JPH06237261A - データ伝送方法およびインターフェース装置 - Google Patents

データ伝送方法およびインターフェース装置

Info

Publication number
JPH06237261A
JPH06237261A JP5296845A JP29684593A JPH06237261A JP H06237261 A JPH06237261 A JP H06237261A JP 5296845 A JP5296845 A JP 5296845A JP 29684593 A JP29684593 A JP 29684593A JP H06237261 A JPH06237261 A JP H06237261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
token
ring
tdm
protocol
slot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5296845A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2502929B2 (ja
Inventor
Louis P Herzberg
ルイス・ポール・ハーツバーグ
Baiju V Patel
バイジュ・ビッタルブハイ・パテル
Antonio Ruiz
アントニオ・ルイズ
Frank A Schaffa
フランク・アンドレ・シャッファ
Marc H Willebeek-Lemair
マーク・フーバート・ウィレビーク−レメーア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JPH06237261A publication Critical patent/JPH06237261A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2502929B2 publication Critical patent/JP2502929B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/46Interconnection of networks
    • H04L12/4637Interconnected ring systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/42Loop networks
    • H04L12/427Loop networks with decentralised control
    • H04L12/433Loop networks with decentralised control with asynchronous transmission, e.g. token ring, register insertion
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/64Hybrid switching systems
    • H04L12/6418Hybrid transport
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/64Hybrid switching systems
    • H04L12/6418Hybrid transport
    • H04L2012/6432Topology
    • H04L2012/6437Ring
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/64Hybrid switching systems
    • H04L12/6418Hybrid transport
    • H04L2012/6445Admission control
    • H04L2012/6448Medium Access Control [MAC]
    • H04L2012/6451Deterministic, e.g. Token, DQDB
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/64Hybrid switching systems
    • H04L12/6418Hybrid transport
    • H04L2012/6445Admission control
    • H04L2012/6459Multiplexing, e.g. TDMA, CDMA

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイムドトークン・プロトコルにより管理さ
れるトークンリング・パケット・データ・ネットワーク
(FDDI−I)と、所定の帯域幅をパケット・データ
・タイムドトークン・プロトコルに割り当てたTDMネ
ットワーク(FDDI−II)との相互動作を可能にす
ること。 【構成】 1つのトークンのみを用い、帯域幅の制限の
ために伝送できないパケットの遅延や損失を低減する。
TDMプロトコルに従う通信リングのスロットへのパケ
ットの流れが、2つの通信リング間のインターフェース
によりトークンを確保する時間を変化させることによっ
て制御される。即ち、インターフェースによりトークン
が確保される時間は、パケット・データの伝送に割り当
てられたTDMスロットの数の関数となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、広くはトークンベース
のツリー・リング・トポロジーを用いるローカル・エリ
ア・ネットワーク(LAN)に関し、特に、タイムドト
ークン・プロトコルにより管理されるトークンリング・
パケットデータ・ネットワーク(光ファイバ分散データ
・インターフェース−I即ちFDDI−I)と、帯域幅
の一部をパケットデータのタイムドトークン・プロトコ
ルへ割り当てる時分割多重化ネットワーク(FDDI−
II)との相互動作を可能にする方法及び装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】分散型コンピュータ・システムにおける
相互接続及び相互動作についての取り組みは、古くから
行われているが、今なお続けられている。近年、この課
題に対する多くの取り組みから、解決への最も有効な方
法は、タスクを、相対的に独立ではあるが接続された断
片に構文解析(パージング)して、対応する標準の組に
展開することであるという結論が出されている。そし
て、もし異なる複数のシステムが、それらの対応するレ
ベルで、この標準に従うならば、それらのシステムは通
信することができる。即ち、それらのシステムは、通信
経路を確立するために他のレベルでの標準を介する並列
な対応関係に依存することができる。OSI(Open Sys
tems Interconnection)の基準モデルは、この構想を反
映したものである。
【0003】OSIモデルは7階層を規定する。即ち、
信号の機械的、電気的及び光学的特性を処理する物理的
リンク層から、ユーザへのファイル転送とネットワーク
管理サービスを行うアプリケーション層までである。O
SIモデル内のローカル・エリア・ネットワーク(LA
N)標準は、本発明の課題であり制約でもある。LAN
は、各装置をLANの信号伝送媒体(例えば、ケーブル
や光ファイバ)へ接続するためのトポロジー(例えば、
リングやバス)及び接続された装置による媒体へのアク
セスを制御するためのプロトコル(例えば、トークンリ
ングやタイムドトークン:Timed-Token)によって特徴
づけられる。
【0004】LANにおける通信容量は、伝送媒体によ
って制限され、さらに、トポロジー及び物理的レベルと
媒体アクセス制御(MAC)レベルの双方における関連
のプロトコルによっても制限される。「帯域幅」は、L
ANの通信容量の目安となり、普通、毎秒あたりのビッ
ト数で与えられる。例えば、タイムドトークン・プロト
コルを用いた光ファイバ分散データ・インターフェース
(FDDI)LANが100メガビット/秒(Mbp
s)であるとき、同軸ケーブルEthernetLAN
の帯域幅は、10Mbpsである。
【0005】しかしながら、これらの数字は、名目上の
ものである。通常、LANに接続された装置による密集
した通信要求は、ストリーム・データとバースト・デー
タとが不規則に混じり合ったものである。LANの容量
は、ある時には余裕があり、またある時には過負荷状態
となることがある。
【0006】FDDI−I標準においては、音声やビデ
オ等の等時性パケットで交換されるデータは許容されて
いなかった。その結果、強化されたバージョンであるF
DDI−II標準が開発された。FDDI−IIは、利
用可能な帯域幅を時分割多重化することにより等時性デ
ータを処理する。それは、その帯域幅の一部をFDDI
で使用しているタイムドトークン・プロトコルに割り当
てるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、FD
DI−IネットワークとFDDI−IIネットワークと
の相互動作を可能にすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、FDDIのパ
ケット化されたフレームを特別な集線装置を介して交換
することによって、FDDI−Iリングに、FDDI−
II標準のステーションと相互接続し通信する機能を追
加するものである。この接続は、FDDI−Iリングの
ステーションとFDDI−IIステーションが、それぞ
れの標準と仕様の見かけ上、完全に順応して動作するよ
うな方法によって形成される。集線装置は、互換性のあ
るパケット化された情報を全てのFDDI−Iステーシ
ョンとFDDI−IIステーションの間で交換可能にす
るために必要な機能を実行する。そのような集線装置と
して、Hybrid Model Interface(HMI)集線装置をこ
こに参照する。HMIは、そのMポートにおける全ての
ステーション(以後、そのメンバーシップと呼ぶ)のト
ークン要求プロセスの代理ステーションとして動作す
る。即ち、これらのステーションは、FDDI−Iトー
クンのタイミングと捕捉(Capture)を求めて競合する
個々のステーションとしてFDDI−I標準のシーケン
ス中にあるかのように見えるようになる。このバックエ
ンド・ポートは、FDDI−II標準のステーションが
要求するように、サイクル・マスタ(Cycle Master)と
同期して動作する。本発明の実施により得られる性能
は、ある意味では個々のステーション及びリングに対し
て透過であり、マルチメディア利用のためのパケット・
データと等時性データの双方にとって有益なものであ
る。
【0009】
【実施例】本発明は、FDDI−I標準とFDDI−I
I標準の順応性を維持しながら、FDDI−Iネットワ
ークとFDDI−IIネットワークを相互接続するため
の方法及び装置である。
【0010】トークンリング:トークンリングは、リン
グ・トポロジーで構造化されるノードから構成される。
そこでは、全てのノードが通信媒体を共用し、その媒体
へのアクセスはトークンを用いて制御される。各ステー
ションは、その上流側の隣のステーションから情報を受
信し、その下流側の隣のステーションへそれを伝送す
る。トークンは、ビットによる特別なコードとして定義
され、1つのステーションから次のステーションに渡さ
れることによって、全てのステーションが伝送する機会
を得る。最も単純な構成においては、各ノードは、トー
クンを受信する毎に単一のフレームを伝送することがで
きる。
【0011】この構成は、公平ではあるが効率的ではな
く、帯域幅を割り当てたりアクセス時間保証を調整した
りするための手段を備えていない。トークンリング・ネ
ットワークの詳細な説明は、「The Handbook of Comput
er Communications Standards, Volume 2」(William S
tallings, pp.156-178, Howard W. Sams and Company,1
990)に記載されている。
【0012】タイムドトークン・プロトコル:ファイバ
分散データ・インターフェース(FDDI)標準におい
て、個々のノードにより共用される通信媒体へのアクセ
ス制御(媒体アクセス制御またはMAC)に使用される
プロトコルは、タイムドトークン・プロトコル(Timed-
Tokenprotocol)である。このアクセス・プロトコル
は、帯域幅の割当て及びシステム調整可能なアクセス遅
延保証を可能にする。タイムドトークン・プロトコル
は、目標トークン循環時間(TTRT)を基礎とし、リ
ングの各ノードにおける同期タイマによって制御され
る。各ステーションのTRT(トークン循環時間)タイ
マは、トークンの循環をモニタする。このタイマは、ト
ークン循環時間がTTRTを越えていないことを確認す
るために使用される。このタイマは、各ノードがトーク
ンを捉えた(capture)ときにリング上に伝送できる情
報量を規制するために使用される。このトークンは、公
正なアクセスを確保し、アクセス遅延と帯域幅の範囲を
保証する。タイムドトークン・プロトコルの詳細な説明
は、「TheHandbook of Computer Communications Stand
ards」(上記に同じ、pp.181-193)に記載されている。
【0013】TTRTの値を再折衝する(renegotiat
e)プロセスは、エラー状態が検知されたときに開始さ
れる。例えば、ステーションが、TTRTよりかなり長
い時間の間に有効なトークンを見ていないことを検知し
た場合、エラー状態とみなして以下の規則に従ってTT
RTの値の候補を含む要求フレーム(Claim frames)を
発する。即ち、1)ステーションは、最も高い優先順位
をもつ要求フレーム(それ自身のものであれ、受信した
ものであれ)を伝送する。2)最も小さいTTRTを持
つフレームが優先する。3)もしTTRTが等しけれ
ば、最も長いソース・アドレスを持つフレームが、そし
て最も高位のアドレスが優先される。このプロセスは、
ステーションが自身の要求フレームを受信したとき完了
する。即ち、リングがこれらのフレームで満たされ、他
の全ての要求者が譲ったことを意味する。その後、TT
RTは、各ステーションによってTRTをリセットする
ために使用される。この要求を獲得したステーション
は、自由なトークンを発することによって初期化プロセ
スを開始する責任がある。
【0014】TDMネットワーク:時分割多重化(TD
M)ネットワークは、その帯域幅を時間スロットへ分割
する。これらのスロットは一定周期毎に生じ、受信ステ
ーション及び伝送ステーションはそれに対して同期する
(図1)。ここで、ネットワークの帯域幅は、N個の時
間スロットに分割される。チャネルは、これらのスロッ
トに関連して規定することができる。例えば、図1のチ
ャネルAは、N個の各スロットの第3のスロットとして
規定されている。結果的に、チャネルAを介して通信す
るノードは、第3のスロット以外の全てのスロットを無
視し、このスロット内の到着する全ての情報を、意味あ
るデータ・ユニットに構文解析する(parse)。図1の
チャネルBのようなさらに複雑なチャネルは、いくつか
のスロットを組み合わせてチャネルを形成する。ノード
は、情報を正確に構文解析して伝送者が意図したとおり
に構成するために、十分知的でなければならない。
【0015】TDMチャネル自身は、多くのプロトコル
のいずれかによって管理されることが可能である。チャ
ネルが、リング構成上の多くのステーションによって共
用されている場合、そのチャネルを、例えば、タイムド
トークン・プロトコルによって管理することができる。
そうすれば、全てのステーションは、タイムドトークン
・プロトコルに基づいてそのチャネルにアクセスし、ま
たそれらの伝送を管理する。従って、他の情報チャネル
がネットワーク内に存在しているが、これらは無視され
るのみである(もしくは他の目的のために利用され
る)。
【0016】所与のチャネルがタイムドトークン・プロ
トコルに割り当てられたTDMネットワークと、これと
相互動作するタイムドトークン・プロトコルにより管理
されるトークンリング・ネットワークとの間の最新技術
によるインターフェースは、ブリッジを利用して行うも
のである。ブリッジに関する議論は、Interconnections
に掲載のRadia Perlmanによる「Bridges and Routers」
(Addison Wesley, 1992)を参照することができる。ブ
リッジによる解決例は、Michael Teenerによる「An FDD
I-FDDI-II Interoperation Strategy」(Wescon/90, No
v.13-15, 1990)にも提示されている。しかしながら、
ブリッジの利用は、余分な遅延をもたらし(待ち行列と
アクセス時間による)、さらに、一方における利用可能
な帯域幅が他方におけるそれよりも少ない場合は待ち行
列のオーバーフローによりパケット損失が生じてしま
う。
【0017】標準FDDI−Iの利用によっては、その
リングを介して、FDDI−IIのステーションとの相
互動作あるいは相互接続の機能は得られない。これは、
それらのプロトコルと動作要求、及びFDDI−II標
準により特定されるモードが非常に異なっているためで
ある。FDDI−Iは、全体的に、専ら連続的な情報パ
ケットについて動作するタイムドトークン・プロトコル
を利用する2重のリング・トポロジーを基礎とするのに
対し、FDDI−IIステーションは、さらに不連続な
パケット及び回線交換情報を伝送できる、時間を割当て
られた「広帯域チャネル(Wideband Channel)」をハイ
ブリッド・モードで動作することも要求される。これに
よってFDDI−IIステーションは、拡張されたマル
チメディアの利用に対して要望されるLANの強化を満
足する機能を有することになる。ハイブリッド・モード
においてFDDI−IIステーションは、回線交換情報
とパケット化されたトラフィックのいずれかもしくは双
方による移送が可能である。回線交換伝送は本質的に等
時的であり、ハイブリッド・モードによってのみ与えら
れる周期的な時間割当てを必要とする。これは、FDD
I−I標準のステーションによっては規定されないし、
認識もされない。従って、ほとんど全ての現在のFDD
IネットワークはFDDI−Iプロトコルを実行するも
のであるが、これらには、新しく開発されたFDDI−
IIプロトコルと相互接続する機能が無い。このこと
は、FDDI−Iステーションに存在する音声もしくは
テキストをFDDI−IIステーションのビデオと組み
合わせたい場合に、特に問題となる。
【0018】例えば、図2に示すように、ネットワーク
が2つのセグメントAとBに分割されているとする。セ
グメントAは、帯域幅βAを有する周期的なTDMLA
Nであり、セグメントBは、帯域幅βBを有するタイム
ドトークンLANである。TDMLANセグメントは、
k個のスロットに分かれた周期Tを有している。それら
k個のスロットの内、kB個のスロットは、セグメント
Bで使用されるパケット・データによるタイムドトーク
ン伝送専用のものである。結果的に、セグメントAの帯
域幅βAの内、kB/kの割合だけがセグメントBのパケ
ット伝送のために利用可能である。(kB/k)βA<β
Bの場合、セグメントAの帯域幅の内、セグメントBか
らのパケット伝送に割り当てられる部分は、セグメント
Bの全伝送能力に対応するには不十分である。この結
果、トークンの遅滞のためにパケット損失もしくはステ
ーション・タイマの時間切れが生じることになる。
【0019】セグメントBからのパケットの一定の流れ
が、セグメントAにおいて利用可能な帯域幅よりも少な
くなるように、セグメントBにおいて伝送されるパケッ
トの量を制御する機構が必要となる。そうすることによ
って、ステーション・タイマの時間切れを防ぎ、タイム
ドトークン・プロトコルの要求を満足する。セグメント
Bにおける伝送がタイムドトークン・プロトコルを介し
て制御されるという事実があるので、トークンの操作に
よって伝送を規制することができる。利用可能な帯域幅
の量は、ネットワークの各ノードにおけるトークン・タ
イマに反映される。トークンを確保してタイマを増分す
ることにより、利用可能な帯域幅の各ノードによる認知
が制御できる。
【0020】この相互動作を実行するために設計された
装置が、図3に示されている。この装置は、タイムスロ
ット分離素子(Time Slot Separation Element:TSS
E)31、タイムスロット挿入素子(Time Slot Insert
ion Element:TSIE)32、及びデータ速度調整素
子(DRAE)33から構成される。TSSE31は、
TDMスロットからパケット・データ・スロットを分離
してそれをDRAEへ送る。さらにTSSE31は、パ
ケット・データ・スロットを空記号で置き換えてそのT
DMスロットをTSIE32へ送る。TSIE32は、
パケット・データをTDMスロットのパケット・データ
・スロットに挿入する。DRAE33は、TSSE31
から到着するフレームを組み立て、トークンベースのリ
ングから到着するフレームを分解する。それは、TSI
E32により送られることになる。さらにDRAE33
は、トークンベースのリング側における帯域幅の割当て
を調整して、TDMの帯域幅の割当てをパケット・デー
タに反映する。タイムドトークン・プロトコルにおいて
は、TDMチャネル・セグメントとトークンベースのリ
ング・セグメントの間の帯域幅の違いを反映するに必要
な時間内にトークンを確保することによって、このこと
が実行できる。
【0021】FDDIーI(タイムドトークン・プロト
コルにより管理されるトークンリング)とFDDI−I
I(その帯域幅の一部がタイムドトークン・プロトコル
へ割り当てられているTDMネットワーク)との相互動
作を表す実施例が図4に示されている。FDDIについ
ては、Floyd E. Rossによる「FDDI-A Tutorial」(Vol.
24, No.5, IEEE Communications Magagine, pp.10-17,
May 1986)、及びMichael Teenerによる「FDDI-II Arch
itectural and Implementation Examples」(IFOC/LAN
90, June 27-29, 1990)を参照されたい。
【0022】図4では、FDDI−IIとの接続部から
TSSE41へ到着するデータは、(サイクル・ヘッダ
で決められたように)等時性スロットとパケット・デー
タ・スロットとに分割される。パケット・データ・スロ
ットからのデータはDRAE43へ、等時性スロット内
のデータは直接TSIE41へ送られる。TSSE41
からTSIE42への経路においては、パケット・デー
タ・スロット内のデータは、IDLE記号(もしくは空
フレーム)に置き換えられる。TSSE41からDRA
E43へ到着するパケット・データは、FDDI−Iと
の接続部へ送られる前にデータ・フレームの連続的ブロ
ックにまとめられる。FDDI−I接続部からDRAE
43へ到着するパケット・データ・フレームは、FDD
I−IIのパケット・データ・スロットに適合するよう
にパケットを解かれて、同期した形態でTSIE42へ
送られる。
【0023】FDDI−IとFDDI−IIとの相互動
作を可能にするために、全てのノードのタイマが時間切
れしないようにしなければならない。そうするために
は、各ノードに到着するトークン・フレーム・ヘッダの
間隔(トークン循環時間)が、折衝された(negotiate
d)TTRT遅延未満に維持されなければならない。こ
のことを保証するために、DRAE43は、FDDI−
Iパケット・データのノードがデータをリングに転送す
る速度を制御する必要がある。これは、トークン循環時
間をモニタし、トークンをパケット・データ(FDDI
−I)接続部へ開放する前は保持しておくことによって
実現することができる。DRAE43中のエレメントC
は、FDDI−I側からFDDI−II側へのデータの
挿入のために生じる遅延β(0に初期化されている)を
計測し、トークン循環時間ttrtに加算する。エレメン
トAは、DRAE43内のエレメントBにおいてトーク
ンを受け取り次第、付加的なトークン遅延(Δ)を計算
して、そのトークンをFDDI−Iセグメントに送る前
にフロー制御機構として加算する。 Δ=(1−p/
q)ttrt−tl−βである。この式において、pはパケ
ット・データのために予約されているTDMサイクル内
の時間(TSSE内のサイクル・ヘッダで検知される)
であり、qはサイクル時間であり、ttrtは目標トーク
ン循環時間であり、tlはリング待ち時間(初期化時に
TSSEで計算されるか、所定のデフォールトに設定さ
れている)である。
【0024】
【発明の効果】本発明によって、FDDI−Iネットワ
ークとFDDI−IIネットワークとの相互動作が可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】TDMネットワークが、1以上のスロットから
なるチャネルに分割される方法を示した概略図である。
【図2】トークンリング・セグメントと、トークンリン
グ・チャネルを有するTDMセグメントとからなるネッ
トワークを示した概略図である。
【図3】相互動作装置のブロック概略図である。
【図4】FDDI−IとFDDI−IIとの相互動作性
の好適例のブロック概略図である。
【符号の説明】
31 タイムスロット分離素子(TSSE) 32 タイムスロット挿入素子(TSIE) 33 データ速度調整素子(DRAE) 41 TSSE 42 TSIE 43 DRAE
フロントページの続き (72)発明者 バイジュ・ビッタルブハイ・パテル アメリカ合衆国10549 ニューヨーク州、 マウント・キスコ、デイリー・クロス・ロ ード 4 (72)発明者 アントニオ・ルイズ アメリカ合衆国10598 ニューヨーク州、 ヨークタウン・ハイツ、アーバー・レイン 3160 (72)発明者 フランク・アンドレ・シャッファ アメリカ合衆国10562 ニューヨーク州、 オッシニング、サウス・ハイランド・アベ ニュー・ナンバートゥウェンティワン 117 (72)発明者 マーク・フーバート・ウィレビーク−レメ ーア アメリカ合衆国10549 ニューヨーク州、 マウント・キスコ、ディプロマット・ドラ イブ、アパートメントシックスシー 200

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のノード間におけるデータ伝送方法で
    あって、該ノードのいくつかまたは全てが、実トークン
    循環時間に対応する目標トークン循環時間を有する共通
    のトークンベースのプロトコルを共用し、且つ該ノード
    のサブセットが、前記トークンベースのプロトコルがい
    くつかのタイムスロットに割り当てられる共通のTDM
    プロトコルを共用しており、 TDM接続部から到着するデータを、前記トークンベー
    スのプロトコルに割り当てられたスロットと他のスロッ
    トとに分割するステップと、 前記トークンベースのプロトコルに割り当てられた前記
    到着データの比率に対応する遅延を、前記実トークン循
    環時間に加算するステップとを含む、データ伝送方法。
  2. 【請求項2】トークンリング・プロトコルにより動作す
    る第1のリングと、TDMプロトコルにより動作する第
    2のリングとからなる1対の通信リングを有する通信ネ
    ットワークにおいて、前記第1のリングのステーション
    と前記第2のリングのステーションとの間の通信を可能
    にするインターフェース装置であって、 TDMサイクル・スロットの一部が前記トークンリング
    ・プロトコルに割り当てられており、前記トークンリン
    グ・プロトコルがトークン循環時間に対応する目標トー
    クン循環時間を設定する手段を備えており、 前記第1及び第2のリングのステーションからのパケッ
    トを伝送するために、前記第2のリングにおいて割り当
    てられたタイムスロットの数を決定する手段と、 前記第1及び第2のリングに伝送されるパケットの数を
    制限して、前記割り当てられたスロットの数により限定
    された帯域幅によるパケットの損失を防ぐための、前記
    割り当てられたスロットの数の関数として可変な時間の
    間トークンを保持する手段とを有する、 インターフェース装置。
  3. 【請求項3】トークンベースのプロトコルにより動作す
    る第1のリングと、少なくとも1つのリングがTDMプ
    ロトコルにより動作する複数の付加的なリングとを有す
    る通信ネットワークにおいて、前記第1のリングのステ
    ーションと前記少なくとも1つの付加的なリングのステ
    ーションとの間の通信を可能にするインターフェース装
    置であって、 前記TDMプロトコルが帯域幅の一部を前記トークンベ
    ースのプロトコルに割り当てられており、前記トークン
    ベースのプロトコルがトークン循環時間に対応する目標
    トークン循環時間を設定する手段を備えており、 前記少なくとも1つの付加的なリングからのTDMデー
    タを受信するために接続されたタイムスロット分離素子
    (TSSE)と、 前記少なくとも1つの付加的なリングにTDMデータを
    伝送するために接続されたタイムスロット挿入素子(T
    SIE)と、 前記TSSEに接続されてパケット・データを前記第1
    のリングに供給するとともに前記第1のリングからパケ
    ット・データ・フローを受信し、且つ前記TSIEに接
    続されて実トークン循環時間に遅延を加算するデータ速
    度調整素子(DRAE)とを有する、 インターフェース装置。
JP5296845A 1992-12-29 1993-11-26 デ―タ伝送方法およびインタ―フェ―ス装置 Expired - Lifetime JP2502929B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/997,795 US5282199A (en) 1992-12-29 1992-12-29 Method and apparatus for interoperation of FDDI-I and FDDI-II networks
US997795 1997-12-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06237261A true JPH06237261A (ja) 1994-08-23
JP2502929B2 JP2502929B2 (ja) 1996-05-29

Family

ID=25544403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5296845A Expired - Lifetime JP2502929B2 (ja) 1992-12-29 1993-11-26 デ―タ伝送方法およびインタ―フェ―ス装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5282199A (ja)
JP (1) JP2502929B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011061652A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Fujitsu Telecom Networks Ltd リング網における通信装置および通信制御方法

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5404424A (en) * 1992-09-22 1995-04-04 The Texas A&M University System Normalized proportional synchronous bandwidth allocation in a token ring network by setting a maximum message transmission time
DE69330371T2 (de) * 1993-04-19 2002-05-02 Ibm System zur netzwerkweiten Bandbreitenzuordnung
US5465250A (en) * 1993-06-24 1995-11-07 National Semiconductor Corporation Hybrid loopback for FDDI-II slave stations
US5475685A (en) * 1993-10-27 1995-12-12 International Business Machines Corporation Multi-media flow control over FDDI synchronous networks
US5812775A (en) * 1995-07-12 1998-09-22 3Com Corporation Method and apparatus for internetworking buffer management
US5651002A (en) * 1995-07-12 1997-07-22 3Com Corporation Internetworking device with enhanced packet header translation and memory
US5825774A (en) * 1995-07-12 1998-10-20 3Com Corporation Packet characterization using code vectors
US5748633A (en) * 1995-07-12 1998-05-05 3Com Corporation Method and apparatus for the concurrent reception and transmission of packets in a communications internetworking device
US5796944A (en) * 1995-07-12 1998-08-18 3Com Corporation Apparatus and method for processing data frames in an internetworking device
AU718290B2 (en) * 1995-10-02 2000-04-13 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Transmitting data between multiple computer processors
AUPN573795A0 (en) * 1995-10-02 1995-10-26 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Transmitting data between multiple computer processors
US6108338A (en) * 1995-12-28 2000-08-22 Dynarc Inc. Method and device for dynamic synchronous transfer mode in a dual ring topology
US5982747A (en) * 1995-12-28 1999-11-09 Dynarc Inc. Method for managing failures on dynamic synchronous transfer mode dual ring topologies
US6510141B1 (en) 1996-11-27 2003-01-21 Dynarc Inc. Dha Dynamic Network Architecture Inc. Link auto-configuration protocol specification topology
US5883819A (en) * 1996-12-31 1999-03-16 Northern Telecom Limited Method and system for quality of service assessment for multimedia traffic under aggregate traffic conditions
US6115756A (en) 1997-06-27 2000-09-05 Sun Microsystems, Inc. Electro-optically connected multiprocessor and multiring configuration for dynamically allocating time
US6240094B1 (en) * 1997-12-22 2001-05-29 Bell Atlantic Network Services, Inc. Statistical time division multiplexer for a wireless asymmetric local loop communication system
US20010015980A1 (en) * 1998-04-17 2001-08-23 Dynarc Inc. Dba Dynamic Network Architecture Inc. Mapping of dynamic synchronous transfer mode network onto an optical network
US6240086B1 (en) * 1999-10-15 2001-05-29 Texas Instruments Incorporated Dynamic DSP allocation for universal access to a packet network
JP4365037B2 (ja) * 1998-10-30 2009-11-18 テロジー ネットワークス インコーポレイテッド パケットネットワークへユニバーサルアクセスするためのダイナミックなdspの割り当て
JP5476889B2 (ja) * 2009-09-28 2014-04-23 ヤマハ株式会社 ネットワークシステム
JP5558122B2 (ja) * 2010-01-15 2014-07-23 株式会社リブ技術研究所 通信回路、中継接続回路および通信ネットワーク
US20200204537A1 (en) * 2016-11-28 2020-06-25 Mitsubishi Electric Corporation Relay apparatus, relay method, and computer readable medium

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2533789B1 (fr) * 1982-09-24 1987-10-23 France Etat Reseau local hybride de communication en modes circuit et paquet a boucle portant un multiplex temporel
DE3270802D1 (en) * 1982-11-26 1986-05-28 Ibm Synchronization in a communication network of interconnected rings
US4587651A (en) * 1983-05-04 1986-05-06 Cxc Corporation Distributed variable bandwidth switch for voice, data, and image communications
EP0227852B1 (en) * 1985-12-23 1990-08-29 International Business Machines Corporation Local area communication system for integrated services based on a token-ring transmission medium
JPH06103888B2 (ja) * 1989-10-14 1994-12-14 三菱電機株式会社 通信レスポンス制御方法
US4999832A (en) * 1989-11-27 1991-03-12 At&T Bell Laboratories Broadband multirate switching architecture
US5051986A (en) * 1989-12-01 1991-09-24 National Semiconductor Corporation Asynchronous priority select logic

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011061652A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Fujitsu Telecom Networks Ltd リング網における通信装置および通信制御方法
US9166815B2 (en) 2009-09-14 2015-10-20 Fujitsu Telecom Networks Limited Communication apparatus and communication controlling method in ring network

Also Published As

Publication number Publication date
US5282199A (en) 1994-01-25
JP2502929B2 (ja) 1996-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2502929B2 (ja) デ―タ伝送方法およびインタ―フェ―ス装置
US10917176B2 (en) Communication system and method for an optical local area network
US6539011B1 (en) Method for initializing and allocating bandwidth in a permanent virtual connection for the transmission and control of audio, video, and computer data over a single network fabric
US6674750B1 (en) Apparatus and method for communicating time-division multiplexed data and packet data on a shared bus
US6697374B1 (en) Optical network communication system
US7925162B2 (en) Communication system and method for an optical local area network
US5436902A (en) Ethernet extender
EP0596652B1 (en) Network for transmitting isochronous-source data with a frame structure
US5719858A (en) Time-division multiple-access method for packet transmission on shared synchronous serial buses
US5521928A (en) Time slot exchanger mechanism in a network for data communication having isochronous capability
US5471474A (en) Communications highway network system
EP2127167B1 (en) Multiplexed data stream circuit architecture
EP0739556B1 (en) Arrangement in a communications network
US6330245B1 (en) Hub system with ring arbitration
KR20010052191A (ko) 이중 링 구조의 동적 동기 전송 모드 장치 및 방법
EP2127216B1 (en) Bandwidth reuse in multiplexed data stream
KR20010050287A (ko) 정보 통신 방법 및 장치
JP2002511704A (ja) リングトポロジにおける動的同期転送モードの同期化方法及び装置
Martini et al. Service integration in FDDI
Davids et al. FDDI: status and perspectives
JPH06261044A (ja) 等時性fifo化を用いてケーブル長遅延に適応する装置及び方法
JPH0763162B2 (ja) スロツトアクセス方式
Quam Fibre Channel and ATM: the physical layers
KR20000004693A (ko) 아이이이이 1394 규정을 이용한 인터페이스 장치