JPH11219254A - 送受信装置 - Google Patents

送受信装置

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JPH11219254A
JPH11219254A JP2305998A JP2305998A JPH11219254A JP H11219254 A JPH11219254 A JP H11219254A JP 2305998 A JP2305998 A JP 2305998A JP 2305998 A JP2305998 A JP 2305998A JP H11219254 A JPH11219254 A JP H11219254A
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JP
Japan
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light
light emitting
receiving
unit
center axis
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JP2305998A
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Masatoshi Uchio
政俊 内尾
Shinichi Higuchi
真一 樋口
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/0304Detection arrangements using opto-electronic means
    • G06F3/0308Detection arrangements using opto-electronic means comprising a plurality of distinctive and separately oriented light emitters or reflectors associated to the pointing device, e.g. remote cursor controller with distinct and separately oriented LEDs at the tip whose radiations are captured by a photo-detector associated to the screen
    • GPHYSICS
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    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/0346Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of the device orientation or free movement in a 3D space, e.g. 3D mice, 6-DOF [six degrees of freedom] pointers using gyroscopes, accelerometers or tilt-sensors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射板を介して外部へと照射された発光ダイ
オードによる光が光強度分布に歪みを与えて、画面上の
カーソルを正常に移動させることができない場合があっ
た。 【解決手段】 発光中心軸Obが傾斜しているLED2
bを有する発光部Bの前方に遮光シート10を配置し、
この遮光シート10に発光部Bの頭部のみが露出する穴
10bを形成する。この遮光シート10により発光部B
の傾斜側部(i)を遮光することにより、この傾斜側部
(i)からの漏れ光を受光部が検出することを防止でき
る。よって発光部Bの向きによる発光光量の変化を、受
光部で高精度に検出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光ダイオードな
どを備えた発光部からの発光強度を比較して、送信側と
受信側とでの相対的な角度変化を検出する送受信装置に
係り、特に前記発光部での光強度分布のフィールド変極
部を遮蔽できるようにした送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、コンピュータの入力装置におい
て送信側として使用される手で握って空間上で操作する
ことができるワイヤレスタイプのポインタ1を斜視図で
示している。図7は前記ポインタ1の発光部を示す断面
図、図8はポインタ1の発光部の正面図である。このポ
インタ1は、図8に示すように、小箱型の筐体にLED
(発光ダイオード)2a,2b,2c,2d,2eの5
つのLEDがほぼ一列に組み込まれ、予め決められた順
番で赤外光の発光が行われることにより、ディスプレイ
の画面上に表示されたカーソルをポインタ1の動きに合
わせて自由に移動させることができるようになってい
る。
【0003】各発光部に設けられたLEDは、発光指向
性を有しており、その発光強度が最も大きな方向を発光
中心軸とすると、図6に示すように、中央のLED2a
の発光中心軸Oaが正面(Z方向)を向いており、両端
において対を成して形成された発光部でのLED2b,
2cの発光中心軸ObとOcは、それぞれ内側(X方
向)へ互いに逆向きに傾斜し、カーソルを左右方向(X
方向)に制御するために使用される。また、残りの対を
成す発光部のLED2d,2eの発光中心軸OdとOe
は、それぞれ上下方向(Y方向)へ互いに逆向きに傾斜
して配置され、カーソルを上下方向に制御するために使
用される。
【0004】このポインタ1は、図8に示すように、5
つのLED(2a〜2e)によって中央のLED2aを
含む、LED2a+2b,LED2a+2c,LED2
a+2d,LED2a+2eを組としてあらかじめ決め
られた順番で連続的に発光し、この連続的な発光が一定
期間を開けて周期的に繰り返される。受信側となるパー
ソナルコンピュータでは、受光部8が設けられ、さらに
図9に示すように、この受光部8による受光出力を比較
して、送信部であるポインタ1と、受信側との相対的な
角度変化を検出する検出部9が設けられている。
【0005】図9は、受信側に設けられた受光部8に対
して、ポインタ1がX(+)側に傾けられた状態を示し
ている。左右に位置するLED2b,2cの発光中心軸
ObとOcはX方向へ互いに逆向きに傾いているため、
図9の状態では、LED2bの発光中心軸Obが受光部
8の方向へ向き、LED2cの発光中心軸Ocが受光部
8の方向から外れる向きとなる。よって、受光部8で受
光された受光強度は、LED2a+2bの方がLED2
a+2cよりも強くなる。この発光強度差を検出部9で
比較することにより、ポインタ1のX(+)方向への傾
き量を演算でき、その結果パーソナルコンピュータの画
面上でのカーソルがX(+)方向へ移動する。ポインタ
1のY方向への傾きは、LED2a+2dとLED2a
+2eとの発光強度の差を比較することにより、同様に
して演算できる。
【0006】図7は、ポインタ1に設けられた最も左側
に位置する発光部を平断面図で示している。図7に示す
ように、前記LED2bが設けられた発光部では、ポイ
ンタ1のケースの前面に透明な樹脂で形成されたホルダ
1aが設けられ、このホルダ1aから前方へ一体に突出
形成されたカバー1b内にLED2bが裏側から挿入さ
れている。LED2bは、透光性の樹脂製のケース4内
に発光チップ6が配設され、この発光チップ6の後方に
反射板7が設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図9では、各LED2
bと2cが設けられた発光部からの発光強度分布Lb,
Lcを簡易的に示している。この発光強度分布Lb,L
cは、発光中心軸Ob,Ocの軸線上に強度のピークP
b1,Pc1が位置する。LED2bなどでは、ケース
4およびカバー1bがレンズとして機能し、軸Ob1,
Oc1方向の発光フィールドを整形することにより、Z
軸に対するポインタ1の傾斜角度の検出範囲の拡大及び
検出の質の向上ができるようにしている。
【0008】しかし、ケース4やカバー1bの球表面や
傾斜面での反射屈折によって、ケース4およびカバー1
bの側部から漏れる光にフィールド変極部Pb2,Pc
3が現れる。前記フィールド変極部Pb2,Pc3のう
ち、発光中心軸Ob,Ocが傾いた結果、Z方向すなわ
ち受光部8の方向へ向くことになる傾斜側部(i)から
の漏れ光によるフィールド変極部Pb2,Pc3は、角
度検出強度分布に大きな影響を与える。例えば、図9の
状態では、LED2bの発光中心軸Obが、Z方向に対
して大きく傾いているため、Z方向への光の強度が低下
しているはずであるが、前記傾斜側部(i)からの漏れ
光によるフィールド変極部Pb2により、受光部8では
LED2bから本来よりも強い光を受光することにな
る。
【0009】その結果、検出部9でLED2b側とLE
D2c側の発光強度の差を求め、受光部9とポインタ1
との相対的な傾き角度を演算する際に、前記フィールド
変極部Pb2の影響で、実際の角度と相違する演算が行
なわれてしまう。したがって、例えばポインタ1をZの
向きから徐々にX(+)方向へ傾けていくときに、画面
上をX(+)方向へ移動しているカーソルが、途中から
急にX(−)方向へ逆行したりあるいは停止したりする
といった不都合が生じやすい。
【0010】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、発光部からのフィールド変極部の影響を受けるこ
となく、発光部間の光強度の差を検出できるようにした
送受信装置を提供することを目的としている。
【0011】また、本発明は、各発光部にマスクを形成
する場合に、発光部間でのマスクの位置ずれを生じにく
くした送受信装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、送信側には、
対を成す指向性を有する発光部が設けられ、この発光部
の発光強度が最も強い方向を発光中心軸としたときに前
記発光部は前記発光中心軸が互いに逆方向に傾斜して配
置され、受信側には前記対を成す発光部から発せられた
光を受光する受光部と、受光部で受光された前記発光部
相互の受光強度を比較して、送信側と受信側との相対的
な角度変化を検出する検出手段が設けられている送受信
装置において、
【0013】前記発光中心軸が傾斜して前記受光部に対
面する側となる両発光部の傾斜側部を覆うマスクが設け
られていることを特徴とするものである。
【0014】本発明では、発光部の傾斜側部をマスクで
覆うことにより、図9に示す発光強度分布のフィールド
変極部Pb2,Pc3のフィールドの乱れによる検出誤
差を防止できる。
【0015】例えば、送信側には、対を成す発光部が2
組設けられ、一方の組と他方の組とで、発光部の発光中
心軸の傾斜方向が互いに直交する方向となる。
【0016】前記マスクは、各発光部が露出する穴が形
成された1枚のシートにより形成されていることが可能
である。この場合に、前記発光部の前記傾斜側部を覆う
部分での前記穴の縁部は、発光中心軸の傾き方向と直交
する直線であることが好ましい。傾斜側部を覆う部分で
の穴の縁部が直線であると、シートが位置ずれしたとき
などの、傾斜側部でのマスクの被覆領域の変動を防止し
やすくなる。
【0017】また、前記穴の直線部分に対向する側で
は、穴の縁部が円弧状、扇形、などの曲線で形成されて
いることが好ましい。このような形状にすることで隣り
合う発光部の間隔が狭い場合に隣接するシートの穴どう
しが繋がることを防止できる。
【0018】ただし、前記マスクは、1枚のシートから
形成されるものに限られず、各発光部ごとにマスクを別
々に設けてもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の送受信装置での送
信側の発光部の部分を示すものであり、図9と同じ平断
面図、図2は発光部を示す正面図である。本発明の送受
信装置は、基本的に図6に示したものと同じであり、送
信側であるポインタ1には、Z方向へ向くLED2aを
有する発光部Aと、発光中心軸ObとOcが内側(X方
向)へ互いに逆向きに傾いているLED2b,2cを有
する発光部B,Cと、発光中心軸OdとOeが上下方向
(Y方向)へ互いに逆向きに傾いているLED2d,2
eを有する発光部D,Eとを有している。
【0020】これら発光部A〜Eでは、LED2a+2
b,LED2a+2c,LED2a+2d,LED2a
+2eを組としてあらかじめ決められた順番で連続的に
発光し、この連続する発光が一定期間を開けて周期的に
繰り返される。ポインタ1が対向する位置にある受信側
の受光部8で前記光を検知すると、検出部9では、LE
D2bからの光とLED2cからの光の受光強度が比較
され、ポインタ1がX方向へ傾斜した角度が演算され
る。同様にLED2dからの光とLED2eからの光の
受光強度が比較され、ポインタ1がY方向へ傾斜した角
度が演算される。そして検出部9での演算結果が、パー
ソナルコンピュータなどの制御部に送られ、例えば画面
上のカーソルが、ポインタ1の傾き角度に対応して移動
する。
【0021】図1は、発光部Bを示す断面図であるが、
ポインタ1の透明なホルダ1aと一体に形成されたカバ
ー1b内にLED2bが収納されている。このホルダ1
aは、基部が外周の一部に切欠き1cを有する略円筒形
状であり、またホルダ1aの前方には略円筒で先部が球
面形状のカバー1bが一体に形成されている。そして前
記カバー1bの略円筒の中心軸の傾きがLED2bの発
光中心軸Obの傾きに一致している。
【0022】ホルダ1aの切欠き1cは、LED2bが
組込まれた時の位置決めの役割を果たしており、ホルダ
1a以外の4つのホルダにも同じ方向への切欠き1cが
設けられている。これらの各切欠きをガイドとして各L
EDを組込むことにより、各LEDの光軸ずれを同じ方
向にすることができ、各LEDの製造ばらつきによる光
軸ずれを緩和できる。発光部B以外の全ての発光部での
構造は図1と同じであり、発光部間の相違は、発光中心
軸の傾き方向が相違している点のみである。
【0023】図2に示すように、ポインタ1のホルダ1
aの前方には、遮光シート10が取付けられている。遮
光シート10は各発光部での不要部分を覆うマスクとし
て機能しており、この遮光シート10には、各発光部
A,B,C,D,Eに対応する穴10a,10b,10
c,10d,10eが開口している。図2に示す例で
は、各穴10a,10b,10c,10d,10eが円
形であり、図1に示すように、各発光部A,B,C,
D,Eでは、カバー1bの先端部分のほぼ球面部分のみ
が穴10a,10b,10c,10d,10eから露出
し、それよりも基部は、遮光シート10に覆われてい
る。
【0024】したがって、図2に示すように、発光部B
では、発光中心軸ObがX(+)側へ傾斜した結果Z方
向(受光部8の方向)へ向けられている傾斜側部(i)
が遮光シート10によりマスクされていることになる。
またこれと対を成す発光部Cでも、発光中心軸OcがX
(−)側へ傾斜した結果Z方向へ向けられている傾斜側
部(ii)が遮光シート10によりマスクされている。
同様に、対を成す発光部DとEでは、発光中心軸Odが
Y(+)側へ傾いていることによってZ方向へ向けられ
ている傾斜側部(iii)が、また発光中心軸OeがY
(−)側へ傾いていることによってZ方向へ向けられて
いる傾斜側部(iv)がそれぞれ遮光シート10により
マスクされている。
【0025】図9で説明したように、各発光部では、発
光中心軸の方向で発光強度の変極部があり、さらに側部
が向けられたときに発光強度が高くなるフィールド変極
部(Pb2,Pc3など)があるが、この変極部が生じ
る傾斜側部が前記のようにマスクされていることによ
り、検出部9での傾斜角度の演算誤差が生じなくなる。
【0026】例えば図9に示すように、ポインタ1がZ
方向に対してX(+)側へ所定角度傾けられたとき、L
ED2bの発光中心軸Obが受光部8に向けられ、LE
D2cの発光中心軸Ocが受光部8から外れる方向へ向
けられている。このとき、LED2bの傾斜側部(i)
がマスクされていることにより、発光強度のフィールド
変極部Pb2が受光部に検知されなくなる。よって検出
部9において、LED2bからの光の受光強度と、LE
D2cからの光の受光強度との差をとることにより、Z
方向に対するポインタ1の傾き角度を高精度に演算でき
るようになる。
【0027】図3は、本発明の他の実施の形態での遮光
シート10を示す正面図、図4はその変形例を示す正面
図である。図3に示す前記遮光シート10は、1枚のシ
ート11からなり、各発光部A,B,C,D,Eでのカ
バー1bを覆う穴(切欠部)11a〜11eが形成さ
れ、各LED2a〜2eを覆うカバー1bの頭部(球面
形状部分)が突出している。前記穴11b,11c,1
1d,11eの形状は、その縁部の一辺が直線状に形成
されている。この直線状に形成されている部分は、傾斜
側部を覆う部分である。
【0028】すなわち、発光部Bでは、発光中心軸Ob
がX(+)側へ傾けられているため、穴11bの直線部
12bはX(−)側に位置して傾斜側部(i)を覆って
おり、しかも直線部12bの延びる方向は、発光中心軸
Obが傾斜する方向と直交するY方向である。発光部C
では、穴11cの直線部12cは、発光中心軸Ocの傾
き方向と逆側のX(+)側に位置して傾斜側部(ii)
を覆っており、また直線部12cは、発光中心軸Ocの
傾き方向と直交するY方向に延びている。同様に、発光
部Dでは、穴11dの直線部12dが、発光中心軸Od
のY(+)方向への傾きにより生じる傾斜側部(ii
i)を覆うものであり、また直線部12dの延びる方向
はX方向である。また発光部Eでは、穴11eの直線部
12eが傾斜側部(iv)を覆う位置で、また直線部1
2eはX方向に延びている。
【0029】また、各穴11b〜11eでは、直線部1
2b〜12eと対向する部分の縁部の形状が円形であ
る。また、この円形部分では、その直径がやや大きめに
形成され、円形の縁部と各LEDのケース4の外径との
間に、少しの余裕寸法δが形成できるようになってい
る。ただし、直線部12b,12c,12d,12e間
の相対位置に関する寸法精度は高くなるように各穴11
b〜11eが形成されている。なお中央の発光部Aでの
穴11aは、円形である。また、前記遮光シート10
は、LED2a〜2eから発光する赤外光を遮断できる
ように不透明であり、また各発光部での頭部のみを露出
させ、傾斜側部(i)〜(iv)を覆うことができるよ
うに可撓性を有する材料で形成されている。
【0030】図5(A)(B)は、図2に示すものと図
3に示すものとでの、遮光シート10の位置ずれによる
影響を比較したものである。図5(A)と(B)の最も
左に示しているのは、LED2bに対して穴10bおよ
び11bがX(+)側へ位置ずれした場合、中央に示し
ているのはLED2bに対して穴10bおよび11bが
Y(−)側へ位置ずれした場合、最も右側に示している
のはLED2bに対して穴10bおよび11bがX
(−)側へずれた場合を示している。また図5(A)と
(B)とではそれぞれの位置ずれ量は同じである。
【0031】図5(A)(B)のそれぞれ中央に示して
いる図を見ると、穴10bが円形の場合には、Y方向へ
の位置ずれにより、遮光シート10によりLED2bを
遮蔽する領域Sが生じてしまうのに対し、穴11bに直
線部12bが形成されていると、Y方向への位置ずれに
より前記遮蔽の領域Sが生じないことが解る。最も右側
の図では、図5(A)(B)の双方においてLED12
bの光を遮蔽する領域Sが生じているが、その領域Sの
面積は、丸い穴10bに対し直線部12bを有する穴1
1bの方が狭いことが解る。この関係は他の発光部C,
D,Eにおいても同じである。
【0032】このように、穴に直線部を形成することに
より、遮光シート10の位置ずれによる影響、すなわち
各発光部からの発光分布が過剰に遮蔽されることを防止
できる。また直線部は、各発光部の傾斜側部を覆う位置
に形成されているため、図5(B)の右側の図に示すよ
うに、遮光シート10により主に傾斜側部を効果的に遮
蔽でき、その他の領域での発光強度に悪影響を生じなく
なる。
【0033】次に、図4に示される遮光シート20は、
1枚のシート21からなり、各LED2a〜2eが設け
られた発光部の頭部のみが露出する穴21a〜21eが
形成されている。穴21b,21c,21d,21eで
は、各LEDの傾斜側部を覆う部分が直線部22b,2
2c,22d,22eであり、その直線部は図3の各直
線部12b,12c,12d,12eと同じに形成され
ているが、前記直線部22b〜22e以外の部分の穴の
縁部も直線であり、その結果、穴21b,21c,21
d,21eは矩形状(正方形)である。
【0034】よって、各発光部において傾斜側部(i)
(ii)(iii)(iv)を遮蔽できる点、および遮
光シートの位置ずれによる影響が少ない点において、図
3と同等の効果を奏する。ただし、穴21b〜21eの
形状がすべての辺が直線である四角形とした場合、穴2
1bと21dとの境界部22、および穴21cと21e
との境界部22が非常に接近した状態となって、切断さ
れて繋がってしまうおそれがある。よってこの点から図
3に示すように、穴の直線部以外の縁部を円形とするこ
とが好ましい。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明では、発光中心軸が
傾斜している発光部の発光光量を比較することにより、
送信部と受信部との相対的な傾きを検出する送受信装置
において、発光部の傾斜側部からの漏れ光による角度検
出誤差が生じるのを防止できる。
【0036】また、マスクを1枚のシートで形成した場
合も、発光部が露出する穴と、発光部との位置ずれによ
る影響を最小限に抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送受信装置での発光部を示す平断面
図、
【図2】送信部となるポインタの正面図、
【図3】遮光シートの形状の他の実施の形態を示す正面
図、
【図4】図3の変形例を示す遮光シートの正面図、
【図5】(A)(B)は図2と図3とでの遮光シートの
位置ずれに対する影響の違いを説明する説明図、
【図6】送受信装置の全体構成図、
【図7】従来の発光部の平断面図、
【図8】従来のポインタの正面図、
【図9】送受信装置の動作説明図、
【符号の説明】
1 ポインタ 1a ホルダ 1b カバー 2a〜2e LED(発光ダイオード) 4 ケース 6 発光チップ 7 反射板 10,20 遮光シート 11a〜11e,21a〜21e 穴 12b〜12e,22b〜22e 直線部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側には、対を成す指向性を有する発
    光部が設けられ、この発光部の発光強度が最も強い方向
    を発光中心軸としたときに前記発光部は前記発光中心軸
    が互いに逆方向に傾斜して配置され、受信側には前記対
    を成す発光部から発せられた光を受光する受光部と、受
    光部で受光された前記発光部相互の受光強度を比較し
    て、送信側と受信側との相対的な角度変化を検出する検
    出手段が設けられている送受信装置において、 前記発光中心軸が傾斜して前記受光部に対面する側とな
    る両発光部の傾斜側部を覆うマスクが設けられているこ
    とを特徴とする送受信装置。
  2. 【請求項2】 送信側には、対を成す発光部が2組設け
    られ、一方の組と他方の組とで、発光部の発光中心軸の
    傾斜方向が互いに直交する方向である請求項1記載の送
    受信装置。
  3. 【請求項3】 前記マスクは、各発光部が露出する穴が
    形成された1枚のシートにより形成されている請求項1
    または2記載の送受信装置。
  4. 【請求項4】 前記発光部の前記傾斜側部を覆う部分で
    の前記穴の縁部は、発光中心軸の傾き方向と直交する直
    線である請求項1ないし3のいずれかに記載の送受信装
    置。
JP2305998A 1998-02-04 1998-02-04 送受信装置 Withdrawn JPH11219254A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2305998A JPH11219254A (ja) 1998-02-04 1998-02-04 送受信装置
US09/241,383 US6353217B1 (en) 1998-02-04 1999-02-02 Transmitter receiver

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