JPH11220473A - データ伝送システム - Google Patents
データ伝送システムInfo
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- JPH11220473A JPH11220473A JP10021223A JP2122398A JPH11220473A JP H11220473 A JPH11220473 A JP H11220473A JP 10021223 A JP10021223 A JP 10021223A JP 2122398 A JP2122398 A JP 2122398A JP H11220473 A JPH11220473 A JP H11220473A
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Landscapes
- Small-Scale Networks (AREA)
- Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
Abstract
いたので、データ伝送システムとしての価格の上昇を招
き、取り扱いの手間が増える。またTDM方式では、タ
イムスロットに乗せるデータの重複を防止するために、
同じタイムスロットを共有する通信回線を1対1又は1
対Nに対応させていた。 【解決手段】 TDM方式でデータ伝送する伝送装置の
LANのインタフェース部に、非同期通信データと同期
通信データのタイムスロットとを相互に変換する機能、
非同期通信データと同期通信データとのデータ伝送速度
を相互に変換する機能、及びタイムスロットを論理リン
グとみなしてトークン制御方式により論理リングへのア
クセス制御を行う機能を設けた。
Description
エリアネットワーク(Local Area Netw
ork;以下、単にLANという)間を伝送路で接続
し、複数のLAN相互間でデータを伝送するデータ伝送
システムに関するものである。
通信を行うディジタル通信においては、使用可能な帯域
をある単位のブロック(タイムスロット)に時分割し、
そのブロックを個々の通信回線(ユーザ)に割り当て、
その割り当てられたブロックで通信を行う時分割多重
(Time Division Multiplex;
以下、単にTDMという)方式が一般的に採用される。
このようなTDM方式では、時分割されたタイムスロッ
トを個々の通信回線に割り当てるものであるため、1つ
の伝送路を複数の通信回線で共有し効率的にデータ伝送
することが可能であるが、個々の通信回線に割り当てら
れたタイムスロットの同期をとる必要がある。
を通信回線で接続して構成した通信網であるLANにお
いては、データはフレームと呼ばれるかたまりとして伝
送路に送出される。LANにおいても、複数の端末が効
率よく伝送路を共有するためのアクセス制御を行ってい
るが、TDM方式のようにタイムスロットの同期制御を
行うというものではなく、フレームの送信順序の制御の
み行うものである。
路の共有方法が異なるものである。また、TDM方式の
データの伝送速度は一般的に1.5Mbps程度である
が、LANのデータの伝送速度は4Mbps〜100M
bpsと高速であり、このように、TDM方式とLAN
とはデータの伝送速度も異なるものである。従って、L
ANを直接伝送装置に接続してLANのデータをそのま
まTDM方式で伝送することができない。このため、従
来のデータ伝送システムでは、TDM方式によりデータ
伝送を行う伝送装置とLANとの間に変換装置を設け、
この変換装置によってLANのフレームデータのフォー
マットとTDM方式(同期通信方式)のタイムスロット
データのフォーマットを変換すると共に、データの伝送
速度を変換する必要があった。
時分割されたタイムスロットを個々の回線に割り当て
て、タイムスロットに乗せたデータを送受信することに
より通信を行うものである。従って、同じタイムスロッ
トを共有する通信回線を1対1または1対Nに対応させ
て、1対1の通信回線同士または1対Nの通信回線同士
でしか通信を行うことができない。なぜなら、同じタイ
ムスロットを共有する通信回線を1対1または1対Nに
対応させないで、複数の通信回線が相互に同じタイムス
ロットを共有すると、複数の通信回線が同時に同じタイ
ムスロットにデータ伝送を開始してしまい、データの重
複が生じてしまうからである。
開平8−46590号公報が掲げられる。
テムは以上のように構成されているので、次のような課
題があった。 (1)まず、データのフォーマットを変換すると共に、
データの伝送速度を変換する変換装置を、伝送装置とL
ANとの間に設けていたので、データ伝送システムとし
ての価格の上昇を招き、またデータ伝送システムの取り
扱いの手間が増えるなどの課題があった。 (2)次に、TDM方式(同期通信方式)では、タイム
スロットに乗せるデータの重複を防止するために、同じ
タイムスロットを共有する通信回線を1対1または1対
Nに対応させなければならず、複数の通信回線に相互に
同じタイムスロットを共有させて複数の通信回線相互間
で通信を行うことができないという課題があった。
めになされたもので、LANのフレームデータを変換装
置を使用しないことにより、安価に構成でき、かつシス
テムの取り扱いが容易なデータ伝送システムを得ること
を目的とする。
に同じタイムスロットを共有させて複数の通信回線相互
間で通信を行うことができるデータ伝送システムを得る
ことを目的とする。
送システムは、複数の端末を接続して構成された、非同
期通信データを高速に伝送する複数のLANと、タイム
スロットに時分割された同期通信データを多重伝送する
伝送路と、各LANを伝送路に接続して各LAN相互間
のデータ伝送を時分割多重方式で行う、LANを接続す
るインタフェース部に、非同期通信データと同期通信デ
ータのタイムスロットとを相互に変換する機能、及び非
同期通信データと同期通信データとのデータ伝送速度を
相互に変換する機能が設けられた複数の伝送装置とを備
えるように構成したものである。
数の端末を接続して構成された、非同期通信データを高
速に伝送する複数のLANと、タイムスロットに時分割
された同期通信データを多重伝送する伝送路と、各LA
Nを伝送路に接続して各LAN相互間のデータ伝送を時
分割多重方式で行う、LANを接続するインタフェース
部に、非同期通信データと同期通信データのタイムスロ
ットとを相互に変換する機能、非同期通信データと同期
通信データとのデータ伝送速度を相互に変換する機能、
及びタイムスロットを論理リングとみなしてトークン制
御方式により論理リングへのアクセス制御を行う機能が
設けられた複数の伝送装置とを備えるように構成したも
のである。
ークン制御方式による論理リングへのアクセス制御を、
論理リングからフリートークンを検出した場合に、デー
タ送信要求がなければフリートークンを中継し、データ
送信要求があれば送信元アドレスを付加したビジートー
クンを生成して、ビジートークン、送信データ、フリー
トークンの順に送信し、論理リングからビジートークン
を検出した場合に、ビジートークンに付加された送信元
アドレスと自局のアドレスとを比較し、アドレスが一致
しない場合にはビジートークンを中継し、受信データを
受信及び中継し、アドレスが一致する場合にはビジート
ークン及び受信データを廃棄し、論理リングから一定時
間フリートークンを検出しない場合に、フリートークン
を生成し送信するようにしたものである。
ークン制御方式による論理リングへのアクセス制御を、
論理リングから一定時間フリートークンを検出しない場
合及び論理リングからクレームトークンを検出した場合
に、クレームトークンの各インタフェース部毎に設定さ
れたアドレスの大小によって、フリートークンを生成す
る唯一のインタフェース部を決定するようにしたもので
ある。
ークン制御方式による論理リングへのアクセス制御を、
論理リングからクレームトークンを検出した場合に、こ
のクレームトークンの送信元アドレスと自局アドレスが
一致すると、自局と同じアドレスを持つ他局が存在する
と判断して、重複したアドレスを変更するようにしたも
のである。
一の伝送装置に設けられた2つのインタフェース部に、
2つのLANを相互にカスケード接続可能に構成したも
のである。
ークン制御方式による論理リングへのアクセス制御を、
論理リングからビジートークンを検出した場合に、ビジ
ートークンに付加された送信元アドレスと自局アドレス
とを比較し、アドレスが一致する場合にはビジートーク
ンを廃棄し受信データを受信するようにしたものであ
る。
ークン制御方式による論理リングへのアクセス制御を、
論理リング上に一定時間無効データを送信し、論理リン
グ上に存在するすべてのデータを消去可能にしたもので
ある。
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明におけるデータ伝送シス
テムの構成を示す図であり、図において、1はタイムス
ロットに時分割された同期通信データを多重伝送する光
ファイバなどのディジタル通信用の伝送路、2A〜2E
はLAN3A〜3Cの通信回線及びその他の通信回線の
データをTDM方式でデータ伝送するTDM伝送装置
(伝送装置)であり、このTDM伝送装置2A〜2E
は、伝送路1によってリング状に接続されている。3A
〜3Cは端末4A〜4Cを通信回線で接続して構成した
通信網であるLANである。このLAN3A〜3Cのア
クセス制御方式は、イーサネットに代表されるバス形式
に適した通信制御方式であるCSMA/CDを用いる場
合を想定しているが、他のアクセス制御方式であっても
よい。4A〜4Cはコンピュータなどの端末である。
尚、図1においては、TDM伝送装置2D,2Eには変
換装置、LAN及び端末が接続されていないが、図示を
省略しているだけであって、TDM伝送装置2A〜2C
と同様、変換装置、LAN及び端末が接続されている。
M伝送装置を示す構成図であり、図において、5は伝送
路1からの同期データを多重分離して多重分離データ
(同期通信データの複数のタイムスロットを分離したデ
ータである)に変換し、その多重分離データを多重分離
バス6に送出し、また逆に、多重分離バス6からの多重
分離データを多重して同期データに変換し、その同期デ
ータを伝送路1に送出する多重化/多重分離部、6は多
重分離データを伝送する多重分離バス、7はデータの変
換機能(多重分離データと非同期データの変換機能及び
データ伝送速度の変換機能)を備えた、LAN3と接続
して非同期データの入出力を行うLANインタフェース
部(インタフェース部)である。尚、LAN3及び端末
4は、それぞれ上記図1のLAN3A〜3C及び端末4
A〜4Cに相当する。また、このTDM伝送装置2A〜
2Eは、LAN3の回線インタフェースだけでなく、そ
れ以外の回線インタフェースも接続され多重伝送するも
のであるが、図2においては省略している。
は多重分離データと非同期データの変換機能を備えた多
重送受信制御部、72はLAN3の非同期データの送受
信の制御を行うLAN送受信制御部、73は多重分離デ
ータあるいは非同期データを伝送するバス、74は多重
分離データあるいは非同期データを格納するメモリであ
る。尚、図2において、多重化/多重分離部5、多重分
離バス6、及びLANインタフェース部7以外のTDM
伝送装置2A〜2Eの構成は、図示を省略している。
N3上のフレームデータとの対応関係を示す図である。
タイムスロットはデータが時分割された箱であり、この
タイムスロットは伝送路1上を一定周期で順々に巡って
いる。図3に示す例によれば、タイムスロットが1秒間
に8000回(1/8000秒周期で)TDM伝送装置
2A〜2Eに巡ってくるので、1回の周期毎のデータ量
が8ビットであると、1つのタイムスロットで64kb
ps(キロビット・パー・セカンド)のデータを送受信
できることになる。このように、タイムスロットは、一
定周期であるビット数のデータを送受信できるようにな
っている。実際にどれだけの情報量のデータをタイムス
ロットに乗せることができるかは、TDM伝送装置2A
〜2Eの仕様、伝送路1の形状や長さによって変わるも
のである。タイムスロットとフレームデータとの関係
は、図3に示す例によれば、32ビットのフレームデー
タを8ビットのデータA,B,C,Dに時分割し、この
時分割された8ビットのデータA,B,C,Dをタイム
スロットに割り当てて収容する。逆に、8ビットのタイ
ムスロットを4つ結合させると32ビットのフレームデ
ータが構成される。
変換し伝送路1に送信する場合 まず、LAN3A〜3C上の非同期データ(フレームデ
ータ)は、TDM伝送装置2A〜2EのLANインタフ
ェース部7で受信される。LANインタフェース部7の
LAN送受信制御部72は、LAN3上の非同期データ
を受信すると、その受信した非同期データをバス73を
介してメモリ74に格納すると共に、多重送受信制御部
71にデータの送信要求を通知する。多重送受信制御部
71は、LAN送受信制御部72からの送信要求を受け
ると、メモリ74に格納されている非同期データを多重
化/多重分離部5の要求する多重分離データに変換した
後、多重化/多重分離部5の要求するタイミングで多重
分離データを多重分離バス6に送出する。ここで、LA
N3の非同期データ(フレームデータ)から多重分離デ
ータへの変換は、図3に示したように、非同期データを
タイムスロットの情報量に分割することにより行われ
る。即ち、データ間のフォーマットの変換を行わずに、
単にフレームデータをタイムスロットに収容可能な情報
量に分割するだけである。従って、従来のデータ伝送シ
ステムにおけるような特別な変換装置を必要としない。
また、TDM方式のデータの伝送速度(1.5Mbps
程度)とLANのデータの伝送速度(4Mbps〜10
0Mbps)との調整は、多重化/多重分離部5が多重
分離データを多重分離バス6に送出するタイミングを調
整することにより行われる。そして、多重化/多重分離
部5は、多重分離バス6に出力された多重分離データを
通常のTDM処理に従って多重化して同期データとし、
その同期データを伝送路1に送出する。
タに変換しLAN3A〜3Cに送信する場合 TDM伝送装置2A〜2Eが伝送路1上の同期データを
受信する。多重化/多重分離部5は、受信した同期デー
タを多重分離して多重分離データに変換し、その多重分
離データを多重分離バス6に送出する。LANインタフ
ェース部7の多重送受信制御部71が多重分離バス6上
の多重分離データを受信する。多重送受信制御部71
は、多重分離バス6から受信した多重分離データを非同
期データ(フレームデータ)に変換しバス73を介して
メモリ74に格納すると共に、送信要求をLAN送受信
制御部72に通知する。ここで、多重送受信制御部71
のデータ変換は、上記図3に示したように、データ間の
フォーマットの変換を行わずに、単に多重分離されたタ
イムスロットを結合してフレームデータにするだけであ
る。そして、LAN送受信制御部72は、多重送受信制
御部71から送信要求を受けると、メモリ74に格納さ
れた非同期データを読み出してLAN3のデータ伝送速
度でその非同期データを送出する。
ば、TDM伝送装置2A〜2EのLANインタフェース
部7内にデータの変換機能(多重分離データと非同期デ
ータの変換機能及びデータ伝送速度の変換機能)を備え
たので、変換装置を設ける必要がなく、TDM伝送装置
2A〜2Eのインタフェース部7に直接LAN3を接続
することができ、その結果、安価に構成でき、かつ取り
扱いが容易なデータ伝送システムを得ることができる。
ロットに乗せるデータの重複を防止するために、同じタ
イムスロットを共有する通信回線を1対1または1対N
に対応させなければならず、複数の通信回線に相互に同
じタイムスロットを共有させて複数の通信回線相互間で
通信を行うことができない。この実施の形態2では、複
数のLAN3の通信回線が同時にデータ伝送を開始する
のを防止するために、一般的にLAN3のアクセス制御
に使用されるトークン制御方式を利用したものである。
トークン制御方式は、送信権を与えるために、トークン
(話中)と呼ぶ特殊な信号を使用して、データの流れを
制御するものである。トークンは常に通信網上を流れて
おり、この信号が割り当てられた伝送装置だけにデータ
の送信権が認められる。データの伝送が終わるとトーク
ンは順番に送られ、トークンを得た伝送装置が次々に伝
送を開始する。このように通信網の各伝送装置にトーク
ンを循環させることによって、複数の伝送装置が同時に
伝送を開始するのを防止する。
DM伝送装置2A〜2Eをリング状に接続する伝送路1
上を巡回する。TDM伝送装置2A〜2Eは、割り当て
られた(複数の)タイムスロットを1つの伝送路(論理
リング)とみなしてアクセスする。
によるTDM伝送装置を示す構成図である。図におい
て、7aはLAN3と接続して非同期データの入出力を
行い、また非同期データと多重分離データとを相互に変
換し、さらにトークン制御を行う機能を備えたLANイ
ンタフェース部(インタフェース部)である。このよう
なトークン制御を行うのは、LANインタフェース部7
aのトークン制御部75である。このトークン制御部7
5は、トークンが一定時間以上論理リングを巡回しなく
なったことを監視し、その状態を検出すると論理リング
上の残存フレームを消去し、新たにトークンを生成する
機能を備えたものである。尚、図2に示した構成と同一
符号を付して示した部分は、同一または相当する部分で
あり、重複する説明を省略する。
ある。先頭の1バイト(8ビット)はトークンの種別を
示すトークン識別子のビットデータである。トークンの
種別には、フリートークンとビジートークンの2種類が
ある。フリートークンは、そのフリートークンを受信し
たLANインタフェース7aがデータを送信できること
を示すものである。ビジートークンは、いずれかのLA
Nインタフェース7aがデータを送信したことを示すも
のであり、ビジートークンには、送信データが続いてい
る。即ち、ビジートークンと送信データとは必ず組にな
って伝送される。1組のビジートークンと送信データの
後ろには、別のビジートークンと送信データの組か、ま
たはフリートークンが続く。
ンが存在する。他にデータがない状況では1つのフリー
トークンのみが論理リング上を周回し、データがある場
合には、複数のビジートークンと送信データの組と、1
つのフリートークンが論理リング上に存在する。このよ
うに、フリートークンが必ず論理リング上に1つのみ存
在するようにするのは、フリートークンが複数存在する
と、その状態を制御するのが難しくなるためである。
ドレス(図5中、SA)のビットデータである。各LA
Nインタフェース部7aは、固有の送信元アドレスSA
を持っている。この送信元アドレスSAは、1つのLA
Nインタフェース部7aに対して1つの値が割り当てら
れ、同じ値が複数のLANインタフェース部7aに割り
当てられることはない。従って、送信元アドレスSAに
よって複数のLANインタフェース部7a相互間で、任
意のLANインタフェース部7aを一意に識別すること
が可能となる。
トは誤り制御符号(図5中、CRC)のビットデータで
ある。この誤り制御符号CRCは、トークン識別子から
誤り制御符号CRCまでの4バイトのデータの伝送中の
誤りを検出するためのものである。
フェース部7aのトークン制御部75以外の動作(多重
送受信制御部71、LAN送受信制御部72の動作)に
ついては、上記実施の形態1と同様であるので重複する
説明を省略し、トークン制御部75の動作についてのみ
説明する。図6はこの発明の実施の形態2によるトーク
ン制御部75の動作を説明するためのフローチャートで
ある。トークン制御部75は、電源オンを含むリセット
要求により、全ての状態から遷移して制御を開始する。
まず、トークン制御部75はトークンタイマをスタート
する(ステップST100)。トークンタイマは、フリ
ートークンが論理リング上から紛失したことを検出する
ためのタイマである。トークン制御部75は、フリート
ークンを検出する度にトークンタイマをリスタートす
る。トークンタイマのタイムアウト値としては、フリー
トークンが論理リングを周回するのに十分な時間を設定
する。
対してトークンの検索を行う(ステップST101)。
まず、トークン制御部75がフリートークンを検出した
場合の動作を説明する。トークン制御部75がフリート
ークンを検出した場合には、LAN送受信制御部72か
らデータの送信要求があるか否かを判定する(ステップ
ST102)。送信要求がない場合には、受信したフリ
ートークンを論理リングに中継し、トークンタイマをリ
スタートして(ステップST103)、ステップST1
01に遷移する。送信要求がある場合には、受信したフ
リートークンを廃棄し、ビジートークンを生成して論理
リングに送信する(ステップST105)。ビジートー
クンを送信完了した後、データを論理リングに送信する
(ステップST106)。そして、データを送信完了す
ると、送信要求をリセットし、フリートークンを生成し
て論理リングに送信し、さらにトークンタイマをリスタ
ートして(ステップST104)、ステップST101
に遷移する。
(ステップST101)でビジートークンを検出した場
合の動作について説明する。トークン制御部75がビジ
ートークンを検出した場合には、受信したビジートーク
ンの送信元アドレスSAと自局アドレスとを比較する
(ステップST107)。ビジートークンの送信元アド
レスSAと自局アドレスが一致しない場合、このビジー
トークンとこれに続く送信データは、他局が送信したも
のであると判断できる。従って、トークン制御部75
は、受信したビジートークンを論理リングに中継し(ス
テップST108)、ビジートークンの中継が完了する
と、続いて受信データを論理リングに中継すると共に、
自局にその受信データを受信する(ステップST10
9)。受信データの中継及び受信が完了すると、ステッ
プST101に遷移する。
局アドレスが一致した場合、このビジートークンとこれ
に続く送信データは、自局が送信したものであると判断
できる。従って、トークン制御部75は、このビジート
ークンを廃棄する(論理リングに中継しない)(ステッ
プST110)、ビジートークンの廃棄が完了すると、
続いて受信データを同じく廃棄する(自局に受信しな
い)(ステップST111)。受信データの廃棄が完了
すると、ステップST101に遷移する。
場合の動作について説明する。トークン制御部75のト
ークンタイマがタイムアウトした場合には、論理リング
上にフリートークンが存在しないということを示す。フ
リートークンが存在しなければ、LANインタフェース
7aはデータ送信ができないため、新たにフリートーク
ンを生成して論理リングに送信する。さらにトークンタ
イマをリスタートし(ステップST112)、ステップ
ST101に遷移する。
は、送信データがある場合には、フリートークンを獲得
して送信し、またビジートークンにより他局の送信デー
タを判定して受信データの中継と受信を行う。これらの
動作により、同じタイムスロットを共有する複数のLA
Nインタフェース部7aが、他局の送信データを壊さず
に安全なタイミングでデータを送信することが可能とな
る。即ち、この実施の形態2によるLANインタフェー
ス部7aでは、タイムスロットを論理的なリングとみな
し、トークン制御方式を利用することにより、複数のL
ANインタフェース部7aが同じタイムスロットを共有
することが可能となり、その結果、複数のLANインタ
フェース部7a相互間で通信を行うことができる。
数のLANインタフェース部7aのトークン制御部75
が、それぞれ勝手にフリートークンを生成できるので、
フリートークンが論理リング上に複数作られ、やがて使
用できる帯域すべてがフリートークンで占められてしま
うおそれがある。そこで、この実施の形態3では、トー
クン制御部75がフリートークンの紛失を検出した場合
に、唯一のLANインタフェース部7aのトークン制御
部75が新たなフリートークンを生成して論理リングに
送信するようにしたものである。尚、TDM伝送装置2
A〜2EのLANインタフェース部7aの構成は、上記
図4に示したものと同様であるため、重複する説明を省
略する。
によるトークンのフォーマットを示す図である。図7に
示すように、トークン識別子の示すトークンの種別に
は、フリートークンとビジートークン以外にクレームト
ークンがある。クレームトークンは、クレームプロセス
の制御を行うためのトークンである。クレームプロセス
は、フリートークンが論理リングから紛失した場合に、
複数のLANインタフェース部7aではなく、唯一のL
ANインタフェース部7aがフリートークンを生成し、
論理リングに送信するようにするための機構である。
生成する唯一のLANインタフェース部7aを、LAN
インタフェース部7aの持つアドレスを使用して選択す
る。最も小さいアドレスを持つLANインタフェース部
7aが、唯一フリートークンを送信する権利を持つ。各
LANインタフェース部7aはクレームトークンの送信
元アドレスSAと自局アドレスを比較することで、自局
よりも優先度の高いアドレスをもつLANインタフェー
ス部7aがいるか否かを判定する。
明の実施の形態3によるトークン制御部75の動作を説
明するためのフローチャートである。トークン検索(ス
テップST101)の結果、フリートークン及びビジー
トークンを検出した場合の動作については、上記実施の
形態2と同様であり重複する説明を省略する。ステップ
ST101に遷移してトークンの検索を行っている状態
において、トークンタイマがタイムアウトした場合、ト
ークン制御部75は、クレームトークンを論理リングに
送信し、クレームタイマをスタートする(ステップST
150)。クレームタイマは、クレームトークンの紛失
を検出するためのタイマであり、クレームトークンの受
信によりリセットまたはリスタートされる。クレームタ
イマのタイムアウト値としては、クレームトークンが論
理リングを周回するのに十分な時間を設定する。
送信後、自局アドレスよりも大きい送信元アドレスSA
のクレームトークンを受信すると、このクレームトーク
ンは自局よりも優先度の低いLANインタフェース部7
aのトークン制御部75が送信したものであり、中継す
る必要がないと判断できる。このため、受信したトーク
ンフレームを廃棄し(ステップST152)、ステップ
ST150に遷移する。またトークン制御部75がクレ
ームトークンを送信後、自局アドレスよりも小さい送信
元アドレスSAのクレームトークンを受信すると、この
クレームトークンは自局よりも優先度の高いLANイン
タフェース部7aが存在することを示しており、受信し
たクレームトークンを中継し、クレームタイマをリセッ
トし(ステップST151)、ステップST100に遷
移する。これらの動作により、最も優先度の高いクレー
ムトークンは次々に中継されて、このクレームトークン
を送信したLANインタフェース7aまで返ってくる。
また、それ以外のクレームトークンは、自局よりも優先
度の高いアドレスを持つLANインタフェース7aによ
り、廃棄されるため、論理リングから消えることにな
る。従って、最も優先度の高いアドレスを持つLANイ
ンタフェース部7aのみが、自身の送信したクレームト
ークンを受信することになる。
ANインタフェース部7aが自身の送信したクレームト
ークンを受信した場合の動作について説明する。トーク
ン制御部75がクレームトークン送信後、自局アドレス
に一致する送信元アドレスSAのクレームトークンを受
信した場合には、自局が最も高い優先度を持つLANイ
ンタフェース7aであり、フリートークンを送信する権
利を持つと判断できる。このため、受信したクレームト
ークンを廃棄し、クレームタイマをリセットし、フリー
トークンを論理リングに送信する(ステップST15
3)。そして、フリートークンの送信完了後、ステップ
ST100に遷移する。
クン制御部75がクレームトークンを検出した場合の動
作について説明する。トークン制御部75がクレームト
ークンを検出するのは、他局がクレームプロセスを開始
した場合であり、自局もクレームプロセスに移行する必
要がある。トークン制御部75が自局アドレスよりも大
きい送信元アドレスSAのクレームトークンを受信する
と、このクレームトークンは自局よりも優先度の低いL
ANインタフェース7aの送信したものであり、中継す
る必要はない。従って、自局はクレームトークンを送信
してよいので、クレームプロセスを開始する(ステップ
ST150)。
小さい送信元アドレスSAのクレームトークンを受信し
た場合には、ステップST151に遷移する。これは、
自局よりも優先度の高いLANインタフェース7aが存
在することを示しており、受信したクレームトークンを
中継し、クレームタイマをリセットし(ステップST1
51)、ステップST100に遷移する。
ば、LANインタフェース部7aのトークン制御部75
は、クレームプロセスを実行することで、フリートーク
ンの紛失を検出した場合に唯一のLANインタフェース
部7aのトークン制御部75が新たなフリートークンを
論理リングに送信することを保証することができる。こ
れにより、複数のLANインタフェース部7aがそれぞ
れ新たなフリートークンを論理リングに送信することを
避けることができる。
ANインタフェース部7aに対応して設定された送信元
アドレスSAが重複している場合(例えば、ユーザーの
設定ミスにより送信元アドレスSAが重複する場合な
ど)には、唯一のLANインタフェース部7aが新たな
フリートークンを論理リングに送信することを保証する
ことができず、通信異常を生じるおそれがある。そこ
で、この実施の形態4では、送信元アドレスSAの重複
を検出し、通信異常を未然に防ぐものである。尚、TD
M伝送装置2A〜2EのLANインタフェース部7aの
構成は、上記図4に示したものと同様であるため、重複
する説明を省略する。
明の実施の形態4によるトークン制御部75の動作を説
明するためのフローチャートである。尚、上記実施の形
態2及び3と重複する動作についてはその説明を省略す
る。ステップST101において、トークン制御部75
が、自局アドレスに一致する送信元アドレスSAのクレ
ームトークンを受信した場合には、ステップST200
に遷移する。ステップST101では、自局はクレーム
プロセスを実行しておらず、クレームトークンを送信し
ていない。それにも拘わらず、自局アドレスに一致する
送信元アドレスSAのクレームトークンを受信するとい
うことは、自局と同じ送信元アドレスSAを持つ他局が
存在することを示す。
ークンと送信データを識別するために使用する値である
から、2つ以上のLANインタフェース部7aで同じ送
信元アドレスSAを使用していると、正常な通信ができ
ないことになる。そこで、上位ソフトウェアに送信元ア
ドレスSAが重複していることを通知し、クレームプロ
セスを行わずにステップST100に遷移する。
しては、例えばCPUへの割込が考えられる。そして、
送信元アドレスSAの重複が通知された上位ソフトウェ
アでは、例えばモニタ表示、プリンタ出力、LEDの点
灯などの方法により、アドレスの重複が生じたことをユ
ーザーに知らせ、通知に対応した処理(例えば、送信元
アドレスSAの変更など)を行うことにより通信異常を
避けることが可能になる。
ば、LANインタフェース部7aのトークン制御部75
にアドレスの重複を検出して上位ソフトウェアに通知す
る機能を持たせたので、通信異常を未然に防ぐことがで
きる。
端末4が増えてきたためにLAN3を分割しようとする
場合、TDM伝送装置2A〜2E(ノード)にLANイ
ンタフェース部7bをもう1つ設ける必要がある。この
実施の形態5では、同一のTDM伝送装置(ノード)2
A〜2Eに2つのLAN3を相互にカスケード接続でき
るように、TDM伝送装置(ノード)2A〜2Eの2つ
のLANインタフェース7bにカスケード機能を設けた
ものである。ここで、カスケード機能とは、1つのノー
ド内で複数のLANインタフェース部7bが同じタイム
スロットを共有できるようにする(従って、同じ論理リ
ングに収容される)という機能である。
5によるTDM伝送装置を示す構成図である。図におい
て、7bはLANインタフェース部(インタフェース
部)である。LANインタフェース部7bにおいて、7
6は自局のカスケード状態(上流側と下流側の2種類)
を判定することにより、多重分離バス6との多重分離デ
ータの入出力制御、及びカスケード入力部77とカスケ
ード出力部78のデータ選択制御を行うカスケード制御
部である。77はカスケード接続している他のLANイ
ンタフェース部7bからのデータを入力(受信)するカ
スケード入力部、78はカスケード接続している他のL
ANインタフェース部7bにデータを出力(送信)する
カスケード出力部である。尚、その他の構成について
は、上記図4で同一符号を付して示した部分と同一であ
るため、重複する説明を省略する。
す図であり、図において、76aはCPU(図示せず)
からの指示により、多重分離バス6からの多重分離デー
タの入力とカスケード入力部77からのデータの入力と
の何れか一方を選択して多重送受信制御部71へ多重分
離データを出力するセレクタ、76bはCPUからの指
示により、多重送受信制御部71からの多重分離データ
を多重分離バス6に出力するか否か選択する選択器であ
る。
カスケード接続した例を示す図である。図において、7
b(A)は上流側のLANインタフェース部(A)、7
b(B)は下流側のLANインタフェース部(B)であ
る。77(A)はLANインタフェース部(A)7b
(A)のカスケード入力部、78(A)はLANインタ
フェース部(A)7b(A)のカスケード出力部であ
る。77(B)はLANインタフェース部(B)7b
(B)のカスケード入力部、78(B)はLANインタ
フェース部(B)7b(B)のカスケード出力部であ
る。110はカスケード出力部78(A)とカスケード
入力部77(B)を接続する信号線である。
ように、上流側のLANインタフェース7b(A)のカ
スケード出力部78(A)と、下流側のLANインタフ
ェース7b(B)のカスケード入力部77(B)とが信
号線110で接続されている。
は、CPUからの指示により、自局がカスケード接続の
上流側にあると判断し、セレクタ76aで多重分離バス
6からの多重分離データの入力を選択し、また選択器7
6bで多重分離バス6への多重分離データの出力を禁止
する。下流側のLANインタフェース7b(B)は、C
PUからの指示により、自局がカスケード接続の下流側
にあると判断し、セレクタ76aでカスケード入力部7
7(B)からのデータの入力を選択し、また選択器76
bで多重分離バス6への多重分離データの出力を行う。
離データは、上流側のLANインタフェース7b(A)
に入り、LANインタフェース7b(A)(の多重送受
信制御部71)でデータ変換処理された後、カスケード
制御部76(A)(図示せず)及びカスケード出力部7
8(A)を経由して下流側のLANインタフェース部7
b(B)のカスケード入力部77(B)に渡される。下
流側のLANインタフェース7b(B)では、多重分離
バス6からの多重分離データを無視してカスケード入力
部77(B)からのデータを受信する。このカスケード
入力部77(B)からのデータは、下流側のLANイン
タフェース部7b(B)(の多重送受信制御部71)で
データ変換処理された後、多重送受信制御部71からカ
スケード制御部76(B)(図示せず)に渡され、そし
て多重分離バス6に送信される。
は、上記実施の形態2から実施の形態4で説明したもの
を適用することができる。
ば、同一のTDM伝送装置(ノード)2A〜2E内にあ
る2つのLANインタフェース部7b(A),7b
(B)で2つのLAN3をカスケード接続可能に構成し
たので、カスケード接続された2つのLAN3が同一の
タイムスロットを共有することができる。その結果、L
AN3を1つ増やしたとしても、TDM伝送装置2A〜
2Eを増やす必要がなくなるという効果がある。
Nインタフェース部7bがLAN3から受信したデータ
を同じLAN3に折り返し送信するよう構成することに
より、LANインタフェース部7b及び論理リングの正
常動作の試験を行うものである。尚、TDM伝送装置の
構成については、上記図4に示したものと同様であるの
で、重複する説明を省略する。
発明の実施の形態6によるトークン制御部75の動作を
説明するためのフローチャートである。尚、図9に示し
たトークン制御部75の動作と異なる動作のみ説明し、
同様の動作については重複する説明を省略する。ステッ
プST101において、トークン検索の結果、ビジート
ークンを検出してステップST107に遷移した場合、
トークン制御部75はビジートークンの送信元アドレス
SAと自局アドレスの比較を行う。そして、送信元アド
レスSAと自局アドレスとが一致した場合、トークン制
御部75はビジートークンを廃棄する(論理リングに中
継しない)(ステップST110)。ビジートークンの
廃棄が完了すると、続いて受信データを自局に受信する
(ステップST250)。このステップST250にお
いて、受信データの論理リングへの中継は行わない。受
信が完了すると、ステップST101に遷移する。
ることにより、端末4から送信されたデータ(フレーム
データ)は、LANインタフェース部7からTDM伝送
装置2A〜2Eに入り、TDM伝送装置2A〜2Eで伝
送路1に乗せ替えられ、伝送路1を巡って再びTDM伝
送装置2A〜2EのLANインタフェース部7に返って
くる。上記実施の形態2から4の動作では、このデータ
は、自局が送信したものと判断して、LANインタフェ
ース部7は受信されずにLAN3には送信されないが、
この実施の形態6では、このデータは、LANインタフ
ェース部7に受信されてLAN3に送信される。従っ
て、LAN3上の端末4は、所定時間経過した後、端末
4自身が送信したフレームデータを受信することにな
る。
ば、端末4自身が送信したフレームデータを受信するよ
うに、トークン制御部75が動作するようにされている
ので、データが流れた経路の構成部分(LAN3、LA
Nインタフェース部7、伝送路1など)の正常動作を確
認することができる。
のカードを変更するような場合に、LANインタフェー
ス部7のカードを論理リングから一旦抜く必要が生じ
る。上記実施の形態2で説明したように、トークン制御
部75から送信されたデータは、その送信したLANイ
ンタフェース部7自身により廃棄されるものであるが、
データを廃棄する前に論理リングから抜けると、データ
が論理リング上を周回することになる。また、LANイ
ンタフェース部7が論理リングから途中で抜かれると、
論理リングが不安定な状態となって他のLANインタフ
ェース部やその他の回線のインタフェースに影響し、論
理リング上のデータが切れてしまうなどの論理リング上
で正常にデータの送受信ができなくなるおそれがある。
そこで、この実施の形態7では、LANインタフェース
部7を論理リング上から抜く場合には、トークン制御部
75は、一定時間(論理リングが周回するのに十分な時
間)無効データを論理リング上に送信し、論理リング上
に存在するすべてのデータを消去できるようにしたもの
である。この場合、論理リングから抜かれるLANイン
タフェース部7以外のインタフェースのデータが消去さ
れることになるが、論理リング上で切れてしまったデー
タが、LAN3に送出されるようなことは防ぐことがで
きる。
の端末を接続して構成された、非同期通信データを高速
に伝送する複数のLANと、タイムスロットに時分割さ
れた同期通信データを多重伝送する伝送路と、各LAN
を伝送路に接続して各LAN相互間のデータ伝送を時分
割多重方式で行う、LANを接続するインタフェース部
に、非同期通信データと同期通信データのタイムスロッ
トとを相互に変換する機能、及び非同期通信データと同
期通信データとのデータ伝送速度を相互に変換する機能
が設けられた複数の伝送装置とを備えるように構成した
ので、変換装置を設ける必要がなく、伝送装置のインタ
フェース部に直接LANを接続することができ、その結
果、安価に構成でき、かつ取り扱いが容易なデータ伝送
システムを得ることができる効果がある。
続して構成された、非同期通信データを高速に伝送する
複数のLANと、タイムスロットに時分割された同期通
信データを多重伝送する伝送路と、各LANを伝送路に
接続して各LAN相互間のデータ伝送を時分割多重方式
で行う、LANを接続するインタフェース部に、非同期
通信データと同期通信データのタイムスロットとを相互
に変換する機能、非同期通信データと同期通信データと
のデータ伝送速度を相互に変換する機能、及びタイムス
ロットを論理リングとみなしてトークン制御方式により
論理リングへのアクセス制御を行う機能が設けられた複
数の伝送装置とを備えるように構成したので、複数のイ
ンタフェース部が同じタイムスロットを共有することが
可能となり、その結果、複数のインタフェース部相互間
で通信を行うことができる効果がある。
式による論理リングへのアクセス制御を、論理リングか
らフリートークンを検出した場合に、データ送信要求が
なければフリートークンを中継し、データ送信要求があ
れば送信元アドレスを付加したビジートークンを生成し
て、ビジートークン、送信データ、フリートークンの順
に送信し、論理リングからビジートークンを検出した場
合に、ビジートークンに付加された送信元アドレスと自
局のアドレスとを比較し、アドレスが一致しない場合に
はビジートークンを中継し、受信データを受信及び中継
し、アドレスが一致する場合にはビジートークン及び受
信データを廃棄し、論理リングから一定時間フリートー
クンを検出しない場合に、フリートークンを生成し送信
するようにしたので、上記したのと同様、複数のインタ
フェース部が同じタイムスロットを共有することが可能
となり、その結果、複数のインタフェース部相互間で通
信を行うことができる効果がある。
式による論理リングへのアクセス制御を、論理リングか
ら一定時間フリートークンを検出しない場合及び論理リ
ングからクレームトークンを検出した場合に、クレーム
トークンの各インタフェース部毎に設定されたアドレス
の大小によって、フリートークンを生成する唯一のイン
タフェース部を決定するようにしたので、フリートーク
ンの紛失を検出した場合に唯一のインタフェース部が新
たなフリートークンを論理リングに送信することを保証
することができる効果がある。これにより、複数のイン
タフェース部がそれぞれ新たなフリートークンを論理リ
ングに送信することを避けることができる。
式による論理リングへのアクセス制御を、論理リングか
らクレームトークンを検出した場合に、このクレームト
ークンの送信元アドレスと自局アドレスが一致すると、
自局と同じアドレスを持つ他局が存在すると判断して、
重複したアドレスを変更するようにしたので、インタフ
ェース部に重複してアドレスが設定されたことによる通
信異常を未然に防ぐことができる効果がある。
に設けられた2つのインタフェース部に、2つのLAN
を相互にカスケード接続可能に構成したので、カスケー
ド接続された2つのLANが同一のタイムスロットを共
有することができ、その結果、LANを1つ増やしたと
しても、伝送装置を増やす必要がなくなるという効果が
ある。
式による論理リングへのアクセス制御を、論理リングか
らビジートークンを検出した場合に、ビジートークンに
付加された送信元アドレスと自局アドレスとを比較し、
アドレスが一致する場合にはビジートークンを廃棄し受
信データを受信するようにしたので、データが流れた経
路の構成部分の正常動作を確認することができる効果が
ある。
式による論理リングへのアクセス制御を、論理リング上
に一定時間無効データを送信し、論理リング上に存在す
るすべてのデータを消去可能にしたので、インタフェー
ス部のカードを論理リングから一旦抜く場合に、データ
が論理リング上を周回することなく、また、論理リング
上で正常にデータの送受信ができなくなるのを防止する
ことができる効果がある。
を示す図である。
置を示す構成図である。
ームデータとの対応関係を示す図である。
置を示す構成図である。
部の動作を説明するためのフローチャートである。
ォーマットを示す図である。
部の動作を説明するためのフローチャートである。
部の動作を説明するためのフローチャートである。
装置を示す構成図である。
ド接続した例を示す図である。
御部の動作を説明するためのフローチャートである。
置)、3,3A〜3C LAN、4,4A〜4C 端
末、7,7a,7b LANインタフェース部(インタ
フェース部)。
Claims (8)
- 【請求項1】 複数の端末を接続して構成された、非同
期通信データを高速に伝送する複数のLANと、タイム
スロットに時分割された同期通信データを多重伝送する
伝送路と、上記各LANを上記伝送路に接続して上記各
LAN相互間のデータ伝送を時分割多重方式で行う、上
記LANを接続するインタフェース部に、非同期通信デ
ータと同期通信データのタイムスロットとを相互に変換
する機能、及び非同期通信データと同期通信データとの
データ伝送速度を相互に変換する機能が設けられた複数
の伝送装置とを備えたデータ伝送システム。 - 【請求項2】 複数の端末を接続して構成された、非同
期通信データを高速に伝送する複数のLANと、タイム
スロットに時分割された同期通信データを多重伝送する
伝送路と、上記各LANを上記伝送路に接続して上記各
LAN相互間のデータ伝送を時分割多重方式で行う、上
記LANを接続するインタフェース部に、非同期通信デ
ータと同期通信データのタイムスロットとを相互に変換
する機能、非同期通信データと同期通信データとのデー
タ伝送速度を相互に変換する機能、及びタイムスロット
を論理リングとみなしてトークン制御方式により論理リ
ングへのアクセス制御を行う機能が設けられた複数の伝
送装置とを備えたデータ伝送システム。 - 【請求項3】 トークン制御方式による論理リングへの
アクセス制御は、 論理リングからフリートークンを検出した場合に、デー
タ送信要求がなければフリートークンを中継し、データ
送信要求があれば送信元アドレスを付加したビジートー
クンを生成して、ビジートークン、送信データ、フリー
トークンの順に送信し、 論理リングからビジートークンを検出した場合に、ビジ
ートークンに付加された送信元アドレスと自局のアドレ
スとを比較し、アドレスが一致しない場合にはビジート
ークンを中継し、受信データを受信及び中継し、アドレ
スが一致する場合にはビジートークン及び受信データを
廃棄し、 論理リングから一定時間フリートークンを検出しない場
合に、フリートークンを生成し送信することを特徴とす
る請求項2記載のデータ伝送システム。 - 【請求項4】 トークン制御方式による論理リングへの
アクセス制御は、論理リングから一定時間フリートーク
ンを検出しない場合及び論理リングからクレームトーク
ンを検出した場合に、クレームトークンの各インタフェ
ース部毎に設定されたアドレスの大小によって、フリー
トークンを生成する唯一のインタフェース部を決定する
ことを特徴とする請求項3記載のデータ伝送システム。 - 【請求項5】 トークン制御方式による論理リングへの
アクセス制御は、論理リングからクレームトークンを検
出した場合に、このクレームトークンの送信元アドレス
と自局アドレスが一致すると、自局と同じアドレスを持
つ他局が存在すると判断して、重複したアドレスを変更
することを特徴とする請求項4記載のデータ伝送システ
ム。 - 【請求項6】 同一の伝送装置に設けられた2つのイン
タフェース部に、2つのLANを相互にカスケード接続
可能に構成したことを特徴とする請求項1または請求項
2記載のデータ伝送システム。 - 【請求項7】 トークン制御方式による論理リングへの
アクセス制御は、論理リングからビジートークンを検出
した場合に、ビジートークンに付加された送信元アドレ
スと自局アドレスとを比較し、アドレスが一致する場合
にはビジートークンを廃棄し受信データを受信すること
を特徴とする請求項3記載のデータ伝送システム。 - 【請求項8】 トークン制御方式による論理リングへの
アクセス制御は、論理リング上に一定時間無効データを
送信し、論理リング上に存在するすべてのデータを消去
可能にしたことを特徴とする請求項2記載のデータ伝送
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02122398A JP3751432B2 (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | データ伝送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02122398A JP3751432B2 (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | データ伝送システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11220473A true JPH11220473A (ja) | 1999-08-10 |
JP3751432B2 JP3751432B2 (ja) | 2006-03-01 |
Family
ID=12049031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02122398A Expired - Lifetime JP3751432B2 (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | データ伝送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3751432B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100342566B1 (ko) * | 1999-01-26 | 2002-07-04 | 윤종용 | 티디엠 버스 동기화 신호 콘센트레이터와 데이터 전송시스템 및 그 방법 |
WO2014061076A1 (ja) * | 2012-10-15 | 2014-04-24 | 三菱電機株式会社 | 通信システム及び通信装置 |
-
1998
- 1998-02-02 JP JP02122398A patent/JP3751432B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100342566B1 (ko) * | 1999-01-26 | 2002-07-04 | 윤종용 | 티디엠 버스 동기화 신호 콘센트레이터와 데이터 전송시스템 및 그 방법 |
WO2014061076A1 (ja) * | 2012-10-15 | 2014-04-24 | 三菱電機株式会社 | 通信システム及び通信装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3751432B2 (ja) | 2006-03-01 |
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