JPH11219767A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

Info

Publication number
JPH11219767A
JPH11219767A JP10033693A JP3369398A JPH11219767A JP H11219767 A JPH11219767 A JP H11219767A JP 10033693 A JP10033693 A JP 10033693A JP 3369398 A JP3369398 A JP 3369398A JP H11219767 A JPH11219767 A JP H11219767A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrodes
insulating base
electronic component
circuit board
elastic insulating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10033693A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Honma
章浩 本間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP10033693A priority Critical patent/JPH11219767A/ja
Publication of JPH11219767A publication Critical patent/JPH11219767A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connecting Device With Holders (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高さ方向の寸法を含む全体の大きさを小さく
して回路基板搭載時の占有面積を小さくし、かつ高周波
特性を向上させる。 【解決手段】 電子部品100 の複数の電極102 のパッケ
ージ101 平面からの高さより厚いゴム状の弾性絶縁性板
材の表側の面に電子部品100 の複数の電極102 と対応し
てこれら複数の電極102 それぞれと同程度の大きさでか
つこれら電極を包み込む形状に形成された複数のくぼみ
11を設けたゴム弾性絶縁基台1を設ける。ゴム弾性絶縁
基台1の複数のくぼみ11の底の部分にそれぞれ突出して
保持固定された複数のコンタクト2を設ける。ゴム弾性
絶縁基台1の裏側の面に保持固定され回路基板200 の複
数の電極201 と接続するための複数のピン端子3を設け
る。複数のコンタクト2と複数のピン端子3とをゴム弾
性絶縁基台1の内部で対応接続する金属細線4を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコネクタに関し、特
にパッケージの一平面に半田ボール型の複数の電極を配
列した電子部品を回路基板に搭載するためのコネクタに
属する。
【0002】
【従来の技術】パッケージの一平面に半田ボール型の複
数の電極を配列したBGA(Ball GridArray) 型の半導
体集積回路(IC)や回路部品(以下これらは電子部品
という)の試験装置などでは、その回路基板にこれら電
子部品を搭載する場合、コネクタを使用する。このよう
なコネクタの従来の代表的な一例を図4に示す。このコ
ネクタは、ピン端子部21、ばね部22、及び電極接触
部23を含み電子部品100の複数の電極102と回路
基板(図示省略)のスルーホール型の複数の電極とを対
応接続するための複数のコンタクト2xと、これら複数
のコンタクト2xのピン端子部21を搭載側の面から垂
直に突出させると同時に保持固定し、かつこれらコンタ
クト2xのばね部22を空洞部71に収納する絶縁基台
7と、この絶縁基台7に保持固定されて複数のコンタク
ト2xの電極接触部23を位置決めすると同時に可動保
持し、かつ電子部品100を位置決め保持する位置決め
保持部8と、この位置決め保持部8に保持された電子部
品100の複数の電極102を、複数のコンタクト2x
の電極接触部23に加圧接触させて対応接続すると同時
に電子部品100を保持固定する加圧板91及び固定用
ねじ92を含む加圧保持部9とを有し、複数のコンタク
ト2xそれぞれのピン端子部21を回路基板の複数の電
極に半田付けして対応接続する構造となっている。
【0003】このコネクタでは、コンタクト2xの電極
接触部23と電子部品100の電極102とを予め定め
られた圧力で接触されるように、各コンタクト2xには
ばね部22が設けられている。なお、電子部品100の
複数の電極102それぞれは、その付け根部分の直径が
中心部分の直径より小さくなるように形成される場合が
多く、この場合でも、上述のような構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のコネクタで
は、複数のコンタクト2xの電極接触部23と電子部品
100の複数の電極102とを加圧接触させ、かつ電子
部品100を保持固定するための加圧保持部9が必要と
なり、また、電子部品100の位置決め保持をその外枠
で行い、かつコンタクト2xの電極接触部23の位置決
め保持のために位置決め保持部8が必要となるため、高
さ方向の寸法及び回路基板200搭載時の占有面積が大
きくなるという問題点があり、また、コンタクト2xの
電極接触部23と電子部品100の電極102とを予め
定められた圧力で接触させるために、各コンタクト2x
にはばね部22が設けられているので、電子部品100
の電極102と回路基板の電極との間が長くなって高周
波特性が悪いという問題点がある。
【0005】本発明の目的は、上記従来技術の問題点に
鑑みて、電子部品の電極が、その付け根部分の直径より
中心部分の直径より大きい場合に、高さ方向の寸法を含
む全体の大きさを小さくして回路基板搭載時の占有面積
を小さくし、かつ高周波特性を向上させることができる
コネクタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明のコネク
タは、パッケージの一平面に突出してその付け根部分の
直径が中心部分の直径より小さい半田ボール型の複数の
電極を配列した電子部品を回路基板に搭載して前記電子
部品の複数の電極を前記回路基板のスルーホール型の複
数の電極に対応接続するコネクタであって、上記の目的
を達成するために次の各構成を有することを特徴とす
る。 (イ) 前記電子部品の複数の電極の突出高さ寸法より
厚いゴム状の弾性絶縁性板材の表側の面における前記電
子部品の複数の電極と対応する位置に、これら複数の電
極それぞれと同程度の大きさでかつこれら電極を包み込
む形状に形成された複数のくぼみを設けたゴム弾性絶縁
基台 (ロ) 前記ゴム弾性絶縁基台の複数のくぼみの底の部
分にそれぞれ突出して保持固定された複数のコンタクト (ハ) 前記ゴム弾性絶縁基台の裏側の面における前記
回路基板の複数の電極と対応する位置に突出して保持固
定されたピン状の複数の端子 (ニ) 前記複数のコンタクトと前記複数の端子とを前
記ゴム弾性絶縁基台の内部を通して対応接続する柔軟な
複数の導電体
【0007】また、前記ゴム弾性絶縁基台の複数のくぼ
みそれぞれを、その開口部の直径が、前記電子部品の電
極のパッケージとの付け根の部分の直径と同程度かやや
大きく、その深さが、前記電子部品の電極のパッケージ
平面からの高さと同程度かやや大きく、その中心部分の
直径が、前記電子部品の電極の中心部分の直径と同程度
かやや大きい球状の空洞に形成して構成される。
【0008】本願第2の発明のコネクタは、パッケージ
の一平面に突出してその付け根部分の直径が中心部分の
直径より小さい半田ボール型の複数の電極を配列した電
子部品を回路基板に搭載して前記電子部品の複数の電極
を前記回路基板のパット状の複数の電極に対応接続する
コネクタであって、上記の目的を達成するために次の各
構成を有することを特徴とする。 (イ) 前記電子部品の複数の電極の突出高さ寸法より
厚いゴム状の弾性絶縁性板材の表側の面における前記電
子部品の複数の電極と対応する位置に、これら複数の電
極それぞれと同程度の大きさでかつこれら電極を包み込
む形状に形成された複数のくぼみを設けたゴム弾性絶縁
基台 (ロ) 前記ゴム弾性絶縁基台の複数のくぼみの底の部
分にそれぞれ突出して保持固定された複数のコンタクト (ハ) 前記ゴム弾性絶縁基台の裏側の面における前記
回路基板の複数の電極と対応する位置に突出して保持固
定された半田ボール型の複数の端子 (ニ) 前記複数のコンタクトと前記複数の端子とを前
記ゴム弾性絶縁基台の内部を通して対応接続する柔軟な
複数の導電体 (ホ) 前記複数の端子を前記回路基板の複数の電極に
加圧接触させて対応接続する接続手段
【0009】また、前記第2の発明のコネクタにおい
て、前記半田ボール型の複数の端子に代えて、前記ゴム
弾性絶縁基台の裏側の面における前記回路基板の複数の
電極と対応する位置に保持固定されたパット状の複数の
端子を設けて構成される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、パッケージの一平面に
突出してその付け根部分の直径が中心部分の直径より小
さい半田ボール型の複数の電極を配列した電子部品を回
路基板に搭載するためのコネクタであって、回路基板の
複数の電極がスルーホール型である場合に適用される第
1の発明の一実施の形態は、電子部品の半田ボール型の
複数の電極の突出高さ寸法より厚いゴム状の弾性絶縁性
板材の表側の面における上記電子部品の複数の電極と対
応する位置に、これら複数の電極それぞれと同程度の大
きさでかつこれら電極それぞれを包み込む形状に形成さ
れた複数のくぼみを設けたゴム弾性絶縁基台とこのゴム
弾性絶縁基台の複数のくぼみの底の部分にそれぞれ突出
して保持固定された複数のコンタクトと、上記ゴム弾性
絶縁基台の裏側の面における、本コネクタを搭載する回
路基板の複数の電極と対応する位置に、突出して保持固
定されたピン状の複数の端子と、これら複数の端子と上
記複数のコンタクトとを上記ゴム弾性絶縁基台の内部を
通して対応接続する柔軟な複数の導電体とを有する構成
となっている。
【0011】このような構成、構造とすることにより、
ゴム弾性絶縁基台の複数のくぼみに電子部品の複数の電
極を対応して押し込み挿入するだけで、このゴム弾性絶
縁基台の復元力により、電子部品の複数の電極それぞれ
はゴム弾性絶縁基台の対応するくぼみに包み込まれて保
持され、電子部品を位置決めして保持固定すると同時
に、そのくぼみの底の部分に突出して設けられたコンタ
クトと確実に加圧接触するので、従来の絶縁基台7、位
置決め保持部8、及び加圧保持部9の機能をゴム弾性絶
縁基台1つで済ませることができ、しかも電子部品の位
置決めも、その外枠ではなく、複数のくぼみでできるの
で、高さ方向の寸法を含む全体の寸法を小さくすること
ができ、回路基板搭載時の占有面積を小さくすることが
できる。
【0012】また、電子部品の複数の電極と複数のコン
タクトとの間の接触圧力は、ゴム弾性絶縁基台のくぼみ
等の復元力によって得られるので、従来のコンタクトの
ばね部に相当する部分を電子部品の電極と回路基板の電
極との間に直列に設ける必要がなく、これら電極間を短
くすることができ、高周波特性を向上させることができ
る。
【0013】回路基板の複数の電極がパット状である場
合に適用される第2の発明の一実施の形態は、第1の発
明のピン状の複数の端子に代えて、半田ボール型又はパ
ット状の複数の端子としたものであり、これら半田ボー
ル型,パット状の複数の端子を回路基板の複数の電極に
対応して加圧接触させて接続する接続手段を備えてい
る。この第2の発明の実施の形態における作用効果は、
前述の第1の実施の形態と同様である。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1(a),(b)は本発明の第1の実施例
を示す斜視図、及びこの実施例のコネクタに電子部品を
装着して回路基板に搭載したときの断面側面図であり、
図2(a),(b)はこの実施例のゴム弾性絶縁基台の
くぼみの形状及び寸法を電子部品の電極と対比して示し
た電子部品装着前後の部分拡大断面側面図である。な
お、電子部品100の各電極102は、その付け根部分
の直径BB が中心部分の直径BD より小さくなってい
る。この実施例は、電子部品100の複数の電極102
のパッケージ101平面からの高さ寸法より厚いゴム状
の弾性絶縁性板材の表側の面の、電子部品100の複数
の電極と対応する位置に、これら電極102それぞれと
同程度の大きさで、これら電極102を包み込むような
球状,空洞状の形状に形成された複数のくぼみ11を設
けたゴム弾性絶縁基台1と、このゴム弾性絶縁基台1の
複数のくぼみ11の底の部分にそれぞれ突出しかつ保持
固定された複数のコンタクト2と、ゴム弾性絶縁基台1
の裏側の面の、回路基板200の複数の電極201それ
ぞれと対応する位置に、予め定められた長さで突出して
保持固定された複数のピン端子3と、これら複数のピン
端子3と複数のコンタクト2とをゴム弾性絶縁基台1の
内部で対応接続する金属細線4とを有し、電子部品10
0の複数の電極102をゴム弾性絶縁基台1の複数のく
ぼみ11に対応して挿入,保持し、複数のピン端子3を
回路基板200の複数の電極201にスルーホールを通
して対応して半田付け接続する構成,構造となってい
る。
【0015】このような構成,構造とすることにより、
電子部品100の複数の電極102をゴム弾性絶縁基台
1の複数のくぼみ11に押し込んで挿入したとき、各く
ぼみ11の部分が変形して復元力が生じ、この復元力に
より電極102とコンタクト2とは加圧接触し、かつ、
電極102はくぼみ11に包み込まれて保持固定され
る。即ち、ゴム弾性絶縁基台1の複数のくぼみ11に電
子部品100の複数の電極102を対応して押し込み挿
入するだけで、コンタクト2と電極102とは確実に加
圧接触し、しかも各電極102は対応するくぼみ11に
包み込まれて保持固定され、電子部品100も位置決め
されて保持固定される。
【0016】従って、従来のコネクタの絶縁基台7、位
置決め保持部8、及び加圧保持部9がもつ、コンタクト
・電極間の加圧機能、電子部品位置決め・保持機能、及
びコンタクト保持機能等をゴム弾性絶縁基台1だけで確
保することができ、しかも電子部品100をその外枠で
位置決めしなくて済むので、高さ方向の寸法を含む全体
の大きさを小さくすることができ、回路基板搭載時の占
有面積を小さくすることができる。
【0017】また、従来のコネクタにおけるコンタクト
2xのばね部22に相当する部分を、電子部品100の
電極102と回路基板200の電極201との間に直列
に挿入する必要がないので、これら電極102,201
間の距離を短くすることができ、高周波特性を向上させ
ることができる。
【0018】この実施例において、ゴム弾性絶縁基台1
の複数のくぼみ11それぞれを、その開口部の寸法C
E(直径)が、電子部品100の電極102のパッケージ
101との付け根部分の直径BB と等しいかやや大きく
(CE ≧BB )、その深さの寸法CH が、電子部品10
0の電極102のパッケージ101平面からの高さBH
と等しかやや大きく(CH ≧BH )、その中心部分の直
径CD が、電極102の中心部分の直径BD と等しいか
やや大きい寸法とするのが望ましい。
【0019】このような寸法とすることにより、ゴム弾
性絶縁基台1の複数のくぼみ11に対する電子部品10
0の複数の電極102の押し込み挿入を容易にすると同
時に、コンタクト2・電極102間に適正な接触圧力を
得ることができ、しかも電子部品100の複数の電極1
02を確実に対応するくぼみ11に保持することができ
る。
【0020】図3は本発明の第2の実施例の電子部品を
装着して回路基板に搭載した状態の断面側面図である。
この実施例のコネクタは、表面にパッド型の電極201
aを配列した構造の回路基板200aに搭載するもので
あって、ゴム弾性絶縁基台1の裏側の面には複数の半田
ボール端子5が設けられ、これら複数の半田ボール端子
5を回路基板200aの複数の電極201aに加圧接触
させ、かつゴム弾性絶縁基台1等を回路基板200aに
保持固定するために、加圧板61及び固定用ねじ62か
ら成る加圧保持部6を有している。
【0021】この実施例において、複数の半田ボール端
子5及び加圧保持部6以外の部分は第1の実施例と同様
な構成,構造となっており、その効果も第1の実施例と
同様である。なお、前述の第1の実施例においては、回
路基板200の複数の電極201と接続する複数の端子
はピン端子3となっていて、回路基板200のスルーホ
ールを通して半田付け接続する構造としているため、回
路基板200の複数の電極201と複数のピン端子3と
の間の位置決めは必然的に行われるが、第2の実施例に
おいては、その位置決め手段が半田ボール端子5には無
いので、例えば加圧保持部6の加圧板61等に位置決め
機能を持たせる必要がある。
【0022】この第2の実施例では、複数の半田ボール
端子5により回路基板200aの複数の電極201aと
接続する構造としたが、これら複数の半田ボール端子5
の代わりに、平面パッド型の端子とすることもできる。
これは、これら端子を保持固定するゴム弾性絶縁基台1
の材質によるものであり、半田ボール型及び平面パッド
型の何れであっても各端子(5等)・電極201a間を
確実に加圧接触させることができる。
【0023】また、ゴム弾性絶縁基台1の材質により、
上述した実施例における電子部品100及び回路基板2
00,200aに反り等の変形があっても、ゴム弾性絶
縁基台1はその変形に追随して、電子部品100の複数
の電極102と複数のコンタクト3の間、及び複数の半
田ボール端子5,平面パッド型の端子と回路基板200
aの複数の電極201aとの間を、確実に加圧接触させ
ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、電子部品
の複数の電極それぞれが、その付け根部分の直径より中
心部分の直径が大きい場合に、電子部品の複数の電極の
パッケージ平面からの高さより厚いゴム状の弾性絶縁性
板材の表側の面に、電子部品の複数の電極と対応して、
これら複数の電極それぞれと同程度の大きさでかつこれ
ら電極を包み込む形状に形成された複数のくぼみを設け
たゴム弾性絶縁基台と、このゴム弾性絶縁基台の複数の
くぼみの底の部分にそれぞれ突出して保持固定された複
数のコンタクトと、ゴム弾性絶縁基台の裏側の面に保持
固定された、回路基板の複数の電極と接続するための複
数の端子と、上記の複数のコンタクトと複数の端子とを
ゴム弾性絶縁基台の内部で対応接続する柔軟な複数の導
電体とを有する構成とすることにより、ゴム弾性絶縁基
台の複数のくぼみに電子部品の複数の電極を対応して押
し込み挿入するだけで、ゴム弾性絶縁基台の復元力によ
り、電子部品の複数の電極はゴム弾性絶縁基台の複数の
くぼみに保持固定されて電子部品を位置決めして保持固
定すると同時に、電子部品の複数の電極と複数のコンタ
クトとは確実に加圧接触させることができ、コンタクト
・電極間加圧機能、電子部品位置決め・保持機能、及び
コンタクト保持機能等をゴム弾性絶縁基台だけで確保す
ることができ、しかも電子部品の位置決めをその外枠で
行わなくて済むので、高さ方向の寸法を含む全体の大き
さを小さくすることができ、回路基板搭載時の占有面積
も小さくすることができる効果、及び、電子部品の電極
と回路基板の電極との間が短くなって高周波特性を向上
させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す斜視図及びこの実
施例のコネクタに電子部品を装着して回路基板に搭載し
たときの断面側面図である。
【図2】図1に示された実施例のゴム弾性絶縁基台のく
ぼみの形状及び寸法を電子部品の電極と対比して示した
電子部品装着前後の部分拡大断面側面図である。
【図3】本発明の第2の実施例の電子部品を装着して回
路基板に搭載したときの断面側面図である。
【図4】従来のコネクタの一例を示す断面側面図であ
る。
【符号の説明】
1 ゴム弾性絶縁基台 2,2x コンタクト 3 ピン端子 4 金属細線 5 半田ボール端子 6 加圧保持部 7 絶縁基台 8 位置決め保持部 9 加圧保持部 11 くぼみ 21 ピン端子部 22 ばね部 23 電極接触部 100 電子部品 101 パッケージ 102 電極 200,200a 回路基板 201,201a 電極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッケージの一平面に突出してその付け
    根部分の直径が中心部分の直径より小さい半田ボール型
    の複数の電極を配列した電子部品を回路基板に搭載して
    前記電子部品の複数の電極を前記回路基板のスルーホー
    ル型の複数の電極に対応接続するコネクタであって、次
    の各構成を有することを特徴とするコネクタ。 (イ) 前記電子部品の複数の電極の突出高さ寸法より
    厚いゴム状の弾性絶縁性板材の表側の面における前記電
    子部品の複数の電極と対応する位置に、これら複数の電
    極それぞれと同程度の大きさでかつこれら電極を包み込
    む形状に形成された複数のくぼみを設けたゴム弾性絶縁
    基台 (ロ) 前記ゴム弾性絶縁基台の複数のくぼみの底の部
    分にそれぞれ突出して保持固定された複数のコンタクト (ハ) 前記ゴム弾性絶縁基台の裏側の面における前記
    回路基板の複数の電極と対応する位置に突出して保持固
    定されたピン状の複数の端子 (ニ) 前記複数のコンタクトと前記複数の端子とを前
    記ゴム弾性絶縁基台の内部を通して対応接続する柔軟な
    複数の導電体
  2. 【請求項2】 前記ゴム弾性絶縁基台の複数のくぼみそ
    れぞれを、その開口部の直径が、前記電子部品の電極の
    パッケージとの付け根の部分の直径と同程度かやや大き
    く、その深さが、前記電子部品の電極のパッケージ平面
    からの高さと同程度かやや大きく、その中心部分の直径
    が、前記電子部品の電極の中心部分の直径と同程度かや
    や大きい球状の空洞に形成した請求項1記載のコネク
    タ。
  3. 【請求項3】 パッケージの一平面に突出してその付け
    根部分の直径が中心部分の直径より小さい半田ボール型
    の複数の電極を配列した電子部品を回路基板に搭載して
    前記電子部品の複数の電極を前記回路基板のパット状の
    複数の電極に対応接続するコネクタであって、次の各構
    成を有することを特徴とするコネクタ。 (イ) 前記電子部品の複数の電極の突出高さ寸法より
    厚いゴム状の弾性絶縁性板材の表側の面における前記電
    子部品の複数の電極と対応する位置に、これら複数の電
    極それぞれと同程度の大きさでかつこれら電極を包み込
    む形状に形成された複数のくぼみを設けたゴム弾性絶縁
    基台 (ロ) 前記ゴム弾性絶縁基台の複数のくぼみの底の部
    分にそれぞれ突出して保持固定された複数のコンタクト (ハ) 前記ゴム弾性絶縁基台の裏側の面における前記
    回路基板の複数の電極と対応する位置に突出して保持固
    定された半田ボール型の複数の端子 (ニ) 前記複数のコンタクトと前記複数の端子とを前
    記ゴム弾性絶縁基台の内部を通して対応接続する柔軟な
    複数の導電体 (ホ) 前記複数の端子を前記回路基板の複数の電極に
    加圧接触させて対応接続する接続手段
  4. 【請求項4】 請求項3記載のコネクタにおいて、前記
    半田ボール型の複数の端子に代えて、前記ゴム弾性絶縁
    基台の裏側の面における前記回路基板の複数の電極と対
    応する位置に保持固定されたパット状の複数の端子を設
    けたコネクタ。
JP10033693A 1998-01-30 1998-01-30 コネクタ Pending JPH11219767A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10033693A JPH11219767A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10033693A JPH11219767A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11219767A true JPH11219767A (ja) 1999-08-10

Family

ID=12393507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10033693A Pending JPH11219767A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11219767A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004055825A (ja) * 2002-07-19 2004-02-19 Fujitsu Ltd 実装構造体
US7384270B2 (en) 2000-10-18 2008-06-10 Fujikura Ltd. Electrical connector

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7384270B2 (en) 2000-10-18 2008-06-10 Fujikura Ltd. Electrical connector
JP2004055825A (ja) * 2002-07-19 2004-02-19 Fujitsu Ltd 実装構造体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100432860B1 (ko) 전자 패키지용 표면장착 소켓 및 이와 함께 사용되는 컨택트
US5629837A (en) Button contact for surface mounting an IC device to a circuit board
US7811096B2 (en) IC socket suitable for BGA/LGA hybrid package
JPH0883653A (ja) 面実装型icカード用コネクタ
US6362516B1 (en) Electronic apparatus
US6270356B1 (en) IC socket
JP2002231401A (ja) ソケットコネクタ
JPH10125426A (ja) Icソケット
JPH11219767A (ja) コネクタ
JP3379920B2 (ja) Ic用ソケット
JP3309099B2 (ja) 回路基板と表面実装型lsiとの接続方法
JP2003157948A (ja) ボールグリッドアレイソケット
JP3252255B2 (ja) Icソケット
JP3084434B2 (ja) Bgaソケット
JP2003123923A (ja) 半導体パッケージのソケット、及びコンタクト
KR20220014633A (ko) 집적 회로 모듈의 테스트 소켓
JPH08321368A (ja) Icソケット
JP2972634B2 (ja) Icソケット
JP2001251035A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2693385B2 (ja) 電子部品の検査用ソケット装置
JP2003208959A (ja) Icソケット
JPH07287048A (ja) Icソケット及びその電気コンタクト
JP2005174622A (ja) Icソケット
JPH11176545A (ja) Bgaソケットアダプタ
JPH1092999A (ja) プレスフィット・ピン・グリッド・アレイ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040830

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061219

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070417