JPH11218856A - 感光材料搬送装置 - Google Patents

感光材料搬送装置

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JPH11218856A
JPH11218856A JP2184998A JP2184998A JPH11218856A JP H11218856 A JPH11218856 A JP H11218856A JP 2184998 A JP2184998 A JP 2184998A JP 2184998 A JP2184998 A JP 2184998A JP H11218856 A JPH11218856 A JP H11218856A
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JP
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photosensitive material
transport
roller
rollers
conveying
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JP2184998A
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Yoshiyuki Monma
良行 門馬
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高価な特殊なシリコンゴムローラの使用量を減
らし、感光材料のマガジンからの引出しや露光のための
副走査搬送などに必要な搬送力や搬送精度を維持したま
ま、安定かつ円滑な感光材料の搬送を実現するととも
に、コストダウンを図ることのできる画像記録装置に適
用される感光材料搬送装置を提供する。 【解決手段】所定長の感光材料を露光して潜像を記録
し、露光済の感光材料を現像装置に供給するために感光
材料を搬送する際に、感光材料を挟持搬送する搬送ロー
ラ対の一組の搬送ローラを、それぞれ搬送精度、搬送力
および搬送される感光材料の潜像の有無の少なくとも1
つに応じた材質のローラで構成することにより、上記課
題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光材料を露光し
て潜像を記録する画像記録装置に用いられる感光材料搬
送装置に関し、搬送目的に応じた材質の搬送ローラで構
成された感光材料搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ネガフィルム、リバーサルフィル
ム等の写真フィルム(以下、フィルムとする)に撮影さ
れた画像の印画紙等の感光材料への焼き付けは、フィル
ムの投影光を感光材料に入射して、この投影光で感光材
料を面露光する、いわゆる直接(アナログ)露光によっ
て行われている。
【0003】これに対し、近年では、デジタル露光を利
用する焼付装置、すなわち、フィルムに記録された画像
を光電的に読み取って、読み取った画像をデジタル信号
とした後、種々の画像処理を施して記録用の画像データ
とし、この画像データに応じて変調した記録光によって
感光材料を走査露光して画像(潜像)を記録し、現像処
理を施してプリント(写真)として出力するデジタルフ
ォトプリンタが実用化された。
【0004】デジタルフォトプリンタでは、フィルムを
光電的に読み取り、画像(信号)処理によって階調補正
等が行われて露光条件が決定される。そのため、画像処
理による複数画像の合成や画像分割等のプリント画像の
編集や、色/濃度調整、輪郭強調等の各種の画像処理も
自由に行うことができ、用途に応じたプリントを出力で
きる。また、プリント画像の画像データをコンピュータ
等に供給することができ、また、フロッピーディスク等
の記録媒体に保存しておくこともできる。さらに、デジ
タルフォトプリンタによれば、従来の直接露光によるプ
リントに比して、分解能、色/濃度再現性等に優れた、
より画質の良好なプリントが出力可能である。
【0005】このようなデジタルフォトプリンタは、基
本的に、スキャナ(画像読取装置)と画像処理装置とを
有する入力機、および焼付装置(画像記録装置)と現像
装置とを有する出力機より構成される。スキャナでは、
フィルムに撮影された画像の投影光をCCDセンサ等の
イメージセンサで光電的に読み取り、フィルム画像デー
タ(画像データ信号)として画像処理装置に送る。画像
処理装置は、この画像データに所定の画像処理を施し、
画像記録のための出力画像データ(露光条件)として焼
付装置に送る。焼付装置は、例えば、光ビーム走査露光
を利用する装置であれば、供給された画像データに応じ
て変調した光ビームを主走査方向に偏向すると共に、主
走査方向と直交する副走査方向に感光材料を走査搬送す
ることにより、光ビームによって感光材料を走査露光し
て潜像を形成する。現像装置では、露光済の感光材料
に、所定の現像処理等を施して、フィルムに撮影された
画像が再生されたプリントとする。
【0006】このようなデジタルフォトプリンタのみな
らず、通常の直接露光によるフォトプリンタにおいて
も、焼付装置では、未使用の感光材料はロール状に巻回
されて遮光性の筐体に収納されてマガジン化されてお
り、マガジンごと焼付装置に装填され、このマガジンか
ら引き出されて搬送され、露光等に供される。ここで、
通常のフォトプリンタでは、感光材料を途中で切断する
ことはなく、長尺なまま露光、バックプリントの記録、
現像処理、乾燥等を行い、最後に感光材料を所定長に切
断して1枚のプリントとする。
【0007】ここで、このように最後に感光材料を切断
する装置では、長尺な感光材料を露光する前あるいは露
光時に、各コマ(プリント一枚毎)の境目を示すための
コマ情報(パンチ)を形成する必要がある。そのため、
このコマ情報を形成した部分の感光材料が無駄になって
しまい、また、パンチやセンサ等を有するコマ情報の形
成手段が必要となる。また、デジタル露光の焼付装置で
は、ムラ等のない高画質な画像を記録するために、感光
材料の走査搬送を高精度かつ停止することなく行う必要
があり、そのために、露光位置の上下流に感光材料のた
わみ(ループ)を形成しており、感光材料の搬送経路や
搬送制御が複雑になっている。そのため、このようなフ
ォトプリンタにおいては、感光材料をプリント一枚に対
応して切断してカットシートとした後に、露光を行うこ
とが考えられ、また、アナログのフォトプリンタでは実
用されている。
【0008】上述したデジタルフォトプリンタの焼付装
置においても、アナログフォトプリンタの焼付装置にお
いても、ロール状感光材料をマガジンから引き出して、
長尺なまま、仕上がりプリントサイズに切断してカット
シートとした後、水平、斜めもしくは垂直に搬送して、
露光部に供給し、露光部において副走査搬送しながら2
次元的に露光し、露光後、再び水平、斜めまたは垂直な
搬送を行って、次の現像処理装置に供給している。そし
て、このような感光材料は、ジャミング等を発生させる
ことなく所定の経路で円滑かつ確実に搬送される必要が
あるため、主に搬送ローラ対の挟持搬送によって行われ
ている。そして、一般に、紙やフィルムや布などの薄い
材料を挟持搬送する搬送ローラ対の各搬送ローラには、
搬送精度や搬送力(表面摩擦係数)およびコストの点か
ら通常のゴムローラが用いられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、感光材
料にはその表面に感光性の乳剤が塗布されているため、
感光材料を挟持搬送する搬送ローラ対の各搬送ローラに
通常のゴム製ローラ(以下、ゴムローラという)を用い
ると、ゴムローラは、感光性乳剤と直接接触するため、
ゴムローラの材質によっては、ゴムローラを構成するゴ
ムに含まれる成分、例えばゴムの加硫成分などと感光材
料の感光性乳剤の成分とが反応して、感光材料に、いわ
ゆる「かぶり」を発生させる。このため、感光材料搬送
ローラには、ゴムローラ自体の材質を感光材料の感光性
乳剤成分と反応しない特殊な材料、例えば、シリコンゴ
ムや、感光材料専用の処理を施したシリコンゴムなどに
変えたシリコンゴム製ローラ(以下、シリコンゴムロー
ラという)や、このような材料で通常のゴムローラの表
面を被覆した2重構造のゴムローラなどが用いられてい
る。このように、高い搬送精度や搬送力が要求される感
光材料搬送ローラに使用できる材質が限られているた
め、このような材質のローラが焼付装置の搬送系を構成
する全ての搬送ローラに用いられており、焼付装置の搬
送系のコスト高の原因になっているという問題がある。
【0010】このため、感光材料の感光性乳剤と直接接
触する搬送ローラには、上述した特殊なシリコンゴムロ
ーラを用い、裏面側の感光性乳剤と直接接触しない搬送
ローラに通常の材質のゴムローラを使用して、コストダ
ウンを図ることが考えられるが、感光材料を搬送してい
ない部分や感光材料を搬送していない時には、シリコン
ゴムローラは通常のゴムローラと直接接触しているた
め、ゴムローラの加硫成分などが付着し、その後に搬送
する感光材料の感光性乳剤と反応してしまうという問題
が生じる。なお、コストダウンを図るため、ゴムローラ
の代わりに、感光性乳剤と反応しない金属製ローラ(以
下、金属ローラという)や硬質、または軟質樹脂製ロー
ラ(以下、樹脂ローラという)などを用いることで、感
光材料の「かぶり」を防止することも考えられるが、こ
のような金属ローラや硬質樹脂ローラなどでは、感光材
料との摩擦力が低く、また軟質樹脂ローラでは変形量が
大きく、感光材料のマガジンからの引出しや露光のため
の副走査搬送などに必要な搬送力や搬送精度を維持する
ことができないという問題がある。また、通常のゴムロ
ーラにこれらの硬質樹脂または軟質樹脂を被覆した2重
構造のローラでも、全く同様な問題がある。
【0011】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解消し、ロール状感光材料を引き出して、長尺なまま、
またはカットシート状にカットして、露光、好ましくは
デジタルの走査露光を行い、露光済の感光材料を現像装
置に供給するために用いられる搬送ローラ対を構成する
搬送ローラの材質を搬送目的に応じて使い分けることに
より、高価な特殊なシリコンゴムローラの使用量を減ら
し、感光材料のマガジンからの引出しや露光のための副
走査搬送などに必要な搬送力や搬送精度を維持したま
ま、安定かつ円滑な感光材料の搬送を実現できるととも
に、コストダウンを図ることのできる画像記録装置に適
用される感光材料搬送装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、所定長の感光材料を露光して潜像を記録
し、露光済の感光材料を現像装置に供給する画像記録装
置に用いられる感光材料搬送装置であって、前記感光材
料を挟持搬送する搬送ローラ対の一組の搬送ローラを、
搬送精度、搬送力および搬送される前記感光材料の潜像
の有無の少なくとも1つに応じた材質のローラで構成す
ることを特徴とする感光材料搬送装置を提供するもので
ある。
【0013】ここで、高い搬送精度が要求される前記搬
送ローラ対の2本の搬送ローラを、それぞれ金属ローラ
とシリコンゴムローラとで構成するのが好ましい。な
お、露光に供するために前記感光材料を副走査搬送する
副走査搬送機構を構成する搬送ローラ対には、このよう
な高い搬送精度が要求される前記搬送ローラ対を用いる
のが好ましい。また、高い搬送力が要求される前記搬送
ローラ対の2本の搬送ローラを、いずれもシリコンゴム
ローラで構成するのが好ましい。なお、感光材料マガジ
ンから前記感光材料を引き出す引き出しローラ対には、
このような高い搬送力が要求される前記搬送ローラ対を
用いるのが好ましい。
【0014】また、高い搬送精度が要求されない前記搬
送ローラ対の2本の搬送ローラを、それぞれ樹脂ローラ
とテフロンチュービングゴムローラとで構成するのが好
ましい。なお、前記感光材料を垂直搬送する搬送ローラ
対には、このようなあまり高い搬送精度が要求されない
前記搬送ローラ対を用いるのが好ましい。また、高い搬
送力が要求されない前記搬送ローラ対の2本の搬送ロー
ラを、いずれも樹脂ローラで構成するのが好ましい。な
お、前記感光材料を水平搬送する搬送ローラ対には、こ
のようなあまり高い搬送力が要求されない前記搬送ロー
ラ対を用いるのが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係る感光材料搬送装置を
添付の図面に示す好適実施例に基づいて、以下に詳細に
説明する。
【0016】図1に、本発明の感光材料搬送装置が適用
される画像記録装置の模式的断面図を示す。図1に示す
画像記録装置(以下、単に記録装置という)10は、上
述のデジタルフォトプリンタの焼付装置として用いられ
るもので、長尺な感光材料Aをマガジン32から引き出
し、仕上がりプリントに応じた所定長に切断してカット
シートとした後に、裏印字(バックプリント)およびデ
ジタル画像データに基づいて変調された光ビームによる
走査露光を行い、露光済の感光材料Aを必要に応じて複
数列に振り分けて、プロセサ(現像装置)58に供給す
る装置である。
【0017】同図に示すように、記録装置10は、感光
材料供給部(以下、供給部という)12と、裏印字を記
録する裏印字部14と、記録(露光)位置Xにおいて感
光材料Aを露光する画像記録部16と、露光済の感光材
料Aを必要に応じて複数列に振り分ける振分部18と、
これらの各部分に感光材料Aを挟持搬送する搬送ローラ
対によって構成される本発明の感光材料搬送装置(以
下、搬送装置という)11とを有する。なお、記録装置
10には、図示した部分以外にも、その他の搬送ローラ
等の感光材料Aの搬送手段や搬送ガイド、センサ等の各
種の部材が、必要に応じて配置されている。
【0018】本発明の搬送装置11は、図示例において
は、供給部12の引き出しローラ対24および26と、
供給部12から裏印字部14を経て画像記録部16まで
の間の第1搬送部34および第2搬送部36の複数の搬
送ローラ対34a〜34fおよび36a〜36hと、画
像記録部16の副走査搬送機構42を構成する2組の搬
送ローラ対44および46と、振分部18の下流のプロ
セサ58への供給(プロセサエントリ)用搬送ローラ対
48によって構成され、これらの搬送ローラ対の各々の
搬送ローラには、感光材料Aの搬送目的に応じて、金属
製ローラ、樹脂製ローラ、シリコンゴム製ローラ、また
はテフロンチュービングゴムローラなどが使い分けられ
ている。
【0019】記録装置10において、供給部12は、装
填部20および22と、本発明の搬送装置11を構成す
る引き出しローラ対24および26と、カッタ28およ
び30とを有する。装填部20および22は、記録面を
外側にしてロール状に巻回された長尺な感光材料Zを遮
光性の筐体に収納してなるマガジン32が装填される部
分である。両装填部20および22に装填されるマガジ
ン32には、通常、サイズ(幅)、面種(シルクやマッ
ト等)、仕様(厚さやベースの種類等)等、互いに種類
の異なる感光材料Zが収納される。なお、記録装置10
のサイズや構成等に応じて、装填可能なマガジン32の
数は1個であっても3個以上であってもよい。
【0020】本発明の搬送装置11を構成する引き出し
ローラ対24および26は、装填部20および22に装
填されたマガジン32に収納される感光材料Aを引き出
して搬送する。これらの引き出しローラ対24および2
6による搬送は、対応するカッタ28および30より下
流に搬送された感光材料Aが仕上がりプリント長になっ
た時点で停止し、次いで、カッタ28および30が作動
して、感光材料Aを所定長のカットシートに切断する。
なお、カッタは、複数の装填部で1つものを共用しても
よい。
【0021】ところで、本発明の搬送装置11を構成す
る引き出しローラ対24および26は、マガジン32に
収納されるロール状感光材料Aを巻き戻して、引き出
し、カット長が所定長になるまで搬送する必要があるの
で、これらの引き出しローラ対24および26には、高
い搬送力が第1に要求され、次いで搬送精度が要求され
る。このため、本発明においては、これらの引き出しロ
ーラ対24および26には、高い搬送力を持つシリコン
ゴムローラとシリコンゴムローラとの組み合わせが使用
される。すなわち、引き出しローラ対24および26を
構成する各々の搬送ローラは、いずれもシリコンゴムロ
ーラで構成される。本発明に用いられるシリコンゴムロ
ーラは、感光材料に「かぶり」を発生させず、所要の高
搬送力および所要の搬送精度を発揮できるものであれ
ば、特に制限はなく、従来公知のものを用いることがで
きるが、感光材料用に特殊な専用の処理を施したもので
あってもよいことはもちろんである。
【0022】装填部22のマガジン32から引き出さ
れ、カッタ30によって所定長に切断された感光材料A
は、本発明の搬送装置11を構成する多数の搬送ローラ
対34a〜34fおよび36b〜34hで構成される第
1搬送部34および第2搬送部36によって、他方、装
填部20のマガジン32から引き出され、カッタ28に
よって切断された感光材料Aは、本発明の搬送装置11
を構成する多数の搬送ローラ対36a〜34hで構成さ
れる第2搬送部36によって、共に、上方(垂直)に搬
送された後に右方向(水平)に搬送されて、記録面(乳
剤側)を上にして画像記録部16(副走査搬送機構4
2)に搬送される。
【0023】ところで、本発明の搬送装置11を構成す
る第1搬送部34の搬送ローラ対34a〜34fおよび
第2搬送部36の搬送ローラ対36a〜34hは、主
に、所定サイズのカットシート状感光材料Aを上方に垂
直搬送するものであるので、これらの搬送ローラ対34
a〜34fおよび36a〜34hには、高い搬送精度は
要求されないが、ある程度の搬送力が要求される。この
ため本発明においては、これらの搬送ローラ対34a〜
34fおよび36a〜34hには、搬送精度は低いが、
ある程度の搬送力をもつ樹脂ローラとテフロンチュービ
ングゴムローラとの組み合わせが使用される。すなわ
ち、搬送ローラ対34a〜34fおよび36a〜34h
を構成する各々の搬送ローラは、感光材料の表面(乳剤
面)側と裏面側の一方と接触する側が樹脂ローラ、その
他方と接触する側がテフロンチュービングゴムローラで
構成される。本発明では、感光材料の表面(乳剤面)側
と接触するローラは樹脂ローラおよびテフロンチュービ
ングゴムローラのいずれでもよく、要求される搬送力に
応じて適宜選択すればよい。
【0024】ここで、本発明に用いられる樹脂ローラ
は、感光材料に「かぶり」を発生させず、テフロンチュ
ービングゴムローラとの組み合わせにおいて、搬送精度
は低くても、ある程度の搬送力を発揮できるものであれ
ば、特に制限はなく、従来公知のものを用いることがで
きるが、例えば、樹脂ローラを構成する樹脂として、A
BS樹脂、POM樹脂、フェノール樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂などを用いるものをあげることができる。ま
た、本発明に用いられるテフロンチュービングゴムロー
ラは、通常のゴムローラにテフロンを巻き付けて被覆し
た2重構造のゴムローラであり、感光材料に「かぶり」
を発生させず、樹脂ローラとの組み合わせにおいて、搬
送精度は低くても、ある程度の搬送力を発揮できるもの
であれば、特に制限はなく、従来公知のものを用いるこ
とができる。
【0025】なお、第1搬送部34の搬送ローラ対34
a〜34fおよび第2搬送部36の搬送ローラ対36a
〜34hは、主に、感光材料Aを上方に垂直搬送するも
のであるが、図示例においては、第2搬送部36の搬送
ローラ対34gおよび34hは、感光材料Aを水平搬送
するものであるので、これらの搬送ローラ対34gおよ
び34hには、高い搬送力も要求されない。従って、こ
れらの搬送ローラ対34gおよび34hを、低搬送精度
および低搬送力の樹脂ローラと樹脂ローラとの組み合わ
せからなる搬送ローラ対で構成してもよい。しかしなが
ら、これらの搬送ローラ対34gおよび34hが、感光
材料Aの姿勢および搬送位置(紙面に垂直な方向)を制
御するために、図示しない幅ガイドと連動して、サイド
レジストまたはセンターレジストをとる機能を有する場
合には、ある程度の搬送精度および搬送力も必要となる
ので、上述した樹脂ローラとテフロンチュービングゴム
ローラとの組み合わせからなる搬送ローラ対で構成する
のがよいが、さらに、搬送精度や搬送力を優先するので
あれば、上述したシリコンゴムローラ同士の組み合わせ
からなる搬送ローラ対や、後述する金属ローラとシリコ
ンゴムローラとの組み合わせからなる搬送ローラ対を用
いてもよいはもちろんである。
【0026】第2搬送部36の途中の搬送ローラ対36
dと36eとの間には、裏印字部14が配置される。裏
印字部14は、裏印字プリンタによって、感光材料Aの
非記録面(非乳剤面=裏面)に、写真の撮影日、プリン
ト焼付日、コマ番号、フィルムID番号(符号)、撮影
に使用したカメラのID番号、フォトプリンタのID番
号等の各種の情報、いわゆる裏印字情報を記録、すなわ
ち裏印字するもので、感光材料Aは、第2搬送部36の
搬送ローラ対36dおよび36eによって搬送されつつ
裏印字部14によって裏印字される。裏印字プリンタと
しては、インクジェットプリンタ、ドットインパクトプ
リンタ、熱転写プリンタ等、公知のフォトプリンタに用
いられる裏印字のプリンタが例示される。また、裏印字
部14は、新規格の新写真システム(Advanced PhotoSys
tem) に対応して、2行以上の印字が可能に構成するの
が好ましい。
【0027】また、第2搬送部36の裏印字部14の下
流側の搬送ローラ対36eと36fとの間には、ループ
形成部38が設けられる。すなわち、第2搬送部36に
おける感光材料Aの搬送速度は、ループ形成部38の下
流側の搬送ローラ対36fより下流側では画像記録部1
6(副走査搬送機構42)における副走査搬送速度と同
速度で、ループ形成部38の上流側の搬送ローラ対36
dより上流側では副走査搬送速度より高速に設定されて
おり、第2搬送部36を搬送される感光材料Aは、ルー
プ形成部38において、上下流側の搬送速度差によっ
て、図中点線で示されるように、そのサイズに応じたル
ープを形成する。図示例の記録装置10においては、こ
れにより、短いパス長で裏印字部14と画像記録部16
とを分離し、露光時における感光材料Aの高精度な副走
査搬送を実現している。
【0028】画像記録部16は、露光ユニット40と副
走査搬送機構42とで構成され、副走査搬送機構42に
よって感光材料Aを挟持して副走査搬送しつつ、所定の
記録位置Xに副走査搬送方向と直交する主走査線(紙面
に垂直な方向)を画成する、画像データ(記録画像)に
応じて変調された記録光Lを露光ユニット40から射出
して、記録位置Xに入射することにより、感光材料Aを
2次元的に走査露光して、感光材料A上に潜像を記録す
る。なお、図示例の画像記録部16においては、感光材
料Aの主走査方向の中心が所定位置となるようにサイド
レジスト(感光材料Aのエッジ位置規制)を行う、いわ
ゆるセンター基準で露光が行われる。
【0029】露光ユニット40は、例えば、レーザビー
ム等の光ビームを記録光Lとして用いる公知の光ビーム
走査装置であって、感光材料Aの赤(R)露光、緑
(G)露光および青(B)露光のそれぞれに対応する光
ビームを射出する光源、前記光源から射出された光ビー
ムをデジタルの画像データに応じて変調するAOM(音
響光学変調器)等の変調手段、変調された光ビームを主
走査方向に偏向するポリゴンミラー等の光偏向器、主走
査方向(紙面に垂直な方向)に偏向された光ビームを記
録位置X上の所定位置に所定のビーム径で結像させるf
θ(走査)レンズ等を有する。あるいは、PDP(プラ
ズマディスプレイ)アレイ、ELD(エレクトロルミネ
セントディスプレイ)アレイ、LED(発光ダイオー
ド)アレイ、LCD(液晶ディスプレイ)アレイ、DM
D(デジタルマイクロミラーデバイス)アレイ、レーザ
アレイ等の、走査搬送方向と直交する方向に延在する各
種の発光アレイや空間変調素子アレイ等を用いるデジタ
ルの露光手段でもよい。
【0030】一方、副走査搬送機構42は、記録位置X
(走査線)を挟んで配置される一対の搬送ローラ対44
および46と、感光材料Aをより正確に記録位置Xに支
持するための露光ガイド(図示省略)とから構成され、
感光材料Aを記録位置Xに支持しつつ、主走査方向と直
交する副走査方向に感光材料Aを副走査搬送する。ここ
で、記録光Lである光ビームは主走査方向に偏向されて
いるので、感光材料Aは、画像データに応じて変調され
ている記録光Lによって2次元的に走査露光され、潜像
が記録される。
【0031】ところで、本発明の搬送装置11を構成す
る副走査搬送機構42の搬送ローラ対44および46
は、図示しない露光ガイド上の記録位置Xに感光材料A
を支持しつつ、所定の副走査搬送速度で主走査方向と直
交する副走査方向に感光材料Aを正確に副走査搬送する
必要があるので、これらの搬送ローラ対44および46
には、第1に高い搬送精度が要求され、次いで搬送力が
要求される。このため、本発明においては、これらの搬
送ローラ対44および46には、高い搬送精度を発揮で
きる金属ローラとシリコンゴムローラとの組み合わせが
使用される。すなわち、搬送ローラ対44および46を
構成する各々の搬送ローラは、感光材料の表面(乳剤
面)側と接触する側がシリコンゴムローラ、その裏面側
と接触する側が金属ローラで構成される。ここでは、感
光材料の表面(乳剤面)側と接触するローラを、シリコ
ンゴムローラとするのがよいが、本発明はこれに限定さ
れず、逆に金属ローラとしてもよい。ここで、本発明に
用いられる金属ローラは、感光材料に「かぶり」を発生
させず、シリコンゴムローラとの組み合わせにおいて、
搬送精度が高く、ある程度の搬送力を維持できるもので
あれば、特に制限はなく、従来公知のものを用いること
ができるが、例えば、金属ローラを構成する金属とし
て、ステンレス鋼(SUS)などを用いるものを挙げる
ことができる。
【0032】なお、副走査搬送機構としては、図示例の
2組の搬送ローラ対44および46からなる副走査搬送
機構42の他、感光材料Aを記録位置Xに支持しつつ搬
送する露光ドラムと、記録位置Xを挟んで露光ドラムに
当接する2本のニップローラとを用いる副走査搬送機構
等も例示される。この副走査搬送機構の場合には、露光
ドラムの表面を金属製、またはシリコンゴム製とし、2
本のニップローラをそれぞれシリコンゴムローラ、また
は金属ローラとすればよい。
【0033】画像記録部16の下流には、振分部18が
配置されている。振分部18は、画像記録部16の副走
査搬送機構42から排出された感光材料Aを受け取っ
て、必要に応じて感光材料Aを搬送方向と直交する方向
(以下、横方向という)に振り分けて、搬送方向には重
なる複数列として、プロセサ58に感光材料Aを供給
(プロセサエントリ)する搬送ローラ対48に搬送する
ことにより、プロセサ58の処理能力を向上させ、例え
ば2列であれば約2倍、3列であれば約3倍として、露
光と現像処理との速度差を相殺するためのものである。
【0034】振分部18は、ベルトコンベア50と、補
助ベルトコンベア52と、振分装置56とを有する。画
像記録部16で露光された感光材料Aは、ベルトコンベ
ア50に排出され、載置されて、駆動されるベルトコン
ベア50によって所定位置まで搬送されると、振分装置
56によって持ち上げられ、下流側斜め横方向に搬送さ
れつつ振り分けられ、再度ベルトコンベア50に載置さ
れ、ベルトコンベア50によってそのまま搬送され、搬
送ローラ対48に供給される。ベルトコンベア50およ
びベルトコンベア50の上方に配置される補助ベルトコ
ンベア52は、ともに2つのローラと、両ローラに張架
されるエンドレスベルトと、図示しない駆動源とを有す
る、公知のベルトコンベアである。
【0035】この補助ベルトコンベア52は、ベルトコ
ンベア50よりも細幅で中心線上に配置され、ベルトコ
ンベア50と同速度で、同方向に駆動される。この補助
ベルトコンベア52は、ベルトコンベア50と共に感光
材料Aを挟持搬送するのではなく、ベルトコンベア50
に対して間隔を開けて、かつ、その間隔は、上流(入
側)から下流(出側)に向かって漸次狭くなるように配
置される。その結果、ベルトコンベア50は、感光材料
Aを載置して搬送する。これに対し、副走査搬送機構4
2やプロセサエントリを行う搬送ローラ対48などの本
発明の搬送装置を構成する多数の搬送ローラ対や、ある
いはプロセサ58内の搬送手段は、感光材料Aを挟持搬
送する点で異なる。
【0036】従って、露光中の感光材料Aが副走査搬送
機構42から排出されて一部がベルトコンベア50に載
置されても、感光材料Aの搬送速度は副走査搬送機構4
2に支配されており、ベルトコンベア50の搬送速度と
走査搬送速度とが異なっていても、露光中の感光材料A
の走査搬送速度に影響を与えることはないので、副走査
搬送機構42の直後に振分部18を配置することができ
る。他方、感光材料Aが副走査搬送機構42から開放さ
れると、ベルトコンベア50は、その搬送速度で感光材
料Aを搬送して搬送ローラ対48に供給する。ここで、
プロセサエントリを行う搬送ローラ対48の搬送速度
は、プロセサ58における搬送速度と同速であり、通
常、ベルトコンベア50等の記録装置10内での搬送速
度よりも低速であるが、ベルトコンベア50による搬送
であれば、感光材料Aが搬送ローラ対48に挟持された
時点で、搬送速度は搬送ローラ対48に支配されるの
で、露光済の感光材料Aを円滑かつ安全にプロセサ58
に供給することができる。
【0037】ところで、補助ベルトコンベア52は、ベ
ルトコンベア50に載置された感光材料Aを上から押さ
え込むことにより、感光材料Aのカールを押さえると共
に平坦化するものである。このような補助ベルトコンベ
ア52を有することにより、ベルトコンベア50による
搬送と、これより下流側(図示例では搬送ローラ対48
より下流側のプロセサ58内)での感光材料Aの搬送を
安定かつ確実なものにできる。さらに、図示例では、感
光材料Aの平坦化により、振分装置56による感光材料
Aの吸着保持も補助する。また、補助ベルトコンベア5
2がベルトコンベア50と離間して配置され、かつ両者
の間隔が下流に向かって漸次狭くなる構成を有すること
により、感光材料Aの搬送が、上下流の副走査搬送機構
42および搬送ローラ対48による感光材料Aの搬送に
影響を与えることを確実に防止すると共に、カールを有
する感光材料を確実に受け取って、好適に平坦化でき
る。補助ベルトコンベア52とベルトコンベア50との
間隔には特に限定はなく、搬送対象となる感光材料Aの
カールの状態等に応じて適宜決定すればよいが、感光材
料Aを補助ベルトコンベア52とベルトコンベア50と
の間で確実に受取り、かつ好適にカールを矯正できると
共に、両コンベア50、52が上下流の搬送手段に与え
る影響を確実に排除できる等の点で、最上流部の間隔を
5mm〜20mm、最下流部の間隔を2mm〜5mmと
いうのが好ましい。
【0038】ベルトコンベア50の上に配置される振分
装置56は、ベルトコンベア50上において感光材料A
を横方向に搬送して複数列に振り分けるためのもので、
2つの吸盤を持つ2つの吸盤ユニットとその吸引・駆動
装置とを有する。ベルトコンベア50上の所定位置に搬
送された感光材料Aは、一方の吸盤ユニットによって吸
着されて若干持ち上げられて、搬送方向に向かって右斜
め下流方向に搬送されて再度ベルトコンベア50上に載
置され、あるいは、他方の吸盤ユニットによって同様に
左斜め下流方向に搬送されることにより、振り分けら
れ、複数列とされる。なお、吸盤ユニットによる感光材
料Aの吸着および開放、吸盤ユニットの移動および上昇
・降下は、駆動装置によって行われる。
【0039】このような振分装置56では、感光材料A
を持ち上げて横方向に搬送するので、ベルトコンベア5
0の搬送速度等によらない迅速な振り分けが可能であ
り、また、先に搬入された感光材料Aは、振り分けのた
めに持ち上げられているため、次ぎの感光材料Aがベル
トコンベア50に搬入されることを妨害することがない
ので、副走査搬送機構42等から連続的に感光材料Aを
ベルトコンベア50に受け取って、振り分けを行うこと
ができる。
【0040】振分部18においては、すべての感光材料
Aを振り分けるのではなく、プロセサ58の幅等によっ
て複数列での処理ができない大きなサイズの場合や、単
発的な処理を行う場合には、振り分けを行わないで、単
列のままプロセサ58に供給される。また、振り分けを
行う際には、全サイズを同数列に振り分けるのではな
く、感光材料Aのサイズに応じて、例えば、Lサイズは
3列で、それ以上で振り分けが可能なサイズは2列等、
異なる列数に振り分けを行ってもよい。さらに、パノラ
マサイズとLサイズの混在等の場合に、パノラマサイズ
が来た場合には振り分けを行わずに素通しする等の制御
を行ってもよい。
【0041】振分部18によって搬送された感光材料A
は、搬送ローラ対48によって記録装置10から送出さ
れ、プロセサ58に供給される。本発明の搬送装置11
を構成する搬送ローラ対48は、振分部18によって振
り分けられて、搬送されてきた感光材料Aを確実にプロ
セサ58に供給するプロセサエントリのためのもので、
確実に搬送できればよく、高い搬送力は必要がなく、搬
送精度もそれほど要求されない。このため本発明におい
ては、この搬送ローラ対48には、搬送力も、搬送精度
も低い樹脂ローラと樹脂ローラとの組み合わせが使用さ
れる。すなわち、搬送ローラ対48を構成する両搬送ロ
ーラは、いずれも樹脂ローラで構成される。もちろん、
本発明では、搬送ローラ対48に上述した様々な搬送ロ
ーラの組み合わせを用いることができる。本発明の感光
材料搬送装置およびこれを用いる画像記録装置は、基本
的に以上のように構成される。
【0042】こうして、搬送ローラ対48によって記録
装置10から送出され、プロセサ58に供給された露光
済感光材料Aは、プロセサ58において、前述のよう
に、発色現像、漂白定着、水洗等の現像処理を施された
後、乾燥されて、仕上りプリントとして排出される。
【0043】以上、本発明の感光材料搬送装置について
実施例を挙げて詳細に説明したが、本発明は以上の実施
例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て、種々の改良や設計の変更を行ってもよいのはもちろ
んである。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ロール状感光材料を引き出して、長尺なまま、またはカ
ットシート状にカットして、露光、好ましくはデジタル
の走査露光を行い、露光済の感光材料を現像装置に供給
するために用いられる搬送ローラ対を構成する搬送ロー
ラの材質を搬送目的に応じて使い分けているので、高価
な特殊なシリコンゴムローラの使用量を減らし、感光材
料のマガジンからの引出しや露光のための副走査搬送な
どに必要な搬送力や搬送精度を維持したまま、安定かつ
円滑な感光材料の搬送を実現できるとともに、コストダ
ウンを図ることのできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る感光材料搬送装置を適用する画
像記録装置の一実施例の模式的断面図である。
【符号の説明】
10 (画像)記録装置 12 (感光材料)供給部 14 プリンタ 16 画像記録部 18 振分部 20,22 装填部 24,26 引き出しローラ対 28,30 カッタ 32 マガジン 34 第1搬送部 34a,34b,34c,34d,34e,34f 3
6a,36b,36c,36d,36e,36f,36
g,36h 搬送ローラ対 36 第2搬送部 38 ループ形成部 40 露光ユニット 42 副走査搬送機構 44,46,48 搬送ローラ対 50 ベルトコンベア 52 補助ベルトコンベア 56 振分装置 58 プロセサ A 感光材料

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定長の感光材料を露光して潜像を記録
    し、露光済の感光材料を現像装置に供給する画像記録装
    置に用いられる感光材料搬送装置であって、 前記感光材料を挟持搬送する搬送ローラ対の一組の搬送
    ローラを、それぞれ搬送精度、搬送力および搬送される
    前記感光材料の潜像の有無の少なくとも1つに応じた材
    質のローラで構成することを特徴とする感光材料搬送装
    置。
  2. 【請求項2】高い搬送精度が要求される前記搬送ローラ
    対の2本の搬送ローラを、それぞれ金属ローラとシリコ
    ンゴムローラとで構成する請求項1に記載の感光材料搬
    送装置。
  3. 【請求項3】高い搬送力が要求される前記搬送ローラ対
    の2本の搬送ローラを、いずれもシリコンゴムローラで
    構成する請求項1または2に記載の感光材料搬送装置。
  4. 【請求項4】高い搬送精度が要求されない前記搬送ロー
    ラ対の2本の搬送ローラを、それぞれ樹脂ローラとテフ
    ロンチュービングゴムローラとで構成する請求項1〜3
    のいずれかに記載の感光材料搬送装置。
  5. 【請求項5】高い搬送力が要求されない前記搬送ローラ
    対の2本の搬送ローラを、いずれも樹脂ローラで構成す
    る請求項1〜4のいずれかに記載の感光材料搬送装置。
JP2184998A 1998-02-03 1998-02-03 感光材料搬送装置 Withdrawn JPH11218856A (ja)

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