JPH11218653A - 多心光ファイバケーブル - Google Patents

多心光ファイバケーブル

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JPH11218653A
JPH11218653A JP10022373A JP2237398A JPH11218653A JP H11218653 A JPH11218653 A JP H11218653A JP 10022373 A JP10022373 A JP 10022373A JP 2237398 A JP2237398 A JP 2237398A JP H11218653 A JPH11218653 A JP H11218653A
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直樹 岡田
Suehiro Miyamoto
末広 宮本
Shigeru Tomita
茂 冨田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 後分岐作業性に優れた多心光ファイバケーブ
ルを提供する。 【解決手段】 スロット型ユニット2上に光ファイバ心
線層3およびシース4が設けられ、スロット型ユニット
2が、SZ撚り状に形成されたスロット溝6を有するス
ロット5と、スロット溝6の内部に収容された光ファイ
バ心線7と、スロット5上に設けられた第1押え巻層8
とを備えたものであり、光ファイバ心線層3が、スロッ
ト型ユニット2の周囲にSZ撚り状に撚り合わされた光
ファイバ心線収容体9と、その内部に収容された光ファ
イバ心線10と、光ファイバ心線収容体9上に設けられ
た第2押え巻層11とを備えたものであり、第1押え巻
層8が、スロット5に縦添えされた押え巻テープ8aか
らなるものとされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多心光ファイバケ
ーブルに関するもので、特に、後分岐作業性に優れた多
心光ファイバケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ファイバ通信網を一般家庭など
の加入者にまで普及させることが検討されている。この
ような目的で用いられる加入者系多心光ファイバケーブ
ルとしては、例えば、図10に示す様なスロット型の光
ファイバケーブルがある。ここに示す多心光ファイバケ
ーブル21は、スロット型ユニット22上に、光ファイ
バ心線層23およびシース24が順次設けられたもので
ある。
【0003】スロット型ユニット22は、スロット25
と、このスロット25の外周にSZ撚り状に形成された
スロット溝26内に収容された光ファイバ心線27と、
スロット25上に設けられた第1押え巻層28とからな
るものである。第1押え巻層28は、ポリエステルテー
プなどの押え巻テープをスロット25の周囲に螺旋状に
巻き付けたものとされる。
【0004】光ファイバ心線層23は、スロット25の
周囲に撚り合わされた複数の樋状構造体29と、これら
樋状構造体29内に収容された光ファイバ心線30と、
樋状構造体29の上に設けられた第2押え巻層31とか
らなるものである。樋状構造体29は、その開口部がケ
ーブル外周側に向くように配置され、スロット型ユニッ
ト22の周囲にSZ撚り状に撚り合わされている。第2
押え巻層31は、ポリエステルテープなどの押え巻テー
プを樋状構造体29の周囲に螺旋状に巻き付けたものと
される。
【0005】このような多心光ファイバケーブル21の
光ファイバ心線層23の光ファイバ心線30を後分岐す
る際には、後分岐するべき部分のシース24を取り除い
た後、光ファイバ心線層23の第2押え巻層31を構成
する押え巻テープの一部を切断し、この切断部分から押
え巻テープを巻きほぐし、反転部(S撚りからZ撚りに
撚り返す部分)付近の樋状構造体29を露出させ、その
内部に収容された光ファイバ心線30のうち必要本数を
樋状構造体29から取り出すようにする。
【0006】またスロット型ユニット22の光ファイバ
心線27を後分岐する際には、まず、樋状構造体29を
露出させた後、反転部付近の樋状構造体29を、これが
直線状となる方向に移動させ、たるんだ状態とすると共
にユニット22から離間させ、ユニット22を露出させ
る。次いで、露出部分のユニット22のスロット25上
に螺旋状に巻き付けられた第1押え巻層28の押え巻テ
ープの一部を切断し、この切断部分から押え巻テープを
テープの螺旋方向に沿って引き取りつつ巻きほぐし、反
転部付近のスロット溝26を露出させ、その内部に収容
された光ファイバ心線27のうち必要本数をスロット溝
26から取り出すようにする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術には、次のような問題があった。上記多心光ファ
イバケーブル21では、スロット型ユニット22のスロ
ット溝26内の光ファイバ心線27を分岐するために、
第1押え巻層28の押え巻テープをテープの螺旋方向に
沿って引き取りつつ巻きほぐす際に、たるませた状態の
樋状構造体29が邪魔になり、押え巻テープを巻きほぐ
す作業がしにくく、後分岐作業に多大な労力を要する不
都合があった。本発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、後分岐作業性に優れた多心光ファイバケーブルを
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、スロット型
ユニット上に光ファイバ心線層が設けられ、スロット型
ユニットが、SZ撚り状に形成されたスロット溝を有す
るスロットと、スロット溝の内部に収容された光ファイ
バ心線と、スロット上に設けられた第1押え巻層を備え
たものであり、光ファイバ心線層が、スロット型ユニッ
トの周囲にSZ撚り状に撚り合わされた光ファイバ心線
収容体と、その内部に収容された光ファイバ心線と、光
ファイバ心線収容体上に設けられた第2押え巻層を備え
たものであり、スロット型ユニットのスロット溝と、光
ファイバ心線層の光ファイバ心線収容体とを対比した際
に、光ファイバ心線収容体の反転部が、スロット溝の反
転部の直上に配置され、第1押え巻層が、スロットに縦
添えされた押え巻テープからなるものであり、第2押え
巻層が、光ファイバ心線収容体上に螺旋状に巻き付けら
れた押え巻テープからなるものである光ファイバケーブ
ルによって解決することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1ないし図9は、本発明の多心
光ファイバケーブルの一実施形態を示すもので、ここに
示す多心光ファイバケーブル1は、スロット型ユニット
2上に、光ファイバ心線層3およびシース4が順次設け
られたものである。
【0010】スロット型ユニット2は、スロット5と、
このスロット5の外周に複数形成されたスロット溝6内
に収容された光ファイバ心線7と、スロット5上に設け
られた第1押え巻層8とからなるものである。スロット
5は、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのプラスチッ
ク材料等からなる長尺体で、その中心には、金属撚線、
金属単線、繊維強化プラスチック(FRP)ロッドなど
からなるテンションメンバ5aが挿通している。
【0011】スロット5に形成されたスロット溝6は、
SZ撚り状、すなわちS撚りとZ撚りとを交互に繰り返
すように形成されている。以下、スロット溝6のS撚り
からZ撚り(あるいはZ撚りからS撚り)に撚り返す部
分を反転部T1と呼ぶ。また反転部T1からこれに隣接す
る反転部T1までの距離を反転ピッチp1と呼ぶ。光ファ
イバ心線7は、例えば、2〜10心の光ファイバテープ
心線を2〜10枚積層したものとされる。
【0012】第1押え巻層8は、スロット溝6内の光フ
ァイバ心線7を保護するためのものであり、本実施形態
の多心光ファイバケーブル1では、この第1押え巻層8
が、押え巻テープ8aを、スロット5にその長手方向に
沿って縦添えしたものとされている。
【0013】この押え巻テープ8aとしては、ポリエス
テル、ポリイミド等からなるプラスチックテープ、不織
布テープなどを用いることができる。押え巻テープ8a
の幅は、スロット5の外径に応じて適宜設定されるが、
通常、20〜100mmとするのが好ましい。また、テ
ープ8aの厚みは0.1〜0.5mmとするのが好まし
い。また第1押え巻層8は、押え巻テープ8aの外周に
粗巻き紐8bを巻き付け、押え巻テープ8aをスロット
5上に止め付けたものとするのが好ましい。粗巻き紐8
bとしては、ポリエステル、ナイロン、ポリエチレン等
からなる100〜1000d(デニール)程度の繊維あ
るいは巾2〜5mm程度の細巾テープを用いることがで
きる。
【0014】光ファイバ心線層3は、スロット5の周囲
に撚り合わされた光ファイバ心線収容体となる複数の樋
状構造体9と、これら樋状構造体9内に収容された光フ
ァイバ心線10と、樋状構造体9の上に設けられた第2
押え巻層11とからなるものである。
【0015】樋状構造体9は、ポリエチレンなどのプラ
スチック材料等からなる樋状の長尺体であり、この樋状
構造体9としては、厚みが0.5〜2mm、内幅が1〜
8mm、深さが1〜8mmとされたものを用いるのが好
適である。樋状構造体9は、その開口部がケーブル外周
側に向くように配置されている。
【0016】樋状構造体9は、スロット型ユニット2の
周囲にSZ撚り状に撚り合わされており、反転ピッチp
2、すなわち樋状構造体9の反転部T2からこれに隣接す
る反転部T2までの距離が、スロット型ユニット2のス
ロット溝6の反転ピッチp1の整数倍、好ましくは反転
ピッチp1と等しくなるようにされている。
【0017】樋状構造体9は、その反転部T2が、スロ
ット型ユニット2のスロット溝6の反転部T1の直上に
位置するように、スロット型ユニット2上に撚り合わさ
れている。光ファイバ心線10としては、スロット型ユ
ニット2のスロット溝6内に収容された光ファイバ心線
7と同様のものを用いることができる。
【0018】第2押え巻層11は、樋状構造体9をスロ
ット型ユニット2上に位置決め、固定すると共に、樋状
構造体9内の光ファイバ心線10を保護するためのもの
である。本実施形態の多心光ファイバケーブル1では、
第2押え巻層11が、押え巻テープ11aを樋状構造体
9上に螺旋状に巻き付けたものとされる。押え巻テープ
11aとしては、上述の押え巻テープ8aと同じ材質か
らなるものを用いることができ、幅は20〜100m
m、厚さは0.1〜0.5mmとするのが好ましい。
【0019】上記構造の多心光ファイバケーブル1の製
造に際しては、スロット5を引き取りつつ、光ファイバ
心線7をスロット5のスロット溝6内に収容し、スロッ
ト5の外周に押え巻テープ8aを縦添えし第1押え巻層
8を形成してスロット型ユニット2とし、次いで予め光
ファイバ心線10を内部に収容した樋状構造体9をスロ
ット型ユニット2周囲にSZ撚りとなるように撚り合わ
せ、その上に押え巻テープ11aを螺旋状に巻き付けて
第2押え巻層11を形成し、最後に第2押え巻層11上
にポリエチレンなどを被覆しシース4を形成する。
【0020】次に、上記構造の多心光ファイバケーブル
1の光ファイバ心線7および光ファイバ心線10を後分
岐する際の操作について図2ないし図9を参照して説明
する。最初に、光ファイバ心線層3の光ファイバ心線1
0を後分岐する場合について説明する。
【0021】まず、樋状構造体9の反転部T2上に位置
する部分のシース4を取り除き、光ファイバ心線層3を
露出させる。次いで、光ファイバ心線層3の第2押え巻
層11を構成する押え巻テープ11aの一部を切断し、
この切断部分から押え巻テープ11aを巻きほぐし、反
転部T2付近の樋状構造体9を露出させる。次いで、反
転部T2の樋状構造体9内の光ファイバ心線10を樋状
構造体9から取り出す。この際、樋状構造体9は、反転
部T2において撚り方向が反転しているため、光ファイ
バ心線10を樋状構造体9から取り出すと、光ファイバ
心線10がたるんだ状態となり、これを樋状構造体9か
ら離間させる操作が容易となり後分岐操作が容易とな
る。
【0022】次に、スロット型ユニット2の光ファイバ
心線7を後分岐する場合について説明する。まず、上述
の過程に従って樋状構造体9を露出させる。続いて、反
転部T2付近の樋状構造体9を、これが直線状となる方
向にスロット型ユニット2上で移動させ、たるんだ状態
とすると共に、スロット型ユニット2から離間させ、ス
ロット型ユニット2を露出させる。
【0023】次いで、露出部分の第1押え巻層8の粗巻
き紐8bを取り除いた後、スロット5に縦添えされた押
え巻テープ8aの一部を切断する。次いで、切断部分の
押え巻テープ8aを、スロット5の長手方向に沿ってス
ロット5から引き剥がす方向に引っ張り、スロット5を
露出させる。
【0024】上述のように、樋状構造体9は、その反転
部T2がスロット型ユニット2のスロット溝6の反転部
1の直上に位置するようにスロット型ユニット2周囲
に撚り合わされたものとされているため、上記操作によ
って、反転部T1付近のスロット溝6が露出することに
なる。このようにして露出させた反転部T1のスロット
溝6から光ファイバ心線7を解放し、後分岐操作を行
う。
【0025】上記構成の多心光ファイバケーブル1にあ
っては、スロット型ユニット2の第1押え巻層8が、ス
ロット5に縦添えされた押え巻テープ8aからなるもの
とされているので、スロット溝6内の光ファイバ心線7
を後分岐する際には、後分岐するべき部分の光ファイバ
心線層3の樋状構造体9をたるませ、スロット型ユニッ
ト2の第1押え巻層8を露出させた後、露出部分の押え
巻テープ8aをスロット5の長手方向に沿ってスロット
5から引き剥がす方向に引っ張るだけの簡単な操作でス
ロット5を露出させることができる。このため、第1押
え巻層を螺旋状の押え巻テープからなるものとした光フ
ァイバケーブルに比べ、光ファイバ心線7を後分岐する
操作の際に、たるませた状態の樋状構造体9が操作の障
害となることがない。このため、ケーブル外周側の光フ
ァイバ心線10だけでなく、ケーブル中心側の光ファイ
バ心線7をも容易な操作で取り出すことができる。従っ
て、後分岐作業性を向上させることが可能となる。
【0026】また、多心光ファイバケーブル1にあって
は、その製造に際し、押え巻テープ8aをスロット5に
縦添えするだけの簡単な操作でスロット5上に第1押え
巻層8を形成することができる。従って、第1押え巻層
を、スロット上に螺旋状に巻き付けられた押え巻テープ
からなるものとした光ファイバケーブルに比べ、効率的
な製造が可能なものとなる。
【0027】また、第2押え巻層11を、樋状構造体9
上に螺旋状に巻き付けた押え巻テープ11aからなるも
のとすることによって、第2押え巻層11を、ケーブル
周方向の力に対する引張強度に優れたものとすることが
できる。このため、シース4が収縮変形することによ
り、その内壁によって樋状構造体9の開口部上に位置す
る部分の第2押え巻層11にケーブル中心方向の力が加
わり、第2押え巻層11にケーブル周方向への引張応力
が加わった場合でも、第2押え巻層11が破断あるいは
伸び変形し樋状構造体9内部に侵入することがなく、光
ファイバ心線10を確実に保護することができる。
【0028】さらには、樋状構造体9を、反転部T2
スロット型ユニット2のスロット溝6の反転部T1の直
上に位置するようにスロット型ユニット2上に撚り合わ
されたものとすることによって、反転部T2付近の樋状
構造体9をたるませてユニット2を露出させ、第1押え
巻層8を取り除くことによって、ユニット2のスロット
溝6の反転部T1を確実に露出させることができる。こ
のため、ケーブル外周側の光ファイバ心線10だけでな
く、ケーブル中心側の光ファイバ心線7をも容易な操作
で取り出すことができる。従って、後分岐作業性のいっ
そうの向上が可能となる。
【0029】なお、上記構造の多心光ファイバケーブル
1では、スロット型ユニット2上に光ファイバ心線層3
を1層のみ設けたものとしたが、本発明の多心光ファイ
バケーブルはこれに限らず、スロット型ユニット2上に
複数の光ファイバ心線層を設けたものとすることもでき
る。この場合には、最外周側の光ファイバ心線層以外の
光ファイバ心線層の押え巻層を、縦添えされた押え巻テ
ープからなるものとし、さらに、スロット型ユニットの
スロット溝、および複数の光ファイバ心線層の樋状構造
体のうち上下(ケーブル径方向)に隣接する2つを対比
した際に、上方側(ケーブル外周側)のものの反転部が
下方側(ケーブル中心側)のものの反転部の直上に配置
されるようにする。このように、スロット型ユニット2
上に複数の光ファイバ心線層を設けることによって、後
分岐作業性を低下させることなく更なる多心化が可能と
なる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の多心光フ
ァイバケーブルにあっては、後分岐作業性を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の多心光ファイバケーブルの一実施形
態を示すもので、(A)はこの光ファイバケーブルの断
面図、(B)は樋状構造体を示す斜視図である。
【図2】 図1に示す多心光ファイバケーブルの内部構
造を示す平面図である。
【図3】 図1に示す多心光ファイバケーブルの内部構
造を示す平面図である。
【図4】 図1に示す多心光ファイバケーブルの内部構
造を示す平面図である。
【図5】 図1に示す多心光ファイバケーブルの内部構
造を示す平面図である。
【図6】 図1に示す多心光ファイバケーブルの内部構
造を示す平面図である。
【図7】 図1に示す多心光ファイバケーブルの内部構
造を示す平面図である。
【図8】 図1に示す多心光ファイバケーブルの内部構
造を示す平面図である。
【図9】 図1に示す多心光ファイバケーブルの内部構
造を示す平面図である。
【図10】 従来の多心光ファイバケーブルを示す断面
図である。
【符号の説明】
1・・・多心光ファイバケーブル、2・・・スロット型ユニッ
ト、3・・・光ファイバ心線層、4・・・シース、5・・・スロ
ット、6・・・スロット溝、7、10・・・光ファイバ心線、
8・・・第1押え巻層、8a、11a・・・押え巻テープ、9
・・・樋状構造体(光ファイバ心線収容体)、11・・・第2
押え巻層、T1、T2・・・反転部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨田 茂 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロット型ユニット上に光ファイバ心線
    層が設けられ、 スロット型ユニットが、SZ撚り状に形成されたスロッ
    ト溝を有するスロットと、スロット溝の内部に収容され
    た光ファイバ心線と、スロット上に設けられた第1押え
    巻層を備えたものであり、 光ファイバ心線層が、スロット型ユニットの周囲にSZ
    撚り状に撚り合わされた光ファイバ心線収容体と、その
    内部に収容された光ファイバ心線と、光ファイバ心線収
    容体上に設けられた第2押え巻層を備えたものであり、 スロット型ユニットのスロット溝と、光ファイバ心線層
    の光ファイバ心線収容体とを対比した際に、光ファイバ
    心線収容体の反転部が、スロット溝の反転部の直上に配
    置され、 第1押え巻層が、スロットに縦添えされた押え巻テープ
    からなるものであり、 第2押え巻層が、光ファイバ心線収容体上に螺旋状に巻
    き付けられた押え巻テープからなるものであることを特
    徴とする多心光ファイバケーブル。
JP02237398A 1998-02-03 1998-02-03 多心光ファイバケーブル Expired - Lifetime JP3784521B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010113068A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ケーブル
JP2016177138A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 株式会社フジクラ 光ケーブル

Cited By (2)

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JP2010113068A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ケーブル
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