JPH11219022A - 現像器 - Google Patents

現像器

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JPH11219022A
JPH11219022A JP10019032A JP1903298A JPH11219022A JP H11219022 A JPH11219022 A JP H11219022A JP 10019032 A JP10019032 A JP 10019032A JP 1903298 A JP1903298 A JP 1903298A JP H11219022 A JPH11219022 A JP H11219022A
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JP10019032A
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English (en)
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Ikuo Takeda
郁夫 武田
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Peripherals Ltd
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Peripherals Ltd
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Publication date
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/09Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/06Developing structures, details
    • G03G2215/0634Developing device
    • G03G2215/0636Specific type of dry developer device
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2本以上の現像ローラ20,30 を有する現像器
1において、現像剤の劣化を抑制して、長期にわたって
安定した画像品質を保持しうるようにすることを課題と
する。 【解決手段】 現像剤収容空間内で静電潜像担持体10に
対向して配置される複数の現像ローラ20,30 を備え、現
像剤供給側の一の現像ローラ20からこれに隣合う現像剤
受け取り側の他の現像ローラ30に現像剤を受け渡しつ
つ、各現像ローラ20,30 を介して静電潜像担持体10に現
像剤を供給するように構成された現像器において、現像
剤供給側の現像ローラ20からこれに隣合う現像剤受け取
り側の現像ローラ30への現像剤の受け渡しを規制する現
像剤受け渡し規制機構6が設けられている。上記現像剤
受け渡し規制機構6は、現像剤の受け渡しを規制する状
態と規制しない状態とを選択可能であるか、または、現
像剤の受け渡しの規制の程度を変更しうる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、電子写真式、あ
るいは静電記録式のプリンタ等の画像形成装置内に配置
される現像器に関し、とくに2本以上の現像ローラを備
えるものに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の電子写真式のプリンタにおいて
は、プリント速度の高速化の要請に応える等のため、感
光ドラム等の静電潜像担持体の現像領域に現像剤を搬送
して現像を行う現像器として、必要充分な量の現像剤を
効率的に搬送して濃い印字を得ることが可能なように、
2本以上の現像ローラを備えたものが見受けられる。
【0003】この種の現像器の一例の概略を図9に示
す。図において時計回り方向(矢印p方向)に回転させ
られる感光ドラム10の側面に対向する位置に、上下に
並ぶ第1現像ローラ20と第2現像ローラ30とが配置
されている。各現像ローラ20,30は、N極とS極と
を周方向に交互に配置した固定円柱状のマグネットロー
ル21,31にステンレス等からなる回転スリーブ2
2,32を套挿して構成され、各回転スリーブ22,3
2は、図9の時計回り方向(矢印p方向)に好ましくは
感光ドラム10の周速よりも大の周速で回転させられ
る。各現像ローラ20,30はまた、キャリヤと呼ばれ
る磁性材の小粒子とトナーとの混合物からなる現像剤S
を収容する容器40内に配置されている。トナーは、そ
の消費量に応じて、図示しないトナー供給装置から供給
され、現像剤は、所定のトナー濃度に維持される。符号
41は、容器40内での現像剤の循環を助ける等のため
に設けられる攪拌器を示す。
【0004】攪拌による相互摩擦等によって適度に帯電
させられたトナーおよびキャリヤからなる現像剤Sが攪
拌器41によって第1現像ローラ20の周面にふりかけ
られると、この現像剤は、マグネットロールの磁力に吸
引されるようにして、回転スリーブ22の表面に付着さ
せられ、この回転スリーブ22の回転に伴って感光ドラ
ム10の表面に向けて供給される。より具体的には、回
転スリーブ22の表面に付着させられる現像剤は、マグ
ネットロール21のN極からS極に向けて弧状に延びる
磁力線に沿う格好で無数の髭状に延びるいわゆる穂立ち
状態で搬送される。現像剤は、このような穂立ち状態で
感光ドラム10に接触するため、好適な状態で感光ドラ
ム10の静電潜像にふりかけられるようになる。感光ド
ラム10に受け渡されなかった残余の現像剤は、やはり
穂立ち状態で回転スリーブ22とともにさらに回転させ
られ、やがて第2現像ローラ30に受け渡される。この
第2現像ローラ30においても前述の第1現像ローラ2
0と同様に、穂立ち状態となった現像剤が回転スリーブ
32の回転とともに感光ドラム10の表面に再度供給さ
れる。このとき感光ドラム10に受け渡されなかった残
余の現像剤は、回転スリーブ32の回転とともにさらに
回転させられ、やがてスクレーパ42によって回転スリ
ーブ32から剥離させられ、容器底部に落下させられて
上記の循環を繰り返す。なお、図9において符号43
は、第1現像ローラ20の回転スリーブ22に付着する
現像剤の穂立ち高さを規定するためのブレードを示す。
【0005】このように、現像剤Sは、容器40内での
循環経路途中において2本の現像ローラ20,30によ
り、感光ドラム10にふりかけられる2度の機会が与え
られることから、たとえ感光ドラム10および各現像ロ
ーラ20,30の回転速度をあげて高速印字をする場合
においても、必要充分な量の現像剤を効率的に感光ドラ
ム10の静電潜像に供給して、濃い印字を得ることが可
能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のような複数の現
像ローラ20,30を備える現像器においては、高速印
字の場合でも濃い印字を得るべく必要充分な量の現像剤
を感光ドラム10に供給することができるという利点が
ある反面、短期間で現像剤中のキャリヤが劣化し、現像
ローラ20,30によって感光ドラム10に供給される
現像剤量が低下し、印字が薄くなってしまうという問題
がある。これは、現像剤の容器40中の循環経路が現像
ローラが1本の場合よりも長くなること、あるいは、と
くに第1現像ローラ20から第2現像ローラ30への受
け渡しの際に回転スリーブ32との間で大きな摩擦を受
けることが原因して、キャリヤの表面に絶縁体としての
トナー微粒子が汚れとして付着して帯電不良となった
り、キャリヤの表面に施されるコーティングが摩擦によ
って剥がれて帯電量が不安定となるためと考えられる。
【0007】この種の電子写真式の画像形成装置におい
ては、たとえば、感光ドラム10への帯電圧を調整する
等によって、印字濃度を調節することが可能であるが、
上記したような現像器でのキャリヤの劣化に起因する印
字濃度の早期低下の問題は、印字濃度の調節機能による
印字濃度設定にかかわりなく招来する問題である。たと
えば、図9に示すような2本の現像ローラ20,30を
備える現像器1を有する画像形成装置であっても、あえ
て印字濃度を薄く設定して使用することがあるが、その
場合であっても、現像剤中のキャリヤの早期劣化に起因
する画像品質の低下を来してしまう。
【0008】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、2本以上の現像ローラを有する
現像器において、現像剤の劣化を抑制して、長期にわた
って安定した画像品質を保持しうるようにすることを課
題とする。
【0009】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0010】すなわち、本願発明によって提供される現
像器は、現像剤収容空間内で静電潜像担持体に対向して
配置される複数の現像ローラを備え、現像剤供給側の一
の現像ローラからこれに隣合う現像剤受け取り側の他の
現像ローラに現像剤を受け渡しつつ、各現像ローラを介
して静電潜像担持体に現像剤を供給するように構成され
た現像器において、現像剤供給側の現像ローラからこれ
に隣合う現像剤受け取り側の現像ローラへの現像剤の受
け渡しを規制する現像剤受け渡し規制機構が設けられて
いることを特徴とする。そして、上記現像剤受け渡し規
制機構は、現像剤の受け渡しを規制する状態と規制しな
い状態とを選択可能であるか、または、現像剤の受け渡
しの規制の程度を変更しうるものである。
【0011】このような構成の現像器によれば、現像剤
受け渡し規制機構により、必要に応じ、現像剤受け取り
側の現像ローラへの現像剤の供給を遮断したり、現像剤
受け取り側の現像ローラへの現像剤の供給量を調節した
りすることが可能となる。これにより、現像ローラを介
した現像剤の静電潜像担持体への現像剤供給を加減調節
することができる。現像剤受け取り側の現像ローラへの
現像剤供給が遮断または減じられている状態において
は、現像剤の多くは、受け取り側の現像ローラを経るこ
となく現像剤収容空間を循環する。この場合、現像剤の
循環経路が短縮され、かつ、受け取り側現像ローラに対
する摩擦機会が減じられることから、現像剤中のキャリ
ヤの寿命が延長され、長期間安定した画像品質を保持す
ることができる。
【0012】好ましい実施の形態においては、現像剤供
給側と現像剤受け取り側の隣合う2本の現像ローラのう
ちの少なくとも現像剤受け取り側の現像ローラが、周面
に磁石を配置したマグネットロールに回転スリーブを套
挿して構成されており、かつ、この現像剤受け取り側の
現像ローラのマグネットロールはその周面に磁力の弱い
領域が形成されているとともに回転可能となっていて、
その磁力の弱い周面領域が現像剤供給側の現像ローラに
対向する状態を選択できるようにして上記現像剤受け渡
し規制機構が構成されている。
【0013】他の好ましい実施の形態においては、現像
剤供給側と現像剤受け取り側の隣合う2本の現像ローラ
のうちの少なくとも現像剤受け取り側の現像ローラが、
周面に磁石を配置したマグネットロールに回転スリーブ
を套挿して構成されており、かつ、この回転スリーブに
正方向の駆動を与える状態と、正方向の駆動を与えない
状態とを選択できるようにすることにより上記現像剤受
け渡し規制機構が構成されている。
【0014】この場合において、上記回転スリーブに正
方向の駆動を与えない状態では、上記回転スリーブばフ
リー回転するか、または、この回転スリーブに逆方向の
駆動が与えられる。
【0015】さらに他の好ましい実施の形態において
は、現像剤供給側と現像剤受け取り側の隣合う2本の現
像ローラ間のすきまに挿入される状態と挿入されない状
態とを選択できる仕切り部材を設けることにより、上記
現像剤受け渡し規制機構が構成されている。
【0016】さらに他の好ましい実施の形態において
は、現像剤供給側と現像剤受け取り側の隣合う2本の現
像ローラ間のすきまを可変とすることにより、上記現像
剤受け渡し規制機構が構成されている。
【0017】本願発明のその他の特徴および利点は、図
面を参照して以下に行う詳細な説明から、より明らかと
なろう。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態につき、図1ないし図8を参照しつつ具体的に説明
する。これらの図において、図9に示した従来例と同一
または同等の部材あるいは部品には、同じ符号を付して
ある。
【0019】図1および図2は、本願発明に係る現像器
1の第1の実施形態の構成を示す模式図である。静電潜
像担持体としての感光ドラム10は、図の時計回り方向
(矢印p方向)に回転可能に支持さており、その側面に
位置する現像領域に対向するようにして、上下に隣合う
2本の現像ローラ20,30が配置されている。この2
本の現像ローラ20,30はまた、感光ドラム10の側
面と、容器40とで囲まれる現像剤収容空間50内に配
置されている。現像剤収容空間50内には、キャリヤと
呼ばれる磁性体の小粒子とトナーとからなる現像剤Sが
収容されている。トナーは、消費量に見合って容器40
の上部に配置されるトナーカートリッジ等から補給さ
れ、現像剤は所定のトナー濃度に維持されるようになっ
ている。図1において符号41は、上記2本の現像ロー
ラ20,30の側方に配置され、収容空間中の現像剤を
攪拌するとともに現像剤を現像ローラ20,30に向け
て送るための、図の矢印P方向に回転する回転羽根状攪
拌機を示している。
【0020】現像ローラ20,30は、容器40の下部
に溜まり、あるいは上記のようにして攪拌機41によっ
て送られた現像剤を磁力によって周面に保持しつつ上方
に持ち上げて感光ドラム10上の側面現像領域に位置す
る静電潜像に供給し、その現像を行うためのものであ
り、図に示す実施形態では、次のように構成されてい
る。
【0021】すなわち、各現像ローラ20,30は、周
面にN極とS極とを交互に配置してなる円筒状のマグネ
ットロール21,31の外周に、たとえばアルミニウム
製の回転スリーブ22,32を套挿した概略構成を備え
ている。マグネットロール21,31上のN極とS極の
配置は、後述するように回転スリーブ22,32による
現像剤の磁力による保持搬送に寄与するべき領域、すな
わち、感光ドラム10を向く領域を中心に配置されてお
り、感光ドラム10と反対側の領域には配置されていな
い。そのため、図1および図2に仮想線で磁力強度の分
布を参考的に示すが、マグネットロールの周面中、感光
ドラム10と反対側の領域は、その他の部分に比較し
て、磁力の弱い領域A1 ,A2 となっている。
【0022】下側に位置する第1の現像ローラ(現像剤
供給側現像ローラ)20においては、上記マグネットロ
ール21は固定状に設けられ、回転スリーブ22のみが
時計回り方向(矢印p方向)に回転させられる。この回
転スリーブ22の回転周速は、好ましくは感光ドラム1
0の周速よりも大に設定される。
【0023】上側に位置する第2の現像ローラ(現像剤
受け取り側現像ローラ)30においては、マグネットロ
ール31は、後述するように現像剤受け渡し規制機構6
を構成するために一定角度範囲で回転可能となってい
る。また、回転スリーブ32は、第1の現像ローラ20
と同様、時計回り方向(矢印p方向)に回転させられ
る。この回転スリーブ32の回転周速もまた、第1の現
像ローラ20の場合と同様、好ましくは感光ドラム10
の周速よりも大に設定される。なお、図1および図2に
おいて符号42は、第2現像ローラ30の周面上に残っ
た現像剤を掻き落とすためのスクレーパを、符号43は
第1現像ローラ20の図面に付着する現像剤の穂立ち高
さを規定するブレードを、それぞれ示す。
【0024】本願発明においては、第1の現像ローラ2
0から第2の現像ローラ30への現像剤の受け渡しを規
制しうる状態を選択できる現像剤受け渡し規制機構6が
設けられるが、この実施形態では、これを次のように構
成している。前述したように、第2の現像ローラ30の
マグネットロール31には、磁力の弱い領域A2 が形成
されるが、このマグネットロール31を、図1に示され
るように、上記磁力の弱い領域A2 が感光ドラム10の
反対側に位置する回転位置(通常位置)と、図2に示す
ように、上記磁力の弱い領域A2 が第1の現像ローラ2
0を向く回転位置(現像剤受け渡し規制位置)とを選択
しうるように構成される。もちろん、図1に示す回転位
置と図2に示す回転位置との間の任意の中間位置を選択
しうるようにすることもできる。
【0025】上記構成を備える現像器1の作動は、次の
とおりである。まず、第2の現像ローラ30のマグネッ
トロール31が図1の回転位置をとる通常状態では、磁
力の弱い領域A2 が感光ドラム10の反対側に位置して
いて、マグネットロール31の周面における第1の現像
ローラ20を向く部位の磁力は充分に強い。現像剤S
は、マグネットロール21の磁力に吸引されるようにし
て、第1の現像ローラ20の回転スリーブ22の表面に
いわゆる穂立ち状態となって付着させられ、この回転ス
リーブ22の回転に伴って感光ドラム10の表面に向け
て供給され、感光ドラム10に受け渡されなかった残余
の現像剤は、やはり穂立ち状態で回転スリーブ22とと
もにさらに回転させられ、やがて第2現像ローラ30の
マグネットロール31の磁力に吸引させるようにして、
この第2現像ロール30の回転スリーブ32に受け渡さ
れる。この第2現像ローラ30においても前述の第1現
像ローラ20と同様に、穂立ち状態となった現像剤が回
転スリーブ32の回転とともに感光ドラム10の表面に
再度供給される。このとき感光ドラム10に受け渡され
なかった残余の現像剤は、回転スリーブ32の回転とと
もにさらに回転させられ、やがてスクレーパ42によっ
て回転スリーブ32から掻き落とされて上記の循環を繰
り返す。この状態では、第1の現像ローラ20と第2の
現像ローラ30とによって、2回にわたって現像剤が感
光ドラム10に供給されるため、充分な現像剤を感光ド
ラム10に供給することができ、濃い印字が可能とな
る。
【0026】一方、第2の現像ローラ30のマグネット
ロール31が図2に示す回転位置をとる現像剤受け渡し
規制状態では、第2の現像ローラ30のマグネットロー
ル32の周面に形成された磁力の弱い領域A2 が第1の
現像ローラ20を向いているため、第2の現像ローラ3
0は、第1の現像ローラ20から充分に現像剤を受け取
ることができない。したがって、この状態では、感光ド
ラム10への現像剤の供給に寄与するのは主として第1
の現像ローラ20となり、図1に示す通常状態に比較し
て、感光ドラム10に供給される現像剤の量は少なくな
る。そのため、図1に示す通常状態に比較して印字の濃
度は薄くなるが、現像剤の循環経路が短くなるととも
に、現像剤の第2の現像ローラ30に対する摩擦機会が
減るため、現像剤中のキャリヤの寿命が延長される。な
お、図2に示す状態においては、第2の現像ローラ30
の回転スリーブ32は、回転していてもよいし、停止さ
せていてもよい。
【0027】また、マグネットロール31の回転位置
を、図1に示す状態と図2に示す状態との間の任意の位
置とすることにより、感光ドラム10に供給する現像剤
の量を加減調節することができる。
【0028】なお、第1および第2現像ローラ20,3
0における各回転スリーブ22,32の回転駆動は、電
動モータなどの回転駆動源からの回転駆動力をギヤある
いはベルト・プーリなどの公知の回転伝達機構を用いて
達成することができる。また、第2現像ローラ30のマ
グネットロール31を回転させるための機構としては、
図3に示すように、容器40あるいはその他のブラケッ
トにマグネットロール31の中心支軸33の両端を回転
可能に支持するとともに、支軸33の端部を適当な回転
アクチュエータ34で回転させるようにすればよい。こ
のアクチュエータとしては、回転ソレノイドを用いるほ
か、支軸33の端部に形成したアーム33aを軸動ソレ
ノイドを用いて所定角度範囲内で揺動させるようにした
ものを用いることができる。
【0029】図4は、本願発明に係る現像器1の第2の
実施形態の構成を示す模式図である。これらの図におい
て、すでに説明した第1の実施形態と同等の部材または
部品には、同一の符号を付してここでの詳細な説明を省
略する。
【0030】この実施形態では、第2の現像ローラ30
を次のように構成することにより、現像剤受け渡し規制
機構6が形成されている。すなわち、この実施形態で
は、第2の現像ローラ30のマグネットロール31を固
定状とするとともに、回転スリーブ32に正方向(矢印
p方向)の駆動を与える状態と、正方向の駆動を与えな
い状態とを選択できるように構成している。このように
回転スリーブ32に正方向の駆動を与えない状態では、
回転スリーブ32をフリー回転するようにしてもよい
し、回転スリーブ32に積極的に逆方向(q方向)の駆
動を与えるようにしてもよい。なお、本実施形態では、
正方向とは、図4の時計回り方向(矢印p方向)であ
り、逆方向とは、図4の反時計回り方向(矢印q方向)
である。回転スリーブ32に正方向の駆動を与える状態
とフリー回転する状態とを選択するには、回転スリーブ
32の支軸にクラッチ機構(図示略)を介装するとよ
い。回転スリーブ32に正方向の駆動を与える状態と逆
方向の駆動を与える状態とを選択するには、回転スリー
ブ32のための独立した駆動源を用い、これを正逆双方
向駆動可能なものとするほか、回転方向転換可能なギヤ
トレインを採用することができる。
【0031】以上の構成において、第2の現像ローラ3
0のスリーブ32に正方向の駆動が与えられているとき
の作動は、第1の実施形態において図1を参照して説明
したのと同様である。
【0032】一方、第2の現像ローラ30の回転スリー
ブ32に正方向の駆動が与えられていない場合におい
て、この回転スリーブ32がフリー回転状態にあるとき
には、第1の現像ローラ20の回転スリーブ22の時計
回り方向(矢印p方向)の回転に従動して、図4に示す
ように、この第2の現像ローラ30の回転スリーブ32
が反時計回り方向(矢印q方向)に回転することにな
る。しかしながら、回転スリーブ32の回転抵抗が大き
い場合には、第1の現像ローラ20と第2の現像ローラ
30との間に現像剤が不用意に滞留してしまう不具合が
生じるおそれがあるから、第2の現像ローラ30の回転
スリーブ32に積極的に逆方向の駆動を与えるのがよ
い。このとき、マグネットロール31の磁力の影響で、
逆方向(反時計回り方向)に回転するスリーブ32に現
像剤Sが付着させられることもあるが、このマグネット
ロール32における感光ドラム10と反対面における磁
力が弱められているから、回転スリーブ32に付着させ
られた現像剤は適当に落下させられて感光ドラム10ま
で運ばれることはない。しかし、このような現像剤の落
下を促すため、図4に示されるように、回転スリーブ3
2が逆方向(矢印q方向)に回転する場合にその表面の
現像剤を掻き落とすためのスクレーパ44を設けておく
ことが望ましい。
【0033】このようにして、本実施形態においては、
第2の現像ローラ30の回転スリーブ32に正方向の駆
動が与えられない状態では、実質的に、この第2の現像
ローラ30が現像剤を感光ドラム10に供給することに
寄与しなくなり、第2の現像ローラ30の回転スリーブ
30が正方向に回転駆動されている場合に比較して、感
光ドラム10に対する現像剤の供給量が少なくなる。
【0034】図5および図6は、本願発明に係る現像器
1の第3の実施形態の構成を示す模式図である。これら
の図においても、すでに説明した実施形態と同等の部材
または部品には、同一の符号を付してここでの詳細な説
明を省略する。
【0035】この実施形態では、次のようにして現像剤
受け渡し規制機構6が形成されている。すなわち、この
実施形態では、第1の現像ローラ20と第2の現像ロー
ラ30間のすきまに挿入される状態(図6に示される状
態)と挿入されない状態(図5に示される状態)とを選
択できる仕切り部材61を設けることにより、上記現像
剤受け渡し規制機構6が構成されている。この仕切り部
材61は、好ましくはステンレス板で構成され、その両
端部において、容器40あるいはその他のブラケットに
図の矢印A,B方向にスライド可能に支持させるととも
に、図示しない軸動ソレノイドなどで駆動させるように
するとよい。この場合においても、図5に示す状態と図
6に示す状態との間の任意の中間位置を選択することが
できるようにしてもよい。
【0036】以上の構成において、仕切り部材61が図
5に示す位置をとるときの作動は、第1の実施形態にお
いて図1を参照して説明したのと同様である。要する
に、この状態では、第1の現像ローラ20と第2の現像
ローラ30の双方が感光ドラム10に現像剤を供給する
のに寄与する。
【0037】一方、仕切り部材61が図6に示すよう
に、第1の現像ローラ20と第2の現像ローラ30との
間のすきまに挿入されている状態においては、第1の現
像ローラ20から第2の現像ローラ30への現像剤の受
け渡しが仕切り板61によって物理的に阻止され、第1
の現像ローラ20のみが感光ドラム10への現像剤の供
給に寄与することになり、感光ドラム10への現像剤の
供給量が相対的に少なくなる。もんろん、仕切り板61
の挿入量を加減することにより、第1の現像ローラ20
から第2の現像ローラ30への現像剤の受け渡し量を加
減することも可能であり、このようにすることにより、
感光ドラム10への現像剤の供給量を調節することがで
きるようになる。
【0038】図7は、本願発明に係る現像器1の第4の
実施形態の構成を示す模式図である。これらの図におい
ても、すでに説明した実施形態と同等の部材または部品
には、同一の符号を付してここでの詳細な説明を省略す
る。
【0039】この実施形態では、次のようにして、現像
剤受け渡し規制機構6が形成されている。すなわち、こ
の実施形態では、第1の現像ローラ20と第2の現像ロ
ーラ30間の間隔を拡縮できるようにしている。望まし
くは、第2の現像ローラ30を支持するブラケットが、
図示しないアクチュエータによって上下方向に移動させ
られる。
【0040】図7に仮想線で示すように、第2の現像ロ
ーラ30が適度に第1の現像ローラ20に近接している
場合には、上記の各実施形態において通常状態について
説明したのと同様に、第1の現像ローラ20から現像剤
が適切に第2の現像ローラ30に受け渡され、第1およ
び第2の双方の現像ローラ20,30が感光ドラム10
に対する現像剤の供給に寄与する。
【0041】一方、図7に実線で示すように、第2の現
像ローラ30が第1の現像ローラ20に対して所定以上
に離間させられている場合には、第2の現像ローラ30
が第1の現像ローラ20から現像剤を適切に受け取るこ
とができず、主として第1の現像ローラ20が感光ドラ
ム10に対する現像剤の供給に寄与することになり、感
光ドラム10への現像剤の供給量が相対的に少なくな
る。もんろん、第2の現像ローラ30の第1の現像ロー
ラ20に対する離間距離を調節することにより、第1の
現像ローラ20から第2の現像ローラ30への現像剤の
受け渡し量を加減することも可能であり、このようにす
ることにより、感光ドラム10への現像剤の供給量を調
節することができるようになる。
【0042】以上説明したように、上記各実施形態に係
る電子写真式あるいは静電記録式の画像形成装置におけ
る現像器1によれば、現像剤受け渡し規制機構6が設け
られていることにより、必要に応じ、第1の現像ローラ
(現像剤供給側の現像ローラ)20から第2の現像ロー
ラ(現像剤受け取り側の現像ローラ)30への現像剤の
受け渡しを遮断したり、現像剤の受け渡し量を調節した
りすることが可能となる。これにより、現像ローラ2
0,30を介した現像剤の感光ドラム10への現像剤供
給を加減調節することができる。第2の現像ローラ30
への現像剤受け渡しが遮断または減じられている状態に
おいては、現像剤の多くは、第2の現像ローラ30を経
ることなく現像剤収容空間を循環する。この場合、現像
剤の循環経路が短縮され、かつ、第2の現像ローラ30
対する摩擦機会が減じられることから、現像剤中のキャ
リヤの寿命が延長され、長期間安定した画像品質を保持
することができる。
【0043】本願発明に係る現像器1によれば、その現
像器を備える画像形成装置において、次のような使用方
法を採用することが可能となる。
【0044】その第1は、画像形成装置に節約モードあ
るいは試し印字モードを選択できる機能を与えておき、
オペレータスイッチ8(図8参照)により、この節約モ
ードあるいは試し印字モードが選択されている場合に
は、上記現像剤受け渡し規制機構6のアクチュエータ3
4を制御部9によって制御駆動して、第2の現像ローラ
(現像剤受け取り側の現像ローラ)30への現像剤供給
を遮断または減じる状態とする、というものである。節
約モードあるいは試し印字モードが選択されている場合
には、一定以上の濃さの画像を形成することはできない
が、トナーの使用が節約され、かつキャリヤの寿命が長
くなる。
【0045】その第2は、現像剤の初期段階、すなわ
ち、キャリヤが新品の段階からの画像形成装置の積算作
動時間、あるいは積算印字枚数データ値(図8の符号8
a参照)が増加するにしたがって、現像器の現像剤受け
渡し規制機構6による現像剤受け渡し規制の程度を緩和
傾向とするべく、アクチュエータ34を制御駆動する、
というものである。すなわち、2本の現像ローラ20,
30を使用する場合において、たとえば、当初は現像剤
供給側の第1の現像ローラ20のみを用いて感光ドラム
10に対する現像剤の供給を行い、現像剤のキャリヤが
劣化するにしたがい、第1の現像ローラ20による現像
剤供給に加えて現像剤受け取り側の第2の現像ローラ3
0を介して感光ドラム10に供給される現像剤の量を増
やすのである。画像形成装置の積算作動時間が増加する
にしたがってキャリヤの劣化が進み、そのことに起因し
て次第に形成画像が薄くなるが、この使用方法によれ
ば、キャリヤの劣化に起因して画像が薄状となることを
第2の現像ローラ30による現像剤供給によって補完し
て、安定した画像品質を維持することができる。
【0046】その第3は、画像形成装置の濃度調整機能
を実現するための一手段として、本願発明の現像器にお
ける現像剤受け渡し規制機構6による感光ドラム10へ
の現像剤供給量調整機能を用いるということである。こ
の種の画像形成装置には一般に、たとえば、感光ドラム
10の帯電圧を調整することによる濃度調整機能が与え
られているが、本願発明の現像器による現像剤供給量調
整機能を併用すれば、濃度調整範囲をより拡張すること
が可能となる。
【0047】その第4は、現像剤の初期段階、すなわ
ち、キャリヤが新品の段階においては、現像器の現像剤
受け渡し規制機構6による現像剤受け渡し規制の程度を
大きくしておき、感光ドラム10上の現像トナー濃度を
センサ7(図8参照)で検知しつつ、現像トナー濃度が
低下するにしたがって、上記現像剤受け渡し規制機構6
による現像剤受け渡し規制の程度を緩和するべく、アク
チュエータ34を制御駆動する、というものである。す
なわち、2本の現像ローラ20,30を使用する場合に
おいて、たとえば、当初は現像剤供給側の第1の現像ロ
ーラ20のみを用いて感光ドラム10に対する現像剤の
供給を行い、感光ドラム10上の現像トナー濃度が低下
するにしたがい、現像剤受け取り側の第2の現像ローラ
30を介して感光ドラム10に供給される現像剤の量を
増やすのである。その意義は、すでに説明した第2の使
用方法と同様である。
【0048】もちろん、本願発明の範囲は上述した各実
施形態に限定されるものではない。実施形態では、静電
潜像担持体として、感光ドラム10を用いたが、無端ベ
ルト状の感光体を用いる場合にも、問題なく本願発明を
適用することができる。
【0049】また、実施形態では、2本の現像ローラ2
0,30を用いたが、3本以上の現像ローラを用いる場
合にも、問題なく本願発明を適用することができる。す
なわち、この場合、いずれかの隣合う2本の現像ローラ
間に本願発明にかかる現像剤受け渡し規制機構を設けれ
ばよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本願発明の現像器に
よれば、現像剤受け渡し規制機構により、必要に応じ、
現像剤受け取り側の現像ローラへの現像剤の供給を遮断
したり、現像剤受け取り側の現像ローラへの現像剤の供
給量を調節したりすることが可能となる。これにより、
現像ローラを介した現像剤の静電潜像担持体への現像剤
供給を加減調節することができる。現像剤受け取り側の
現像ローラへの現像剤供給が遮断または減じられている
状態においては、現像剤の多くは、受け取り側の現像ロ
ーラを経ることなく現像剤収容空間を循環する。この場
合、現像剤の循環経路が短縮され、かつ、受け取り側現
像ローラに対する摩擦機会が減じられることから、現像
剤中のキャリヤの寿命が延長され、長期間安定した画像
品質を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施形態に係る現像器の概略
構成および作動の説明図である。
【図2】本願発明の第1の実施形態に係る現像器の概略
構成および作動の説明図である。
【図3】本願発明の第1の実施形態に係る現像器の現像
剤受け渡し規制機構のためのアクチュエータの例の説明
図である。
【図4】本願発明の第2の実施形態に係る現像器の概略
構成および作動の説明図である。
【図5】本願発明の第3の実施形態に係る現像器の概略
構成および作動の説明図である。
【図6】本願発明の第3の実施形態に係る現像器の概略
構成および作動の説明図である。
【図7】本願発明の第4の実施形態に係る現像器の概略
構成および作動の説明図である。
【図8】本願発明に係る現像器の使用方法例の説明図で
ある。
【図9】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 現像器 10 感光ドラム 20 第1の現像ローラ(現像剤供給側現像ローラ) 21 マグネットロール(第1の現像ローラの) 22 回転スリーブ(第1の現像ローラの) 30 第2の現像ローラ(現像剤受け取り側現像ロー
ラ) 31 マグネットロール(第2の現像ローラの) 32 回転スリーブ(第2の現像ローラの) 34 アクチュエータ 40 容器 41 攪拌機 6 現像剤受け渡し規制機構 61 仕切り部材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤収容空間内で静電潜像担持体に対
    向して配置される複数の現像ローラを備え、現像剤供給
    側の一の現像ローラからこれに隣合う現像剤受け取り側
    の他の現像ローラに現像剤を受け渡しつつ、各現像ロー
    ラを介して静電潜像担持体に現像剤を供給するように構
    成された現像器において、 現像剤供給側の現像ローラからこれに隣合う現像剤受け
    取り側の現像ローラへの現像剤の受け渡しを規制する現
    像剤受け渡し規制機構が設けられていることを特徴とす
    る、現像器。
  2. 【請求項2】 上記現像剤受け渡し規制機構は、現像剤
    の受け渡しを規制する状態と規制しない状態とを選択可
    能である、請求項1に記載の現像器。
  3. 【請求項3】 上記現像剤受け渡し規制機構は、現像剤
    の受け渡しの規制の程度を変更しうる、請求項1に記載
    の現像器。
  4. 【請求項4】 現像剤供給側と現像剤受け取り側の隣合
    う2本の現像ローラのうちの少なくとも現像剤受け取り
    側の現像ローラは、周面に磁石を配置したマグネットロ
    ールに回転スリーブを套挿して構成されており、かつ、
    この現像剤受け取り側の現像ローラのマグネットロール
    はその周面に磁力の弱い領域が形成されているとともに
    回転可能となっていて、その磁力の弱い周面領域が現像
    剤供給側の現像ローラに対向する状態を選択できるよう
    にして、上記現像剤受け渡し規制機構が構成されてい
    る、請求項1、2または3に記載の現像器。
  5. 【請求項5】 現像剤供給側と現像剤受け取り側の隣合
    う2本の現像ローラのうちの少なくとも現像剤受け取り
    側の現像ローラは、周面に磁石を配置したマグネットロ
    ールに回転スリーブを套挿して構成されており、かつ、
    この回転スリーブに正方向の駆動を与える状態と、正方
    向の駆動を与えない状態とを選択できるようにすること
    により、上記現像剤受け渡し規制機構が構成されてい
    る、請求項1、2または3に記載の現像器。
  6. 【請求項6】 上記回転スリーブに正方向の駆動を与え
    ない状態では、上記回転スリーブばフリー回転する、請
    求項5に記載の現像器。
  7. 【請求項7】 上記回転スリーブに正方向の駆動を与え
    ない状態では、この回転スリーブに逆方向の駆動が与え
    られる、請求項6に記載の現像器。
  8. 【請求項8】 現像剤供給側と現像剤受け取り側の隣合
    う2本の現像ローラ間のすきまに挿入される状態と挿入
    されない状態とを選択できる仕切り部材を設けることに
    より、上記現像剤受け渡し規制機構が構成されている、
    請求項1、2または3に記載の現像器。
  9. 【請求項9】 現像剤供給側と現像剤受け取り側の隣合
    う2本の現像ローラ間のすきまを可変とすることによ
    り、上記現像剤受け渡し規制機構が構成されている、請
    求項1、2または3に記載の現像器。
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