易なボード支
持構造を有する上記落し込み工法においては、天井内装
ボードの脱落又は位置変位等の事態に対して慎重に配慮
せざるを得ず、このため、比較的高比重の石膏ボードを
天井内装ボードとして容易に採用し難い事情がある。し
かも、比較的高い吸湿性及び吸水性を有する石膏系材料
及び上記原紙は、室内の湿度の増大に伴って、吸湿又は
吸水し、自重による撓み又は下方変位を増大させる傾向
がある。従って、各種石膏ボードは、高湿度の室内雰囲
気、或いは、季節変化又は外界気象条件等に応じて湿度
変化及び/又は温度変化が生じ得る一般的室内環境にお
いて、天井仕上面の平坦性、寸法安定性及び意匠的規則
性を所望の如く確保し難く、このため、このような環境
に使用される落し込み工法の上記システム天井において
は、天井内装材として容易に採用し得なかった。
【0007】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、天井内装ボードと
して比較的安価な石膏ボード系材料を使用するととも
に、天井仕上面の平坦性、寸法安定性及び意匠的規則性
を確保し得る落し込み工法のシステム天井を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は、上
記目的を達成すべく、鋭意研究を重ねた結果、石膏ボー
ドの剛性を向上させるとともに、石膏ボード下面の吸湿
性又は吸水性を抑制することにより、上記目的を達成し
得ることを認識し、かかる認識ないし知見に基づいて本
発明を達成したものである。即ち、本発明によれば、天
井ランナを実質的に格子形態に天井領域に配置し、該天
井ランナの支持帯にて複数のボード落し込み領域を天井
構面に画成し、所定寸法の天井内装材を各ボード落し込
み領域に落し込み、該天井内装材を支持帯上に載置して
なるボード落し込み工法の天井構造において、前記天井
内装材は、ボード落し込み領域に収容可能な寸法を有し
且つ12mm以上の板厚を有する石膏ボードからなること
を特徴とする天井構造を提供する。
【0009】本発明の上記構成によれば、石膏ボードを
天井内装材として適用したシステム天井形式の天井構造
体が建築物に施工される。廉価且つ容易に入手可能な石
膏ボードを天井内装材として使用してなるシステム天井
形式の上記天井構造体は、ロックウール化粧板を使用し
た従来のシステム天井と対比し、材料単価を大幅に低額
化し、建築施工費用(内装工事費)を低廉化する。しか
も、石膏ボードは、ロックウール化粧板と同等の耐火性
又は防火性を備えるばかりでなく、優れた遮音性能を発
揮する。更に、一般的施工現場において内壁仕上材又は
内装下地材として多用される石膏ボードの採用により、
建築資材の共通化又は共用化を図り、建築工事の施工性
を向上し得るとともに、石膏ボードの広範な意匠性、設
計自由度及び施工自由度により、建築設計・施工の自由
度を大幅に向上することができる。しかも、上記天井構
造の構成によれば、天井内装材のビス止め工程及び接着
工程等の諸工程を要しないので、従来の軽鉄天井構造と
対比し、施工工期を短縮し且つ作業工数を低減すること
が可能となる。
【0010】本発明によれば、上記石膏ボードは更に、
裏面に一体的に固定された複数の裏桟を備える。また、
本発明の天井構造においては、上記石膏ボードは、内装
仕上表面及び/又は裏面に積層された被覆シートを有す
る。
【0011】上記裏桟及び被覆シートは、石膏ボードの
曲げ剛性、剪断剛性及び引張剛性を向上させ、自重によ
る石膏ボードの撓み又は下方変位を規制ないし制限す
る。被覆シートは又、石膏ボード原紙の吸湿性又は吸水
性を抑制し、吸湿又は吸水による石膏ボードの変位又は
変形を防止する。かくして、石膏ボードの下方変位、脱
落、暴れ、不陸又は位置ズレ等の発生を回避し、天井仕
上面の平坦性、寸法安定性及び意匠的規則性を確保する
ことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態におい
て、上記石膏ボードは、12.5mm又は15mmの板厚を
有する。石膏ボードの外形寸法が大きく(例えば、石膏
ボードの幅員及び/又は全長が、640mmを超え)、石
膏ボードが、自重による下方変位又は撓みを生起し得る
場合、所望の防湿性能又は防水性能を有する被覆シート
が、石膏ボードの内装仕上表面(下面)に張着される。
被覆シートとして、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、アミ
ノ樹脂等の樹脂にて表面を被覆してなる合成樹脂被覆
紙、塩化ビニル樹脂製シート、塩化ビニル製クロス、ポ
リオレフィン系樹脂シート、ポリエチレン樹脂シート、
不織布、或いは、織布等の各種シート材料を好適に使用
し得る。被覆シートは、天井仕上面を構成するととも
に、天井内装材の許容曲げ応力、許容引張応力及び許容
剪断応力を増大させる。石膏ボードの下面に配置された
被覆シートは、石膏ボードの自重により作用する石膏ボ
ード下面の曲げ応力(引張応力)に抗するので、石膏ボ
ードの下方変位又は撓みを防止する上で有利である。好
ましくは、被覆シートは、発水性、耐湿性及び/又は耐
水性を備え、室内雰囲気の湿気又は水分による石膏ボー
ド原紙の軟化を防止し、吸水又は吸湿作用による石膏ボ
ードの剛性低下又は強度低下を抑制する。更に好ましく
は、被覆シートは、建築内装材として好適に使用可能な
耐火性能又は防火性能を有する。
【0013】本発明の或る実施形態において、上記被覆
シートが、石膏ボートの裏面(上面)に更に積層され、
石膏ボードの全体剛性又は強度が、更に高められる。本
発明の好適な実施形態によれば、上記裏桟は、石膏ボー
ド原紙の繊維方向と直交する方向に配向され、石膏ボー
ドの裏面(上面)に一体的に固定される。裏桟は、殊
に、石膏ボードの幅員又は全長が640mm以上の寸法を
有する場合、石膏ボードの裏面に配設される。他の好適
な実施形態において、上記裏桟は、1280mm以上の全
長を有する比較的長尺の石膏ボードにおいて、石膏ボー
ドの長手方向に配向される。
【0014】好ましくは、上記裏桟は、300mm乃至4
50mmの相互間隔を隔てて石膏ボードの裏面に配置され
る。裏桟は、例えば、軽量鉄骨製チャンネル部材、溝形
又は角形等の所定形状に曲げ成形された金属薄板の曲げ
成形品、方形断面の中空紙管、石膏ボード片の帯状積層
体、木材又は木質系合成材料、或いは、合成樹脂成形品
等により形成され、ビス又はステープル等の係止具、接
着剤又は接着材等の接着手段、或いは、係止具及び接着
手段の併用により、石膏ボードの裏面に固定される。他
の実施形態において、裏桟は、石膏ボード基板の一体成
形リブからなる。
【0015】本発明の或る実施形態において、連続的な
裏桟が、複数の石膏ボードの裏面に跨がって固定され
る。裏桟は、各石膏ボードの断面係数を増大させるとと
もに、複数の石膏ボードを架橋し、一体的に相互連接す
る。本発明の好ましい実施形態において、上記天井ラン
ナは、互いに直交する方向に配向されるメインランナ及
びクロスランナを含み、各ランナは、T形又はH形断面
性状のT型バー又はH型バーからなる。好ましくは、各
バー材は、金属成形部材からなり、メインランナは、室
の全幅又は全長に亘って延在し、クロスランナは、隣合
うメインランナ同士を相互連結する。更に好ましくは、
メインランナ及びクロスランナは、格子状の天井グリッ
トを天井領域に形成し、各グリットは、方形の天井材落
し込み領域を天井構面に画成する。天井内装材は、各落
し込み領域に落し込まれ、天井内装材の周縁帯域は、各
ランナの支持帯により支持される。
【0016】本発明の好適な実施形態によれば、クリッ
プ形態のボード保持具が、メインランナ及び/又はクロ
スランナに所定間隔を隔てて嵌着される。ボード保持具
は、弾性変形可能な金属製又は樹脂製の成形品からな
り、天井内装材の上面に当接し、天井内装材を下方に押
圧する。かくして、天井内装材の縁部領域は、ボード保
持具と支持帯との間に挟持され、各ランナ上に保持さ
れ、この結果、天井内装材の脱落又は変位は、確実に防
止される。本発明の更に好適な実施形態において、天井
構面に対して所定角度をなして配向された金属製ブレー
スが、メインランナ及び/又はクロスランナと天井吊り
ボルトとに固定される。好ましくは、金属製補強部材
が、各ランナの接合部に配置され、ランナ接合部を構造
的に補強する。ブレース及び補強部材は、主に地震力等
の短期水平荷重又は振動に対する天井構造体の全体剛性
を向上させ、地震時等に生じ得る各グリット又は落し込
み領域の変形を抑制する。これにより、地震時等におけ
る天井内装材の脱落又は外れ等は、確実に防止される。
【0017】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の好適な
実施例について詳細に説明する。図1は、本発明の実施
例に係るシステム天井の全体構成を示す建築物天井領域
の概略縦断面図であり、図2は、図1に示す天井構造の
概略斜視図及び平面図である。また、図3は、図1及び
図2に示す石膏ボードの平面図及び部分拡大断面図であ
る。なお、図3(B)は、図3(A)のI−I線におけ
る断面図である。図1及び図2に示す実施例は、鉄筋コ
ンクリート構造の建築物における天井構造の施工形態に
関するものであり、天井構造体1は、天井構面を形成す
る格子状天井ランナ5、6と、天井仕上面を構成する天
井仕上材10とを備える。多数のグリッド又はボード落
し込み領域が、天井ランナ5、6にて画成され、石膏ボ
ード10は、各落し込み領域に配置される。
【0018】図1に示す如く、天井吊りボルト3の上端
部を螺入可能なインサート2が、上階の床基板を構成す
る鉄筋コンクリート・スラブ8にコンクリート打設時に
埋設される。外螺子(図示せず)を備えた天井吊りボル
ト3の上端部が、各インサート2に係合又は螺合し、各
吊りボルト3は、インサート2から天井裏領域に垂下す
る。複式ナット9が、天井吊りボルト3の下端部に螺着
し、吊りハンガー又はTバーハンガー4を吊りボルト3
の下端部に係止する。吊りハンガー4は、フック型のラ
ンナ係止部分を有し、長尺の金属成形品からなるTバー
型のメインランナ5に係合する。ランナ係止部分に係止
したメインランナ5は、吊りハンガー4及び吊りボルト
3を介してスラブ8に懸吊され、室内の天井高に相応す
る天井構面レベルに延在する。内壁Wの壁面に沿って延
びる廻り縁55(図2)が、天井構造体1と内壁Wとの
接合領域に配置され、天井仕上材10の落し込み領域を
内壁Wの近傍に画成する。
【0019】天井吊りボルト3は、概ね45乃至200
cm程度に設定された所定間隔、例えば、約184cmの間
隔を隔てて、メインランナ5の軸線方向に隔設され、メ
インランナ5は、所定間隔を隔てて平行に天井構面に配
置される。本例において、メインランナ5は、室の長手
方向に所定間隔を隔てて隔設され、室の幅員方向に水平
に延在し、メインランナ5の相互間隔は、45乃至30
0cm程度、例えば、約121cmに設定される。Tバー型
クロスランナ6が、概ね45乃至300cm程度の所定間
隔、例えば、約92cmの間隔を隔てて、天井構面に配置
される。クロスランナ6は、メインランナ5の相互間隔
に相応する全長を有し、メインランナ5の間の領域に配
置される。クロスランナ6の両端部は、所要の継手構造
を介してメインランナ5に連結される。クロスランナ6
は、隣合うメインランナ5同士を相互連結し、この結
果、メインランナ5及びクロスランナ6からなる一体的
な格子状又はグリッド状の線型支持体が天井構面に形成
され、天井仕上材10を落し込み可能な複数の方形領域
が、メインランナ5及びクロスランナ6により画成され
る。
【0020】所望により、軽量鉄骨部材からなるブレー
ス7(図1)が、メインランナ5又はクロスランナ6と
天井吊りボルト3とに固定される。ブレース7は、天井
構面に対して所定角度をなして傾斜する方向に配向さ
れ、ブレース7の一端部が、点溶接等の固定手段を介し
てメインランナ5又はクロスランナ6に固定され、ブレ
ース7の他端部が、同様な固定手段を介して天井吊りボ
ルト3に固定される。ブレース7は、ランナ5、6及び
吊りボルト3を応力伝達可能に相互連結し、主に地震力
等の水平加速度又は短期荷重に対する天井構造体1の剛
性を全体的に向上させる。
【0021】図1に仮想線で示す如く、天井開口補強ラ
ンナ60が、天井構面の適所に配置され、補強ランナ6
0は、照明器具、空調吹出口又は防災設備機器等の建築
設備器具61を支持する。補強ランナ60は、上記ラン
ナ5、6と同様に金属製のT型バー材からなり、仮想線
で示す吊りボルト30を介して上階スラブ8に懸吊され
る。補強ランナ60は、所望により、補強構造体62
(仮想線で示す)を介して吊りボルト3又はランナ5、
6に相互連結される。補強構造体62は一般に、複数の
軽量鉄骨製チャンネル部材により形成される。上記ラン
ナ5、6、60は、吊りハンガー4に係止された垂直基
板50と、基板50の下縁から左右対象に延びる支持帯
51とを有し、天井仕上材10の外周縁は、ランナ5、
6の支持帯51上に載置される。図1に仮想線で示す如
く、天井仕上材10は、ランナ5、6の上方域から降下
され、ランナ5、6により画成された各方形領域内に配
置される。かかる天井材落し込み工程の結果、天井仕上
材10は、実質的に天井面全域に亘って延在し、天井仕
上材10の下面は、水平な天井仕上面を天井構面に形成
する。
【0022】図3に示す如く、天井仕上材10は、長方
形平面形態の汎用石膏ボードを基材とした建築内装工事
用ボードからなり、石膏系素材にて成形された基板11
と、基板11の内装施工面(下面)及び側縁面を被覆す
る石膏ボード原紙12と、基板11の天井裏面(上面)
を被覆する石膏ボード原紙17とを備える。所望によ
り、或いは、石膏ボードの施工寸法又は施工態様に応じ
て、石膏ボード原紙12は、基板11の内装施工面(下
面)のみを被覆し、基板11の側縁面及び端縁面は、露
出する。化粧仕上を施した表層補強シート14が、石膏
ボードの内装施工面(下面)に一体的に積層される。表
層補強シート14として、ウレタン樹脂、アクリル樹脂
又はアミノ樹脂等の樹脂にて表面を被覆してなる樹脂被
覆紙、塩化ビニル樹脂製シート、或いは、塩化ビニル製
クロス等を好適に使用し得る。所望により、所定の模
様、柄及び色彩の印刷及び/又は着色が、表層補強シー
ト14に施され、表層補強シート14は、化粧内装仕上
面を天井面に表出する。表層補強シート14は、天井仕
上材10の下面に張着され、天井仕上材10の許容曲げ
応力、許容引張応力及び許容剪断応力を増大させる。所
望により、実質的に同一の補強シート材料が、天井仕上
材10の裏面(上面)に更に張着される。
【0023】チャンネル型軽量鉄骨部材からなる裏桟1
5が、天井仕上材10の裏面(上面)に固定される。好
ましくは、裏桟15は、石膏ボード原紙12、17の繊
維方向と直交する方向に配向される。裏桟15は、ビス
又はステープル等の係止手段、接着剤又は接着材等の接
着手段、或いは、係止手段及び接着手段の併用により、
石膏ボード基板11の裏面に固定される。本例におい
て、石膏ボード原紙12、17の繊維方向は、天井仕上
材10の長手方向に配向され、裏桟15は、石膏ボード
基板11の中央領域にて天井仕上材10の全幅に亘って
ボード幅員方向に延在する。
【0024】図1及び図2に示す天井構造体1におい
て、メインランナ5は、約1210mm程度の相互間隔を
隔てて配置され、クロクランナ6は、約920mm程度の
相互間隔を隔てて配置される。天井仕上材(石膏ボー
ド)10は、910mm×1200mm×12.5mm(全幅
×全長×板厚)の寸法を有し、920mm×1210mm程
度の長方形形態に画成された天井材落し込み領域内に収
容される。裏桟15は、メインランナ5と平行に方形区
画領域の中心線に沿って延在する。なお、1280mm以
上の全長を有する長尺の石膏ボードを天井仕上材10と
して使用する場合、好ましくは、上記裏桟15は、石膏
ボード(天井仕上材)10の長手方向に延びるように石
膏ボード基板11の裏面に配置される。また、所望によ
り、上記表層補強シート14と実質的に同一又は同等の
補強シート材料が、石膏ボード基板11の裏面に更に張
着され、表層補強シート14と協働して天井仕上材10
の剛性を向上させる。
【0025】図4は、天井仕上材10の脱落又は変位を
阻止するボード保持具20を示す斜視図及び縦断面図で
ある。図4(A)に示すボード保持具20は、全体的に
左右対称に形成される。ボード保持具20は、弾性変形
可能な金属製薄板の曲げ成形体からなり、T型ランナ部
材5、6の拡大上縁部52を収容可能な基部21を備え
る。各基部21は、内方に延びる係止舌片23を備え
る。各係止舌片23は、基部21の切欠部を内方に曲げ
変形することにより形成される。基部21の下部領域
は、外方に延びる左右の脚部22に連接し、脚部22
は、基部21の下部域から斜め下方且つ外方に延びる。
【0026】図4(B)に示す如く、ボード保持具20
は、拡大上縁部52を跨ぐように垂直基板50に装着さ
れる。係止舌片23は、拡大上縁部52を通過する際に
弾性変形し、拡大上縁部52を越え、弾性復元力により
拡大上縁部52の下縁部に係合する。かくして、基部2
1は、係止舌片23によって拡大上縁部52の下縁部に
スナップ式に嵌着する。左右の脚部22は、天井仕上材
10の上面に当接し、上方に弾性変形するとともに、弾
性復元力にて天井仕上材10を下方に押圧する。天井仕
上材10の縁部領域は、脚部22及び支持帯51に挟持
され、T型ランナ部材5、6上に保持される。
【0027】図4(C)及び図4(D)は、ボード保持
具20の変形構造を示す斜視図である。図4(C)及び
図4(D)において、図4(A)に示すボード保持具2
0の構成要素と実質的に同一又は同等の構成要素につい
ては、同一の参照符号が付されている。図4(C)に示
すボード保持具20は、左右一対の係止舌辺23を備え
た基部21と、基部21から連続的に下方且つ外方に延
びる脚部22とを備える。脚部22の外端部は、上向き
に湾曲したボード当接部24を構成する。また、図4
(D)に示すボード保持具20は、基部21の側壁を内
方に屈曲してなる係合部25を備える。係合部25は、
上下方向に延びるセレーションを有し、セレーションを
構成する最上段の突部25aは、拡大上縁部52に係合
し、突部25aの下方に位置する複数の突部25b:2
5c:25dは、垂直基板50の側壁面に当接する。
【0028】図5は、上記ボード保持具の更なる変形例
を示す斜視図(図5(A))及び縦断面図(図5
(B))である。図5に示すボード保持具30は、対を
なしてT型ランナ部材5、6の両側面に嵌着される。弾
性変形可能な金属製薄板の曲げ成形体からなるボード保
持具30は、上下方向に延びる基板部31と、基板部3
1の上端部を内方に曲げ変形してなる上位係合部34
と、基板部31の下端部を内方に曲げ変形してなる下位
係合部32とを備える。下位係合部32は更に、外方に
屈曲し、天井内装材10の上面に弾力的に当接可能な当
接部33を構成する。ボード保持具30は、基板部31
の曲げ変形により上位係合部34と下位係合部32とを
相互接近せしめた状態で、拡大上縁部52の下端面と天
井内装材10の縁部上面との間に介挿され、基板部31
の弾性復元力により当接部33を天井仕上材10に押圧
する。これにより、内装仕上材10は、ボード保持具3
0及び支持帯51にて挟持され、T型ランナ部材5、6
上に保持される。
【0029】図6は、T型ランナ部材の連結構造を示す
斜視図であり、異なる構造及び形態の補強部材70、8
0、90が、図6(A)(B)(C)に夫々図示されて
いる。補強部材70、80、90は、メインランナ5と
クロスランナ6との接合部に配置される。ランナ部材
5、6の接合構造自体は、従来構造のものであり、補強
部材70、80、90は、接合構造を補強し、ランナ部
材5、6により構成された格子状の天井骨組全体の剛性
を向上させる。補強部材70、80、90は夫々、メイ
ンランナ5の拡大上縁部52に係止可能な係止部71、
81、91と、クロスランナ6の拡大上縁部62に係止
可能な係止部74、84、94とを備える。係止部7
1、74(図6A)及び係止部81、84(図6B)
は、ランナ部材5、6に対して実質的に45度の角度方
向に延びる架橋部73、83を介して相互連結され、係
止部91、94は、クロスランナ6と平行に延びる架橋
部93を介して相互連結される。
【0030】図6(A)に示す補強部材70の係止部7
1は、メインランナ5の拡大上縁部52に嵌着し、係止
部71の係止舌片72は、拡大上縁部52の下縁部に係
合する。他方、クロスランナ6の拡大上縁部62に嵌着
する係止部74は、拡大上縁部62に係合する係止片7
5を備える。図6(B)に示す補強部材80の各係止部
81、84は、ランナ部材5の支持帯51、61及び垂
直基板50、60に沿って上方に延び、拡大上縁部5
2、62に嵌着するフック部分82、85を備える。
【0031】更に、図6(C)に示す補強部材90の係
止部91は、メインランナ5の拡大上縁部52に嵌着す
るフック部分92を備え、係止部91と対をなす係止部
94は、クロスランナ6の拡大上縁部62に嵌着する係
合部95を備える。係合部95は、拡大上縁部62に係
合する係止舌片96を備える。ランナ部材5、6を応力
伝達可能に相互連結する上記補強部材70、80、90
は、天井構造体1に作用する振動、或いは、地震力等の
短期荷重に対する天井構造体1の全体剛性を向上させ、
これにより、天井材落し込み領域の寸法安定性を確保
し、内装仕上材10の脱落、変位又は挙動を防止する。
【0032】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明の上記構成に
よれば、天井内装ボードとして比較的安価な石膏ボード
系材料を使用するとともに、天井仕上面の平坦性、寸法
安定性及び意匠的規則性を確保し得る落し込み工法のシ
ステム天井を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る落し込み方式のシステム
天井の全体構成を示す建築物天井領域の概略縦断面図で
ある。
【図2】図1に示す天井構造体の概略斜視図及び平面図
である。
【図3】図1及び図2に示す石膏ボードの平面図及び部
分拡大断面図である。
【図4】天井仕上材の脱落又は変位を阻止すべく天井ラ
ンナに取付けられるボード保持具の構成を示す斜視図及
び縦断面図である。
【図5】ボード保持具の変形例を示す斜視図及び縦断面
図である。
【図6】交差ないし直交する天井ランナ部材の連結部補
強構造を示す斜視図である。
【図7】在来工法に従って施工された天井構造を示す斜
視図であり、軽量鉄骨下地を備えた天井構造体の一般的
構成が例示されている。
【符号の説明】
1 天井構造体 2 インサート 3 天井吊りボルト 4 吊りハンガー 5 メインランナ 6 クロスランナ 7 ブレース 8 鉄筋コンクリート・スラブ 9 複式ナット 10 天井仕上材(石膏ボード) 14 表層補強シート 15 裏桟 20、30 ボード保持具 70、80、90 連結部補強具

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井ランナを実質的に格子形態に天井領
    域に配置し、該天井ランナの支持帯にて複数のボード落
    し込み領域を天井構面に画成し、所定寸法の天井内装材
    を各ボード落し込み領域に落し込み、該天井内装材を支
    持帯上に載置してなるボード落し込み工法の天井構造に
    おいて、 前記天井内装材は、ボード落し込み領域に収容可能な寸
    法を有し且つ12mm以上の板厚を有する石膏ボードから
    なることを特徴とする天井構造。
  2. 【請求項2】 前記石膏ボードは、該石膏ボードの裏面
    に一体的に固定された複数の裏桟を備えることを特徴と
    する請求項1に記載の天井構造。
  3. 【請求項3】 前記石膏ボードは、内装仕上表面及び/
    又は裏面に積層された被覆シートを有することを特徴と
    する請求項1に記載の天井構造。
  4. 【請求項4】 前記裏桟は、石膏ボード原紙の繊維方向
    と直交する方向に配向されることを特徴とする請求項2
    に記載の天井構造。
  5. 【請求項5】 クリップ形態のボード保持具が、前記天
    井ランナに所定間隔を隔てて嵌着され、該ボード保持具
    は、弾性変形可能な成形体からなり、前記天井内装材の
    上面に当接し、該天井内装材を下方に押圧し、前記天井
    内装材の縁部領域は、ボード保持具と支持帯との間に挟
    持されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1
    項に記載の天井構造。
  6. 【請求項6】 短期水平荷重に対する天井構造体の全体
    剛性を向上させる補強部材が、前記天井ランナの接合部
    に配置され、該ランナ接合部を構造的に補強することを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の天井
    構造。
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