JPH11218464A - 光ファイバ観察用画像処理装置 - Google Patents

光ファイバ観察用画像処理装置

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JPH11218464A
JPH11218464A JP10021098A JP2109898A JPH11218464A JP H11218464 A JPH11218464 A JP H11218464A JP 10021098 A JP10021098 A JP 10021098A JP 2109898 A JP2109898 A JP 2109898A JP H11218464 A JPH11218464 A JP H11218464A
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JP
Japan
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image
optical fiber
processing apparatus
image processing
television
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JP10021098A
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Hidekazu Kojima
秀和 小嶋
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Furukawa Electric Co Ltd
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    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/255Splicing of light guides, e.g. by fusion or bonding
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    • G01M11/37Testing of optical devices, constituted by fibre optics or optical waveguides in which light is projected perpendicularly to the axis of the fibre or waveguide for monitoring a section thereof
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縦置きしたテレビモニタは作業者に疲労等の
負担を強いる。 【解決手段】 テレビカメラ1からの画像の信号をテレ
ビモニタ2に出力可能であり、且つテレビカメラ1から
の画像を画像処理して、当該画像に写し出された光ファ
イバ4a、4bに関する所望の情報を出力可能である光
ファイバ観察用画像処理装置に、テレビカメラ1からの
画像を90度回転してテレビモニタ2に出力可能な走査
変換部5を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビカメラで撮影
された画像を処理するための画像処理装置であり、例え
ば光ファイバ融着接続装置で接続される光ファイバをテ
レビカメラで撮影してテレビモニタに表示し、また画像
中の光ファイバを検出してその情報から同光ファイバを
移動させて光ファイバを自動的に位置決めする場合に、
テレビモニタに映し出される光ファイバを見易くするた
めの光ファイバ観察用画像処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ融着接続装置により2本の光
ファイバを融着接続する場合、当該2本の光ファイバを
テレビカメラで撮影し、その画像を画像処理装置で処理
して光ファイバの光軸を検出し、画像処理装置からの信
号に基づいて光ファイバを移動させて2本の光ファイバ
の光軸を自動的に位置決めするようにしているものがあ
る。
【0003】図15は従来の光ファイバ融着接続装置の
全体を示した概略図である。光ファイバ融着装置は2本
の光ファイバA、Bを別々にセットするための位置決め
台座C、Dを備えており、このうち一方は、画像処理装
置Eからの信号で自動制御されて移動可能なるようにな
っている。この可動側の位置決め台座CにはモータF
と、画像処理装置Eからの信号を受けてモータFの駆動
を制御する駆動制御回路Gが接続されている。また光フ
ァイバ融着装置には位置決め台座C、Dにセットされた
光ファイバA、Bを照らす光源Hと、光ファイバA、B
に透過された光の像を撮影するためのテレビカメラIと
が設けられている。テレビカメラIは画像処理装置Eに
接続されており、この画像処理装置Eには撮影された映
像を観察するためのテレビモニタJが接続されている。
なお、テレビカメラIの先には顕微鏡Kが取り付けられ
ており、2本の光ファイバA、Bの突き合わせ部を拡大
して撮影することができるようになっている。
【0004】また図15のシステムの画像処理装置E
は、テレビカメラIから入力されるビデオ信号をA/D
変換してその画像をフレームメモリLに記録することが
できるようになっており、フレームメモリLの画像を演
算回路Mにより画像処理して、画像中から光ファイバ
A、Bの光軸調整に必要な情報を得て、光ファイバ融着
接続装置の駆動制御装置Gに位置決め制御のための信号
を出力することができるようになっている。また演算回
路Mは同回路Mでの画像処理の結果や作業の進行状況等
の情報をグラフィック回路Nに出力し、同グラフィック
ス回路Nでテキスト(文字)やグラフィック(図形)を
含んだビデオ信号が生成される。このビデオ信号は合成
回路OでテレビカメラIからのビデオ信号と合成され、
テレビモニタJに出力されるようになっている。
【0005】図15のシステムにおいてテレビカメラI
は、位置決め台座C、Dに支持された2本の光ファイバ
A、Bの突き合わせ部をそれらの光軸と直交する方向か
ら撮影して両ファイバA、Bの軸ずれを観察できるよう
にセットするものである。この場合、横縦の解像度比が
4:3の一般的なテレビカメラIを使って普通に光ファ
イバA、Bを撮影すると、テレビカメラIは図16
(a)に示すような画像を撮影し、テレビモニタJには
同図(b)に示すような画像が表示される。しかしこれ
では光ファイバA、Bの軸ずれ方向(図16(a)の矢
印a−b方向)の解像度が低く、高精度の軸合わせには
都合が悪いため、従来は図17(a)に示すようにテレ
ビカメラIの走査線方向を光ファイバA、Bの光軸と直
交する向きに合わせてテレビカメラIをセットしてい
た。しかしこれだけでは、テレビモニタJに映し出され
る光ファイバA、Bの像が図17(b)に示すように撮
影画面に対して90度回転された状態となってしまう。
そこで従来はテレビモニタJも90度回転してセットし
て、テレビカメラIで撮影される画像(図18(a))
とテレビモニタJに表示される画像(図18(b))と
の向きを一致させて視覚的な混乱が生じないようにして
いた。このようにすると、解像度比が4:3の一般的な
テレビカメラIを用いて光ファイバA、Bを撮影して
も、解像度の高い方向、即ち画面の横方向、走査線の走
る方向を光ファイバA、Bの軸ずれ方向に一致させて、
光ファイバの軸ずれをできるだけ高精度で観測すること
ができ、画像処理の精度も向上して精密な光軸合わせを
行うことができるようになり、しかも視覚的混乱も解消
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図15のシステムで
は、光ファイバA、Bの軸ずれをテレビカメラIで高精
度で観測できるように、テレビカメラIの走査線方向を
光ファイバA、Bの光軸と直交するようにセットし、ま
たその映像を見易くするためにテレビモニタJも90度
回転させてセットするため、光ファイバA、Bに対する
画像処理精度は向上し、テレビカメラIとテレビモニタ
Jの画面構成も一致されるものの、次のような課題が残
る。
【0007】.90度回転させて縦長の向きにしたテ
レビモニタJは人間の視野と一致しないため作業者に違
和感が生じ、疲労の原因となる。 .テレビモニタJに表示できるテキストやグラフィッ
クスの情報はテレビモニタJを90度回転すると左右方
向の表示領域が狭くなるため一行当たりの文字表示数が
少なくなり、同じ文章を表示するにも行数が多くなるた
め読みづらくなる。 .アパーチャグリル管のテレビモニタJは周知のごと
く画面が横方向に曲面であっても縦方向は平面となって
おり、通常の配置では蛍光灯等の映り込みが少なく、見
易い画面となっているが、これを90度回転させて使う
とその利点がなくなってしまう。 .液晶ディスプレイやプラズマディスプレイに代表さ
れる最新の表示装置においては、素子の物理的特性、さ
らに外付けする無反射フィルタやコーティング層により
視角範囲を視野に合わせる方向で与えているが、モニタ
を90度回転させてしまうとその利点がなくなってしま
う。 .以上の緒問題は作業効率の低下を招く要因にもな
り、通信網で基幹的な役割を果たすことが多い光ファイ
バ網工事の遅れにもつながる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の光ファイバ観察用画像処理装置は図1、図2に示さ
れるように、テレビカメラ1からの画像の信号をテレビ
モニタ2に出力可能であり、且つテレビカメラ1からの
画像を画像処理して、当該画像に写し出された光ファイ
バ4a、4bに関する所望の情報を出力可能である光フ
ァイバ観察用画像処理装置に、テレビカメラ1からの画
像を90度回転してテレビモニタ2に出力可能な走査変
換部5を設けたことを特徴とする光ファイバ観察用画像
処理装置。
【0009】本発明のうち請求項2記載の光ファイバ観
察用画像処理装置は図8、9に示すように、走査変換部
5が入力される画像を記憶する走査変換用画像記憶部6
を備え、同走査変換用画像記憶部6におけるデータ読み
書きアドレスの変換により、同走査変換用画像記憶部6
から90度回転された画像が読み出されて出力されるよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0010】本発明のうち請求項3記載の光ファイバ観
察用画像処理装置は図14に示すように、走査変換部5
がデジタルシグナルプロセッサ等の情報処理プロセッサ
7と同情報処理プロセッサ7による情報処理方法を記述
したソフトウエアプログラムとを備え、情報処理プロセ
ッサ7は走査変換部5に入力される画像を90度回転し
て出力することを特徴とするものである。
【0011】本発明のうち請求項4記載の光ファイバ観
察用画像処理装置は図3〜図6に示すように、走査変換
部5が画像の縦倍率、横倍率、縦オフセット量、横オフ
セット量について、そのうちの1つ乃至2つ以上を変更
する機能を有することを特徴とするものである。
【0012】本発明のうち請求項5記載の光ファイバ観
察用画像処理装置は図1、図2、図7、図10、図14
に示すようにテレビカメラ1で撮影された画像に所望の
情報を画像合成してなる信号をテレビモニタ2に出力可
能とする画像合成部8を備えたことを特徴とするもので
ある。
【0013】本発明のうち請求項6記載の光ファイバ観
察用画像処理装置は図1、図7、図14に示すように、
請求項5記載の光ファイバ観察用画像処理装置におい
て、走査変換部5を画像合成部8の前段に設けたことを
特徴とするものである。
【0014】本発明のうち請求項7記載の光ファイバ観
察用画像処理装置は図2に示すように、請求項5記載の
光ファイバ観察用画像処理装置において、走査変換部5
を画像合成部8の後段に設けたことを特徴とするもので
ある。
【0015】本発明のうち請求項8記載の光ファイバ観
察用画像処理装置は図10〜図13に示すように、2台
以上のテレビカメラ1からの画像の信号を入力可能であ
り、それら画像の信号を1台のテレビモニタ2に合成し
て、或いは切り換えて出力可能であることを特徴とする
ものである。
【0016】
【発明の実施の形態1】図1は本発明の光ファイバ観察
用画像処理装置10を用いて構成した光ファイバ融着接
続装置の全体の概略図である。この装置においてテレビ
カメラ1はアナログのビデオ信号を出力し、テレビモニ
タ2はアナログのビデオ信号を入力し、光ファイバ観察
用画像処理装置10にはこれらからアナログのビデオ信
号が入/出力される。また、図1のテレビカメラ1はそ
の走査線の方向が光ファイバ4a、4bの光軸と直交す
る向きにセットされて、その撮影視野が図3に点線で示
されるような縦長になっており、テレビモニタ2は通常
通りに画面が横長になるようにセットされて、その画像
表示エリアが図3に実線で示されるような横長になって
いる。なお、テレビカメラ1の先には光ファイバ4a、
4bの突き合わせ部分を拡大して撮影するために顕微鏡
34が取り付けられ、テレビカメラ1の光ファイバ4
a、4bを挟んで反対側には光源33が設けられてい
る。またテレビカメラ1やテレビモニタ2は外部からの
同期信号を受けて動作するものであり、この場合、光フ
ァイバ観察用画像処理装置10で発生される同期信号に
より動作する。
【0017】本件発明の光ファイバ観察用画像処理装置
10は図7に示すように、テレビカメラ1(図1)から
のビデオ信号をデジタル信号化するためのA/D変換器
11を備え、同A/D変換器11からのデジタル信号が
フレームメモリ(画像記憶部)3と走査変換部5とに入
力されるようにしてある。通常のNTSC方式テレビカ
メラ1では1秒に30枚の画像が含まれており、このフ
レームレートでフレームメモリ3と走査変換部5とに画
像が入力される。そしてフレームメモリ3に入力された
画像は演算器13により画像処理されてその結果が図1
の駆動制御部14に出力されるようになっている。また
走査変換部5に入力された画像はD/A変換器28を経
て画像合成部(以下、ビデオエンコーダと記載する)8
に入力され、ここでグラフィック回路30からのビデオ
信号と合成されてテレビモニタ2への出力となるように
してある。なお、図7中の12は入力処理回路、24は
同期信号発生器である。以下に各部の詳細を説明する。
【0018】前記図7のフレームメモリ3は画像を記録
するためのビデオメモリであり、少なくとも1画面分の
画像を記憶できるメモリ容量を有する。このフレームメ
モリ3には1/30秒毎に新しい画像が記憶されて更新
される。
【0019】前記図7の演算器13はフレームメモリ3
に記憶された画像の画像処理を行って、図1の駆動制御
装置14と前記グラフィック回路30とに信号を出力す
るようにしてある。演算器13における処理の内容につ
いてここで詳しくは説明しないが、フレームメモリ3で
画像が更新される度にその画像を読み出して画像処理を
行って、画像中から光ファイバ4a、4bの光軸のずれ
等に関する情報を算出し、その情報を駆動制御装置14
に出力する。そして図1の駆動制御装置14がこの信号
に基づいてモータ17を駆動して位置決め台座15を移
動させ、この移動と前記画像処理とが何度か繰り返えさ
れて、位置決め台座15、16にセットされた光ファイ
バ4a、4bの光軸が徐々に一致されるようにする。
【0020】前記図7の走査変換部5は図8に示す回路
構成であり、A/D変換されたビデオカメラ1の画像を
少なくとも1画面分蓄積可能とする容量の走査変換用画
像記憶部(以下、メモリと記載する)6を有し、さらに
このメモリ6への画像の書き込みとメモリ6からの画像
の読み出しを制御する各種回路を備えている。以下にこ
のメモリ6への画像(画像データ)の書き込みとメモリ
6からの画像データの読み出しに関わる部分の説明をす
る。
【0021】図8のW(ライト)アドレスカウンタ18
はテレビカメラ1の制御に使われる同期信号HSYNC
1(水平同期信号)及びVSYNC1(垂直同期信号)
を用いてメモリ6への画像データの書き込みアドレスを
発生し、R(リード)アドレスカウンタ19はテレビモ
ニタ2の制御に使われる同期信号HSYNC2及びVS
YNC2を用いてメモリ6からの画像データの読み出し
アドレスを発生する。データラッチ20は同データラッ
チ20に記憶された画像倍率設定情報に基づいてRアド
レスカウンタ19に信号を出力して、同カウンタ19の
データ読み出しアドレスを変更することにより、メモリ
6から任意の倍率で画像を読み出すことができるように
してある。またデータラッチ20は同データラッチ20
に記憶された画像オフセット設定情報に基づいて加算器
21に信号を出力して、この画像オフセット設定情報に
応じたオフセット値をRアドレスカウンタ19からのア
ドレスに加算させることにより、メモリ6から任意にオ
フセットさせた画像を読み出すことができるようにして
ある。また、 Wアドレスカウンタ18とRアドレスカ
ウンタ19とは、画面の上下方向と左右方向とを入れ替
えることができるような関係にしてあり、Wアドレスカ
ウンタ18からのアドレスを用いて画像データをメモリ
6に書き込み、 Rアドレスカウンタ19からのアドレ
スを用いてメモリ6から画像データを読み出すと、画像
データ(画像)がテレビカメラ1の画像に対して90度
回転された状態になるようにしてある。なお、データラ
ッチ20に記憶された前記画像倍率設定情報や画像オフ
セット設定情報等は図7に示す画像処理装置10の演算
器13により変更することができ、この変更は図示され
ていない操作ボタンやキーボード等の入力デバイスから
演算器13にデータを入力することにより行うことがで
きるようにしてある。
【0022】図8のRW(リード・ライト)制御回路2
3は図7に示される同期信号発生器24からの同期信号
HSYNC及びVSYNCとデータラッチ20に記憶さ
れた設定情報に基づいて走査変換部5の制御に要する各
種の信号を発生する。この場合、ビデオ信号データの書
き込み信号RCLK、読み出し信号WCLK、テレビカ
メラ1の同期信号HSYNC1、VSYNC1、テレビ
モニタ2の同期信号HSYNC2、VSYNC2、メモ
リアドレスの切替え信号SEL、メモリの読み書き切替
え信号R/W(図中のWの上の横線は省略する)を発生
する。そして一画素単位時間内にメモリ6への書き込み
と読み出しを各1回行う。このRW制御回路23から出
力される信号によりテレビカメラ1からの画像データは
Wデータバッファ25を介してメモリ6へ転送され、ま
たテレビモニタ2への表示用の画像データがRデータバ
ッファ26を介してメモリ6から読み出される。このW
データバッファ25とRデータバッファ26でのデータ
の読み書きタイミングは読み書き切替え信号R/Wによ
り各々制御されるようにしてある。
【0023】前記走査変換部5についての動作概要を図
8と共に以下にまとめて説明する。RW制御回路23か
らの同期信号HSYNC1及びVSYNC1が図1のテ
レビカメラ1へ出力されると、この同期信号に合わせて
同テレビカメラ1からビデオ信号が出力され、そのビデ
オ信号が図7のA/D変換器11を経てWデータバッフ
ァ25に蓄積される。Wデータバッファ25からは書き
込み信号RCLKに従ってメモリ6に画像データが転送
され、記憶される。このとき同期信号HSYNC1及び
VSYNC1でテレビカメラ1の走査に合わせた書き込
みアドレスを積算しているWアドレスカウンタ18から
のアドレスがセレクタ27で選ばれてメモリ6へ転送さ
れ、同メモリ6にテレビカメラ1からのビデオ信号のデ
ジタル値が書き込まれる。一方、メモリ6からのデータ
読み出しは、RW制御回路23からの同期信号HSYN
C2及びVSYNC2でテレビモニタ2の走査に合わせ
た読み出しアドレスを積算しているRアドレスカウンタ
19のアドレスに、加算器21で所望のオフセット量を
加えられたものがセレクタ27で選ばれて、メモリ6へ
転送され、メモリ6から読み出しアドレスにオフセット
を加えたアドレスのデータが読み出され、Rデータバッ
ファ26に送り出される。そしてRデータバッファ26
が出力許可となったところで同バッファ26から画像デ
ータが出力される。
【0024】そして前記Rデータバッファ26から出力
される画像は図3〜図6に示すようにテレビカメラ1の
ものに対して90度回転されたものとなる。また、デー
タラッチ20における画像倍率設定情報や画像オフセッ
ト設定情報の設定値に応じて画像サイズや画像位置が変
更されたものとなる。例えば、図4に示すようにテレビ
カメラ1の撮影視野(点線)がテレビモニタ2の表示画
面(実線)上に左側にオフセットされたり、図5に示す
ようにテレビカメラ1の撮影視野(点線)がテレビモニ
タ2の表示画面(実線)に縮小して全体が表示された
り、図6に示すように縮小表示したテレビカメラ1の撮
影視野(実線)がテレビモニタ2の表示画面(実線)に
左側にオフセットして表示されたりする。図6では画面
右側の空きスペースにグラフィック回路30で生成され
たテキストやグラフィックス情報がスーパーインポーズ
されている。
【0025】前記図7のビデオエンコーダ8は走査変換
部5から出力されるビデオ信号にこれとは別のビデオ信
号を合成して1つのビデオ信号を出力するものであり、
この場合、走査変換部5から出力される画像に後述のグ
ラフィック回路30で発生されたビデオ信号を合成でき
るようにしてある。
【0026】前記図7のグラフィクス回路30は、図7
の演算器13から画像処理の進行情報や画像処理結果等
の情報がデータとして出力されると、このデータに基づ
いてテキスト(文字)やグラフィックス(図形)等を生
成し、これをビデオ信号としてビデオエンコーダ8に出
力する。例えば図6に示すように、画像処理の内容や状
況を示すテキスト情報と、各光ファイバ4a、4bの計
測ラインを表すグラフィック情報を発生し、テレビモニ
タ2に表示可能とする。
【0027】
【発明の実施の形態2】本件発明の光ファイバ観察用画
像処理装置において、図8の走査変換部は図9に示す構
成にしても良い。これは画面の倍率やオフセット量の変
更をメモリ6へ画像データを書き込む際に行なうように
したものである。このため図9ではWアドレスカウンタ
18にデータラッチ20の信号を入力させて、画面サイ
ズの変更を行なえるようにしてあり、またWアドレスカ
ウンタ18側に加算器21を設けて、画面のオフセット
を行なえるようにしてある。図示していないが、Wアド
レスカウンタ18とRアドレスカウンタ19の夫々にデ
ータラッチ20からの信号を入力させ、Wアドレスカウ
ンタ18とRアドレスカウンタ19の夫々に加算器21
を設けて、画像サイズの変更とオフセット変更とをデー
タ書き込みの際のアドレス操作とデータ読み込みの際の
アドレス操作とにより行うことも当然可能である。
【0028】
【発明の実施の形態3】図10は本件発明の光ファイバ
観察用画像処理装置の他の例であり、2台のビデオカメ
ラ1を接続してこれらテレビカメラ1から出力されるビ
デオ信号を1台のテレビモニタ2に出力できるようにし
たものである。この例ではビデオカメラ1の信号入力系
統を2つ設け、夫々に入力処理回路12とA/D変換器
11とを設けてある。そして夫々のA/D変換器11で
デジタル化されたビデオ信号は2画面分の画像を記憶で
きるフレームメモリ3に蓄積され、この画像が演算器1
3により処理されて、2台のテレビカメラ1で撮影され
る画像から光ファイバ融着接続装置の駆動制御装置14
の制御に必要な信号を発生することができるようにして
ある。また、前記2つの信号入力系統の夫々に図7或い
は図8に説明した走査変換部5を設け、2台のテレビカ
メラ1で撮影される画像に対して、画像の90度回転
と、画像のサイズ変更、オフセット変更を独立して行う
ことができるようにしてある。そして走査変換部5から
出力されるビデオ信号を夫々のD/A変換器28を通し
てビデオエンコーダ8に入力されるようにしてある。こ
のビデオエンコーダ8にはグラフィック回路30からの
ビデオ信号も入力できるようにしてあり、2台のテレビ
カメラ1の画像と、グラフィックス回路30のテキスト
やグラフィックス画面を合成してテレビモニタ2に出力
できるようにしてある。この場合、ビデオエンコーダ8
は図11に示すように2台のテレビカメラ1で撮影され
た各々の画像X、Yを1台のテレビモニタ2に2枚並列
させて表示させたり、図11に示すように2枚の画像
X、Yを共に縮小してそれらの全体が1台のテレビモニ
タ2に2枚並列させて表示させたり、図12に示すよう
に2枚の画像X、Yを上下に並べて表示させたりするこ
とができる。
【0029】
【発明の実施の形態4】図14は本件発明の光ファイバ
観察用画像処理装置のさらに他の例であり、走査変換部
5をデジタルシグナルプロセッサ(DSP)(情報処理
プロセッサ)7とソフトウエアプログラムとを用いて構
成した例である。DSP7は音声や画像等のデジタル化
された情報を処理するのに特化したプロセッサであり、
入力される画像を90度回転させ、尚且つ画像のサイズ
変更や、オフセット変更を行うことができるようにして
ある。この場合、処理性能の高いDSP7を用いること
により、グラフィックス回路30の機能もDSP7によ
り行うことができる。なお、DSP7には画像処理に必
要な分のメモリ31が設けられている。
【0030】
【発明の実施の形態5】本件発明の光ファイバ観察用画
像処理装置は図2に示すように、走査変換部5をビデオ
エンコーダ8の後段に設け、画像合成をした後に画像の
90度回転やサイズ調整、オフセット調整を行なえるよ
うにしても良い。この場合、グラフィック回路30では
テキストやグラフィックス等を予め90度回転させた状
態で作り出し、走査変換部5で画像が90度回転された
時にテキストやグラフィックスが普通に表示されるよう
にすると良い。
【0031】この他、本件発明では次のような光ファイ
バ観察用画像処理装置も可能であり、本件発明に含まれ
る。 .テレビカメラ1とテレビモニタ2とでビデオ信号の
種類が異なる場合に、例えばテレビカメラ1がNTSC
信号を出力し、テレビモニタ2がPAL信号を要求する
ような場合、走査変換部5はそのような信号変換を行う
機能を持つようにすることができる。現在一般的なビデ
オ信号には、NTSC方式、PAL方式、SECAM方
式、VGA方式、SVGA方式等がある。 .テレビカメラ1やテレビモニタ2はアナログ信号を
要求するものでも、デジタル信号を要求するものでも良
く、或いはどちらか一方がデジタルで、他方がアナログ
であってもよい。アナログのビデオ信号にはコンポジッ
トビデオ、RGBビデオ、Sビデオ等があり、デジタル
のビデオ信号にはRGB、YUV、YJK、JPEG等
がある。 .テレビカメラ1には、撮像管、固体撮像素子など、
各種のものがあり、これらからの信号を入力させて処理
することができる。 .テレビモニタ2には、ブラウン管、液晶ディスプレ
イ、プラズマディスプレイ等、各種のものがあり、これ
らへ信号を出力する構成とすることができる。 .前記各実施形態において、演算器13の処理能力が
高い場合、フレームメモリ3はなくても良い。 .必要解像度が低い場合や、画像更新速度が早い場合
には前記フレームメモリ3に代わりフィールドメモリを
利用し、画像を1/60秒毎に更新すること等も可能で
ある。なお、フィールドメモリはフレームメモリの1/
2のメモリ容量で良い。
【0032】
【発明の効果】本発明のうち請求項1記載の光ファイバ
観察用画像処理装置によれば、光ファイバ4a、4bの
軸ずれを高精度で観測できる上、テレビモニタ2は通常
の横置きに設置できるので、光ファイバ4a、4bを視
認する作業者にとって違和感がなく、作業の円滑な進行
に寄与する。
【0033】本発明のうち請求項2記載の光ファイバ観
察用画像処理装置によれば、画像の回転が走査変換用画
像記憶部6を備えた走査変換部5によりハードウエア的
に行われるので、容易に高速処理が可能である。
【0034】本発明のうち請求項3記載の光ファイバ観
察用画像処理装置によれば、画像の回転が情報処理プロ
セッサ7とソフトウエアプログラムとによりソフトウエ
ア的に行われるので、ソフトウエアプログラムしだいで
様々な処理機能を追加したり変更したりすることがであ
る。従って、ソフトウエアプログラムの書き替えにより
常に最新の機能を持たせることができる。また画像処理
プロセッサ7にグラフィックス情報の作成とその合成を
行わせることも可能であり、処理能力の高い情報処理プ
ロセッサ7を用いれば、回路を簡素化して装置のコスト
低減を図ることも可能となる。
【0035】本発明のうち請求項4記載の光ファイバ観
察用画像処理装置によれば、走査変換部5で画像の縦倍
率、横倍率、縦オフセット量、横オフセット量について
の変更が可能であるため、作業者にとって作業しやすい
画面を得ることができる。
【0036】本発明のうち請求項5記載の光ファイバ観
察用画像処理装置によれば、作業者にとって有用な情報
をテレビモニタ2にスーパーインポーズすることができ
るため、便利である。
【0037】本発明のうち請求項8記載の光ファイバ観
察用画像処理装置によれば、2台以上のテレビカメラ1
を接続して画像処理と画像をモニタすることができるの
で、複数台のテレビカメラ1による高精度の画像処理と
観測が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバ観察用画像処理装置を用い
て構成した光ファイバ融着接続装置の全体を示した概略
図であり、走査変換部を画像合成部の前段に設けた例。
【図2】本発明の光ファイバ観察用画像処理装置を用い
て構成した光ファイバ融着接続装置の全体を示した概略
図であり、走査変換部を画像合成部の後段に設けた例。
【図3】本件発明の光ファイバ観察用画像処理装置にお
ける画像表示の第1例を示した説明図。
【図4】本件発明の光ファイバ観察用画像処理装置にお
ける画像表示の第2例を示した説明図。
【図5】本件発明の光ファイバ観察用画像処理装置にお
ける画像表示の第3例を示した説明図。
【図6】本件発明の光ファイバ観察用画像処理装置にお
ける画像表示の第4例を示した説明図。
【図7】図1に示される光ファイバ観察用画像処理装置
の第1例を示したブロック図。
【図8】図7に示される走査変換部の第1例を示したブ
ロック図。
【図9】図7に示される走査変換部の第2例を示したブ
ロック図。
【図10】図1に示される光ファイバ観察用画像処理装
置の第2例を示したブロック図。
【図11】図10の光ファイバ観察用画像処理装置にお
ける画像表示の第1例を示した説明図。
【図12】図10の光ファイバ観察用画像処理装置にお
ける画像表示の第2例を示した説明図。
【図13】図10の光ファイバ観察用画像処理装置にお
ける画像表示の第3例を示した説明図。
【図14】図1に示される光ファイバ観察用画像処理装
置の第3例を示したブロック図。
【図15】従来の光ファイバ観察用画像処理装置を用い
て構成した光ファイバ融着接続装置の全体を示した概略
図。
【図16】従来の光ファイバ観察用画像処理装置におけ
る画像撮影と画像表示の第1例を示した説明図であり、
(a)はテレビカメラの撮影画像、(b)はテレビモニ
タの表示画面。
【図17】従来の光ファイバ観察用画像処理装置におけ
る画像撮影と画像表示の第2例を示した説明図であり、
(a)はテレビカメラの撮影画像、(b)はテレビモニ
タの表示画面。
【図18】従来の光ファイバ観察用画像処理装置におけ
る画像撮影と画像表示の第2例を示した説明図であり、
(a)はテレビカメラの撮影画像、(b)はテレビモニ
タの表示画面。
【符号の説明】
1 テレビカメラ 2 テレビモニタ 4a 光ファイバ 4b 光ファイバ 5 走査変換部 6 走査変換用画像記憶部 7 情報処理プロセッサ 8 画像合成部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年1月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】
【発明の実施の形態4】図14は本件発明の光ファイバ
観察用画像処理装置のさらに他の例であり、走査変換部
5をデジタルシグナルプロセッサ(DSP)(情報処理
プロセッサ)7とソフトウエアプログラムとを用いて構
成した例である。DSP7は音声や画像等のデジタル化
された情報を処理するのに特化したプロセッサであり、
入力される画像を90度回転させ、尚且つ画像のサイズ
変更や、オフセット変更を行うことができるようにして
ある。この場合、処理性能の高いDSP7を用いること
により、グラフィックス回路30の機能もDSP7によ
り行うことができる。なお、DSP7には画像処理に必
要な分のメモリ3が設けられている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】本発明のうち請求項3記載の光ファイバ観
察用画像処理装置によれば、画像の回転が情報処理プロ
セッサ7とソフトウエアプログラムとによりソフトウエ
ア的に行われるので、ソフトウエアプログラムしだいで
様々な処理機能を追加したり変更したりすることがで
る。従って、ソフトウエアプログラムの書き替えにより
常に最新の機能を持たせることができる。また画像処理
プロセッサ7にグラフィックス情報の作成とその合成を
行わせることも可能であり、処理能力の高い情報処理プ
ロセッサ7を用いれば、回路を簡素化して装置のコスト
低減を図ることも可能となる。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】図8のRW(リード・ライト)制御回路2
3は図7に示される同期信号発生器24からの同期信号
HSYNC及びVSYNCとデータラッチ20に記憶さ
れた設定情報に基づいて走査変換部5の制御に要する各
種の信号を発生する。この場合、ビデオ信号データの書
き込み信号CLK、読み出し信号CLK、テレビカ
メラ1の同期信号HSYNC1、VSYNC1、テレビ
モニタ2の同期信号HSYNC2、VSYNC2、メモ
リアドレスの切替え信号SEL、メモリの読み書き切替
え信号R/W(図中のWの上の横線は省略する)を発生
する。そして一画素単位時間内にメモリ6への書き込み
と読み出しを各1回行う。このRW制御回路23から出
力される信号によりテレビカメラ1からの画像データは
Wデータバッファ25を介してメモリ6へ転送され、ま
たテレビモニタ2への表示用の画像データがRデータバ
ッファ26を介してメモリ6から読み出される。このW
データバッファ25とRデータバッファ26でのデータ
の読み書きタイミングは読み書き切替え信号R/Wによ
り各々制御されるようにしてある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】前記走査変換部5についての動作概要を図
8と共に以下にまとめて説明する。RW制御回路23か
らの同期信号HSYNC1及びVSYNC1が図1のテ
レビカメラ1へ出力されると、この同期信号に合わせて
同テレビカメラ1からビデオ信号が出力され、そのビデ
オ信号が図7のA/D変換器11を経てWデータバッフ
ァ25に蓄積される。Wデータバッファ25からは書き
込み信号CLKに従ってメモリ6に画像データが転送
され、記憶される。このとき同期信号HSYNC1及び
VSYNC1でテレビカメラ1の走査に合わせた書き込
みアドレスを積算しているWアドレスカウンタ18から
のアドレスがセレクタ27で選ばれてメモリ6へ転送さ
れ、同メモリ6にテレビカメラ1からのビデオ信号のデ
ジタル値が書き込まれる。一方、メモリ6からのデータ
読み出しは、RW制御回路23からの同期信号HSYN
C2及びVSYNC2でテレビモニタ2の走査に合わせ
た読み出しアドレスを積算しているRアドレスカウンタ
19のアドレスに、加算器21で所望のオフセット量を
加えられたものがセレクタ27で選ばれて、メモリ6へ
転送され、メモリ6から読み出しアドレスにオフセット
を加えたアドレスのデータが読み出され、Rデータバッ
ファ26に送り出される。そしてRデータバッファ26
が出力許可となったところで同バッファ26から画像デ
ータが出力される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】そして前記Rデータバッファ26から出力
される画像は図3〜図6に示すようにテレビカメラ1の
ものに対して90度回転されたものとなる。また、デー
タラッチ20における画像倍率設定情報や画像オフセッ
ト設定情報の設定値に応じて画像サイズや画像位置が変
更されたものとなる。例えば、図4に示すようにテレビ
カメラ1の撮影視野(点線)がテレビモニタ2の表示画
面(実線)上に左側にオフセットされたり、図5に示す
ようにテレビカメラ1の撮影視野(点線)がテレビモニ
タ2の表示画面(実線)に縮小して全体が表示された
り、図6に示すように縮小表示したテレビカメラ1の撮
影視野(線)がテレビモニタ2の表示画面(実線)に
左側にオフセットして表示されたりする。図6では画面
右側の空きスペースにグラフィック回路30で生成され
たテキストやグラフィックス情報がスーパーインポーズ
されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】
【発明の実施の形態2】本件発明の光ファイバ観察用画
像処理装置において、図8の走査変換部は図9に示す構
成にしても良い。これは画面の倍率やオフセット量の変
更をメモリ6へ画像データを書き込む際に行なうように
したものである。このため図9ではWアドレスカウンタ
18にデータラッチ20の信号を入力させて、画面サイ
ズの変更を行なえるようにしてあり、またWアドレスカ
ウンタ18側に加算器21を設けて、画面のオフセット
を行なえるようにしてある。図示していないが、Wアド
レスカウンタ18とRアドレスカウンタ19の夫々にデ
ータラッチ20からの信号を入力させ、Wアドレスカウ
ンタ18とRアドレスカウンタ19の夫々に加算器21
を設けて、画像サイズの変更とオフセット変更とをデー
タ書き込みの際のアドレス操作とデータ読み出しの際の
アドレス操作とにより行うことも当然可能である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】
【発明の実施の形態3】図10は本件発明の光ファイバ
観察用画像処理装置の他の例であり、2台のビデオカメ
ラ1を接続してこれらテレビカメラ1から出力されるビ
デオ信号を1台のテレビモニタ2に出力できるようにし
たものである。この例ではビデオカメラ1の信号入力系
統を2つ設け、夫々に入力処理回路12とA/D変換器
11とを設けてある。そして夫々のA/D変換器11で
デジタル化されたビデオ信号は2画面分の画像を記憶で
きるフレームメモリ3に蓄積され、この画像が演算器1
3により処理されて、2台のテレビカメラ1で撮影され
る画像から光ファイバ融着接続装置の駆動制御装置14
の制御に必要な信号を発生することができるようにして
ある。また、前記2つの信号入力系統の夫々に図7或い
は図8に説明した走査変換部5を設け、2台のテレビカ
メラ1で撮影される画像に対して、画像の90度回転
と、画像のサイズ変更、オフセット変更を独立して行う
ことができるようにしてある。そして走査変換部5から
出力されるビデオ信号を夫々のD/A変換器28を通し
てビデオエンコーダ8に入力されるようにしてある。こ
のビデオエンコーダ8にはグラフィック回路30からの
ビデオ信号も入力できるようにしてあり、2台のテレビ
カメラ1の画像と、グラフィックス回路30のテキスト
やグラフィックス画面を合成してテレビモニタ2に出力
できるようにしてある。この場合、ビデオエンコーダ8
は図11に示すように2台のテレビカメラ1で撮影され
た各々の画像X、Yを1台のテレビモニタ2に2枚並列
させて表示させたり、図1に示すように2枚の画像
X、Yを共に縮小してそれらの全体が1台のテレビモニ
タ2に2枚並列させて表示させたり、図1に示すよう
に2枚の画像X、Yを上下に並べて表示させたりするこ
とができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビカメラ(1)からの画像の信号をテ
    レビモニタ(2)に出力可能であり、且つテレビカメラ
    (1)からの画像を画像処理して、当該画像に写し出さ
    れた光ファイバ(4a、4b)に関する所望の情報を出
    力可能である光ファイバ観察用画像処理装置に、テレビ
    カメラ(1)からの画像を90度回転してテレビモニタ
    (2)に出力可能な走査変換部(5)を設けたことを特
    徴とする光ファイバ観察用画像処理装置。
  2. 【請求項2】走査変換部(5)は入力される画像を記憶
    する走査変換用画像記憶部(6)を備え、同走査変換用
    画像記憶部(6)におけるデータ読み書きアドレスの変
    換により、同走査変換用画像記憶部(6)から90度回
    転された画像が読み出されて出力されるようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の光ファイバ観察用画像処理
    装置。
  3. 【請求項3】走査変換部(5)はデジタルシグナルプロ
    セッサ等の情報処理プロセッサ(7)と同情報処理プロ
    セッサ(7)による情報処理方法を記述したソフトウエ
    アプログラムとを備え、情報処理プロセッサ(7)は走
    査変換部(5)に入力される画像を90度回転して出力
    することを特徴とする請求項1記載の光ファイバ観察用
    画像処理装置。
  4. 【請求項4】走査変換部(5)は画像の縦倍率、横倍
    率、縦オフセット量、横オフセット量について、そのう
    ちの1つ乃至2つ以上を変更する機能を有することを特
    徴とする請求項1乃至請求項3の夫々に記載の光ファイ
    バ観察用画像処理装置。
  5. 【請求項5】テレビカメラ(1)で撮影された画像に所
    望の情報を画像合成してなる信号をテレビモニタ(2)
    に出力可能とする画像合成部(8)を備えたことを特徴
    とする請求項1乃至請求項4の夫々に記載の光ファイバ
    観察用画像処理装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の光ファイバ観察用画像処理
    装置において、走査変換部(5)を画像合成部(8)の
    前段に設けたことを特徴とする光ファイバ観察用画像処
    理装置。
  7. 【請求項7】請求項5記載の光ファイバ観察用画像処理
    装置において、走査変換部(5)を画像合成部(8)の
    後段に設けたことを特徴とする光ファイバ観察用画像処
    理装置。
  8. 【請求項8】2台以上のテレビカメラ(1)からの画像
    の信号を入力可能であり、それら画像の信号を1台のテ
    レビモニタ(2)に合成して、或いは切り換えて出力可
    能であることを特徴とする請求項1乃至請求項7の夫々
    に記載の光ファイバ観察用画像処理装置。
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