JP3745738B2 - 通信制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、概してデータ・ネットワークまたはデータ・バスにおける通信制御の改良された方法に関し、詳細には、信号を伝送する改良されたネットワークまたはバス・システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ネットワークは、伝送機構によって相互接続された一連の点またはノードからなる通信システムとして知られている。この意味で、ネットワークは、複数の参加者の間での相互接続システムでもあるバス・システムに匹敵する。バス・システム内では、伝送機構が、通常は、すべての参加者に接続され、すべての参加者によって共通して使用される。伝送機構には、複数のチャネルを介する同時通信または擬似同時通信を可能にするために、複数の通信チャネルが含まれる場合がある。たとえば、この概念は、複数の信号が、共用される媒体上での伝送のために組み合わされる、多重化システムに適用される。
【0003】
そのようなネットワーク・システムまたはバス・システムでは、システムを介してデータをできる限りすばやくトランスポートすることが望ましい。しかし、データ伝送は、帯域幅すなわち、1秒ごとに所与の通信機構を介して送信できるデータの量によって制限される。帯域幅は、伝送することが物理的に可能なデータの最大量である。それを除いて、現実には、通信機構を介して実際に送信されるデータの平均量は、はるかに少ない。
【0004】
実際の生の情況でデータを伝送する能力の減少の主な理由は、主に、伝送機構の不均一な使用によって引き起こされる。ある時間間隔には、通信機構が全く使用されず、他の時間間隔には、通信機構が空くのを待ちながらデータをバッファリングする必要がある。
【0005】
もう1つの原因は、大量のデータ転送が、ネットワークまたはバス・システム上での大きい帯域幅を必要とする場合があるが、他のプロセスが、ネットワーク・システムを介して少量のデータだけが送信されることを必要とする可能性があることである。
【0006】
所与の通信機構の帯域幅と伝送されたデータの平均量の間の差を最小にするために、ネットワーク・アクセスまたはバス・アクセスのアービトレーションのシステムおよび方法すなわち、要求がサービスされる順序に関するシステムおよび方法を実施することが既知である。
【0007】
米国特許第5901294号に、複数のプロセッサと指定された数のサブバスに細分された共通の幅広いバスを有するマルチプロセッサ・システムのバス・アービトレーションの方法およびシステムであって、アービトレーションの方法およびシステムが、基本的に、複数のプロセッサのうちの特定の1つによって発行されたバス要求に応答して、複数のプロセッサのうちの特定の1つに選択された数のサブバスへのアクセスを同時に許可する、バス・アービトレーションの方法およびシステムが開示されている。したがって、このシステムでは、バスを制御し接続されたプロセッサにバス・アクセスを許可するために、プロセッサのすべての単一の1つおよび共通の幅広いバスに接続されたバス・アービトレーション論理が開示される。全体的な着想は、マルチプロセッサ・システムでの複数のプロセッサの可変データ・アクセス要件に対処するという概念を対象とする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、広範囲の標準的な通信機構と共に使用することもできる、データ・ネットワークまたはデータ・バス内での通信制御の改良された方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述の目的は、これから説明するように達成される。データ・ネットワークまたはバスを介する通信を制御する方法を提供する。データ・ネットワークまたはバスには、データ・ソースと、複数の異なるチャネルに細分された伝送機構が含まれる。複数のチャネルのうちで、データ・ソースが占有することができるサブセットを決定する。データ・ソースから発するデータ・ストリームが、チャネルのサブセットを介する同時伝送を可能にするフォーマットに変換される。最後に、変換されたデータが、チャネルのサブセットを介して同時に伝送される。
【0010】
通信制御の方法の好ましい実施形態では、データ・ストリームの変換が、伝送機構の各チャネルによって提供される最大伝送速度を使用する形で行われる。さらに、この方法は、使用されるチャネルが使用不能になるか、追加のチャネルが使用可能になるかのいずれかに応じて、減らされた数または増やされた数のチャネルの間での変換されたデータ・ストリームの再分配を可能にするように形成される。
【0011】
本発明によって教示される原理を用いて、バスまたはネットワークの提供される帯域幅を非常に効率的に使用することができる、通信制御の方法が提供される。これは、所与の時のデータ・トランスポート容量のより高い統計的な使用可能性につながり、これを用いると、対象とされる応用例に応じてより低いパフォーマンスを使用することができるようになる。したがって、上の特徴は、より低いコストのバスまたはネットワーク媒体あるいはその両方につながる。本発明は、自動車内で使用される通信制御システムに適用できることが好ましい。
【0012】
本発明の上記ならびに追加の目的、特徴、および長所は、以下の詳細に書かれた説明から明白になる。
【0013】
本発明の新規の特徴を、添付図面に示す。しかし、本発明自体ならびにその使用の好ましい態様、さらなる目的、および長所は、添付図面と共に読まれる時の以下の例示的実施形態の詳細な説明を参照することによって、最もよく理解される。
【0014】
【発明の実施の形態】
図面を参照し、特に図1を参照すると、ある瞬間のネットワーク100の一部を示す高水準ブロック図が示されている。ネットワーク100には、通信装置102から112と、伝送機構114が含まれる。
【0015】
通信装置102から112は、伝送機構114からデータ信号を受け入れることができるか、伝送機構114に関するデータ信号を起こすことができるか、その両方である。したがって、通信装置102から112の各々が、データ・シンク、データ・ソース、またはその両方として働くことができる。
【0016】
伝送機構114は、複数のチャネル116から120に細分される。チャネルの数は、3つに制限されるのではなく、任意の数とすることができる。これによって、同一の瞬間に複数の通信パス122から126(太線によって示される)を確立できるようになる。さらに、各通信パス122から126は、一般に、データ伝送のために複数のチャネルを使用することができる。
【0017】
通信パス122から126は、通信装置102から112の対またはグループを一緒に接続する。通信パス122は、通信装置102、104、および112をリンクし、通信パス124は、通信装置106および110をリンクし、通信パス126は、通信装置108および112をリンクする。もちろん、通信装置106は、通信装置110によって送信されるデータのデータ・シンクとして働き、通信装置110は、データ・ソースとして働き、逆も同様である。以下では、データ・ソースが、その特定の情況でネットワークにデータを入れる通信装置以外の何物でもなく、データ・シンクが、特定の情況でネットワークからデータを受け入れる通信装置であることが一般に承認されている。
【0018】
図1からわかるように、本発明による通信制御の方法は、同一の瞬間に伝送機構を介して複数の接続を処理することができる。
【0019】
図2に関して、本発明による、経時的なチャネル占有の例示的過程を示す図が示されている。この図には、x軸に示された時間の5つの異なる事例t0からt4での複数のチャネルの使用状況の5つのスナップショットが示されている。y軸には、この図では8つの1ビット・チャネルCH1からCH8に細分された伝送機構が示されている。
【0020】
長方形の輪郭によって、1つの通信パスに属するチャネルがグループ化される。
【0021】
長方形の輪郭の内側の矢印によって、特定のチャネルがどのように使用されているかの認識が与えられる。一方向を指す矢印は、このチャネルが、単一方向直列接続であることを表す。同一の長方形の輪郭内で同一の方向を指す複数の矢印は、単一方向の並列接続を示す。同一の長方形の輪郭内で反対方向を指す複数の矢印は、全二重接続を表す。他の組合せが、同様に実施可能であることを理解されたい。
【0022】
長方形の輪郭の間の破線は、チャネルCH1からCH8の占有の変更を示す。
【0023】
複数の通信装置102から112の間の接続を確立するために、複数のチャネルCH1からCH8のサブセットを決定する。チャネルのサブセットに、瞬間t1に示されているように、すべてのチャネルが決定されるサブセットに属する場合が含まれることを理解されたい。後に、チャネルのサブセットが、特定の通信装置の間でのデータの伝送に使用されている。
【0024】
チャネルのサブセットを決定する処理は、データ・ソースとして働く通信装置すなわち、データを送信する通信装置によって開始される。この処理では、開始する通信装置が、占有すなわち制御を得ることが許可されるチャネルだけが選択される。一般に、これは、複数のチャネルの各チャネルの状態に依存する。チャネルの状態は、主に、チャネルが特定の情況で占有されているか空いているかという事実によって構成される。さらに、状態は、使用中チャネルを介して伝送される情報の優先順位によって構成される。
【0025】
その一方で、チャネルのサブセットの決定は、データの送信を要求する通信装置の特性と、複数のチャネルのうちでデータの伝送に使用される各チャネルの特性に影響される。これには、特に、通信装置ごとに指定される占有されるチャネルの最大個数、伝送機構を介するデータの送信の通信装置の優先順位、および通信装置がネットワークに入れることができる最大ビット・レートが含まれる。
【0026】
伝送機構について、以下の特性、特に、チャネルの総数および各チャネルの最大伝送速度が関係する。
【0027】
前述の特性のすべてが、チャネルのサブセットの決定に影響する必要がないことが、一般に承認されている。特性の一部は、他の特性によって支配される。たとえば、占有されるチャネルの最大個数は、通信装置がネットワークに入れることができる最大ビット・レートに依存する可能性がある。ビット・レートが極端に低い場合に、1つまたは2つを超えるチャネルをその最大伝送速度で使用するために、多すぎるデータをバッファリングする必要が生じる可能性がある。
【0028】
通信装置の特性および伝送機構の特性は、チャネルのサブセットを決定する処理を高速化するために、有利にテーブル内に格納される。したがって、決定ステップで、テーブル検索によって、通信装置および伝送機構に関するすべての情報が提供される。しかし、それでもチャネルの状態を監視する必要があるが、これは、伝送機構を介して伝送されるデータのどれが、データ・シンクとして働く特定の通信装置専用であるかを検出するために、どのような形でも行われる。
【0029】
本発明を、すべての場合に、その情報のすべてをメモリまたは何らかのテーブルに格納する必要があると理解してはならない。その情報の一部が、ある実施形態で不要である可能性があり、あるいは、実行時中に計算することができる。
【0030】
図2の瞬間t0に焦点を合わせると、すべてのチャネルが空いている。ここで、通信装置106が、図1に示されているように通信装置110にデータを送信する必要があると仮定する。したがって、このシナリオでは、通信装置106は、データ・ソースとして働いており、通信装置110は、データ・シンクとして働いている。通信装置106は、以下で、第1接続202を開始する。
【0031】
さらに、通信装置の、占有するチャネルの最大個数が、8であり、その最大ビット・レートが、すべてのチャネルがその最大伝送速度で使用されるほどの大量のデータが伝送機構に入れられるのに十分に高いと仮定する。
【0032】
しかし、本発明のもう1つの態様は、通信装置が発するデータ・ストリームを、必ず、占有されるチャネルがその最大伝送速度で使用される形に変換することである。データ・ストリームのデータ速度と、データ・ストリームの伝送に選択されるチャネルの伝送速度の間に差がある場合に、ルーチンまたはストレージが、その差を補償するために使用される、すなわち、データがバッファリングされる。
【0033】
データ・ストリームのビット・レートが、単一のチャネルの伝送速度より低い場合であっても、データ・ストリームは、バッファリングされ、伝送は、十分なデータが格納された時にのみ開始される。この場合には、もちろん、バッファリングによって引き起こされる遅延が、各々の応用例にとってクリティカルな時間を超えないことを考慮に入れなければならない。
【0034】
反対に、データ・ストリームのビット・レートが、占有されるチャネルの伝送速度の合計より高い場合には、より低いビット・レートをデータ・ソースに要求するか、データをバッファリングする。
【0035】
決定処理を引き続いて述べると、すべてのチャネルが使用可能なので、第1接続202は、すべてのチャネルを占有することができる。以下では、伝送されるデータ・ストリームが、チャネルのサブセットを介する同時伝送を可能にするフォーマットに変換される。前述の通り、変換は、チャネルの各々の最大伝送速度特性を利用できるようにする形で実行される。
【0036】
決定されたチャネルの制御を得た後に、変換されたデータ・ストリームが、チャネルのサブセットを介して同時に伝送される。
【0037】
本発明の一実施形態では、データ・ストリームの変換に、データ・ストリームの情報を含むデータ・パケットの作成が含まれる。パケット伝送の長所は、伝送に使用可能な異なる数のチャネルにまたがってパケットを分配するのが簡単であることである。
【0038】
本発明によれば、伝送自体は、既知のネットワーク・プロトコルを使用して実行することができる。
【0039】
図2の瞬間t1に、上の占有の結果が示されている。すべてのチャネルCH1からCH8が、第1接続202によって占有される。長方形の輪郭の中の矢印によって示されるように、第1接続202は、8ビットPIO(並列入出力)単一方向データ接続である。第1接続202を介するデータの伝送が行われている間に、第2接続204を確立する必要が生じる。
【0040】
チャネルの進行中の監視によって、すべてのチャネルが使用中であることが検出される。現在チャネルを介して伝送される情報の優先順位が、第2接続204を介する送信を試みる通信装置に割り当てられた優先順位より低いと仮定する。具体的に言うと、優先順位の比較が、第2接続204のために、現在第1接続202によって使用されているチャネルのうちの2つを解放しなければならないという結果に至る。これは、第2接続204を介して伝送されるデータ・ストリームが、2つのチャネルCH1およびCH2を介する同時伝送を可能にするフォーマットに変換されることを意味する。このデータの伝送は、2つのチャネルCH1およびCH2の制御を得た後に開始される。第2接続の確立という見地では、第1接続202の最初の構成と同一のステップが実行される。
【0041】
第2接続204によって引き継がれる2つのチャネルCH1およびCH2は、第1接続202のためにはこれ以上使用可能ではないので、第1接続202を介する正しいデータ伝送を保証するために、追加のステップが実行される。チャネルCH1およびCH2が伝送中に使用不能になったので、変換されたデータ・ストリームが、チャネルの減らされたサブセットCH3からCH8の間で再分配される。
【0042】
図2の瞬間t2に、伝送機構の再編成またはチャネルの新しい占有の結果が示されている。第1接続202は、現在、チャネルCH3からCH8を使用し、第2接続204は、チャネルCH1およびCH2を使用する。矢印によって示されるように、第1接続202が、6ビットPID単一方向接続に変化し、第2接続204が、2ビットPID単一方向接続として確立されている。
【0043】
図2の瞬間t3に移ると、第3接続206が確立されており、やはり、前に第1接続202によって使用されていた2つのチャネルCH3およびCH4を制御している。この場合には、矢印によって示されるように、第3接続は、両方向でデータを同時に伝送する直列全二重接続である。やはり、前に第1接続202の6ビットPID接続を介して伝送されたデータ・ストリームが、再分配されて、チャネルCH5からCH8を含む、瞬間t3に確立される4ビットPID接続を介する伝送が可能にされる。
【0044】
接続がこれ以上不要であり、チャネルが解放される時に、新しいシナリオが発生する。第3接続206を介するデータ伝送が、完了し、チャネルCH3およびCH4が、もう一度使用可能になると仮定する。即座に、やはり通信装置またはチャネルの特性に依存して、既存の接続の1つが、解放されたチャネルCH3およびCH4の制御を得る。図2に示された例では、解放されたチャネルCH3およびCH4を、第1接続202が得る。すべての使用可能なチャネルを効率的に使用するために、再分配がもう一度実行される。前に4つのチャネルCH5からCH8を介して伝送されたデータ・ストリームは、2つの追加チャネルCH3およびCH4が使用可能になるので、チャネルの拡張されたサブセットCH3からCH8の間で再分配される。
【0045】
その再編成の結果が、図2の瞬間t4に示されており、これは、t2の状態と同等である。
【0046】
本発明を、全般的にネットワークと共に使用されるものとして説明するが、本発明は、ネットワーク・セグメントまたはデータ・バスにも使用できることが好ましい。ネットワーク・セグメントは、ネットワークのうちで、すべてのメッセージ・トラフィックがすべての通信装置に共通する部分を指す。これは、メッセージが、ある通信装置からセグメントにブロードキャストされ、他のすべての通信装置によって受信されることを意味する。一般に、これは、データ・バスにも適用される。
【0047】
すべての通信装置が、ネットワーク・セグメントまたはバス内の伝送機構を形成する同一の物理媒体を共用するので、衝突検出またはなんらかの他のプロトコルを使用して、他の通信装置からの干渉なしでメッセージが伝送されたかどうかを判定する。衝突が検出される場合には、データを再送信しなければならない。再送信アルゴリズムでは、2つのノードのデータが繰り返して衝突する可能性を最小にすることを試みなければならない。
【0048】
たとえば、イーサネット(R)で使用されるCSMA/CD(キャリア・センス多重アクセス/衝突検出)プロトコルを、本発明と共に使用することができる。さらに、トークン・リングすなわち、メッセージの伝送の衝突が回避されるコンピュータ・ローカル・エリア・ネットワーク・アービトレーション方式、またはトークン・バスすなわち、トークン・リングであるかのようにバス・トポロジ・ネットワークへのアクセスを調停するネットワーキング・プロトコルを、データの実際の伝送に使用することができる。本発明の通信制御の方法を、広範囲の既知のネットワーク・プロトコルと共に有利に使用することができることを理解されたい。
【0049】
しかし、上で説明した本発明による手順は、ネットワーク、ネットワーク・セグメント、およびバス上の任意の数のチャネルおよび接続にも適用されることを理解されたい。
【0050】
本発明の1つの主要な長所は、伝送されるデータがある限り、すべての単一チャネルの最大帯域幅または伝送速度が使用されることである。もちろん、伝送されるデータがない場合には、伝送機構は全く使用されない。したがって、伝送されるデータがある場合に、伝送される各々のデータ・ストリームがより低いトランスポート容量を必要とする場合であっても、全体的な伝送機構の帯域幅が完全に利用される。標準的なバス管理技法またはネットワーク管理技法と比較して、本発明によって教示される原理を用いると、バスまたはネットワークの提供される帯域幅を非常に効率的に利用することができる。この主要な属性は、所与の時のデータ・トランスポート容量のより高い統計的な使用可能性につながり、ターゲットの応用例に応じて、より低いパフォーマンスを使用することができるようになる。したがって、この特徴は、より低いコストのバスおよびネットワーク媒体につながる。
【0051】
もう1つの長所は、本発明が、あるプロトコルまたはメッセージ・フレーム・フォーマットに制限されないことである。すべての主要なデータ・トランスポート・プロトコルおよびデータ転送に付随するものをサポートする、本発明による方法または装置を実施することができる。さらに、この原理は、複数のトランスポート・チャネルを特徴とするすべてのバス・システムおよびネットワークをサポートしている。この原理は、ベース・バンド・バスまたはネットワークに関してならびに複数の変調されるネットワーク内で、実施することができる。すべての接続タイプ、動作タイプ、伝送変形、伝送制御タイプを、本発明の原理によってサポートすることができる。
【0052】
図3に、本発明による通信制御装置300の実施形態を示す高水準ブロック図を示す。通信制御装置300は、通信装置302と伝送機構304の間に配置され、伝送機構304は、複数のチャネル306から314に細分される。通信装置302は、任意の入出力装置、データ・ソース、またはデータ・シンク、たとえばプロセッサまたはコントローラの入出力ポート、ADC(アナログ・ディジタル変換器)またはDSP(ディジタル信号プロセッサ)の出力とすることができる。伝送機構304は、複数のチャネルに細分できるすべてのタイプのネットワーク、バス・システム、または通信回線とすることができ、したがって、たとえば、任意のタイプの多重化に適する任意の通信回線とすることができる。
【0053】
伝送機構304は、やはり、物理層316とバス媒体318に分割され、複数のチャネル306から314を提供する。複数のチャネル306から314は、別々の物理回線として実施される必要はないが、たとえば、複数のチャネルをサポートできる単一の物理回線によって形成することができる。物理層316は、通信制御装置300の各々のデータ出力を、通信制御装置300と一緒に使用されるバス媒体318に適する信号形態に変換する。
【0054】
図4を参照すると、本発明による通信制御装置400を示す高水準ブロック図が示されている。図からわかるように、通信制御装置400には、バス・アクセス・コントローラ402が含まれる。バス・アクセス・コントローラ402は、要求がサービスされる順序を制御するアービトレーション・コントローラとしても機能する。たとえば、先着順サービスまたは最短ジョブ最優先もしくは任意の優先順位駆動方式である。したがって、バス・アクセス・コントローラ402には、アービトレーション処理を制御するシーケンサおよび状態機械が含まれる。バス・アクセス・コントローラ402は、通信制御装置400の他のすべての機能部分に相互接続される。
【0055】
まず、バス・アクセス・コントローラ402は、ファームウェア・ストレージ404に相互接続される。ファームウェアは、読取専用メモリ(ROM)またはプログラマブルROM(PROM)に格納されたソフトウェアを指す。ファームウェア・ストレージ404に格納されたファームウェアは、バス・アクセス・コントローラ402が初めて電源を投入された時の挙動とその後の動作の責任を負う。ランタイム中に情報を格納できるようにするために、バス・アクセス・コントローラ402は、動的チャネル状態RAM406(ランダム・アクセス・メモリ)に相互接続される。
【0056】
もう1つの相互接続が、構成レジスタ408(CR)に対して確立され、構成レジスタ408自体は、並列コントローラ410に接続される。しかし、構成レジスタ408内に、複数のレジスタを設けることができる。構成レジスタ408は、通信制御装置によってアクセスされるネットワークに参加するすべての通信制御装置400に関して同一のビット割当配置を用いて設計される。構成レジスタ408には、各々の通信制御装置400によって形成されるネットワーク・ノードの、すべての主要な仕様データが含まれる。
【0057】
構成レジスタ408のビット割当配置は、システムおよびネットワーク全体の設計段階の時に定義されることが好ましい。通信レジスタ内容の概要を示す例(「アドレスマップ」)を、以下で示す。特定のシステム設計が、サブセットだけまたは追加のステートメントすなわち制御データを必要とする場合があることが一般に承認されている。
CRアドレスマップ
(1)帯域幅割当ステートメント
(a)1からn個のチャネルに関する制限されないチャネル割振り
(b)好ましいチャネル数
(c)必要な最小のチャネル数
(d)特殊なチャネル使用:
単一チャネルまたはn個のチャネルの割振り、
「ビット位置」(たとえば、すべての第5ビット)の定義
(2)特定の通信制御装置ノード割振り優先順位の定義
(a)優先順位なしステートメント
(b)優先順位レベル−nステージ−低から高への優先順位
(3)メッセージ転送待ち時間限度
(a)制限なし
(b)最大待ち時間t1(秒)の定義
(4)バス・アービトレーション遅延
(a)遅延なし、即時アービトレーション
(b)アービトレーション遅延:
秒単位、
クロックサイクル単位、または
PWB(並列書込バッファ)に書き込まれるメッセージ・ビット数単位
(5)メッセージ伝送をイネーブルする前にPWBにロードされる最小バイト数
(6)フレーム制御(FC)データ長コード:フレーム制御フィールドFC(1)およびFC(2)のビット数−(FCで定義されない限り)
(7)緊急バス割振り
(a)即時転送または特定の遅延
(b)肯定応答ステートメントを無視し(待たず)、即時伝送を開始する
【0058】
バス媒体割振り手順およびバス・アクセス手順を制御し、管理するために、フレーム制御フィールド(FC)を定義する。フレーム制御フィールド(FC)は、通信制御装置400のために特に定義されたデータ・フィールドであり、伝送される実際のメッセージ・フレームにヘッダとして付加されることが好ましい。FCデータ・フィールドは、バス・アクセスおよびメッセージ伝送を開始するのに必要な手持ちの情報を供給し、その一方で、メッセージ伝送の成功を示す肯定応答情報と、前に割り振られたバス媒体チャネル(またはタイム・スライスあるいはその両方)を解放する再編成データとを提供する。
【0059】
構成レジスタの設計に似て、フレーム制御フィールドのビット割当は、全体的なシステムおよびネットワークの設計段階の時に有利に定義される。必要なフレーム制御フィールド・ビット割当を記述する例を、以下で例示的に提供する。しかし、特定のシステム設計が、サブセットだけもしくは追加のステートメントまたはデータ・フィールドを必要とする場合があることを理解されたい。
FCフィールド・アドレスマップ(付加されるメッセージ・フレーム・ヘッダ)
(1)FCフィールド・メッセージ・フレーム・ヘッダ識別子
(2)バス/チャネル割振り状況(要求)ブロードキャスト
(a)割り振り要求時に更新される
(b)「メッセージ伝送が成功し完了」時に更新される(チャネルを解放する)
(3)バス再編成/チャネル転置の前の実行でのすべての(同時)メッセージ転送タスクによって受信成功したビット数を示す、アクティブ・メッセージ伝送状況。
(4)FCデータ長コード:FC(1)およびFC(2)のビット数−(CRで定義されない限り)
任意選択のデータ(tbd。システム設計によって、「組み込まれた」メッセージ自体の一部とすることができる)。
(5)宛先アドレス
(6)ソース・アドレス
(7)伝送されるバイト数/フレーム数
(8)CRC(巡回冗長検査)コード
(9)制御ビット
(10)その他
【0060】
もう一度図4に焦点を合わせると、構成レジスタ408だけではなく、バス・アクセス・コントローラ402も、並列コントローラ410に相互接続される。この相互接続信号線アクセスを介して、読取制御信号および書込制御信号が伝送される。並列コントローラ410には、CPU(中央処理装置)PIO(並列入出力)アダプタ412、並列書込バッファ414(PWB)、および並列読取バッファ(PRB)416が含まれる。
【0061】
CPU PIOアダプタは、通信装置(図示せず)に接続される複数のデータ線を備え、これによって、通信装置を、任意の入出力装置、データ・ソース、またはデータ・シンク、たとえば、プロセッサ、CPU、またはコントローラの入出力ポート、ADC(アナログ・ディジタル変換器)またはDSP(ディジタル信号プロセッサ)の出力によって形成することができる。設けられるデータ信号線は、データ信号、読取/書込信号、割込み信号、および状況インジケータ信号を伝送することができる。
【0062】
PWB414およびPRB416の両方が、バス・チャネル制御418に接続される。図4に示された実施形態では、バス・チャネル制御418が、マルチプレクサ(MPX)およびデマルチプレクサ(DEMPX)すなわち、複数のデータ・ソースが共通の伝送媒体を共用でき、各データ・ソースがそれ自体の独立のチャネルを有するようにする機能ユニットとして実現される。PWB414は、CPU PIOアダプタ412から来るデータをバス・チャネル制御418に書き込み、PRB416は、バス・チャネル制御418から来るデータを読み取り、CPU PIOアダプタ412に伝送する。しかし、バス・チャネル制御418は、やはり、各々のデータ信号線を介してバス・アクセス・コントローラ402によって制御される。
【0063】
バス・チャネル制御418から、データが、両方向の直列読取/書込バッファ(SRWB)420に入り、SRWB420には、n個の先入れ先出し(FIFO)データ・キューF1からFnが含まれ、このnは、1を超える整数である。SRWB420は、データを多重化装置422に転送し、ここで、データが、最終的にn個のデータ・チャネルP1からPnを含む物理層424に到達し、このnは、やはり、1を超える整数である。SRWB420、多重化装置422、および物理層424のすべてが、バス・アクセス・コントローラ402によって制御される。その代わりに、SRWB420は、バス・アクセス・コントローラ402に状況情報を与える。
【0064】
さらに、図4には、通信制御装置400内でデータ幅が変化するところが示されている。ブロック図の左側のCPUデータ幅426から始めて、CPUまたは各々の装置(図示せず)との通信が行われる。並列コントローラ410内では、データ幅が、通信制御装置400によって提供される内部データ幅428に固定される。内部データ幅428は、並列コントローラ410とバス・チャネル制御418の間で、可変データ幅430に変化する。
【0065】
さらに、並列データ処理および直列データ処理が行われるところが示されている。並列コントローラ410は、CPU(図示せず)から受け取ったデータを並列432に計算するが、SRWB420からは、データが直列434に処理される。
【0066】
次に、図5を参照すると、本発明に従って、通信制御装置(BMC)に接続されたCPUインターフェースと通信する制御シーケンスを示す高水準論理流れ図が示されている。しかし、図5および以下の図6から8では、書込アクセスだけが示されている、すなわち、データが、通信装置から本発明による通信制御装置(BMC)を介して伝送機構に伝送される。読取アクセスの処理は、反対の形で動作する。図を明瞭にするために、処理全体が、図5から8に分散されており、大文字のAからFおよびXが、単一の流れ図の間の接続を示すことに留意されたい。
【0067】
この処理は、ブロック502によって示されるメッセージ転送要求を送ることによって、CPUインターフェース500によって開始され、その後、処理はブロック504に進む。ブロック504は、データ・バスが空である、すなわち、要求元メッセージ転送処理によって占有されるのに使用可能であるか否かの判定を示す。
【0068】
そうでない場合には、処理はブロック506に進む。ブロック506は、動作の流れの分岐を示す。一方では、待機信号508がブロック510に渡され、通信制御装置(BMC)の状況がCPUインターフェース500に示される。もう一方では、処理がブロック512に進む。ブロック512は、通信制御装置(BMC)が、既にセット・アップされているか否か、すなわち、通常動作の状態であるか否かの判定を示し、そうである場合には、処理はブロック510に進み、各々の信号514によって作動可能として状況が示される。
【0069】
さらにブロック512を参照すると、通信制御装置(BMC)が、正しくセット・アップされていないかエラー状態である場合に、処理はブロック516に進む。ブロック516は、通信制御装置(BMC)のリセットを示す。通信制御装置(BMC)を成功裡にリセットした後に、作動可能信号514をブロック510に送り、通信制御装置(BMC)の状況を示す。
【0070】
ブロック510に焦点を合わせると、ブロック510は、処理フローまたは信号のもう2つのエントリ・ポイントを有する。第1に、起点が図6内にある、ブロック520の接続点Xに入る完了信号である。第2に、ブロック524の接続点F(図6と比較されたい)に入る信号522である。信号522は、並列書込バッファ(PWB)が作動可能になるまで通信制御装置(BMC)が待つことを示す。これは、ポーリングの形または割込み駆動の方法を介して、作動可能信号を待つことによって実現することができる。しかし、ハンドシェーク手順を実施して、並列書込バッファ(PWB)が実際に作動可能になるまで処理が継続されないようにする。ブロック510から、通信制御装置(BMC)の状況に依存して、異なるメッセージがCPUインターフェース500に渡されつつある。
【0071】
ブロック504に戻って、少なくとも1つのバスが使用可能である場合には、処理はブロック530に進む。ブロック530は、ブロック504の判定の肯定の結果と、CPUインターフェース500から来るデータ・ストローブ信号532の発生との間の論理「AND」を示す。したがって、そのような前提条件の両方が満たされる時に限って、処理は、図6に示されたブロック600の接続子Aにつながるブロック534の接続子Aに進む。
【0072】
図6を参照すると、本発明による通信制御装置(BMC)に接続されたCPUインターフェースとの通信の制御シーケンスを示す高水準論理流れ図のもう1つの部分、特に、データ伝送の制御シーケンスを示す高水準論理流れ図が示されている。
【0073】
ブロック600のエントリ・ポイントAから始めて、処理は、図5に示されたブロック530を通過した場合に、図6に示されたブロック602に達する。ブロック602は、CPUから通信制御装置(BMC)に送られるデータが正しく伝送されることを保証するメッセージCPU/通信制御装置(BMC)ハンドシェーク手順を示す。言い換えると、CPUインターフェース(図5の符号500と比較されたい)からのデータの伝送中に行われる、CPUインターフェースと通信制御装置(BMC)の間の通信のプロトコルが定義される。破線は、待機信号604を示す。待機信号604は、CPUインターフェースと通信制御装置の間のプロトコルまたはハンドシェーク手順が、情報伝送の時間全体にわたって継続することを示すことが意図されている。
【0074】
ブロック602の後に、処理は、もう一度分岐して、ブロック606および608に同時に達する。ブロック606は、CPUインターフェース500(図5)によって送られたデータの、並列書込バッファでの蓄積を示し、ブロック608は、本発明による通信制御装置に含まれるアービトレーション遅延タイマ(図示せず)の初期化および始動を示す。
【0075】
ブロック606の後に、処理は、ブロック610および612に同時に達する。ブロック610は、並列書込バッファが満杯であるか否か、すなわち、すべてのバッファ・メモリが使用されているか否かの判定を示す。そうである場合には、処理は、並列書込バッファ(PWB)がもう一度作動可能になるまで待機する。これは、破線に沿ってブロック602に渡される待機信号604によって、およびブロック616の接続子Fによって示されるように図5のブロック510に伝送される信号614(図5の符号522)によって示される。並列書込バッファにスペースが残っている場合には、処理は、反復的な形でブロック610からブロック606に戻って、上で説明した並列書込バッファ(PWB)へのデータの蓄積を継続する。
【0076】
ブロック612をもう一度参照すると、処理は、並列書込バッファ(PWB)に蓄積されたデータのビット・カウントが指定された量に達した場合に限って、ここからブロック618に進む。ブロック618は、ブロック612の比較の肯定の結果と、ブロック620の接続子C(図7と比較されたい)から来る処理の出現との間の論理「AND」を示す。言い換えると、そのような前提条件の両方が満たされる時に限って、処理がブロック622に進む。処理は、ブロック624の接続子E(図8と比較されたい)を介してもブロック622に達する。
【0077】
ブロック622を参照すると、ブロック622は、メッセージ・フレームの伝送を示す。伝送は、メッセージ・フレームの伝送が完了するまで継続される。メッセージ・フレーム全体が送信されたか否かの判定を示すブロック626に示されているように、処理は、伝送がまだ進行中である場合に、反復的な形でブロック622に戻る。伝送が完了した場合には、処理は、ブロック628の接続子Xに進み、図5の通信制御装置状況のブロック510に完了信号を送る。
【0078】
メッセージ・フレームの伝送と同時に、通信制御装置が、ブロック630に示されているように、伝送再編成要求が発生するか否かを監視している。そのような要求が発生する場合に限って、処理は、両方が図8に示されている、ブロック800にブロック802を介してつながるブロック632の接続子Dに継続する。それと同時に、メッセージ・フレームの伝送が、すべてのバス・チャネルが再割り当てされるまで停止される。これは、ブロック622に戻る転送停止信号634を返す破線によって示される。言い換えると、フレーム伝送処理は、接続子Eを待つ、すなわち、伝送は、伝送再編成要求によって開始された処理がブロック622にリターンするまで、中断される。
【0079】
アービトレーション遅延タイマ(図示せず)の初期化および始動を示すブロック608に戻ると、処理は、ブロック608からブロック636に継続される。ブロック636は、アービトレーション遅延時間が経過したか否かの判定を示す。そうである場合には、処理は、図7に示されたブロック700の接続子Bにつながるブロック638の接続子Bに進む。アービトレーション時間が経過していない場合すなわち、タイマが0に達していない場合には、タイマを減分またはカウント・ダウンし、処理は、反復的な形でブロック608に戻る。
【0080】
図7を参照すると、本発明による通信制御装置(BMC)に接続されたCPUインターフェースとの通信の制御シーケンスを示す高水準流れ図の継続、特に、バス使用に関する制御シーケンスを示す高水準論理流れ図が示されている。ブロック700の接続子Bから始めて、処理は、使用されるネットワーク・アービトレーション・プロトコルに応じて、ブロック702またはブロック704のいずれかに達する。キャリア・センス多重アクセス/衝突検出(CSMA/CD)プロトコルが使用される場合には、処理はブロック702に進み、そうではなく、キャリア・センス多重アクセス/衝突回避(CSMA/CA)などの決定論的アービトレーション・プロトコルが使用される場合には、処理はブロック704に達する。
【0081】
アービトレーションの成功およびバスへのアクセスの取得の後に、処理フローは、上で説明したように使用されるアービトレーション・プロトコルに応じてブロック702またはブロック704のいずれかからブロック706に達する。ブロック706は、上で詳細に説明したフレーム制御フィールドFC(1)の伝送を示す。フレーム制御フィールドFC(1)には、メッセージ・フレーム・ヘッダ識別子が含まれる。次に、処理は、バスが空いているか否かの判定を示すブロック708に進む。そうである場合には、ブロック710、712、および714によって示される3つのタスクが、同時に行われる。ここで、ブロック701は、チャネル割振りレジスタの更新を示し、ブロック712は、バス・チャネル転送レジスタのセットアップまたは編成を示し、ブロック714は、好ましいバス割振りを有するフレーム制御フィールド・データの伝送または新しいバス割当てのブロードキャストを示す。
【0082】
逆に、バスのどれもが占有に使用可能でない場合には、ブロック716、718、および720に示されたタスクが実行される。ここで、ブロック716は、フレーム制御フィールド(FC)データの伝送、アクティブ伝送の置換、および新しいバス割当てのブロードキャストを示す。ブロック718は、バス・チャネル転送レジスタのセットアップまたは編成を示し、ブロック720は、チャネル割振りレジスタの更新を示す。その後、処理は、ブロック716からブロック722に進む。ブロック722は、フレーム制御フィールドFC(3)状況すなわちアクティブ・メッセージ伝送状況の受け取りを待ち、バス再編成またはチャネル転置の前に実行中のすべての同時メッセージ転送タスクによって成功裡に受信されたビット数を示す処理を示す。
【0083】
以下では、ブロック714および722からの動作のフローが、論理「OR」を示すブロック724で一緒になる、すなわち、処理が、ブロック714とブロック722のどちらから来る場合でも継続される。その後、処理は、反復的な形で、ブロック724の接続子Cを介し、ブロック618へのブロック620(どちらモズ6に図示)の接続子Cを介してリターンする。
【0084】
最後に、図8を参照すると、CPUインターフェースとの通信の制御シーケンスを示す高水準流れ図のもう1つの部分が示されており、特に、アクティブ伝送の置換の制御シーケンスを示す高水準論理流れ図が示されている。処理は、バスがフレーム制御フィールドFC(1)すなわち、フレーム制御フィールド・メッセージ・ヘッダ識別子に従って初期化されつつある場合に限って、ブロック800から進む。
【0085】
その後、ブロック804、806、および808によって示される、3つのタスクが同時に実行される。ブロック804は、フレーム制御フィールド・データFCの受取、アクティブ伝送の転置、および新しいバス割当てのブロードキャストを示す。ブロック806は、上で説明した、フレーム制御フィールドFC(3)に従う転送レジスタの再初期化を示す。さらに、ブロック808は、チャネル割振り状態レジスタの更新を示す。
【0086】
そのような作業を終えた後に、処理は、ブロック806から、バス・チャネル転送レジスタのセットアップおよび編成を示すブロック810に進む。これには、成功裡に伝送されたデータ・ビットの数に従うバス・チャネル転送レジスタの再割当てまたはロードと、各々のデータの再ロードが含まれる。
【0087】
次に、処理は、ブロック814の接続子Eを介し、どちらも図6に示されているブロック624を介してブロック622に転送されるメッセージ伝送の再トリガを示すブロック812に進む。
【0088】
本発明は、ハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組合せで実現することができる。すべての種類のコンピュータ・システム(または本明細書で説明した方法を実行するように適合された他の装置)が、適する。ハードウェアとソフトウェアの通常の組合せは、ロードされ実行される時にコンピュータ・システムが本明細書に記載の方法を実行するようにコンピュータ・システムを制御するコンピュータ・プログラムを伴う汎用コンピュータ・システムとすることができる。本発明は、本明細書に記載の方法の実施形態を可能にする特徴のすべてを含み、コンピュータ・システムにロードされた時にこれらの方法を実行することができる、コンピュータ・プログラム製品に組み込むこともできる。
【0089】
この文脈でのコンピュータ・プログラム手段またはコンピュータ・プログラムは、情報処理能力を有するシステムに、直接にまたは、a)別の言語、コード、または表記への変換、あるいはb)異なる材料での再生のいずれかまたは両方の後のいずれかに特定の機能を実行させることを意図された命令の組の、任意の言語、コード、または表記での、すべての表現を意味する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による通信制御の方法または装置と共に使用されるネットワークの一部を示す高水準ブロック図である。
【図2】 本発明による、経時的なチャネル占有の例示的過程を示す図である
【図3】 本発明による通信制御装置の実施形態を示す高水準ブロック図である。
【図4】 本発明による通信制御装置を示す高水準ブロック図である。
【図5】 CPUインターフェースと通信する制御シーケンスを示す高水準論理流れ図である。
【図6】 データ伝送の制御シーケンスを示す高水準論理流れ図である。
【図7】 バス使用の制御シーケンスを示す高水準論理流れ図である。
【図8】 アクティブ伝送の転置の制御シーケンスを示す高水準論理流れ図である。
Claims (5)
- データ・ソース(102〜112のいずれか)と、複数のチャネル(116〜120)に細分される伝送機構(114)とを有するネットワーク(100)の通信制御方法であって、
前記データ・ソースが占有することができる前記複数のチャネル(116〜120)のサブセットを決定するステップと、
前記データ・ソースから発するデータ・ストリームを、チャネルの前記サブセットを介する同時伝送を可能にするフォーマットに変換するステップと、
チャネルの前記サブセットを介して前記変換されたデータ・ストリームを同時に伝送するステップと含み、
前記決定するステップが、前記複数のチャネルの状態を検査して空きチャネルを見つけることと、前記データ・ソースに関する情報、特に占有されるチャネルの最大個数、前記伝送機構を介するデータの送出のデータ・ソースの優先順位、および前記データ・ソースが前記ネットワークに入れることができる最大ビット・レートを保持し且つ前記伝送機構に関する情報、特にチャネルの総数および各チャネルの最大伝送速度を保持するテーブルを検索することにより、使用中のチャネルを介して現在伝送されている情報の優先順位を検査することと、現在伝送されている情報の前記優先順位がより低い優先順位を有する場合に、データを伝送するための制御を奪うために前記使用中のチャネルの1つまたは複数を選択することとを含み、
前記変換するステップが、前記チャネルの各々の最大伝送速度特性を利用することを可能にする形で実行される、通信制御方法。 - 前記変換されたデータ・ストリームの伝送中に、チャネルの前記サブセットの1つまたは複数のチャネルが使用不能になる場合に、チャネルの減らされたサブセットの間で前記変換されたデータ・ストリームを再分配するステップをさらに含む、請求項1に記載の通信制御方法。
- 前記変換されたデータ・ストリームの伝送中に、1つまたは複数の追加チャネルが使用可能になる場合に、チャネルの拡張されたサブセットの間で前記変換されたデータ・ストリームを再分配するステップをさらに含む、請求項1に記載の通信制御方法。
- 前記変換するステップが、前記データ・ストリームのバッファリングを含む、請求項1に記載の通信制御方法。
- 前記変換するステップが、前記データ・ストリームの情報を保持するデータ・パケットを作成することを含む、請求項1に記載の通信制御方法。
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