JPH11220343A - 高周波電力増幅器 - Google Patents
高周波電力増幅器Info
- Publication number
- JPH11220343A JPH11220343A JP10033775A JP3377598A JPH11220343A JP H11220343 A JPH11220343 A JP H11220343A JP 10033775 A JP10033775 A JP 10033775A JP 3377598 A JP3377598 A JP 3377598A JP H11220343 A JPH11220343 A JP H11220343A
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- JP
- Japan
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- circuit
- output
- inductor
- harmonic
- power
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 2倍波処理回路による出力電力及び電力付加
効率の向上を最大限に引き出す。 【解決手段】 基本波周波数の2倍の周波数で短絡とな
る2倍波処理回路9を備えた出力整合回路7と、増幅出
力用FET1の出力端子とをリードインダクタ6を介し
て接続する電力増幅器で、インダクタ14とキャパシタ
15を直列接続した2倍波共振回路16を上記リードイ
ンダクタ6に並列接続する。これによれば、上記2倍波
共振回路16により2倍波に対するインピーダンスが0
となり、リードインダク6のインダクタンス値に拘わら
ず、上記FET1のドレインから出力整合回路7を見た
負荷状態は、2倍波に関して短絡となるので、2倍波処
理回路9の機能が十分に発揮される。
効率の向上を最大限に引き出す。 【解決手段】 基本波周波数の2倍の周波数で短絡とな
る2倍波処理回路9を備えた出力整合回路7と、増幅出
力用FET1の出力端子とをリードインダクタ6を介し
て接続する電力増幅器で、インダクタ14とキャパシタ
15を直列接続した2倍波共振回路16を上記リードイ
ンダクタ6に並列接続する。これによれば、上記2倍波
共振回路16により2倍波に対するインピーダンスが0
となり、リードインダク6のインダクタンス値に拘わら
ず、上記FET1のドレインから出力整合回路7を見た
負荷状態は、2倍波に関して短絡となるので、2倍波処
理回路9の機能が十分に発揮される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高周波電力増幅器、
特に2倍波処理回路の効果を高めることにより出力電力
及び電力付加効率の向上を可能にした電力増幅器の構成
に関する。
特に2倍波処理回路の効果を高めることにより出力電力
及び電力付加効率の向上を可能にした電力増幅器の構成
に関する。
【0002】
【従来の技術】図4には、従来の高周波電力増幅器の回
路図が示されており、これは増幅用トランジスタとして
電界効果トランジスタ(FET)を用い、2倍波処理回
路として基本波において4分の1波長の線路長となるシ
ョートスタブを用いた例である。
路図が示されており、これは増幅用トランジスタとして
電界効果トランジスタ(FET)を用い、2倍波処理回
路として基本波において4分の1波長の線路長となるシ
ョートスタブを用いた例である。
【0003】図4において、増幅用のFET1はそのソ
ース(S)が接地され、ゲート(G)が入力整合回路2
に接続され、この入力整合回路2に直流防止キャパシタ
3を介して入力端子4が接続される。このFET1のゲ
ートには、チョークコイル5を介してゲート電圧Vggが
給電される。また、このFET1のドレイン(D)に
は、リードインダクタ6を介して出力整合回路7が接続
されており、このリードインダクタ6は、ドレイン端子
と出力整合回路7を接続するリード線或いはボンデイン
グワイヤ等が持つ寄生インダクタンス成分であり、この
種の回路には例外なく存在するものである。
ース(S)が接地され、ゲート(G)が入力整合回路2
に接続され、この入力整合回路2に直流防止キャパシタ
3を介して入力端子4が接続される。このFET1のゲ
ートには、チョークコイル5を介してゲート電圧Vggが
給電される。また、このFET1のドレイン(D)に
は、リードインダクタ6を介して出力整合回路7が接続
されており、このリードインダクタ6は、ドレイン端子
と出力整合回路7を接続するリード線或いはボンデイン
グワイヤ等が持つ寄生インダクタンス成分であり、この
種の回路には例外なく存在するものである。
【0004】上記出力整合回路7内には、基本波整合回
路8と2倍波処理回路9が設けられており、上記の基本
波整合回路8は上記リードインダクタ6を介してFET
1のドレインから見たインピーダンスが基本波に対して
最適な整合条件となるように設計される。上記2倍波処
理回路9は、上記のリードインダクタ6と基本波整合回
路8との間に並列に接続されており、高調波である2倍
波の出力を抑圧するために、基本周波数において4分の
1波長の線路長のショートスタブ9Aを含んで構成され
る。
路8と2倍波処理回路9が設けられており、上記の基本
波整合回路8は上記リードインダクタ6を介してFET
1のドレインから見たインピーダンスが基本波に対して
最適な整合条件となるように設計される。上記2倍波処
理回路9は、上記のリードインダクタ6と基本波整合回
路8との間に並列に接続されており、高調波である2倍
波の出力を抑圧するために、基本周波数において4分の
1波長の線路長のショートスタブ9Aを含んで構成され
る。
【0005】また、この出力整合回路7は、直流防止キ
ャパシタ10を介して出力端子11に接続される。そし
て、このFET1のドレインには、チョークコイル12
及び上記リードインダクタ6を介してドレイン電圧Vdd
が供給される。
ャパシタ10を介して出力端子11に接続される。そし
て、このFET1のドレインには、チョークコイル12
及び上記リードインダクタ6を介してドレイン電圧Vdd
が供給される。
【0006】このような高周波電力増幅器によれば、出
力電力及び電力付加効率の向上を図ることができる。即
ち、増幅電力が大きくなるに従い高調波電力成分、特に
2倍波の増加が顕著になり、増幅器の電力付加効率に対
して悪影響を及ぼすことになる。しかし、上記の2倍波
処理回路9のインピーダンスは基本周波数に対して無限
大、2倍波に対しては0となる。従って、上記リードイ
ンダクタ6のインダクタンスが0乃至無視できる値であ
れば、上記FET1のドレインから出力整合回路7を見
た負荷状態は、基本波に対して最適整合、2倍波に対し
ては短絡となる。この結果、2倍波出力が抑制され、基
本波における出力電力、電力付加効率が向上することに
なる。
力電力及び電力付加効率の向上を図ることができる。即
ち、増幅電力が大きくなるに従い高調波電力成分、特に
2倍波の増加が顕著になり、増幅器の電力付加効率に対
して悪影響を及ぼすことになる。しかし、上記の2倍波
処理回路9のインピーダンスは基本周波数に対して無限
大、2倍波に対しては0となる。従って、上記リードイ
ンダクタ6のインダクタンスが0乃至無視できる値であ
れば、上記FET1のドレインから出力整合回路7を見
た負荷状態は、基本波に対して最適整合、2倍波に対し
ては短絡となる。この結果、2倍波出力が抑制され、基
本波における出力電力、電力付加効率が向上することに
なる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記高
周波電力増幅器においては、上記リードインダクタ6に
無視できないインダクタンス(Ls)が存在するため、
2倍波に対して上記FET1のドレインから見たインピ
ーダンスは0とはならず、この2倍波の抑圧が不十分と
なって出力電圧、電力付加効率の向上が図れないという
問題があった。
周波電力増幅器においては、上記リードインダクタ6に
無視できないインダクタンス(Ls)が存在するため、
2倍波に対して上記FET1のドレインから見たインピ
ーダンスは0とはならず、この2倍波の抑圧が不十分と
なって出力電圧、電力付加効率の向上が図れないという
問題があった。
【0008】図5には、上記図4の回路で、リードイン
ダクタ6のインダクタンスLsを0nH(ナノヘンリ
ー)と仮定したときの出力電力(曲線100)及び電力
付加効率(曲線200)が示され、図6には、同回路図
において上記インダクタンスLsを0.3nHとしたと
きの上記各電力特性(曲線101,201)が示されて
いる。これらの図において、出力電力曲線100と10
1を比較すると、0.3nHのインダクタンスを有する
上記図4の回路では、入力電力が上昇するに伴い出力電
力が低下し、また電力付加効率曲線200と201を比
較すると、入力電力が上昇するに伴い電力付加効率が低
下していることが理解される。
ダクタ6のインダクタンスLsを0nH(ナノヘンリ
ー)と仮定したときの出力電力(曲線100)及び電力
付加効率(曲線200)が示され、図6には、同回路図
において上記インダクタンスLsを0.3nHとしたと
きの上記各電力特性(曲線101,201)が示されて
いる。これらの図において、出力電力曲線100と10
1を比較すると、0.3nHのインダクタンスを有する
上記図4の回路では、入力電力が上昇するに伴い出力電
力が低下し、また電力付加効率曲線200と201を比
較すると、入力電力が上昇するに伴い電力付加効率が低
下していることが理解される。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、2倍波処理回路による出力
電力及び電力付加効率の向上を最大限に引き出すことが
できる高周波電力増幅器を提供することにある。
されたもので、その目的は、2倍波処理回路による出力
電力及び電力付加効率の向上を最大限に引き出すことが
できる高周波電力増幅器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、基本波周波数の2倍の周波
数で短絡となり、2倍波の出力を抑制する2倍波処理回
路を備えた出力整合回路と、この出力整合回路と増幅動
作を行う増幅出力用トランジスタの出力端子とをリード
インダクタを介して接続する高周波電力増幅器におい
て、インダクタとキャパシタを直列接続し、上記2倍波
に対し共振状態となる2倍波共振(直列共振)回路を上
記リードインダクタに並列接続したことを特徴とする。
に、請求項1に係る発明は、基本波周波数の2倍の周波
数で短絡となり、2倍波の出力を抑制する2倍波処理回
路を備えた出力整合回路と、この出力整合回路と増幅動
作を行う増幅出力用トランジスタの出力端子とをリード
インダクタを介して接続する高周波電力増幅器におい
て、インダクタとキャパシタを直列接続し、上記2倍波
に対し共振状態となる2倍波共振(直列共振)回路を上
記リードインダクタに並列接続したことを特徴とする。
【0011】上記の構成によれば、上記の2倍波共振回
路が基本波周波数の2倍の周波数で共振し、2倍波に対
するインピーダンスが0となり、基本波に対しては無限
大となる。従って、リードインダクタのインダクタンス
値に拘わらず、増幅出力用トランジスタのドレインから
出力整合回路を見た負荷状態は、2倍波に関して短絡と
なる。この結果、2倍波処理回路の処理機能が十分に発
揮され、高出力、高電力付加効率を得ることが可能とな
る。
路が基本波周波数の2倍の周波数で共振し、2倍波に対
するインピーダンスが0となり、基本波に対しては無限
大となる。従って、リードインダクタのインダクタンス
値に拘わらず、増幅出力用トランジスタのドレインから
出力整合回路を見た負荷状態は、2倍波に関して短絡と
なる。この結果、2倍波処理回路の処理機能が十分に発
揮され、高出力、高電力付加効率を得ることが可能とな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】図1には、実施形態例に係る高周
波電力増幅器の一例が示されており、この例は、基本的
には図4で示した回路と同様であり、増幅出力用トラン
ジスタとして電界効果トランジスタ(FET)を用い、
2倍波処理回路として基本波の4分の1波長の線路長と
なるショートスタブを用いたものである。
波電力増幅器の一例が示されており、この例は、基本的
には図4で示した回路と同様であり、増幅出力用トラン
ジスタとして電界効果トランジスタ(FET)を用い、
2倍波処理回路として基本波の4分の1波長の線路長と
なるショートスタブを用いたものである。
【0013】図1において、増幅出力用のFET1のソ
ース(S)は接地され、そのゲート(G)には入力整合
回路2及び直流防止キャパシタ3を介して入力端子4が
接続されると共に、チョークコイル5を介してゲート電
圧Vggが給電される。また、このFET1のドレイン
(D)には、リード線或いはボンデイングワイヤ等に存
在するリードインダクタ6を介して出力整合回路7が接
続される。このリードインダクタ6は、リード線或いは
ボンデイングワイヤ等が持つ寄生インダクタンス成分で
ある。
ース(S)は接地され、そのゲート(G)には入力整合
回路2及び直流防止キャパシタ3を介して入力端子4が
接続されると共に、チョークコイル5を介してゲート電
圧Vggが給電される。また、このFET1のドレイン
(D)には、リード線或いはボンデイングワイヤ等に存
在するリードインダクタ6を介して出力整合回路7が接
続される。このリードインダクタ6は、リード線或いは
ボンデイングワイヤ等が持つ寄生インダクタンス成分で
ある。
【0014】上記の出力整合回路7内には、基本波整合
回路8と2倍波処理回路9が設けられており、上記の基
本波整合回路8はFET1のドレインから上記リードイ
ンダクタ6を介して見たインピーダンスが基本波に対し
て最適な整合条件となるように設計される。また上記2
倍波処理回路9は、上記のリードインダクタ6と基本整
合回路8との間に並列に接続され、この2倍波処理回路
9では、基本波の4分の1波長の線路長のショートスタ
ブ9Aを備え、当該処理回路9のインピーダンスが基本
波(周波数)に対して無限大、2倍波(周波数)に対し
て0となるように設定される。
回路8と2倍波処理回路9が設けられており、上記の基
本波整合回路8はFET1のドレインから上記リードイ
ンダクタ6を介して見たインピーダンスが基本波に対し
て最適な整合条件となるように設計される。また上記2
倍波処理回路9は、上記のリードインダクタ6と基本整
合回路8との間に並列に接続され、この2倍波処理回路
9では、基本波の4分の1波長の線路長のショートスタ
ブ9Aを備え、当該処理回路9のインピーダンスが基本
波(周波数)に対して無限大、2倍波(周波数)に対し
て0となるように設定される。
【0015】更に、この出力整合回路7は、直流防止キ
ャパシタ10を介して出力端子11に接続され、上記F
ET1のドレインに対しては、チョークコイル12及び
上記リードインダクタ6を介してドレイン電圧Vddが供
給される。
ャパシタ10を介して出力端子11に接続され、上記F
ET1のドレインに対しては、チョークコイル12及び
上記リードインダクタ6を介してドレイン電圧Vddが供
給される。
【0016】そして、上記リードインダクタ6に対し、
インダクタ14とキャパシタ15を直列接続した2倍波
(直列)共振回路16が並列に接続されており、この2
倍波共振回路16の各素子14,15の値(定数)は基
本波周波数の2倍の周波数で共振するように設定され
る。従って、この2倍波共振回路16によって、2倍波
に対してはリードインダクタ6の部分のインピーダンス
が0となる。
インダクタ14とキャパシタ15を直列接続した2倍波
(直列)共振回路16が並列に接続されており、この2
倍波共振回路16の各素子14,15の値(定数)は基
本波周波数の2倍の周波数で共振するように設定され
る。従って、この2倍波共振回路16によって、2倍波
に対してはリードインダクタ6の部分のインピーダンス
が0となる。
【0017】以上の構成によれば、2倍波に対する2倍
波共振回路16のインピーダンスが0であるから、リー
ドインダクタ6のインピーダンスLsの値に拘わらず、
上記FET1のドレインから出力整合回路7側を見た2
倍波の負荷条件は、短絡となる。一方、基本波において
は、基本波整合回路8がリードインダクタ6を含めて最
適な整合を設定しているので、最適負荷の状態となる。
波共振回路16のインピーダンスが0であるから、リー
ドインダクタ6のインピーダンスLsの値に拘わらず、
上記FET1のドレインから出力整合回路7側を見た2
倍波の負荷条件は、短絡となる。一方、基本波において
は、基本波整合回路8がリードインダクタ6を含めて最
適な整合を設定しているので、最適負荷の状態となる。
【0018】従って、上記出力整合回路7はリードイン
ダクタ6のインダクタンスの影響を受けることなく、2
倍波出力を良好に抑制することができ、高出力、高電力
付加効率を確保することが可能となる。
ダクタ6のインダクタンスの影響を受けることなく、2
倍波出力を良好に抑制することができ、高出力、高電力
付加効率を確保することが可能となる。
【0019】図2には、上記図1の回路で、リードイン
ダクタ6のインダクタンスLsを0nHと仮定したとき
の出力電力(曲線103)及び電力付加効率(曲線20
3)が示され、図3には、同回路図において上記インダ
クタンスLsを0.3nHとしたときの上記各電力特性
(曲線104,204)が示されている。これらのグラ
フによれば、図2の出力電力曲線103に対する図3の
同曲線104の出力の低下、及び図2の電力付加効率曲
線203に対する図3の同曲線204の電力付加効率の
低下は僅かとなっており、上記リードインダクタ6のイ
ンダクタンスLsが0.3nHであっても、0nHと仮
定した状態に近い良好な特性が得られることが理解され
る。
ダクタ6のインダクタンスLsを0nHと仮定したとき
の出力電力(曲線103)及び電力付加効率(曲線20
3)が示され、図3には、同回路図において上記インダ
クタンスLsを0.3nHとしたときの上記各電力特性
(曲線104,204)が示されている。これらのグラ
フによれば、図2の出力電力曲線103に対する図3の
同曲線104の出力の低下、及び図2の電力付加効率曲
線203に対する図3の同曲線204の電力付加効率の
低下は僅かとなっており、上記リードインダクタ6のイ
ンダクタンスLsが0.3nHであっても、0nHと仮
定した状態に近い良好な特性が得られることが理解され
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
2倍波処理回路を備えた出力整合回路と増幅出力用トラ
ンジスタの出力端子とをリードインダクタを介して接続
する構成で、インダクタンスとキャパシタンスを直列接
続した2倍波直列共振回路を上記リードインダクタに並
列接続するようにしたので、リードインダクタの影響を
受けることなく、2倍波処理回路の処理機能を十分に発
揮させた高出力及び高電力付加効率の高周波電力増幅器
を得ることが可能となる。
2倍波処理回路を備えた出力整合回路と増幅出力用トラ
ンジスタの出力端子とをリードインダクタを介して接続
する構成で、インダクタンスとキャパシタンスを直列接
続した2倍波直列共振回路を上記リードインダクタに並
列接続するようにしたので、リードインダクタの影響を
受けることなく、2倍波処理回路の処理機能を十分に発
揮させた高出力及び高電力付加効率の高周波電力増幅器
を得ることが可能となる。
【図1】本発明の実施形態例に係る高周波電力増幅器の
構成を示す回路図である。
構成を示す回路図である。
【図2】図1の高周波電力増幅器において、リードイン
ダクタのインダクタンスを0nHと仮定したときの出力
電力と電力付加効率の特性図である。
ダクタのインダクタンスを0nHと仮定したときの出力
電力と電力付加効率の特性図である。
【図3】図1の高周波電力増幅器において、リードイン
ダクタのインダクタンスを0.3nHとしたときの出力
電力と電力付加効率の特性図である。
ダクタのインダクタンスを0.3nHとしたときの出力
電力と電力付加効率の特性図である。
【図4】従来の高周波電力増幅器の一例を示す回路図で
ある。
ある。
【図5】図4の高周波電力増幅器において、リードイン
ダクタのインダクタンスを0nHと仮定したときの出力
電力と電力付加効率の特性図である。
ダクタのインダクタンスを0nHと仮定したときの出力
電力と電力付加効率の特性図である。
【図6】図4の高周波電力増幅器において、リードイン
ダクタのインダクタンスを0.3nHとしたときの出力
電力と電力付加効率の特性図である。
ダクタのインダクタンスを0.3nHとしたときの出力
電力と電力付加効率の特性図である。
1 … 増幅出力用トランジスタ(FET)、 2 … 入力整合回路、 6 … リードインダクタ、 7 … 出力整合回路、 8 … 基本波整合回路、 9 … 2倍波処理回路、 9A … ショートスタブ、 14 … インダクタ、 15 … キャパシタ、 16 … 2倍波共振回路。
Claims (1)
- 【請求項1】 基本波周波数の2倍の周波数で短絡とな
り、2倍波の出力を抑制する2倍波処理回路を備えた出
力整合回路と、この出力整合回路と増幅動作を行う増幅
出力用トランジスタの出力端子とをリードインダクタを
介して接続する高周波電力増幅器において、 インダクタとキャパシタを直列接続し、上記2倍波に対
し共振状態となる2倍波共振回路を上記リードインダク
タに並列接続したことを特徴とする高周波電力増幅器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10033775A JPH11220343A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 高周波電力増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10033775A JPH11220343A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 高周波電力増幅器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11220343A true JPH11220343A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12395836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10033775A Pending JPH11220343A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 高周波電力増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11220343A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100841119B1 (ko) | 2005-07-26 | 2008-06-24 | 인피니언 테크놀로지스 아게 | 반도체 전력 디바이스 및 광대역 고주파 (rf) 신호증폭기 |
JP2008544612A (ja) * | 2005-06-16 | 2008-12-04 | エプコス アクチエンゲゼルシャフト | 増幅器を備えた低損失電気コンポーネント |
US7636017B2 (en) | 2007-10-11 | 2009-12-22 | Mitsubishi Electric Corporation | High-frequency power amplifier |
-
1998
- 1998-01-30 JP JP10033775A patent/JPH11220343A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008544612A (ja) * | 2005-06-16 | 2008-12-04 | エプコス アクチエンゲゼルシャフト | 増幅器を備えた低損失電気コンポーネント |
KR100841119B1 (ko) | 2005-07-26 | 2008-06-24 | 인피니언 테크놀로지스 아게 | 반도체 전력 디바이스 및 광대역 고주파 (rf) 신호증폭기 |
US7636017B2 (en) | 2007-10-11 | 2009-12-22 | Mitsubishi Electric Corporation | High-frequency power amplifier |
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