JPH07217070A - 建築用内外装構造材料 - Google Patents

建築用内外装構造材料

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JPH07217070A
JPH07217070A JP6014397A JP1439794A JPH07217070A JP H07217070 A JPH07217070 A JP H07217070A JP 6014397 A JP6014397 A JP 6014397A JP 1439794 A JP1439794 A JP 1439794A JP H07217070 A JPH07217070 A JP H07217070A
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JP
Japan
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structural material
board
interior
exterior
partition wall
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Application number
JP6014397A
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English (en)
Inventor
Narimitsu Nonaka
成光 野中
Tomoya Hasegawa
知哉 長谷川
Asaji Nohara
朝次 野原
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YOSHINO SEKKO KK
Yoshino Gypsum Co Ltd
Original Assignee
YOSHINO SEKKO KK
Yoshino Gypsum Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好な間仕切壁の強度、施工性、加工性、断
熱性能、遮音性能及び設計自由度を達成できる間柱とし
て用い得るとともに、補強リブ付きボードの剛性向上用
補強リブとして用いることができる建築用内外装構造材
料を提供する。 【構成】 建築用内外装構造材料1は、複数の紙片3の
積層体からなる中空の角柱形紙管であり、建築用内装ボ
ードと平行に配置可能な側面2を備える。構造材料1の
第1及び第2端部4、5は、床ランナ及び天井ランナに
係止され、間仕切壁の間柱を構成し、側面2に対して、
内装ボードが取付けられる。他方、構造材料1を内装ボ
ードの裏面に貼着することができ、構造材料1は、内装
ボードの全体剛性及び座屈抵抗を高める補強リブを形成
し、構造材料1を備えた内装ボードは、ノンスタッド構
造の間仕切壁に使用可能な補強リブ付きボードを構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築用内外装構造材料
及び該構造材料を用いた間仕切壁施工方法及び補強リブ
付きボード製造方法に関するものであり、より詳細に
は、良好な間仕切壁等の性能を確保し、しかも、補強リ
ブ付きボードの補強リブとして好ましく使用し得る建築
用内外装構造材料、該構造材料を用いて間仕切壁を施工
する間仕切壁の施工方法、更には、ボードの剛性を向上
させる補強リブとして上記構造材料を用いた補強リブ付
きボードの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築物又は工作物の間仕切壁として、石
膏ボード等の建築用内外装ボード(建築の内装工事及び
/又は外装工事に使用可能なボード)を鋼製スタッドの
間柱に取付けてなる所謂軸組構造の軽量鉄骨間仕切壁が
広く実用に供されている。かかる構造の間仕切壁では、
鋼製スタッドは、壁芯に沿って所定間隔を隔てて整列配
置され、鋼製スタッドの上端部及び下端部は、天井ラン
ナ及び床ランナに夫々固定される。鋼製スタッドからな
る間柱には、壁面を形成する板材、例えば、石膏ボード
又は珪酸カルシウム板等の内外装ボードがビス及び/又
は接着剤にて固定される。かかる軸組構造の間仕切壁に
よれば、適切な剛性の鋼製スタッドを用いることによ
り、所望の高さの間仕切壁を比較的自由に設計・施工し
得る。このため、軸組構造の間仕切壁は、設計・施工の
自由度が高く、或いは、各種の空間設計に適応し得る。
かくて、軸組構造の間仕切壁は、広範な高さ範囲の間仕
切壁を設計・施工する上で比較的自由度が高い有利な構
造の間仕切壁として、長年に亘って建築物等に広く用い
られてきた。
【0003】他方、かような間仕切壁は、鋼製スタッド
の架橋による騒音伝達又は振動伝達により、有効な遮音
性能を確保し難い。しかも、軸組構造の間仕切壁では、
間柱を所定の位置に整列配置した後にボードを間柱に取
付けなければならず、このため、この種の構造の間仕切
壁には、部品点数の増加、職種の多様化、或いは、施工
区域の分割など、施工性又は施工効率を阻害する難点が
ある。これに対し、間仕切壁の遮音性能又は施工性等を
向上すべく、間柱を省略した所謂ノンスタッド構造の間
仕切壁が知られている。例えば、実開昭54─1030
11号公報に開示された間仕切壁は、天井ランナ及び床
ランナに固定されるボードから成り、ボードは、上下方
向に延びる補強リブを備えている。
【0004】
【発明が解決しよとうする課題】かような間仕切壁構造
は、建築物の設計・施工に係る設計・施工条件を満たす
性能を要求される。理想的には、間仕切壁構造は、火災
に或る程度耐える防火・耐火性能、間仕切壁の耐久性や
耐震性などを向上させる強度、建築物の長期荷重を軽減
する軽量性、施工工期の短縮を可能にする施工性又は加
工性、間仕切壁を介する騒音伝達又は騒音伝達を抑制す
る遮音性能、間仕切壁の熱伝導量を低減する断熱性能、
更には、各種の間仕切壁の設計に対応し得る設計自由度
などの各種条件を所望の程度まで達成しなければならな
い。しかしながら、上述した如く、鋼製スタッドを用い
た軸組構造の間仕切壁は、十分な遮音性能を達成し難
い。しかも、熱伝導抵抗が低く且つ切削、切断、穿孔又
は曲げ変形等の成形又は加工が困難な鋼製スタッドは、
間仕切壁の断熱性能や、施工性又は加工性などを悪化さ
せる。他方、ノンスタッド構造の間仕切壁は、遮音性能
や、断熱性能等において有利であるが、高さ制限又はレ
イアウトの制限等により、用途上又は設計上の自由度又
は応用性が低い難点を有する。また、この種の間仕切壁
は一般に、十分な間仕切壁の強度を得るために、中実の
補強リブを備えたボードを用いて施工される。補強リブ
は一般に、ボードの裏面にボード片又は帯状片を積層す
ることにより、予め一体的にボードに取付けられるが、
かかる補強リブは、煩雑な取付け作業を要するばかりで
なく、ボードの剛性を向上すべく補強リブの突出量又は
断面係数を増大させるにつれて、リブ付きボードの自重
を大きく増大させてしまう。
【0005】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、間仕切壁の間柱など
の各種用途に好ましく用い得る建築用内外装構造材料を
提供することにある。本発明は又、良好な間仕切壁の強
度、施工性、加工性、断熱性能、遮音性能及び設計自由
度を達成できる間柱として用い得る建築用内外装構造材
料を提供することを目的とする。本発明は更に、補強リ
ブ付きボードの剛性向上用補強リブとして好ましく使用
可能な建築用内外装構造材料を提供することを目的とす
る。本発明は又、補強リブ付きボードの剛性向上用補強
リブとして用いることができ、しかも、ボード全体の軽
量性を確保しつつ、ボードの全体剛性を向上させること
ができる建築用内外装構造材料を提供することを目的と
している。本発明は更に、上記建築用内外装構造材料を
用いた間柱壁施工方法及び補強リブ付きボード製造方法
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するために、本発明は、紙片の積層体で構成された壁体
を有する柱状の中空紙管により構成され、該紙管が、建
築用内外装ボードの表面と平行に延在可能な平坦な面を
少なくとも1つ備えたことを特徴とする建築用内外装構
造材料を提供する。上記構成の構造材料は、比較的軽量
であり、熱伝導抵抗が高く、しかも、比較的良好な遮音
性能を有する。上記構造材料は、間仕切壁の間柱、天井
ランナ、床ランナ、天井の桟又は野縁、内装下地材料等
の各種用途に好ましく用い得る。また、上記構造材料
は、間仕切壁の間柱として使用されたとき、施工法によ
り木製間柱と同等又は木製間柱よりも高い剛性又は強度
を有し、その剛性又は強度は、鋼製スタッドに略匹敵す
るように高めることも可能である。従って、上記構造材
料を間仕切壁の間柱として使用できる。しかも、紙管か
らなる構造材料は、ビス留又はステープル留等により、
或いは、接着剤を併用して、上記平坦面と建築用内外装
ボードとを比較的容易に一体的に相互係止又は相互連結
できるばかりでなく、簡易な切断具又は穿孔具等を用い
て比較的簡単に切削、切断、穿孔又は曲げ変形等の成形
又は加工を施し得るので、間柱の施工性又は加工性を向
上することができる。更に、上記構造材料からなる間柱
は、その構造から明らかなように、少なくとも従来の軽
鉄間仕切壁の間柱と同等の設計自由度を有する。
【0007】また、上記構成の構造材料は、建築用内外
装ボードの一方の面に構造材料の上記平坦面を固着する
ことにより、ボードの補強リブを形成する。中空の柱状
形態を有する上記構造材料は、自重に比して断面係数が
比較的高い。従って、補強リブの軽量性を確保しつつ、
従来の中実補強リブと同等又はそれ以上の剛性又は強度
を発揮し得る。本発明の好ましい実施態様においては、
前記紙管は、角柱形紙管からなり、建築用内外装ボード
の表面と平行に延在可能な少なくとも3面を有する。更
に好ましくは、前記紙管の断面は長方形又は正方形であ
る。上記構造材料の耐水性能を重視した本発明の或る実
施態様においては、前記積層体は防水層を備え、該防水
層は、積層体内に介挿された防水紙等の不透水性シー
ト、或いは、紙管の表面に塗布された耐水性塗料層から
なる。上記構造材料の防火性能又は耐火性能を重視した
本発明の実施態様においては、前記紙管の表面に耐火塗
料が塗布される。また、本発明の他の実施態様において
は、上記構造材料の強度及び剛性を高めるために、樹脂
等の紙片硬化材料が紙管の壁体に塗布又は含浸される。
好ましくは、前記構造材料の曲げ剛性を高めるための補
強材が前記紙管の中空部に挿入される。補強材は、例え
ば、構造材料の壁体を架橋する短柱状の紙管からなり、
構造材料の曲げ剛性を高め、紙管の曲げ変形抵抗又は座
屈抵抗を向上させる。
【0008】他の観点より、本発明は、間柱が上記建築
用内外装構造材料からなる間仕切壁を提供する。本発明
の或る実施態様においては、前記間柱は、天井ランナ及
び床ランナの左右の各フランジ部の間隔に対応する幅又
は径を有し、前記天井ランナ及び床ランナに沿って一列
に配列される。この場合、間柱列の少なくとも片面にボ
ードが取付けられる。本発明の他の実施態様において
は、前記間柱は、天井ランナ及び床ランナの幅よりも小
さな幅又は径を有し、該天井ランナ及び床ランナの左右
の各フランジ部に交互に隣接するように千鳥状に配列さ
れる。この場合、少なくとも一方の間柱列にボードが取
付けられる。なお、本明細書において、間仕切壁は、建
築物又は工作物の室又は空間を仕切る隔壁のみならず、
2重壁の一方の壁、或いは、多重壁を構成する壁体の一
つをも含むものである。更に他の観点より、本発明は、
補強リブが上記建築用内外装構造材料からなる補強リブ
付きボードおよび該補強リブ付きボードを備えた間仕切
壁を提供する。本発明は更に、上記建築用内外装構造材
料の第1端部を天井ランナの溝部に挿入するとともに、
該構造材料の第2端部を床ランナの溝部に挿入して、前
記構造材料による間柱を形成し、前記構造材料の平坦な
面に建築用内外装ボードを取付けることを特徴とする間
仕切壁施工方法を提供する。
【0009】本発明の或る実施態様においては、前記構
造材料の第1端部を前記天井ランナに係止し、前記構造
材料の第2端部を前記床ランナに係止する。本発明の他
の実施態様においては、間柱は、床ランナ又は天井ラン
ナに係止されず、少なくとも一方のランナとボードとが
隔絶し、両者間の摩擦が低減するように配設され、間柱
は、間仕切壁の層間変位を許容する。本発明は又、上記
建築用内外装構造材料を内外装ボードの長手方向に配向
し且つ前記構造材料を前記内外装ボードの幅員方向に間
隔を隔てて配置し、前記構造材料の平坦な面を建築用内
外装ボードの一方の面に固着し、前記構造部材により内
外装ボードの剛性を高める補強リブを形成することを特
徴とする補強リブ付きボード製造方法を提供する。本発
明の好適な実施態様においては、前記内外装ボードは、
石膏ボードである。本発明の好ましい実施態様において
は、前記構造材料の壁体は、複数の紙片の積層体からな
り、各紙片は、構造材料の全長に相当する長さを有する
厚紙からなり、内側から順に巻回され、相互に接着され
る。本発明の他の実施態様においては、前記構造材料の
壁体は、長尺の帯状紙片を螺旋状に巻回したスパイラル
構造の管体からなる。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に係る建
築用内外装構造材料の実施例について、詳細に説明す
る。図1は、本発明に係る建築用内外装構造材料の実施
例を示す斜視図であり、図2は、図1に示す建築用内外
装構造材料の拡大横断面図である。図1に示す如く、建
築用内外装構造材料1(以下、構造材料1という)は、
正方形断面の角柱形紙管又は紙筒からなる。構造材料1
は、角柱の四面に配置された平坦な側面2を備え、側面
2は、建築用内装ボード(図示せず)の裏面と平行に配
置し得るボード支持面又はボード取付け面を構成する。
構造材料1は更に、角柱の両端に配置された第1端部4
及び第2端部5を含み、第1及び第2端部4、5は夫
々、平坦な切断面7、8を備える。第1及び第2端部
4、5は、施工部位に配置された床ランナ(図示せず)
及び天井ランナ(図示せず)に係止される係止部を構成
する。構造材料1の中心部には、中空部9が形成され、
中空部9は、構造材料1の全長に亘って貫通する。図2
に示す如く、各側面2を形成する壁体は、複数の紙片3
の積層体により構成される。各紙片3は、構造材料1の
周長よりも僅かに小さい幅を有し且つ構造材料1の全長
に相当する長さを有する厚紙からなる。紙片3は、内側
から順に正方形断面に巻回され、相互に接着される。か
くして多層(本例では5層)に積層された紙片3は、構
造材料1の略全周に亘って延在し、正方形断面の角柱形
紙管を形成する。なお、各紙片3の幅員が構造材料1の
周長よりも僅かに小さく設定されているので、紙片3の
両側の側縁は、構造材料1の隅部にて僅かに離間する
が、紙片3の側縁が離間した離間部3aは、構造材料1
の異なる隅部に交互に配置され、構造材料1の断面性状
の均一化が図られる。
【0011】構造材料1の耐水性能を向上させるため
に、必要に応じて、紙片3の間に防水紙等の不透水性シ
ートを介挿して、構造材料1の壁体を防水層及び紙片3
の複合多層構造に構成し、或いは、側面2及び/又は第
1及び第2端部4、5に耐水性塗料を塗布しても良い。
また、構造材料1の耐火性能を向上させるべく、側面2
及び/又は第1及び第2端部4、5に耐火塗料を塗布し
ても良い。更には、構造材料1の強度及び剛性を高める
ために、構造材料1の壁体に樹脂等の公知の紙片硬化材
料を塗布又は含浸させても良い。また、構造材料の座屈
又は曲げ変形を防止すべく、構造材料1の中空部9内に
小径の紙管等の補強用部材を挿入しても良い。かかる補
強部材として、例えば、短柱状且つ小径の円筒形紙管を
好ましく用い得る。かかる紙管は、その両端面が構造材
料1の壁体の内壁面に当接することにより、対向する壁
体を架橋し、紙管の全体的な曲げ剛性を高める。図3
は、上記構造材料1を備えた屋内間仕切壁の縦断面図で
あり、図4は、間仕切壁の下部を部分的に示す斜視図で
ある。図3に示す如く、間仕切壁10は、コンクリート
スラブ、モルタル仕上面、根太、或いは、木製床仕上材
などの床部材12に対して既知の工法にて固定された軽
鉄製床ランナ13と、コンクリートスラブ、梁、天井軽
鉄下地、天井仕上材、或いは、木製天井下地などの天井
部材14に対して既知の工法にて固定された軽鉄製天井
ランナ15とを含み、床ランナ13及び天井ランナ15
は、一般に、平行に配置される。構造材料1の第2端部
5は、床ランナ13の溝内に挿入され、必要に応じて、
ビス及び/又は接着材によって床ランナ13に係止され
る。同様に、構造材料1の第1端部4は、天井ランナ1
5の溝内に挿入され、所望により、ビス及び/又は接着
材によって天井ランナ15に係止される。
【0012】図4に示す如く、構造材料1は、床ランナ
13及び天井ランナ14に沿って所定の間隔を隔てて配
置され、間仕切壁10の間柱を構成する。好適には、構
造材料1の間には、グラスウールやロックウールなどの
断熱・遮音材17が挿入又は充填される。構造材料1の
左右の側面2は、床ランナ13及び天井ランナ14と平
行に延在する平坦なボード支持面又はボード取付け面を
構成する。石膏ボード等の建築用内装ボード20、21
が、接着剤及びステープルを併用し、或いは、接着剤及
び固定ビスを併用して、左右の側面2に夫々固定され
る。内装ボード20、21の室内露出面には、塗装又は
クロス貼り等の仕上げが施され、或いは、既に仕上を施
した化粧ボードが重ね貼りされ、間仕切壁10が完成す
る。なお、必要に応じて、内装ボード20、21上に内
装ボードを更に重ね貼りしても良い。かくして、構造材
料1からなる間柱を備えた間仕切壁10が形成され、間
仕切壁10は、軸組構造の軽量鉄骨間仕切壁や、ノンス
タッド構造の間仕切壁と同様に、建築物の間仕切壁とし
て使用される。図5は、上記構成の間仕切壁10の剛性
試験方法を示す正面図、側面図及び平面図であり、図6
は、間仕切壁10の剛性試験結果を示す線図(図6
(A))及び図表(図6(B))である。
【0013】本発明者は、JIS A 6512−19
76年(可動間仕切)の「7.3.分布圧強さの試験方
法」に準じて、間仕切壁10の剛性試験を実施した。本
発明者は更に、比較例として、鋼製スタッド及び木製間
柱を備えた間仕切壁(以下、軽鉄間仕切壁及び木製間仕
切壁という)を用意し、同様の剛性試験を実施した。剛
性試験に供した間仕切壁10、軽鉄間仕切壁及び木製間
仕切壁の各部寸法及び材料は以下の通りである。 (1) 間仕切壁(10)(実施例1) 間柱:正方形断面の角柱形紙管(構造材料1) 断面寸法 45mm×45mm 壁体厚(肉厚) 2.5mm 内装ボード(20、21) :石膏ボード 12mm 厚 内装ボード固定方法:糊(接着剤、側面2に全面塗布)
及びステープル(上下方向200mm 間隔) (2) 軽鉄間仕切壁(比較例1) 間柱:軽量型鋼(溝型鋼) 断面寸法 45mm(w) ×45mm(h) ×10mm×0.6mm(t) 内装ボード:石膏ボード 12mm 厚 内装ボード固定方法:ビス止め(上下方向300mm 間隔) (3) 木製間仕切壁(比較例2) 間柱:木製間柱 断面寸法 45mm×45mm 内装ボード:石膏ボード 12mm 厚 内装ボード固定方法:釘止め(上下方向300mm 間隔) 剛性試験は、図5に示す如く、床ランナ13に相当する
下位ランナ及び天井ランナ15に相当する上位ランナに
石膏ボード(内装ボード)を取付けてなる間仕切壁の供
試体を垂直に固定し、間仕切壁の高さ方向中間点に加圧
板を介して水平荷重(加力)Fを付与し、加力部の変位
量を測定することにより実施された。なお、図5に示す
各部位の寸法は、mm単位で指示されている。
【0014】かかる剛性試験により、図6に示す試験結
果が得られた。図6の図表に数値にて示し且つ図6の線
図にグラフ勾配として明瞭に示す如く、本実施例の間仕
切壁10(実施例1)における単位変位量当たりの荷重
は、木製間仕切壁(比較例2)に比べて極めて大きく、
軽鉄間仕切壁(比較例1)に略匹敵した。即ち、間仕切
壁10(実施例1)は、木製間仕切壁(比較例2)に比
べて遙かに高い剛性を有し、ほぼ軽鉄間仕切壁に相当す
る高剛性を発揮すると判明した。図7は、本発明に係る
構造材料を用いた補強リブ付きボードの実施例を示す斜
視図であり、図8は、図7に示す補強リブ付きボードを
備えた間仕切壁の縦断面図である。なお、図7及び図8
において、前述の実施例における構成部材又は構成要素
と実質的に同じ構成部材又は構成要素には、同一の参照
符号が付されている。図7には、図1及び図2に示す構
造材料1と、建築用内装ボードとして一般に用いられる
石膏ボード31とにより構成される補強リブ付きボード
30が示されている。複数の構造材料1は、側面2を適
当な接着剤にて石膏ボード31の裏面に接着することよ
り、幅員方向に所定の間隔を隔てて石膏ボード31に貼
着される。各構造材料1の第1及び第2端部4、5(図
7には、第1端部4のみが図示されている)は、石膏ボ
ード31の端縁から所定の間隔を隔てて配置され、石膏
ボード31の側縁と平行に石膏ボード31の長手方向に
延在する。構造材料1は、石膏ボード31の全体剛性を
高める補強リブとして働き、構造材料1を備えた石膏ボ
ード31は、比較的高い曲げ剛性及び座屈抵抗を有する
補強リブ付きボード30を構成する。
【0015】図8に示す如く、間仕切壁11は、床部材
12に固定された軽鉄製床ランナ13と、天井部材14
に固定された軽鉄製天井ランナ15とを含み、補強リブ
付きボード30の下端部及び上端部が、ビス等の係止具
にて床ランナ13及び天井ランナ15に夫々固定され
る。補強リブ付きボード30は、比較的高い曲げ剛性及
び座屈抵抗を有するので、上下のランナ14、13の支
持により自立し、ノンスタッド構造の間仕切壁を構成す
る。なお、間仕切壁11の壁内空間に、グラスウール又
はロックウール等の断熱・遮音材を挿入又は充填しても
良い。以上説明した通り、本実施例の構造材料1は、複
数の紙片3の積層体からなる中空の角柱形紙管であり、
建築用内装ボード20、21、31と平行に配置可能な
側面2を備える。構造材料1の第1及び第2端部4、5
は、図3に示す如く、床ランナ13及び天井ランナ15
に係止され、間仕切壁10の間柱を構成し、側面2に対
して、内装ボード20、21が取付けられる。他方、構
造材料1を内装ボード31の裏面に貼着することがで
き、構造材料1は、内装ボード31の全体剛性及び座屈
抵抗を高める補強リブを形成し、構造材料1を備えた内
装ボード31は、ノンスタッド構造の間仕切壁に使用可
能な補強リブ付きボード30を構成する。
【0016】上記構成の構造材料1は、比較的軽量であ
り、寸法安定性が優れ、熱伝導抵抗が高く、しかも、比
較的良好な遮音性能を有する。また、構造材料1は、上
記剛性試験の結果から明らかなように、木製の間柱より
も遙かに高い剛性又は強度を有し、その剛性又は強度
は、鋼製スタッドに相当する。更に、熱伝導抵抗が高い
構造材料1は、金属材料に比べて昇温し難いので、構造
材料1を間仕切壁10の間柱として用いたとき、火災時
の加熱時間を遅延させ、間仕切壁10の防・耐火試験結
果、即ち、防火性能及び耐火性能を向上させることがで
きる。これにより、熱伝導を防止するために間柱とラン
ナとを離間(縁切り)して両者を隔絶することなく、間
柱(構造材料1)の上端部及び下端部を床ランナ13及
び天井ランナ15に挿入・固定することができ、間仕切
壁10の全体剛性又は強度の向上を図ることが可能とな
る。また、中空の角柱形態を有する構造材料1は、自重
に比して断面係数が比較的高い。従って、従来使用され
ていた中実の補強リブ構成部材と同等の剛性又は強度を
確保しつつ、補強リブを軽量化することができる。しか
も、紙管からなる構造材料1は、ビス留又はステープル
留等により、或いは、接着剤を併用して、比較的容易に
内装ボード20、21、31と一体的に相互係止又は相
互連結できるばかりでなく、簡易な切断具又は穿孔具等
を用いて比較的簡単に切削、切断、穿孔又は曲げ変形等
の成形又は加工を施し得る。従って、構造材料1は、間
柱又は補強リブ等の施工性又は加工性を向上させる新規
且つ極めて有用な建築用内外装構造材料であり、しか
も、従来の軽鉄間仕切壁と同等又はそれ以上の間仕切壁
の設計自由度を可能にする優れた建築用内外装構造材料
である。
【0017】加えて、構造材料1の壁体は、図2に示す
如く、複数の紙片3の積層体により構成される。従っ
て、長尺の帯状片を螺旋状に巻回したスパイラル構造の
管体に比して、断面性状が均一化され、しかも、巻回に
よる捩じり力の生起が回避される。かくして、構造材料
1の反り又は捩じれ等は生じ難い。なお、上記実施例に
おいては、構造材料1は、正方形断面の角柱形紙管によ
り作製されるが、本発明の構造材料を、長方形断面の角
柱形紙管、三角形断面の柱状紙管、5角形以上の多角形
断面の柱状紙管、更には、少なくとも部分的に平坦なボ
ード支持面又はボード取付け面を備えた略円形断面又は
略楕円形断面の柱状紙管により作製しても良い。また、
本発明の構造材料は、建築物の屋内間仕切壁のみなら
ず、建築物の外壁、或いは、工作物の壁体に同様に使用
し得る。本発明の構造材料は又、間仕切壁の天井ランナ
又は床ランナ、或いは、天井下地を構成する桟又は野
縁、更には、一般的な内装下地を構成する下地構成部材
等の多目的用途の使用に供することができる。更に、構
造材料1からなる間柱の配列は、上記実施例の配列に限
定されるものではなく、例えば、ランナの幅よりも小さ
い断面寸法又は径の構造材料1をランナの左右のフラン
ジ部に隣接して交互に配置して、構造材料1の間柱を左
右2列に千鳥状に配列しても良い。この場合、ボード
は、一方の列の構造材料1(間柱)に取付けられ、或い
は、各列の構造材料1(間柱)に夫々取付けられる。
【0018】また、建築物又は工作物に使用可能な多種
のボードを本発明の構造材料と関連して用いることがで
きる。例えば、この種のボードとして、石膏ボードのみ
ならず、珪酸カルシウム板、フレキシブルボード、石膏
スラグ板、大平板、石膏繊維板、合板等の各種のボード
を好ましく使用し得る。
【0019】
【発明の効果】以上説明した通り、請求項1乃至5、1
4及び15に記載された本発明の構成によれば、間仕切
壁の間柱、ランナ、或いは、天井の下地構成部材等の各
種用途に好適に用い得るとともに、補強リブ付きボード
の剛性向上用補強リブとして好ましく使用し得る建築用
内外装構造材料を提供することができる。例えば、本発
明の建築用内外装構造材料からなる間柱は、良好な間仕
切壁の強度、施工性、加工性、断熱性能、遮音性能及び
設計自由度を達成でき、また、本発明の建築用内外装構
造材料からなる補強リブは、ボード全体の軽量性を確保
しつつ、ボードの剛性を向上させることができる。請求
項7乃至9に記載の本発明の構成によれば、良好な間仕
切壁の強度、施工性、加工性、断熱性能、遮音性能及び
設計自由度を達成できる間仕切壁を提供することができ
る。請求項6に記載の本発明の構成によれば、ボード全
体の軽量性を確保しつつ、ボードの剛性を向上させるこ
とができる補強リブ付きボードを提供することができ、
また、請求項16に記載の本発明の構成によれば、該補
強リブ付きボードを用いた間仕切壁を提供することがで
きる。
【0020】請求項10及び11に記載の本発明の構成
によれば、上記建築用内外装構造材料を用いて間仕切壁
を施工する間仕切壁施工方法が提供される。請求項12
及び13に記載の本発明の構成によれば、上記建築用内
外装構造材料を用いて補強リブ付きボードを製造する補
強リブ付きボード製造方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る建築用内外装構造材料の実施例を
示す斜視図である。
【図2】図1に示す建築用内外装構造材料の拡大横断面
図である。
【図3】図1及び図2に示す構造材料を備えた間仕切壁
の縦断面図である。
【図4】図3に示す間仕切壁の下部を部分的に示す斜視
図である。
【図5】図3及び図4に示す間仕切壁の剛性試験方法を
示す正面図、側面図及び平面図である。
【図6】間仕切壁の剛性試験結果を示す線図及び図表で
ある。
【図7】図1及び図2に示す構造材料を用いた補強リブ
付きボードの実施例を示す斜視図である。
【図8】図7に示す補強リブ付きボードを備えた間仕切
壁の縦断面図である。
【符号の説明】
1 建築用内外装構造材料(構造材料) 2 側面 3 紙片 4 第1端部 5 第2端部 9 中空部 10、11 間仕切壁 20、21、31 内装ボード(石膏ボード) 13 床ランナ 15 天井ランナ 17 断熱・遮音材 30 補強リブ付きボード

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙片の積層体で構成された壁体を有する
    柱状の中空紙管により構成され、該紙管が、建築用内外
    装ボードの表面と平行に延在可能な平坦な面を少なくと
    も1つ備えたことを特徴とする建築用内外装構造材料。
  2. 【請求項2】 前記紙管は、角柱形紙管からなり、建築
    用内外装ボードの表面と平行に延在可能な少なくとも3
    面を有することを特徴とする請求項1に記載の建築用内
    外装構造材料。
  3. 【請求項3】 前記積層体は防水層を備えたことを特徴
    とする請求項1又は2に記載の建築用内外装構造材料。
  4. 【請求項4】 前記紙管の表面に耐火塗料が塗布された
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載
    の建築用内外装構造材料。
  5. 【請求項5】 前記紙管の曲げ剛性を高めるための補強
    材が前記紙管の中空部に挿入されたことを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれか1項に記載の建築用内外装構造
    材料。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    建築用内外装構造材料からなる補強リブを備えた補強リ
    ブ付きボード。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    建築用内外装構造材料からなる間柱を備えた間仕切壁。
  8. 【請求項8】 前記間柱が、天井ランナ及び床ランナの
    左右の各フランジ部の間隔に対応する幅又は径を有し、
    前記天井ランナ及び床ランナに沿って一列に配列された
    ことを特徴とする請求項7に記載の間仕切壁。
  9. 【請求項9】 前記間柱が、天井ランナ及び床ランナの
    幅よりも小さな幅又は径を有し、該天井ランナ及び床ラ
    ンナの左右の各フランジ部に交互に隣接するように千鳥
    状に配列されたことを特徴とする請求項7に記載の間仕
    切壁。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載
    の建築用内外装構造材料の第1端部を天井ランナの溝部
    に挿入するとともに、該構造材料の第2端部を床ランナ
    の溝部に挿入して、前記構造材料による間柱を形成し、
    前記構造材料の平坦な面に建築用内外装ボードを取付け
    ることを特徴とする間仕切壁施工方法。
  11. 【請求項11】 前記構造材料の第1端部を前記天井ラ
    ンナに係止し、前記構造材料の第2端部を前記床ランナ
    に係止することを特徴とする請求項10に記載の間仕切
    壁施工方法。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載
    の建築用内外装構造材料を内外装ボードの長手方向に配
    向し且つ前記構造材料を前記内外装ボードの幅員方向に
    間隔を隔てて配置し、前記構造材料の平坦な面を建築用
    内外装ボードの一方の面に固着し、前記構造部材により
    内外装ボードの剛性を高める補強リブを形成することを
    特徴とする補強リブ付きボード製造方法。
  13. 【請求項13】 前記内外装ボードは、石膏ボードであ
    ることを特徴とする請求項12に記載の補強リブ付きボ
    ード製造方法。
  14. 【請求項14】 前記紙管の壁体は、複数の紙片の積層
    体からなり、各紙片は、構造材料の全長に相当する長さ
    を有する厚紙からなり、内側から順に巻回され、相互に
    接着されたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    1項に記載の建築用内外装構造材料。
  15. 【請求項15】 前記紙管は、長尺の帯状紙片を螺旋状
    に巻回したスパイラル構造の管体からなることを特徴と
    する請求項1乃至5のいずれか1項に記載の建築用内外
    装構造材料。
  16. 【請求項16】 請求項6に記載の補強リブ付きボード
    を備えた間仕切壁。
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